JP2010046207A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010046207A
JP2010046207A JP2008211865A JP2008211865A JP2010046207A JP 2010046207 A JP2010046207 A JP 2010046207A JP 2008211865 A JP2008211865 A JP 2008211865A JP 2008211865 A JP2008211865 A JP 2008211865A JP 2010046207 A JP2010046207 A JP 2010046207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
filter
cleaning body
vacuum cleaner
dust cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008211865A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Watanabe
満 渡邉
Fumiki Mano
文樹 真野
Hiromitsu Murata
村田  博光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp
Toshiba Home Appliances Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp, Toshiba Home Appliances Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008211865A priority Critical patent/JP2010046207A/ja
Publication of JP2010046207A publication Critical patent/JP2010046207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Abstract

【課題】簡易な構造でフィルタの清掃を可能とし、かつフィルタの清掃によって発生した塵埃を、集塵容器に蓄積された塵埃とともに容易に廃棄可能な電気掃除機を提案する。
【解決手段】電気掃除機1の塵埃分離集塵部22は、有底円筒状の集塵容器36と、一次フィルタ部であるネットフィルタ部37と、二次フィルタ部であるプリーツフィルタ部38とを備える。ネットフィルタ部37は、ネットフィルタ51と、ネットフィルタ51のろ過面66を回動可能な粗塵清掃体52と、ネットフィルタ51のプリーツフィルタ部38側の面を回動可能な細塵清掃体53とを備える。プリーツフィルタ部38は、プリーツフィルタ71(二次フィルタ)と、プリーツフィルタ71の除塵機構72とを備える。粗塵清掃体52と、細塵清掃体53と、除塵機構72とは一体的に回動される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、清掃体を有するフィルタ部を備えた電気掃除機に関する。
特許文献1に記載の電気掃除機は、下ケースと、下ケース内に設けられた塵埃分離集塵部と、下ケースの上方に分離可能に載置された上ケースと、上ケースに収容された電動送風機とを有する掃除本体を備える。塵埃分離集塵部は、含塵空気から塵埃を分離させるフィルタと、フィルタに分離された塵埃が蓄積される集塵容器とを備える。
特開2003−219997号公報
特許文献1に記載の電気掃除機は、塵埃分離集塵部に塵埃が蓄積されると、先ず、下ケースから上ケースが取り外され、下ケースから塵埃分離集塵部が取り出される。次に、塵埃分離部からフィルタが外されて、集塵容器に蓄積された塵埃が廃棄される。このとき、フィルタには細塵が捕集されており、フィルタを清掃する必要があった。
本発明は、簡易な構造でフィルタの清掃を可能とし、かつフィルタの清掃によって発生した塵埃を、集塵容器に蓄積された塵埃とともに容易に廃棄可能な電気掃除機を提案する。
前記の課題を解決するため本発明では、有底円筒状の集塵容器と、前記集塵容器に嵌め込まれた一次フィルタ部と、前記一次フィルタ部に嵌め込まれた二次フィルタ部とを備え、前記一次フィルタ部は、連通口を有する一次フィルタ枠体部と、前記一次フィルタ枠体部の底板に設けられた一次フィルタと、前記一次フィルタの前記集塵容器側に回動自在に設けられた粗塵清掃体と、前記一次フィルタの前記二次フィルタ部側に設けられ、前記粗塵清掃体と一体的に回動可能な細塵清掃体とを備え、前記二次フィルタ部は、前記一次フィルタの上方に配置された二次フィルタと、前記粗塵清掃体および前記細塵清掃体に連結されて一体的に回動可能に設けられた前記二次フィルタの除塵機構とを備えたことを特徴とする。
