JP2010044606A - 画像合成装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便に、主要被写体に重ならず、且つ、主要被写体画像に隣接した最適な位置に素材画像を合成する。
【解決手段】撮像装置100であっては、被写体画像における、当該被写体画像に含まれる主要被写体に係る主要画像領域の位置を特定する処理、特定された主要画像領域の位置に基づいて、予め用意されたCG画像が主要画像領域に重ならずに隣接する位置を取得する処理、取得された位置にCG画像を合成する処理を行うCPU12を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像合成装置及びプログラムに関する。
従来、デジタルカメラなどで撮影した画像にCG(コンピュータ・グラフィックス)等の素材画像を合成する技術が知られている。詳細には、素材画像と対応付けて用途、地域、場所、季節、時間帯、天気、明るさ、合成態様、サイズ及びアルファ値等の属性情報を記憶しておき、撮影画像及びその画像の付加的な情報から撮影状況に最適な素材画像を選択して合成するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−134950号公報
しかしながら、上記特許文献1にあっては、撮影画像中の主要被写体画像に重ならず、出来るだけ隣接させて素材画像を合成する場合、ユーザは撮影画像中の主要被写体画像の位置や画像領域を目視で確認しながら、手動により最適な素材画像の合成位置を指定するという比較的熟練した技術を要する問題があった。
そこで、本発明の課題は、簡便に、主要被写体に重ならず、且つ、主要被写体画像に隣接した最適な位置に素材画像を合成することを可能とすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の画像合成装置は、
被写体画像における、当該被写体画像に含まれる主要被写体に係る主要画像領域の位置を特定する位置特定手段と、この位置特定手段によって特定された前記主要画像領域の位置に基づいて、予め用意された素材画像が前記主要画像領域に重ならずに隣接する位置を取得する位置取得手段と、この位置取得手段によって取得された位置に前記素材画像を合成する画像合成手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像合成装置において、
前記被写体画像を構成する画素集合の輪郭線を抽出する抽出手段と、この抽出手段によって抽出された輪郭線のうちの所定値よりも小さい画素集合の輪郭線を除くことにより、前記主要被写体を描画した主要輪郭線を特定する輪郭線特定手段と、を更に備え、前記位置特定手段は、前記輪郭線特定手段によって特定された前記主要輪郭線で囲まれた画像領域の位置を、前記主要画像領域の位置として特定することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像合成装置において、
前記輪郭線特定手段によって特定された前記主要輪郭線に隣接させて合成させる前記素材画像の合成位置を、所定操作を検出することにより設定する合成位置設定手段を更に備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像合成装置において、
前記合成位置設定手段は、前記素材画像の合成候補位置を、所定操作を検出することにより入力する合成候補位置入力手段と、前記合成候補位置入力手段により入力された前記合成候補位置に基づいて、前記素材画像の最小包含円を前記主要輪郭線の最小包含円と接するように移動させる素材画像移動手段と、を含み、前記素材画像移動手段による移動後の前記素材画像の最小包含円の位置に基づいて、前記主要輪郭線に隣接した前記素材画像の合成位置を設定することを特徴としている。
ここで、最小包含円とは、主要輪郭線や素材画像を包含する円のうち半径が最小となる円のことである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の画像合成装置において、
前記主要被写体を撮像する撮像手段を更に備えることを特徴としている。
請求項6に記載の発明のプログラムは、
コンピュータを、被写体画像における、当該被写体画像に含まれる主要被写体に係る主要画像領域の位置を特定する位置特定手段、この位置特定手段によって特定された前記主要画像領域の位置に基づいて、予め用意された素材画像が前記主要画像領域に重ならずに隣接する位置を取得する位置取得手段、この位置取得手段によって取得された位置に前記素材画像を合成する画像合成手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、簡便に、主要被写体に重ならず、且つ、主要被写体画像に隣接した最適な位置に素材画像を合成することができる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施形態の撮像装置100の外観を模式的に示す図であり、図1(a)は、撮像装置100の正面図を表し、図1(b)は、撮像装置100の背面図を表し、図1(c)は、撮像装置100の平面図を表している。また、図2は、撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の撮像装置100は、被写体画像における、撮影対象Sである主要被写体に係る撮影対象領域(主要画像領域)Aの位置を特定して、特定された撮影対象領域Aの位置に隣接させるようにCG画像50(素材画像)を合成する。
