JP2010043871A - 静電容量式圧力センサおよび静電容量式圧力検出装置 - Google Patents

静電容量式圧力センサおよび静電容量式圧力検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】精度を維持したままで小型化することを可能とした絶対圧を検出する静電容量式圧力センサを提供することである。
【解決手段】提案する静電容量式圧力センサ4は、絶対圧を検出する圧力センサであり、静電容量検出手段、寄生容量検出手段、を有する。そして、寄生容量検出のための、ダイアフラム45と同電位である導電性の部材の窪みの平坦部64に対する固定電極61の形状を、静電容量検出手段のダイアフラム45に対する固定電極58の円形または略円形の形状に相補的に嵌合する形状とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、絶対圧を検出する静電容量式圧力センサ、その圧力センサを含む静電容量式圧力検出装置に関する。
圧力に応じて変形する導電性のダイアフラムを使用して圧力を計測する技術がある。すなわち、計測したい圧力を伝える封入液(一般に「圧力伝達流体」という)によりダイアフラムが変位し、ダイアフラムと対向する電極とにより形成される静電容量がそのダイアフラムの変位に応じて変化する。
例えば、配管内の流体について流量等の物理量を計測する場合、配管内に絞り機構を設け、その絞り機構の上流側(高圧側)の配管内の流体が所定の流路に導かれて、その高圧に相当する圧力を圧力検出部の必要な部位に与える。また、配管内に設けた絞り機構の下流側(低圧側)の配管内の流体が所定の流路に導かれて、その低圧に相当する圧力を圧力検出部の必要な部位に与える。
このような場合、配管内の流体の圧力を計測するに際して、差圧(=高圧側圧力−低圧側圧力)を差圧センサにより求めるとともに、高圧側圧力を絶対圧センサ(単に「圧力センサ」ということもある)により求める。
例えば、特許文献1では、測定電極対と参照電極対の形状および寸法を全く同一とした静電容量式圧力センサが示されている。そして、これにより、測定電極対における誘電率、シリコン−ガラスの膨張、歪み、浮遊容量の変化など温度によって変化するファクターを、簡素な構成においてキャンセルしている。
しかしながら、測定電極対と参照電極対の形状および寸法を全く同一としたために、省スペース化(小型化)が十分に達成されているとはいえない、という問題がある。
特開平6−66658号公報
本発明は、精度を維持したままで小型化することを可能とした絶対圧を検出する静電容量式圧力センサおよびその圧力センサを含む静電容量式圧力検出装置を提供することを目的とする。
提案する第1の静電容量式圧力センサは、圧力に応じて変形する導電性のダイアフラムの片側に固定電極を所定の間隔を隔てて配置し、上記ダイアフラムと上記固定電極との間に圧力伝達流体が封入された状態で形成された静電容量を検出する静電容量検出手段と、上記ダイアフラムと同電位である導電性の部材の窪みの平坦部の片側に第2の固定電極を上記所定の間隔を隔てて配置し、上記窪みの平坦部と上記第2の固定電極との間に上記圧力伝達流体が封入された状態で形成された静電容量を検出する寄生容量検出手段と、上記ダイアフラムのもう片側に設けられた基準圧力室と、を有する。そして、上記ダイアフラムに対する固定電極の形状は、前記ダイアフラムの円柱状または略円柱状の平坦部と同心の円形または略円形であり、上記窪みの平坦部に対する第2の固定電極の形状は、上記固定電極の円形または略円形の形状に相補的に嵌合する形状である。
提案する第2の静電容量式圧力センサは、第1の静電容量式圧力センサにおいて、上記静電容量検出手段の固定電極の電極面積と、上記寄生容量検出手段の第2の固定電極の電極面積とを、一致または略一致させたものである。
