JP2010051689A - 放射線画像検出器、及び放射線画像撮影装置 - Google Patents

放射線画像検出器、及び放射線画像撮影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】被写体散乱線による画質の低下を抑えて放射線画像を撮影することができる放射線画像検出器、及び放射線画像撮影装置を提供する。
【解決手段】スイッチSW1により、センサ部Seと電荷蓄積部Csとが通電状態又は非通電状態に切り替えられることができるため、センサ部Seに被写体散乱線による電荷が発生する間、センサ部Seと電荷蓄積部Csとを非通電状態とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、放射線画像検出器、及び放射線画像撮影装置に関する。
近年、TFT(Thin film transistor)アクティブマトリックス基板上にX線感応層を配置し、X線を直接デジタルデータに変換できるFPD(flat panel detector)等の放射線画像検出器が実用化されている。
ところで、放射線画像の撮影方法として、照射領域を細長い帯状(所謂、スロット状)に絞ったX線(所謂、ファンビーム)を照射可能なX線源から、照射領域をずらしながら被写体にX線を照射し、放射線画像検出器で被写体を透過した画像データを取得するスロットスキャン方式が知られている。特許文献1及び特許文献2には、スロットスキャン方式の撮影方法を用いてエネルギーサブトラクション画像や長尺画像を生成する技術が提案されている。
このスロットスキャン方式では、X線源と放射線画像検出器の組を被写体に対して相対移動させながらX線の照射を繰り返して撮影を行って、X線源からスロット状のX線を1回照射する毎に、放射線画像検出器の読出回路を動作させて画像データを読み取っている。すなわち、スロットスキャン方式では、図19に示すように、X線の照射と画像データの読み出しを交互に繰り返えしている。
特開2007−160077号公報 特開2004−236929号公報
ところで、スロットスキャン方式において放射線を連続照射した場合、被写体散乱線によって放射線画像の画質が低下する、という問題点があった。このため、スロットスキャン方式では、画像データの読出期間中、X線源からX線の照射を停止するパルス照射としている。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、被写体散乱線による画質の低下を抑えて放射線画像を撮影することができる放射線画像検出器、及び放射線画像撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の放射線画像検出器は、放射線が照射されることにより電荷を発生するセンサ部と、前記センサ部に発生した電荷を蓄積するための電荷蓄積部と、前記センサ部及び前記電荷蓄積部に接続され、前記センサ部と前記電荷蓄積部とを通電状態又は非通電状態に切り替える第1切替手段と、前記電荷蓄積部及び信号配線に接続され、前記電荷蓄積部と前記信号配線とを通電状態を通電又は非通電状態に切り替える第2切替手段と、を備えている。
本発明の放射線画像検出器は、放射線が照射されることによりセンサ部に電荷が発生し、センサ部に発生した電荷が電荷蓄積部に蓄積される。
そして、本発明では、センサ部及び電荷蓄積部に接続された第1切替手段により、センサ部と電荷蓄積部とが通電状態又は非通電状態に切り替えられ、電荷蓄積部及び信号配線に接続された第2切替手段により、電荷蓄積部と信号配線とが通電状態又は非通電状態に切り替えられる。
このように、本発明では、第1切替手段により、センサ部と電荷蓄積部とが通電状態又は非通電状態に切り替えられることができるため、センサ部に被写体散乱線による電荷が発生する間、センサ部と電荷蓄積部とを非通電状態とすることにより、被写体散乱線による画質の低下を抑えて放射線画像を撮影することができる。
なお、請求項1記載の発明は、請求項2記載の発明のように、前記電荷蓄積部が、複数設けられ、前記第1切替手段が、前記センサ部及び前記複数の電荷蓄積部に接続され、前記センサ部と前記複数の電荷蓄積部の何れかの前記電荷蓄積部とを通電状態又は非通電状態に切り替え、前記第2切替手段及び前記複数の前記電荷蓄積部に接続され、前記第2切替手段と前記複数の電荷蓄積部の何れかの前記電荷蓄積部とを通電状態又は非通電状態に切り替える第3切替手段をさらに備えてもよい。
また、請求項1又は請求項2記載の発明は、請求項3記載の発明のように、電荷を放出するための放出配線をさらに備え、前記第1切替手段が、前記放出配線にさらに接続され、前記センサ部に前記電荷蓄積部又は前記放出配線を選択的に接続させてもよい。
一方、請求項4記載の放射線画像撮影装置は、請求項1記載の放射線画像検出器と、前記放射線画像検出器へ放射線を照射する放射線照射手段からの放射線の照射中に当該放射線の検出を行う所定期間だけ前記センサ部と前記電荷蓄積部とが通電状態となるように前記第1切替手段を制御する制御手段と、を備えている。
また、請求項5記載の放射線画像撮影装置は、請求項2記載の放射線画像検出器と、前記放射線画像検出器へ放射線を照射する放射線照射手段からの放射線の照射中に当該放射線の検出を行う所定期間だけ前記センサ部と予め定めた電荷蓄積部とが通電状態となるように前記第1切替手段を制御する制御手段と、を備えている。
請求項4及び請求項5記載の発明によれば、放射線画像検出器へ放射線の照射中に当該放射線の検出を行う所定期間だけ放射線画像検出器のセンサ部と電荷蓄積部とが通電状態となるように制御するので、被写体散乱線による画質の低下を抑えて放射線画像を撮影することができる。
また、請求項6記載の放射線画像撮影装置は、請求項2記載の放射線画像検出器と、前記放射線画像検出器へエネルギーの異なる複数の放射線を個別に照射する放射線照射手段からエネルギーの異なる前記複数の放射線が個別に照射される場合に、当該複数の放射線毎に前記センサ部と予め定めた電荷蓄積部とが通電状態となるように前記第1切替手段を制御する制御手段と、を備えている。
請求項6記載の発明によれば、照射される放射線のエネルギー毎にセンサ部に発生した電荷が予め定めた電荷蓄積部に蓄積されるようになるため、放射線のエネルギー毎の放射線画像を得ることができる。
また、請求項7記載の放射線画像撮影装置は、請求項3記載の放射線画像検出器と、前記放射線画像検出器へ放射線を照射する放射線照射手段からの放射線の照射中に当該放射線の検出を行う所定期間だけ前記センサ部と予め定めた電荷蓄積部とが通電状態となり、前記放射線の照射中の前記所定期間以外の期間は前記センサ部と前記放出配線とが通電状態となるように前記第1切替手段を制御する制御手段と、を備えている。