具体的には、図1(a)〜図1(c)に示すように、撮像装置100は、外形が略直方体状に形成され、その正面側に撮像部1の撮像レンズ1aが露出するように配設され、撮像レンズ1aの向かって右上側にストロボ発光窓2が配設されている(図1(a)参照)。また、撮像装置100の背面には、図1(b)に示すように、表示部3の表示画面3aが露出するように配設され、表示画面3aの向かって右側に、操作入力部4に備わるメニューキー4a、カーソルキー4b及びセットキー4cが配設されている。また、撮像装置100の上面には、操作入力部4に備わるシャッターボタン4d、電源ボタン4eが並んで配設されている。
なお、図示は省略するが、例えば、撮像装置100の左右何れかの側面には、PC等の外部機器とUSBケーブル(図示略)を介して接続するためのUSB接続端子5(図2参照)が配設されている。
また、撮像装置100は、図2に示すように、撮像部1と、DMA制御部6と、ワークメモリ7と、画像エンジン8と、表示部3と、表示制御部9と、VRAM10と、操作入力部4と、USB制御部11と、CPU12と、フラッシュメモリ13とを備えている。
撮像部1は、撮像手段として、被写体を連続して撮像して複数の画像フレームを生成する。具体的には、撮像部1は、撮像レンズ1aと、電子撮像部1bと、ISP1cと、光学系駆動制御部1d等を備えている。
撮像レンズ1aは、例えば、複数のレンズから構成され、合焦レンズやズームレンズ等を備えている。
電子撮像部1bは、撮像レンズ1aを通過した被写体像を二次元の画像信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等から構成されている。また、電子撮像部1bは、光電変換された画像信号をA/D変換して、デジタルデータとしてISP1cに出力する。
なお、電子撮像部1bから出力されるデジタルデータは、カラーフィルタ(図示略)の配列(例えば、ベイヤ配列)に従った形式となっている。
ISP(Image Signal Processor)1cは、入力されたデジタルデータに基づいて、色の調整、データフォーマット変換(例えば、ベイヤ配設から8bitの輝度信号Y、色差信号Cb,Crへの変換)等を行う。
光学系駆動制御部1dは、被写体の撮像の際に撮像部1の撮像レンズ1aの各種レンズの駆動を制御するものであり、図示は省略するが、例えば、ズーム駆動部、フォーカス駆動部、絞り制御部、シャッタ速度制御部等を備えている。
撮像部1から出力されるデータ(輝度信号Y、色差信号Cb,Cr)は、DMA制御部6の制御下にて、ワークメモリ7にDMA(Direct Memory Access)転送されて格納される。
ワークメモリ7は、例えば、DRAM等で構成され、フラッシュメモリ13から読み出されたシステムプログラム、各種プログラム、各種データ及び各種パラメータ等を一時的に記憶する。
画像エンジン8は、ワークメモリ7内の輝度信号Y、色差信号Cb,CrをRGBデータに変換してVRAM10に出力したり、画像撮影時にJPEG等の所定のファイルフォーマットに変換してフラッシュメモリ13に出力する。
また、画像エンジン8は、CPU12の制御下におけるCG合成処理(後述)にて、被写体合焦画像I1に対してフラッシュメモリ13に記憶されている所望のCG画像50を合成する。
ここで、画像エンジン8及びCPU12は、画像合成手段として機能する。
表示制御部9は、VRAM10に一時的に記憶されている表示データを読み出して表示部3に表示させる制御を行う。
表示部3は、表示制御部9からの出力信号に基づいて撮像部1により撮像された画像等を表示画面3aに表示する。具体的には、表示部3は、撮像部1による被写体の撮像により生成された複数の画像フレームに基づいてライブビュー画像や、フラッシュメモリ13に記録される本画像(記録画像)や、CG合成処理にて生成されるCG合成画像I7(図13参照)等を表示する。
操作入力部4は、当該撮像装置100の所定操作を行うためのものであり、メニューキー4a、カーソルキー4b、セットキー4c、シャッターボタン4d、電源ボタン4e等を備え、これらのキーやボタンの操作に応じて所定の操作信号をCPU12に出力する。
メニューキー4aは、ユーザによる操作に基づいて、機能選択や表示設定等に係るメニュー画面の表示部3への表示を指示する。
カーソルキー4bは、例えば、上下左右のカーソルキーを備えて構成され、ユーザによる操作に基づいて、メニュー画面に表示される各種項目の選択を指示する。具体的には、撮像装置100の動作モードとして、例えば、所定サイズの静止画像を撮影する通常撮影モードや、静止画像にCG画像50を合成するCG合成撮影モード、記録された画像を再生表示する再生モード等の選択を指示する。また、カーソルキー4bは、再生モードにて、表示部3に表示される画像の選択を指示する。さらに、カーソルキー4bは、CG合成撮影モードにて、静止画像に合成されるCG画像50の選択を指示する。