本発明は、簡易な構造でフィルタの清掃を可能とし、かつフィルタの清掃によって発生した塵埃を、集塵容器に蓄積された塵埃とともに容易に廃棄可能な電気掃除機を提案できる。
本発明に係る電気掃除機の実施形態について、図1から図5を参照して説明する。
図1は、本発明に係る電気掃除機の外観を示した斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1は、掃除機本体2と、集塵ホース3と、延長管4と、吸込口体5とを備える。
掃除機本体2は、下ケース11(第1ケース)と、下ケース11の上方に分離可能に載置された上ケース12(第2ケース)とを備える。掃除機本体2には、接続口2aが形成される。接続口2aには集塵ホース3の一端が着脱自在に接続される。
下ケース11の下部には、角丸方形状の底板部13が形成される。底板部13には、その下面のそれぞれのコーナ部の近傍にキャスタ14が設けられる。キャスタ14は、被掃除面である床面上に掃除機本体2を走行可能に支持する。下ケース11の側面上部には、クランプ装置15が設けられる。クランプ装置15は、上ケース12を下ケース11に着脱自在に保持する。
上ケース12の下部には、フランジ部16が形成される。フランジ部16は、下ケース11の上部を覆う。フランジ部16には、接続口2aが形成される。上ケース12の上面には操作部17が設けられる。操作部17は電気掃除機1の運転を停止させる切スイッチ17aや電気掃除機1の運転を開始させる起動スイッチ17bなどを有する。上ケース12の側面部には、本体排気口18が形成される。
集塵ホース3は可撓性を有し、湾曲可能な細長略円筒状に形成される。集塵ホース3の一端は接続口2aに着脱可能に接続されて、掃除機本体2の内部に連通される。
延長管4は、伸縮可能な細長略円筒状に形成される。延長管4の一端は集塵ホース3の他端に着脱可能に接続されて、集塵ホース3を介して掃除機本体2の内部に連通される。
吸込口体5は、延長管4の一端に着脱可能に接続されて、延長管4および集塵ホース3を介して掃除機本体2の内部に連通される。
図2は、本発明に係る電気掃除機の掃除機本体を示した断面図である。
図3は、本発明に係る電気掃除機の塵埃分離集塵部を示した断面図である。
図4は、本発明に係る電気掃除機の塵埃分離集塵部を分解して示した斜視図である。
図2から図4に示すように、電気掃除機1の掃除機本体2が備えた下ケース11は、有底円筒状に形成される。下ケース11は、その上方に開口21を有し、塵埃分離集塵部22が収容された塵埃分離集塵部収容部23が形成される。塵埃分離集塵部収容部23の下方には、バッテリ収容室(図示省略)が形成される。バッテリ収容室には二次電池であるバッテリが収容される。
他方、上ケース12は、下ケース11の開口21を気密に覆うフランジ部16と、フランジ部16の上方に一体に形成された筒体部25と、筒体部25の上端開口26を覆う蓋体部27とから構成される。
フランジ部16には、接続口2aが形成される。接続口2aに接続された集塵ホース3は、下ケース11の内部に連通される。
筒体部25には、電動送風機28が収容される。筒体部25の内部には、電動送風機28が保持された電動送風機保持フランジ30が設けられる。電動送風機保持フランジ30には、環状に形成され、電動送風機28の吸込口と吐出口とを気密に区画するとともに、電動送風機28を弾性支持する電動送風機保持体31が設けられる。筒体部25の側板33には、電動送風機28から吐出された空気を掃除機本体2の外部に排気する本体排気口18が設けられる。
電気掃除機1を運転すると、電動送風機28が作動して、掃除機本体2の内に負圧が作用する。この負圧は接続口2aから集塵ホース3と延長管4とを経て吸込口体5に作用する。そうすると、電気掃除機1は吸込口体5から空気とともに床などの被掃除面に溜まった塵埃を吸い込んで被掃除面を掃除する。吸込口体5に吸い込まれた含塵空気は、掃除機本体2に収容された塵埃分離集塵部22によって空気と塵埃とに分離される。分離された塵埃は塵埃分離集塵部22に集塵される。他方、分離された空気は、電動送風機28に吸い込まれて、掃除機本体2の本体排気口18から吐出される。
塵埃分離集塵部22は、有底円筒状の集塵容器36と、一次フィルタ部であるネットフィルタ部37と、二次フィルタ部であるプリーツフィルタ部38とから構成される。
集塵容器36と、ネットフィルタ部37とは、有底円筒状に形成される。プリーツフィルタ部38は、略円盤状に形成される。集塵容器36には、ネットフィルタ部37が着脱自在に嵌め込まれる。ネットフィルタ部37には、プリーツフィルタ部38が着脱自在に嵌め込まれる。集塵容器36の底板41と、ネットフィルタ部37の底板42との間は離間される。集塵容器36の底板41と、ネットフィルタ部37の底板42との間には、集塵室43が形成される。ネットフィルタ部37の底板42と、プリーツフィルタ部38との間は離間される。ネットフィルタ部37の底板42と、プリーツフィルタ部38との間には、フィルタ収容室44が形成される。
