JP2010045286A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、配線抵抗成分をセンス抵抗として利用しながら、過電流保護回路の検出精度を向上することが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る半導体装置は、監視対象となる電流ラインの配線抵抗成分であるセンス抵抗Rsと、センス抵抗Rsでの降下電圧と所定の閾値電圧を比較して過電流保護信号Socpを生成する過電流保護回路OCPと、前記電流ラインの形成工程と同一の工程により、他の回路要素から電気的に分離して形成されたダミーラインの配線抵抗成分であって、センス抵抗Rsよりも大きな抵抗値を有するダミー抵抗Rdと;ダミー抵抗Rdの両端に各々接続されたダミーパッドT1、T2と;を集積化して成り、過電流保護回路OCPは、前記閾値電圧を調整するための閾値電圧調整部を有する構成とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、過電流保護回路を集積化して成る半導体装置に関するものである。
図6は、過電流保護回路の一従来例を示す回路図である。図6に示すように、従来の過電流保護回路は、入力電圧Vinを所定の閾値電圧Vth分だけ引き下げて得られる電圧信号VX(=Vin−Vth)と、出力電流Ioutの供給ラインに挿入されたセンス抵抗Rsの低電位端から引き出される電圧信号VY(=Vin−Iout×Rs)と、を比較して過電流保護信号Socpを生成する構成とされていた。
なお、上記従来の過電流保護回路を集積化して成る半導体装置の中には、上記のセンス抵抗Rsとして、入力電圧Vinの印加端と負荷との間を結ぶ電流ラインの配線抵抗成分を利用するものもあった。
上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
特開平7−287035号公報
確かに、上記従来の過電流保護回路であれば、センス抵抗Rsでの降下電圧(=Iout×Rs)が所定の閾値電圧Vthよりも大きくなったときに、出力電流Ioutが過電流状態であることを検出して、過電流保護信号Socpを生成することが可能である。
しかしながら、半導体装置内部の配線抵抗成分をセンス抵抗Rsとして利用する場合、その抵抗値が配線の厚み(配線の断面積)に起因して大きくばらつくため、過電流保護回路の検出精度が悪化してしまう、という課題があった。例えば、センス抵抗Rsの抵抗値が意図した値よりも大きい場合には、センス抵抗Rsでの電圧降下が大きくなるので、意図した閾値よりも小さい出力電流Ioutしか流れていないにも関わらず、過電流状態と誤検出され、半導体装置の動作が不安定となってしまう。逆に、センス抵抗Rsの抵抗値が意図した値よりも小さい場合には、センス抵抗Rsでの電圧降下が小さくなるので、意図した閾値よりも大きい出力電流Ioutが流れるまで過電流状態と検出されなくなり、半導体装置の安全性が低下してしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑み、配線抵抗成分をセンス抵抗として利用しながら、過電流保護回路の検出精度を向上することが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る半導体装置は、監視対象となる電流ラインの配線抵抗成分であるセンス抵抗と、前記センス抵抗での降下電圧と所定の閾値電圧とを比較して過電流保護信号を生成する過電流保護回路と、を集積化して成る半導体装置であって、前記半導体装置は、さらに、前記電流ラインの形成工程と同一の工程により、他の回路要素から電気的に分離して形成されたダミーラインの配線抵抗成分であって、前記センス抵抗よりも大きな抵抗値を有するダミー抵抗と;前記ダミー抵抗の両端に各々接続された第1、第2ダミーパッドと;を集積化して成り、前記過電流保護回路は、前記閾値電圧を調整するための閾値電圧調整部を有して成る構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成る半導体装置において、前記ダミー抵抗は、前記センス抵抗に隣接して形成されている構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