JP2010050943A - 携帯電子機器および携帯電話装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表示部3と、表示部3に隣接配置されたスピーカ4と、スピーカ4に隣接配置され、赤外線センサおよび近接センサの出力信号により人が接近しているか否かを判定する人感センサ10とを備えた携帯電話装置1であって、人感センサ10により人が接近していると判定され、なおかつ携帯電話装置1が通話状態の場合に、使用者がスピーカ4を耳に近づけて通話中であり、表示部3および操作部2を使用していないと判断して、表示部3および操作部2の節電制御を行うことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
そして、このような人の誤検知が発生すれば、携帯電子機器の各機能部への電源供給の制御に誤りが発生し、節電効果が低下することになる。
赤外線センサは人が出す赤外線を検出し、近接センサは接近した物体を検出するので、人感センサは人が接近したか否かを精度良く判定することができる。これにより、電気部品の使用状況を正確に判断して節電制御を行うことができる。
この構成によれば、使用者の一時的な不規則動作により赤外線センサおよび近接センサの出力信号が大きく変動するのを抑制することが可能になり、人感センサの判定精度を向上させることができる。
この構成によれば、使用者の一時的な不規則動作により赤外線センサおよび近接センサの出力信号が変動する場合でも、人感センサにおいて正しい判定がなされるように閾値を設定することができる。
これにより、センサの動作による消費電力を低減することができる。
これにより、赤外線センサおよび近接センサが一体化され、人感センサを小型化することができる。
これにより、人の接近を検出すべき方向に赤外窓および近接センサを並んで配置することができる。また赤外窓を挟んで両側に一対の電極を配置することで、一対の電極間の距離を確保して所望の静電容量を実現することができる。
これにより、赤外線センサおよび近接センサの出力を検出するため別個の演算増幅器を設ける必要がなくなり、携帯電子機器の製造コストおよび消費電力を低減することができる。
人感センサにより人が接近したと判定され、なおかつ携帯電話装置が通話状態の場合には、携帯電話装置の使用者がスピーカを耳に近づけて通話中である可能性が高い。これにより、使用者が表示部を使用していないと正確に判断して節電制御を行うことができる。
これにより、センサの動作による消費電力を低減することができる。
(第1実施形態)
図1は、携帯電話装置の概略構成図である。携帯電話装置1は、下方から順にマイク8や操作部2、表示部3、スピーカ4等の電気部品を備えている。
操作部2には、数字や文字、記号等を入力する入力ボタンのほか、電源および通話のON/OFFボタンや、表示画面のスクロールボタン等の各種機能ボタンが設けられている。この操作部2の内側には、各ボタンを内側から照明するLED等の照明手段が設けられている。一方、表示部3には、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が採用されている。液晶ディスプレイは、液晶パネルおよびバックライトを備え、液晶パネルの画素ごとに液晶分子の配向を制御し、バックライトからの光の透過率を調整して、画像を表示するものである。
本実施形態に係る携帯電話装置1の表示部3の上方には、スピーカ4と並んで人感センサ10が設けられている。人感センサ10は、人が接近していることを検出するものである。この人感センサ10の内容については後述する。
図3は、人感センサのブロック図である。人感センサ10は、赤外線センサ30および近接センサ20を備えている。赤外線センサ30および近接センサ20は、起動信号が入力されると動作を開始する。
赤外線センサ30は、非接触型センサの一種であり、熱源から出る赤外領域の光を受光して電気信号に変換するものである。赤外線センサ30は、人以外の熱源から出る赤外線も検出してしまうが、赤外線を出さない物体の接近を検出しないという特徴を有する。
近接センサ20として、静電容量センサや超音波センサ等を採用することが可能である。静電容量センサは、センサと対象物との間に生じる静電容量から、対象物の位置を検出するものである。超音波センサは、センサヘッドから超音波を発信し、対象物で反射してくる超音波を再度センサヘッドで受信し、発信から受信までの時間を計測することで対象物の位置を検出するものである。
図5(b)は、出力信号Fと閾値3とを比較した場合の検出信号のグラフである。この場合、時間Bでは正しく検出判定され、時間Dでも正しく非検出判定されていることがわかる。
また人感センサ10は、近接センサ20の検出判定閾値の調整を行う閾値調整手段24と、赤外線センサ30の検出判定閾値の調整を行う閾値調整手段34とを備えている。
