JP2010050690A - 撮像装置 - Google Patents

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Makoto Takano
誠 高野
Masaki Nabeshima
雅貴 鍋島
Akira Yamada
山田  明
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Abstract

【課題】機能が多様となっている撮像装置において、故障判断等が容易に行える撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明にかかる撮像装置は、複数の表示パターンの中からいずれかの表示パターンを選択してOSDデータを生成可能なOSD生成手段と、生成されたOSDデータが示すOSDを表示する表示手段と、操作手段と、操作手段で受け付けた操作を示す情報と、操作手段が操作を受け付けたときに表示手段で表示しているOSDを示す情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は撮像装置に関し、特に、使用者による操作履歴を記録可能な撮像装置に関する。
特許文献1は、使用者による操作履歴を記憶する電子カメラを開示する。この電子カメラは、操作内容を時系列に記録した操作ログを記録するとともに、電子カメラの動作に関わる情報で動作関連情報を記憶する。また、動作関連情報としては、静止画撮像モードや動画撮像モードや再生モードなどの動作モード等が開示されている。
使用者は、この電子カメラに対して、故障判断、エラー解析、修理を容易に行うことができる。
特開2005−33325号公報
しかしながら、近年の電子カメラは、より機能が多様になってきている。その結果、所定の動作モードにおける所定の操作手段に対する操作が必ずしも1つの意味しか持たないとは限らない。つまり、例えば、再生モードにおいて、右釦の押下が再生する画像のコマ送りを意味することもあれば、削除する画像の選択を意味することもある。
このような場合に、使用者の操作内容を時系列に記録した操作ログを記録するとともに、電子カメラの動作に関わる動作関連情報を記録していたとしても、エラー等が発生した際に、電子カメラがどのような動作をしていたかを的確に把握することができない。その結果、電子カメラの故障判断、エラー解析、修理を容易に行うことができない。
そこで、本発明は、機能が多様となっている撮像装置において、故障判断等が容易に行える撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる撮像装置は、複数の表示パターンの中からいずれかの表示パターンを選択してOSDデータを生成可能なOSD生成手段と、生成されたOSDデータが示すOSDを表示する表示手段と、操作手段と、操作手段で受け付けた操作を示す情報と、操作手段が操作を受け付けたときに表示手段で表示しているOSDを示す情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、を備える。
また、本発明にかかる撮像装置において、記憶手段は、操作手段が受け付ける1回の操作に対して複数の表示パターンが対応する場合、その複数の表示パターンのうちのいずれかを選択して、選択した表示パターンをその操作に対応付けて記憶するようにしてもよい。
また、本発明にかかる撮像装置は、表示手段による表示を変更する変更手段をさらに備え、操作手段は、使用者からの押圧を受け付ける被押圧部材を含み、変更手段は、被押圧部材が一度押圧されると前記表示手段による表示を一度変更し、被押圧部材が長押しされると表示手段による表示を複数回変更し、記憶手段は、受付手段のうちの被押圧部材が一度押圧された場合も長押しされた場合も、被押圧部材が押圧されるのに応じて、操作手段で受け付けた操作を示す情報と、操作手段で操作を受け付けた際に表示手段が最初に表示しているOSDに関する情報と、を対応付けて記憶するようにしてもよい。
また、本発明にかかる撮像装置において、記憶手段は、操作手段が受け付けた操作を示す情報と、操作手段が操作を受け付けた際の時間に関する情報と、操作手段が操作を受け付けた際に表示手段が表示しているOSDに関する情報と、を対応付けて記憶するようにしてもよい。
本発明によれば、機能が多様となっている撮像装置において、故障判断等が容易に行える撮像装置を提供することができる。
〔1.実施の形態1〕
〔1−1.概要〕