第1または第2の構成から成る半導体装置は、前記電流ラインの形成工程と同一の工程により、前記ダミー抵抗の周辺余白を埋める形で、他の回路要素から電気的に分離して形成されたダミーレイヤを集積化して成る構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第3いずれかの構成から成る半導体装置において、第1、第2ダミーパッドは、それぞれ、複数のパッドを一組として形成されている構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第4いずれかの構成から成る半導体装置において、前記過電流保護回路は、一端が前記センス抵抗の一端に接続された第1抵抗と;基準電圧に応じて基準電流を生成し、第1抵抗を介して前記基準電流を引き込む定電流回路と;第1抵抗の他端電圧と前記センス抵抗の他端電圧を比較して前記過電流保護信号を生成するコンパレータと;を有して成る構成(第5の構成)にするとよい。
また、上記第5の構成から成る半導体装置において、前記定電流回路は、第1抵抗の他端と接地端との間に接続された第2抵抗と、第2抵抗の一端に前記基準電圧を印加するバイアス回路と、を有して成る構成(第6の構成)にするとよい。
また、上記第6の構成から成る半導体装置において、前記バイアス回路は、第1抵抗と第2抵抗との間に接続された第1トランジスタと、第1トランジスタの制御端と接地端との間に接続され、自身の制御端に前記基準電圧が印加される第2トランジスタと、を有して成る構成(第7の構成)にするとよい。
また、上記第6の構成から成る半導体装置において、前記バイアス回路は、第1抵抗と第2抵抗との間に接続されたトランジスタと、前記基準電圧と第2抵抗の一端電圧が一致するように前記トランジスタの導通度を制御するオペアンプと、を有して成る構成(第8の構成)にするとよい。
また、上記第5〜第8いずれかの構成から成る半導体装置において、前記過電流保護回路は、所定の内部電圧を分圧して前記基準電圧を生成する抵抗分割回路を有して成り、前記閾値電圧調整部は、前記抵抗分割回路を形成する抵抗素子の少なくとも一に並列接続されたトリミングヒューズを有して成る構成(第9の構成)にするとよい。
また、本発明に係る半導体装置の調整方法は、上記第1〜第9いずれかの構成から成る半導体装置の調整方法であって、第1、第2ダミーパッド間に一定の電流を流しながら、第1、第2ダミーパッド間の電圧を測定し、その測定結果から前記ダミー抵抗の実抵抗値を算出するステップと;前記ダミー抵抗の理想抵抗値に対する実抵抗値の相対誤差を算出するステップと;前記相対誤差と前記センス抵抗の理想抵抗値に基づいて、前記センス抵抗の推定実抵抗値を算出するステップと;前記センス抵抗の推定実抵抗値に基づいて前記閾値電圧調整部を用いた前記閾値電圧の調整を行うステップと;を有する構成(第10の構成)とされている。
本発明に係る半導体装置であれば、配線抵抗成分をセンス抵抗として利用しながら、過電流保護回路の検出精度を向上することが可能となる。
図1は、本発明に係る電源ICの一実施形態を示す回路図である。図1に示すように、本実施形態の電源ICは、入力電圧Vinから所望の出力電圧Voutを生成するLDO[Low Drop-Out]レギュレータを内蔵するものであり、その回路要素として、Pチャネル型MOS[Metal Oxide Semiconductor]電界効果トランジスタP1と、抵抗R1及び抵抗R2と、キャパシタC1と、エラーアンプERRと、直流電圧源E1とを有して成る。
トランジスタP1のソースは、入力パッドT0を介して入力電圧Vinの印加端に接続されている。トランジスタP1のドレインは、出力電圧Voutの引出端に接続される一方、抵抗R1、R2を介して接地端にも接続されている。なお、出力電圧Voutの引出端と接地端との間には、出力電圧Voutの平滑手段として、キャパシタC1が接続されている。エラーアンプERRの非反転入力端(+)は、帰還電圧Vfbの印加端(抵抗R1、R2の接続ノード)に接続されている。エラーアンプERRの反転入力端(−)は、基準電圧Vrefの印加端(直流電圧源E1の正極端)に接続されている。エラーアンプERRの出力端は、トランジスタP1のゲートに接続されている。
