JP2010049467A - 情報推薦システム、情報推薦方法および情報推薦プログラム - Google Patents

情報推薦システム、情報推薦方法および情報推薦プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者および利用者が欲する情報の時間軸上の変化に基づいて利用者の興味領域の変化を判断し、利用者の興味領域に適合する情報を推薦する。
【解決手段】利用者が欲した情報の識別子を取得して指定情報履歴格納手段2に格納する指定情報取得手段1と、利用者が欲した情報の識別子に対応させて利用者が興味を抱いている興味領域を特定可能なデータが格納される興味領域格納手段3と、利用者が欲した情報に応じて興味領域格納手段3に興味領域を特定可能なデータを設定する処理と興味領域を特定可能なデータを更新する処理とを行う興味領域管理手段4と、利用者が新たに欲した情報の識別子が示す情報と興味領域格納手段3に設定されているデータとを用いて、利用者が欲した情報と興味領域との近接度を計算して、近接度が所定範囲内になる興味領域を利用者が欲した情報に近接する興味領域であると決定する興味領域決定手段5とを備えている。
【選択図】図12

Description

本発明は、利用者が興味を抱いている複数の興味領域の中で最も興味を持っている興味領域を判断し、最も興味を持っている興味領域の範囲内の情報を利用者に推薦する情報推薦システム、情報推薦方法および情報推薦プログラムに関する。
インターネットやイントラネットで利用されるコンピュータネットワークにおいて、利用者は様々な情報を欲してコンピュータネットワークにアクセスを行う。利用者は、コンピュータネットワークから情報を求めるために、コンピュータネットワーク上で、利用者が欲する情報のアドレスを直接参照したり、利用者が欲する情報に関連する語をキーワードとして検索エンジンによる情報の絞り込みを行って情報を探したりする。
しかし、コンピュータネットワークには膨大な量の情報が蓄積されているため、利用者自身が検索による情報の絞り込みを行ったとしても、容易に欲する情報を得られないことがある。また、利用者が複数種類の興味を持っている場合には、欲する情報が増えると考えられ、利用者の労力はさらに増加する。このような利用者の労力を軽減するために、利用者が欲する情報を分類し、利用者の興味にあった情報を利用者に推薦するシステムが有用である。
情報を分類する技術として、利用者が過去にアクセスした情報(コンテンツ)を分類しておくことで、利用者にコンテンツを分類する手間を与えることなく、コンテンツを分類する先行技術がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、コンテンツの内容を表す付加情報に注目し、複数のコンテンツ間で付加情報が少なくとも部分的に一致する場合には、当該コンテンツは関連していると判定して分類する方法が開示されている。
また、利用者の興味にあわせて注目すべきコンテンツを特定または抽出する先行技術もある(例えば、特許文献2参照)。特許文献2には、利用者のアクセス履歴から利用者の関心を関連度付きキーワードとして特定し、アクセス数から注目コンテンツを特定し、関連度の高いキーワードとの類似性が高いキーワードを含む注目コンテンツを、利用者に対して推薦すべきコンテンツとする方法が開示されている。特許文献2に示された方法によると、利用者自身が検索語を明示することなく変化する利用者の関心に合わせて注目すべきコンテンツを特定または抽出することができる。
特開2007−058562号公報(段落0012−0017) 特開2007−256992号公報(要約書、段落0009−0010)
しかし、特許文献1に示された方法は、情報(コンテンツ)の内容を表す付加情報が少なくとも部分的に一致しているかを基準として分類するので、一度分類した分類の単位を修正することが難しい。
特許文献2に示された方法は、アクセス履歴からキーワードを特定し、キーワードとの関連性が高いと判断したコンテンツを推薦するので、コンテンツの分類の単位がキーワードごとになってしまい、より広い基準による分類の対応が難しい。さらに、利用者の関心が変化した場合に、アクセス数が少ない時点では、利用者の関心の変化にあわせた注目コンテンツの特定がされない可能性がある。
そこで、本発明は、利用者および利用者が欲する情報の時間軸上の変化に基づいて利用者が興味を抱いている興味領域の変化を判断し、利用者が興味を抱いている興味領域に含まれる情報を推薦する情報推薦システム、情報推薦方法および情報推薦プログラムを提供することを目的とする。
本発明における情報推薦システムは、利用者が情報を欲したときに利用者が欲した情報の識別子を取得して指定情報履歴格納手段に格納する指定情報取得手段と、利用者が欲した情報の識別子が格納されるとともに、情報の識別子に対応させて利用者が興味を抱いている興味領域を特定可能なデータが格納される興味領域格納手段と、利用者が欲した情報に応じて興味領域格納手段に興味領域を特定可能なデータを設定する処理と興味領域を特定可能なデータを更新する処理とを行う興味領域管理手段と、指定情報取得手段から利用者が新たに欲した情報の識別子を入力し、入力した識別子が示す情報と興味領域格納手段に設定されているデータとを用いて、利用者が欲した情報と興味領域との近接度を計算し、近接度が所定範囲内になる興味領域を利用者が欲した情報に近接する興味領域であると決定する興味領域決定手段と、興味領域決定手段が決定した興味領域に属する情報を選択する推薦情報選択手段と、推薦情報選択手段が選択した情報を利用者に提示する推薦情報提示手段とを備えたことを特徴とする。
