JP2010051715A - 嗅覚検査用カードキット及び該カードキットを使用する嗅覚検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】臭気(ニオイ)を拡散させることなく、短時間に簡便に多種類のニオイを確認することができる嗅覚検査カードキット。
【解決手段】シート材を二つ折りして引き剥がし可能に貼着させ、内面の一方には嗅覚検査に用いるニオイ成分を付着させ、内面の他方には正解を含む複数の選択肢を記載した回答欄を形成し、内面の一方又は両方にはどのニオイ成分に関する検査であるかを表す記号を記載した嗅覚検査カードをニオイ成分毎に形成する。該ニオイ成分毎に該記号と該回答欄を連設した回答用紙を上下に重ねる。下の回答用紙には選択肢の正解が記載されている。被検者は上に位置する回答用紙の、前記嗅覚検査カードの印に対応する選択肢を表す印の中から選択した回答をマークすると、前記下に位置する回答用紙に複写されて正解か否かが直ちに解る。
【選択図】図4

Description

この発明は、検査時に必要なニオイを発生させて、嗅覚を容易に検査することができる嗅覚検査用カードキット及び該カードキットを使用する嗅覚検査方法に関する。
嗅覚は、日常生活において、食品の腐敗、ガス漏れ、火災時のこげ臭などの重大な危険を察知するのに欠くことのできない重要な感覚である。
従来より、嗅覚測定方法としては、医療用(医科向け)キットとして、嗅覚測定用基準臭T&Tオルファクトメーターが知られていた。これは、測定時に濾紙を濃度の異なる臭気成分含有液に浸けて、被検者に嗅がし、どの濃度で検知されるかを見るものである。しかしながらこの方法は、ニオイが検査する室内に拡散するほか、被検者毎に検査員が必要であると共に、検査に時間がかかる問題があった。
このような欠点を解消しようとするものとして、ステイック型ニオイ提示具(特許文献1)が提案されている。これは、特定の化学物質などのニオイをマイクロカプセル化して含有する各ステイック型ニオイ提示具を、検査用紙に押し付けて塗布し、指で擦ってマイクロカプセルを破り、発生するニオイを被検者が嗅いで回答するものである。
更に、本発明者の一人により、シート型ニオイ提示具が提案されている(特許文献2)。このシート型ニオイ提示具は、紙の半分である第1の部分中央部に、ニオイ成分が封入された香料マイクロカプセル含有固形ベースを印刷し、残りの半分の第2の部分に角部の折り返し部を残して接着剤を塗布し、第1の部分と第2の部分を接着してなり、検査時に、第1の部分と第2の部分とを引き剥がすことにより、香料マイクロカプセルを破り、臭気(ニオイ)を発生させ、この臭気を被検者が確認するものである。
特許第3694409号 実用新案登録第3139098号
上記ステイック型ニオイ提示具及びシート型ニオイ提示具を使用する方法は、被検者だけで検査できることと、ニオイが検査する室内に拡散しないという点では優れていたが、回答を正解と照合して正解率を求めるのに時間がかかる問題があった。そればかりか、急いで照合した場合は、回答ミスの発生も生じ得るという問題があった。
この発明は、このような点に鑑みなされたものであり、臭気を拡散させることなく、短時間に簡便に多種類のニオイの正解率を確実に求めることができる嗅覚検査カードキット及び該カードキットを使用する嗅覚検査方法を提供することを目的とする。
上記目的に沿う本発明の嗅覚検査カードキットは、(1)シート材を二つ折りして引き剥がし可能に貼着させてなり、内面の一方には嗅覚検査に用いるニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースを付着させ、内面の他方には、正解を含む複数の選択肢とその選択肢のそれぞれを表す印を記載した回答欄を形成し、内面の一方又は両方にはどのニオイ成分に関する検査であるかを表す記号を記載した嗅覚検査カードを、検査するニオイ成分毎に形成し、(2)該ニオイ成分毎に前記記号と前記回答を表す印を記載した回答記載欄を連設した回答用紙を上下に重ね、下に位置する方の回答用紙には、前記嗅覚検査カードのどの選択肢が正解かわかるように記載されており、被検者は、上に位置する回答用紙の上に前記嗅覚検査カードの選択肢を表す印を記載した回答欄を、回答用紙の該当する前記記号とニオイ成分の選択肢を表す印を記載した回答記載欄に隣接載置させて、上に位置する回答用紙の、前記嗅覚検査カードの印に対応する選択肢を表す印の中から選択した回答をマークすると、前記下に位置する回答用紙に複写されて、正解か否かがわかるように構成したことを特徴とする。