請求項7記載の発明によれば、放射線の検出を行う所定期間以外の期間はセンサ部と放出配線とが通電状態となり、被写体散乱線によりセンサ部に発生する電荷が放出配線に放出されるため、画質の低下を抑えて放射線画像を撮影することができる。
また、請求項4〜請求項7記載の発明は、請求項8記載の発明のように、前記放射線照射手段が、照射領域を細長い帯状に絞った放射線を照射領域をずらしながら前記放射線画像検出器へ照射し、前記制御手段が、前記放射線画像検出器の前記放射線照射手段からの放射線が照射される照射領域について前記制御を行ってもよい。
また、請求項4記載の発明は、請求項9記載の発明のように、前記放射線照射手段が、照射領域を細長い帯状に絞った放射線を照射領域をずらしながら前記放射線画像検出器へ照射し、前記制御手段が、前記放射線画像検出器の前記放射線照射手段からの放射線が照射される照射領域について前記制御を行い、前記所定期間後に当該照射領域の前記センサ部と前記電荷蓄積部とが非通電状態となった場合に、前記信号配線と前記電荷蓄積部とが通電状態となるように前記第2切替手段を制御してもよい。
また、請求項5又は請求項7記載の発明は、請求項10記載の発明のように、前記放射線照射手段が、照射領域を細長い帯状に絞った放射線を照射領域をずらしながら前記放射線画像検出器へ照射し、前記制御手段が、前記放射線画像検出器の前記放射線照射手段からの放射線が照射される照射領域について前記制御を行い、前記所定期間後に当該照射領域の前記センサ部と前記予め定めた電荷蓄積部とが非通電状態となった場合に、前記信号配線と当該予め定めた電荷蓄積部とが通電状態となるように前記第2切替手段及び前記第3切替手段を制御してもよい。
また、請求項8記載の発明は、請求項11記載の発明のように、前記放射線照射手段が、照射領域を細長い帯状に絞った放射線を照射領域をずらしながら前記放射線画像検出器へ照射し、前記制御手段が、前記放射線画像検出器の前記放射線照射手段からの放射線が照射される照射領域について前記制御を行い、放射線の照射後に当該放射線の照射領域の前記センサ部と当該放射線に対応して前記予め定めた電荷蓄積部とが非通電状態となった場合に、前記信号配線と当該予め定めた電荷蓄積部とが通電状態となるように前記第2切替手段及び前記第3切替手段を制御してもよい。
このように、本発明によれば、被写体散乱線による画質の低下を抑えて放射線画像を撮影することができる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下では、本発明を、X線による放射線画像を撮影する放射線画像撮影装置に適用した場合について説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1には、本実施の形態に係る放射線画像撮影装置10の概略構成が示されている。
同図に示すように、本実施の形態に係る放射線画像撮影装置10は、被写体12に対してX線15を照射するX線源14と、被写体12が載置される撮影テーブル18と、被写体12に対してX線源14の反対側に受像面が対向するように配置され、当該受像面で受像されたX線を直接デジタルデータに変換する放射線画像検出器(FPD)20と、放射線画像検出器20の受像面上に設けられ、X線が被写体12を透過した際に発生する当該X線の散乱成分を除去するグリット22と、を備えている。
X線源14は、X線を含む放射線を放射する管球14Aと、管球14Aから照射されたX線のうちX線源14内で散乱した散乱線及び人体で吸収され最終的に放射線画像検出器20で検出されない低エネルギーのX線を除去するフィルタ14Bと、フィルタ14Bを透過したX線15の被写体12に対する照射領域を制限するスリット板14Cと、を備えている。なお、本実施の形態に係るX線源14は、スリット板14Cを2枚備えており、2枚のスリット板14CによってX線15の透過領域を制限することにより、図2に示すように、照射領域を一方向(X方向)に長く他方向(Y方向)に短い細長い帯状に絞った、スロット状のX線15を照射する。フィルタ14Bは画像コントラストの低下を及ぼし、無用な被曝を増加させる低エネルギーのX線を除去している。
本実施の形態に係る放射線画像撮影装置10では、放射線画像の撮影を行う際、被写体12の放射線画像を得たい関心領域(ROI)に受像面を対向させて放射線画像検出器20が載置される。そして、放射線画像撮影装置10では、X線源14からX線15を照射させつつ、当該X線源14を放射線画像検出器20の受像面に平行にY方向に移動させて被写体12にX線15を走査させる。このため、放射線画像撮影装置10には、X線源14をY方向に移動させるための図示しない機構(以下、「線源走査機構」という。)が備えられている。
X線源14から放射されたX線15は、被写体12及びグリット22を通過して放射線画像検出器20に到達する。放射線画像検出器20は、受像面にX線に対して感度を有する複数のセンサ部が2次元状に設けられ、当該受像面で受像された放射線画像を撮像する。
図3には、本実施の形態に係る放射線画像検出器20の詳細な構成の一例が示されている。
同図に示すように、放射線画像検出器20は、複数の走査配線26が一方方向に並列に設けられ、当該走査配線26に交差して複数の信号配線28が他方向に並列に設けられており、走査配線26と信号配線28の交差部に対応して画素30が2次元状に複数設けられている。
以下では、走査配線26のライン数をjとして示し、信号配線28のライン数をiとして示して、放射線画像検出器20の各画素30の位置を(i、j)により表す。
図4には、第1の実施の形態に係る放射線画像検出器20に設けられた1つの画素の詳細な構成の一例が示されている。
同図に示すように、画素30は、X線に対して感度を有し、照射されたX線の線量に応じた電荷を発生するセンサ部Seと、センサ部Seで発生した電荷を蓄積するための電荷蓄積部Csと、センサ部Se及び電荷蓄積部Csに接続され、センサ部Seと電荷蓄積部Csとを通電状態又は非通電状態に切り替えるためのスイッチSW1と、電荷蓄積部Csに蓄積された電荷を読み出すためのTFT(Thin film transistor)型のスイッチRSWと、を備えている。
センサ部Seは、X線15を吸収し、電荷に変換する光電変換層が積層されて構成されている。この光電変換層は例えばセレンを主成分(例えば含有率50%以上)とする非晶質のa−Se(アモルファスセレン)から成り、X線15が照射されると、照射されたX線15の線量に応じた電荷量の電荷(電子−正孔の対)を内部で発生することで、照射された放射線Xを電荷へ変換する。なお、センサ部Seは、アモルファスセレンのようなX線15を直接的に電荷に変換する放射線-電荷変換材料の代わりに、蛍光体材料と光電変換素子(フォトダイオード)を用いて間接的に電荷に変換しても良い。蛍光体材料としては、ガドリニウム硫酸化物(GOS)やヨウ化セシウム(CsI)が良く知られている。この場合、蛍光材料によって放射線X−光変換を行い、光電変換素子のフォトダイオードによって光−電荷変換を行なう。