提案する第3の静電容量式圧力センサは、第1の静電容量式圧力センサにおいて、上記ダイアフラムと同電位である導電性の部材の複数箇所に窪みを上記ダイアフラムに対する固定電極の円形または略円形の形状を相補的に囲繞するように形成し、各窪みの平坦部に上記所定の間隔を隔てて第2の固定電極を形成し、それら複数箇所の第2の固定電極を電気的に接続して上記寄生容量検出手段を形成し、各箇所の第2の固定電極の各電極面積の和を、上記静電容量検出手段の固定電極の電極面積と一致または略一致させたものである。
提案する第4の静電容量式圧力センサは、圧力に応じて変形する導電性のダイアフラムの片側に固定電極を所定の間隔を隔てて配置し、上記ダイアフラムと上記固定電極との間に圧力伝達流体が封入された状態で形成された静電容量を検出する静電容量検出手段と、上記ダイアフラムと同電位である導電性の部材の窪みの平坦部の片側に第2の固定電極を上記所定の間隔を隔てて配置し、上記窪みの平坦部と上記第2の固定電極との間に上記圧力伝達流体が封入された状態で形成された静電容量を検出する寄生容量検出手段と、上記ダイアフラムのもう片側に設けられた基準圧力室と、を有する。そして、上記ダイアフラムに対する固定電極の形状は、前記ダイアフラムの円柱状または略円柱状の平坦部と同心の円形または略円形であり、上記窪みの平坦部に対する第2の固定電極の形状は、静電容量式圧力センサの長手方向とは直交する方向を長手方向に持つ矩形である。
提案する第5の静電容量式圧力センサは、第4の静電容量式圧力センサにおいて、上記静電容量検出手段の固定電極の電極面積と、上記寄生容量検出手段の第2の固定電極の電極面積とを、一致または略一致させたものである。
提案する第1の静電容量式圧力センサによれば、寄生容量検出のための、ダイアフラムと同電位である導電性の部材の窪みの平坦部に対する第2の固定電極の形状を、ダイアフラムに対する固定電極の円形または略円形の形状に相補的に嵌合する形状とした。これにより、静電容量式圧力センサの長手方向に詰めて固定電極および第2の固定電極を設けることが可能となり、静電容量式圧力センサの長手方向を詰めることが可能となる。よって、静電容量式圧力センサを小型化することが可能となる。
提案する第2の静電容量式圧力センサによれば、第1の静電容量式圧力センサにおいて、静電容量検出手段の固定電極の電極面積と、寄生容量検出手段の第2の固定電極の電極面積とを、一致または略一致させた。これにより、ダイアフラムの変位量を補正して求めるに際して、その補正演算を精度よく行なうことができる。
提案する第3の静電容量式圧力センサによれば、ダイアフラムと同電位である導電性の部材の複数箇所に窪みを上記ダイアフラムに対する固定電極の円形または略円形の形状を相補的に囲繞するように形成し、各窪みの平坦部に上記所定の間隔を隔てて第2の固定電極を形成し、それら複数箇所の第2の固定電極を電気的に接続して寄生容量検出手段を形成している。よって、各電極を一層、静電容量式圧力センサの長手方向に詰めて構成することが可能となり、静電容量式圧力センサをさらに小型化することが可能となる。また、各箇所の第2の固定電極の各電極面積の和を、上記静電容量検出手段の固定電極の電極面積と一致または略一致させたので、ダイアフラムの変位量を補正して求めるに際して、その補正演算を精度よく行なうことができる。
提案する第4の静電容量式圧力センサによれば、寄生容量検出のための、ダイアフラムと同電位である導電性の部材の窪みの平坦部に対する第2の固定電極の形状を、静電容量式圧力センサの長手方向とは直交する方向を長手方向に持つ矩形形状とした。これにより、静電容量式圧力センサの長手方向に詰めて固定電極および第2の固定電極を設けることが可能となり、静電容量式圧力センサの長手方向を詰めることが可能となる。よって、静電容量式圧力センサを小型化することが可能となる。
