JP2010044210A - 焦点調節装置及び焦点調節方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 顔などの対象物の検出結果を用いて、精度良く、安定して対象物に焦点調節を行えるようにすること。
【解決手段】 撮影して得られた画像信号により表される画像から、予め決められた対象物を表す領域を検出する顔検出部(116)と、対象物を表す領域が検出された場合に、対象物を含む領域を焦点検出領域として設定する設定手段(114)と、焦点検出領域の画像信号からAF評価値を生成するAF信号処理回路(113)と、AF評価値を用いて焦点調節を行う自動焦点調節手段(114)と、パン及びチルトの動作の有無を判定する判定手段(114)とを有し、前記設定手段は、対象物を表す領域が検出されず、且つ、パン及びチルトの少なくともいずれか一方の動作が検出された場合に、焦点検出領域を設定せず、パン及びチルトの何れも検出されなかった場合に、先に得られた画像に基づいて焦点検出領域が設定されていれば、該設定を保持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置で用いられる焦点調節装置及び焦点調節方法に関し、更に詳しくは、動画撮影時に得られる画像に基づいて自動焦点調節を行う焦点調節装置及び焦点調節方法に関する。
ビデオカメラ等のオートフォーカス(AF)制御では、撮像素子を用いて生成された映像信号の鮮鋭度(コントラスト状態)を示すAF評価値信号を生成し、該AF評価値信号が最大となるフォーカスレンズの位置を探索するTV−AF方式が主流である。
しかしながら、人物を撮影する場合において、主被写体である人物とその背景のコントラストの関係から、人物にピントが合わず、背景に合ってしまうという問題があった。
このような問題を解決するために、顔検出機能を有する撮像装置が知られている。例えば、認識された顔領域を含む焦点検出エリアを設定し、焦点検出を行う撮像装置や(例えば、特許文献1参照)、人物の目を検出し、その目に基づいて焦点検出を行う撮像装置(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
さらに、撮影時の被写体の動きやパンニング及びチルティング(以下、簡略的に「パンニング」と呼ぶ。)等のカメラワークによるカメラの動きがあるときは焦点検出のエリアを拡大して焦点検出を行う撮像装置(例えば、特許文献3参照)が提案されている。
特開2006−227080号公報 特開2001−215403号公報 特開2004−212556号公報
しかしながら、動画を撮影するビデオカメラにおいては、静止画を撮影する場合と異なり、常に人物が動いている可能性が高いため、人物の顔の認識が安定せずにAFが不安定となることがある。つまり、人物の顔が常に認識されるのであれば、人物の顔領域を焦点を検出する領域に指定して焦点調節を行えば、人物への合焦状態は安定する。しかし、例えば、人物が横を向いたり目を閉じてしまった場合など、被写体の絵柄が変化した場合や、撮影者が手ブレした場合などには顔を認識するのが難しい。このような、顔が認識されたりされなかったりする撮影条件の下では、焦点を検出する領域を顔の認識/非認識で変更すると、AF評価値信号も変動してしまい、安定した焦点調節を行うことができない。
また、動画撮影の場合、様々な被写体が画面内に出入りする。通常、撮影者は画面の中央に被写体を配置させるように撮影する場合が多いが、例えば、画面の端に別の顔が認識された場合にその顔に合焦してしまうと、撮影者が意図した被写体に合焦しなくなってしまうことがある。
さらに、被写体の移動や、パンニング等のカメラワークにより顔が検出されにくい場合もあり、顔検出の領域を拡大しても主被写体の動きには追従しないため、その領域から得られる動画撮影のAF評価値信号は安定性を損なうことにもなる。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、顔などの対象物の検出結果を用いて、精度良く、安定して対象物に焦点調節を行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の焦点調節装置は、撮影して得られた画像信号により表される画像から、予め決められた対象物を表す領域を検出する検出手段と、前記検出手段により前記対象物を表す領域が検出された場合に、当該対象物を含む領域を焦点検出領域として設定する設定手段と、前記焦点検出領域の画像信号から、高周波成分を取り出してAF評価値を生成するAF評価値生成手段と、前記AF評価値を用いて焦点調節を行う自動焦点調節手段と、パン及びチルトの動作の有無を判定する判定手段とを有し、前記設定手段は、前記検出手段により対象物を表す領域が検出されず、且つ、前記判定手段によりパン及びチルトの少なくともいずれか一方の動作が検出された場合に、焦点検出領域を設定せず、パン及びチルトの何れも検出されなかった場合に、先に得られた画像に基づいて焦点検出領域が設定されていれば、該設定を保持する。