前記2枚の回答用紙の上に位置する回答用紙は、ノーカーボン紙で形成されているのが好ましい(請求項2)。前記嗅覚検査カードの選択肢のそれぞれを表す印を記載した回答欄と、前記両回答用紙のニオイ成分を表す印を記載した回答記載欄とは、略一致する形状、大きさに形成されているのが好ましい(請求項3)。前記下の回答用紙に記載された正解の選択肢の印は、不正解の選択肢の印と異なる書体、模様又は色彩に形成されているのが好ましい(請求項4)。前記ニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースは、嗅覚検査に用いるニオイ成分をマイクロカプセル化してパウダー状となし、これを無臭でシート材に付着可能な粘性を有する固形ベースに混入したものであるのが好ましい(請求項5)。
本発明の嗅覚検査方法は、(1)シート材を二つ折りして引き剥がし可能に貼着させてなり、内面の一方には嗅覚検査に用いるニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースを付着させ、内面の他方には、正解を含む複数の選択肢とその選択肢のそれぞれを表す印を記載した回答欄を形成し、内面の一方又は両方にはどのニオイ成分に関する検査であるかを表す記号を記載した嗅覚検査カードを、検査するニオイ成分毎に形成し、(2)ニオイ成分毎に前記記号と前記選択肢を表す印を記載した回答記載欄を形成し、これを連設した回答用紙を上下に重ね、下に位置する方の回答用紙には、前記嗅覚検査カードのどの選択肢が正解かわかるように記載されており、被検者は、上に位置する回答用紙の上に前記嗅覚検査カードの選択肢を表す印を記載した回答欄を、回答用紙の該当する前記記号とニオイ成分の選択肢を表す印を記載した回答記載欄に隣接載置させて、上に位置する回答用紙の、前記嗅覚検査カードの印に対応する選択肢を表す印の中から選択した回答をマークすると、前記下に位置する回答用紙に複写され、全ての回答を記入した後、回答用紙の一枚目を剥がし、2枚目の正解にマークが付されている個数又は付されていない個数を数えて正解数を求めることを特徴とする。
本発明によれば、従来のように正解用紙と照合する必要が無く、下に位置する回答用紙を見れば、正解数が直ちにわかるから、短時間に簡便にしかも正確に多種類のニオイを確認することができる。また、被検者は、回答選択肢を見ながら正解と思う印をマークするので、回答ミスも生じ難くすることができる。
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に使用する嗅覚検査カードを示すものであり、左側中央にはニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベース1が円形に印刷(付着)され、右側は回答欄2に形成され、不使用時は中央折曲線3から谷形に折り曲げられて接着剤又は粘着材で貼着されている。尚、ニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースの印刷形状は、円形に限らず、三角形、多角形、楕円形、扇形等どのような形状であっても良い。
ニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベース1は、嗅覚検査に用いるニオイ成分をマイクロカプセル化して(ニオイ成分封入マイクロカプセルとして)パウダー状となし、これを無臭で紙などに印刷可能な粘性を有する固形ベースに混入したものであり、これ自体は公知である。