また、カーソルキー4bのうち、左右のカーソルキー4bは、合成候補位置入力手段として、合成位置設定処理(後述)にて、被写体合焦画像I1に対するCG画像50の合成候補位置を指示入力する。
シャッターボタン4dは、ユーザによる操作に基づいて、撮像部1による被写体の撮像を指示する。
電源ボタン4eは、ユーザによる操作に基づいて、当該撮像装置100の電源のON/OFFを指示する。
USB制御部11は、USB接続端子5にUSBケーブルを介して接続されたPC等の外部機器との間で、各種データの送受信を制御する。
CPU12は、フラッシュメモリ13に記憶された撮像装置100用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行うものである。
フラッシュメモリ13は、CPU12の動作に必要な各種プログラムやデータを記憶する。具体的には、フラッシュメモリ13は、図2に示すように、画像取得制御プログラム13a、抽出プログラム13b、輪郭線特定プログラム13c、合成座標取得プログラム13d、CG画像移動プログラム13e、合成位置設定プログラム13f、CG合成制御プログラム13g等を記憶している。
画像取得制御プログラム13aは、撮影対象Sにピントが合っている被写体合焦画像I1(図5(a)参照)とピントが合っていないピントずれ画像I2(図5(b)参照)を撮像部1により撮像して取得する画像取得処理に係る機能をCPU12に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU12による画像取得制御プログラム13aの実行に基づいて、光学系駆動制御部1dにより合焦レンズを光軸方向に移動させてコントラストAF方式により合焦位置を調整して、撮影対象Sにピントが合っている被写体合焦画像I1を撮像部1により撮像した後、合焦レンズを光軸方向に所定量移動させてピントが合っていないピントずれ画像I2を撮像部1により撮像する。
なお、被写体合焦画像I1とピントずれ画像I2の撮影にあっては、ライブビュー画像の撮像により生成された画像フレームの明るさに基づいて、例えば、シャッタ速度、絞り、増幅率(ゲイン)等の露出条件を適正な値となるように調整しても良い。
抽出プログラム13bは、CPU12を抽出手段として機能させるものである。即ち、抽出プログラム13bは、被写体画像を構成する画素集合の輪郭線を抽出する抽出処理に係る機能をCPU12に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU12が抽出プログラム13bを実行することで、画像取得処理で取得した被写体合焦画像I1及びピントずれ画像I2の差分画像I3(図7(a)参照)に対して、ソーベルフィルタを用いた3×3のマトリックス演算により1階微分処理を行って、画素集合の輪郭線(エッジ部分)を抽出する(図7(b)参照)。
なお、抽出処理にあっては、ソーベルフィルタの代わりに、例えば、微分フィルタ、プリューウィットフィルタ、ラプラシアンフィルタ等を用いても良いし、これらのうちの何れか二つ以上を用いても良い。
輪郭線特定プログラム13cは、CPU12を輪郭線特定手段として機能させるものである。即ち、輪郭線特定プログラム13cは、抽出処理にて抽出された輪郭線のうち、所定値よりも小さい画素集合の輪郭線を除くことにより、撮影対象Sを描画した外周輪郭(主要輪郭線)L1を特定する輪郭線特定処理に係る機能をCPU12に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU12が輪郭線特定プログラム13cを実行することで、抽出処理後の画像I4(図7(b)参照)に対してエッジの連結性を高めるための膨張処理、及び膨張分を修正するための収縮処理を行って、所定数よりも画素の連結数の少ない連結成分(画像集合)を除いた後、ラスタスキャンにより連結成分の境界(輪郭線)の追跡を行って撮影対象Sの外周輪郭L1を抽出する。
合成座標取得プログラム13dは、CG合成座標計算処理(後述)にて、被写体合焦画像I1におけるCG画像50の合成座標を取得する合成座標取得処理に係る機能をCPU12に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU12が合成座標取得プログラム13dを実行することで、撮影対象Sを包含する円のうち半径が最小となる最小包含円C1の中心に向かってCG画像50を走査していき、撮影対象Sの外周輪郭L1とCG画像50の外周輪郭L2が近接した際の当該CG画像50の中心座標を合成座標として取得する(図11参照;詳細後述)。