本発明における情報推薦方法は、利用者が欲した情報の識別子が格納される指定情報履歴格納手段と、利用者が欲した情報の識別子が格納されるとともに、情報の識別子に対応させて利用者が興味を抱いている興味領域を特定可能なデータが格納される興味領域格納手段とを備えたシステムで実行される情報推薦方法であって、利用者が情報を欲したときに利用者が欲した情報の識別子を取得して指定情報履歴格納手段に格納し、利用者が欲した情報に応じて興味領域格納手段に興味領域を特定可能なデータを設定する処理と興味領域を特定可能なデータを更新し、利用者が新たに欲した情報の識別子が示す情報と興味領域格納手段に設定されているデータとを用いて、利用者が欲した情報と興味領域との近接度を計算し、近接度が所定範囲内になる興味領域を利用者が欲した情報に近接する興味領域であると決定し、決定した興味領域に属する情報を選択し、選択した情報を利用者に提示することを特徴とする。
本発明における情報推薦プログラムは、利用者が欲した情報の識別子が格納される指定情報履歴格納手段と、利用者が欲した情報の識別子が格納されるとともに、情報の識別子に対応させて利用者が興味を抱いている興味領域を特定可能なデータが格納される興味領域格納手段とを備えたシステムにおけるコンピュータに、利用者が情報を欲したときに利用者が欲した情報の識別子を取得して指定情報履歴格納手段に格納する処理と、利用者が欲した情報に応じて興味領域格納手段に興味領域を特定可能なデータを設定する処理と興味領域を特定可能なデータを更新する処理と、利用者が新たに欲した情報の識別子が示す情報と興味領域格納手段に設定されているデータとを用いて、利用者が欲した情報と興味領域との近接度を計算して、近接度が所定範囲内になる興味領域を利用者が欲した情報に近接する興味領域であると決定する処理と、決定した興味領域に属する情報を選択する処理と、選択した情報を利用者に提示する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、利用者および利用者が欲する情報の時間軸上の変化に基づいて利用者が興味を抱いている興味領域の変化を判断できる情報推薦システム、情報推薦方法および情報推薦プログラムを提供することができる。
実施形態1.
図1は、本発明による情報推薦システムの第1の実施形態(実施形態1)の構成を示すブロック図である。
図1に示す情報推薦システムにおいて、指定情報取得手段101は、利用者が興味を持ちアクセスした情報(利用者が欲した情報すなわち利用者が要求した情報)を特定可能な指定情報を情報の識別子として取得する。利用者が欲した情報とは、例えば、利用者がキーボード等の入力装置を介して入力した指定情報が示す情報である。指定情報取得手段101は、取得した情報の識別子(以下、情報識別子という。)および関連情報を、指定情報履歴格納手段102に出力する。
指定情報履歴格納手段102は、指定情報取得手段101から出力された情報識別子等を格納する。
図2は、指定情報履歴格納手段101の構成例を示す説明図である。指定情報履歴格納手段101に、利用者識別子201、時間(アクセスした時間)202および情報識別子203が格納される。図2には、「user1」という利用者識別子201が付与された利用者が、5回の時間202に、情報識別子203が示す各情報にアクセスしたことが例示されている。なお、利用者識別子は、予め利用者に付与されたり、利用者が情報推薦システムのサービスを最初に利用するとき等に利用者識別子付与のための登録操作を行ったりする。
興味領域判別手段103は、指定情報取得手段101が取得した情報識別子、既に指定情報履歴格納手段102に格納されている利用者が以前欲した情報の情報識別子、および興味領域格納手段104に格納されている利用者が興味を抱いている興味領域(以下、利用者の興味領域という。)を示す情報を入力し、利用者が欲した情報と様々な興味領域との距離を判断基準にして、利用者が現在興味を持っていると思われる興味領域(利用者の現在の興味領域)を判別する。興味領域判別手段103は、判別した利用者の現在の興味領域を推薦情報選択手段107に出力する。
興味領域管理手段105は、興味領域を管理する。すなわち、利用者が欲した情報を所定の条件に従って分類する処理を行い、分類の結果に応じて興味領域の識別子(以下、興味領域識別子という。)を付与する。なお、分類の際に、利用者が欲した情報から属性を抽出して属性値302を興味領域格納手段104に格納する。また、適宜、興味領域の修正(更新)を行う。
図3は、興味領域格納手段104の構成例を示す説明図である。図3に示すように、興味領域格納手段104には、情報識別子301、複数の属性(属性1〜n)の値(以下、属性値という。)302および興味領域識別子303が格納される。情報識別子301は、指定情報履歴格納手段102に格納されている情報識別子201と同様のデータである。属性値302は、例えば、利用者によってアクセスされた各情報に含まれる単語の出現頻度分布が正規化された値である。なお、興味領域識別子303としての「本」、「レストラン」および「旅行」は理解を容易にするための表現例である。現実には、興味領域識別子303は、計算機(この例では、具体的には、興味領域管理手段105)によって機械的に付与されるデータである。
