JP2010045829A - 移動通信システム動作中のサービスセンターへの通話呼び出しに関して用いられる短縮コードを置換するための装置および関連方法 - Google Patents

移動通信システム動作中のサービスセンターへの通話呼び出しに関して用いられる短縮コードを置換するための装置および関連方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークごとに特有のダイヤルコードの移動ノードへの送達を円滑化する装置および関連する方法を提供すること。
【解決手段】移動ノード(12)が、無線通信システム(10)のネットワークインフラのネットワーク部(18)に登録されると、移動ノードにネットワーク部(18)において使用されるダイヤルコードを該コードと関連付けられた通話サービスセンター(42)へとダウンロードするよう要求する要求(62)が、移動ノード(12)によって生成される。要求されたダイヤルコードは、移動ノード(12)にダウンロードされる。また、ダウンロードされたダイヤルコードは、対応するサービスセンター(42)と通話するために、移動ノード(12)によって通常使用されるダイヤルコードと一緒にインデックス化(68)される。
【選択図】図1

Description

本発明は一般に、9−1−1または9−9−9等ダイヤルコード等短縮ダイヤルコードによってユーザによって識別可能な緊急派遣センターまたは番号案内サービスセンター等サービスセンターへの、移動ノードのユーザによる通話呼び出しを円滑化する方法に関する。本発明はより詳細には、移動ノードが登録されているネットワーク中で使用される短縮ダイヤルコードを、ユーザによってサービスセンターを識別するために通常使用される短縮ダイヤルコードに関連付ける装置および関連方法に関する。
短縮されたダイヤルコードは、地理的に特有である、すなわち異なる地域ごとに異なる場合がある。移動ノードのユーザは、異なるコードを使用する地域にあるネットワークを介して通信する時に、短縮ダイヤルコードを新たに学習する必要はない。ユーザによって通常定期的に利用される短縮ダイヤルコードは、移動ノードが配置されている場所、移動ノードが登録されているネットワーク、通話がサービスセンターに申し込まれる時点とは無関係に、ユーザが継続的に使用することができる。短縮ダイヤルコードは、必要ならば、通話をサービスセンターに申し込むために、移動ノードで置換される。サービスセンターに対して申し込まれた通話が最も完了しやすい。その理由は、移動ノードのユーザが、適切なサービスセンターへの通話を呼び出すために、異なるネットワークで使用される短縮ダイヤルコードを学習する必要がないためである。
(発明の背景)
通信の手段である近代通信システムを使用することは、現代社会の必要な側面である。多数の多様な機能およびサービスを達成するためには、データ通信が必要である。このような機能およびサービスに基づいて通信されるデータは、大きく広がった位置間で迅速かつ正確に通信されなければならない。
データを通信すべき場所と場所の間に通信機が配置されている。また、通信機は互いに通信チャネルによって接続されている。多数のユーザが、多数の多様な種類の通信システムを使用することによって、多数の異なる種類の通信サービスを達成することができる。また、技術的進歩によって、新種の通信システムがいくつか開発、展開されてきた。ある新種の通信システムによって、既存の通信サービスをより効率的に実行できるようになり、またある新種の通信システムによって、新種の通信サービスが利用可能となった。技術の進歩は続いている。これに応じて、このような技術的進歩が利用されている新しい種類の通信システムが、利用可能となるであろう。
技術的進歩によって、例えば、デジタル通信技術を利用する通信システムを広範に展開することができるようになった。デジタル通信技術の使用によっていくつかの利点が提供される。デジタル通信技術を使用した結果、通信効率を向上させることができる。デジタル通信技術が利用される時、通信の対象となるデータはデジタル形式へとデジタル化される。ひとたびデータがデジタル化されると、データから通信冗長を比較的簡単に除去することができる。
このような冗長を除去することによって、冗長データが通信される必要がなくなる。またその結果、デジタル通信技術を利用する通信システムの通信容量は、アナログ通信技術のみを利用する対応する通信システム中で許容される通信容量と比べて大幅に向上させることができる。
無線通信システムは、典型的な通信システムである。このシステムが「無線通信システム」と呼ばれるのは、このようなシステムにおいて通信機を相互接続する通信チャネルの少なくとも一部が無線リンク上に形成されるからである。すなわち、無線リンクは、無線通信システムの通信機と通信機の間に延びる通信経路の少なくとも一部を構成する。また、通信機と通信機との間で通信されるデータは、無線リンク上で定義される、無線チャネルと呼ばれ通信チャネル上で通信される。
通信を行う手段として無線通信システムを使用することによって、種々の利点が提供される。例えば、無線通信システムは一般に有線通信システムよりも経済的に展開することができる。無線通信システムのネットワークインフラの設置に関連する費用は、一般に、有線通信システムのネットワークインフラの設置に関連する費用よりも少ない。したがって、初期導入費用に関する理由のため、無線通信システムを展開するほうが有線通信システムを展開するよりも好まれることがある。また、無線通信システムは移動体通信システムとして実装可能である。また、移動体通信システムでは通信の移動性が提供される。移動体通信システムにおける通信は、従来の有線通信システムを利用する通信が実施不可能な場所からもおよび場所と場所の間でも可能である。また、該システムが移動しながら、通信機と通信することも可能な場合がある。
セルラー通信システムは無線通信システムの1種類である。無線通信システムでは多数のユーザによる多重アクセスが可能であり、セルラー通信システムは多くの地域で高いレベルの利用、すなわち市場浸透を達成した。セルラー通信システムのネットワークインフラは、世界の人口集中地域のうち地理的に重要な部分全体にわたって展開されてきた。種々の通信技術を用いて次世代セルラー通信システムが開発、展開されてきた。また、既存システムを補完し最終的には既存システムに取って代わることを意図した後継世代のシステムもまた、種々の通信技術を活用し、展開中であるか開発の途上にある。
最初に設置されたシステムは第1世代(1G)セルラー通信システムと呼ばれる。第1世代システムは、一般に従来のアナログ通信技術を利用し、周波数分割多重アクセス通信方式を使用する。第1世代システムは一般に回路交換方式音声通信を行う。第1世代の次に導入された第2世代(2G)セルラー通信システムは、一般にデジタル通信技術を利用し、いくつかのデータサービスを提供する。2.5G(第2.5世代)および3G(第3世代)が現在展開中である。これらシステムは一般に、高いデータ転送速度でのサービス、多重データ転送速度で達成可能なサービス等より広範なデータサービスを提供する。後継世代のシステムが開発中である。これらシステムは、さらに拡大された通信サービスの機会を提供することを目的としている。
GSM(移動体通信グローバルシステム)セルラー通信システムは、典型的な第2世代セルラー通信システムである。ETSI(欧州通信規格協会)によって推奨される運用仕様は、このようなシステムにおける装置類の動作に関する運用プロトコルおよび運用規格を規定している。GSMシステムは、周波数分割多元接続(FDMA)と時分割多元接続(TDMA)通信方式の組み合わせを使用している。GSM運用仕様に基づいて作動可能となるよう構成されたネットワークが、世界の多くの開発国ですでに設置されてきた。また、何百万人というユーザが、GSMシステム中のサービスと契約し、このシステムを介して電話通信を行っている。他の運用仕様に基づいて作動可能な他のセルラー通信システムも、同じように構成されてきた。
ユーザは移動ノードの使用によって通信を行う。通常移動ノードは、移動ノードのユーザが持ち運び可能な物理寸法を有している。また、多くの移動ノードは従来の電話機の動作を模倣するよう構成されている。すなわち、多くの移動ノードは、従来の電話機が通話を発信および終了するために使用される方法に対応しているようにユーザには見える方法で、電話通話を発信および終了するよう作動可能である。