上記構成から成るLDOレギュレータは、出力電圧Voutに応じた帰還電圧Vfbと基準電圧Vrefとが一致するように、トランジスタA1の導通度を制御することで、入力電圧Vinから所望の出力電圧Voutを生成する。
また、本実施形態の電源ICは、LDOレギュレータを形成する上記の回路要素に加えて、センス抵抗Rsと、過電流保護回路OCPと、を集積化して成る。
センス抵抗Rsは、入力電圧Vinの印加端から出力電圧Voutの引出端に向けて流れる出力電流Ioutの大きさを電圧信号として検出するための電流/電圧変換手段である。なお、本実施形態の電源ICにおいて、センス抵抗Rsは、電源ICの内部において出力電流Ioutが流れる電流ライン(すなわち、過電流保護回路OCPの監視対象となる電流ライン)の配線抵抗成分を利用して形成されている。
過電流保護回路OCPは、センス抵抗Rsでの降下電圧(=Iout×Rs)と所定の閾値電圧Vthとを比較して過電流保護信号Socpを生成する手段であり、その過電流保護信号Socpは、LDOレギュレータを形成するエラーアンプERRのイネーブル端に出力されている。このような構成とすることにより、センス抵抗Rsでの降下電圧が所定の閾値電圧Vthよりも大きくなったときには、出力電流Ioutが過電流状態であることを検出して、LDOレギュレータの出力動作を非常停止させることができるので、電源ICの安全性を高めることが可能となる。
ただし、背景技術の項でも述べたように、電源IC内部の配線抵抗成分をセンス抵抗Rsとして利用する場合、その抵抗値が配線の厚み(配線の断面積)に起因して大きくばらつくため、過電流保護回路OCPの閾値電圧Vthを固定的に設定してしまうと、過電流保護回路OCPの検出精度が悪化してしまう。
これを解消するためには、センス抵抗Rsの抵抗値を測定し、その実測値に基づいて過電流保護回路OCPの閾値電圧Vthを調整することが望ましいが、センス抵抗Rsとして利用される電流ラインの配線抵抗成分は極めて小さいため、その抵抗値を正確に測定することは、極めて困難である。
そこで、本実施形態の電源ICは、センス抵抗Rsの抵抗値を実測することなく、その値を推定するための手段として、ダミー抵抗Rdと、第1ダミーパッドT1と、第2ダミーパッドT2と、を集積化して成り、かつ、過電流保護回路OCPは、センス抵抗Rsの推定実抵抗値に基づいて、その閾値電圧Vthを調整するための閾値電圧調整部を有して成る構成とされている。
ダミー抵抗Rdは、出力電流Ioutが流れる電流ライン(すなわちセンス抵抗Rs)の形成工程と同一の工程により、他の回路要素から電気的に分離して形成されたダミーラインの配線抵抗成分であって、センス抵抗Rsよりも大きな抵抗値(その測定が可能である程度に大きな抵抗値)を有するものである。
第1ダミーパッドT1、及び、第2ダミーパッドT2は、ダミー抵抗Rdの両端に各々接続されており、ダミー抵抗Rdの実抵抗値を測定するときに、プローブ(試験針)の接触先となるパッド(いわゆるEDS[Electrical Die Sorting]パッド)であり、電源ICのパッケージングに際して、リードフレームにワイヤボンディングされることはない。
図2は、センス抵抗Rsとダミー抵抗Rdのレイアウト例を示す模式図である。図2に示すように、ダミー抵抗Rdは、センス抵抗Rsに隣接して形成することが望ましい。なお、ダミー抵抗Rdとして利用されるダミーラインは、センス抵抗Rsとして利用される電流ラインに比べて細いライン幅(図2の例では約1/10)に設計されている。また、ダミー抵抗Rdとして利用されるダミーラインは、第1ダミーパッドT1と第2ダミーパッドT2との間を何度も折り返すように引き回されており、センス抵抗Rsとして利用される電流ラインに比べて長いライン長(図2の例では4〜5倍)に設計されている。
一方、センス抵抗Rsとして利用される電流ラインと、ダミー抵抗Rdとして利用されるダミーラインは、いずれも同一の工程で形成されているため、各々の厚みについては、製造ばらつき分を含めて、基本的に同一となる。
従って、センス抵抗Rsのライン幅とライン長、並びに、ダミー抵抗Rdのライン幅とライン長がいずれも設計値通りにばらつきなく形成されていると仮定した場合、センス抵抗Rsとダミー抵抗Rdの各抵抗値は、いずれも各々の厚みばらつきにのみ起因して、同一の傾向を示しながら変動することになる。