電荷蓄積部Csには、スイッチSW1がオンとなってセンサ部Seと電荷蓄積部Csへの通電状態になると、センサ部Seに発生した電荷が蓄積される。
スイッチRSWのソースは、信号配線28に接続されており、スイッチRSWのドレインは電荷蓄積部Cs及びスイッチSW1に接続され、スイッチRSWのゲートは走査配線26に接続されている。
信号配線28には、当該信号配線28に接続されたスイッチRSWがONされることによりセンサ部Seに蓄積された電荷量に応じた電気信号が流れる。
各信号配線28には、各信号配線28に流れ出した電気信号を検出する信号検出回路40(図3参照。)が接続されており、各走査配線26には、各走査配線26にスイッチRSWをON/OFFするための制御信号を出力するスキャン信号制御回路42が接続されている。また、本実施の形態では、各走査配線26と並列に複数の切替指示配線(不図示)が設けており、スキャン信号制御回路42が当該制切替指示配線にスイッチSW1をON/OFFさせるための切替指示信号を出力する。
信号検出回路40は、各信号配線28毎に、入力される電気信号を増幅する増幅回路を内蔵している。信号検出回路40では、各信号配線28より入力される電気信号を増幅回路により増幅して検出することにより、画像を構成する各画素の情報(画素値)として、各センサ部Seに蓄積された電荷量を検出する。
この信号検出回路40及びスキャン信号制御回路42には、信号検出回路40において検出された電気信号に所定の処理を施すとともに、信号検出回路40に対して信号検出のタイミングを示す制御信号を出力し、スキャン信号制御回路42に対してスキャン信号及び切替指示信号の出力のタイミングを示す制御信号を出力する信号処理部44が接続されている。
図5には、本実施の形態に係る放射線画像撮影装置10の動作を制御する制御部50の構成が示されている。
同図に示すように、制御部50は、放射線画像撮影装置10全体の動作を司るCPU(中央処理装置)52と、CPU52による各種処理プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM(Random Access Memory)54と、各種制御プログラムや各種処理プログラム、各種パラメータ等が予め記憶されたROM(Read Only Memory)56と、各種情報を記憶するHDD(ハード・ディスク・ドライブ)58と、信号処理部44を制御することにより放射線画像検出器20による撮像動作を制御する検出器制御部60と、不図示の線源走査機構によるX線源14の移動を制御、及びX線源14への電力供給の制御を行うことにより、X線源14からのX線15の放射を制御する線源制御部62と、表示部を有すると共に指示操作を受け付ける操作パネル64の制御を行う操作パネル制御部66と、を備えている。
CPU52、RAM54、ROM56、HDD58、検出器制御部60、線源制御部62及び操作パネル制御部66は、システムバスBUSを介して相互に接続されている。
従って、CPU52は、RAM54、ROM56、及びHDD58に対するアクセスと、検出器制御部60を介した放射線画像検出器20の撮影動作の制御と、線源制御部62を介したX線源14の移動及びX線源14からのX線15の放射の制御と、操作パネル制御部66を介した操作パネル64の制御と、を各々行うことができる。
次に、本実施の形態に係る放射線画像撮影装置10の作用を説明する。
放射線画像の撮影を行う場合、検査技師は、被写体12を撮影テーブル18の上に横たわらせ、放射線画像を得たい関心領域(ROI)に放射線画像検出器20の受像面を対向させて配置する。なお、本実施の形態では、放射線画像検出器20を走査配線方向がスロット状に照射されるX線15の照射領域の長手方向(X方向)になるように配置する。そして、検査技師は、放射線画像撮影装置10に対し、操作パネル64を介して撮影を指示する所定の指示操作を行う。
放射線画像撮影装置10は、撮影を指示する所定の指示操作が行われるとX線源14から照射領域をずらしながらスロット状のX線15を被写体12に照射し、放射線画像検出器20で被写体12を透過した画像データを取得する撮影動作を行う。
以下、本実施の形態に係る撮影動作について詳細に説明する。なお、以下では、説明を簡易化するため、X線源14から照射されるスロット状のX線15は、放射線画像検出器20の走査配線方向の1ライン分の照射領域であるものする。
CPU52は、線源制御部62を介してX線源14を制御して、X線源14を放射線画像検出器20の信号配線方向(Y方向)に移動させながら1ラインずつX線15を照射させる。また、CPU52は、操作パネル制御部66を介して操作パネル64を制御して、放射線画像検出器20から1ラインずつX線15を照射された領域の画像を読み出す。
図6には、第1の実施の形態に係る放射線画像撮影装置10の撮影動作の動作タイミングを示すタイミングチャートが示されている。なお、同じ走査配線26に接続された各画素30は、同じ撮影動作となるため、以下では、信号配線28のライン数がiの位置の画素30の撮影動作についてのみ説明する。
図6の「Expose」は、X線源14からのX線15が照射される照射領域を走査配線26のライン数jで示しており、「Move」は、X線源14の位置を走査配線26のライン数jで示している。また、「SW(i、j)」は、画素30(i、j)のスイッチSW1のオン、オフを示しており、「RSW(i、j)」は画素30(i、j)のスイッチRSWのオン、オフを示している。なお、SW(i、j)及びRSW(i、j)では、スイッチがオフである場合、空白としている。さらに「Read」は、電荷が電気信号として読み出される走査配線26のライン数jを示している。
図6に示すように、本実施の形態に係る撮影動作では、X線源14が信号配線方向にj、j+1・・・と移動し、X線15が照射される照射領域もj、j+1・・・と移動しており、X線源14から放射線画像検出器20に対して信号配線方向に1ラインずつX線15が照射されている。
本実施の形態に係る撮影動作では、X線15の照射領域となるラインの画素30のスイッチSW1をオンして当該画素30のセンサ部Seに発生した電荷を電荷蓄積部Csに蓄積させる。そして、本実施の形態に係る撮影動作では、X線15の照射領域が通過すると、照射領域の通過したラインの画素30のスイッチSW1をオフすると共にスイッチRSWをオンして電荷蓄積部Csに蓄積された電荷を読み出している。例えば、j番目のラインの画素30(i、j)に対してX線15が照射される間、スイッチSW1(i、j)をオンして画素30(i、j)のセンサ部Seに発生した電荷を電荷蓄積部Csに蓄積させる。そして、j+1番目のラインの画素(i、j)にX線源14からのX線15が照射されている際に、スイッチSW1(i、j)をオフにすると共にスイッチRSW(i、j)をオンして画素30(i、j)の電荷蓄積部Csに蓄積された電荷を読み出している。