本実施の形態にかかるデジタルカメラ100は、使用者による操作履歴を記録する。修理担当者は、デジタルカメラ100が故障等した際にこの操作履歴を参照することにより、デジタルカメラ100の故障原因を容易に検証することができる。
本発明は、操作履歴を記録する撮像装置において、故障判断が容易に行える撮像装置を提供するためになされた発明である。
〔1−2.構成〕
〔1−2−1.電気的構成〕
本実施の形態にかかるデジタルカメラ100の電気的構成について、図1を用いて説明する。図1は、デジタルカメラ100の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ100は、1又は複数のレンズからなる光学系110により形成された被写体像をCCDイメージセンサー130で撮像する。CCDイメージセンサー130で生成された画像データは、画像処理部150で各種処理が施され、メモリカード190に格納される。以下、デジタルカメラ100の構成を詳細に説明する。
光学系110は、ズームレンズやフォーカスレンズから構成される。ズームレンズを光軸に沿って移動させることにより、被写体像の拡大、縮小をすることができる。また、フォーカスレンズを光軸に沿って移動させることにより、被写体像のピントを調整することができる。
レンズ駆動部120は、光学系110に含まれる各種レンズを駆動する。例えばズームレンズを駆動するズームモータや、フォーカスレンズを駆動するフォーカスモータがこれにあたる。
CCDイメージセンサー130は、光学系110で形成された被写体像を撮像して、画像データを生成する。CCDイメージセンサー130は、露光、転送、電子シャッタなどの各種動作を行う。
A/Dコンバータ140は、CCDイメージセンサー130で生成されたアナログ画像データをデジタル画像データに変換する。
画像処理部150は、CCDイメージセンサー130で生成された画像データに対して各種処理を施す。画像処理部150は、CCDイメージセンサー130で生成された画像データに対して処理を施し、表示モニタ220に表示するための画像データを生成したり、メモリカード190に格納するための画像データを生成したりする。例えば、画像処理部150は、CCDイメージセンサー130で生成された画像データに対してガンマ補正やホワイトバランス補正、傷補正などの各種処理を行う。また、画像処理部150は、CCDイメージセンサー130で生成された画像データに対して、JPEG規格に準拠した圧縮形式等により画像データを圧縮する。画像処理部150は、DSPやマイコンなどで実現可能である。
コントローラー160は、全体を制御する制御手段である。コントローラー160は、半導体素子などで実現可能である。コントローラー160は、ハードウェアのみで構成してもよいし、ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせることにより実現してもよい。コントローラー160は、マイコンなどで実現できる。
バッファ170は、画像処理部150及びコントローラー160のワークメモリとして機能する。バッファ170は、例えば、DRAM、強誘電体メモリなどで実現できる。
カードスロット180は、メモリカード190を着脱可能である。カードスロット180は、機械的及び電気的にメモリカード190と接続可能である。メモリカード190は、フラッシュメモリや強誘電体メモリなどを内部に含み、画像処理部150で生成された画像ファイル等のデータを格納可能である。
内部メモリ200は、デジタルカメラ100を制御するための制御プログラムやデジタルカメラ100の使用者による操作履歴情報などを記録する。また、内部メモリ200は、表示モニタ210が表示しているOSD(on-screen display)情報を記憶する。ここで、OSD情報とは、表示モニタ210に表示している画面の内容を示す情報である。コントローラー160は、内部メモリ200に格納されている制御プログラムに基づいて、デジタルカメラ100全体を制御する。また、内部メモリ200に使用者によるデジタルカメラ100の各種操作履歴を記憶しておくことにより、エラーが発生した場合等にエラーの原因の追究が容易となる。
操作部材220は、使用者からの操作を受け付けるユーザーインターフェースの総称である。例えば、使用者からの操作を受け付ける十字キーや決定釦等がこれにあたる。
表示モニタ210は、CCDイメージセンサー130で生成した画像データが示す画像や、メモリカード190から読み出した画像データが示す画像を表示可能である。