例えば、ダミー抵抗Rdの厚みが設計値よりも小さい場合には、センス抵抗Rsの厚みも同様に設計値より小さくなるので、ダミー抵抗Rdの実抵抗値が設計値よりも大きければ、センス抵抗Rsの実抵抗値も同様に設計値より大きいはずである。逆に、ダミー抵抗Rdの厚みが設計値よりも大きい場合には、センス抵抗Rsの厚みも同様に設計値より大きくなるので、ダミー抵抗Rdの実抵抗値が設計値よりも小さければ、センス抵抗Rsの実抵抗値も同様に設計値より小さいはずである。
従って、本実施形態の電源ICであれば、センス抵抗Rsの抵抗値を実測するのに代えて、ダミー抵抗Rdの実抵抗値を測定し、その実測値に基づいてセンス抵抗Rsの実抵抗値を正確に推定することができ、延いては、センス抵抗Rsの推定実抵抗値に基づいて、過電流保護回路OCPの閾値電圧Vthを調整することにより、過電流保護回路OCPの検出精度を向上することが可能となる。
また、本実施形態の電源ICは、センス抵抗Rsとして利用される電流ラインやダミー抵抗Rdとして利用されるダミーラインの形成工程と同一の工程により、ダミー抵抗Rdの周辺余白を埋める形で、他の回路要素から電気的に分離して形成されたダミーレイヤDL(図2中のハッチング部分を参照)を集積化して成る。
このような構成とすることにより、ダミー抵抗Rdとして利用されるダミーライン全体のエッチング度合いを均一化し、ダミーライン全体の厚みを均一化することが可能となるので、ダミー抵抗Rdの実抵抗値が部位毎にばらつくことを回避して、センス抵抗Rsとダミー抵抗Rdとのペア性を良好に維持することが可能となり、延いては、ダミー抵抗Rdの実抵抗値からセンス抵抗Rsの実抵抗値を正確に推定することが可能となる。
また、本実施形態の電源ICにおいて、第1ダミーパッドT1と第2ダミーパッドT2は、それぞれ、複数のパッド(図2の例では2つずつ)を一組として形成されている。このような構成とすることにより、プローブの接触抵抗を低減することができるので、ダミー抵抗Rdの実抵抗値を高精度に測定することが可能となる。
また、本実施形態の電源ICは、図2に示すように、ダミー抵抗Rdと第1、第2ダミーパッドT1、T2との間に存在する僅かな余白部分を積極的に利用して、予備のダミー抵抗Rd’と第1、第2ダミーパッドT1’、T2’を集積化して成る。このような構成とすることにより、何らかの原因でダミー抵抗Rdの実抵抗値を測定することができない場合でも、予備のダミー抵抗Rdの実抵抗値を測定し、これに基づいてセンス抵抗Rsの実抵抗値を推定することが可能となる。
次に、過電流保護回路OCPの閾値電圧Vthを調整する手順について具体的に説明する。まず、第1、第2ダミーパッドT1、T2間に一定の電流Imを流しながら、第1、第2ダミーパッドT1、T2間の電圧Vmを測定し、その測定結果からダミー抵抗Rdの実抵抗値RB(=Vm/Im)を算出する。
次に、ダミー抵抗Rdの理想抵抗値RA(設計値)に対する実抵抗値RBの相対誤差X(=(RB−RA)/RA)を算出する。例えば、ダミー抵抗Rdの理想抵抗値RAが100[Ω]で、実抵抗値RBが95[Ω]である場合、相対誤差Xは−0.05となる。
次に、先ほど求めた相対誤差Xと、センス抵抗Rsの理想抵抗値RC(設計値)に基づいて、センス抵抗Rsの推定実抵抗値RD(=(1+X)×RC)を算出する。例えば、センス抵抗Rsの理想抵抗値RCが1[Ω]で、先ほど求めた相対誤差Xが−0.05である場合、推定実抵抗値は0.95[Ω]となる。
そして、センス抵抗Rsの推定実抵抗値RDに基づいて、過電流保護回路OCPの閾値電圧調整部を用いた閾値電圧Vthの調整を行う。例えば、センス抵抗Rsの推定実抵抗値RDが理想抵抗値RCよりも大きい場合には、センス抵抗Rsでの降下電圧が大きくなるので、過電流保護回路OCPの閾値電圧Vthもこれに合わせて大きめに調整すればよい。逆に、センス抵抗Rsの推定実抵抗値RDが理想抵抗値RCよりも小さい場合には、センス抵抗Rsでの降下電圧が小さくなるので、過電流保護回路OCPの閾値電圧Vthもこれに合わせて小さめに調整すればよい。このような調整を行うことにより、本実施形態の電源ICでは、配線抵抗成分をセンス抵抗Rsとして利用しながら、過電流保護回路OCPの検出精度を向上することが可能となる。