各信号配線28には1ラインずつ各センサ部Seに蓄積された電荷量に応じた電気信号が流れ出す。信号検出回路40は、信号配線28に流れ出した電気信号に基づいて各センサ部Seに蓄積された電荷量を、画像を構成する各画素の画素値として検出する。これにより、読み出し対象画像を示す画像情報を得ることができる。
本実施の形態に係る撮影動作では、最終ラインまで電荷の読み出しが完了すると、スイッチSW1を全てオンにし、スイッチRSWを全てオンにして各電荷蓄積部Cs内の電荷を放出させるリセット動作を行う。
このように、電荷蓄積部Csに蓄積された電荷を読み出す際に、スイッチSW1をオフにして電荷蓄積部Csとセンサ部Seを電気的に切り離すことにより、センサ部SeにX線15が照射されても当該X線15の影響を受けることがなくなるため、得られる放射線画像にボケが発生することが抑制される。
また、従来のスロットスキャン方式では、図19示すように、X線源14からX線15をパルス照射するため、X線源14の制御が煩雑であった。しかし、本実施の形態によれば、図7示すように、信号配線方向のライン毎に、センサ部Seに発生した電荷の電荷蓄積部Csへの蓄積と、電荷蓄積部Csからの電荷の読み出しを並列して行うことができ、X線源14からX線15を連続照射させたまま撮影を行うことができるため、X線源14の制御が容易になる。また、X線源14からX線15を連続照射させたまま撮影を行っても、X線15が照射された状態で画像データの読出中のみとなることが無く、被写体12に放射線が無駄に照射されないため、被写体12の被曝量を抑えることができる。
〔第2の実施の形態〕
次に本発明の第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態に係る放射線画像撮影装置10の構成は、上記第1の実施の形態(図1〜図3、図5参照)と略同一であるので、同一部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図8には、第2の実施の形態に係る放射線画像検出器20に設けられた1つの画素の詳細な構成の一例が示されている。
同図に示すように、画素30は、2つの電荷蓄積部Cs1、Cs2が設けられている。スイッチSW1は、センサ部Seに対して2つの電荷蓄積部Cs1、Cs2を選択的に接続させることによりセンサ部Seに発生した電荷の蓄積先となる電荷蓄積部を切り替えている。また、画素30は、スイッチRSWに2つの電荷蓄積部Cs1、Cs2を選択的に接続させることにより信号配線28への電荷の読み出し元となる電荷蓄積部を切り替えるスイッチSW2をさらに備えている。
本実施の形態では、各走査配線26と並列に、スイッチSW1用の複数の切替指示配線
とは別に、スイッチSW2用の複数の第2切替指示配線(不図示)が設けており、スキャン信号制御回路42が当該第2制切替指示配線にスイッチSW2を切り替えさせるための切替指示信号を出力する。
図9には、第2の実施の形態に係る放射線画像撮影装置10の撮影動作の動作タイミングを示すタイミングチャートが示されている。なお、上記第1の実施の形態(図6参照。)と同一部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図9の「SW1(i、j)」は、画素30(i、j)のスイッチSW1を切り替えた接続先を示しており、「SW2(i、j)」は、画素30(i、j)のスイッチSW2を切り替えた接続先を示している。
図9に示すように、本実施の形態に係る撮影動作でも、X線源14が信号配線方向にj、j+1・・・と移動し、当該X線源14からのX線15が照射される照射領域もj、j+1・・・と移動しており、X線源14から放射線画像検出器20に対して信号配線方向に1ラインずつX線15が照射されている。
また、本実施の形態に係る撮影動作では、X線15の照射領域となるラインの画素30のスイッチSW1を電荷蓄積部Cs1に切り替えて当該画素30のセンサ部Seに発生した電荷を電荷蓄積部Cs1に蓄積させる。そして、本実施の形態に係る撮影動作では、X線15の照射領域が通過すると、照射領域の通過したラインの画素30のスイッチSW1を電荷蓄積部Cs2に切り替えると共に、スイッチSW2を電荷蓄積部Cs1に切り替え、スイッチRSWをオンして電荷蓄積部Cs1に蓄積された電荷を読み出している。例えば、j番目のラインの画素30(i、j)に対してX線15が照射される間、スイッチSW1(i、j)を電荷蓄積部Cs1に切り替えて画素30(i、j)のセンサ部Seに発生した電荷を電荷蓄積部Cs1に蓄積させる。そして、j+1番目のラインの画素(i、j)にX線源14からのX線15が照射されている際に、スイッチSW1(i、j)を電荷蓄積部Cs2に切り替えると共に、スイッチSW2(i、j)を電荷蓄積部Cs1に切り替え、画素30(i、j)のスイッチRSWをオンして画素30(i、j)の電荷蓄積部Cs1に蓄積された電荷を読み出している。
本実施の形態に係る撮影動作では、最終ラインまで電荷の読み出しが完了すると、スイッチSW1及びスイッチSW2を電荷蓄積部Cs1に切り替え、スイッチRSWを全てオンにして各電荷蓄積部Cs内の電荷を放出させるリセット動作を行う。
このように、電荷蓄積部Cs1に蓄積された電荷を読み出す際に、スイッチSW1を切り替えて電荷蓄積部Cs1とセンサ部Seを電気的に切り離すことにより、センサ部SeにX線15が照射されても当該X線15の影響を受けることがなくなるため、得られる放射線画像にボケが発生することが抑制される。
また、本実施の形態でも、図7示すように、信号配線方向のライン毎に、センサ部Seに発生した電荷の電荷蓄積部Csへの蓄積と、電荷蓄積部Csからの電荷の読み出しを並列して行うことができ、X線源14からX線15を連続照射させたまま撮影を行うことができるため、X線源14の制御が容易になる。また、X線源14からX線15を連続照射させたまま撮影を行っても、X線15が照射された状態で画像データの読出中のみとなることが無く、被写体12に放射線が無駄に照射されないため、被写体12の被曝量を抑えることができる。
〔第3の実施の形態〕
次に本発明の第3の実施の形態を説明する。
第3の実施の形態に係る放射線画像撮影装置10の構成は、上記第1及び第2の実施の形態(図1〜図3、図5、図8参照)と略同一であるので、同一部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図10には、第3の実施の形態に係る放射線画像検出器20に設けられた1つの画素の詳細な構成の一例が示されている。