興味領域格納手段104には、利用者が過去に欲した情報が構造化されて格納される。すなわち、興味領域管理手段105によって分類された塊(この例では、「本」の分類、「レストラン」の分類および「旅行」の分類)毎にまとまって格納される。また、興味領域識別子303に対応して、興味領域識別子303が示す興味領域に分類された情報の情報識別子301および属性値302が格納されている。
図4は、興味領域の概念を示す説明図である。図4には、n次元の空間において利用者が過去に欲した情報が存在している状態が模式的に示されている。nは、興味領域格納手段104における属性の数に相当する。図4に示すように、n次元の空間において、「本」、「レストラン」および「旅行」のそれぞれに関連する情報は、近接して存在する。換言すれば、興味領域管理手段105は、n次元の空間において近接する情報を、1つの興味領域に分類する。
興味領域識別子303を付与する場合、興味領域管理手段105は、興味領域判別手段103からの要求に応じて、興味領域格納手段104に格納されている利用者が過去に欲した情報を分類し、一定範囲の興味領域に属する情報識別子301が示す情報に対して、同じ興味領域識別子303を付与する。なお、分類の手法として、k−means法などの既存のクラスター手法を用いればよい。
また、興味領域管理手段105は、興味領域判別手段103からの要求に応じて、利用者が新たに欲した情報と興味領域識別子205が付与されて分類された興味領域とがどれだけ近いのかを計算する。そして、計算結果を興味領域判別手段103に出力する。計算を行う場合に、例えば、図4に示されたように各興味領域に属する複数の情報が存在する場合には、各興味領域の代表点を決める。次に、各興味領域の代表点と利用者が新たに欲した情報に相当する点とのユークリッド距離を計算すればよい。興味領域の性質によっては、ばらつきのある存在状態も考えられるので、その場合は各興味領域ごとに標準偏差を求め、距離を標準偏差の倍数で置き換えてもよい。
情報格納手段106には、利用者に提示される情報が格納されている。図6は、情報格納手段106の構成例を示す説明図である。図6に示すように、情報格納手段106には、情報識別子601、属性値602およびテキスト603が格納されている。情報識別子601および属性値602は、図3で示された興味領域格納手段104に格納されている情報識別子301および属性値302と同様の意味合いのデータである。ただし、情報識別子601は、テキスト603を一意に指定するためのデータである。また、属性602は各情報がどの興味領域に近いかを計算するために使用される。テキスト603は、利用者に提示されるために、情報格納手段106に格納されている情報である。
推薦情報選択手段107は、興味領域判別手段103から入力した利用者の現在の興味領域の判別結果を用いて、情報格納手段106から利用者の興味に適合する情報を選択する。推薦情報選択手段107は、選択した情報を推薦情報提示手段108に出力する。
推薦情報提示手段108は、推薦情報選択手段107から利用者の興味に適合した情報を入力し、利用者に提示する。
なお、指定情報取得手段101、興味領域判別手段103、興味領域管理手段105、推薦情報選択手段107および推薦情報提示手段108は、サーバ装置等の計算機のCPUが、それらの手段を実現するためのプログラムに従って処理を実行することによって実現可能である。また、指定情報履歴手段102、興味領域格納手段104および情報格納手段106は、サーバ装置等の計算機に内蔵された記憶装置や、サーバ装置等の計算機とは別個に設けられている記憶装置で実現可能である。
次に、情報推薦システムの動作を説明する。
利用者が、例えばWWWサーバ上のある情報ファイルに興味を持ち、情報処理端末を介して特定の情報ファイルにアクセスする操作を行うと、指定情報取得手段101は、利用者が情報にアクセスした時間を時間202とする。また、指定情報取得手段101は、利用者がキーボードを介して入力した指定情報(アクセスした情報を指定するための情報)を情報識別子203とする。情報識別子203は、例えば、WWWサーバにある情報ファイルのファイル名であるが、利用者がマウスなどのポインティングデバイスを操作して画面上のボタンやリンクをクリックすることによって指定した情報を、情報識別子203にしてもよい。指定情報取得手段101は、時間202と情報識別子203とを取得すると、利用者の利用者識別子201とともに、指定情報履歴格納手段102に格納する。さらに、指定情報取得手段101は、指定情報履歴格納手段102に格納した情報を、興味領域判別手段103にも出力する。興味領域判別手段103に出力された情報は、興味領域格納手段104に格納される。
利用者が欲した情報が、指定情報履歴格納手段102および興味領域格納手段104に格納されると、興味領域判別手段103は、利用者の興味領域を判別する。図5は、興味領域判別手段103が利用者の興味領域を判別する処理の一例を示すフローチャートである。