〔1−2−2.背面構成〕
図2は、本発明の実施の形態1にかかるデジタルカメラ100の背面図である。以下、図2を用いて、各種操作部材について説明する。
レリーズ釦221、ズームダイヤル222、モードダイヤル224は、カメラ本体の上面に配置されている。レリーズ釦221は、押下操作を受け付ける。コントローラー160は、レリーズ釦221が半押し操作されるのに応じて、AE制御やAF制御を開始する。また、デジタルカメラ100は、レリーズ釦221が全押し操作されるのに応じて、被写体の撮像を行う。
ズームダイヤル222は、レリーズ釦221の周りに回転可能に配置されている。コントローラー160は、ズームダイヤル222が回転操作されるのに応じて、光学ズーム制御や電子ズーム制御を開始する。
モードダイヤル224は、回転操作を受け付ける。モードダイヤル224は、目盛りが設けられており、各目盛りにはデジタルカメラ100の動作モードが割り当てられている。デジタルカメラ100の動作モードとは、例えば、再生モードや撮影モードなどである。コントローラー160は、モードダイヤル224の回転操作に応じて、モードダイヤル224が指定する動作モードでデジタルカメラ100を制御する。
電源スイッチ223、削除釦230、液晶モニタ210、十字キーは、カメラ本体の背面に配置されている。電源スイッチ223は、スライド操作を受け付ける。電源スイッチ223は、スライド操作に応じて、デジタルカメラ100の電源状態を切り替える。
液晶モニタ210は、モードダイヤル224により選択された動作モードに応じて、メモリカード190に格納された画像データやメニュー画面などを表示する。
十字キーは、上キー225、右キー226、下キー227、左キー228、決定釦229から構成される。十字キーは、4方向及び中央部の5パターンの押下操作を受け付ける。コントローラー160は、十字キーの何れかのキーが押下操作されるのに応じて、再生画像データの切り替えなどの液晶モニタ210の表示の操作等を行う。
削除釦230は、押下操作を受け付ける。コントローラー160は、削除釦230が押下操作されるのに応じて、予め選択された画像データを削除する。
〔1−2−3.本発明との対応〕
コントローラー160は、本発明のOSD生成手段の一例である。表示モニタ210は、本発明の表示手段の一例である。操作部材220は、本発明の操作手段の一例である。内部メモリ200は、本発明の記憶手段の一例である。コントローラー160は、本発明の変更手段の一例である。
〔1−3.動作〕
〔1−3−1.操作履歴の記録動作の一例〕
本実施の形態にかかるデジタルカメラ100における操作履歴の記録動作について図3を用いて説明する。図3は、デジタルカメラ100における操作履歴の記録動作を説明するためのフローチャートである。
電源スイッチ223を操作することにより、使用者は、デジタルカメラ100の電源をONに切り替え、デジタルカメラ100の使用を開始することができる(S100)。デジタルカメラ100の電源がONにされると、コントローラー160は、電源がONにされた際の時刻情報を内部メモリ200に記憶させる。デジタルカメラ100の使用が開始されると、コントローラー160は、使用者からの各種キーの入力操作があるか否かを判断する(S110)。使用者からのキー入力操作があったと判断すると、コントローラー160は、内部メモリ200から現時点において表示モニタ210が表示しているOSD情報を取得する(S120)。OSD情報を取得すると、コントローラー160は、使用者からのキー入力操作情報と、電源がONされてからの経過時間に関する情報と、その際に表示モニタ210が表示しているOSD情報と、キーが使用者から開放された際の経過時間に関する情報とを対応付けて内部メモリ200に記憶させる(S130)。内部メモリ200にキー入力操作情報等を記憶させると、コントローラー160は、使用者によるキー入力操作に対応する処理を各種部材に実行させる(S140)。
以下、具体例について図4、図5を用いて説明する。図4は、表示モニタ210の表示画面を説明するための模式図である。また、図5は、内部メモリ200が記憶する操作履歴情報を説明するための模式図である。
例えば、使用者による電源スイッチ223の操作を受け付けることにより、デジタルカメラ100の電源はONとなる。これにより、コントローラー160は、電源がONにされた際の年月日情報及び時刻情報を内部メモリ200に記憶させる。この際に画面240のような再生画像の選択画面が表示されたとする。太い枠により囲まれている左下の画像データは、現在使用者により選択されている画像データである。
