JP2010044661A - 災害通報情報表示装置、緊急指令設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】同報事案であるか否かを短時間で判断することのできる災害通報情報表示装置を得る。
【解決手段】災害通報に関する情報を表示する装置であって、災害通報情報を入力する入力画面を表示する第1表示部と、災害が発生した場所の地図を表示する第2表示部と、他の災害通報情報表示装置に入力された災害通報情報を受信する受信部と、受信部が受信した災害通報情報を表示する第3表示部と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、災害通報に関する情報を表示する装置と、その装置を有する緊急指令設備に関するものである。
消防システムの緊急通信指令設備では、災害等の119番通報を指令卓で受け付けている。指令設備は、自動出動指定装置、地図等検索装置、指令制御装置などで構成される。
119番通報があった場合、指令員は、指令卓にて応答・内容聴取を行い、必要な消防車両に災害発生現場への出動指令を行う。
大規模災害等の場合には、ひとつの災害に対して複数の通報(以下、同報と呼ぶ)がある場合が想定される。
従来の指令卓では、まず発信地情報システム等を利用することにより、通報者位置を特定する。
次に、発生中の災害の災害地点と受け付けた通報の災害地点が同一町名であり、かつ火災・救急等の災害種別が同じであれば、同報の可能性があることを自動的に判定し、指令員に通知する。
指令員は、同報の可能性があることを考慮しながら通報者から内容を聴取し、出動指令の有無を判断する。
また、上述のような発信者位置を表示する技術に関し、『携帯電話機と警察消防台が通話中に発信者番号と位置情報をPB信号に変換して警察消防台に転送する。』ことを目的とした技術として、『発信加入者が携帯電話機1から110番又は119番をダイヤルすると、交換機4は無線基地局2から受信した起呼信号より発信者番号と位置情報を取り出し、メモリ42に記憶させ、警察消防用トランク45を経由して警察消防台5に接続する。携帯電話機1と警察消防台5が通話中に、交換機4は発信者番号と位置情報をPB信号送出回路43aを使用して通話中の回線にPB信号として送出する。PB信号受信回路51は受信したPB信号を数字情報に変換し、データ変換装置52へ伝え、データ変換装置52はこの数字情報を位置情報データベース53を用いて位置情報に変換し、ディスプレー55に表示させる。』というものが提案されている(特許文献1)。
特開2003−32366号公報(要約)
従来の技術では、複数の通報が同時にあった場合に、それらの通報が同報であるか否かを判定するためには、各指令卓で受け付けた通報の災害発生位置や通報者位置をそれぞれ比較しながら、同一の災害についての通報であるか否かを逐次判断しなければならない。
したがって、受け付けた通報が同報事案なのか、別事案なのか判定できるまでに時間がかかる。また、大規模災害等で通報が輻輳した場合に上記の問題が発生すると、限られた指令卓を占有するだけではなく、指令業務を行う人員の不足にも繋がる。
そのため、同報事案であるか否かを短時間で判断することのできる災害通報情報表示装置が望まれていた。
本発明に係る災害通報情報表示装置は、災害通報に関する情報を表示する装置であって、災害通報情報を入力する入力画面を表示する第1表示部と、災害が発生した場所の地図を表示する第2表示部と、他の災害通報情報表示装置に入力された災害通報情報を受信する受信部と、前記受信部が受信した災害通報情報を表示する第3表示部と、を備えたものである。
本発明に係る災害通報情報表示装置は、他の災害通報情報表示装置に入力された災害通報情報を併せて表示する。
そのため、同報事案が同時にあった場合、指令員は、他の災害通報情報表示装置でも同一事案についての通報を受けたか否かを即座に把握することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る緊急指令設備100の構成図である。
緊急指令設備100は、119番通報を受け付けて消防車等の出動指令を行う設備であり、指令制御装置110と、複数の指令卓120を有する。
指令員は、各指令卓120を使用して、通報者200からの通報を受け付け、該当場所の消防署等に出動指令を行う。
各指令卓およびその構成部は同様の構成を有するため、図1では記載の都合上、各指令卓およびその構成部にアルファベットの添字を付している。
以下では、各指令卓について述べるときは添字を付し、指令卓およびその構成部を総称的に説明するときは添字を省略する。また、以下では、便宜上2台の指令卓120aと120bのみを説明に用いるが、緊急指令設備100を構成する指令卓の数は2台でなくともよい。
指令制御装置110は、各指令卓120に接続され、各指令卓120と消防署等との間の通信を制御する。また、通報者200からの通報を受信し、空いている指令卓120等に通報を転送する。