図3は、過電流保護回路OCPの一構成例を示す回路図である。本構成例の過電流保護回路OCPは、抵抗Raと、定電流回路CSと、コンパレータCMPと、を有して成る。
抵抗Raは、一端がセンス抵抗Rsの一端(高電位端)に接続された抵抗素子である。
定電流回路CSは、基準電圧Vaに応じて基準電流Iを生成し、抵抗Raを介して基準電流Iを引き込む手段であって、npn型バイポーラトランジスタQaと、pnp型バイポーラトランジスタQbと、抵抗Rb及びRcと、可変抵抗Rd及びReと、キャパシタCaと、を有して成る。
トランジスタQaのコレクタは、抵抗Raの他端に接続されている。トランジスタQaのエミッタは、抵抗Rbを介して接地端に接続されている。キャパシタCaは、トランジスタQaのエミッタと接地端との間に接続されている。トランジスタQbのエミッタは、抵抗Rcを介して電源端に接続される一方、トランジスタQaのベースにも接続されている。トランジスタQbのコレクタは、接地端に接続されている。トランジスタQbのベースは、基準電圧Vaの印加端(可変抵抗Rdと可変抵抗Reとの接続ノード)に接続されている。可変抵抗Rd、Reは、電源端と接地端の間に直列接続されており、所定の内部電圧を分圧して基準電圧Vaを生成する抵抗分割回路を形成している。この抵抗分割回路は、過電流保護回路OCPが電源ICに集積化されてから樹脂封止されるまでの間に、基準電圧Va(延いては過電流保護回路OCPの閾値電圧Vth)を調整するための閾値電圧調整部として機能する。
上記構成から成る定電流回路CSにおいて、トランジスタQaのベース電圧は、基準電圧VaからトランジスタQbのベース・エミッタ間における降下電圧Vfb分だけ引き上げられた電圧レベルとなり、また、トランジスタQaのエミッタ電圧は、トランジスタQaのベース電圧からトランジスタQaのベース・エミッタ間における降下電圧Vfaだけ引き下げられた電圧レベルとなる。従って、上記の降下電圧Vfa、Vfbが互いに等しければ、抵抗Rbの一端には、基準電圧Vaが印加される形となるので、基準電流Iの電流値は、基準電圧Vaの電圧値を抵抗Rbの抵抗値で除した値(=Va/Rb)となる。
すなわち、本構成例の定電流回路CSにおいて、抵抗Rbの一端に基準電圧Vaを印加するバイアス回路は、抵抗Raと抵抗Rbとの間に接続されたトランジスタQaと、トランジスタQaのベースと接地端との間に接続され、自身のベースに基準電圧Vaが印加されるトランジスタQbと、を有して成る構成とされている。このような構成とすることにより、極めて簡易に定電流回路CSを形成することが可能となる。
コンパレータCMPは、抵抗Raの他端から非反転入力端(+)に印加される電圧信号Vx(=Vin−I×Ra=Vin−(Ra/Rb)×Va)と、センス抵抗Rsの他端(低電位端)から反転入力端(−)に印加される電圧信号Vy(=Vin−Iout×Rs)を比較して過電流保護信号Socpを生成する手段である。別の見方をすれば、コンパレータCMPは、センス抵抗Rsでの降下電圧(=Iout×Rs)と、所定の閾値電圧Vth(=(Ra/Rb)×Va)を比較して過電流保護信号を生成する手段であるとも言える。なお、過電流保護信号Socpは、電圧信号Vyの電圧レベルが電圧信号Vxの電圧レベルよりも高いときにローレベル(正常状態)となり、逆に、電圧信号Vyの電圧レベルが電圧信号Vxの電圧レベルよりも低いときにハイレベル(異常状態)となる。
上記の構成から成る過電流保護回路OCPにおいて、過電流保護値Iocpは、下記の(1)式によって算出することができる。
Figure 2010045286
なお、上記(1)式において、パラメータVa、パラメータRs、並びに、パラメータRa及びRbは、それぞれ、基準電圧Vaの電圧値、センス抵抗Rsの抵抗値、並びに、抵抗Ra及びRbの抵抗値を示している。
上記したように、本構成例の過電流保護回路OCPでは、抵抗Raに基準電流Iを流すことで過電流保護値Iocpが設定されており、上記(1)式で示したように、過電流保護値Iocpが入力電圧Vinの電圧値に何ら依存しない形となっている。
また、本構成例の過電流保護回路OCPでは、可変抵抗Rd、Reの抵抗比に応じて、基準電圧Vaを任意に可変制御することができるので、基準電流Iの電流値、延いては、過電流保護値Iocpをフレキシブルに調整することが可能である。