次に、使用者が上キー225を選択したとする。そうすると、コントローラー160は、OSD情報としての「再生画像選択画面」という情報と、キー操作としての「上キー」という情報と、その際に電源ONされてから経過した時間に関する情報と、キーが使用者の押下から解放された際の経過時間に関する情報とを対応付けて内部メモリ200に記憶させる。内部メモリ200にキー操作情報等を記憶させると、コントローラー160は、太枠を一つ上の画像データに移動した画面250を表示モニタ210に表示させる。なお、ここで、OSD情報である「再生画像選択画面」等の表示モニタ210が表示し得る全てのOSD情報に予め「000」や「001」等の値を割り振り、それらの値をOSD情報として記憶することでこのような構成を実現可能である。また、「上キー」等のキー操作についても予め「00」や「01」等の値を割り振り、それらの値をキー操作に関する情報として記憶することでこのような構成を実現可能である。
次に、使用者が右キー226を押下したとする。そうすると、コントローラー160は、OSD情報としての「再生画像選択画面」という情報と、キー操作としての「右キー」という情報と、その際の電源ON時からの経過時間情報と、キーが使用者の押下から解放された際の経過時間情報とを対応付けて内部メモリ200に記憶させる。内部メモリ200にキー操作情報等を記憶させると、コントローラー160は、太枠を一つ右の画像データに移動した画面260を表示モニタ210に表示させる。
次に、使用者が削除釦230を押下したとする。そうすると、コントローラー160は、OSD情報としての「再生画像選択画面」という情報と、キー操作としての「削除釦」という情報と、その際の電源ON時からの経過時間情報と、キーが使用者の押下から解放された際の経過時間情報とを対応付けて内部メモリ200に記憶させる。内部メモリ200にキー操作情報等を記憶させると、コントローラー160は、削除の確認を使用者に促す表示を示した画面270を表示モニタ210に表示させる。
次に、使用者が上キー225を押下したとする。そうすると、コントローラー160は、OSD情報としての「削除画面」という情報と、キー操作としての「上キー」という情報と、その際の電源ON時からの経過時間情報と、キーが使用者の押下から解放された際の経過時間情報とを対応付けて内部メモリ200に記憶させる。内部メモリ200にキー操作情報等を記憶させると、コントローラー160は、削除の確認を使用者に促す表示における太枠を一つ上に移動した画面280を表示モニタ210に表示させる。
次に、使用者が決定釦229を押下したとする。そうすると、コントローラー160は、OSD情報としての「削除画面」という情報と、キー操作としての「決定釦」という情報と、その際の電源ON時からの経過時間情報と、キーが使用者の押下から解放された際の経過時間情報とを対応付けて内部メモリ200に記憶させる。内部メモリ200にキー操作等を記憶させると、コントローラー160は、一つの画像データを削除し、残った画像データを整列し直した画面290を表示モニタ210に表示させる。
このように、本実施の形態にかかるデジタルカメラ100は、使用者によるキー入力等の操作を受け付けると、受け付けたキー入力の内容と、その際に表示モニタ210が表示している表示内容とを対応付けて内部メモリ200に記憶する。この理由について以下に述べる。
デジタルカメラ100のような携帯型電子機器においては、自機の大きさが小さいため、操作手段として多くの操作部材を設けることができない。そのため、デジタルカメラ100は、OSDに様々な選択肢を表示することにより、少ない操作部材で多くの機能の操作を行うことを可能としている。その結果、使用者による操作履歴として、操作手段の操作結果のみを記憶していたのでは、後でその操作履歴を参照したとしても使用者が具体的にどのような機能の操作をしていたかについては検証できない。そこで、本実施の形態にかかるデジタルカメラ100は、使用者の操作履歴を内部メモリ200に記憶させる際に、使用者によるキー入力の内容と、その際に表示モニタ210が表示している表示内容とを対応付けて内部メモリ200に記憶する。これにより、後で内部メモリ200に記憶されている操作履歴を参照することにより、デジタルカメラ100に対して使用者がどのような操作を行っていたかをより詳しく検証することができる。その結果、例えば、デジタルカメラ100が故障した際に、操作履歴を参照することにより故障原因をより容易に検証することができる。