また、本発明の焦点調節方法は、撮影して得られた画像信号により表される画像から、予め決められた対象物を表す領域を検出する検出工程と、前記検出工程で前記対象物を表す領域が検出された場合に、当該対象物を含む領域を焦点検出領域として設定する設定工程と、前記焦点検出領域の画像信号から、高周波成分を取り出してAF評価値を生成するAF評価値生成工程と、前記AF評価値を用いて焦点調節を行う自動焦点調節工程と、パン及びチルトの動作の有無を判定する判定工程とを有し、前記設定工程では、前記検出工程で対象物を表す領域が検出されず、且つ、前記判定工程でパン及びチルトの少なくともいずれか一方の動作が検出された場合に、焦点検出領域を設定せず、パン及びチルトの何れも検出されなかった場合に、先に得られた画像に基づいて焦点検出領域が設定されていれば、該設定を保持する。
本発明によれば、顔などの対象物の検出結果を用いて、精度良く、安定して対象物に焦点調節を行えるようにすることができる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。ただし、本形態において例示される構成部品の寸法、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明がそれらの例示に限定されるものではない。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態における撮像装置の一例として、ビデオカメラの構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態では、ビデオカメラについて説明するが、本発明はデジタルスチルカメラ等の画像を取得することのできる他の撮像装置にも適用することができる。
図1において、101は第1固定レンズ、102は光軸方向に移動して変倍を行う変倍レンズ、103は絞りである。また、104は第2固定レンズ、105は変倍に伴う焦点面の移動を補正する機能とフォーカシングの機能とを兼ね備えたフォーカスコンペンセータレンズ(以下、「フォーカスレンズ」という。)である。第1固定レンズ101、変倍レンズ102、絞り103、第2固定レンズ104及びフォーカスレンズ105により撮像光学系が構成される。
106は、CCDセンサやCMOSセンサにより構成される光電変換素子としての撮像素子である。107は撮像素子106の出力をサンプリングし、ゲイン調整するCDS/AGC回路である。108はカメラ信号処理回路であり、CDS/AGC回路107からの出力信号に対して各種の画像処理を施し、映像信号を生成する。
109はLCD等により構成されるモニタであり、カメラ信号処理回路108からの映像信号を表示する。115は記録部であり、カメラ信号処理回路108からの映像信号を磁気テープ、光ディスク、ハードディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録する。
110は変倍レンズ102を移動させるためのズーム駆動源、111はフォーカスレンズ105を移動させるためのフォーカシング駆動源である。ズーム駆動源110及びフォーカシング駆動源111は、ステッピングモータ、DCモータ、振動型モータ及びボイスコイルモータ等のアクチュエータにより構成される。
112はCDS/AGC回路107からの全画素の出力信号のうち、焦点検出に用いられる領域(焦点検出領域)の信号のみを通すAFゲートである。AF信号処理回路113(AF評価値生成手段)は、AFゲート112を通過した信号から高周波成分や輝度差成分(AFゲート112を通過した信号の輝度レベルの最大値と最小値の差分)等を抽出して、AF評価値信号を生成する。生成されたAF評価値信号は、カメラ/AFマイコン114に出力される。AF評価値信号は、撮像素子106からの出力信号に基づいて生成される映像の鮮鋭度(コントラスト状態)を表すものであるが、鮮鋭度は撮像光学系の焦点状態によって変化するので、結果的に撮像光学系の焦点状態を表す信号となる。
カメラ/AFマイコン114(制御手段)は、ビデオカメラ全体の動作の制御を司るとともに、AF評価値信号に基づいて、フォーカシング駆動源111を制御してフォーカスレンズ105を移動させるフォーカス制御を行う。カメラ/AFマイコン114は、フォーカス制御として、TV−AF方式でのフォーカス制御(以下、単にTV−AFという。)を行う。