ニオイ成分としては、嗅覚検査に用いられるニオイ成分であって、天然香料に由来するものや合成香料に由来するものが挙げられ、これらを単体でも或いは適宜組み合わせて用いても良い。また、嗅覚検査用のニオイ成分としては、例えば、特定の果物、花、香粧品香料(調合香料)、食品のニオイ、家庭のガスのニオイや排泄・腐敗のニオイ、特定の化学物質のニオイ等の多様なニオイ成分が用いられる。より具体的には、例えば、墨汁、ガス(例えば家庭用ガス等)、みかん、カレー、メントール、靴下の蒸れ臭(蒸れた靴下・汗臭いニオイ)、ばら、ひのき、香水、木材(材木)、ミルク(例えば練乳・コンデンスミルク等)、にんにく(例えば炒めたにんにく等)、ガソリン、醤油、バター、チョコレート、腐敗臭等が挙げられる。
この実施例では、日本人に馴染みのある12種類のニオイをマイクロカプセル化し、インクと混ぜカードに印刷したA〜Lの嗅覚検査カードを使用している。
本発明のカードを作製するために使用されるシート材は、例えば紙、合成樹脂フィルム等が挙げられ、紙としては、例えば広葉樹漂白サルファイトパルプ,広葉樹漂白クラフトパルプ,針葉樹漂白サルファイトパルプ,針葉樹漂白クラフトパルプ等の木材パルプ、非木材パルプ、合成パルプ、合成繊維、再生パルプ等を主原料とするものが挙げられる。また、このようなシート材を二つ折りして引き剥がし可能に貼着させるには、自体公知の方法(例えば特開平1-16692号、特開平1-214484号、特開平2-164598号、特開平2-87186号、実用新案登録3139098号、特開2004-136618号等)に従って行えばよい。
本発明において用いられるニオイ成分が封入されたマイクロカプセル、ニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベース等は、自体公知の方法(例えば特開平5-214283号、実用新案登録第3139098号、特開2000-107188号、実用新案登録第3128816号等)に準じて適宜調製される。また、ニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースをシート材に付着させる(印刷する)には、自体公知の方法(例えば特開平5-214283号、実用新案登録第3139098号、実用新案登録第3128816号等)に従って行えばよい。
右側の回答欄2下端コーナーは、切欠部4に形成されている。未使用時は、中央折曲線3から折曲貼着されているのを、使用時は、この切欠部4から剥がして、図1に示す状態にすると、ニオイ成分封入マイクロカプセルが破れてニオイを発するようになっている。
カード内面の一方又は両方には、当該カードがどのニオイ成分に関する検査のためのものであるかを表す記号(検査記号:カード番号)が記載されている。この実施例では、カードの左側には、カード番号:Bが、また、カードの右側の回答欄2には、記号Bがそれぞれ記載されている。つまり、この実施例では、図2及び図3に示すように、A〜Lまでの12種類のニオイを確認するようになっているが、図1の嗅覚検査カードは、Bのニオイについての嗅覚検査カードであることが特定できるようになっている。この実施例では他に、A,C〜Lの嗅覚検査カードを使用するようになっている。尚、この実施例では、記号としてアルファベットを使用しているが、記号、図形でも差し支えない。しかし、後述する選択肢を表す印と異なる記号を使用するのが好ましく、例えば大文字のアルファベットを使用するのが好ましい。また、図1の嗅覚検査カードでは、このような記号は内面の左側と右側(回答欄2)の両面に記載されているが、内面左側と右側の回答欄2の何れか一方のみに記載しても、よく、少なくとも内面左側に記載しておくのが好ましい。更に、カード外面(外側)の一方又は両方に、同様の記号を記載しておくのが好ましい。
カード右側の回答欄2には、縦方向に1〜6の6種類の選択肢(そのうちの1つが正解)とその選択肢のそれぞれを表す印(1〜6の番号)が記載されている。即ち、1 腐敗臭 2 皮革 3 材木 4 畳 5 分からない 6 無臭とこの順で上から下まで縦方向に記載されている。ニオイを確認したら、この選択肢1〜6から、確認したニオイに当てはまる印(番号)を選択し、後述するように図2に示す上部回答用紙5の回答記載欄6における該当検査記号(カード番号)に記載された選択肢を表す印(番号)のうち、選択した印(番号)と同じ印(番号)にマークすることによって、図3に示す下部回答用紙5´に複写される。後述するように、被検者は、隣接載置した嗅覚検査カード右側の確認したニオイの選択肢をみながら、上部回答用紙5の回答記載欄6の番号(印)にマークするので、間違えて解答する恐れが極めて少なくなる。