CG画像移動プログラム13eは、CPU12を素材画像移動手段として機能させるものである。即ち、CG画像移動プログラム13eは、ユーザによる操作入力部4の所定操作に応じて入力された合成候補位置に基づいて、CG画像50の最小包含円C2を撮影対象Sの最小包含円C1と接するように移動させる素材画像移動処理に係る機能をCPU12に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU12がCG画像移動プログラム13eを実行することで、ユーザにより左カーソルキー4bが操作された場合には、撮影対象Sの最小包含円C1に沿って左回りにCG画像50の最小包含円C2を所定量移動させる一方で、ユーザにより右カーソルキー4bが操作された場合には、撮影対象Sの最小包含円C1に沿って右回りにCG画像50の最小包含円C2を所定量移動させる。
合成位置設定プログラム13fは、CPU12を合成位置設定手段として機能させるものである。即ち、合成位置設定プログラム13fは、輪郭線特定処理にて特定された撮影対象Sの外周輪郭L1に隣接したCG画像50の合成位置をユーザによる操作入力部4の所定操作により入力して設定する合成位置設定処理に係る機能をCPU12に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU12が合成座標取得プログラム13dを実行することで、素材画像移動処理による移動後のCG画像50の最小包含円C2の中心座標からCG画像50を撮影対象Sの最小包含円C1の中心に向かって走査していき、撮影対象Sの外周輪郭L1とCG画像50の外周輪郭L2が近接した際の当該CG画像50の中心座標を合成座標として取得する合成座標取得処理を行って、CPU12が合成位置設定プログラム13fを実行することで、合成座標取得処理にて取得した合成座標をCG画像50の合成位置として設定する。
CG合成制御プログラム13gは、画像エンジン8に、CG合成座標計算処理にて計算されたCG合成座標に基づいて被写体合焦画像I1にCG画像50を合成させるCG合成処理に係る制御をCPU12に実現させるためのプログラムである。
また、フラッシュメモリ13は、CG合成処理にて被写体合焦画像I1と合成される、予め用意されたCG画像(素材画像)50を複数記憶する。
尚、CG画像には夫々、そのサイズや形状、特に多角形形状の場合は、各頂点の絶対座標情報が対応付けて記憶されている。
さらに、フラッシュメモリ13は、撮像部1により撮像された撮影画像やCG合成処理後のCG合成画像I7等を記憶する。
次に、撮像装置100によるCG合成処理について図3〜図13を参照して説明する。
図3は、CG合成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
なお、以下に説明するCG合成処理にあっては、予めユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいてCG合成撮影モードに設定されているものとする。
ユーザによりシャッターボタン4dが所定操作されると、CPU12は、先ず、図5(a)、(b)に示すような、被写体合焦画像I1及びピントずれ画像I2を取得する画像取得処理を実行する(ステップS1;詳細後述)。
続けて、CPU12は、画像取得処理で取得した被写体合焦画像I1及びピントずれ画像I2に基づいて、被写体合焦画像I1における撮影対象Sに対応する撮影対象領域A(図8(c)参照)を抽出する撮影対象領域抽出処理を実行する(ステップS2;詳細後述)。
その後、CPU12は、撮影対象領域抽出処理にて抽出された撮影対象領域Aに基づいて、被写体合焦画像I1におけるCG画像50の合成座標を計算するCG合成座標計算処理を実行する(ステップS3:詳細後述)。
次に、CPU12がフラッシュメモリ13内のCG合成制御プログラム13gを実行して、画像エンジン8は、CG合成座標計算処理にて計算されたCG合成座標に基づいて、被写体合焦画像I1にCG画像50を撮影対象S(撮影対象領域A)に隣接させるように合成して(ステップS4)、DMA制御部6は、合成されたCG合成画像I7(図13参照)をフラッシュメモリ13に転送して記憶する(ステップS5)。
次に、画像取得処理について、図4並びに図5(a)及び図5(b)を参照して説明する。
図4は、画像取得処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図5(a)は、被写体合焦画像I1を模式的に示す図であり、図5(b)は、ピントずれ画像I2を模式的に示す図である。
画像取得処理にあっては、図4に示すように、先ず、CPU12は、フラッシュメモリ13内の画像取得制御プログラム13aを実行して、光学系駆動制御部1dにより合焦レンズを光軸方向に移動させてコントラストAF方式により合焦位置を調整した後(ステップS11)、撮影対象Sにピントが合っている被写体合焦画像I1(図5(a)参照)を撮像部1により撮像する(ステップS12)。その後、DMA制御部6の制御下にて、撮像された被写体合焦画像I1をワークメモリ7に転送して一時的に記憶する。
その後、続けて、CPU12は、光学系駆動制御部1dにより合焦レンズを光軸方向に所定量移動させた後(ステップS13)、撮影対象Sにピントを合わせないピントずれ画像I2(図5(b)参照)を撮像部1により撮像する(ステップS14)。その後、DMA制御部6の制御下にて、撮像されたピントずれ画像I2をワークメモリ7に転送して一時的に記憶する。