顔検出部116は、画像信号に対して公知の顔認識処理を施し、撮影画面内の人物の顔領域を検出し、検出結果をカメラ/AFマイコン114に送信する。カメラ/AFマイコン114は、後述するようにして、送信された顔領域の検出結果に基づいて撮影画面内の顔領域を含む位置に焦点検出領域(顔枠)を設定し、AFゲート112へ情報を送信する。なお、顔認識処理としては、例えば、画像データで表される各画素の階調色から、肌色領域を抽出し、予め用意する顔の輪郭プレートとのマッチング度で顔を検出する方法が知られている。また、周知のパターン認識技術を用いて、目、鼻、口等の顔の特徴点を抽出することで顔を検出する方法等があるが、本願発明は顔認識処理により限定されるものではなく、どのような方法を用いても構わない。
振れ検出部117はビデオカメラの撮影時の手ブレを検出するものであり、ジャイロセンサ等の角速度センサが用いられる。振れ検出部117の出力である振れ信号はカメラ/AFマイコン114へ入力され、所定のフィルタリング処理、積分処理を行い、ビデオカメラの角変位として不図示の振れ補正系の制御信号として用いる。
なお、振れ補正系としては撮像素子に入射される撮像光の光路途中に、光軸偏向が可能なプリズムやレンズ部材を配置し、手ブレに応じて光軸の偏向を行う光学式の方式が知られている。また、電子式の方式では、撮像素子で受光された画像の一部を切り出す位置を制御し、制御された位置での画像の切り出しを行って振れ補正する方式が知られている。また、他の電子式の方式として、フィールド間での映像信号の変化からカメラの動き量を算出し、この算出された動き量を手ブレ量とする動きベクトル検出方式と併用する場合が多い。この場合には、動きベクトル検出用のフィールドメモリの蓄積画像における動きを除去するように対応する画像を該メモリから抽出することにより補正が行われるものなどが提案され、開示されている。
次に、カメラ/AFマイコン114で行われる焦点調節制御(AF制御)について、図2〜図6を用いて説明する。なお、このAF制御は、カメラ/AFマイコン114内に格納されたコンピュータプログラムに従って実行される。
先ず、カメラ/AFマイコン114内で実行されるAF制御を、図2のフローチャートに従って説明する。
まず、ステップS201で処理が開始されると、ステップS202において顔検出部116により、得られた被写体画像に対して顔検出処理を行って、ステップS203に進む。なお、ステップS202の顔検出処理は、公知の方法を用いて行われる。そして、ステップS203では顔検出が成功したか否かを判断し、成功していればステップS204へ、失敗していればステップS301へ進む。
顔検出が成功した場合、ステップS204では焦点検出領域を特定するAF枠として、顔を含む領域を特定する顔枠と、通常の焦点検出領域を特定する通常枠とを設定し、ステップS205へ進む。ステップS204で設定されたAF枠の一例を図3に示す。ステップS205では、ステップS204で設定された顔枠及び通常枠内の画素から得られる画像信号から各々AF評価値を取得し、ステップS206へと進む。
次に、ステップS206では、画面内の所定座標からの距離に基づき顔検出領域の画面上の位置情報を取得し、ステップS207へ進む。なお、画面内の所定座標は、画面の中心座標でも構わないが、人物撮影をする場合を考えると、画角にもよるが人の顔は画面の中心より上側に来ることが多いため、画面の上部寄りの設定にするのが好ましい。
次に、ステップS207では、ステップS206で求められた顔枠の位置情報に基づき、画面上の位置に応じた所定比率をかけて、加重加算により顔枠のAF評価値を再演算する。例えば、撮影中に画面の外側から人物が撮影画角内に入ってきたときなど、顔枠の位置が画面上の隅にある場合と、中心近傍にある場合とで、AF制御に用いる重みを変える。図4に位置が異なる複数の顔枠が設定されている場合の一例を示す。顔枠のAF評価値の再演算が完了すると、ステップS208へ進む。
ステップS208では、ステップS207で再演算(加重加算)された顔枠のAF評価値と、通常枠のAF評価値を加算し、最終的なAF評価値を算出し、ステップS209へと進む。
次に、ステップS209では、従来からあるTV−AF方式の焦点調節処理を行ってから、ステップS202へ戻り、上述したAF制御の処理を繰り返す。 TV−AF制御処理については、図5を参照して後述する。
次に、ステップS203で顔検出が失敗し、ステップS301に進んだ場合について説明する。
ステップS301では、振れ検出部117によって検出されたビデオカメラの振れ信号に基づくカメラの振れ状態判定によって、撮影者のカメラワークによるパンニング動作が行われたかどうかを判定する。ビデオカメラの振れ状態判定がパンニングでなければステップS204に進み、ステップS203で顔検出が成功した場合と同じ処理を行うこととなる。ステップS301に進んだ時点で顔検出は失敗しているが、顔検出によるAF枠である顔枠は、パンニング動作であることが判定されるまでは保持し、AF評価値の変動を低減させ安定した合焦状態を維持させるのである。