同図に示すように、画素30は、電荷を放出するための放出配線GLがさらに設けられている。スイッチSW1は、センサ部Seに対して電荷蓄積部Cs又は放出配線GLを選択的に接続させる。また、画素30は、スイッチRSWに電荷蓄積部Cs又は放出配線GLを選択的に接続させるスイッチSW2をさらに備えている。
図11には、第3の実施の形態に係る放射線画像撮影装置10の撮影動作の動作タイミングを示すタイミングチャートが示されている。なお、上記第1及び第2の実施の形態(図6参照。)と同一部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図11の「SW1(i、j)」は、画素30(i、j)のスイッチSW1を切り替えた接続先を示しており、「SW2(i、j)」は、画素30(i、j)のスイッチSW2を切り替えた接続先を示している。
図11に示すように、本実施の形態に係る撮影動作でも、X線源14が信号配線方向にj、j+1・・・と移動し、当該X線源14からのX線15が照射される照射領域もj、j+1・・・と移動しており、X線源14から放射線画像検出器20に対して信号配線方向に1ラインずつX線15が照射されている。
本実施の形態に係る撮影動作では、X線15の照射領域となるラインの画素30のスイッチSW1を電荷蓄積部Csに切り替えて当該画素30のセンサ部Seに発生した電荷を電荷蓄積部Csに蓄積させる。そして、本実施の形態に係る撮影動作では、X線15の照射領域が通過すると、照射領域の通過したラインの画素30のスイッチSW1を放出配線GLに切り替えると共に、スイッチSW2を電荷蓄積部Csに切り替え、スイッチRSWをオンして電荷蓄積部Csに蓄積された電荷を読み出している。例えば、j番目のラインの画素30(i、j)に対してX線15が照射される間、スイッチSW1(i、j)を電荷蓄積部Csに切り替えて画素30(i、j)のセンサ部Seに発生した電荷を電荷蓄積部Csに蓄積させる。そして、j+1番目のラインの画素(i、j)にX線源14からのX線15が照射されている際に、スイッチSW1(i、j)を放出配線GLに切り替え、と共に、スイッチSW2(i、j)を電荷蓄積部Csに切り替え、スイッチRSW(i、j)をオンして画素30(i、j)の電荷蓄積部Csに蓄積された電荷を読み出している。
図12には、放射線画像検出器20の撮影動作時の各画素のスイッチSW1の接続状態が模式的に示されている。
センサ部Seは、電荷蓄積部Csに接続された場合、センサ部Seに発生した電荷が電荷蓄積部Csに蓄積されるため、有感状態となり、放出配線GLに接続された場合、センサ部Seに発生した電荷が放出配線GLから放出されるため、不感状態となる。
X線15は、被写体12を透過する際に一部が散乱して他のラインの画素にも照射されるが、他のラインのセンサ部Seが不感状態とされているため、得られる放射線画像にボケが発生することが抑制される。
このように、電荷蓄積部Csに蓄積された電荷を読み出す際に、スイッチSW1を切り替えて電荷蓄積部Csとセンサ部Seを電気的に切り離すことにより、センサ部SeにX線15が照射されても当該X線15の影響を受けることがなくなるため、得られる放射線画像にボケが発生することが抑制される。
また、本実施の形態でも、図7示すように、信号配線方向のライン毎に、センサ部Seに発生した電荷の電荷蓄積部Csへの蓄積と、電荷蓄積部Csからの電荷の読み出しを並列して行うことができ、X線源14からX線15を連続照射させたまま撮影を行うことができるため、X線源14の制御が容易になる。また、X線源14からX線15を連続照射させたまま撮影を行っても、X線15が照射された状態で画像データの読出中のみとなることが無く、被写体12に放射線が無駄に照射されないため、被写体12の被曝量を抑えることができる。
〔第4の実施の形態〕
次に本発明の第4の実施の形態を説明する。
第4の実施の形態に係る放射線画像撮影装置10の構成は、上記第2の実施の形態(図1〜図3、図5、図8参照)と略同一であるので、同一部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図13には、第4の実施の形態に係る放射線画像撮影装置10の概略構成が示されている。
本実施の形態に係る放射線画像撮影装置10は、放射線画像検出器20をX線源14と共に平行に移動させるための図示しない機構(以下、「検出器走査機構」という。)が備えられており、放射線画像検出器20がX線源14と共に移動する構成とされている。
また、第4の実施の形態係る放射線画像検出器20は、第2の実施の形態と同様の構成されており、画素30は、図8に示すように、2つの電荷蓄積部Cs1、Cs2が設けられている。
図14には、第4の実施の形態に係る放射線画像撮影装置10の撮影動作の動作タイミングを示すタイミングチャートが示されている。なお、上記第2の実施の形態(図9参照。)と同一部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
本実施の形態に係る放射線画像撮影装置10では、放射線画像検出器20をX線源14と共に平行に移動させる。このため、放射線画像検出器20は、信号配線方向の1つのラインの各画素30に対してX線15が照射される。このため、本実施の形態に係る放射線画像検出器20は、少なくともX線15が照射される照射領域の受像面を有するものであればよい。
本実施の形態に係る撮影動作では、スイッチSW1を電荷蓄積部Cs1又は電荷蓄積部Cs2の一方に切り替えて当該画素30のセンサ部Seに発生した電荷を蓄積させると共に、スイッチSW2を電荷蓄積部Cs1又は電荷蓄積部Cs2の他方に切り替え、スイッチRSWをオンして電荷蓄積部Cs1又は電荷蓄積部Cs2の他方に蓄積された電荷を読み出しており、X線15及び放射線画像検出器20が1ライン分移動する毎に、電荷蓄積部Cs1又は電荷蓄積部Cs2の上記一方と他方を交互に入れ替えている。例えば、X線15が照射されているラインをj番目のラインとした場合、スイッチSW1(i、j)を電荷蓄積部Cs1に切り替えて画素30(i、j)のセンサ部Seに発生した電荷を電荷蓄積部Cs1に蓄積させると共に、スイッチSW2(i、j)を電荷蓄積部Cs2に切り替え、スイッチRSWをオンして電荷蓄積部Cs2に蓄積された電荷を読み出している。そして、X線15及び放射線画像検出器20が1ライン分移動すると、スイッチSW1(i、j)を電荷蓄積部Cs2に切り替えて画素30(i、j)のセンサ部Seに発生した電荷を電荷蓄積部Cs2に蓄積させると共に、スイッチSW2(i、j)を電荷蓄積部Cs1に切り替え、スイッチRSWをオンして電荷蓄積部Cs1に蓄積された電荷を読み出している。