提案する第5の静電容量式圧力センサによれば、第4の静電容量式圧力センサにおいて、静電容量検出手段の固定電極の電極面積と、寄生容量検出手段の第2の固定電極の電極面積とを、一致または略一致させた。これにより、ダイアフラムの変位量を補正して求めるに際して、その補正演算を精度よく行なうことができる。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態について詳細を説明する。なお、本願は、特願2007−137252号を利用する。
提案する絶対圧を検出する静電容量式圧力センサ、その圧力センサを含む静電容量式圧力検出装置は、例えば、配管を流れる流体の流量等を計測する際に使用されるものである。配管内の流体の流量計測技術については、下記特許文献2等に示されている。
特開2005−69705号公報
この流量計測技術では、配管内に設けた絞り機構の上流側(高圧側)の配管内の流体が所定の流路に導かれて、その高圧に相当する圧力(ここでは、高圧側圧力をP2とする)を圧力検出部の必要な部位に与える。また、配管内に設けた絞り機構の下流側(低圧側)の配管内の流体が所定の流路に導かれて、その低圧に相当する圧力(ここでは、低圧側圧力をP1とする)を圧力検出部の必要な部位に与える。
なお、配管内の流体を計測するに際しては、差圧(=P2−P1)を差圧センサにより求めるとともに、高圧側圧力(絶対圧)(=P2)を圧力センサにより求める。
図1は、本発明の一実施形態に係る静電容量式圧力検出装置の構成を示す図である。この装置は高さと幅が数cm程度で、円柱形状を有している。図1はその拡大断面図である。
図1の静電容量式圧力検出装置1は、基台2により差圧センサ部3および絶対圧センサ部4が設けられた側(基台2、容器5、および圧力伝達隔壁7で囲まれた側)とその反対側(すなわち、差圧センサ部3に通じる流路以外には何も設けられない側、あるいは、基台2、容器6、および圧力伝達隔壁11で囲まれた側)とに分けられる。
上述の配管内の上流側の流体は、所定の流路に導かれて、その高圧に相当する圧力P2を差圧センサ部3および絶対圧センサ部4が設けられた側に設けられた圧力伝達隔壁7に伝える。圧力伝達隔壁7は、配管内の流体も、圧力検出装置内の圧力伝達流体8も互いに他方の側には通さない可動性の膜であり、配管内の上流側の流体が持つ圧力のみを差圧センサ部3および絶対圧センサ部4が設けられた側の圧力伝達流体8に伝える。
また、上述の配管内の下流側の流体は、所定の流路に導かれて、その低圧に相当する圧力P1を差圧センサ部3に通じる流路以外には何も設けられない側に設けられた圧力伝達隔壁11に伝える。圧力伝達隔壁11は、配管内の流体も、圧力検出装置内の圧力伝達流体12も互いに他方の側には通さない可動性の膜であり、配管内の下流側の流体が持つ圧力のみを差圧センサ部3に通じる流路以外には何も設けられない側の圧力伝達流体12に伝える。
基台2は、差圧センサ部3および絶対圧センサ部4を保持する基台である。
基台2には、1箇所に、反対側の圧力伝達隔壁7がある側に通じる孔(圧力ポート)15が設けられている。そして、この圧力ポート15が設けられた位置と差圧センサ部3の孔(導圧口)35−2が設けられた位置との間に、内部が空洞である(内部に導圧口17を有する)絶縁板16が設けられ、差圧センサ部3の電極37−2と基台2とを絶縁している。なお、絶縁板16は、基台2および差圧センサ部3の電極37−2に気密に接合される。
差圧センサ部3は、図1に示すように、シリコン基板24の両面に対してエッチングにより円環状あるいはほぼ円環状の窪み(図では、空隙として示される)を形成するとともに、その窪みによって囲まれた円柱状あるいはほぼ円柱状の部分に対し、エッチングを行って、その円筒状あるいはほぼ円柱状の部分の厚みを、シリコン基板24の厚みよりやや薄くする。すなわち、ダイアフラム25は、その厚みがシリコン基板24の厚みとほぼ同じで若干薄い円柱状あるいはほぼ円柱状の平坦部26と、その平坦部26の円柱の上下方向の所定範囲を囲う、円環状あるいはほぼ円環状の薄肉部27と、を有する。