通話が移動ノードで着信するよう他の場所から発信される場合、通話設定手順中にシグナリングが移動ノードに生成され、移動ノードにおいて呼出音等のアラートが生成される。このアラートは、移動ノードのユーザに、該移動ノードに対する通話呼び出しを通知する。また、移動ノードのユーザは、従来の有線機が有線機の受話器を上げる方法と類似の方法で、通話を受けることができる。
移動ノードにおいて通話を発信する場合、ユーザは、通話が着信するよう意図されている電話機、すなわち通話相手を識別するダイヤル数字を、今回もまた、従来の有線機において通話相手に関連付けられたダイヤル数字を入力する方法と類似の方法で、入力する。一般にユーザにトランスペアレントな通話シグナリング手順によって、通話相手との通話を達成することができる。
本明細書において短縮番号または短縮ダイヤルコードと呼ばれることもある短縮ダイヤルコードが使用されて、ある地域における所定の指定されたサービスセンターを識別する。例えば米国では、一部の地域には、9−1−1、緊急サービスセンターが存在する。コード9−1−1は緊急番号と呼ばれることもある。9−1−1サービスセンターが存在する地域において、コード9−1−1が電話機に入力されると、通話が適切な9−1−1サービスセンターへと経路設定され、この通話に応答する緊急支援を円滑化する。英国等他の地域では、緊急サービスセンターはコード9−9−9の入力によって電話機から電話接続される。
他のサービスセンターもまた短縮番号によって指定される。例えば、番号案内サービスセンターは、一部の地域では電話機からコード4−1−1を入力することによって電話接続される。また他の一部の地域では、番号案内サービスセンターは、コード1−9−2を入力することによって電話接続される。また、オペレータによる支援は、ある地域では数字「0」、別のある地域では短縮コード1−0−0を入力することによって電話接続される。
短縮コードが入力される電話機が移動ノードである場合、移動ノードは、特定のサービスセンターの種類を指定する短縮コードが第一の数字の組またはシーケンスである地域に位置したり、また該移動ノードが、特定のサービスセンターの種類を指定する短縮コードが異なる数字の組またはシーケンスである地域にも位置するかもしれない。例えば、この移動ノードが、最初は緊急サービスセンターに関連付けられた短縮コードが数字9−1−1を有する地域に位置し、後に緊急サービスセンターに関連付けられた短縮コードが数字のシーケンス9−9−9を有する地域に位置するかもしれない。
したがって、移動ノードに関連付けられたホームネットワーク、一般に、移動ノードのユーザが慣れているネットワークは、移動ノードに関連付けられたホームネットワークによって使用される短縮コード、すなわちユーザが使い慣れていたり、スピードダイヤルの目的等で移動ノードに保存されている短縮コードとは異なる短縮コードを使用することができるであろう。
移動ノードのユーザが通話する予定のサービスセンターに関連付けられた短縮コードが、異なる短縮コードが該サービスセンターへの接続に利用される場所で入力されると、予定されるサービスセンターには接続されない。
したがって、短縮コードを用いた移動ノードからサービスセンターへの通話呼び出しを、より好適に提供する方法が必要である。すなわち、移動ノードのユーザが短縮コードを入力することによってアクセスされるサービスセンターが、サービスセンターへの通話が呼び出される時の移動ノードの位置にかかわらず、アクセス可能であるよう、移動ノードごとに特有の移動性を考慮した方法が必要である。
無線通信システム中における通信に関連するこの背景情報に鑑みて、本発明の大きな改良が行われた。
(発明の要旨)
したがって本発明は、9−1−1または9−9−9等短縮ダイヤルコードによって移動ノードのユーザに識別可能な緊急派遣センターまたは番号案内センター等サービスセンターへの、移動ノードのユーザによる通話呼び出しを円滑化する装置および関連する方法を有利に提供する。
本発明の実施形態による工程によって、代替的短縮ダイヤルコードによってサービスセンターを識別するために通常使用され、移動ノードが登録されているネットワーク中に使用される、短縮ダイヤルコードと関連付ける方法が提供される。
短縮ダイヤルコードは場所ごとに異なる場合がある。すなわち、短縮ダイヤルコードは地理的に特有であることがある。異なる短縮ダイヤルコードを利用する場所での通信に移動ノードが使用される場合、移動ノードのユーザは異なるダイヤルコードを学習する必要も、あるいは認識する必要もない。サービスセンターに通話を呼び出すために短縮ダイヤルコードを使用する時には、移動ノードの位置、すなわち、移動ノードが登録されているネットワークに無関係に、ユーザによって定期的に利用される短縮ダイヤルコードは、該ユーザによって継続的に利用することができる。
移動ノードに入力された短縮ダイヤルコードは、必要な場合移動ノードにおいて置換され、代替的なすなわち置換されたダイヤルコードが入力されたコードを代用する。指定されたサービスセンターに呼び出される予定の通話は、適切なサービスセンターに通話を呼び出すために移動ノードのユーザは異なるネットワークで使用される短縮ダイヤルコードを学習する必要がないので、着信される可能性がより高くなる。
本発明の一実施態様において、移動ノードが通信されるネットワークに移動ノードを登録した後、移動ノードで要求メッセージが生成される。要求メッセージは、移動ノードが登録されているネットワークに関連付けられたオペレータごとに特有の短いダイヤルコードを要求する要求を作成する。要求メッセージは、該要求に基いて要求される情報、および選択可能な追加情報を示す。例えば、要求メッセージの一部として選択可能に含まれる追加情報は、要求メッセージの要求に応答して移動ノードに提供される情報が提供される予定の言語を識別する言語インジケータを含む。また、要求メッセージは、移動ノードが登録されているネットワークを選択可能に表示する。
メッセージは、例えば従来の登録手順が完了した後、自動的に生成される。またこれに相応して、メッセージに対する応答は、メッセージの受信および情報に応答する適切な情報の検索と同時に、移動ノードに帰還する。あるいは、ユーザ指示に応答して、要求メッセージが生成される。ユーザは、移動ノードが作動可能なネットワーク中で使用される短縮ダイヤルコードが移動ノードにダウンロードされるよう要求することを選択する。例えばこの選択は、移動ノードの操作キーパッドの操作等、ユーザ入力アクチュエータのユーザ作動を介して行われる。ユーザ選択に応答して、要求メッセージが移動ノードによって生成および送信される。このような要求メッセージの自動生成を提供するよう構成されていないレガシー生成移動ノードは、これら要求メッセージの手動発信生成の生成を許容する。移動ノードが作動である通信システムがGSM(移動体通信グローバルシステム)セルラー通信システムを備える場合に、手動生成によって発信される要求メッセージは、例えば、USSD(非構造付加サービスデータ)形式メッセージである。また、このようなシステムでは要求に対する応答もまたUSSD形式メッセージである。
本発明の別の態様において、移動ノードは要求メッセージに対する応答を検出する。該応答は代替的短縮ダイヤルコードを代表する値を含み、該コードは、移動ノードが登録されているネットワークで使用される予定であるか、そうでなければ、申し込み予定の通話が短縮ダイヤルコードによって識別されるサービスセンターにこのコードを介して導かれる。移動ノードに帰還する応答中には、例えば、代替的短縮ダイヤルコードに関連付けられたニーモリックを代表する追加値も選択可能に含まれる。
本発明の別の態様によると、代替的短縮ダイヤルを代表する検出値が、移動ノードに帰還するニーモリックの値と一緒に、インデクサに供給される。インデクサは、一つ以上のサービスセンターを識別するために、移動ノードで使用される短縮ダイヤルコードとともに、インデックス化する。短縮ダイヤルコードまたは関連するサービスセンターに関連付けられたニーモリックまたはその他任意の追加情報もまた必要に応じてインデックス化される。ひとたび一緒にインデックス化されると、移動ノードダイヤルコードとその代替的ダイヤルコードは簡単に確認可能である。