集塵容器36は、遠心分離方式で含塵空気から粗塵を分離する分離室でもある。集塵容器36は、筒状の側板46と、底板41とを有する。底板41には、凹部47が形成される。凹部47は、底板41のうち、側板46との際に偏倚させて配置される。凹部47は、側板46との際に沿って、底板41の周方向に所定の長さに形成される。
ネットフィルタ部37は、ネットフィルタ枠体部50と、ネットフィルタ51(一次フィルタ)と、粗塵清掃体52と、細塵清掃体53とを備える。
ネットフィルタ枠体部50は、円板状の底板42と、筒状の側板55とを有する。底板42には、上ケース12の接続口2aに連通された連通路56を有する連通管57が形成される。連通管57は、接続口2aに対応させて、底板42のうち、側板55との際に偏倚させて配置される。
底板42は、その中央部に開口58を有する。開口58は、底板42のうち、連通管57が形成された外周部よりも内側に配置される。開口58は、ネットフィルタ51が設けられて閉塞される。開口58は、底板42の中心から放射状および環状に配置された複数の骨部60で区画された開口の集合である。骨部60は、集塵室43とフィルタ収容室44とを連通させる連通口61を有する。連通口61は、ネットフィルタ51の径方向の幅に亘って、底板42の径方向にスリット状に形成される。底板42の中心部には、骨部60で支持された清掃体保持部62が形成される。清掃体保持部62には、清掃体保持軸63が回動自在に軸支される。
底板42の集塵室43側には、連通管57に連通された偏向吐出管部64が設けられる。偏向吐出管部64は、連通管57から案内された含塵空気を集塵容器36の側板46の内周面に向けて偏向させるドーム部65が形成される。
ネットフィルタ51は、一次フィルタであり、集塵室43で含塵空気から分離された粗塵を集塵室43内に確実に捕集する。ネットフィルタ51は、集塵容器36の底板41に対向させて、かつ底板41の上方に配置される。
粗塵清掃体52は、ネットフィルタ51の集塵容器36側の面、すなわちろ過面66の側に配置される。粗塵清掃体52は、ネットフィルタ51の略半径に亘って設けられる。粗塵清掃体52は、ネットフィルタ枠体部50の清掃体保持軸63に片持ちばり状に保持される。粗塵清掃体52は、ネットフィルタ枠体部50の清掃体保持部62を中心にネットフィルタ51のろ過面66に沿って回動できる。粗塵清掃体52は、毛ブラシ67を備える。粗塵清掃体52を回動させると、ネットフィルタ51のろ過面66に付着した粗塵は、毛ブラシ67に掃き取られる。粗塵清掃体52は、ネットフィルタ枠体部50の連通口61に対応させて形成され、連通口61の蓋として用いられる。粗塵清掃体52は、清掃体保持軸63に設けられたコイルバネ等の押圧機構(図示省略)でネットフィルタ51のろ過面66の側に所望の力で押圧される。粗塵清掃体52が連通口61の位置に回動されると、粗塵清掃体52は、連通口61を開閉自在に閉塞させる。他方、粗塵清掃体52がネットフィルタ51の位置に回動されると、粗塵清掃体52は、毛ブラシ67をネットフィルタ51のろ過面66に押圧させる。
細塵清掃体53は、ネットフィルタ51のプリーツフィルタ部38側の面に配置される。細塵清掃体53は、ネットフィルタ51の略半径に亘って設けられる。すなわち、細塵清掃体53は、粗塵清掃体52と略同じ長さに構成される。細塵清掃体53は、ネットフィルタ枠体部50の清掃体保持軸63に片持ちばり状に保持される。細塵清掃体53は、ネットフィルタ枠体部50の清掃体保持部62を中心にネットフィルタ51のプリーツフィルタ部38側の面に沿って回動できる。細塵清掃体53と、粗塵清掃体52とは、清掃体保持軸63を介して一体的に回動される。細塵清掃体53と、粗塵清掃体52とは、平面視において清掃体保持軸63を中心に0°より大きい角度差を付けて離間される。この角度差は、ネットフィルタ枠体部50の連通口61が粗塵清掃体52で閉塞されたときに、細塵清掃体53が連通口61から離間されて配置されるように決められる。
また、細塵清掃体53は、毛ブラシ68を備える。細塵清掃体53を回動させると、フィルタ収容室44側の面は、毛ブラシ68に掃かれる。細塵清掃体53は、ネットフィルタ枠体部50の連通口61に対応させて形成される。細塵清掃体53は、清掃体保持軸63に設けられたコイルバネ等の押圧機構(図示省略)でネットフィルタ51のフィルタ収容室44側の面に所望の力で押圧される。
さらに、細塵清掃体53は、プリーツフィルタ部38に向かって突設された除塵子69(第1の除塵子)を備える。