尚、図1には、カード内面の左側にニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースが付着(印刷)され、右側に回答欄2として縦方向に選択肢が記載されている場合を示したが、例えばカード内面の右側にニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースが付着(印刷)され、左側に回答欄2として縦方向に選択肢が記載されていてもよい。また、カード内面の上側にニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースが付着(印刷)され、下側に回答欄2として横方向(例えば左側から右側に順に)選択肢が記載されていても、或いは、カード内面の下側にニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースが付着(印刷)され、上側に回答欄2として横方向(例えば左側から右側に順に)選択肢が記載されていてもよい。
この実施例で用いた、A〜L(検査記号:カード番号)の12種類の嗅覚検査カードにおける、選択肢の組合せは下表の通りである。尚、各カードにおける選択肢の順番は任意であり、これら選択肢のうち1つは該当するカードに付着した(印刷された)ニオイ成分に対応する選択肢(正解)である。また、検査記号(カード番号:A〜L)と選択肢(下表の1〜12)との対応(組合せ)も任意である。即ち、カードAには12種(下表の1〜12)の選択肢の組合せのうちの1つを対応させ(組合せ)、カードBには残りの11種の選択肢の組合せのうちの1つを対応させ(組合せ)、カードC〜Lについても同様に選択肢の組合せと対応させる(組み合わせる)ことによって12種類の嗅覚検査カードを作製すればよい。
Figure 2010051715
回答用紙は、図2に示す回答用紙5を上とし、図3に示す回答用紙5´を下として上下に連結されている。上に位置する回答用紙5は、ノーカーボン紙で形成されている。このように構成すると、上下の回答用紙の間にカーボン紙を挟まなくとも、下に位置する回答用紙5´に回答を転写させることができる。
図2に示す上部回答用紙5の回答記載欄6は、検査を行った嗅覚検査カードの回答をどこにマークすればよいかわかるように、その上端に各カードに対応する記号(検査記号:カード番号)と同一の記号A〜L(カード番号)が、右から順次左に記載され、各検査記号(各カード番号)について、各カードの選択肢に対応するように、上から下まで丸で囲った各カードの選択肢を表す印(番号)と同一の印(番号)1〜6のニオイ成分の選択肢を表す印(選択番号)が印刷されている。即ち、縦方向に12列、横方向に7列印刷されている。この数字(印)が丸で囲われているのは、丸の部分をマークするように指示するためであり、必ずしも丸で囲う必要はない。マークの仕方自体は特に限定されないが、丸の部分を塗りつぶすのが好ましい。塗りつぶした方が、下部回答用紙の回答記載欄6´における正解数(例えば横縞数字9の個数)を間違いなく容易に数えることができるからである。
尚、嗅覚検査カードとして、図1のようにカード内面の左側にニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースが付着(印刷)され、右側に回答欄2として縦方向に選択肢が記載されている場合には、図2に示すような上端に検査記号(カード番号)が右から順次左に記載され、上から下に選択肢を表す印(番号:選択番号)が印刷されている回答記載欄(回答用紙)が好ましい。