次に、撮影対象領域抽出処理について、図6、図7(a)及び図7(b)並びに図8(a)〜図8(c)を参照して説明する。
図6は、撮影対象領域抽出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図7(a)及び図7(b)並びに図8(a)〜図8(c)は、撮影対象領域抽出処理を説明するための画像を模式的に示す図である。
撮影対象領域抽出処理にあっては、先ず、CPU12は、画像取得処理で取得した被写体合焦画像I1及びピントずれ画像I2の差分の絶対値をとって差分画像I3を生成する(ステップS21)。このとき生成される差分画像I3は、図3(a)に図示した撮影対象Sにピントを合わせた画像I1と、図3(b)に図示した撮影対象Sにピントを合わせない画像I2との差分になるので、背景が無い、もしくは、背景が無限遠であることを前提にした場合には、撮影対象Sのみを対象としたものになる。したがって差分画像I3には、撮影対象Sについての差分領域S’が含まれる。
次にCPU12は、フラッシュメモリ13内の抽出プログラム13bを実行して、差分画像I3に対してソーベルフィルタを用いた3×3のマトリックス演算により1階微分処理を行って、差分領域S’に含まれる図7(b)におけるハッチング部分に相当する輪郭線を含むエッジ部分を抽出する(ステップS22)。
次に、CPU12は、フラッシュメモリ13内の輪郭線特定プログラム13cを実行して、エッジ部分領域Eに対して膨張処理を行った後(ステップS23;(図8(a)参照)、この膨張処理後の画像I5に対して膨張処理時の膨張量に略等しい量で収縮処理を行って(ステップS24;(図8(b)参照)、所定数よりも画素の連結数の少ない孤立した連結成分(画像集合)を除く。そして、CPU12は、ラスタスキャンにより連結成分の境界(輪郭線)の追跡を行って、撮影対象Sの外周輪郭L1を抽出する(ステップS25;(図8(c)参照)。また、CPU12は、位置特定手段として、被写体画像における撮影対象Sの外周輪郭L1で囲まれた画像領域の位置を、被写体画像に含まれる撮影対象Sに係る撮影対象領域(主要被写体画像領域)Aの位置として特定する。
尚、本実施形態においては、撮影対象Sの撮影対象領域Aは一つ特定されるものとするが、撮影環境によっては、複数の撮影対象S、及び、複数の撮影対象領域Aが存在する可能性もある。その場合は、ユーザの選択操作を検出することにより、一つの撮影対象領域を特定するようにするとよい。
次に、CG合成座標計算処理について、図9〜図11並びに図12(a)〜図12(e)を参照して説明する。
図9及び図10は、CG合成座標計算処理に係る動作の一例を示すフローチャートであり、図11は、CG合成座標計算処理における合成座標取得処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図12(a)〜図12(e)は、CG合成座標計算処理を説明するための画像を模式的に示す図である。
なお、以下に説明するCG合成座標計算処理にあっては、予めユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて、被写体合焦画像I1に合成される所定のCG画像50が設定されているものとする。
CG合成座標計算処理にあっては、図9に示すように、先ず、CPU12は、フラッシュメモリ13から被写体合焦画像I1に合成される所定のCG画像50(図12(a)参照)を取得する(ステップS31)。続けて、CPU12は、取得したCG画像50の外周領域の座標情報(例えば、多角形状の場合はCG画像の各頂点の絶対座標情報)をフラッシュメモリ13から読み出すことにより取得した後(ステップS32)、当該CG画像50を包含する円のうち半径が最小となる最小包含円C2及びその中心座標(図12(b)参照)を演算により取得する(ステップS33)。
次に、CPU12は、撮影対象領域抽出処理にて抽出された撮影対象領域Aの最小包含円C1及びその中心座標(図12(c)参照)を演算により取得する(ステップS34)。
続けて、予めユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて指定されたCG画像50の初期合成位置に応じて分岐する(ステップS35)。
ここで、CG画像50の初期合成位置が撮影対象領域Aの左側に指定されている場合には、撮影対象領域Aの最小包含円C1の左側にCG画像50の最小包含円C2を配置し(ステップS36)、一方、CG画像50の初期合成位置が撮影対象領域Aの右側に指定されている場合には、撮影対象Sの最小包含円C1の右側にCG画像50の最小包含円C2を配置する(ステップS37;図12(c)参照)。
次に、CPU12は、合成座標取得処理を行う(ステップS38)。
以下に、合成座標取得処理について図11を参照して説明する。
まず、CPU12は、フラッシュメモリ13内の合成座標取得プログラム13dを実行して、被写体合焦画像I1におけるCG画像50の合成座標を取得する(ステップS381〜S384)。