プリーツフィルタ部38は、プリーツフィルタ枠体部70と、プリーツフィルタ71(二次フィルタ)と、プリーツフィルタ71の除塵機構72とを備える。
プリーツフィルタ枠体部70は、円盤状に形成される。プリーツフィルタ枠体部70は、ネットフィルタ部37の連通管57が挿通された挿通孔74を有する。プリーツフィルタ枠体部70は、その中央部に開口75を有する。開口75は、プリーツフィルタ枠体部70のうち、挿通孔74が形成された外周部よりも内側に配置される。開口75は、プリーツフィルタ71が設けられて閉塞される。
プリーツフィルタ71は、二次フィルタであり、ネットフィルタ51を通過した細塵を含んだ空気から細塵をろ過分離する。プリーツフィルタ71は、ネットフィルタ部37のネットフィルタ51に対向させて、かつネットフィルタ51の上方に配置される。プリーツフィルタ71のネットフィルタ51に対する投影面積は、開口58の開口面積よりも小さく形成される。プリーツフィルタ71および開口75は、略方形状に形成される。プリーツフィルタ71の中央部には、除塵機構保持部76が形成される。除塵機構保持部76には、除塵機構保持軸77が回動可能に軸支される。除塵機構保持軸77は、ネットフィルタ部37の清掃体保持軸63の回転軸線上に配置される。除塵機構保持軸77と、清掃体保持軸63とは、連結される。
除塵機構72は、プリーツフィルタ71の電動送風機28側の面に配置される。除塵機構72は、プリーツフィルタ71の全幅よりも若干短い腕部79と、腕部79に設けられた除塵子80(第2の除塵子)と、腕部79に設けられたハンドル部82とから構成される。
腕部79は、その中央部で除塵機構保持軸77に保持される。腕部79は、プリーツフィルタ71の除塵機構保持部76を中心に回動できる。
除塵子80は、腕部79の自由端に設けられ、プリーツフィルタ71の電動送風機28側の面に当接される。除塵機構72が回動されると、プリーツフィルタ71の電動送風機28側の面に存する山部は、腕部79に設けられた除塵子80で順次に弾かれる。プリーツフィルタ71は、除塵子80で弾かれると、そのろ過面81に捕集された細塵が剥離される。
ハンドル部82は、腕部79のうち、少なくとも一方の自由端に設けられる。ハンドル部82は、除塵機構72と、ネットフィルタ部37の粗塵清掃体52および細塵清掃体53との操作用ハンドルである。ハンドル部82が操作されると、除塵機構72は除塵機構保持軸77の回りに、粗塵清掃体52および細塵清掃体53は清掃体保持軸63の回りに回動される。
ここで、ネットフィルタ部37の細塵清掃体53に設けられた除塵子69は、細塵清掃体53の自由端に設けられ、プリーツフィルタ71のネットフィルタ部37側の面、すなわちろ過面81の側に突設される。細塵清掃体53が回動されると、プリーツフィルタ71のろ過面81に存する山部は、除塵子69で順次に弾かれる。プリーツフィルタ71は、除塵子69で弾かれると、そのろ過面81に捕集された細塵が剥離される。
図5は、本発明に係る電気掃除機のプリーツフィルタ部を部分的に示した断面図である。
図5に示すように、ネットフィルタ部37の粗塵清掃体52は、ネットフィルタ51のろ過面66を清掃する毛ブラシ67と、ネットフィルタ枠体部50の連通口61を封止させるシールパッキン83とを備える。
粗塵清掃体52は、電動送風機28が作動して、集塵容器36と、ネットフィルタ部37との間に形成された集塵室43に負圧が作用すると、シールパッキン83が連通口61に押圧される。したがって、集塵室43に捕集された粗塵がフィルタ収容室44側に流入することはない。
次に、本実施形態に係る電気掃除機1の掃除動作を説明する。
電気掃除機1の使用者は、先ず、掃除機本体2の接続口2aに集塵ホース3を接続する。次に、集塵ホース3に延長管4を接続する。さらに、延長管4に吸込口体5を接続する。
次に、電気掃除機1の使用者は、掃除機本体2のバッテリ収容室に、充電済みのバッテリを装着する。
次に、電気掃除機1の使用者は、吸込口体5を床面などの被掃除面上に配置するとともに、掃除機本体2の操作部17の起動スイッチ17bを操作する。
そうすると、起動スイッチ17bで設定された動作モードに応じて電動送風機28が作動する。電動送風機28が作動すると、塵埃分離集塵部22を経て接続口2aに負圧が作用する。
掃除機本体2の接続口2aに作用した負圧は、接続口2aから集塵ホース3と延長管4とを経て吸込口体5に作用する。
次いで、電気掃除機1の使用者は、前進および後退を交互に繰り返して吸込口体5を走行する。そうすると、吸込口体5は、被掃除面から空気とともに塵埃を吸い込む。
吸込口体5に吸い込まれた含塵空気は、延長管4と集塵ホース3とを順次に通過した後、掃除機本体2の接続口2aに案内される。