静電容量式圧力センサにおいては、このようなダイアフラムの形状が、圧力伝達流体の圧力をダイアフラムに一様に伝え、検出された静電容量から変位を求め、その変位から圧力を算出する際に有利であり、広く採用されている。
絶縁基板31−1および31−2は、シリコン基板24とほぼ等しい熱膨張係数を有する絶縁材料により構成された板状の部材である。シリコン基板24の両面の、ダイアフラム25が形成された部分以外の周辺部において、それら各周辺部と、絶縁基板31−1および31−2とが静電接合等の方法により、互いに気密に接合されて、差圧センサ部3が構成される。
この結果、ダイアフラム25と絶縁基板31−1との間に、圧力伝達流体によって満たされることになる空隙32−1が形成され、ダイアフラム25と絶縁基板31−2との間に、圧力伝達流体によって満たされることになる空隙32−2が形成される。
図1に示すように、絶縁基板31−1には孔(導圧口)35−1が設けられ、絶縁基板31−2には孔(導圧口)35−2が設けられている。
絶縁基板31−1の孔(導圧口)35−1の内面、その孔35−1の内面につながる絶縁基板31−1の差圧センサ部3外側表面の所定範囲、および、その孔35−1の内面につながる絶縁基板31−1のダイアフラム25との空隙側表面の所定範囲、を覆うようにスパッタ等の方法により電極を設け、その電極の外側表面部分を電極37−1、空隙側表面部分を電極36−1とする。
また、絶縁基板31−2の孔(導圧口)35−2の内面、その孔35−2の内面につながる絶縁基板31−2の差圧センサ部3外側表面の所定範囲、および、その孔35−2の内面につながる絶縁基板31−2のダイアフラム25との空隙側表面の所定範囲、を覆うようにスパッタ等の方法により電極を設け、その電極の外側表面部分を電極37−2、空隙側表面部分を電極36−2とする。また、図において、シリコン基板24は接地されている。
すなわち、接地されたシリコン基板24の一部であるダイアフラム25の平坦部26の電極36−1側表面(円形あるいはほぼ円形)と、それと同心でサイズが若干小さい円形あるいはほぼ円形の電極36−1とにより、その間隔およびその間隔を満たす流体の誘電率に応じた静電容量(図では「C1」と表記)が形成される。
また、接地されたシリコン基板24の一部であるダイアフラム25の平坦部26の電極
36−2側表面(円形あるいはほぼ円形)と、それと同心でサイズが若干小さい円形あるいはほぼ円形の電極36−2とにより、その間隔およびその間隔を満たす流体の誘電率に応じた静電容量(図では「C2」と表記)が形成される。
上述したように、ダイアフラム25の空隙32−1側は、圧力伝達流体8により、高圧側圧力P2に相当する圧力で押され、ダイアフラム25の空隙32−2側は、圧力伝達流体12により、低圧側圧力P1に相当する圧力で押される。この結果、ダイアフラム25は、その差に相当する分だけ、図1の矢印a方向に変位する。
そして、このダイアフラム25の変位に応じて、電極36−1と、接地されたシリコン基板24の一部であるダイアフラム25の平坦部26の電極36−1側表面との距離、電極36−2と、接地されたシリコン基板24の一部であるダイアフラム25の平坦部26の電極36−2側表面との距離が調整されて、それら距離に応じた静電容量C1およびC2が検出される。
補正演算部(不図示)は、検出された静電容量C1およびC2を、下記(1)に代入してダイフラム25の変位量Δd1を求める。なお、(1)式を用いることにより、圧力伝達流体8および12の誘電率の温度や圧力による影響を除去できる。
(C1−C2)/(C1+C2) = Δd1/d1 ・・・(1)
ここで、d1は、圧力伝達流体8および12の圧力がともにゼロであるときの、ダイアフラム25の平坦部26と、電極36−1または36−2との距離である。
そして、圧力算出部(不図示)により、予め求められている変位量Δd1と圧力との関係を用いて、求められた変位量Δd1に対応する圧力(差圧)を求める。