図4は、可変抵抗Rd、Reの一構成例を示す回路図である。図4に示すように、可変抵抗Rdは、基準電圧Vaの引出端と電源端との間に直列接続された抵抗Rd0〜Rdmと、抵抗Rd1〜Rdmと各々並列接続されたトリミングヒューズFd1〜Fdmと、を有して成る。また、可変抵抗Reは、基準電圧Vaの引出端と接地端との間に直列接続された抵抗Re0〜Renと、抵抗Re1〜Renと各々並列接続されたトリミングヒューズFe1〜Fenと、を有して成る。
このような構成とすることにより、過電流保護回路OCPが電源ICに集積化されてから樹脂封止されるまでの間に、ヒューズFd1〜Fdm、Fe1〜Fenを適宜レーザ溶断することで、可変抵抗Rd、Reの抵抗比(延いては基準電圧Vaの電圧値)を調整することが可能となる。
例えば、センス抵抗Rsの推定実抵抗値が理想抵抗値(設計値)より大きい場合には、センス抵抗Rsでの降下電圧が大きくなるので、過電流保護回路OCPの閾値電圧Vthもこれに合わせて大きめに調整すべく、ヒューズFd1〜Fdmを適宜レーザ溶断することで、基準電圧Vaの電圧値を上げてやればよい。逆に、センス抵抗Rsの推定実抵抗値が理想抵抗値より小さい場合には、センス抵抗Rsでの電圧降下が小さくなるので、過電流保護回路OCPの閾値電圧Vthもこれに合わせて小さめに調整すべく、ヒューズFe1〜Fenを適宜レーザ溶断することで、基準電圧Vaの電圧値を下げてやればよい。
図5は、定電流回路CSの一変形例を示す回路図である。図5に示すように、本変形例の定電流回路CSは、図3に示したトランジスタQbと抵抗Rcに代えて、オペアンプAMPを有して成る。
オペアンプAMPの非反転入力端(+)は、基準電圧Vaの印加端(可変抵抗Rd、Reの接続ノード)に接続されている。オペアンプAMPの反転入力端(−)は、トランジスタQaのエミッタに接続されている。オペアンプAMPの出力端は、トランジスタQaのベースに接続されている。
すなわち、本構成例の定電流回路CSにおいて、抵抗Rbの一端に基準電圧Vaを印加するバイアス回路は、抵抗Raと抵抗Rbとの間に接続されたトランジスタQaと、基準電圧Vaと抵抗Rbの一端電圧が一致するようにトランジスタQaの導通度を制御するオペアンプAMPと、を有して成る構成とされている。このような構成とすることにより、抵抗Rbの一端には、確実に基準電圧Vaが印加される形となるので、基準電流Iの電流値を高精度に設定することが可能となる。
なお、上記の実施形態では、LDOレギュレータを内蔵した電源ICに本発明を適用した構成を例示して説明を行ったが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、その他の半導体装置にも広く適用することが可能である。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
本発明は、過電流保護回路を備えた半導体装置全般に利用可能な技術であり、例えば、負荷に駆動電圧を供給する電源ICの安全性向上を実現する上で好適な技術である。
は、本発明に係る電源ICの一実施形態を示す回路図である。 は、センス抵抗Rsとダミー抵抗Rdのレイアウト例を示す模式図である。 は、過電流保護回路OCPの一構成例を示す回路図である。 は、可変抵抗Rd、Reの一構成例を示す回路図である。 は、定電流回路CSの一変形例を示す回路図である。 は、過電流保護回路の一従来例を示す回路図である。
符号の説明
P1 Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ
R1、R2 抵抗
C1 キャパシタ
ERR エラーアンプ
E1 直流電圧源
Rs センス抵抗
Rd、Rd’ ダミー抵抗
OCP 過電流保護回路
T0 入力パッド
T1、T2、T1’、T2’ ダミーパッド
DL ダミーレイヤ
CS 定電流回路
Qa npn型バイポーラトランジスタ
Qb pnp型バイポーラトランジスタ
Ca キャパシタ
Ra、Rb、Rc 抵抗
Rd、Re 可変抵抗
Rd0〜Rdm、Re0〜Ren 抵抗
Fd1〜Fdm、Fe1〜Fen トリミングヒューズ
AMP オペアンプ

Claims (10)