具体的には、撮影対象領域Aの最小包含円C1の中心座標を(xc,yc)とし、CG画像50の最小包含円C2の中心座標を(x_cg,y_cg)とする。CG画像50の移動の移動ステップ変数をstとし、刻みを10(STEP_MAX)とすると(1≦st≦10)、移動するCG画像50の最小包含円C2の中心のx座標及びy座標の変化量x_s(st)、y_s(st)は、以下のようになる。
x_s(st) = (x_cg - xc)*st/STEP_MAX
y_s(st) = (y_cg - yc)*st/STEP_MAX
そして、CPU12は、撮影対象領域Aの最小包含円C1の中心(xc,yc)に向かって、CG画像50を1ステップ(st=1)移動させる(ステップS381)。この1ステップの移動により、新たなCG画像50の最小包含円C2の中心座標(x_cgnew,ycgnew)は、以下のよう変化する。
x_cgnew = (x_cg - x_s(1))
y_cgnew = (y_cg - y_s(1))
続けて、CPU12は、撮影対象領域Aの外周輪郭L1とCG画像50の外周輪郭L2が接したか否かを判定する(ステップS382)。具体的には、例えば、CG画像50の外周輪郭L2及び撮影対象領域Aの外周輪郭L1が所定長の線分から構成されているとして、両者の線分が交わったか否かを判定して、交わったと判定された場合に、撮影対象領域Aの外周輪郭L1とCG画像50の外周輪郭L2が接したと判定しても良い。
なお、撮影対象領域Aの外周輪郭L1とCG画像50の外周輪郭L2が接したか否かの判定方法は、上記したものに限られるものではない。
ここで、撮影対象領域Aの外周輪郭L1とCG画像50の外周輪郭L2が接していないと判定されると(ステップS382;NO)、CPU12は、CG画像50の移動ステップの量を増加(例えば、変数stを+1)した後(ステップS383)、ステップS381に戻る。
上記の処理を、ステップS382にて、撮影対象領域Aの外周輪郭L1とCG画像50の外周輪郭L2が接したと判定されるまで繰り返し実行する。
そして、ステップS382にて、撮影対象領域Aの外周輪郭L1とCG画像50の外周輪郭L2が接したと判定されると(ステップS382;YES)、CPU12は、撮影対象領域Aの外周輪郭L1とCG画像50の外周輪郭L2が接した際の変数stから1を減算した変数stに係るCG画像50の最小包含円C2の中心座標を、CG画像50の合成位置座標として取得する(ステップS384)。
例えば、変数st=4の際に撮影対象領域Aの外周輪郭L1とCG画像50の外周輪郭L2が接したとすると、CG画像50の中心座標(x_cgnew,y_cgnew)は、以下のようになる。
x_cgnew = (x_cg - x_s(3))
y_cgnew = (y_cg - y_s(3))
その後、図12(e)に示すように、CPU12は、合成座標取得処理にて取得されたCG合成座標に基づいて、被写体合焦画像I1に係るライブビュー画像の撮影対象領域Aの外周輪郭L1とその外周輪郭L2が接する位置にCG画像50を合成して(ステップS39)、合成された画像を表示部3の表示画面3aの大きさに応じてリサイズして、合成イメージを表示する(ステップS40)。
次に、CPU12は、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいてCG画像50の合成位置の変更指示が入力されているか否かを判定する(ステップS41)。
ここで、変更指示が入力されていないと判定されると(ステップS41;NO)、当該CG合成座標計算処理を終了する。
そして、図3に示すように、画像エンジン8が、CG合成座標計算処理にて計算されたCG合成座標に基づいて、被写体合焦画像I1にCG画像50を撮影対象領域A(撮影対象S)に隣接させるように合成する(ステップS4)。その後、DMA制御部6は、合成されたCG合成画像I7(図13参照)をフラッシュメモリ13に転送して記憶する(ステップS5)。
一方、ステップS41にて、変更指示が入力されたと判定されると(ステップS41;YES)、図10に示すように、ユーザによる操作入力部4の所定操作に応じて分岐する(ステップS42)。
ここで、CPU12は、フラッシュメモリ13内のCG画像移動プログラム13eを実行して、ユーザにより左カーソルキー4bが操作された場合には、撮影対象領域Aの最小包含円C1に沿って左回りにCG画像50の最小包含円C2を所定量移動させ(ステップS43;図12(d)参照)、一方、ユーザにより右カーソルキー4bが操作された場合には、撮影対象領域Aの最小包含円C1に沿って右回りにCG画像50の最小包含円C2を所定量移動させる(ステップS44)。なお、CG画像50の最小包含円C2は、左カーソルキー(右カーソルキー)4bの操作回数に応じて移動するようにしても良いし、押圧操作している時間だけ移動するようにしても良い。
そして、CPU12は、フラッシュメモリ13内の合成座標取得プログラム13dを実行して、ステップS38と略同様の合成座標取得処理を行って、被写体合焦画像I1におけるCG画像50の合成座標を取得して(ステップS45)、続けて、合成位置設定プログラム13fを実行して、合成座標取得処理にて取得した合成座標をCG画像50の合成位置として設定する。