このように、X線15及び放射線画像検出器20を移動させながら撮影を行うことにより、放射線画像検出器20の受像面よりも大きい長尺画像を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、信号配線方向の各ラインで、センサ部Seに発生した電荷の電荷蓄積部Csへの蓄積と、電荷蓄積部Csからの電荷の読み出しを並列して行うことができ、X線源14からX線15を連続照射させたまま撮影を行うことができるため、X線源14の制御が容易になる。また、X線源14からX線15を連続照射させたまま撮影を行っても、X線15が照射された状態で画像データの読出中のみとなることが無く、被写体12に放射線が無駄に照射されないため、被写体12の被曝量を抑えることができる。
〔第5の実施の形態〕
次に本発明の第4の実施の形態を説明する。
第5の実施の形態に係る放射線画像撮影装置10の構成は、上記第2の実施の形態(図1〜図3、図5、図8参照)と略同一であるので、同一部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
第5の実施の形態に係る放射線画像撮影装置10のX線源14は、管球14Aに印加される管電圧を変えることにより、エネルギーの異なる複数のX線15が照射可能とされている。なお、本実施の形態では、管球14Aに印加される管電圧を変えることにより、照射されるX線15のエネルギーを変える場合について説明したが、例えば、フィルタ14Bを複数用意してフィルタ14Bを変えることにより照射されるX線15のエネルギーを変えるものとしてもよい。
また、第5の実施の形態係る放射線画像検出器20は、第2の実施の形態と同様の構成されており、画素30は、図8に示すように、2つの電荷蓄積部Cs1、Cs2が設けられている。
図15には、第5の実施の形態に係る放射線画像撮影装置10の撮影動作の動作タイミングを示すタイミングチャートが示されている。なお、上記第2の実施の形態(図9参照。)と同一部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図15の「Energy」は、X線源14から照射されるX線15のエネルギーの高(H)、低(L)を示している。
図15に示すように、本実施の形態に係る撮影動作でも、X線源14が信号配線方向にj、j+1・・・と移動し、当該X線源14からX線15が照射される照射領域もj、j+1・・・と移動しており、X線源14から放射線画像検出器20に対してX線源14が1ライン分移動する間に低エネルギーのX線15と高エネルギーのX線15が交互に照射されている。なお、X線源14は、同じ領域にX線15のエネルギーを複数に変えて照射している間、被写体12に対して相対移動しないことが好ましい。
本実施の形態に係る撮影動作では、X線源14から低エネルギーのX線15と高エネルギーのX線15が交互に照射される際に、X線15の照射領域となるラインの画素30のスイッチSW1を切り替えて、低エネルギーのX線15が照射されている間、当該画素30のセンサ部Seに発生した電荷を電荷蓄積部Cs1に蓄積させ、高エネルギーのX線15が照射されている間、当該画素30のセンサ部Seに発生した電荷を電荷蓄積部Cs2に蓄積させる。また、本実施の形態に係る撮影動作では、高エネルギーのX線15が照射されている間にスイッチSW2を電荷蓄積部Cs1に切り替え、スイッチRSWをオンして電荷蓄積部Cs1に蓄積された電荷を各々読み出し、低エネルギーのX線15が照射されている間にスイッチSW2を電荷蓄積部Cs2に切り替え、スイッチRSWをオンして電荷蓄積部Cs2に蓄積された電荷を読み出している。例えば、j+1番目のラインの画素30(i、j+1)に対して低エネルギーのX線15が照射される間、スイッチSW1(i、j+1)を電荷蓄積部Cs1に切り替えて画素30(i、j+1)のセンサ部Seに発生した電荷を画素30(i、j+1)の電荷蓄積部Cs1に蓄積させると共に、スイッチSW2(i、j)を電荷蓄積部Cs2に切り替え、スイッチRSW(i、j)をオンして画素30(i、j)の電荷蓄積部Cs2に蓄積された電荷を読み出している。そして、j+1番目のラインの画素(i、j+1)に高エネルギーのX線15が照射される間、スイッチSW1(i、j+1)を電荷蓄積部Cs2に切り替えて画素30(i、j+1)のセンサ部Seに発生した電荷を画素30(i、j+1)の電荷蓄積部Cs2に蓄積させると共に、スイッチSW2(i、j)を電荷蓄積部Cs1に切り替え、画素30(i、j)のスイッチRSWをオンして画素30(i、j)の電荷蓄積部Cs1に蓄積された電荷を読み出している。
図16には、放射線画像検出器20の各画素30の様子が模式的に示されている。
本実施の形態に係る放射線画像検出器20の各画素30には、低エネルギーのX線15が照射されている間の電荷を蓄積する電荷蓄積部Cs1と、高エネルギーのX線15が照射されている間の電荷を蓄積する電荷蓄積部Cs2が設けられている。
このように、画素30毎に、低エネルギー用の電荷蓄積部Cs1と、高エネルギー用の電荷蓄積部Cs2が設けて、低エネルギーのX線15が照射された際の放射線画像と高エネルギーのX線15が照射された際の放射線画像を得ることにより、エネルギーサブトラクション画像を生成することが可能となる。
ここで、第5の実施の形態によって得られる2つの放射線画像を用いて骨塩定量を測定する場合について説明する。
骨粗鬆症等の骨系疾患において、骨密度の診断に用いられる代表的な骨塩定量方法の一つにDXA法(Dual X-ray Absorptiometry)がある。このDXA法は、人体に入射し透過するX線15が、人体を構成する物質(たとえば骨)に依存する質量減弱係数μ(cm2/g)とその密度ρ(g/cm3)および厚さt(cm)によって特徴づけされる減弱を受けることを利用し、2種類のエネルギーのX線15で撮影して得られたX線画像のピクセル値から、骨密度(g/cm2)を算出するものである。以下に算出方法を説明する。
入射X線をIout、透過X線をIinとするとIinは(1)式のように表される。
Iout=Iin×exp(−μ×ρ×t)・・・(1)
(1)式は、μ、ρ、tを人体を構成する個々の物質に分離して拡張することが可能である。簡単のため、骨と軟部組織の2種類に分離すると、(1)式は(2)式のようになる。
Iout=Iin×exp(−μb×ρb×tb)
×exp(−μs×ρs×ts)・・・(2)
ただし、下付文字「b」が付されたμb、ρb、tbは骨部に対応し、下付文字「s」が付されたμs、ρs、tsは軟部に対応する。
ここで、2種類のエネルギーのX線15(高エネルギー・低エネルギー)に対して(2)式を表現しなおすと、質量減弱係数μがエネルギーに依存する定数であることを考慮して、それぞれ(3)式、(4)式のようになる。
Iout(H)=Iin(H)×exp(−μb(H)×ρb×tb)
×exp(−μs(H)×ρs×ts)・・・(3)
Iout(L)=Iin(L)×exp(−μb(L)×ρb×tb)