興味領域判別手段103は、最初は利用者の興味領域の数を1つに定めようとするが、適当な興味領域がない場合には、興味領域を増やして適切な興味領域を定めようとする。興味領域の最大数(M)は、興味領域格納手段104に格納されている興味領域の数、または最終的にユーザに推薦する情報の数を参考にして予め設定されているとする。
まず、興味領域判別手段103は、求める興味領域の数(N)を1とする(ステップS11)。次に、興味領域判別手段103は、利用者が新たに欲した情報が、どの興味領域に最も近いか判別する(ステップS12)。判別の条件は、特定の興味領域との距離が一定値以下で、かつ他の興味領域との距離が一定値以上であるとする。すなわち、近接度が所定範囲内になることを条件にする。
ステップS12の処理で特定の興味領域が定まった場合には、興味領域判別手段103は、定まった特定の興味領域を求める興味領域として確定し(ステップS13)、判別処理を終了する。
ステップS12の処理で特定の興味領域が定まらなかった場合には、興味領域判別手段103は、指定情報履歴格納手段102に、過去の一定時間以内に利用者が欲した情報を出力するように要求する。過去の一定時間とは、例えば、利用者が情報を求めてWWWにアクセスする時間として想定されるまとまった時間であり、予めシステムで定められているとする。興味領域判別手段103は、過去の一定時間以内に利用者が欲した情報に対して、ステップS12の処理と同様の判別を行い、条件を満たす特定の興味領域が存在するか判別する(ステップS14)。
ステップS14の処理で特定の興味領域が定まった場合には、興味領域判別手段103は、定まった特定の興味領域を求める興味領域として確定し、判別処理を終了する。なお、過去の一定時間以内に利用者が欲した情報の中で、判別の条件を満たす複数の情報が存在した場合には、具体的には、特定の興味領域がN個を超えて定まる場合には、より多くの情報が条件を満たしている興味領域を特定の興味領域にする。また、判別の条件を満たす複数の情報が存在した場合に、情報との間の距離がより近い興味領域を、特定の興味領域にしてもよい。
ステップS14の処理で特定の興味領域が定まらなかった場合には、興味領域判別手段103は、Nの値を1増加し(ステップS15)、増加したNの値が興味領域の最大数Mを超えていないか判定する(ステップS16)。
ステップS14において、増加したNの値が興味領域の最大数Mを超えていない場合には、興味領域判別手段103は、ステップS12およびステップS14の処理を繰り返す。
ステップS14において、増加したNの値が興味領域の最大数Mを超えた場合には、利用者が新たに求めた情報から興味領域を求めることを諦め、興味領域判別手段103は、デフォルトとして設定されている興味領域を採用し(ステップS17)、判別処理を終了する。なお、デフォルトとして設定されている興味領域は、例えば、1つ前に利用者が欲した情報の判別結果である興味領域であったり、過去の一定時間内に利用者が欲した複数の情報から何らかの特定の方法によって定めた興味領域である。
図5に示された処理によって、興味領域判別手段103は、利用者の興味領域を判別し確定する。興味領域判別手段103は、確定した利用者の興味領域を、利用者の現在の興味領域として推薦情報選択手段107に出力する。推薦情報選択手段107は、興味領域判別手段103から入力した利用者の現在の興味領域に対応する情報を情報格納手段106から選択する。
すなわち、推薦情報選択手段107は、情報格納手段106に格納されている属性値602の分布状態をもとに、利用者の現在の興味領域により近いと判定される1つ以上の情報識別子602を選択する。そして、対応する複数のテキスト603を利用者の現在の興味領域に対応する情報として決定する。その際、過去に利用者に提示したことのある情報を選択対象から除外することが好ましい。
なお、本実施の形態では、利用者に提示される情報は、予め情報格納手段106に格納されるが、推薦情報選択手段107は、情報を選択する際に、インターネット等を介して情報を収集するようにしてもよい。
推薦情報選択手段107は、利用者の現在の興味領域に対応する情報を選択するために、例えば、ステップS12の処理で使用した判別の条件と同様の条件を満たすか否か判定する。また、以下に示すような方法を用いてもよい。すなわち、利用者が欲した情報の情報識別子が取得されて、興味領域格納手段104の興味領域識別子205が更新されるごとに、図6に示された情報識別子601が示す情報と最も近い距離にある興味領域を決定し、その興味領域の興味領域識別子303と、その興味領域との距離を、情報格納手段106に格納しておく。その場合には、推薦情報選択手段107は、利用者の現在の興味領域と一致するか、または利用者の現在の興味領域との距離が近い興味領域識別子205に含まれる複数の情報識別子303を選択する。
推薦情報選択手段107は、利用者の現在の興味領域に対応するテキスト603を情報格納手段106から取得して、利用者に推薦する情報として推薦情報提示手段108に出力する。推薦情報提示手段108は、推薦情報選択手段107から入力した情報を利用者に提示する。推薦情報提示手段108は、例えばWWWサーバの情報を入力した場合には、利用者のブラウザのポップアップ画面として表示させるようにしてもよい。
実施形態2.