掃除機本体2の接続口2aに案内された含塵空気は、掃除機本体2の内部に収容された塵埃分離集塵部22に吸い込まれる。塵埃分離集塵部22に案内された含塵空気は、ネットフィルタ部37の連通管57の連通路56を経て集塵室43に案内される。このとき、含塵空気は、集塵室43に突出された偏向吐出管部64によって集塵容器36に旋回流を生じさせる。集塵室43に案内された含塵空気は、この旋回流によって粗塵と、細塵を含んだ空気とに分離される。含塵空気から分離された粗塵は、もっぱら集塵室43に捕集される。粗塵の一部は、ネットフィルタ51のろ過面66に捕集される。
他方、細塵を含む空気はネットフィルタ51を通過する。ネットフィルタ51を通過した細塵を含む空気は、プリーツフィルタ71によって細塵と、空気とにろ過分離される。細塵は、プリーツフィルタ71のろ過面81に捕集される。他方、空気は、プリーツフィルタ71を通過して、電動送風機28に吸い込まれて排気風となり、本体排気口18から掃除機本体2の外部に排気される。
電気掃除機1の使用者は、掃除が終了すると、掃除機本体2の操作部17の切スイッチ17aを操作して電動送風機28の運転を終了し、電気掃除機1を停止する。
電気掃除機1の使用者は、集塵室43に蓄積された塵埃を廃棄する場合には、先ず、集塵ホース3を掃除機本体2の接続口2aから取り外す。次に、電気掃除機1の使用者は、下ケース11のクランプ装置15の拘束を解除して、下ケース11から上ケース12を取り外す。
次に、電気掃除機1の使用者は、塵埃分離集塵部22の上部に露出したプリーツフィルタ部38のハンドル部82を操作する。具体的には、電気掃除機1の使用者は、ハンドル部82を把持して、プリーツフィルタ71の除塵機構保持部76を中心に、ハンドル部82を旋回させる。
ハンドル部82の旋回に伴って除塵機構72が回動され、除塵機構72の除塵子80が順次にプリーツフィルタ71の山部を弾く。プリーツフィルタ71のろ過面81に捕集された細塵は、プリーツフィルタ71のろ過面81から剥離されて、プリーツフィルタ71の下方に配置されたネットフィルタ51のフィルタ収容室44側の面に受けられる。
除塵機構72が回動されると、プリーツフィルタ71の除塵機構保持軸77が回動される。除塵機構保持軸77が回動され、除塵機構保持軸77に連結された清掃体保持軸63が回動される。清掃体保持軸63が回動されると、粗塵清掃体52と、細塵清掃体53とが回動される。
粗塵清掃体52は、ネットフィルタ枠体部50の連通口61から離脱され、ネットフィルタ51のろ過面66に付着した粗塵を順次に掃き取る。他方、細塵清掃体53が回動されると、除塵子69は、順次にプリーツフィルタ71の山部を弾く。プリーツフィルタ71のろ過面81に捕集された細塵は、プリーツフィルタ71のろ過面81から剥離されて、プリーツフィルタ71の下方に配置されたネットフィルタ51のフィルタ収容室44側の面に受けられる。また、細塵清掃体53は、プリーツフィルタ71のろ過面81から剥離されて、ネットフィルタ51のフィルタ収容室44側の面に受けられた細塵を掃き取る。細塵清掃体53に掃き取られた細塵は、連通口61から集塵室43に案内される。
次に、電気掃除機1の使用者は、塵埃分離集塵部22からプリーツフィルタ部38と、ネットフィルタ部37とを順次に取り外し、粗塵および細塵が捕集された集塵容器36を下ケース11から取り出して、集塵容器36からゴミ箱などへ塵埃を廃棄する。
したがって、本実施形態に係る電気掃除機によれば、除塵機構保持軸77に軸支された除塵機構72と、清掃体保持軸63に軸支された粗塵清掃体52および細塵清掃体53とで、プリーツフィルタ71と、ネットフィルタ51との清掃を可能とし、かつプリーツフィルタ71およびネットフィルタ51の清掃によって発生した塵埃を、集塵容器36に蓄積された粗塵とともに容易に廃棄できる。
本発明に係る電気掃除機の外観を示した斜視図。 本発明に係る電気掃除機の掃除機本体を示した断面図。 本発明に係る電気掃除機の塵埃分離集塵部を示した断面図。 本発明に係る電気掃除機の塵埃分離集塵部を分解して示した斜視図。 本発明に係る電気掃除機のプリーツフィルタ部を部分的に示した断面図。
符号の説明
1 電気掃除機
2 掃除機本体
2a 接続口
3 集塵ホース
4 延長管
5 吸込口体
11 下ケース
12 上ケース
13 底板部
14 キャスタ
15 クランプ装置
16 フランジ部
17 操作部
17a 切スイッチ
17b 起動スイッチ
18 本体排気口
21 開口
22 塵埃分離集塵部
23 塵埃分離集塵部収容部
25 筒体部
26 上端開口
27 蓋体部
28 電動送風機
30 電動送風機保持フランジ
31 電動送風機保持体
33 側板
36 集塵容器
37 ネットフィルタ部
38 プリーツフィルタ部
41 底板
42 底板
43 集塵室
44 フィルタ収容室
46 側板
47 凹部
50 ネットフィルタ枠体部