指令卓120は、自動出動指定装置121、地図等検索装置122、自動出動ディスプレイ123、地図ディスプレイ124を備える。
また、他の指令卓120に入力等された通報者位置情報や災害発生位置情報を受信する受信部(図示せず)と、通報者が発信した通報を受信する通報受信部(図示せず)とをさらに備える。
自動出動指定装置121は、自動出動ディスプレイ123と接続され、後述の図2で説明する画面を自動出動ディスプレイ123に表示させるとともに、指令制御装置110を介して出動指令を現地の消防署等に発信する。
地図等検索装置122は、地図ディスプレイ124と接続され、後述の図2で説明する画面を地図ディスプレイ124に表示させる。
自動出動ディスプレイ123と地図ディスプレイ124は、画面表示を行うデバイス等で構成され、それぞれ自動出動指定装置121と地図等検索装置122の指示に基づき、後述の図2で説明する画面を表示する。
通報者200は、固定電話や携帯電話300を用いて119番通報を発信する。通報は電話回線を介して指令制御装置110に着信し、指令卓120に転送される。
以上、本実施の形態1に係る指令卓120の画面構成を説明した。
次に、指令員が通報を受け付けて出動指令を発信する際の各部の動作を説明する。
図2は、自動出動ディスプレイ123と地図ディスプレイ124の画面イメージを説明する図である。図2(a)は従来技術の画面イメージ、図2(b)は本実施の形態1における画面イメージを示す。
以下、従来技術と本実施の形態1それぞれの画面イメージを比較しながら説明する。
通報情報表示部は、指令員が通報者200からの通報内容を聴取した上で、災害発生位置の入力などを行うための入力画面を表示する。指令員が同画面で入力した災害発生位置などの情報は、確定済みの情報として以後の処理に使用される。
地図表示部は、災害発生位置や通報者位置、およびその周辺の地図を表示する。
指令員は、地図上の目標物(目印となる建物など)や消火栓などの検索(以下、地図検索と呼ぶ)を行う。
従来の画面構成では、通報者200の通報内容に基づき災害発生位置を特定した後、地図ディスプレイ124の地図表示部は災害発生位置の周辺地図を表示していたが、通報者位置と災害発生位置との関連付けを行っていなかった。
また、近年は携帯電話を用いた通報が多く、通報者自身が自分の居場所を把握していないこともあるため、災害発生位置を特定するまで同報判定を行うことができず、出動指令を行うまでに時間がかかっていた。
また、上記特許文献1に記載の技術のように、通報者位置を表示する場合でも、他の指令卓120で受け付けた、もしくは受付中の通報者位置や、他の指令卓120で確定した災害発生位置は、画面上で共有されていなかった。
そのため、緊急指令設備100で複数の同報通報を同時に受け取った場合、各通報が同一事案についての通報であるか否かを確認するために時間がかかり、出動指令の迅速な発信の妨げになる可能性があった。
そこで、本実施の形態1において、自動出動ディスプレイ123は、通報情報表示部とともに地図表示部(2)を表示する。地図ディスプレイ124が表示する地図表示部は、本実施の形態1では地図表示部(1)と呼ぶことにする。
地図表示部(1)は、従来の地図表示部と同様の表示を行う。
地図表示部(2)は、地図表示部(1)と同様に災害発生位置周辺の地図を表示することに加えて、以下の情報を表示する。
(a)当該指令卓120に入力された通報者位置
(b)当該指令卓120に入力された災害発生位置
(c)他の指令卓120に入力された通報者位置
(d)他の指令卓120に入力された災害発生位置
地図表示部(2)は、指令員が地図表示部で地図検索等の操作を行う妨げとならないよう、地図表示部(1)から独立して表示動作を行う。指令員は、地図表示部(1)で地図検索等の操作を行う。
地図表示部(1)(2)は同じ場所を表示するが、縮尺が異なる。
地図表示部(1)は、周辺の目標物や消火栓の位置等がすぐに判断できるように拡大された地図を表示する。
地図表示部(2)は、周囲の災害地点・通報者の位置関係が分かりやすいように広域な地図を表示する。
本実施の形態1における「第1表示部」は、通報情報表示部が相当する。
また、「第2表示部」は、地図表示部(1)が相当する。
また、「第3表示部」は、地図表示部(2)が相当する。
また、「災害通報情報表示装置」は、指令卓120が相当する。
以上、本実施の形態1に係る指令卓120の画面構成を説明した。
次に、実際に119番通報があった際を想定し、指令卓120の各機能部の動作について説明する。
図3は、本実施の形態1に係る指令卓120が同報判定を行う際の各部の動作を説明するフローである。以下、図3の各ステップについて説明する。
(S301)
通報者200は、119番通報を発信する。緊急指令設備100が119番通報を着信すると、本動作フローが開始される。