×exp(−μs(L)×ρs×ts) ・・・(4)
ただし、添え字「(H)」は高エネルギーに対応させた定数であることを示し、「(L)」は低エネルギーに対応させた定数であることを示す。
この(3)式、(4)式を連立して、(5)式のように骨密度BMD(≡ρs×ts,Bone Mineral Density)[g/cm2]を算出することができる。
Figure 2010051689
なお、上記第5の実施の形態では、高エネルギー/低エネルギーのX線15エネルギーの少なくとも2種類に対応して、少なくとも2つの電荷蓄積部Cs1、Cs2を切り替える場合について説明したが、2種類に限定するものではない。3種類以上のエネルギーに対応して3種類の電荷蓄積部を切り替えても発明の目的は損なわない。
また、上記各実施の形態では、X線15の短軸方向の幅を1画素分とした場合について説明したが、X線15の短軸方向の幅を複数画素分としてもよい。
また、上記第1〜3及び第5の実施の形態では、X線源14を移動させて1ラインずつX線15を照射する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、X線源14から照射領域を絞らず、放射線画像検出器20の受像面全てを照射領域とし、X線源14を移動させずに1回の撮影でX線源14から放射線画像検出器20の受像面にX線15を照射して放射線画像の撮影を行うものとしてもよい。
また、本実施の形態では、放射線画像検出器20を複数の走査配線26と複数の走査配線26を交差して配設したアクティブマトリックス基板上にセンサ部Seをマトリクス状に配置した構成として説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。図17には、CCD(Charge Coupled Devices)で構成した例が示されている。図17に示すCCDでは、1画素を構成するフォトダイオードPDの電荷蓄積部に対して2系統の転送ゲートTG1、TG2及び垂直転送路VCCD1、VCCD2を有している。なお、CCDにはフォトダイオードPDが多数のライン設けられているが、図17には、説明を簡易にするため、2ライン分のフォトダイオードPDを図示している。この転送ゲートTG1、TG2は、各々別な転送ゲートパルスφTGが供給されて駆動し、垂直転送路VCCD1、VCCD2は、各々別な垂直転送パルス(φV1,φV2)が供給されて駆動する。さらに、図17に示すCCDでは、読出動作の高速化のため、2系統の水平転送路HCCD1、HCCD2を有している。この水平転送路HCCD1、HCCD2は、各々別な水平転送パルス(φH1,φH2,φL)、リセットゲートパルス(φRG)が供給されて駆動する。すなわち、図17に示すCCDは、水平転送路/垂直転送路が別々に2系統設けられ、ともに2相駆動する。
図18(A)〜(C)には、フォトダイオードPDの電荷蓄積部に蓄積された電荷の振り分ける際のゲート動作が図17のX−X’断面のポテンシャルによって示されている。
電荷を蓄積する場合は、図18(A)に示すように、転送ゲートパルスφTG1、φTG2がLとされて、転送ゲートTG1,TG2がともにL(ゲート閉)とされる。
一方側に電荷を読み出す場合は、図18(B)に示すように、転送ゲートパルスφTG1をLからHに変えて転送ゲートTG1をH(ゲート開)として、蓄積電荷を垂直転送路VCCD1へ転送する。以降、垂直転送路VCCD1及び水平転送路HCCD1、リセットゲートパルスRG1を駆動させて、出力回路へ電荷を順次転送する。出力回路に転送された電荷は、バッファに一旦蓄積された後にアナログデジタル変換部(ADC)でデジタルデータに変換される。
その後、転送ゲートパルスφTG1をHからLに変えて転送ゲートTG1をL(ゲート閉)として、次フレームの電荷蓄積開始する。
他方側に電荷を読み出す場合は、図18(C)に示すように、転送ゲートパルスφTG2をLからHに変えて転送ゲートTG2をH(ゲート開)として、蓄積電荷を垂直転送路VCCD2へ転送する。以降、垂直転送路VCCD2及び水平転送路HCCD2、リセットゲートパルスRG2を駆動させて、出力回路へ電荷を順次転送する。出力回路に転送された電荷は、バッファに一旦蓄積された後にアナログデジタル変換部(ADC)でデジタルデータに変換される。
その後、φTG2パルスをHからLに変えて転送ゲートTG2をL(ゲート閉)として、次フレームの電荷蓄積開始する。
また、上記各実施の形態では、X線源14から照射されるスロット状のX線15を、放射線画像検出器20の走査配線方向の1ライン分の照射領域であるものとした場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数ラインを1単位としてX線15を照射し、当該複数ラインを1単位として画像情報を読み出すようにしてもよい。これらの場合も、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、上記各実施の形態では、放射線としてX線による放射線画像を検出する放射線画像撮影装置10に本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、放射線としてはガンマ線や紫外線、赤外線など、他の放射線であってもよい。この場合も、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、上記実施の形態では、本発明を、臥位で放射線撮影を行う放射線画像撮影装置10に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、立位、座位等の他の体位で放射線撮影を行う放射線画像撮影装置に適用する形態とすることもできる。この場合も、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。
その他、上記実施の形態で説明した放射線画像撮影装置10の構成(図1〜図4参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において新たな部材を設けたり、不要な部材を削除したり、各部材の位置関係を変更したりすることができることは言うまでもない。