一方、ステップS301でパンニング動作であることが検出された場合はステップS210に進み、AF枠として通常枠のみを設定する。このとき設定される通常枠には通常枠内の中央位置に小枠が同時に設定されている。
次に、ステップS210で通常枠が設定されたので、ステップS211では通常枠のAF評価値を取得し、ステップS208、ステップS209へと進み、TV−AF制御によって焦点調節処理が行われる。
次に、カメラ/AFマイコン114によりステップS209で行われるTV−AF方式のAF制御について、図5を用いて説明する。
図5において、ステップS501でTV−AF制御処理を開始すると、まず、フォーカスレンズ105を微小駆動し(ステップS502)、その微小駆動により合焦したか否かを判別する(ステップS503)。合焦していなければ、上記の微小駆動により合焦方向を判別できたか否かを判別する(ステップS504)。合焦方向を判別できなかった場合はステップS502に戻り、合焦方向を判別できた場合は、ステップS505に進んで、山登り駆動により、AF評価値が大きくなる方向へ高速でフォーカスレンズ105を移動させる。
次に、山登り駆動を行った結果、AF評価値がピークを越えたか否かを判別する(ステップS506)。ピークを越えていなければ、ステップS505に戻って山登り駆動を継続し、ピークを越えた場合は、山登り駆動中のAF評価値のピークに戻すために、フォーカスレンズ105を逆方向に駆動する(ステップS507)。
そして、AF評価値がピークに戻ったか否かを判別する(ステップS508)。その結果、ピークに戻っていない場合は、ステップS507に戻り、AF評価値のピークに戻す動作を継続する。一方、ピークに戻った場合は、ステップS502に戻り、フォーカスレンズ105を微小駆動することにより、次の動画の合焦位置をサーチする。
一方、ステップS503にて、合焦したと判別された場合は、フォーカスレンズ105を停止し(ステップS509)、合焦した際のAF評価値を記憶しておき(ステップS510)、再起動判定の処理部分に入る。ステップS510で格納した前回のAF評価値とステップS511で取得した今回のAF評価値とを比較し、所定レベル以上の差があれば、TV−AF制御を再起動する必要があると判定する(ステップS512)。
再起動する必要があると判定された場合は、ステップS502に戻り、微小駆動動作を再開する。一方、再起動する必要がないと判定された場合は、フォーカスレンズ105をそのまま停止した状態で維持し(ステップS513)、以後の処理に対応するため、ステップS511へ戻り、再起動判定処理を継続する。
このように、TV−AF方式は、再起動判定→微小駆動→山登り駆動→…→微小駆動→再起動判定を繰り返しながら、フォーカスレンズ105を駆動制御することにより、AF評価値を常に最大にするように制御する。図6は、AF評価値が最大となる点が合焦位置であることを示す図である。
次に、振れ検出部117によって検出される振れ信号に基づくビデオカメラの振れ状態の判定について図7から図8を用いて説明する。
図7はビデオカメラの振れ検出を行う振れ検出部117とその出力に基づきカメラの振れ状態を判断するためのブロック図である。
図7において、117aはビデオカメラの振れを検出する角速度センサ、117bは角速度センサ117aの出力から直流成分を除去する高域通過フィルタ(以下HPF)、117cはHPF117bの出力を所定量増幅させる増幅器である。
振れ検出部117の出力はカメラ/AFマイコン114に入力される。114aは、アナログ出力をデジタル信号に変換するA/D変換器、114bはA/D変換器114aの出力から直流成分を除去するHPF、114cはHPF114bの出力を積分する積分器である。積分器114cの出力は不図示の振れ補正系に対して制御信号として出力される。また、これらの出力は、ビデオカメラの振れ状態判定部114dにも出力される。振れ状態判定部114dには所定の閾値が設定されており、積分器114cの出力が閾値以上か否かの条件で、ビデオカメラがパンニングされているかどうかを判断する(図2のステップS301)。上述したように、判断結果は顔検出の判断処理が失敗した場合に用いられる。パンニングの検出は撮影者の手ブレ量等により一時的に行われる事もあるため、パンニングを判断する条件として、積分器114cの出力が所定の閾値以上となってからの時間も含めるとよい。
なお、上記構成において、角速度センサ117a、HPF117b、増幅器117c、マイコン114内のA/D変換器114a、HPF114b、積分器114c、振れ状態判定部114dは2系統(パン用とチルト用)ある。しかしながら、説明の簡略化のために1系統のみを図示している。