続いて、上述の特願2007−137252号と比較し、本実施形態において新規な点である絶対圧センサ部4について説明する。
絶対圧センサ部4は、基台2にハンダや接着剤等が固まった接合部41を介して固定される。なお、接合部41は図に示される位置に限らず、絶対圧センサ部4のダイアフラム45の近傍を避ける位置に設置することができる。
絶対圧センサ部4は、図1に示すように、シリコン基板44の両面に対してエッチングにより円環状あるいはほぼ円環状の窪み(図では、空隙として示される)を形成するとともに、その窪みによって囲まれた円柱状あるいはほぼ円柱状の部分に対し、エッチングを行って、その円柱状あるいはほぼ円柱状の部分の厚みを、シリコン基板44の厚みよりやや薄くする。すなわち、ダイアフラム45は、その厚みがシリコン基板44の厚みとほぼ同じで若干薄い円柱状あるいはほぼ円柱状の平坦部46と、その平坦部46の円柱の上下方向の所定範囲を囲う、円環状あるいはほぼ円環状の薄肉部47と、を有する。
静電容量式圧力センサにおいては、このようなダイアフラムの形状が、圧力伝達流体の圧力をダイアフラムに一様に伝え、検出された静電容量から変位を求め、その変位から圧力を算出する際に有利であり、広く採用されている。
また、シリコン基板44の片面に対して誘電率検出のための窪み(接合後は、空隙となる)48をエッチングにより形成する。
絶縁基板51−1および51−2は、シリコン基板44とほぼ等しい熱膨張係数を有する絶縁材料により構成された板状の部材である。シリコン基板44の絶縁基板51−1と接合する側の面の、ダイアフラム45および窪み48が形成された部分以外の周辺部において、その周辺部と、絶縁基板51−1とが静電接合等の方法により気密に接合される。また、シリコン基板44の絶縁基板51−2と接合する側の面の、ダイアフラム45が形
成された部分以外の周辺部において、その周辺部と、絶縁基板51−2とが真空雰囲気で拡散接合または静電接合等の方法により気密に接合される。これにより、絶対圧センサ部4が形成される。
この結果、ダイアフラム45と絶縁基板51−1との間に、圧力伝達流体によって満たされることになる空隙52−1が形成され、ダイアフラム45と絶縁基板51−2との間に、真空である空隙52−2が形成される。
図1に示すように、絶縁基板51−1にはダイアフラム45へと通じる孔(導圧口)55と、空隙48に通じる孔56とが設けられる。
絶縁基板51−1の孔(導圧口)55の内面、その孔55の内面につながる絶縁基板51−1の絶対圧センサ部4外側表面の所定範囲、および、その孔55の内面につながる絶縁基板51−1のダイアフラム45との空隙側表面の所定範囲、を覆うようにスパッタ等の方法により電極を設け、その電極の外側表面部分を電極59、空隙側表面部分を電極58とする。
また、絶縁基板51−1の孔56の内面、その孔56の内面につながる絶縁基板51−1の絶対圧センサ部4外側表面の所定範囲、および、その孔56の内面につながる絶縁基板51−1のダイアフラム45との空隙側表面の所定範囲、を覆うようにスパッタ等の方法により電極を設け、その電極の外側表面部分を電極62、空隙側表面部分を電極61とする。また、図において、シリコン基板44は接地されている。
すなわち、接地されたシリコン基板44の一部であるダイアフラム45の平坦部46の電極58側表面(円形あるいはほぼ円形)と、それと同心でサイズが若干小さい円形あるいはほぼ円形の電極58とにより、その間隔およびその間隔を満たす流体の誘電率に応じた静電容量(図では「C5」と表記)が形成される。
また、接地されたシリコン基板44の空隙48の平坦部64(図2および図3において後述するように、この平坦部64の形状は矩形である)と、それと相似あるいはほぼ相似でサイズが若干小さい矩形形状の電極61とにより、その間隔およびその間隔を満たす流体の誘電率に応じた静電容量(図では「C7」と表記)が形成される。ダイアフラム部の圧力変化による静電容量は、圧力と温度に依存する静電容量も含まれており、それを補正する静電容量がC7である。