移動ノードのユーザが短縮ダイヤルコードを入力してサービスセンターに通話を申し込む時、入力されたダイヤルコードの数値が対応する代替的ダイヤルコードにマッピングされる。また、対応する代替的ダイヤルコードの値が、入力されたダイヤルコードを置換する。ひとたび置換されると、それ以外は正常な通話手順が実行され、サービスセンターに対して通話を呼び出す。入力されたダイヤルコードが代替的ダイヤルコードに置換されるため、適切なサービスセンターで通話は完了、すなわち着信する。移動ノードのユーザが、通話が呼び出されているネットワーク中で使用されるダイヤルコードを知らなくても、通話を完了することができる。また、移動ノードのユーザは、選択されたサービスセンターへの通話申し込みのために入力されるダイヤルコードが、ユーザが通話を発信する場所で使用されていないことすら認識していない。手順が自動化されると、代替的ダイヤルコードの要求および要求に対する応答の送達は、移動ノードのユーザにとって完全にトランスペアレントな態様で実行される。これによって、移動ノードのユーザ受信をさらに円滑化することができる。その理由は、通話発信時にユーザおよび移動ノードが位置する場所とは無関係に、移動ノードのユーザがサービスセンターへの通話をより良好に完了することができるからである。またサービスセンターが緊急サービスの要求が行われる緊急サービスセンターを構成している場合、入力されたダイヤルコードを置換する代替的ダイヤルコードのほうが、例えば緊急支援を要求する通話等重要な通話が完了し適切な支援が与えられることをより確実にする。
移動ノードが通常作動するホームエリアで利用可能な短縮ダイヤルコードよりも多数の短縮ダイヤルコードが利用可能な地域に、移動ノードが位置する可能性もある。すなわち、移動ノードへの代替的ダイヤルコードのダウンロード要求に応答して、移動ノードに保持されている短縮ダイヤルコードよりも多数のダイヤルコードが、移動ノードにダウンロードされる。一緒にインデックス化されるダイヤルコードに加えて、一つまたはそれ以上の追加的な代替的ダイヤルコードが、移動ノードで利用可能である。追加的な代替的ダイヤルコードが移動ノードで保持される。また、例えば一つ以上の追加的なサービスセンターに関連付けられた追加的短縮ダイヤルコードの利用可能性をユーザに対して特定するために、該コードに関連付けられた証印をユーザディスプレイ上に表示することができる。
適切なサービスセンターへの通話を発信するためのユーザによる短縮コードの利用可能性を、移動ノードのユーザに対して特定するために、任意の短縮ダイヤルコードに関連付けられたニーモリックまたは他の証印もまたユーザディスプレイ上に表示することができる。例えばアイコンが、移動ノードのユーザディスプレイ上に表示可能である。また、適切な言語のニーモリックもユーザディスプレイ上に表示可能である。言語の優先順位もまた、代替的短縮ダイヤルコードの移動ノードへのダウンロード要求中に選択可能に含まれ、移動ノードにダウンロードされる任意のニーモリックは、要求された言語の優先順位中に指示された言語でダウンロードされる。
本発明の別の態様では、ネットーワーク中に移動ノードを登録した後、移動ノードで生成された要求は、代替的短縮ダイヤルコードが保持されているアプリケーションサーバーまたはその他適切な機能的構成要素へと経路設定される。代替的短縮ダイヤルコードに関連付けられた追加的な証印もまた該構成要素に保持されている。例えば、短縮ダイヤルコードに関連付けられた一つまたはそれ以上の言語で書かれたニーモリックが該構成要素において保持されている。
代替的ダイヤルコードのダウンロード要求が該構成要素に送達されると、検索器が要求を検出し、該要求に応答して代替的短縮ダイヤルコードおよびその他関連する証印が保存されているデータベースにアクセスする。検索器は保存された情報を検索し、検索された情報を含むメッセージを移動ノードに帰還させる。
一実装において、アプリケーションサーバーまたはその他機能素子が、移動ノードが登録されるネットワークの一部を構成するか、ネットワークに接続されるか、あるいはそうでなければネットワークと関連付けられている。アプリケーションサーバーは、例えば、移動ノードが登録されているGSMネットワークのMSC/VLR(移動切換センター/客先位置レジスタ)に接続されている。別の実装において、アプリケーションは移動ノードのホームネットワークの一部を構成するか、ホームネットワークに接続されるか、あるいはそうでなければホームネットワークに関連付けられている。移動ノードが要求メッセージを生成する場合、メッセージは移動ノードのホームネットワークに経路設定され、該要求は代替的短縮ダイヤルコードが保存されているアプリケーションサーバーまたは他の機能的構成要素に送達される。この実装において、移動ノードが登録されているネットワークが要求メッセージに含まれ、アプリケーションサーバーのデータベースが、移動ノードが潜在的に作動可能なシステム全体にわたって利用可能なダイヤルコードのリポジトリを構成する。
これによって、代替的短縮ダイヤルコードを、移動ノードが登録されているネットワーク中で使用するために移動ノードへダウンロードする方法が提供される。移動ノードのユーザが、サービスセンターに関連付けられたダイヤルコードを入力するか入力を発生させる場合、該ダイヤルコードは置換され、適切な代替的ダイヤルコードに置換される。たとえ移動ノードのユーザが、サービスセンターへの通話を完了させることができないダイヤルコードを使用する場合であっても、短縮ダイヤルコードに関連付けられたサービスセンターへ申し込まれた通話は申し込まれる。
無線装置が最初にネットワーク中に登録される時、短縮番号が、移動ノードが登録されているネットワークにごとに特有の短縮番号が移動ノードにダウンロードされる機構が提供される。一つの実装において自動要求が生成される。また別の実装において短縮コードは、移動ノードでの表示を可能にする形式で供給される。ダウンロードされた短縮コードの後続手動入力は、通話が申し込まれる時に、ユーザが短縮コードの表示を閲覧後代わりに実行される。言語インジケータもまた、短縮番号に対する要求に選択可能に含まれている。短縮番号は、移動ノードが登録されているネットワークごとに特有のオペレータ種類のサービスを識別する。ダウンロードされた短縮番号は、移動ノードに永久保存されている同じ番号にマッピングされる。後移動ノードがその後他のネットワークに登録されるまで、短縮コードは移動ノードに保存されている。対応する永久コードが常には保持されていない短縮コードを移動ノードが受信する場合は、追加的な短縮コードが該コードに関連付けられた任意の記述テキストと一緒に保存されている。
したがってこれら態様およびその他態様において、装置およびそれに関連する方法が、通信ネットワークのネットワーク部と通信するよう作動可能な移動ノードを備える無線通信システムに提供される。ネットワーク部は、移動ノードで発信された通話を少なくとも第1のサービスセンターに経路設定するよう少なくとも作動可能である。移動ノードのユーザによる第1のサービスセンターへの通話の通話申し込みが円滑化される。識別子コード要求生成器が移動ノードに体化されている。識別子コード要求生成器はネットワーク部との通信要求を生成するよう選択可能に作動可能である。識別子コード生成器によって生成された要求は、少なくとも第1のサービスセンターをネットワーク部において識別する少なくとも第1のネットワーク部識別子コードを要求する。インデクサが移動ノードに体化されている。インデクサは、少なくとも第1のサービスセンターを移動ノードにおいて識別する少なくとも第1の移動ノード識別子コードを、識別子コード要求生成器によって生成された要求に応答して移動ノードに帰還する対応する少なくとも第1のネットワーク部識別子コードをインデックス化する。
(項目1)
通信ネットワークの、移動ノードで発信された通話を少なくとも第1のサービスセンターへと経路設定するよう少なくとも作動可能なネットワーク部と通信するよう作動可能な移動ノードを備える無線通信システムにおいて、第1のサービスセンターへの移動ノードのユーザによる通話の通話申し込みを円滑化する装置の改良であって、該装置は、
移動ノードに体化された識別子コード要求生成器であって、ネットワーク部への通信要求を生成するよう選択可能に作動可能であり、該要求が上記識別子コード生成器によって、ネットワーク部において上記少なくとも第1のサービスセンターを識別する少なくとも第1のネットワーク部識別子コードを要求するために生成される識別子コード要求生成器と、
移動ノードに体化されたインデクサであって、移動ノードにおいて上記少なくとも第1のサービスセンターを識別する少なくとも第1の移動ノード識別子コードを、上記識別子コード要求生成器によって生成される要求に応答して移動ノードに帰還する、対応する少なくとも第1のネットワーク部識別子コードと一緒に、インデックス化するインデクサとを備える、装置。