  1. 監視対象となる電流ラインの配線抵抗成分であるセンス抵抗と、
    前記センス抵抗での降下電圧と所定の閾値電圧とを比較して過電流保護信号を生成する過電流保護回路と、
    を集積化して成る半導体装置であって、
    前記半導体装置は、さらに、
    前記電流ラインの形成工程と同一の工程により、他の回路要素から電気的に分離して形成されたダミーラインの配線抵抗成分であって、前記センス抵抗よりも大きな抵抗値を有するダミー抵抗と;
    前記ダミー抵抗の両端に各々接続された第1、第2ダミーパッドと;
    を集積化して成り、
    前記過電流保護回路は、前記閾値電圧を調整するための閾値電圧調整部を有して成ることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ダミー抵抗は、前記センス抵抗に隣接して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体装置は、さらに、
    前記電流ラインの形成工程と同一の工程により、前記ダミー抵抗の周辺余白を埋める形で、他の回路要素から電気的に分離して形成されたダミーレイヤ、
    を集積化して成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 第1、第2ダミーパッドは、それぞれ、複数のパッドを一組として形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記過電流保護回路は、
    一端が前記センス抵抗の一端に接続された第1抵抗と;
    基準電圧に応じて基準電流を生成し、第1抵抗を介して前記基準電流を引き込む定電流回路と;
    第1抵抗の他端電圧と前記センス抵抗の他端電圧とを比較して前記過電流保護信号を生成するコンパレータと;
    を有して成ることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 前記定電流回路は、
    第1抵抗の他端と接地端との間に接続された第2抵抗と、
    第2抵抗の一端に前記基準電圧を印加するバイアス回路と、
    を有して成ることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記バイアス回路は、
    第1抵抗と第2抵抗との間に接続された第1トランジスタと、
    第1トランジスタの制御端と接地端との間に接続され、自身の制御端に前記基準電圧が印加される第2トランジスタと、
    を有して成ることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記バイアス回路は、
    第1抵抗と第2抵抗との間に接続されたトランジスタと、
    前記基準電圧と第2抵抗の一端電圧が一致するように前記トランジスタの導通度を制御するオペアンプと、
    を有して成ることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  9. 前記過電流保護回路は、所定の内部電圧を分圧して前記基準電圧を生成する抵抗分割回路を有して成り、
    前記閾値電圧調整部は、前記抵抗分割回路を形成する抵抗素子の少なくとも一に並列接続されたトリミングヒューズを有して成ることを特徴とする請求項5〜請求項8のいずれかに記載の半導体装置。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれかに記載された半導体装置の調整方法であって、
    第1、第2ダミーパッド間に一定の電流を流しながら、第1、第2ダミーパッド間の電圧を測定し、その測定結果から前記ダミー抵抗の実抵抗値を算出するステップと;
    前記ダミー抵抗の理想抵抗値に対する実抵抗値の相対誤差を算出するステップと;
    前記相対誤差と前記センス抵抗の理想抵抗値に基づいて、前記センス抵抗の推定実抵抗値を算出するステップと;
    前記センス抵抗の推定実抵抗値に基づいて、前記閾値電圧調整部を用いた前記閾値電圧の調整を行うステップと;
    を有して成ることを特徴とする半導体装置の調整方法。
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