即ち、ユーザにより左カーソルキー(右カーソルキー)4bが操作されて合成候補位置が入力された場合には、撮影対象領域Aの最小包含円C1に沿って左回りに(右回りに)CG画像50の最小包含円C2を所定量移動させた後、移動後のCG画像50の最小包含円C2の中心座標からCG画像50を撮影対象Sの最小包含円C1の中心に向かって走査していき、撮影対象領域Aの外周輪郭L1とCG画像50の外周輪郭L2が近接した際の当該CG画像50の中心座標を合成位置として設定する。
その後、CPU12は、設定されたCG画像50の合成位置(CG合成座標)に基づいて、被写体合焦画像I1に係るライブビュー画像とCG画像50を合成して(ステップS46)、合成された画像を表示部3の表示画面3aの大きさに応じてリサイズして、合成イメージを表示する(ステップS47)。
このように、ユーザにより左カーソルキー(右カーソルキー)4bが操作される毎に、CG画像50の最小包含円C2は、撮影対象領域Aの最小包含円C1に沿って左回りに(右回りに)移動することとなるが、表示部3の表示画面3aには、合成位置設定処理にて設定されたCG画像50の合成位置に基づいて、撮影対象領域Aの外周輪郭L1とCG画像50の外周輪郭L2が近接した合成イメージが表示されることとなる。
上記の処理を、ステップS42にて、ユーザによりセットキー4cが操作されるまで繰り返し実行する。
そして、ユーザによりセットキー4cが操作されると、当該CG合成座標計算処理を終了する。
そして、図3に示すように、画像エンジン8が、CG合成座標計算処理にて計算されたCG合成座標に基づいて、被写体合焦画像I1にCG画像50を撮影対象領域Aに隣接させるように合成する(ステップS4)。その後、DMA制御部6は、合成されたCG合成画像I7をフラッシュメモリ13に転送して記憶する(ステップS5)。
以上のように、本実施形態の撮像装置100によれば、被写体合焦画像I1における、当該被写体合焦画像I1に含まれる主要被写体となる撮影対象Sに係る撮影対象領域Aの位置を特定することができる。具体的には、被写体合焦画像I1を構成する画素集合の輪郭線を抽出して、抽出された輪郭線のうちの所定値よりも小さい画素集合の輪郭線を除くことにより、撮影対象Sの外周輪郭L1を特定して、特定された外周輪郭L1で囲まれた画像領域の位置を撮影対象領域Aの位置として特定する。
そして、特定された撮影対象領域Aの位置に隣接させるようにフラッシュメモリ13に記憶されているCG画像50を合成するので、撮影対象領域Aに隣接させるようにCG画像50を合成することができ、被写体合焦画像I1の最適な位置にCG画像50を簡便に合成することができる。
また、撮影対象領域Aの外周輪郭L1に隣接したCG画像50の合成位置を、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて入力して設定することができる。具体的には、ユーザによる操作入力部4の左右のカーソルキー4bの操作に基づいてCG画像50の合成候補位置を入力すると、CG画像50の最小包含円C2を撮影対象領域Aの最小包含円C1と接するように移動させ、移動後のCG画像50の最小包含円C2の位置に基づいて、撮影対象領域Aの外周輪郭L1に隣接したCG画像50の合成位置を設定する。
従って、ユーザによる任意の操作によりCG画像50の合成位置を設定する場合であっても、撮影対象領域の外周輪郭に沿う範囲を設定可能な範囲として予め規制することができるとともに、その範囲内でCG画像50を任意の位置に合成することができるので、ユーザ所望のCG合成画像I7を簡便に得ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、撮影対象領域Aの位置を特定する処理として、被写体合焦画像I1を構成する画素集合の輪郭線を抽出して、抽出された輪郭線のうちの所定値よりも小さい画素集合の輪郭線を除くことにより、撮影対象Sの外周輪郭L1を特定して、特定された外周輪郭L1で囲まれた画像領域の位置を撮影対象領域Aの位置として特定するようにしたが、処理内容は一例であって、これに限られるものではない。
また、撮影対象Sの外周輪郭L1に隣接したCG画像の合成位置を所定操作により入力して設定する合成位置設定処理を行うようにしたが、合成位置設定処理を行うか否かは適宜任意に変更することができる。
即ち、合成位置設定処理を行わなくとも、上記実施形態の撮像装置100によれば、撮影対象Sに重ならないように被写体合焦画像I1の最適な位置にCG画像50を簡便に合成してCG合成画像I7を得ることができるという格別の効果を有している。
さらに、素材画像として、CG画像50を例示したが、これに限られるものではなく、被写体合焦画像I1に合成可能なものであれば如何なるものであっても良い。例えば、図示は省略するが、予め撮影しておいた人物や動物の画像などであっても良い。
また、撮像装置100の構成は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これに限られるものではない。