また、本実施の形態にかかるデジタルカメラ100は、使用者によるキー入力等の操作を受け付けると、受け付けたキー入力の内容と、その際に表示モニタ210が表示している表示内容と、その際の電源ON時からの経過時間に関する情報とを対応付けて内部メモリ200に記憶する。また、本実施の形態にかかるデジタルカメラ100は、電源をONにした際に、その際の年月日及び時刻情報を内部メモリ200に記憶する。このように、電源ON時の年月日及び時刻情報を記憶しつつ、キー入力等がされた際の電源ON時からの経過時間情報を記憶することにより、デジタルカメラ100は、少ない情報のみを記憶するだけで、エラー等が生じた時間を正確に操作履歴として残すことができる。その結果、デジタルカメラ100の修理担当者は、故障の原因を検証する際に、使用者からデジタルカメラ100の故障した年月日及び時刻情報を得れば、容易にデジタルカメラ100の故障の原因を追究できる。
〔1−3−2.十字キーが長押しされた場合の操作履歴の記録動作の一例〕
十字キーが使用者により長押しされた場合の操作履歴の記録動作について図6、図7を用いて説明する。図6は、十字キーが長押しされた場合の操作履歴の記録動作を説明するための模式図である。図7は、十字キーが長押しされた場合において操作履歴が記録される記録態様を説明するための模式図である。
例えば、使用者による電源スイッチ223の操作を受け付けることにより、デジタルカメラ100の電源はONとなる。この際に画面300のような再生画像の選択画面が表示されたとする。太い枠により囲まれている左下の画像データは、現在使用者により選択されている画像データである。
次に、使用者が右キー226の長押しを開始したとする。そうすると、コントローラー160は、図7に示すように、OSD情報としての「再生画像選択画面」という情報と、キー操作としての「右キー」という情報と、その際の電源ON時からの経過時間情報と、使用者によるキー押下が開放された際の電源ON時からの経過時間情報とを対応付けて内部メモリ200に記憶させる。使用者が右キー226を押下している間、表示モニタ210の表示は、画面310、画面320、画面330、画面340、画面350と変化していく。つまり、使用者により選択されている画像データは、右キー226の長押しが継続している間変化し続ける。しかしながら、内部メモリ200は、右キー226が長押しされている場合に表示モニタ210の表示が変化し続けても、操作履歴としては特に何も記憶しない。以下、このような構成にする理由を述べる。
このように、右キー226の長押しされている場合には、使用者により選択される項目は目まぐるしく変化する。従って、使用者により選択されている項目が変化するたびに操作履歴を記憶していたのでは、内部メモリ200のうちの操作履歴の記憶のために用意されている容量はすぐに消費してしまう。よって、本実施の形態にかかるデジタルカメラ100においては、十字キーの長押しがされた場合であっても、最初の一度の押下についての操作履歴だけを内部メモリ200に記憶させる構成とした。
また、十字キーが長押しされている場合には、基本的に、画面の内容自体(例えば、再生画像選択画面や削除画面)は変更されない場合が多い。従って、長押しの場合の一度の押下分についての使用者による操作履歴を内部メモリ200に記憶させておけば、デジタルカメラ100の故障の原因を追究する場合に、デジタルカメラ100が故障した際に使用者がデジタルカメラ100に対して何に関する操作をしていたかについては検証可能である。
また、本実施の形態にかかるデジタルカメラ100は、使用者によるキー押下された際の電源ON時からの経過時間と、キー押下が開放された際の電源ON時からの経過時間とを内部メモリ200に記憶する。従って、押下された際の時間情報と開放された際の時間情報とを参照することにより、使用者がキーを長押ししていたことを操作履歴から知ることができる。その結果、デジタルカメラ100の修理担当者は、操作履歴を参照することにより、使用者がキーの長押しをしていたか否かを知ることができる。その結果、修理担当者は、キーの長押しによりデジタルカメラ100が故障した場合においても、故障原因の追究を容易にできる。
よって、本実施の形態にかかるデジタルカメラ100においては、十字キーの長押しがされた場合であっても、最初の一度の押下についての操作履歴だけを内部メモリ200に記憶させる構成とした。