図7は、本発明による情報推薦システムの第2の実施形態(実施形態2)の構成を示すブロック図である。
図7に示す情報推薦システムには、図1に示された情報推薦システムに並列興味領域格納手段109が追加されている。並列興味領域格納手段109には、例えば、利用者が旅行情報と同時にレストラン情報も欲する場合のように、利用者が、複数の興味領域の情報を並行して欲する場合があることを考慮して興味領域を格納する。
図8は、並列興味領域格納手段109の構成例を示す説明図である。図8に示すように、並列興味領域格納手段109には、時間402と興味領域識別子405とが格納される。興味領域識別子405として、複数の興味領域識別子が格納される。
時間402は、並列興味領域格納手段109にデータが格納された時刻を示す。興味領域識別子405は、図3に示された興味領域識別子303と同様の意味合いのデータである。
図9は、第2の実施形態において、興味領域判別手段103が利用者の興味領域を判別する処理の一例を示すフローチャートである。図9のフローチャートには、図5に示された処理に、ステップS21の処理が追加されている。ステップS13において、興味領域判別手段103が利用者の興味領域を確定したときに興味領域の数(N)が2以上であった場合には、興味領域管理手段105は、N個の興味領域を示す興味領域識別子405およびそのときの時間402を、並列興味領域格納手段109に格納することによって、並列興味領域格納手段109を更新する(ステップS21)。
推薦情報選択手段107は、興味領域判別手段103から入力した利用者の現在の興味領域に対応する情報を情報格納手段106から選択するとともに、並列興味領域格納手段109に格納されているデータを調べる。そして、興味領域格納手段109における興味領域識別子405に、利用者の現在の興味領域を示すデータが設定されていた場合には、その興味領域に対応して設定されている興味領域も選択する。
図8に示された例では、興味領域判別手段103から入力した利用者の現在の興味領域を示すデータが「旅行」を示していた場合に、興味領域として、「レストラン」および「美術館」が選択される。よって、興味領域判別手段103から入力した利用者の現在の興味領域を示すデータが「旅行」のみを示していた場合でも、推薦情報選択手段107は、興味領域として、「旅行」とともに、「レストラン」および「美術館」を選択する。なお、推薦情報選択手段107は、並列興味領域格納手段109から興味領域を選択する際に、現時点から一定時間以上前に設定された興味領域を選択対象外とする。
以上のように、第2の実施形態では、利用者が過去に複数の興味領域(例えば、「旅行」と「レストラン」、または「旅行」と「美術館」)に対して興味を抱いていた場合には、現時点においてそのうちのいずれかのみ(例えば、「旅行」)に興味を抱いていると判断されるときでも、推薦情報選択手段107は、過去に並行して興味を示した興味領域(例えば、「レストラン」および「美術館」)に属する情報を選択することができる。よって、推薦情報提示手段108は、推薦情報選択手段107から入力した情報を利用者に提示することによって、利用者が現在興味を持っている興味領域の情報に加えて、利用者が並行して興味を持つ傾向のあると考えられる興味領域の情報も推薦することができる。
実施形態3.
本発明による情報推薦システムの第3の実施形態(実施形態3)を説明する。第3の実施形態の情報推薦システムは、利用者が興味を持っている興味領域を決定できない場合に、利用者に興味領域を選ばせるために、利用者に各興味領域の情報を広く推薦する。
図10は、第3の実施形態の情報推薦システムにおいて、興味領域判別手段が利用者の興味領域を判別する処理の一例を示すフローチャートである。図10では、図5に示されたフローチャートにおけるステップS17がステップS31に置き換わっている。
図5におけるステップS17では、興味領域判別手段103は、特定の興味領域を定められない場合に、デフォルトとして設定されている興味領域を採用したが、図10におけるステップS31では、デフォルトとして設定されている興味領域を採用しない。推薦情報選択手段107は、興味領域判別手段103からどの興味領域も指定しないことを示す「NULL」を入力すると、全ての興味領域から、それぞれの興味領域の平均の最も近くに位置する情報を1つずつ選択する。推薦情報選択手段107は、興味領域の数の分だけ選択した情報を推薦情報提示手段108に出力する。推薦情報提示手段108は、入力した情報を推薦情報として利用者に提示する。
実施形態4.
本発明による情報推薦システムの第4の実施形態(実施形態4)を説明する。第4の実施形態の情報推薦システムは、利用者が興味を持っている興味領域を特定できない状態が続く場合に、利用者が欲する情報から新たな興味領域を生成する。
図11は、第4の実施形態の情報推薦システムにおいて、興味領域判別手段が利用者の興味領域を判別する処理の一例を示すフローチャートである。図11では、図5に示されたフローチャートのステップS17の後に、ステップS41が追加されている。
興味領域判別手段103は、特定の興味領域を決定できない場合には、指定情報履歴格納手段102から、最近(現時点から所定時間前と現時点との間の所定期間)利用者が欲した情報で興味領域が定まらない情報を入力する。なお、興味領域が定まらないか否かは、興味領域格納手段104に格納されている興味領域識別子303を参照することによって判定可能である。そして、興味領域判別手段103は、興味領域が定まらない情報が所定数以上あり、かつ、それらの情報がn次元の空間において比較的近接している場合には、それらの情報が属する興味領域の興味領域識別子を生成して、興味領域格納手段104において設定する(ステップS41)。なお、興味領域管理手段105が、興味領域識別子を生成するようにしてもよい。