(項目2)
移動ノードに体化され、上記識別子コード要求生成器によって生成される要求に対する応答を検出する検出器をさらに備え、上記インデクサが該検出器に接続されて、該応答に含まれる上記少なくとも第1のネットワーク部識別子コードの指示を受信する、項目1記載の装置。
(項目3)
移動ノードがネットワーク部への移動ノードの登録に基づくネットワーク部への登録手順を実行し、上記識別子コード要求生成器によって生成される要求は、登録手順後に自動的に生成される、項目1記載の装置。
(項目4)
移動ノードが移動ノードのユーザによって作動可能なユーザ入力アクチュエータをさらに備え、該装置は、ユーザ入力アクチュエータおよび上記インデクサに接続される置換装置をさらに備え、該置換装置は、少なくとも第1の移動ノード識別子の移動ノード識別子の値によって、ユーザ入力アクチュエータの作動に応答するよう作動可能であり、その結果、該値を少なくとも第1のネットワーク部識別子の対応するネットワーク部識別子へと置換する、項目1記載の装置。
(項目5)
無線通信システムがUSSD(非構造付加サービスデータ)形式データの通信を許容するGSM(移動体通信グローバルシステム)セルラー通信を備え、上記識別子コード要求生成器によって生成される要求がUSSD形式メッセージを含む、項目1記載の装置。
(項目6)
少なくとも第1のネットワーク部識別子コードが第1の言語で表示可能な該コードに関連付けられたニーモリックを有し、上記識別子コード要求生成器は、第1の言語および少なくとも第2の言語のうち選択された一言語で書かれた少なくとも第1のネットワーク部識別子コードに関連付けられたニーモリックをさらに要求する、項目1記載の装置。
(項目7)
移動ノードがユーザディスプレイ装置をさらに備え、上記識別子コード要求生成器によって生成された要求に応答して移動ノードに帰還する少なくとも第1のネットワーク部識別子コードに関連付けられた証印が、ユーザディスプレイ装置上に選択可能に表示される、項目1記載の装置。
(項目8)
少なくとも第1のサービスセンターを移動ノードにおいて識別する少なくとも第1の移動ノード識別子コードが第1の数の移動ノード識別子コードから成る第1の組を備え、移動ノードに帰還する少なくとも最初のネットワーク部識別子コードが上記第1の数よりも多い第2の数のネットワーク部識別子コードから成る第2の組を備える、項目1記載の装置。
(項目9)
上記インデクサが、第1の組の移動ノード識別子コードを代表する値を、該値ともにインデックス化されるネットワーク部識別子コードの対応値と一緒に保存し、第1の数を上回るネットワーク部識別子コードの追加値を代表する値をさらに保存する記憶素子をさらに備える、項目8記載の装置。
(項目10)
項目1の無線通信システムにおいて、第1のサービスセンターへの移動ノードのユーザによる通話の通話申し込みを円滑化する装置のさらなる改良であって、該装置は、
上記識別子コード生成器によって生成された要求の通信ネットワークにおける検出に応答するよう作動可能であり、移動ノードに帰還させるために少なくとも第1のネットワーク部識別子コードをネットワーク部において検索する検索器
を備える、装置。
(項目11)
少なくとも第1のネットワーク部識別子コードを代表する値が保存されているデータベース素子をさらに備え、上記検索器が、上記データベース素子に保存された値にアクセスすることによって少なくとも第1のネットワーク識別子コードをネットワーク部で検索する、項目10記載の装置。
(項目12)
ニーモリックが少なくとも第1のネットワーク部識別子コードにさらに関連付けられ、ニーモリックを代表する値が上記データベース素子にさらに保存されている、項目11記載の装置。
(項目13)
通信ネットワークの、移動ノードで発信された通話を少なくとも第1のサービスセンターへと経路設定するよう少なくとも作動可能なネットワーク部と通信するよう作動可能な移動ノードを備える無線通信システムにおいて第1のサービスセンターへの移動ノードのユーザによる通話の通話申し込みを円滑化する方法の改良であって、該方法は、
上記少なくとも第1のサービスセンターをネットワーク部において識別する少なくとも第1のネットワーク部識別子コードを要求する識別子コード要求を移動ノードにおいて生成することと、
上記生成工程中に生成された識別子コード要求を通信ネットワークに送信することと、
上記送信工程中に送信された要求に対する応答であって、第1のネットワーク部識別子コードを代表する値を含む応答を、移動ノードにおいて検出することと、
上記少なくとも第1のサービスセンターを移動ノードにおいて識別する少なくとも第1の移動ノード識別子コードを、上記検出工程中に検出される対応する少なくとも第1のネットワーク部識別子コードと一緒に、移動ノードにおいてインデックス化すること
を含む、方法。
(項目14)
少なくとも第1の移動ノード識別子コードの選択された移動ノード識別子コードの値を移動ノードにおいて入力する工程と、該値を該値と一緒にインデックス化される対応するネットワーク部識別子へと置換する工程をさらに含む、項目13記載の方法。
(項目15)
選択された移動ノード識別子コードの値から上記置換工程中に置換されたネットワーク部識別子コードによって識別されるサービスセンターに、通話を申し込む工程をさらに含む、項目14記載の方法。
(項目16)
通信ネットワークを介した第1のサービスセンターへの申し込み工程中に申し込まれた通話を経路設定する工程をさらに含む、項目13記載の装置。
(項目17)
上記送信工程の後に、少なくとも第1のネットワーク部識別子コードを代表する値が保存されているアプリケーションサーバーに要求を経路設定する工程と、アプリケーションサーバーに保存されている値を検索する工程をさらに含む、項目13記載の方法。
(項目18)
通信ネットワークが複数のネットワーク部を備え、ネットワーク部の別々のコードに関連付けられたネットワーク部識別子コードの別々の値がアプリケーションサーバーに保存され、上記検索工程が、アプリケーションサーバーからどの値を検索するべきか選択することをさらに含む、項目17記載の方法。
(項目19)
無線通信システムがUSSD(非構造付加サービスデータ)形式データの通信を許容するGSM(移動体通信グローバルシステム)セルラー通信を備え、上記生成工程中に生成される要求がUSSD形式メッセージを含む、項目13記載の方法。
(項目20)
移動ノードが移動ノードのユーザによって作動可能なユーザ入力アクチュエータをさらに備え、該方法が、ユーザディスプレイ装置上の少なくとも第1のネットワーク部識別子コードに関連付けられた証印を表示する工程をさらに含む、項目13記載の方法。
図1は本発明の実施形態が作動可能な通信システムの機能ブロック図である。 図2は、本発明の実際形態に基づく移動ノードに保存されたインデックス化された情報の値の機能的な表示である。 図3は、本発明の実施形態に基づいて、図1に示す通信システムの作動中に生成される典型的なシグナリングを表すメッセージシーケンス図である。 図4は、図2に表示したものと類似するメッセージシーケンス図であるが、本発明の別の実施形態に基いて、図1に示す通信システムの作動中に生成される典型的なシグナリングを表す。 図5は、図2および図3に表示したものと類似する別のメッセージシーケンス図であり、本発明の別の実施形態に基いて、図1に示す通信システムの作動中に生成された典型的なシグナリングを表す。 図6は、本発明の実施形態の作動に基いて移動ノードが指定されたサービスセンターへの通話を発信する、図1に示す通信システムの機能的表示である。 図7は本発明の実施形態の作動方法を表す方法フロー図である。
本発明およびその範囲のより完全な理解は、以下に簡単にまとめる添付図面、以下に示す発明の現在好適である実施形態の詳細な説明および添付請求項から得ることができる。
(詳細な説明)
最初に図1を参照すると、全体を10で示す通信システムは移動ノードを備える無線通信を提供するよう作動し、移動ノードは12で表示する。通信システムは、複数の同時発生通信セッションが複数の移動ノードにおいて同時に達成可能な多重ユーザ通信システムを形成する。図1には移動ノード12が1個のみ表示されているが、実際の実装においては、この通信システムは典型的には、同時に作動可能であるとともに別々の通信セッションに基いて種々の通信サービスを達成する多数の移動ノード12を備える。追加的な移動ノードをこの図中に、移動ノード12と類似して表すことができる。