なお、本実施の形態にかかるデジタルカメラ100においては、操作キーが長押し操作を受け付けた場合に、最初のOSD情報と操作キーの情報とを対応付けて記憶する構成とした。しかしながら、必ずしもこのような構成とする必要はない。例えば、必ずしも最初のOSD情報を記憶する必要はなく、操作キーが長押しされている間に変化するOSD情報のいずれかのOSD情報と長押しされている操作キーの情報とを対応付ける構成としてもよい。
〔1−4.本実施の形態のまとめ〕
本実施の形態にかかる撮像装置は、複数の表示パターンの中からいずれかの表示パターンを選択してOSDデータを生成可能なコントローラー160と、生成されたOSDデータが示すOSDを表示する表示モニタ210と、操作部材220と、操作部材220で受け付けた操作を示す情報と、操作部材220が操作を受け付けたときに表示モニタ210で表示しているOSDを示す情報とを対応付けて記憶する内部メモリ200と、を備える。
これにより、後で内部メモリ200に記憶されている操作履歴を参照することにより、デジタルカメラ100に対して使用者がどのような操作を行っていたかをより詳しく検証することができる。その結果、例えば、デジタルカメラ100が故障した際に、操作履歴を参照することにより故障原因をより容易に検証することができる。
また、本実施の形態にかかる撮像装置において、内部メモリ200は、操作部材220が受け付ける1回の操作に対して複数の表示パターンが対応する場合、その複数の表示パターンのうちのいずれかを選択して、選択した表示パターンをその操作に対応付けて記憶する。
これにより、内部メモリ200は、記憶してもあまり意味がない情報は記憶しないこととなる。その結果、内部メモリ200は、デジタルカメラ100の故障の原因追及等に有用な情報を多く記憶することとなり、修理担当者は、容易にデジタルカメラ100の故障原因を追究できる。
また、本実施の形態にかかる撮像装置は、表示モニタ210による表示を変更するコントローラー160をさらに備え、操作部材220は、使用者からの押圧を受け付ける被押圧部材を含み、コントローラー160は、被押圧部材が一度押圧されると表示モニタ210による表示を一度変更し、被押圧部材が長押しされると表示モニタ210による表示を複数回変更し、内部メモリ200は、操作部材220のうちの被押圧部材が一度押圧された場合も長押しされた場合も、被押圧部材が押圧されるのに応じて、操作部材220で受け付けた操作を示す情報と、操作部材220で操作を受け付けた際に表示モニタ210が最初に表示しているOSDに関する情報と、を対応付けて記憶する。
これにより、内部メモリ200は、記憶してもあまり意味がない情報は記憶しないこととなる。その結果、内部メモリ200は、デジタルカメラ100の故障の原因追及等に有用な情報を多く記憶することとなり、修理担当者は、容易にデジタルカメラ100の故障原因を追究できる。
また、本実施の形態にかかる撮像装置において、内部メモリ200は、操作部材220が受け付けた操作を示す情報と、操作部材220が操作を受け付けた際の時間に関する情報と、操作部材220が操作を受け付けた際に表示モニタ210が表示しているOSDに関する情報と、を対応付けて記憶する。
これにより、操作履歴を参照しながらデジタルカメラ100の故障の原因を検証する際に、使用者からデジタルカメラ100の故障した年月日及び時刻情報を得れば、故障の原因の追究が容易となる。
〔2.他の実施の形態〕
以上により、本発明の実施の形態として、実施の形態1を説明した。しかし、本発明は、これらには限定されない。そこで、本発明の他の実施の形態を本欄にまとめて説明する。
本実施の形態1にかかるデジタルカメラにおいては、使用者により、操作部材220が操作された場合のみ操作履歴を内部メモリ200に記憶する構成とした。しかしながら必ずしもこのような構成とする必要はない。使用者により操作部材220が操作されない場合において、デジタルカメラ100にエラーが発生し、表示モニタ210がエラー表示をするような場合に、内部メモリに表示モニタ210がエラー表示をしている旨を時刻情報等と対応付けて記憶するような構成としてもよい。これにより、より詳細にデジタルカメラ100の故障原因を追究することができる。
また、本発明を適用した撮像装置の光学系及び駆動系は、図1に示すものに限定されない。例えば、図1では3群構成の光学系を例示しているが、他の群構成のレンズ構成としてもよい。また、それぞれのレンズは、1つのレンズで構成してもよく、複数のレンズから構成されるレンズ群として構成してもよい。