(S302)
指令制御装置110は、着信した119番通報を空いている指令卓120等に割り当てる。119番通報を割り当てられた指令卓120を担当する指令員は、指令卓120を操作して119番通報に応答する。
また、自動出動指定装置121は、後述の図6で説明するように、他の指令卓120で確定済みの通報者位置や災害発生位置がないか、他の指令卓120に問い合わせる。
(S303)
自動出動指定装置121は、着信した119番通報が携帯電話からのものであるか否かを、例えば発信者番号に基づき判定する。携帯電話からのものであればステップS304へ進み、携帯電話からのものでなければステップS308へ進む。
(S304)
指令員は、指令卓120を操作し、発信地検索を行うよう自動出動指定装置121に指示する。自動出動指定装置121は、指令制御装置110を介して、携帯電話事業者のサーバ等に通報者の位置情報を問い合わせ、その結果を受信する。
通報者位置情報には、通報者の電話番号、経度、緯度、誤差半径、高度、高度誤差などの情報が含まれる。
自動出動指定装置121は、受け取った位置情報に基づき、当該通報者位置を地図表示部(1)と(2)に表示させる。
(S305)
自動出動指定装置121は、他の指令卓120に入力等された通報者位置情報が存在する場合は、後述の図7で説明するような手法を用いて、ステップS301で着信した通報が同報通報であるか否かを判定する。
(S306)
指令員は、通報者からの通報内容を聴取する。
(S307)
指令員は、通報者からの通報内容に基づき、災害発生位置を特定し、通報情報表示部でその災害発生位置情報を入力する。自動出動指定装置121は、その災害発生位置を地図表示部(1)と(2)に表示させる。
(S308)
指令員は、通報者からの通報内容を聴取する。
(S309)
通報者から災害発生位置の情報を聴取することができた場合はステップS311へ、聴取することができなかった場合はステップS310へ進む。
(S310)
指令員は、指令卓120を操作し、発信地検索を行うよう自動出動指定装置121に指示する。自動出動指定装置121は、指令制御装置110を介して、発信地情報システム等に通報者の位置情報を問い合わせ、その結果を受信する。
自動出動指定装置121は、受け取った位置情報に基づき、当該通報者位置を地図表示部(1)と(2)に表示させる。
(S311)
指令員は、通報者からの通報内容に基づき、災害発生位置を特定し、通報情報表示部でその災害発生位置情報を入力する。自動出動指定装置121は、その災害発生位置を地図表示部(1)と(2)に表示させる。
(S312)
自動出動指定装置121は、発生中の災害の災害地点と受け付けた通報の災害地点が同一町名であるか否か、火災・救急等の災害種別が同じであるか否か等により、同報通報であるか否かを判定する。
以上、指令卓120が同報判定を行う際の各部の動作を説明した。
以上の動作フローの説明では、携帯電話を用いた通報であるときはステップS305で同報判定を行うことを説明したが、ステップS307で災害発生位置を確定した後に、改めて同報判定を行うようにしてもよい。
次に、同報判定を行うときの画面イメージの具体例について、以下の図4〜図7を用いて説明する。
図4は、指令卓120aの指令員が図3で説明した操作を行っているときに指令卓120bで通報者位置が確定したときの画面イメージを示す図である。
指令卓120aの指令員が通報内容の聴取や地図検索等の操作を行っている間、指令卓120bで別の通報者の位置が確定したとき、指令卓120bの自動出動指定装置121bは、指令卓120aの自動出動指定装置121aにその通報者位置情報を送信する。
指令卓120aの自動出動指定装置121aは、地図ディスプレイ124aの地図表示部(2)にその通報者位置を表示させる。
なお、通報者位置が確定するときとは、図3のステップS304で携帯電話の位置情報を受信したときや、ステップS310で発信地情報システム等から発信地を取得したときが相当する。以下同様である。
即ち、通報者の位置情報が発信地情報システム等から入力されたときや、指令員が自ら通報者位置を入力したときに、通報者位置が確定する。
図5は、指令卓120aの指令員が図3で説明した操作を行っているときに指令卓120bで災害発生位置が確定したときの画面イメージを示す図である。
指令卓120aの指令員が通報内容の聴取や地図検索等の操作を行っている間、指令卓120bで災害発生位置が確定したとき、指令卓120bの自動出動指定装置121bは、指令卓120aの自動出動指定装置121aにその災害発生位置情報を送信する。
指令卓120aの自動出動指定装置121aは、地図ディスプレイ124aの地図表示部(2)にその災害発生位置を表示させる。
図6は、指令卓120aが119番通報を受け付ける前の時点で災害発生位置が確定済みである場合の画面イメージを示す図である。