また、例えばカード内面の右側にニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースが付着(印刷)され、左側に回答欄2として縦方向に選択肢が記載されている嗅覚検査カードを用いる場合には、上端に検査記号(カード番号)が左から順次右に記載され、上から下に選択肢を表す印(番号:選択番号)が印刷されている回答記載欄(回答用紙)が好ましく、例えばカード内面の上側にニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースが付着(印刷)され、下側に回答欄2として横方向(例えば左側から右側に順に)選択肢が記載されている嗅覚検査カードを用いる場合には、左端に検査記号(カード番号)が下から順次上に記載され、左から右に選択肢を表す印(番号:選択番号)が印刷されている回答記載欄(回答用紙)が好ましく、例えばカード内面の下側にニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースが付着(印刷)され、上側に回答欄2として横方向(例えば左側から右側に順に)選択肢が記載されている嗅覚検査カードを用いる場合には、左端に検査記号(カード番号)が上から順次下に記載され、左から右に選択肢を表す印(番号:選択番号)が印刷されている回答記載欄(回答用紙)が好ましい。
回答記載欄6の左側上部には、日付記載欄7が設けられ、日付記載欄7の下方には、氏名、年齢、性別記載欄8が設けられている。被検者は、日付記載欄7に日付を記載し、氏名、年齢、性別記載欄8に、氏名、年齢、性別を記載する。尚、これらの記載欄は左側上部に設ける必要は無く、任意の位置に設けることができる。
図3に示す下部回答用紙5´の回答記載欄6´は、正解の選択肢を表す印(正解の印)が横縞の数字9で記載され、選択番号が丸で囲われていない数字1〜6になっている以外は、図2に示す回答記載欄6と同一になっている。日付記載欄7´及び氏名、年齢、性別記載欄8´が設けられているのは、図2と同じであるが、氏名、年齢、性別記載欄8´の下に正解数記載欄10が設けられている。
前記正解の印は、横縞でなくとも斜め縞又は縦縞であってもよく、マークされていない状態で他の印と容易に識別できるものであればよい。例えば、正解を異なる書体、他の模様又は色彩の印に形成してもよい。このようにすることで、測定者が正誤の判定を行う場合に、別途用意した正解表等と回答用紙とを照合することなく、回答用紙のみで容易に正誤判定を行うことができる(正解数を知ることができる)。
しかしながら、正解の印が上部回答用紙5を透過して被験者に正解がわかってしまうおそれがある場合には、下部回答用紙5´の選択肢を表す印(正解の印および不正解の印)を上部回答用紙5の選択肢を表す印の輪郭からはみ出ない印とするのが好ましい。更に、下部回答用紙5´の選択肢を表す印(正解の印および不正解の印)が下部回答用紙5´の裏面を透過して被験者に正解がわかってしまうおそれがある場合には、下部回答用紙5´の正解の印をそれ以外の印(不正解の印)と異なるものであると容易には認識し得ない印とするのが好ましい。従って、これらを考慮すると、下部回答用紙5´の選択肢を表す印(正解の印および不正解の印)を、上部回答用紙5の選択肢を表す印と略一致する形状、大きさとし、下部回答用紙5´の正解の印にそれ以外の印(不正解の印)にはない模様を付加したり、正解の印とそれ以外の印(不正解の印)と異なる色彩で形成したりすることなく、正解の印を縞模様(横縞、斜め縞又は縦縞)で形成するのが好ましい。
尚、この実施例では、印として算用数字を使用しているが、記号、図形でも差し支えない。しかし、番号で特定する習慣があるので、印としては、数字を使用するのが好ましい。
次に、上記嗅覚検査カードを使用して、嗅覚を検査する方法を説明する。
まず、図1に示す嗅覚検査カードを切欠部4から剥がすと、ニオイ成分封入マイクロカプセルが破れてニオイを発するので、被検者がこのニオイを確認する。ニオイがよくわからなかった場合は、カードの内側を擦り合わせ、再度カード内部のニオイ成分封入マイクロカプセル含有固形ベース1のニオイを確認する。
それから、図4に示すように、図1に示す嗅覚検査カード(カード番号:B)を、図2に示す回答用紙5上に、図2に示す回答用紙5のB欄の丸で囲った数字1〜6に図1の数字1〜6の各欄が対応するように隣接載置する。尚、図2に示す回答用紙5の下方には図3に示す回答用紙5´が連結されている。