上述したように、ダイアフラム45の空隙52−1側は、圧力伝達流体8により、高圧側圧力P2に相当する圧力で押され、ダイアフラム45の空隙52−2側は真空である。この結果、ダイアフラム45は、その差に相当する分だけ、図1の矢印b方向に変位する。
そして、このダイアフラム45の変位に応じて、電極58と、接地されたシリコン基板44の一部であるダイアフラム45の平坦部46の電極58側表面との距離が調整されて、その距離に応じた静電容量C5が検出される。
また、電極61と、接地されたシリコン基板44の空隙48に接する平坦部64との間に、その間隔(固定値)と、封入された圧力伝達流体の誘電率とに応じた静電容量C7が検出される。
なお、絶縁基板51−1は、パイレックス(登録商標)ガラス等の材料により構成されている。一般に、パイレックス(登録商標)ガラス等の材料では、温度に比例して誘電率が増加し、静電容量が変化する。そこで、電極65を絶縁基板51−1の外側表面上の電極59と電極62の間に設けて、その電極65と、絶縁基板51−1の厚みだけ隔てたシリコン基板44の対応する表面部分とにより形成される静電容量C6を検出することで温度センサ部を構成することができる。
補正演算部(不図示)は、検出された静電容量C5およびC7を、下記(2)に代入してダイフラム45の変位量Δd3を求める。なお、(2)式を用いることにより、圧力伝達流体8の誘電率の温度や圧力による影響を除去できる。
(C7−C5)/C5 = Δd3/d3 ・・・(2)
ここで、d3は、圧力伝達流体による圧力がゼロのときの、ダイアフラム45の平坦部46と、電極58との距離である。
そして、圧力算出部(不図示)により、予め求められている変位量Δd3と圧力との関係を用いて、求められた変位量Δd3に対応する圧力(絶対圧)を求める。
(2)式において、圧力ゼロの場合、ダイアフラム45の変位量はゼロであることから、左辺の分子がゼロである必要がある。すなわち、静電容量(寄生容量補正容量)C7と静電容量C5とが等しい必要がある。
静電容量Cの算出式(3)を以下に示す。
C=ε×ε×A/d ・・・(3)
ここで、εは真空の誘電率、εは封入液(圧力伝達流体、シリコンオイル等)の誘電率、Aは固定電極面積、dは固定電極間隔である。
(3)式において、εとεは定数であるから、圧力ゼロのときに、寄生容量補正容量C7と静電容量C5とを等しくするには、電極面積Aと電極間隔dとを等しくする必要がある。
絶対圧センサ部4において、このような電極面積Aと電極間隔dとを静電容量C5の検出部分と寄生容量補正容量C7の検出部分とで一致させた上で、寄生容量補正容量C7の検出部分の電極形状を後述するように最適なものにすることで、絶対圧センサ部4の精度を維持したままで絶対圧センサ部4を小型化することが可能となる。
続いて、図2、図4、図5を参照して、本実施形態の絶対圧センサ部の構成例について説明する。
なお、上述したように、接合部41を、絶対圧センサ部4のダイアフラム45の近傍を避ける位置に設置することから、図1では、絶対圧センサ部4の長手方向を立てるように絶対圧センサ部4を接合部41に接合しているのに対し、以下に説明する図2(あるいは、図3、図4、図5)では、絶対圧センサ部4の長手方向を寝かせるように絶対圧センサ部4を接合部41に接合している。いずれの接合形式も可能である。
図2は、本実施形態の絶対圧センサ部の構成図である。これは、図1の静電容量式圧力検出装置を右前方から見たときの正面図でもある。また、図3は図2の上面図である。
図2および図3において、電極58と、接地されたシリコン基板44の一部であるダイアフラム45の平坦部46の電極58側表面とにより、その間隔およびその間隔を満たす流体の誘電率に応じた静電容量C5が形成される。また、電極61と、接地されたシリコン基板44の空隙48の平坦部64とにより、その間隔およびその間隔を満たす流体の誘電率に応じた静電容量C7が形成される。