応答性調整手段22,32を用いた応答性調整および閾値調整手段24,34を用いた閾値調整は、携帯電話装置の出荷前に予め実施しておくが、出荷後に使用者が行ってもよい。
図6は、制御手段による節電制御方法のフローチャートである。まずS10において、通話信号の受信有無により通話中であるか判断する。判断結果がYESの場合にはS12に進み、人感センサ10(近接センサ20および赤外線センサ30)を動作させる。次にS14において、人感センサ10から検出信号が出力されたか判断する。判断結果がYESの場合には、使用者がスピーカを耳に近づけて通話中であるから、表示部3および操作部2が使用されていないと判断し、S16に進んで表示部3および操作部2の照明を消灯する。
本実施形態では、通話中の場合に表示部3および操作部2の使用状況を判断するので、通話中の場合に人感センサ10を動作させる構成とした。これにより、人感センサの動作による消費電力を低減することができる。
図7は、第2実施形態に係る携帯電話装置の人感センサのブロック図である。第1実施形態では、赤外線センサ30および近接センサ20の動作を同時に開始したが、第2実施形態では、近接センサ20の検出判定がされた場合に赤外線センサ30の動作を開始する点で異なっている。なお第1実施形態と同様の構成となる部分については、その詳細な説明を省略する。
S36では、赤外線センサ30を動作させる。次にS38において、赤外線センサ検出信号が出力されたか判断する。判断結果がNOの場合にはS40に進み、赤外線センサ30の動作を停止する。S38の判断結果がYESの場合にはS42に進む。
第3実施形態では、人感センサおよびセンサ出力検出回路の具体例について説明する。
図9は人感センサの説明図であり、図9(a)は平面図であり、図9(b)は図9(a)のA−A線における側面断面図である。図9(b)に示すように、人感センサ10は、赤外線センサ30を収容するパッケージ40を備えている。パッケージ40は樹脂材料等で構成され、円筒状の側壁部42と、側壁部42の下方端部を閉塞する円盤状のベース部41と、側壁部42の上方端部に配置されたリング状の天板部43とを備えている。天板部43の中央部には貫通孔44が形成され、この貫通孔44を覆うように天板部43の外側に赤外窓31が配置されている。赤外窓31は、外部からの入射光のうち赤外線90のみを透過するフィルタ機能と、赤外線90を集光する集光機能とを有するものである。そして、この赤外窓31を透過した赤外線90が、ベース部41の中央部に固着された赤外線センサ30に入射するようになっている。
静電容量素子C1を構成する一対の電極21,21は、パッケージ40の表面に装着されている。これにより、赤外線センサ30および近接センサ20が一体化され、人感センサ10が小型化されている。特に一対の電極21,21は、天板部43の表面に装着されている。これにより、人体の接近を検出すべき方向に赤外窓31および近接センサ20を並んで配置することができる。また一対の電極21,21は、赤外窓31を挟んで両側に配置されている。これにより、一対の電極21,21間の距離を確保して所望の静電容量を実現することができる。
なお、図9(a)では電極21の形状を長方形としたが、赤外窓31の外周に沿った円弧状など、他の形状としてもよい。また、パッケージ40の天板部43自体を一対の電極で構成してもよい。この場合には、一対の電極間に絶縁体を配置する。
素子本体部55および連結部56,56の表面には、薄膜60が形成されている。薄膜60は、温度による抵抗値の変化率が大きい(抵抗温度係数が高い)材料で構成され、具体的には金属酸化物やセラミックス等で構成されている。この薄膜60が開口部54の周囲に延設されて、一対の電極61,61が形成されている。
また図10(b)に示すように、参照用のボロメータ素子R2はカバー70で覆われ、赤外線90が入射しないようになっている。さらに検出用のボロメータ素子R1および参照用のボロメータ素子R2を並べて同時に形成することにより、赤外線90が入射しない場合の両者の抵抗値を一致させている。
交流電圧源Vs1から発生する電圧V1は、次式で表される。
V1=v1sin(ωt) ・・・(1)
但し、v1は振幅、ωは角周波数、tは時間を示す。
すると、次式で表される電流I1が静電容量素子C1に流れる。
I1=jωv1C1sin(ωt) ・・・(2)
但し、jは虚数、C1は静電容量素子C1の静電容量を示す。
演算増幅器IC1が理想的なオペアンプであり、増幅度Aが無限大である場合、可変抵抗R1、帰還抵抗R2、演算増幅器IC1から構成される反転増幅回路における利得G(ゲイン)は、次式で表される。
G=−(R2/R1) ・・・(3)
但し、R2、R1はそれぞれ可変抵抗R1、帰還抵抗R2の抵抗値を示す。
I2=jωv2C2sin(ωt−π)=−jωv2C2sin(ωt)・・(4)
但し、C2は静電容量素子C2の静電容量を示す。