次に、カメラ/AFマイコン114内で行われるパンニング検出について、図8のフローチャートを用いて説明する。
まずステップS801では、振れ検出部117の出力をA/D変換器114aによりA/D変換処理をして取り込み、ステップS802へ進む。ステップS802では、HPF114bによりHPF処理を行う。つまりステップS801で取り込んだ振れ検出信号をA/D変換することで生じた直流成分を除去し、ステップS803へ進む。
ステップS803では、HPF処理後の振れ検出信号に対して、積分器114cにより積分演算を行い、角変位信号へと変換し、不図示の振れ補正系の制御信号として用いると共に、ビデオカメラの振れ状態の判断にも用いられる。
次のステップS804では、積分器114cの出力が所定値以上であるか否かを判断し、所定値以上であればステップS805へ進み、所定値以下であればステップS807へ進む。
積分器114cの出力が所定値以下の場合は、パンニングが行われていないと判断し(パンニング非検出状態)、顔検出部116で顔検出が失敗していても顔枠をすぐに解除せず、保持するように顔枠保持情報を出力する(ステップS807)。
一方、ステップS805では、ステップS804で積分器114cの出力が所定値以上と判断されたため、(積分出力≧所定値)の状態が所定時間継続しているか否かの判断を行う。これは、撮影者の手ブレ量等により一時的にステップS805の判断条件に合致する場合があるため、パンニング検出の安定性を保つための処理である。所定時間継続していた場合はステップS806へ進み、所定時間継続していない場合はステップS807へ進む。
ステップS806では、ステップS804及びS805から、積分器114cの出力が所定値以上で、且つ所定時間経過しているため、ビデオカメラがパンニングされていると判断する(パンニング検出状態)。ビデオカメラが動いている(パンニングされている)ため、顔検出部116による顔検出が失敗しているので、顔枠をすぐに解除するように顔枠解除情報を出力する。
次に、ビデオカメラが撮影者によってパンニングされている場合の積分器114cの出力を模式的に図9に示す。同図において、縦軸は積分器の出力、横軸は時間を表している。901は積分器114cの出力、902、902’はパンニング検出の閾値、903、903’はパンニング終了判定の閾値である。積分器114cの出力がパンニング検出の閾値902、902’以上となり、閾値902、902’以上の出力が所定時間継続された場合にパンニング検出がされたことになる。
また、積分器114cの出力が閾値902,902’以上で所定時間経過後、パンニング終了判定の閾値903、903’以下になった場合は、パンニングが終了したと判断される。
次に前述した処理によって行われれる顔枠と通常枠の設定状態の遷移について、図10を用いて説明する。
図10(a)、(b)、(c)は本第1の実施形態のビデオカメラで撮影する時のAF制御に用いる顔枠と通常枠の設定状態の遷移を表している。
まず、図10(a)では、顔枠と通常枠をAF制御に用いる撮影画面である。図10(b)は、撮影中に、主被写体である人物が横を向いたりして、一時的に顔検出に失敗した場合の顔枠及び通常枠を示す図である。従来は、顔検出に失敗すると、顔枠のAF評価値を採用し無かったが、すぐに顔枠のAF評価値を採用しなくするとAFの安定性が損なわれることになる。そのため、本第1の実施形態では、ビデオカメラのパンニングを検出していなければ、顔枠を保持したまま、AF制御を行う。そのため、顔検出がされなくても、図10(a)と同じ撮影画面である。
しかし、顔検出が失敗し、更にパンニングが検出されると、撮影画面が変わると考えられるため、顔枠を削除し、通常枠のみでのAF制御を行う。従って、図10(c)の撮影画面となる。
以上説明したように本第1の実施形態によれば、顔検出機能を用いて、特に動画撮影において、顔検出が失敗した場合に、ビデオカメラの振れ状態からパンニングが行われていないと判断されていれば、顔枠を保持してAF評価値を算出する。そして、算出したAF評価値を用いて、AF処理を行う。これにより、顔検出機能を用いて、撮影者が意図する主被写体に対して、精度良く安定した焦点調節を行うことが可能となる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
上述した第1の実施形態においては、顔検出部116による顔検出が失敗した場合に、ビデオカメラに加わる振れ検出部117の出力状態に基づき、振れ状態判定部114dによってパンニングの有無を検出し、その結果に応じてAF処理を行った。これに対し、本第2の実施形態においては、ビデオカメラの振れ検出及び振れ状態判定を動きベクトルで行う。