なお、n次元の空間において比較的近接しているか否かを、例えば、既存の興味領域における情報の散らばり(例えば、分散)と比較することによって判断する。
また、利用者が興味を持っている興味領域を特定できない状態が所定期間以上続いた場合には、所定期間内に発生した全ての利用者が欲した情報を対象にして、新たに興味領域を分類し直してもよい。新たに分類した興味領域において、これまで利用者が欲した情報がいずれの興味領域に属するかを調べ、分類し直す前の分類による興味領域よりもよい結果が得られた場合には、新たに分類した興味領域を採用すればよい。よい結果とは、いずれかの興味領域に属するとされる情報の数が多いことである。
また、利用者の欲した情報のうち、利用者が欲した時点から一定時間が経過した情報を定期的に削除し、残った全ての情報を対象にして新たに興味領域を分類し直すようにしてもよい。利用者が興味を失った興味領域が削除されることによって興味領域の判別精度が向上するとともに、処理時間の短縮を期待することもできる。
図12は、本発明による情報推薦システムの主要構成を示すブロック図である。図12に示すように、情報推薦システムは、利用者が情報を欲したときに利用者が欲した情報の識別子を取得して指定情報履歴格納手段2(図1における指定情報履歴格納手段102に相当)に格納する指定情報取得手段1(図1における指定情報取得手段101に相当)と、利用者が欲した情報の識別子が格納されるとともに、情報の識別子に対応させて利用者が興味を抱いている興味領域を特定可能なデータ(例えば、興味領域識別子303および属性値302)が格納される興味領域格納手段3(図1における興味領域格納手段104に相当)と、利用者が欲した情報に応じて興味領域格納手段3に興味領域を特定可能なデータを設定する処理と興味領域を特定可能なデータを更新する処理とを行う興味領域管理手段4(図1における興味領域管理手段105の一部に相当)と、指定情報取得手段1から利用者が新たに欲した情報の識別子を入力し、入力した識別子が示す情報と興味領域格納手段3に設定されているデータとを用いて、利用者が欲した情報と興味領域との近接度を計算して、近接度が所定範囲内になる興味領域を利用者が欲した情報に近接する興味領域であると決定する興味領域決定手段5(図1における興味領域判別手段103と興味領域管理手段105の一部に相当)と、興味領域決定手段が決定した興味領域に属する情報を選択する推薦情報選択手段6(図1における推薦情報選択手段107に相当)と、推薦情報選択手段6が選択した情報を利用者に提示する推薦情報提示手段7(図1における推薦情報提示手段108に相当)とを備えている。そのような情報推薦システムでは、一人の利用者に対して複数の興味領域の存在を仮定し、利用者の状況に応じて興味領域を推定し、その興味領域に合う情報を推薦することが可能になる。また、任意の時間帯において利用者の興味領域の変化を判断し、その興味領域に合う情報を推薦することが可能になる。
また、上記の各実施形態では、以下の(1)〜(5)に示すような情報推薦システムも示されている。
(1)利用者に提示するための情報が格納された情報格納手段を備え、推薦情報選択手段が、情報格納手段に格納されている情報を選択する情報推薦システム。そのように構成された情報推薦システムでは、推薦情報選択手段の選択に要する負荷が軽くなる。
(2)興味領域決定手段は、利用者が欲した情報に近接する興味領域を決定できない場合に、利用者が以前に欲した情報の識別子を指定情報取得手段から入力し、入力した識別子が示す情報と興味領域格納手段に設定されているデータとから、利用者が欲した情報と興味領域との近接度を計算し、近接度が所定範囲内になる興味領域を利用者が欲した情報に近接する興味領域であると決定する情報推薦システム。そのように構成された情報推薦システムでは、現時点で利用者が欲した情報に近接する興味領域を決定できない場合に、利用者自身による過去の情報に対する要求にもとづいて、すなわち情報に対する興味にもとづいて、利用者が興味を抱く可能性が高い興味領域を決定することができる。
(3)複数の興味領域を示すデータが対応付けて記憶される並列興味領域格納手段を備え、興味領域管理手段が、興味領域決定手段が複数の興味領域を決定した場合に、指定情報取得手段から出力された利用者が欲した情報の識別子に対応させて複数の興味領域を示すデータを対応付けて並列興味領域格納手段に格納し、推薦情報選択手段が、利用者が新たに欲した情報に近接する興味領域を示すデータが並列興味領域格納手段に格納されている場合に、その興味領域を示すデータに対応するデータが示す興味領域に属する情報も選択する情報推薦システム。そのように構成された情報推薦システムでは、一人の利用者が同時に興味を抱くと想定される複数の興味領域に属する情報を推薦することができる。
(4)推薦情報選択手段は、近接度が所定範囲内になる興味領域がないと興味領域決定手段が判断した場合に、興味領域格納手段に格納されている興味領域を特定可能なデータで特定される全ての興味領域の各々に属する情報を選択する情報推薦システム。そのように構成された情報推薦システムでは、興味領域を特定できない場合に、利用者に興味領域を選ばせるために、利用者に各興味領域の情報を広く推薦することができる。
(5)興味領域管理手段が、興味領域決定手段が興味領域を決定しなかった期間が所定時間以上継続した場合に、所定期間内に発生した所定数以上の利用者が欲した情報にもとづいて、興味領域を特定可能なデータを生成する処理を行う情報推薦システム。そのように構成された情報推薦システムでは、興味領域の分類を適宜好適な分類にすることができる。
本発明を、WWWサーバによってテキスト情報を利用者に提供する場合に、利用者が利用したい辞典における興味領域に最も合致したテキスト情報を提供するといった用途に適用できる。また、提供する情報間に距離が定義できるものであれば、テキスト情報以外のコンテンツにも適用できる。さらに、WWWサーバだけでなく、オフィス内のファイル共有システムにも適用できる。