なお、反転増幅回路の出力電圧V2の振幅v2は、次式で表される。
v2=Gv1=−(R2/R1)v1 ・・・(5)
演算増幅器IC2の反転入力端子(−)には、次式で表される電流I3が流れ込む。
I3=I1+I2 ・・・(6)
この式(6)に式(2)および式(4)を代入すると、電流I3は次式で表される。
I3=jω(v1C1−v2C2)sin(ωt) ・・・(7)
Vo=jωR3(v1C1−v2C2)sin(ωt) ・・・(8)
但し、R3は帰還抵抗R3の抵抗値を示す。
式(8)から分かるように、演算増幅器IC2の出力電圧Voは、反転増幅回路の出力電圧V2の振幅v2を変化させることによって任意の値に調整できるようになっている。
反転増幅回路の出力電圧V2の振幅v2は、式(5)に示すように、可変抵抗R1および帰還抵抗R2の抵抗値の比率を変化させることによって変化させることができる。
図11に示す検出回路においては、可変抵抗R1の抵抗値を変化させることによって、可変抵抗R1および帰還抵抗R2の抵抗値の比率を変化させることができる。
しかしながら、実際に複数の静電容量素子を形成する場合、加工の段階(製造の過程)において、ばらつき(誤差)が生じてしまい、完全に静電容量の一致する複数の静電容量素子を加工形成することは極めて困難である。
なお、静電容量のばらつきは、静電容量素子の電極間の対向面積、また電極間の対向距離の誤差などによって生じる。
詳しくは、静電容量素子C1あるいは静電容量素子C2の検出用の静電容量素子の初期状態、即ち静電容量の変化がみられない状態において、演算増幅器IC2の出力電圧Voが0となるように、可変抵抗R1の抵抗値R1を変化させる。
v1C1=v2C2 ・・・(9)
演算増幅器IC1の出力電圧V2の振幅v2が、上式(9)を満たすような値となるように抵抗値R1を調整する。
演算増幅器IC1の出力電圧V2の振幅v2が式(9)を満たすような値となると、電流I1、I2の絶対値が等しくなるため、演算増幅器IC2へ流れ込む電流I3が0となる。従って、初期状態、即ち差動容量が存在しない場合における演算増幅器IC2の出力電圧Voが0となる。
なお、抵抗値R1を変化させることによって演算増幅器IC2の出力電圧Voを0に調整する回路(図示しない制御回路を含む)は、出力調整手段として機能する。
また、演算増幅器IC1の出力電圧V2を変化させて演算増幅器IC2へ流れ込む電流を0に調整する回路は、入力電流調整回路として機能する。
例えば、静電容量素子C1を静電容量の変化量を検出する対象となる検出用の静電容量素子とし、一方の静電容量素子C2を静電容量素子C1の変化量を検出する際の基準となる参照用の静電容量素子とする。
そして、仮に静電容量素子C1の静電容量がΔC1だけ変化したと仮定する。すると、静電容量素子C1に流れる電流I1’は、式(2)のC1にC1’+ ΔC1を代入することにより次式のようになる。
I1’=jωv1(C1’+ ΔC1)sin(ωt) ・・・(10)
但し、C1’は静電容量素子C1の初期状態における静電容量を示す。
なお、図12において、初期状態における電流I1を実線、電流I1’を破線で示す。
I3’=jω(v1(C1’+ ΔC1)−v2C2)sin(ωt) ・・・(11)
図12に電流I3’を示す。
本実施形態に係る近接センサ出力検出回路では、v1C1’=v2C2を満たすように調整されているため、演算増幅器IC2の出力電圧Vo’は、次式で表される。
Vo’=jωR3ΔC1v1sin(ωt) ・・・(12)
図2に出力電圧Vo’を示す。
式(12)から分かるように、本実施形態に係る近接センサ出力検出回路では、検出用の静電容量素子C1の静電容量の変化分ΔC1に比例した電圧出力を得ることができる。
なお、静電容量素子C2を検出用の静電容量素子とし、静電容量素子C1を参照用の静電容量素子とした場合も同様である。即ち、検出用の静電容量素子C2の静電容量の変化分ΔC2に比例した振幅の出力を得ることができる。
SW制御回路110は、起動信号1がハイレベルの場合に、SW1−1,SW1−2の端子1−2間をONにする。これにより、一対の静電容量素子C1,C2の入力側が交流電圧源Vsおよび反転増幅回路に接続され、近接センサがONになる。これと同時に、SW3の端子1−2間をONにし、増幅回路に帰還抵抗Rf1を接続する。また起動信号1がローレベルの場合に、SW1−1,SW1−2の端子3−2間をONにする。これにより、一対の静電容量素子C1,C2の入力側が接地され、近接センサがOFFになる。
なお起動信号1および起動信号2が共にハイレベルの場合には、近接センサおよび赤外線センサを共にONとし、起動信号1および起動信号2が共にローレベルの場合には、近接センサおよび赤外線センサを共にOFFとする。
A期間では、SW2−1,SW2−2が連動してOFFとなり、SW1−1,SW1−2が連動して端子3−2間がONとなっている。これによりA期間では、近接センサおよび赤外線センサが共にOFFとされている。