51 ネットフィルタ
52 粗塵清掃体
53 細塵清掃体
55 側板
56 連通路
57 連通管
58 開口
60 骨部
61 連通口
62 清掃体保持部
63 清掃体保持軸
64 偏向吐出管部
65 ドーム部
66 ろ過面
67 毛ブラシ
68 毛ブラシ
69 除塵子
70 プリーツフィルタ枠体部
71 プリーツフィルタ
72 除塵機構
74 挿通孔
75 開口
76 除塵機構保持部
77 除塵機構保持軸
79 腕部
80 除塵子
81 ろ過面
82 ハンドル部
83 シールパッキン

Claims (4)

  1. 有底円筒状の集塵容器と、
    前記集塵容器に嵌め込まれた一次フィルタ部と、
    前記一次フィルタ部に嵌め込まれた二次フィルタ部とを備え、
    前記一次フィルタ部は、
    連通口を有する一次フィルタ枠体部と、
    前記一次フィルタ枠体部の底板に設けられた一次フィルタと、
    前記一次フィルタの前記集塵容器側に回動自在に設けられた粗塵清掃体と、
    前記一次フィルタの前記二次フィルタ部側に設けられ、前記粗塵清掃体と一体的に回動可能な細塵清掃体とを備え、
    前記二次フィルタ部は、
    前記一次フィルタの上方に配置された二次フィルタと、
    前記粗塵清掃体および前記細塵清掃体に連結されて一体的に回動可能に設けられた前記二次フィルタの除塵機構とを備えたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記連通口は、前記一次フィルタの幅に亘って形成され、
    前記粗塵清掃体は、前記連通口を開閉自在に塞ぐことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記粗塵清掃体と、前記細塵清掃体とは、その回動軸を中心に角度差を付けて離間されたことを特徴とする請求項1または2に記載の電気掃除機。
  4. 前記細塵清掃体は、その自由端部に二次フィルタのろ過面側に突設された除塵子を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
JP2008211865A 2008-08-20 2008-08-20 電気掃除機 Pending JP2010046207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008211865A JP2010046207A (ja) 2008-08-20 2008-08-20 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008211865A JP2010046207A (ja) 2008-08-20 2008-08-20 電気掃除機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010046207A true JP2010046207A (ja) 2010-03-04

Family

ID=42063828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008211865A Pending JP2010046207A (ja) 2008-08-20 2008-08-20 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010046207A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105455739A (zh) * 2016-01-07 2016-04-06 江苏美的清洁电器股份有限公司 过滤网架及吸尘器
WO2018104721A1 (en) * 2016-12-05 2018-06-14 Beacon Group (International) Ltd A filter system and a vacuum cleaner incorporating a filter system
CN115382317A (zh) * 2021-05-08 2022-11-25 浙江奥普家居有限公司 滤尘网自动清扫装置及取暖器
GB2612975A (en) * 2021-11-17 2023-05-24 Dyson Technology Ltd Dirt separator

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105455739A (zh) * 2016-01-07 2016-04-06 江苏美的清洁电器股份有限公司 过滤网架及吸尘器
WO2018104721A1 (en) * 2016-12-05 2018-06-14 Beacon Group (International) Ltd A filter system and a vacuum cleaner incorporating a filter system