実施の形態に係る放射線画像撮影装置10の概略構成を示す図である。 実施の形態に係るX線源からのX線の照射領域の一例を示す図である。 実施の形態に係る放射線画像検出器の詳細な構成を示す構成図である。 第1の実施の形態に係る放射線画像検出器の1つの画素の詳細な構成の一例を示す図である。 実施の形態に係る制御部の電気的な要部構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る撮影動作の動作タイミングを示すタイミングチャートである。 実施の形態に係る放射線画像検出器への電荷の蓄積と電荷の読み出しタイミングを示すタイミングチャートである。 第2の実施の形態に係る放射線画像検出器の1つの画素の詳細な構成の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る撮影動作の動作タイミングを示すタイミングチャートである。 第3の実施の形態に係る放射線画像検出器の1つの画素の詳細な構成の一例を示す図である。 第3の実施の形態に係る撮影動作の動作タイミングを示すタイミングチャートである。 第3の実施の形態に係る放射線画像検出器の撮影動作時の各画素のスイッチSW1の接続状態の一例を示す図である。 第4の実施の形態に係る放射線画像撮影装置10の概略構成を示す図である。 第4の実施の形態に係る撮影動作の動作タイミングを示すタイミングチャートである。 第5の実施の形態に係る撮影動作の動作タイミングを示すタイミングチャートである。 第5の実施の形態に係る放射線画像検出器の撮影動作時の各画素の様子の一例を示す図である。 他の形態に係る放射線画像検出器の詳細な構成の一例を示す図である。 (A)は他の形態に係る放射線画像検出器へ電荷の蓄積する際のポテンシャルを示す図であり、(B)(C)は他の形態に係る放射線画像検出器から電荷を読み出す際のポテンシャルを示す図である。 従来の放射線画像検出器への電荷の蓄積と電荷の読み出しタイミングを示すタイミングチャートである。
符号の説明
10 放射線画像撮影装置
12 被写体
14 X線源
15 X線
20 放射線画像検出器
26 走査配線
28 信号配線
30 画素
50 制御部(制御手段)
Cs、Cs1、Cs2 電荷蓄積部
GL 放出配線
PD フォトダイオード
RSW スイッチ(第2切替手段)
Se センサ部
SW1 スイッチ(第1切替手段)
SW2 スイッチ(第3切替手段)

Claims (11)

  1. 放射線が照射されることにより電荷を発生するセンサ部と、
    前記センサ部に発生した電荷を蓄積するための電荷蓄積部と、
    前記センサ部及び前記電荷蓄積部に接続され、前記センサ部と前記電荷蓄積部とを通電状態又は非通電状態に切り替える第1切替手段と、
    前記電荷蓄積部及び信号配線に接続され、前記電荷蓄積部と前記信号配線とを通電状態又は非通電状態に切り替える第2切替手段と、
    を備えた放射線画像検出器。
  2. 前記電荷蓄積部は、複数設けられ、
    前記第1切替手段は、前記センサ部及び前記複数の電荷蓄積部に接続され、前記センサ部と前記複数の電荷蓄積部の何れかの前記電荷蓄積部とを通電状態又は非通電状態に切り替え、
    前記第2切替手段及び前記複数の前記電荷蓄積部に接続され、前記第2切替手段と前記複数の電荷蓄積部の何れかの前記電荷蓄積部とを通電状態又は非通電状態に切り替える第3切替手段をさらに備えた
    請求項1記載の放射線画像検出器。
  3. 電荷を放出するための放出配線をさらに備え、
    前記第1切替手段は、前記放出配線にさらに接続され、前記センサ部に前記電荷蓄積部又は前記放出配線を選択的に接続させる
    請求項1又は請求項2記載の放射線画像検出器。
  4. 請求項1記載の放射線画像検出器と、
    前記放射線画像検出器へ放射線を照射する放射線照射手段からの放射線の照射中に当該放射線の検出を行う所定期間だけ前記センサ部と前記電荷蓄積部とが通電状態となるように前記第1切替手段を制御する制御手段と、
    を備えた放射線画像撮影装置。
  5. 請求項2記載の放射線画像検出器と、
    前記放射線画像検出器へ放射線を照射する放射線照射手段からの放射線の照射中に当該放射線の検出を行う所定期間だけ前記センサ部と予め定めた電荷蓄積部とが通電状態となるように前記第1切替手段を制御する制御手段と、
    を備えた放射線画像撮影装置。
  6. 請求項2記載の放射線画像検出器と、
    前記放射線画像検出器へエネルギーの異なる複数の放射線を個別に照射する放射線照射手段からエネルギーの異なる前記複数の放射線が個別に照射される場合に、当該複数の放射線毎に前記センサ部と予め定めた電荷蓄積部とが通電状態となるように前記第1切替手段を制御する制御手段と、
    を備えた放射線画像撮影装置。
  7. 請求項3記載の放射線画像検出器と、
    前記放射線画像検出器へ放射線を照射する放射線照射手段からの放射線の照射中に当該放射線の検出を行う所定期間だけ前記センサ部と予め定めた電荷蓄積部とが通電状態となり、前記放射線の照射中の前記所定期間以外の期間は前記センサ部と前記放出配線とが通電状態となるように前記第1切替手段を制御する制御手段と、
    を備えた放射線画像撮影装置。
  8. 前記放射線照射手段は、照射領域を細長い帯状に絞った放射線を照射領域をずらしながら前記放射線画像検出器へ照射し、
    前記制御手段は、前記放射線画像検出器の前記放射線照射手段からの放射線が照射される照射領域について前記制御を行う
    請求項4〜請求項7の何れか1項記載の放射線画像撮影装置。
  9. 前記放射線照射手段は、照射領域を細長い帯状に絞った放射線を照射領域をずらしながら前記放射線画像検出器へ照射し、
    前記制御手段は、前記放射線画像検出器の前記放射線照射手段からの放射線が照射される照射領域について前記制御を行い、前記所定期間後に当該照射領域の前記センサ部と前記電荷蓄積部とが非通電状態となった場合に、前記信号配線と前記電荷蓄積部とが通電状態となるように前記第2切替手段を制御する
    請求項4記載の放射線画像撮影装置。
  10. 前記放射線照射手段は、照射領域を細長い帯状に絞った放射線を照射領域をずらしながら前記放射線画像検出器へ照射し、
    前記制御手段は、前記放射線画像検出器の前記放射線照射手段からの放射線が照射される照射領域について前記制御を行い、前記所定期間後に当該照射領域の前記センサ部と前記予め定めた電荷蓄積部とが非通電状態となった場合に、前記信号配線と当該予め定めた電荷蓄積部とが通電状態となるように前記第2切替手段及び前記第3切替手段を制御する
    請求項5又は請求項7記載の放射線画像撮影装置。
  11. 前記放射線照射手段は、照射領域を細長い帯状に絞った放射線を照射領域をずらしながら前記放射線画像検出器へ照射し、
    前記制御手段は、前記放射線画像検出器の前記放射線照射手段からの放射線が照射される照射領域について前記制御を行い、放射線の照射後に当該放射線の照射領域の前記センサ部と当該放射線に対応して前記予め定めた電荷蓄積部とが非通電状態となった場合に、前記信号配線と当該予め定めた電荷蓄積部とが通電状態となるように前記第2切替手段及び前記第3切替手段を制御する
    請求項6記載の放射線画像撮影装置。
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