典型的な実装における通信システム10はセルラー通信システムを構成する。またここではより詳細には、セルラー通信システムは一般に、ETSI(欧州通信規格協会)によって推奨されるGSM(移動体通信グローバルシステム)のう運用パラメータを指定する運用仕様に基いて、作動可能である。以下の説明は、本発明の実施形態の典型的な作動をGSM移動体通信システムにおける実装に関して記述する。本発明の実施形態は、他の種類のセルラー通信および他の無線通信システムにおいて同じように実装可能である。したがって本発明の実施形態の作動は、このような他の種類の通信システムのうちの任意における実装に関して記述してもよいことを理解するべきである。
本通信システムはネットワーク部を備える。移動ノードは、ネットワーク部と移動ノードとの間に延びる無線リンク上に定義された経路によってネットワーク部と通信する。移動ノードに通信されるデータは、「下り回線上で通信される」と言及されることがあり、移動ノードによってネットワークに通信されるデータは「上り回線上で通信される」と言及されることがある。ここで下り回線は矢印14で表され、上り回線は矢印16で表される。下り回線経路は下り回線上で定義され、上り回線経路は上り回線上で定義される。制御データおよびトラフィックデータの両方は、下り回線および上り回線上で定義される種々の経路上で通信される。
通信システムのネットワークは、2つのGSMネットワーク部、すなわち第1のGSMネットワーク部18と第2のGSMネットワーク部22を示す。ネットワーク部18、22は、従来の方法で、SS7シグナリングネットワークを経由して接続される。他の実装では、X.25ネットワーク等、他の種類のベアラーネットワークがGSMネットワーク部と相互接続されている。
各ネットワーク部は、GSMネットワークのネットワークインフラの機能素子を含む。ネットワーク部18は例えば、ベーストランシーバ基地局(BTS)26および該基地局に接続される基地局制御装置(BSC)28を有する無線ネットワーク素子を備える。ベーストランシーバ基地局は、移動ノードとデータを送受信するよう作動する。また、基地局制御装置は一群のベーストランシーバ基地局の作動を制御するよう作動する。次に、基地局制御装置は移動通信交換センター/客先位置レジスタ32に接続される。また、移動通信交換センター/客先位置レジスタはネットワーク部18に関連付けられたホームロケーションレジスタ(HLR)34に接続される。アプリケーションサーバー36もまたGSMネットワーク部に関連付けられ、ここではMSC/VLRおよびHLRの両方に対して機能的に接続される。
ネットワーク部22は対応する要素を有する。すなわち、第2のネットワーク部もまた無線ネットワークの一般参照される素子、すなわちベーストランシーバ基地局(BTS)26および基地局制御装置(BSC)28を備えている。また、第2のネットワーク部は、移動通信交換センター/客先位置レジスタ(MSC/VLR)32およびホームロケーションレジスタ(HLR)34も備える。ここでは38で指定されるアプリケーションサーバーもまた第2のネットワーク部に体化されている。
SS7ネットワーク24は、別々のGSMネットワーク部同士の間の信号およびデータの通信を提供するシグナリングネットワークを形成する。別々に示されていないが、SS7ネットワークは、サービス中継点(STP)を従来の方法で構成する交換ノードを備える。追加的なネットワークが、公衆交換電話網(PSTN)または統合サービスデジタルネットワーク(ISDN)等SS7ネットワークに接続可能である。
ここでは、サービスセンター42は、SS7ネットワークに接続されるよう示されている。サービスセンターは、上述のPSTNまたはISDNネットワークのうち一つ等別のネットワークを経由して、SS7ネットワークに実際に接続される。その代わりに、サービスセンター42はそれ以外に接続され、別の接続を経由した通信システム10の一部を構成することもできる。このサービスセンター42は、コード化された数字のシーケンスによって識別された任意の通話位置を表す。またここでは、サービスセンターはより詳細には、第1のネットワーク部18による第1のコードによって識別され、第2のネットワーク部による第2によって識別される通話位置を表す。
サービスセンター42は例えば緊急派遣センターを構成する。一部の地域では、緊急派遣センターはコード9−1−1によって識別され、また他の一部の地域ではコード9−9−9によって識別される。あるいは、サービスセンターは例えば番号案内センターを構成する。一部の地域では、番号案内センターはコード4−1−1によって識別され、他の一部の地域では番号案内センターはコード1−9−2によって識別される。あるいはサービスセンターは、ある地域ではダイヤルコード「0」によって識別され、他の一部の地域ではダイヤルコード「1−0−0」によって識別されるオペレータ支援センターを構成する。また、サービスセンターは、適切なダイヤルコードの入力を介して電話接続可能な他の任意の種々のサービスセンターも表している。
ここでは移動ノードは、受信部46および送信部48を備える。受信部および送信部は、従来の方法で、通信システムの作動に基いてデータを送受信するよう作動する。また移動ノードは、ユーザ入力アクチュエータ54およびユーザディスプレイ56を有するユーザインタフェース52を備える。
移動ノードの作動中に、ユーザはサービスセンターと通信する必要があるかもしれない。従来の移動ノードの作動中に、ユーザはサービスセンターに関連付けられたコードを入力するか、入力を生じさせる。ユーザは、例えば、入力アクチュエータ54の適切な作動を介して、通話を発信する。通話手順が実行され、サービスセンターとの間で通話接続が形成される。ユーザによって入力された、または入力を生じさせられたダイヤルコードが、通信システムの通話が経由するよう経路設定されたネットワーク部に使用されるコードである場合、この手順は、従来の方法で実行することができる。
しかし、以前に記載したように、サービスセンターは異なるネットワーク部に囲繞された地域等、異なる地域中の異なるコード、ここではネットワーク16、18によって囲繞された領域によって識別されるので、従来の通話手順を使用しても通話が完了しない可能性がある。移動ノードは本発明の実施形態の装置58をさらに備えることによって、通話がサービスセンターへと呼び出される時に経由するネットワーク部にかかわらず、サービスへの通話の完了を円滑化する。装置の素子は機能的に表されている。これら素子によって提供される機能は、例えば適切な処理回路によって実行可能なアルゴリズム等、任意の所望の方法によって実装可能である。また、これら素子によって提供される機能は、種々の実装において、移動ノードの送信部または受信部等、移動ノードの他の構造によって実行される。
装置は識別子コード要求生成器62を備える。要求生成器は、移動ノードを介して接続可能なサービスセンターを識別するために、移動ノードが登録されるネットワーク部で使用される識別コード、すなわち短縮ダイヤルコードを移動ノードにダウンロードすることを要求する要求メッセージを生成するよう作動する。要求生成器は一実装において、移動ノードをネットワークに登録した後、識別コードのダウンロードを要求するよう自動的に作動する。別の実装では、要求生成器によって生成された要求メッセージは手動発信に応答するよう作動する。
識別コード要求生成器によって生成された要求メッセージは移動ノードの送信部に供給され、送信部は要求メッセージを通信システムのネットワーク部に送信する。一実装において、メッセージはUSSD形式メッセージを構成するよう書式設定され、移動ノードの送信部は、他のUSSD形式メッセージを送信する従来方法で、USSD形式メッセージを、上り回線16上に定義された適切な上り回線経路上に送信する。
要求に対する応答は、移動ノードへの下り回線14上に定義された適切な下り回線経路上に作成され、帰還する。装置はまた、移動ノードの受信部に接続された検出器64も備える。検出器は、移動ノードに帰還するメッセージ要求に対する応答を検出するよう作動する。検出器によって行われる検出は、インデクサ68に供給される。インデクサ68もまた、本発明の実施形態の装置58の一部を構成する。インデクサは、記憶素子72を備えるか、記憶素子72に接続される。