さらに、上記実施形態にあっては、位置特定手段、画像合成手段、抽出手段、輪郭線特定手段、合成位置設定手段、素材画像移動手段としての機能を、CPU12によって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、例えば、各種機能を実現するためのロジック回路等から構成しても良い。
加えて、画像合成装置として撮像装置100を例示したが、これに限られるものではなく、撮像部1により生成した複数の画像データをUSB接続端子5を介して接続されたコンピュータ等の外部機器に出力して、当該外部機器にて位置特定処理、画像合成処理、抽出処理、輪郭線特定処理、合成位置設定処理、素材画像移動処理等を行うようにしても良い。
本発明を適用した一実施形態の撮像装置の外観を模式的に示す図である。 図1の撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置によるCG合成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図3のCG合成処理における画像取得処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図4の画像取得処理を説明するための画像を模式的に示す図である。 図3のCG合成処理における撮影対象領域抽出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図6の撮影対象領域抽出処理を説明するための画像を模式的に示す図である。 図6の撮影対象領域抽出処理を説明するための画像を模式的に示す図である。 図3のCG合成処理におけるCG合成座標計算処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図9のCG合成座標計算処理の続きを示すフローチャートである。 図9のCG合成座標計算処理における合成座標取得処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図9のCG合成座標計算処理を説明するための画像を模式的に示す図である。 図3のCG合成処理後の画像を模式的に示す図である。
符号の説明
100 撮像装置
1 撮像部
4 操作入力部
4b カーソルキー
8 画像エンジン
12 CPU
13 フラッシュメモリ
50 CG画像
I1 被写体合焦画像
I7 CG合成画像

Claims (6)

  1. 被写体画像における、当該被写体画像に含まれる主要被写体に係る主要画像領域の位置を特定する位置特定手段と、
    この位置特定手段によって特定された前記主要画像領域の位置に基づいて、予め用意された素材画像が前記主要画像領域に重ならずに隣接する位置を取得する位置取得手段と、
    この位置取得手段によって取得された位置に前記素材画像を合成する画像合成手段と、
    を備えることを特徴とする画像合成装置。
  2. 前記被写体画像を構成する画素集合の輪郭線を抽出する抽出手段と、
    この抽出手段によって抽出された輪郭線のうちの所定値よりも小さい画素集合の輪郭線を除くことにより、前記主要被写体を描画した主要輪郭線を特定する輪郭線特定手段と、
    を更に備え、
    前記位置特定手段は、
    前記輪郭線特定手段によって特定された前記主要輪郭線で囲まれた画像領域の位置を、前記主要画像領域の位置として特定することを特徴とする請求項1に記載の画像合成装置。
  3. 前記輪郭線特定手段によって特定された前記主要輪郭線に隣接させて合成させる前記素材画像の合成位置を、所定操作を検出することにより設定する合成位置設定手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の画像合成装置。
  4. 前記合成位置設定手段は、
    前記素材画像の合成候補位置を、所定操作を検出することにより入力する合成候補位置入力手段と、
    前記合成候補位置入力手段により入力された前記合成候補位置に基づいて、前記素材画像の最小包含円を前記主要輪郭線の最小包含円と接するように移動させる素材画像移動手段と、を含み、
    前記素材画像移動手段による移動後の前記素材画像の最小包含円の位置に基づいて、前記主要輪郭線に隣接した前記素材画像の合成位置を設定することを特徴とする請求項3に記載の画像合成装置。
  5. 前記主要被写体を撮像する撮像手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像合成装置。
  6. コンピュータを、
    被写体画像における、当該被写体画像に含まれる主要被写体に係る主要画像領域の位置を特定する位置特定手段、
    この位置特定手段によって特定された前記主要画像領域の位置に基づいて、予め用意された素材画像が前記主要画像領域に重ならずに隣接する位置を取得する位置取得手段、
    この位置取得手段によって取得された位置に前記素材画像を合成する画像合成手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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