図3のステップS302で述べたように、指令卓120aが119番通報を受け付けるとき、自動出動指定装置121aは他の指令卓120で確定済みの通報者位置や災害発生位置がないかを問い合わせる。
確定済みの情報があるときは、自動出動指定装置121aはその情報を受信し、地図ディスプレイ124aの地図表示部(2)にその位置を表示させる。図6では災害発生位置のみを表示している例を示したが、通報者位置が確定しているときはその位置を表示させてもよい。
図7は、指令卓120aでステップS304またはS310の処理を行ったときに指令卓120bで通報者位置や災害発生位置が確定済みであるときの画面イメージを示す図である。同図は、図3のステップS305で行われる同報判定処理に相当する。
指令卓120aでステップS304またはS310の処理を行うと、指令卓120aで受け付けた通報の通報者位置が確定し、その位置が地図表示部(2)に表示される。
このとき、指令卓120bで先に確定済みの災害発生位置が、指令卓120aで確定した通報者位置と近接している場合は、指令卓120aで受け付けた通報と、先に指令卓120bで受け付けた通報とは、同一事案について通報した同報である可能性が高い。
そこで、自動出動指定装置121aは、先に確定している災害発生位置と指令卓120aで確定した通報者位置が所定距離内にある場合は、通報者位置を中心に、その所定距離を半径とする点滅円を地図表示部(2)に表示させる。
これにより、指令卓120aを操作している指令員は、受け付けた通報が他の指令卓120(ここでは指令卓120b)で受け付けた通報と同一事案であることを即座に把握することができる。
さらに、指令卓120bで先に確定済みの通報者位置がある場合は、図7のようにその位置を併せて画面表示するとよい。これにより、指令卓120aの指令員は、両指令卓で受け付けた通報が同報であることをより明確に把握することができる。
なお、指令卓120bで先に確定している災害発生位置と指令卓120aで確定した通報者位置の距離を判定することに代えて、指令卓120bで先に確定している通報者位置と指令卓120aで確定した通報者位置の距離を判定するようにしてもよい。
この場合は、複数の通報者位置が近接しているか否かを判断することになるので、同様に双方の通報者が同一事案についての通報を行ったか否かを判定することができる。
本実施の形態1では、地図表示部(1)(2)を独立に構成したが、その理由について以下の(理由1)(理由2)で補足しておく。
(理由1)
地図表示部(1)が表示する拡大した地図では、他の災害地点や他の指令卓の通報者との位置関係は分かりづらくなる。そのため、地図表示部(1)(2)を分けて、これらの位置関係を指令員に分かりやすくすることを図る。
(理由2)
災害発生位置は比較的正確に分かるのに対し、通報者位置は誤差があるため、正確には分からない。
そこで、通報者位置を地図上へ表示する時、上述したように、受信した緯度・経度を中心とした誤差半径を表す円を表示して、その円内のいずれかに通報者が存在していることを示すことが可能である。
しかし、拡大された地図を表示する地図表示部(1)へ他の指令卓の通報者位置を表示すると、上記の誤差半径を表す円が地図を覆ってしまい、結果として地図が見づらく操作の邪魔になる。
そのため、地図表示部(1)(2)を分けておき、仮に通報者位置を誤差半径円で表示したとしても、操作の邪魔にならないようにすることを図る。
以上のように、本実施の形態1によれば、指令卓120は、他の指令卓120で確定した通報者発生位置や災害発生位置を受信し、地図表示部(2)でリアルタイムに画面表示する。
したがって、指令卓120の指令員は、通報者位置を特定した時点でその通報が同報であるか否かを判断することができる。
これにより、大規模災害等で通報が輻輳した場合でも、受け付けた通報が同報であるか否かを判断する時間を短縮することができる。
また、本実施の形態1によれば、地図表示部(1)を表示するディスプレイと地図表示部(2)を表示するディスプレイを分け、それぞれ独立して地図を表示するようにした。
そのため、指令卓120の指令員は、地図ディスプレイ124aで通常行う地図検索等の操作を支障なく行いながら、上述のように同報判定を即座に行うことができる。
また、本実施の形態1によれば、地図表示部(2)は、他の指令卓120で確定済みの災害発生位置や通報者位置と、当該指令卓120で確定した通報者位置とが近接しているときは、図7のように当該通報者位置を中心とする点滅円を表示する。
これにより、指令員は、当該指令卓120で受け付けた通報が他の指令卓120で受け付けた通報と同一事案であることを、視覚的に即座に把握することができ、円滑な出動指令の発信に資する。
また、本実施の形態1によれば、以上の効果により、大規模災害等における通報の輻輳に指令員が混乱することなく、受け付け時間の短縮、更には指令業務の効率アップが期待できる。
実施の形態2.