図11は、本発明の第2の実施形態におけるビデオカメラの構成を示すブロック図である。図11に示すように、動きベクトルの検出はカメラ/AFマイコン114内のベクトル検出部7で行われるため、振れ検出部117が不要となるが、それ以外の構成は第1の実施形態で説明した図1と同様であるため、同じ参照番号を付し、説明を省略する。
ここで、ベクトル検出部7について図12を用いて説明する。
カメラ信号処理回路108からの出力信号(輝度信号)は、フィルタ71を通過する。フィルタ71は、入力した出力信号から動きベクトルの検出に適した空間周波数成分を抽出し、高域周波数成分を除去する。フィルタ71を通過した信号は、2値化部72によって所定の閾値を基準として2値化される。2値化部72により2値化された信号(以下、「2値化画像」という)は、フィールドメモリ76に一時的に記憶され、1フィールド遅延部77により1フィールド遅延して読み出される。
相関演算部73は、フィールドメモリ76に記憶された前フィールドの2値化画像を1画素ずつ動かして、2値化部72を介して得られた現フィールドの2値化画像との間で、所定範囲において画素値が一致する面積が最も大きくなる場所を検索する。実際の検出では、このような操作を、図13に示すように1フィールドの2値化画像(動きベクトルサーチエリア)1201を複数に分割して得られた検出エリア1202単位で行う。そして、動きベクトル抽出部74は、連続した2つのフィールド画像(2値化画像)間で検出エリア毎に動きベクトルを抽出(算出)する。なお、動きベクトルの検出はフレーム画像間で行ってもよい。
動きベクトルの抽出(算出)方法例としては、相関値が最小となる前フィールドのブロックを探索し、その相対的なずれを動きベクトルとしている。
各検出エリアで得られた動きベクトルは、動きベクトル決定部75に与えられる。動きベクトル決定部75は、1フィールド間(連続した2つのフィールド画像間)に対して1つの動きベクトルを決定し、これを該1フィールド間を代表する動きベクトルとする。この動きベクトル決定部75での操作の例としては、1フィールド間の各検出エリアの動きベクトルをヒストグラム化して、中央値を1フィールド間の代表動きベクトルとして決定する方法などがある。
動きベクトル決定部75によって決定された動きベクトルは、振れ状態判定部78に入力され、ベクトルの大きさ、方向によってビデオカメラがパンニングになっているか否かを判定し、顔検出部116の顔枠の表示に用いられる。
次にベクトル検出によってパンニングを検出する処理を図14のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS1401で、動きベクトルの検出処理を行い、ステップS1402へ進む。ベクトルの検出は、上述したように従来からあるブロックマッチング法を用いたものであり、入力画像信号を複数の適当な大きさのブロック(例えば、8画素×8ライン)に分割し、そのブロック単位で行う。各ブロックについて、前のフィールド(またはフレーム)の一定範囲の画素との差を計算し、この差の絶対値の和が最小となる前のフィールド(またはフレーム)のブロックを探索する。そして、探索したブロックとの相対的なずれが、そのブロックの動きベクトルを表わす。
次に、ステップS1402では、ステップS1401で検出された動きベクトルに基づき、ビデオカメラがパンニング状態であるか否かの判定を行う。パンニングであるか否かの判断条件としては各検出エリアの検出ベクトルの多数が(例えば90%以上)同方向のベクトルであることを条件として設定すればよく、検討によって最適な値を設定することで問題ない。
図15は、ベクトル検出部7によって決定された動きベクトルを示した図である。この例では各ベクトル検出エリアで等倍の同一方向のベクトルが検出されているため、パンニング状態であるといえる。そのため振れ状態判定部78ではビデオカメラがパンニング状態であると判断する。
パンニングの判断条件に該当する場合、ステップS1403に進み、該当しなければステップS1406へ進む。
次に、ステップS1403では、ステップS1401の判定がパンニング状態であったため、ステップS1401でのパンニング判定条件が所定時間継続しているかを判断する。所定時間とは、ビデオカメラの制御周期の基本となる周期(例えばV同期期間)を基本に最適となる値を設定すればよい。次に、ベクトル検出エリアの検出ベクトルの方向、同方向のベクトルが検出されている時間共に所定値以上であればステップS1404に進み、更にパンニング状態の判定を継続する。ベクトル検出エリアの検出ベクトルの方向、同方向のベクトルが検出されている時間の一方もしくは両方が所定値以上で無い場合は、ステップS1406へ進む。