GB2557304A (en) * 2016-12-05 2018-06-20 Beacon Group Int Ltd A filter system and a vacuum cleaner incorporating a filter system
CN110290736A (zh) * 2016-12-05 2019-09-27 信标集团(国际)有限公司 过滤系统和包含过滤系统的真空吸尘器
CN110290736B (zh) * 2016-12-05 2021-10-26 信标集团(国际)有限公司 过滤系统和包含过滤系统的真空吸尘器
GB2557304B (en) * 2016-12-05 2022-06-01 Beacon Group Int Ltd A filter system and a vacuum cleaner incorporating a filter system
US11559180B2 (en) 2016-12-05 2023-01-24 Beacon Group (International) Ltd Filter system and a vacuum cleaner incorporating a filter system
AU2017371814B2 (en) * 2016-12-05 2023-02-16 Beacon Group (International) Ltd A filter system and a vacuum cleaner incorporating a filter system
CN115382317A (zh) * 2021-05-08 2022-11-25 浙江奥普家居有限公司 滤尘网自动清扫装置及取暖器
GB2612975A (en) * 2021-11-17 2023-05-24 Dyson Technology Ltd Dirt separator
WO2023089298A1 (en) * 2021-11-17 2023-05-25 Dyson Technology Limited Dirt separator

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1743562B1 (en) Electric vacuum cleaner
CA2391221C (en) Cyclone dust collecting apparatus for use in vacuum cleaner
US7144438B2 (en) Dust collecting container for vacuum cleaner
US7785381B2 (en) Dust collecting apparatus with combined compacting and filter cleaning for a vacuum cleaner
KR102329672B1 (ko) 사이클론 집진장치 및 이를 포함하는 진공 청소기
US20100306955A1 (en) Filter Cleaning System for a Vacuum Cleaner
CN111265143B (zh) 一种灰尘分离装置和清洁设备
JP2005261963A (ja) 掃除機用集塵装置及びアップライト型掃除機
WO2012032722A1 (ja) 電気掃除機
JP2010046207A (ja) 電気掃除機
JP2011188952A (ja) 集塵装置及び電気掃除機
JP2008253376A (ja) 遠心力集塵装置及びこれを備えた電気掃除機
JP3998213B2 (ja) 電気掃除機
WO2020262633A1 (ja) 電気掃除機
JP2007117465A (ja) 集塵器およびそれを備えた電気掃除機
JP2008178506A (ja) 電気掃除機
JP2006346281A (ja) 電気掃除機およびその集塵装置
JP2009201568A (ja) 電気掃除機
JP7169904B2 (ja) 電気掃除機
WO2020262598A1 (ja) 電気掃除機
JP2006346099A (ja) 電気掃除機およびその集塵装置
JP2008142255A (ja) 集塵装置および電気掃除機
KR200344841Y1 (ko) 진공청소기의 실링 설치구조
JP5258421B2 (ja) 電気掃除機
JP2005230253A (ja) 電気掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20100422

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424