静電容量の形成に寄与するのは、シリコン基板44側に設けられた電極と、それに対向するシリコン基板44の平坦部である。この場合、平坦部としては、ダイアフラム45の平坦部46と、空隙48の平坦部64があり、それぞれ、電極58、電極61と対となることで、静電容量C5、静電容量(寄生容量)C7を形成する。
すなわち、シリコン基板44側に設けられた電極58と電極61の電極面積を等しくさせる、あるいは、ほぼ等しくさせるとともに、図2に示すように、誘電率検出のための矩形形状の電極61の長手方向を、絶対圧センサ部4の長手方向と直交した方向にとることにより、絶対圧センサ部4の長手方向に詰めて、電極61、電極65、および電極58を形成することができ、絶対圧センサ部4を小型化することが可能となる。
図4は、本実施形態の絶対圧センサ部の変形例(その1)である。
図4では、絶対圧センサ部4から温度センサとしての電極65を省いた構成の絶対圧センサ部70が示されている。そして、図2では電極61は、矩形形状であり、その長手方向が絶対圧センサ部4の長手方向と直交した方向にとられていたのに対し、図4では、電極72は、ダイアフラム45の、圧力伝達流体の圧力導入方向から見た円形またはほぼ円形の断面形状に近い側が、そのダイアフラム45の円形またはほぼ円形の断面形状に相補的に嵌合する形状を有している。
また、この電極72の形状と同じまたはほぼ同じ形状をこの電極72と一定間隔隔てて形成された底部に平坦部74として持つ空隙をエッチングによりシリコン基板上に形成する。
図4の電極58と電極72の電極面積を等しくさせる、あるいは、ほぼ等しくさせることにより、絶対圧センサ部70の長手方向に詰めて、電極72および電極58を形成することができ、絶対圧センサ部4を小型化することが可能となる。
図5は、本実施形態の絶対圧センサ部の変形例(その2)である。
図2では電極61は、矩形形状であり、その長手方向が絶対圧センサ部4の長手方向と直交した方向にとられていたのに対し、図5では、電極81−1、81−2、81−3、81−4は、ダイアフラム45の、圧力伝達流体の圧力導入方向から見た円形またはほぼ円形の断面形状を相補的に囲繞するように配置されるとともに、電極81−1、81−2、81−3、81−4は、電気的に接続される。なお、図5には示されていないが、実際には、電極81−1〜81−4には中心部に圧力伝達流体が通る孔(導圧口)がそれぞれ設けられている。
図5の電極81−1、81−2、81−3、81−4の各電極面積の和と、電極58の電極面積を等しくさせる、あるいは、ほぼ等しくさせることにより、絶対圧センサ部80を例えば図2の場合と比較して長手方向にさらに詰めて、電極81−1〜81−4および電極58を形成することができ、絶対圧センサ部80を小型化することが可能となる。
なお、図5では、温度センサとしての電極65を含む構成が示されているが、電極65を省いた構成とすることも可能である。この場合、例えば図4の場合と比較して長手方向にさらに詰めて、電極81−1〜81−4および電極58を形成することができ、絶対圧センサ部80をさらに小型化することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る静電容量式圧力検出装置の構成を示す図である。 本実施形態の絶対圧センサ部の構成図である。 図2の上面図である。 本実施形態の絶対圧センサ部の変形例(その1)である。 本実施形態の絶対圧センサ部の変形例(その2)である。
符号の説明
1 静電容量式圧力検出装置
2 基台
3 差圧センサ部
4、70、80 絶対圧センサ部
5、6 容器
8、12 圧力伝達流体
15 圧力ポート
16 絶縁板
17、35−1、35−2、55 導圧口