インデクサ68は、移動ノードにダウンロードされ検出器64に検出された識別コードのインデックス値を、移動ノードまたはそのユーザによってサービスセンターに関連付けられた識別コードの永久保存値と一緒にインデックス化するよう作動する。永久保存値をダウンロードされた値にインデックス化することによって、引き続き、指定されたサービスセンターへの通話が達成される時に、異なる値どうしを合致させることが可能になり、適切な値を使用することができる。
ひとたび複数の値が一緒にインデックス化されると、これら値は記憶素子72に保存され、後に、指定されたサービスセンターへの通話が移動ノードで申し込まれる際に利用可能となる。この典型的な実装では、引き続き起こる更新された識別コードのダウンロードが移動ノードに供給されるまで、値は、脅威として保存されたままである。例えば移動ノードが引き続き再配置され、別の登録手順を実行する必要が生じると、後続するダウンロードが発生する。登録手順が行われる時に移動ノードによって生成された要求メッセージが自動的に生成される実装では、登録手順が行われるたびに、追加的な適切な証印と一緒に識別コード値が、移動ノードに新たにダウンロードされる。さらに、移動ノードの初期電源投入時およびその後の指定の間隔を置いた後もダウンロードされる。
装置はまたインデクサと、ユーザインタフェース52のユーザ入力アクチュエータ54の両方に接続される置換装置74も備える。これによって、移動ノードのユーザによるサービスセンターへの通話が発信されると、置換装置は通話の申し込みを認識する。すなわち、ユーザがサービスセンターの短縮ダイルコードを入力すると、短縮ダイヤルコードの値が置換装置に供給される。ユーザによって入力されサービスセンターへの通話試みに関連付けられた入力証印も、同様に置換装置へ供給される。また通話発信に応答して、置換装置は、ユーザアクチュエータを経由して入力されるか、あるいはサービスセンターへの通話の発信に基いて他の態様で供給される値を、サービスセンターを識別する対応するダウンロード値と一緒に置換するよう作動する。サービスセンターへの通話発信のためにユーザが入力した値が、移動ノードが作動可能なネットワーク中で使用される値とは異なる場合、置換装置は、入力された値を、インデクサによってインデックス化され入力素子に保存されているダウンロード値によって置換する。また、置換装置は置換された値を送信部48に供給する。その後、通常の通話手順を利用して、サービスセンターへの通話を申し込む。他の方法では指定されたサービスセンターに申し込むことができない通話は、装置58の作動を介して完了することができる。また少なくとも一実装において、移動ノードが登録されているネットワーク中で使用されるダイヤルコードを使用して通話を申し込む装置によって実行される機能が、自動的に実行される。ユーザが必要なことは、ユーザが慣れた方法でサービスセンターへの通話を発信することのみである。装置58の作動によって、適切な短縮ダイヤルコードが、入力されたダイヤルコードを置換する。またその後、通話が通常の方法で呼び出される。
本発明の実施形態の別の装置も、通信システムのネットワークに体化される。より詳細には、典型的な実装において、本発明の実施形態の別の装置がネットワーク部18のアプリケーションサーバー36に体化されている。ここでアプリケーションサーバー36に体化された装置は、検索器82およびデータベース84を備えるよう示される。同様に、本発明の実施形態の別の装置もまたネットワーク部22のアプリケーションサーバー38に体化される。
要求生成器62によって生成された要求メッセージが上り回線経路上にある移動ノードの送信部によって送信される時、要求メッセージがネットワーク部の無線ネットワーク素子に送達され、メッセージはネットワーク部を介して経路設定され、アプリケーションサーバーに送達される。データベース84は、サービスセンター42等のサービスセンターを識別するためにネットワーク部で使用される短縮ダイヤルコードの一覧を保持している。要求に応答して、検索器82はデータベースの適切な保存位置にアクセスし、ダイヤルコードの値を検索する。また、検索値は移動ノードに帰還する。一実装では、USSD形式要求が使用されて要求メッセージを構成する場合、応答もまたUSSD形式メッセージとなる。
本発明の別のあるいは代替的な実施形態では、要求生成器によって生成され、通信システムのネットワーク部に送信された要求メッセージは、移動ノードに関連付けられたホームネットワークへと経路設定される。ここで例えば、第2のネットワーク部22は、移動ノード12に関連付けられたホームネットワークを表す。第1のネットワーク部18に送達された要求メッセージは、該ネットワーク部18を介して経路設定され、次にSS7ネットワーク24を経由してネットワーク部22に送達される。次に要求メッセージは、ネットワーク部を介してアプリケーションサーバー38に送達される。ひとたびアプリケーションサーバーに送達されると、脅威を体化した装置の検索器は、データベースから要求値を検索し、要求に対する応答がSS7ネットワークを経由して第1のネットワーク部へと帰還するよう経路設定され、移動ノードに向けて次の送達が行われる。また、ひとたび移動ノードに送達されると、脅威を体化した装置58の素子は、上述のように作動する。識別コードによって識別されるサービスセンターへの通話が引き続き申し込まれると、移動ノードが登録されているネットワーク部、ここではネットワーク部18に適した識別コードが使用されて、サービスセンターへの通話を呼び出す。
図2は、本発明の実施形態の作動に基いて、保存素子72に保存されたデータを表示する。コラム84に保存されたデータは、サービスセンターに関連付けられた移動ノードダイヤルコードを表し、コラム86に保存されたデータは対応するサービスセンターに関連付けられたダウンロードダイヤルコードを表す。また、コラム88に保存されたデータは、対応するダイヤルコードに関連付けられたニーモリック等他の証印を表す。移動ノードが登録されているネットワーク部は、短縮ダイヤルコードによって識別されたサービスセンターよりも多数または少数のサービスセンターを有するかもしれない。
図3は、全体を92で示すメッセージのシーケンス図を示し、本発明の実施形態の作動に基づく作動による、通信システム10等通信システムの典型的な作動中に生成されるシグナリングを表す。
最初に、また矢印94で示すように、移動ノード12が通信システムのネットワーク部に登録される。従来の制御およびその他シグナリングは、移動ノードおよびネットワークによって、あるいは移動ノードとネットワークとの間に生成され、従来方法で登録を達成する。移動ノードの登録に引き続き、区分96に示される要求は移動ノードで生成され、ネットワークに送信される。典型的な実装では、表示されたように、移動ノードによって生成された要求は、移動ノードが登録されているネットワークで使用される短縮ダイヤルコードの要求を含んでいる。すなわち、要求は移動ノードへのダウンロードを要求されている情報の指示を含んでいる。ここで要求は、要求される情報が提供されるべき言語を表す言語識別子をさらに含む。また、実装においてはさらに、要求メッセージは移動ノードが登録されているネットワーク部も識別する。
要求メッセージは、通信システムのネットワーク部に送達される。また次に、区分98に示されるように、アプリケーションサーバーへの送達用ネットワーク、ここではアプリケーションサーバー36を介して、要求メッセージが経路設定される。あるいは、上述のように、要求メッセージは、移動ノードおよびそのアプリケーションサーバー38に関連付けられたホームネットワークに経路設定される。この要求メッセージは、アプリケーションサーバーに送達される時には、メッセージがネットワーク部に送達される時のメッセージに含まれるものと同じ情報を含む。
要求がアプリケーションサーバーに送達されると、アプリケーションサーバーが要求の内容を検査する。要求が、オペレータ独自の短縮コードのダウンロード要求である場合、アプリケーションサーバーは要求メッセージをさらに検査し、移動ノードが登録されているワイヤレスネットワーク部を識別する。要求される情報がアプリケーションサーバーで利用可能であるか否かが判断される。一実施例において、移動ノードが登録されているネットワーク部の識別情報を要求メッセージが含んでいない場合、要求された情報は、アプリケーションサーバーと関連付けられるネットワーク部の情報と仮定する。さらに、要求された情報が要求された言語で利用可能か否かが検査される。要求言語において情報が利用可能な場合、情報が該言語で提供される。そうでない場合は、代わりに規定値言語選択が使用される。