B期間では、SW2−1,SW2−2が連動してOFFとなり、SW1−1,SW1−2が連動して端子1−2間がONとなっている。これによりB期間では、近接センサのみがONとされ、赤外線センサがOFFとされている。
C期間では、SW2−1,SW2−2が連動してONとなり、SW1−1,SW1−2が連動して端子3−2間がONとなっている。これによりC期間では、近接センサがOFFとされ、赤外線センサのみがONとされている。
D期間では、SW2−1,SW2−2が連動してOFFとなり、SW1−1,SW1−2が連動して端子1−2間がONとなっている。これによりD期間では、近接センサおよび赤外線センサが共にONとされている。
人体などの熱源がないときにおける検出用ボロメータ素子の抵抗値をR1とし、R2=R1と調整したとき、検出用ボロメータ素子R1を流れる電流I1´および参照用ボロメータ素子R2を流れる電流I2´は次式で表される。
I1´=Vb/R1
I2´=−Vb/R2=−Vb/R1
ここで、演算増幅器IC2の反転入力端子(−)に流れ込む電流I3、および演算増幅器IC2の出力電圧Voは、次式で表される。
I3=I1´+I2´=0
Vo=−I3Rf2=0
I1´=Vb/(R1+ΔR)
I3=I1´+I2´=Vb/(R1+ΔR)−Vb/R1
=Vb(ΔR/(R1(R1+ΔR))
Vo=−I3Rf2=−VbRf2(ΔR/(R1(R1+ΔR))
特にR1>>ΔRの場合、次式で表されるように、VoはΔRに比例した出力となる。
Vo=−VbRf2ΔR/R1^2
このように、本実施形態に係るセンサ出力検出回路では、検出用ボロメータ素子R1の抵抗値の変化分ΔRに比例した電圧出力を得ることができる。
第1実施形態における節電制御方法(図6参照)では、S10において通話中であると判断した場合に、S12において人感センサ(近接センサおよび赤外線センサ)を動作させ、節電制御を実施する。その後、S18において通話終了と判断した場合に、S22において人感センサの動作を停止する。すなわち第1実施形態では、常にD期間(近接センサおよび赤外線センサが共にON)の状態で節電制御を実施する。
Claims (9)
- 少なくとも一つの電気部品を備えた携帯電子機器であって、
赤外線センサおよび近接センサの出力信号により人が接近しているか否かを判定する人感センサと、
前記人感センサの判定結果に基づいて、前記電気部品の使用状況を判断し、前記電気部品の節電制御を行う制御手段と、
を備えていることを特徴とする携帯電子機器。 - 前記人感センサは、前記赤外線センサおよび前記近接センサの応答性を調整する応答性調整手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
- 前記人感センサは、前記赤外線センサおよび前記近接センサによる検出判定閾値を調整する閾値調整手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯電子機器。
- 前記人感センサは、前記赤外線センサおよび前記近接センサのうち、一方のセンサによる検出が判定された場合に、他方のセンサが動作を開始することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
- 前記赤外線センサを収容するパッケージを備え、
前記近接センサは、一対の電極を備えた静電容量センサであり、
前記一対の電極は、前記パッケージの表面に装着されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の携帯電子機器。 - 前記パッケージは、赤外線を透過して前記赤外線センサに入射させる赤外窓を備え、
前記一対の電極は、前記赤外窓を挟んで両側に装着されていることを特徴とする請求項5に記載の携帯電子機器。 - 前記赤外線センサおよび前記近接センサについて、センサ出力検出回路の演算増幅器が共用されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
- 表示部と、前記表示部に隣接配置されたスピーカと、を備えた携帯電話装置であって、
前記スピーカに隣接配置され、赤外線センサおよび近接センサの出力信号により人が接近しているか否かを判定する人感センサと、
前記人感センサにより人が接近していると判定され、なおかつ前記携帯電話装置が通話状態の場合に、前記携帯電話装置の使用者が前記表示部を使用していないと判断して、前記表示部の節電制御を行う制御手段と、
を備えていることを特徴とする携帯電話装置。 - 前記人感センサは、前記携帯電話装置が通話状態の場合に動作を開始することを特徴とする請求項8に記載の携帯電話装置。
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