本発明による情報推薦システムの第1の実施形態の構成を示すブロック図である。 指定情報履歴格納手段の構成例を示す説明図である。 興味領域格納手段の構成例を示す説明図である。 興味領域の概念を示す説明図である。 第1の実施形態において、興味領域判別手段が利用者の興味領域を判別する処理の一例を示すフローチャートである。 情報格納手段の構成例を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態の情報推薦システムの構成を示すブロック図である。 並列興味領域格納手段の構成例を示す説明図である。 第2の実施形態において、興味領域判別手段が利用者の興味領域を判別する処理の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態において、興味領域判別手段が利用者の興味領域を判別する処理の一例を示すフローチャートである。 第4の実施形態において、興味領域判別手段が利用者の興味領域を判別する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明による情報推薦システムの主要構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 指定情報取得手段
2 指定情報履歴格納手段
3 興味領域格納手段
4 興味領域管理手段
5 興味領域決定手段
6 推薦情報選択手段
7 推薦情報提示手段
101 指定情報取得手段
102 指定情報履歴格納手段
103 興味領域判別手段
104 興味領域格納手段
105 興味領域管理手段
106 情報格納手段
107 推薦情報選択手段
108 推薦情報提示手段
109 並列興味領域格納手段
201 利用者識別子
202 時間
203 情報識別子
301 情報識別子
302 属性値
303 興味領域識別子
402 時間
405 興味領域識別子
601 情報識別子
602 属性値
603 テキスト

Claims (18)

  1. 利用者が情報を欲したときに利用者が欲した情報の識別子を取得して指定情報履歴格納手段に格納する指定情報取得手段と、
    利用者が欲した情報の識別子が格納されるとともに、情報の識別子に対応させて利用者が興味を抱いている興味領域を特定可能なデータが格納される興味領域格納手段と、
    利用者が欲した情報に応じて前記興味領域格納手段に興味領域を特定可能なデータを設定する処理と興味領域を特定可能なデータを更新する処理とを行う興味領域管理手段と、
    前記指定情報取得手段から利用者が新たに欲した情報の識別子を入力し、入力した識別子が示す情報と前記興味領域格納手段に設定されているデータとを用いて、利用者が欲した情報と興味領域との近接度を計算し、近接度が所定範囲内になる興味領域を利用者が欲した情報に近接する興味領域であると決定する興味領域決定手段と、
    前記興味領域決定手段が決定した興味領域に属する情報を選択する推薦情報選択手段と、
    前記推薦情報選択手段が選択した情報を利用者に提示する推薦情報提示手段と
    を備えたことを特徴とする情報推薦システム。
  2. 利用者に提示するための情報が格納された情報格納手段を備え、
    推薦情報選択手段は、前記情報格納手段に格納されている情報を選択する
    請求項1記載の情報推薦システム。
  3. 興味領域決定手段は、利用者が欲した情報に近接する興味領域を決定できない場合に、利用者が以前に欲した情報の識別子を指定情報取得手段から入力し、入力した識別子が示す情報と興味領域格納手段に設定されているデータとから、利用者が欲した情報と興味領域との近接度を計算し、近接度が所定範囲内になる興味領域を利用者が欲した情報に近接する興味領域であると決定する
    請求項1または請求項2記載の情報推薦システム。
  4. 複数の興味領域を示すデータが対応付けて記憶される並列興味領域格納手段を備え、
    興味領域管理手段は、興味領域決定手段が複数の興味領域を決定した場合に、指定情報取得手段から出力された利用者が欲した情報の識別子に対応させて前記複数の興味領域を示すデータを対応付けて前記並列興味領域格納手段に格納し、
    推薦情報選択手段は、利用者が新たに欲した情報に近接する興味領域を示すデータが前記並列興味領域格納手段に格納されている場合に、その興味領域を示すデータに対応するデータが示す興味領域に属する情報も選択する
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の情報推薦システム。
  5. 推薦情報選択手段は、近接度が所定範囲内になる興味領域がないと興味領域決定手段が判断した場合に、興味領域格納手段に格納されている興味領域を特定可能なデータで特定される全ての興味領域の各々に属する情報を選択する
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の情報推薦システム。
  6. 興味領域管理手段は、興味領域決定手段が興味領域を決定しなかった期間が所定時間以上継続した場合に、所定期間内に発生した所定数以上の利用者が欲した情報にもとづいて、興味領域を特定可能なデータを生成する処理を行う
    請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の情報推薦システム。
  7. 利用者が欲した情報の識別子が格納される指定情報履歴格納手段と、利用者が欲した情報の識別子が格納されるとともに、情報の識別子に対応させて利用者が興味を抱いている興味領域を特定可能なデータが格納される興味領域格納手段とを備えたシステムで実行される情報推薦方法であって、
    利用者が情報を欲したときに利用者が欲した情報の識別子を取得して前記指定情報履歴格納手段に格納し、