要求された情報がアプリケーションサーバーで検索されると、応答は、区分102、104によって示される経路によって、移動ノードへと帰還するよう経路設定される。応答は、人間が読み取り可能な記述、応答に含まれる短縮コードを移動ノードに対して識別する札および短縮コードを識別する札を含む。また、応答が移動ノードに送達されると、情報が移動ノードで保存される。情報を移動ノードで保存することができない実装では、情報は人間が認識可能な形式で表示され、その結果応答に含まれる情報を移動ノードのユーザが後に使用できるようになる。
図4は、全体を108で示すメッセージシーケンス図を示し、通信システム10等通信システムの典型的作動中に生成され、また本発明の実施形態の作動に基づくシグナリングを表す。ここでシグナリングは、USSD形式メッセージを使用して移動ノードへの識別コードのダウンロードを開始し、およびダウンロードを行う作動を表す。
再び、移動ノードは通信システムのネットワーク部分のネットワーク部に登録される。この登録手順は、矢印112によって表される。従来の制御シグナリングは、ネットワークと移動体との間で生成され、その結果、通信システムのネットワークのネットワーク部への移動ノードの登録を達成する。
次に区分114に示されるように、移動ノードは要求メッセージを生成し、ネットワークに送信し、移動ノードが登録されているネットワークのネットワーク部で使用されている短縮コードを移動ノードにダウンロードするよう要求する。要求メッセージが、USSD形式の要求として書式化される。要求は、移動ノードにダウンロードされる情報を識別する識別子と、情報のニーモリック部に所望される言語を示す言語インジケータを含む。また、要求メッセージに対する応答を、USSD形式要求メッセージ等のテキスト形式で送信することを示す指示も、メッセージ中に含まれる。
ひとたびネットワーク部に送達されると、要求メッセージはUSSDメッセージの従来方法で、また区分116によって示すように、適切なアプリケーションサーバー、ここではアプリケーションサーバー36に経路設定される。要求メッセージがアプリケーションサーバーに送達されると、メッセージの内容が検査される。要求が、オペレータごとに特有の短縮コードを移動ノードへダウンロードする要求である場合、アプリケーションサーバーは次に情報を要求するワイヤレスネットワーク部の識別を検査する。ネットワーク部の識別が要求メッセージに含まれない場合、アプリケーションサーバーは、例えば、要求された情報がアプリケーションサーバーが関連付けられているネットワーク部に関連すると仮定する。アプリケーションサーバーは、要求メッセージをさらに検査して情報に対して要求されている言語を確認し、情報が要求された言語で利用可能か否かを判断する。情報が要求された言語では利用できない場合、そのかわり規定値言語が使用される。
要求された情報が検索され、区分118、122によって示されるように、応答メッセージが生成され、移動ノードに帰還する。ここで応答は、サービスセンターに関連付けられたダイヤルコード、人間によって読み取り可能な記述、および移動ノードに対しダウンロードされたコードの目的を識別するダイヤルコードを含む。ネットワーク部によって移動ノードへ通信される応答メッセージはUSSD形式メッセージを形成し、応答メッセージは移動体着信USSDメッセージを形成する。
メッセージは移動ノードに送達される。また、メッセージに応答して、移動ノードは受信したコードをそれに関連付けられたテキストと一緒に表示する。また区分124で示すように、移動ノードは、ダウンロードされた情報の受領を肯定確認する。ここでの確認は、移動体着信USSD応答を構成する。また、応答がネットワーク部に送達されると、次に区分126で示される肯定確認がアプリケーションサーバーに供給される。
この後、区分128によって示されるように、アプリケーションサーバーは移動ノードからの要求原本を受領確認し、その結果、応答をネットワーク部に送信することによってトランズアクションを完了および終了させ、次に受領確認を移動ノードに送信する。また、区分132で示されるように、ネットワーク部は移動体発信USSD形式応答を移動ノードに送信する。移動ノードで移動発信USSD応答を受信するとただちに、移動ノードは要求原本の完了が成功したことを知らされる。
図5は、全体を136で示すメッセージシーケンス図を表し、通信システム10等、通信システムの追加的な典型的作動中に生成され、また本発明の実施形態の動作に基づくシグナリングを表す。ここで示されるシグナリングは、USSD形式メッセージを使用して移動ノードへの識別コードのダウンロードを開始し、およびダウンロードする作動も表している。
再び、移動ノードがまず通信システムのネットワークのネットワーク部に登録される。移動ノードのネットワークへの登録は矢印138によって示される。再び、移動ノードをネットワーク部へ登録するために、移動ノードとネットワークとの間で制御シグナリング送信が行われる。
ひとたび登録が達成されると、区分142で示すように、移動ノードは、ワイヤレスネットワークから移動ノードへのオペレータごとに特有の短縮ダイヤルコードのダウンロード要求を生成し、送信する。要求は、移動体発信USSD要求を構成している。要求は、何が移動ノードにダウンロードされるよう要求されているのかを識別する識別子と、要求された情報のニーモリック部が所望される言語を示す言語識別子を含む。ここで言語識別子は、一般的なデータコードを含み、言語インジケータの受信は、応答がバイナリコード書式で移動ノードへ送信されることを示す。
ひとたびネットワーク部に送達されると、区分144に示すように、情報要求は、適切なアプリケーションサーバー、ここでは再びアプリケーションサーバー36に転送される。要求がアプリケーションサーバーで受信されると、要求は検査される。要求がオペレータごとに特有の短縮コードである場合、要求サーバーは、要求に含まれていればワイヤレスネットワークの識別を検査をする。ワイヤレスネットワーク部識別子が要求に含まれていない場合、要求された情報はアプリケーションサーバーが関連付けられたネットワーク部の短縮コードに関する情報であると仮定される。ここで、言語インジケータが一般データコード化に設定されるため、アプリケーションサーバーはバイナリ形式で移動ノードへダウンロードされる短縮コードを構成する。
次にアプリケーションサーバーは、区分146で示すように、ワイヤレスネットワークに対して、短縮コードを、短縮コードの目的を移動ノードに対して識別するタグと一緒に送信する。またネットワーク部は、これらを受信した直後に、区分148で示すように、情報を、移動体着信USSD要求の形式で移動ノードに送信する。移動体着信USSD要求を受領すると直ちに、移動ノードは受信した短縮コード識別子および関連する短縮コードを保存する。
次に移動ノードは、区分152で示すように、ネットワーク部に送信された移動体着信USSD応答と短縮コードの受信を肯定確認する。また、区分154で示すように、受信確認はアプリケーションサーバーに転送される。次にアプリケーションサーバーは、区分156で示すように、移動ノードによって送信された要求原本を肯定確認し、その結果、応答をワイヤレスネットワーク部に送達することによってトランズアクションを完了および終了する。また、ワイヤレスネットワーク部で肯定確認を受信した直後に、移動体発信USSD応答が、区分156で示すように移動体ノードに送信される。移動体発信USSD応答を受信した直後に、移動ノードは要求の完了が成功したことを知らされる。
図6は再び通信システム10を示す。ここでも通信システム10は、下り回線および上り回線14、16上に定義された経路を介して、通信システムのネットワーク部分のネットワーク部18、22、24と通信可能な移動ノードを備えるよう示されている。ここで3個のサービスセンター42がネットワーク部に接続されている。第1のサービスセンター42−1は、番号案内サービスセンターである。第2のサービスセンター42−2は、オペレータサービスセンターである。そして、第3のサービスセンター42−3は、緊急サービスセンターである。サービスセンター42のうちのいずれかに通話が呼び出されようとする時、移動ノードのユーザは通話の呼び出しの対象となるサービスセンターに対応すると考えられるダイヤルコードを入力するか、入力を発生させる。この実施形態の作動によって、ダイヤルコードを必要に応じて置換することができ、それによってサービスセンターへの通話が達成される。また、別の実施形態では、サービスセンターを識別するために使用されるダイヤルコードは他の方法で移動ノードのユーザに対して喚起される。これによって、移動ノードが付いたネットワーク中に存在するサービスセンターに関連付けられたダイヤルコードを入力するよう、ユーザに対して注意を喚起する。