ここで、上記したように、図1のようにカード内面の左側にニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースが付着(印刷)され、右側に回答欄2として縦方向に選択肢が記載されている嗅覚検査カードと、図2に示すような上端に検査記号(カード番号)が右から順次左に記載され、上から下に選択肢を表す印(番号:選択番号)が印刷されている回答記載欄(回答用紙)とを使用する場合には、図4に示すように、嗅覚検査カードの右端部(回答欄の右端部)が回答用紙5の該当欄の左側にくるように隣接載置させる。また、例えばカード内面の右側にニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースが付着(印刷)され、左側に回答欄2として縦方向に選択肢が記載されている嗅覚検査カードと、上端に検査記号(カード番号)が左から順次右に記載され、上から下に選択肢を表す印(番号:選択番号)が印刷されている回答記載欄(回答用紙)とを使用する場合には、嗅覚検査カードの左端部(回答欄の左端部)が回答用紙5の該当欄の左側にくるように隣接載置させればよく、例えばカード内面の上側にニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースが付着(印刷)され、下側に回答欄2として横方向(例えば左側から右側に順に)選択肢が記載されている嗅覚検査カードと、左端に検査記号(カード番号)が下から順次上に記載され、左から右に選択肢を表す印(番号:選択番号)が印刷されている回答記載欄(回答用紙)とを使用する場合には、嗅覚検査カードの下端部(回答欄の下端部)が回答用紙5の該当欄の上側にくるように隣接載置させればよく、例えばカード内面の下側にニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースが付着(印刷)され、上側に回答欄2として横方向(例えば左側から右側に順に)選択肢が記載されている嗅覚検査カードと、左端に検査記号(カード番号)が上から順次下に記載され、左から右に選択肢を表す印(番号:選択番号)が印刷されている回答記載欄(回答用紙)とを使用する場合には、嗅覚検査カードの上端部(回答欄の上端部)が回答用紙5の該当欄の下側にくるように隣接載置させればよい。
嗅覚検査カードの回答選択肢のそれぞれを表す印をそれぞれ記載した回答欄と、前記両回答用紙のニオイ成分を表す印を記載した回答記載欄とは、略一致する形状、大きさに形成するのが良い。横縞文字などの正解の印を、綺麗に塗りつぶすことができるからである。
それから確認したニオイに一致する回答を図2上部回答用紙5の回答記載欄6のカード番号:Bの列中の数字(印)の中から選択してマークすると、図2に示す上部回答用紙5はノーカーボン紙であるためマークが複写されて、図3に示す下部回答用紙5´に写る。A,C〜Lの嗅覚検査カードを使用して同様に実施し、全ての回答を記入した後、回答用紙5,5´を回収する。回答用紙の一枚目である上部回答用紙5を剥がす。ここで、2枚目である下部回答用紙5´の回答記載欄6´の正解の印(横縞数字)がマークされている(好ましくは塗りつぶされている)場合、そのカード番号(検査記号)に対する解答は正解と判定される。A〜L欄のそれぞれについて、マークされた(塗りつぶされた)正解の印の個数、言い換えれば、正解の印(横縞数字等)がマークされ(塗りつぶされ)不正解の印(通常の数字等)のみしか残っていないカード番号(下部回答用紙5´の回答記載欄6´の行)の個数〔又は正解の印が残っている(マークされていない正解の印がある)カード番号の個数〕を数えて正解数を求める。
被検者は、隣接載置した嗅覚検査カード右側の確認したニオイの選択肢をみながら、上部回答用紙5の回答記載欄6の番号(印)にマークするので、間違えて解答する恐れが極めて少なくなる。
上記実施例では、図1の回答欄2及び図2並びに図3の回答記載欄6,6´は、印が縦方向に配列しているが、これはいずれも横方向に配列させても良い。嗅覚検査カードの回答欄2の印と、回答記載欄6,6´の回答印とが一致するように重ね合わせることができればよく、その配列は特に限定されない。