    利用者が欲した情報に応じて前記興味領域格納手段に興味領域を特定可能なデータを設定する処理と興味領域を特定可能なデータを更新し、
    利用者が新たに欲した情報の識別子が示す情報と前記興味領域格納手段に設定されているデータとを用いて、利用者が欲した情報と興味領域との近接度を計算し、近接度が所定範囲内になる興味領域を利用者が欲した情報に近接する興味領域であると決定し、
    決定した興味領域に属する情報を選択し、
    選択した情報を利用者に提示する
    ことを特徴とする情報推薦方法。
  8. 利用者に提示するための情報が格納された情報格納手段を備えたシステムで実行される情報推薦方法であり、
    興味領域に属する情報を選択する際に、前記情報格納手段に格納されている情報を選択する
    請求項7記載の情報推薦方法。
  9. 利用者が欲した情報に近接する興味領域を決定できない場合に、利用者が以前に欲した情報の識別子が示す情報と興味領域格納手段に設定されているデータとから、利用者が欲した情報と興味領域との近接度を計算して、近接度が所定範囲内になる興味領域を利用者が欲した情報に近接する興味領域であると決定する
    請求項7または請求項8記載の情報推薦方法。
  10. 複数の興味領域を示すデータが対応付けて記憶される並列興味領域格納手段を備えたシステムで実行される情報推薦方法であり、
    利用者が欲した情報に近接する複数の興味領域を決定した場合に、利用者が欲した情報の識別子に対応させて前記複数の興味領域を示すデータを対応付けて前記並列興味領域格納手段に格納し、
    利用者が新たに欲した情報に近接する興味領域を示すデータが前記並列興味領域格納手段に格納されている場合に、その興味領域を示すデータに対応するデータが示す興味領域に属する情報も選択する
    請求項7から請求項9のうちのいずれか1項に記載の情報推薦方法。
  11. 近接度が所定範囲内になる興味領域がないと判断した場合に、興味領域格納手段に格納されている興味領域を特定可能なデータで特定される全ての興味領域の各々に属する情報を選択する
    請求項7から請求項10のうちのいずれか1項に記載の情報推薦方法。
  12. 興味領域を決定しなかった期間が所定時間以上継続した場合に、所定期間内に発生した所定数以上の利用者が欲した情報にもとづいて、興味領域を特定可能なデータを生成する
    請求項7から請求項11のうちのいずれか1項に記載の情報推薦方法。
  13. 利用者が欲した情報の識別子が格納される指定情報履歴格納手段と、利用者が欲した情報の識別子が格納されるとともに、情報の識別子に対応させて利用者が興味を抱いている興味領域を特定可能なデータが格納される興味領域格納手段とを備えたシステムにおけるコンピュータに、
    利用者が情報を欲したときに利用者が欲した情報の識別子を取得して前記指定情報履歴格納手段に格納する処理と、
    利用者が欲した情報に応じて前記興味領域格納手段に興味領域を特定可能なデータを設定する処理と興味領域を特定可能なデータを更新する処理と、
    利用者が新たに欲した情報の識別子が示す情報と前記興味領域格納手段に設定されているデータとを用いて、利用者が欲した情報と興味領域との近接度を計算して、近接度が所定範囲内になる興味領域を利用者が欲した情報に近接する興味領域であると決定する処理と、
    決定した興味領域に属する情報を選択する処理と、
    選択した情報を利用者に提示する処理と
    を実行させるための情報推薦プログラム。
  14. 利用者に提示するための情報が格納された情報格納手段を備えたシステムにおけるコンピュータに、
    興味領域に属する情報を選択する際に、前記情報格納手段に格納されている情報を選択する処理を実行させるための
    請求項13記載の情報推薦プログラム。
  15. コンピュータに、
    利用者が欲した情報に近接する興味領域を決定できない場合に、利用者が以前に欲した情報の識別子が示す情報と興味領域格納手段に設定されているデータとから、利用者が欲した情報と興味領域との近接度を計算して、近接度が所定範囲内になる興味領域を利用者が欲した情報に近接する興味領域であると決定する処理を実行させるための
    請求項13または請求項14記載の情報推薦プログラム。
  16. 複数の興味領域を示すデータが対応付けて記憶される並列興味領域格納手段を備えたシステムにおけるコンピュータに、
    利用者が欲した情報に近接する複数の興味領域を決定した場合に、利用者が欲した情報の識別子に対応させて前記複数の興味領域を示すデータを対応付けて前記興味領域格納手段に格納する処理と、
    利用者が新たに欲した情報に近接する興味領域を示すデータが前記興味領域格納手段に格納されている場合に、その興味領域を示すデータに対応するデータが示す興味領域に属する情報も選択する処理と
    を実行させるための請求項13から請求項15のうちのいずれか1項に記載の情報推薦プログラム。
  17. コンピュータに、
    近接度が所定範囲内になる興味領域がないと判断した場合に、興味領域格納手段に格納されている興味領域を特定可能なデータで特定される全ての興味領域の各々に属する情報を選択する処理を実行させるための
    請求項7から請求項10のうちのいずれか1項に記載の情報推薦プログラム。
  18. コンピュータに、
    興味領域を決定しなかった期間が所定時間以上継続した場合に、所定期間内に発生した所定数以上の利用者が欲した情報にもとづいて、興味領域を特定可能なデータを生成する処理を実行させるための
    請求項13から請求項17のうちのいずれか1項に記載の情報推薦プログラム。
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