実施の形態1では、緊急指令設備100が119番通報を受け付ける例を説明したが、同様の構成と動作は、通報者や災害発生位置の特定を行うその他の緊急指令設備にも適用することができる。
その他の緊急指令設備でも、同様に指令員の混乱を回避し、受け付け時間の短縮や指令業務の効率アップを期待することができる。
実施の形態1に係る緊急指令設備100の構成図である。 自動出動ディスプレイ123と地図ディスプレイ124からなる表示手段の画面イメージを説明する図である。 実施の形態1に係る指令卓120が同報判定を行う際の各部の動作を説明するフローである。 指令卓120aの指令員が図3で説明した操作を行っているときに指令卓120bで通報者位置が確定したときの画面イメージを示す図である。 指令卓120aの指令員が図3で説明した操作を行っているときに指令卓120bで災害発生位置が確定したときの画面イメージを示す図である。 指令卓120aが119番通報を受け付ける前の時点で災害発生位置が確定済みである場合の画面イメージを示す図である。 指令卓120aで通報者位置を確定したときに指令卓120bで通報者位置や災害発生位置が確定済みであるときの画面イメージを示す図である。
符号の説明
100 緊急指令設備、110 指令制御装置、120 指令卓、121 自動出動指定装置、122 地図等検索装置、123 自動出動ディスプレイ、124 地図ディスプレイ。

Claims (8)

  1. 災害通報に関する情報を表示する装置であって、
    災害通報情報を入力する入力画面を表示する第1表示部と、
    災害が発生した場所の地図を表示する第2表示部と、
    他の災害通報情報表示装置に入力された災害通報情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した災害通報情報を表示する第3表示部と、
    を備えたことを特徴とする災害通報情報表示装置。
  2. 前記受信部は、
    他の災害通報情報表示装置に入力された通報者位置情報を受信し、
    前記第3表示部は、その通報者位置情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の災害通報情報表示装置。
  3. 前記受信部は、
    他の災害通報情報表示装置に入力された災害発生位置情報を受信し、
    前記第3表示部は、その災害発生位置情報を表示する
    ことを特徴とする請求項2記載の災害通報情報表示装置。
  4. 通報者が発信した災害通報を受信する通報受信部を備え、
    前記第3表示部は、
    前記通報受信部が受信した通報の通報者位置とその周辺地図を表示する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の災害通報情報表示装置。
  5. 通報者が発信した災害通報を受信する通報受信部を備え、
    前記第3表示部は、
    前記通報受信部が受信した通報の通報者位置とその周辺地図を表示し、
    他の災害通報情報表示装置に入力された通報者位置情報または災害発生位置情報が表す位置と、前記入力画面で入力された通報者位置との間の距離が所定距離内である場合は、
    前記入力画面で入力された通報者位置を中心とし前記所定距離を半径とする円を前記周辺地図上に表示する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の災害通報情報表示装置。
  6. 災害通報を行った通報者の位置を取得する手段を備え、
    前記第3表示部は、その通報者位置を表示する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の災害通報情報表示装置。
  7. 前記第3表示部は、
    前記入力画面で入力された災害発生位置を表示する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の災害通報情報表示装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の災害通報情報表示装置を複数有する
    ことを特徴とする緊急指令設備。
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