実施の形態1では、撮像手段として、CCDイメージセンサー130を例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、CMOSイメージセンサーで構成してもよく、NMOSイメージセンサーで構成してもよい。
画像処理部150とコントローラー160とは、1つの半導体チップで構成してもよく、別々の半導体チップで構成してもよい。
本発明は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどに適用可能である。
デジタルカメラ100の電気的構成を示すブロック図 デジタルカメラ100の背面構成を示す模式図 デジタルカメラ100の操作履歴記録動作を説明するためのフローチャート 画像データを削除する際の表示モニタ210の表示の具体例を示す模式図 操作履歴が記録される記録態様を説明するための模式図 十字キーが長押しされた場合の操作履歴の記録動作を説明するための模式図 操作履歴が記録される記録態様を説明するための模式図
符号の説明
100 デジタルカメラ
110 光学系
120 レンズ駆動部
130 CCDイメージセンサー
140 A/Dコンバータ
150 画像処理部
160 コントローラー
170 バッファ
180 カードスロット
190 メモリカード
200 内部メモリ
210 表示モニタ
220 操作部材
221 レリーズ釦
222 ズームレバー
223 電源スイッチ
224 モードダイヤル
225 上キー
226 右キー
227 下キー
228 左キー
229 決定釦
230 削除釦

Claims (4)

  1. 複数の表示パターンの中からいずれかの表示パターンを選択してOSDデータを生成可能なOSD生成手段と、
    前記生成されたOSDデータが示すOSDを表示する表示手段と、
    操作手段と、
    前記操作手段で受け付けた操作を示す情報と、前記操作手段が操作を受け付けたときに前記表示手段で表示しているOSDを示す情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    を備える撮像装置。
  2. 前記記憶手段は、
    前記操作手段が受け付ける1回の操作に対して複数の表示パターンが対応する場合、その複数の表示パターンのうちのいずれかを選択して、選択した表示パターンをその操作に対応付けて記憶する、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示手段による表示を変更する変更手段をさらに備え、
    前記操作手段は、
    使用者からの押圧を受け付ける被押圧部材を含み、
    前記変更手段は、
    前記被押圧部材が一度押圧されると前記表示手段による表示を一度変更し、前記被押圧部材が長押しされると前記表示手段による表示を複数回変更し、
    前記記憶手段は、
    前記受付手段のうちの被押圧部材が一度押圧された場合も長押しされた場合も、前記被押圧部材が押圧されるのに応じて、前記操作手段で受け付けた操作を示す情報と、前記操作手段で操作を受け付けた際に前記表示手段が最初に表示しているOSDに関する情報と、を対応付けて記憶する、
    請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記記憶手段は、
    前記操作手段が受け付けた操作を示す情報と、前記操作手段が操作を受け付けた際の時間に関する情報と、前記操作手段が操作を受け付けた際に前記表示手段が表示しているOSDに関する情報と、を対応付けて記憶する、
    請求項1〜3に記載の撮像装置。
JP2008212632A 2008-08-21 2008-08-21 撮像装置 Pending JP2010050690A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015055546A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 株式会社東芝 センサ情報管理装置、センサ情報管理方法
EP4276813A1 (en) 2022-05-12 2023-11-15 Alps Alpine Co., Ltd. Display device and display control method

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