ステップS1404では、振れ補正を行う補正系の補正方向がパンニング方向と同じ方向か否かを判定している。動きベクトルによる振れ補正は、検出された動きベクトルを打ち消す方向に補正系を動かすため、パンニングが長く続くと補正系が補正端に近づいていくこととなるので、位置方向にビデオカメラが動いていると判断する事が可能である。
振れ補正系がパンニング方向と同じ方向であるときはパンニング状態であると判断して、ステップS1405へ進み、振れ補正系がパンニング方向と同じ方向ではない場合はステップS1406へと進む。
ステップS1405ではステップS1402、ステップS1403、ステップS1404で、判定が全て(YES)であるため、ビデオカメラがパンニングされていると判断する(パンニング検出状態)。ビデオカメラが動いている(パンニングされている)ため、顔検出部116による顔検出が失敗しているので、顔枠をすぐに解除するように顔枠解除情報を出力する。
また、ステップS1402、ステップS1403、ステップS1404のいずれかでNOと判断された場合は、パンニングが行われていないと判断する(パンニング非検出状態)。そして、顔検出部116で顔検出が失敗していても顔枠をすぐに解除せず、保持するように顔枠保持情報を出力する(ステップS807)。
以上説明したように本第2の実施形態によれば、動きベクトルによりパンニングの検有無の検出を行うことで、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、振れ検出部が不要であるため、装置構成を簡素化することができる。
なお、上述した実施の形態では、顔検出部116により人の顔を検出の対象物としているが、例えば、動物、車など、人の顔以外の特定の対象物を検出するようにしても構わない。更に、外部入力手段から撮像画面内の位置を入力したり、ファインダーを見ている撮影者の視線を検出して撮像画面内の位置を決定して、対象物を検出するようにしてもよい。
<他の実施形態>
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェイス機器、カメラヘッドなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなど)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、以下の様にして達成することも可能である。まず、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、以下のようにして達成することも可能である。即ち、読み出したプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合である。ここでプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、CD−ROM、CD−R、DVD、光ディスク、光磁気ディスク、MOなどが考えられる。また、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)などのコンピュータネットワークを、プログラムコードを供給するために用いることができる。
本発明の第1の実施形態におけるビデオカメラの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるAF制御を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるAF枠として設定される顔枠と通常枠の設定例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるAF枠として設定される顔枠と通常枠の別の設定例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるTV−AF制御処理を示すフローチャートである。 TV−AF方式におけるオートフォーカスの原理を示す図である。 振れ検出部及び振れ状態を判断するための構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるパンニング検出処理を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるパンニング検出のための閾値の概念を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるパンニング検出結果に基づく、AF枠として設定される顔枠と通常枠の設定状態の遷移を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるビデオカメラの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態におけるベクトル検出部の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における動きベクトルを検出するエリアの概念図である。 本発明の第2の実施形態における動きベクトルによるパンニング検出処理を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における動きベクトルによるパンニング検出の条件を説明するための図である。