本発明に使用する嗅覚検査カードの使用状態を示す図である。 本発明に使用する上に位置する回答用紙の平面図である。 本発明に使用する下に位置する回答用紙の平面図である。 本発明における嗅覚検査カードと回答用紙の使用状態を示す図である。
符号の説明
1・…………ニオイ成分封入マイクロカプセル含有固形ベース
2・…………回答欄
3・…………中央折曲線
4・…………切欠部
5,5´・…………回答用紙
6,6´・…………回答記載欄
7,7´・…………日付記載欄
8,8´・…………氏名、年齢、性別記載欄
9・………横縞数字
10・…………正解数記載欄

Claims (6)

  1. (1)シート材を二つ折りして引き剥がし可能に貼着させてなり、内面の一方には嗅覚検査に用いるニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースを付着させ、内面の他方には、正解を含む複数の選択肢とその選択肢のそれぞれを表す印を記載した回答欄を形成し、内面の一方又は両方にはどのニオイ成分に関する検査であるかを表す記号を記載した嗅覚検査カードを、検査するニオイ成分毎に形成し、(2)該ニオイ成分毎に前記記号と前記選択肢を表す印を記載した回答記載欄を連設した回答用紙を上下に重ね、下に位置する方の回答用紙には、前記嗅覚検査カードのどの選択肢が正解かわかるように記載されており、被検者は、上に位置する回答用紙の上に前記嗅覚検査カードの選択肢を表す印を記載した回答欄を、回答用紙の該当する前記記号とニオイ成分の選択肢を表す印を記載した回答記載欄に隣接載置させて、上に位置する回答用紙の、前記嗅覚検査カードの印に対応する選択肢を表す印の中から選択した回答をマークすると、前記下に位置する回答用紙に複写されて、正解か否かがわかるように構成したことを特徴とする嗅覚検査用カードキット。
  2. 前記2枚の回答用紙の上に位置する回答用紙は、ノーカーボン紙で形成されている請求項1記載のカードキット。
  3. 前記嗅覚検査カードの選択肢のそれぞれを表す印を記載した回答欄と、前記両回答用紙のニオイ成分を表す印を記載した回答記載欄とは、略一致する形状、大きさに形成されている請求項1又は2記載のカードキット。
  4. 前記下の回答用紙に記載された正解の選択肢の印は、不正解の選択肢の印と異なる書体、模様又は色彩に形成されている請求項1〜3のいずれかに記載のカードキット。
  5. 前記ニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースは、嗅覚検査に用いるニオイ成分をマイクロカプセル化してパウダー状となし、これを無臭でシート材に付着可能な粘性を有する固形ベースに混入したものである請求項1〜4のいずれかに記載のカードキット。
  6. (1)シート材を二つ折りして引き剥がし可能に貼着させてなり、内面の一方には嗅覚検査に用いるニオイ成分が封入されたマイクロカプセル含有固形ベースを付着させ、内面の他方には、正解を含む複数の選択肢とその選択肢のそれぞれを表す印を記載した回答欄を形成し、内面の一方又は両方にはどのニオイ成分に関する検査であるかを表す記号を記載した嗅覚検査カードを、検査するニオイ成分毎に形成し、(2)該ニオイ成分毎に前記記号と前記選択肢を表す印を記載した回答記載欄を形成し、これを連設した回答用紙を上下に重ね、下に位置する方の回答用紙には、前記嗅覚検査カードのどの選択肢が正解かわかるように記載されており、被検者は、上に位置する回答用紙の上に前記嗅覚検査カードの選択肢を表す印を記載した回答欄を、回答用紙の該当する前記記号とニオイ成分の選択肢を表す印を記載した回答記載欄に隣接載置させて、上に位置する回答用紙の、前記嗅覚検査カードの印に対応する選択肢を表す印の中から選択した回答をマークすると、前記下に位置する回答用紙に複写され、全ての回答を記入した後、回答用紙の一枚目を剥がし、2枚目の正解にマークが付されている個数又は付されていない個数を数えて正解数を求めることを特徴とする嗅覚検査方法。




























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