図7は、全体を166で示す方法フロー図を示し、本発明の実施形態の作動の方法を表す。この方法は、移動ノードのユーザによるサービスセンターへの通話呼び出しを円滑化する。
最初に、ブロック168に示すように、識別子コード要求が移動ノードで生成される。該要求は、第1のサービスセンターをネットワーク部において識別する第1のネットワーク部識別子コードを要求する。次に、ブロック172に示すように、識別子コード要求が通信ネットワークに送信される。
その後、ブロック174に示すように、要求に対する応答が移動ノードで検出される。この応答は、第1のネットワーク部識別子を表す値を含む。また次にブロック176に示すように、第1の移動ノード識別子コードが、対応するネットワーク部識別子コードと一緒にインデックス化される。
次に通話が移動ノードによってサービスセンターに呼び出されると、ネットワーク部識別子コードが使用されて、その結果指定されたサービスセンターへの通話を完了させることができる。
これまでの記述は、発明を実施するための好適な例であり、本発明の範囲はこの記述によって制限されない。本発明の範囲は以下の請求項によって定義される。

Claims (20)

  1. 無線通信システムにおいて通信する方法であって、
    該無線通信システムの移動ノードから、第1の識別子コードを有する識別子コード要求を受信することと、
    該第1の識別子コードから、該移動ノードが位置する所定の地域に対する第1のサービスセンターを識別する短縮ダイヤルコードを識別することと、
    該第1の識別子コードから、該第1のサービスセンターまたは該短縮ダイヤルコードを表す情報を識別することと、
    該移動ノードに、該識別子コード要求に対する応答と、該第1のサービスセンターまたは該短縮ダイヤルコードを表す情報とを送信することであって、該応答は、該移動ノードが位置する該所定の地域に対する該第1のサービスセンターを識別する該短縮ダイヤルコードを含む、ことと
    を含む、方法。
  2. 前記識別子コード要求は、第1の識別子コードと該第1の識別子コードに関連付けられたその他の情報との両方を要求する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記短縮ダイヤルコードを用いて、前記移動ノードが位置する前記所定の地域に対する前記サービスセンターへの前記移動ノードからの呼を受信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 要求される情報を前記移動ノードに供給する言語を表す言語識別子を受信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記移動ノードにおいて識別子コード要求を生成する前に登録することであって、該識別子コード要求を送信することは、該移動ノードが登録された後に実行される、ことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記識別子コード要求を前記通信システムに送信することは、該識別子コード要求を非構造付加サービスデータ形式のメッセージとして送信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のサービスセンターまたは前記短縮ダイヤルコードを表す情報は、ニーモニックを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 要求がオペレータ独自の短縮コードに対する要求を含むことを決定し、それに応答して、移動ノードが登録されるIDに対する要求を検査することと、
    該オペレータ独自の短縮コードがアプリケーションサーバーにおいて利用可能であることを決定することと、
    要求された該オペレータ独自の短縮コードが要求された言語で利用可能であることを決定し、それに応答して、該要求された該オペレータ独自の短縮コードを該要求された言語で該移動ノードに送信することと
    を含む、方法。
  9. 前記要求は、前記移動ノードが位置する所定の地域に対する第1のサービスセンターを識別する識別子コードと、第1の識別子コードに関連付けられた他の情報とをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記移動ノードが登録されるIDを前記要求メッセージが含まないことを決定することと、
    前記要求された情報が関連するアプリケーションサーバーのためのものであることを仮定することと
    をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記要求は、非構造付加サービスデータ形式のメッセージをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  12. ネットワークにおけるアプリケーションサーバーであって、
    該アプリケーションサーバーは、
    短縮ダイヤルコード情報を格納する格納位置であって、該短縮ダイヤルコード情報は、地域内のサービスセンターを識別するための短縮ダイヤルコードのうちの少なくとも1つをさらに含み、該格納位置は、追加情報をさらに格納する、格納位置と、
    該格納位置に作用可能に結合された検索器であって、該格納位置のうちの1つの格納位置にアクセスし、該1つの格納位置から、第1のサービスセンターを識別する短縮ダイヤルコードの値と該第1のサービスセンターに関連する追加情報とのうちの少なくとも1つを検索する検索器と
    を含む、アプリケーションサーバー。
  13. 前記追加情報は、前記アプリケーションサーバーによって情報を送信する言語を識別する言語インジケータを含む、請求項12に記載のアプリケーションサーバー。
  14. 前記検索器は、前記アプリケーションサーバーにおいて受信された識別子コード要求メッセージに応答して格納位置にアクセスする、請求項12に記載のアプリケーションサーバー。
  15. 前記アプリケーションサーバーは、前記検索器によって検索された短縮ダイヤルコードを移動ノードに送信するように構成されている、請求項12に記載のアプリケーションサーバー。
  16. 前記アプリケーションサーバーは、短縮ダイヤルコードに関連付けられたニーモニックを少なくとも送信するように構成されている、請求項15に記載のアプリケーションサーバー。
  17. 動作可能な移動ノードと、短縮ダイヤルコードを用いることにより電話局と移動ノードとから呼を受信することが可能な第1のサービスセンターとを有する通信システムの方法であって、該方法は、短縮ダイヤルコード情報を移動ノードに送信する方法であり、
    該方法は、
    アプリケーションサーバーに該短縮ダイヤルコード情報を格納することであって、該短縮ダイヤルコード情報は、該移動ノードが位置する地域内のサービスセンターを識別するための短縮ダイヤルコードと、該サービスセンターに関連付けられた追加情報とのうちの少なくとも1つを含む、ことと、
    該アプリケーションサーバーによって受信された識別子コード要求メッセージに応答して該アプリケーションサーバーから該短縮ダイヤルコード情報の少なくとも一部を送信することと
    を含む、方法。
  18. 前記送信することは、前記短縮ダイヤルコードによって識別されるサービスセンターに対する短縮ダイヤルコードおよびニーモニックを検索することをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記検索された短縮ダイヤルコード情報を移動ノードに送信することをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  20. 前記識別子コード要求メッセージを非構造付加サービスデータ(USSD)形式のメッセージとして送信することをさらに含む、請求項17に記載の方法。
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