符号の説明
101 第1固定レンズ
102 変倍レンズ
103 絞り
104 第2固定レンズ
105 フォーカスレンズ
106 撮像素子
107 CDS/AGC回路
108 カメラ信号処理回路
109 モニタ
110 ズーム駆動源
111 フォーカシング駆動源
112 AFゲート
113 AF信号処理回路
114 カメラ/AFマイコン
115 記録部
116 顔検出部
117 振れ検出部

Claims (8)

  1. 撮影して得られた画像信号により表される画像から、予め決められた対象物を表す領域を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記対象物を表す領域が検出された場合に、当該対象物を含む領域を焦点検出領域として設定する設定手段と、
    前記焦点検出領域の画像信号から、高周波成分を取り出してAF評価値を生成するAF評価値生成手段と、
    前記AF評価値を用いて焦点調節を行う自動焦点調節手段と、
    パン及びチルトの動作の有無を判定する判定手段とを有し、
    前記設定手段は、前記検出手段により対象物を表す領域が検出されず、且つ、前記判定手段によりパン及びチルトの少なくともいずれか一方の動作が検出された場合に、焦点検出領域を設定せず、パン及びチルトの何れも検出されなかった場合に、先に得られた画像に基づいて焦点検出領域が設定されていれば、該設定を保持することを特徴とする焦点調節装置。
  2. 前記AF評価値生成手段は、更に、前記画像の予め設定された領域の画像信号から高周波成分を取り出してAF評価値を生成し、
    前記設定手段により焦点検出領域が設定されている場合に、該設定された焦点検出領域の画像信号に基づいて生成されたAF評価値と、前記画像の予め設定された領域の画像信号に基づいて生成されたAF評価値とを加重加算して、前記焦点調節に用いるAF評価値を生成し、
    前記設定手段により焦点検出領域が設定されていない場合に、前記画像の予め設定された領域の画像信号に基づいて前記焦点調節に用いるAF評価値を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
  3. 前記判定手段は、
    角速度センサと、
    前記角速度センサによる検出結果に応じて、振れの大きさを判定する振れ判定手段と、
    前記判定された振れの大きさと、振れが継続する時間とに応じて、パン及びチルトの動作の有無を判断する判断手段と
    を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の焦点調節装置。
  4. 前記判定手段は、連続して撮影して得られた連続するフレーム画像間で画像信号を比較して、振れ状態を判定し、前記判定された揺れ状態に応じて、パン及びチルトの動作の有無を判断することを特徴とする請求項1または2に記載の焦点調節装置。
  5. 前記予め決められた対象物は、人の顔であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
  6. 撮影して得られた画像信号により表される画像から、予め決められた対象物を表す領域を検出する検出工程と、
    前記検出工程で前記対象物を表す領域が検出された場合に、当該対象物を含む領域を焦点検出領域として設定する設定工程と、
    前記焦点検出領域の画像信号から、高周波成分を取り出してAF評価値を生成するAF評価値生成工程と、
    前記AF評価値を用いて焦点調節を行う自動焦点調節工程と、
    パン及びチルトの動作の有無を判定する判定工程とを有し、
    前記設定工程では、前記検出工程で対象物を表す領域が検出されず、且つ、前記判定工程でパン及びチルトの少なくともいずれか一方の動作が検出された場合に、焦点検出領域を設定せず、パン及びチルトの何れも検出されなかった場合に、先に得られた画像に基づいて焦点検出領域が設定されていれば、該設定を保持することを特徴とする焦点調節方法。
  7. コンピュータに、請求項6に記載の焦点調節方法の各工程を実行させるためのプログラム。
  8. 請求項6に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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