24、44 シリコン基板
25、45 ダイアフラム
26、46、64、74 平坦部
27、47 薄肉部
31−1、31−2、51−1、51−2 絶縁基板
32−1、32−2、48、52−1、52−2 空隙
36−1、36−2、37−1、37−2、58、59、61、62、65、72、81−1、81−2、81−3、81−4 電極
41 接合部
56 孔

Claims (10)

  1. 圧力に応じて変形する導電性のダイアフラムの片側に固定電極を所定の間隔を隔てて配置し、前記ダイアフラムと前記固定電極との間に圧力伝達流体が封入された状態で形成された静電容量を検出する静電容量検出手段と、
    前記ダイアフラムと同電位である導電性の部材の窪みの平坦部の片側に第2の固定電極を前記所定の間隔を隔てて配置し、前記窪みの平坦部と前記第2の固定電極との間に前記圧力伝達流体が封入された状態で形成された静電容量を検出する寄生容量検出手段と、
    前記ダイアフラムのもう片側に設けられた基準圧力室と、を有し、
    前記ダイアフラムに対する固定電極の形状は、前記ダイアフラムの円柱状または略円柱状の平坦部と同心の円形または略円形であり、
    前記窪みの平坦部に対する第2の固定電極の形状は、前記固定電極の円形または略円形の形状に相補的に嵌合する形状であることを特徴とする静電容量式圧力センサ。
  2. 前記静電容量検出手段の固定電極の電極面積と、前記寄生容量検出手段の第2の固定電極の電極面積とを、一致または略一致させたことを特徴とする請求項1記載の静電容量式圧力センサ。
  3. 前記ダイアフラムと同電位である導電性の部材の複数箇所に窪みを前記ダイアフラムに対する固定電極の円形または略円形の形状を相補的に囲繞するように形成し、各窪みの平坦部に前記所定の間隔を隔てて第2の固定電極を形成し、それら複数箇所の第2の固定電極を電気的に接続して前記寄生容量検出手段を形成し、
    各箇所の第2の固定電極の各電極面積の和を、前記静電容量検出手段の固定電極の電極面積と一致または略一致させたことを特徴とする請求項1記載の静電容量式圧力センサ。
  4. 圧力に応じて変形する導電性のダイアフラムの片側に固定電極を所定の間隔を隔てて配置し、前記ダイアフラムと前記固定電極との間に圧力伝達流体が封入された状態で形成された静電容量を検出する静電容量検出手段と、
    前記ダイアフラムと同電位である導電性の部材の窪みの平坦部の片側に第2の固定電極を前記所定の間隔を隔てて配置し、前記窪みの平坦部と前記第2の固定電極との間に前記圧力伝達流体が封入された状態で形成された静電容量を検出する寄生容量検出手段と、
    前記ダイアフラムのもう片側に設けられた基準圧力室と、を有し、
    前記ダイアフラムに対する固定電極の形状は、前記ダイアフラムの円柱状または略円柱状の平坦部と同心の円形または略円形であり、
    前記窪みの平坦部に対する第2の固定電極の形状は、静電容量式圧力センサの長手方向とは直交する方向を長手方向に持つ矩形であることを特徴とする静電容量式圧力センサ。
  5. 前記静電容量検出手段の固定電極の電極面積と、前記寄生容量検出手段の第2の固定電極の電極面積とを、一致または略一致させたことを特徴とする請求項4記載の静電容量式圧力センサ。
  6. 圧力に応じて変形する導電性のダイアフラムの片側に固定電極を所定の間隔を隔てて配置し、前記ダイアフラムと前記固定電極との間に圧力伝達流体が封入された状態で形成された静電容量を検出する静電容量検出手段と、
    前記ダイアフラムと同電位である導電性の部材の窪みの平坦部の片側に第2の固定電極を前記所定の間隔を隔てて配置し、前記窪みの平坦部と前記第2の固定電極との間に前記圧力伝達流体が封入された状態で形成された静電容量を検出する寄生容量検出手段と、
    前記ダイアフラムのもう片側に設けられた基準圧力室と、
    前記静電容量検出手段により検出された静電容量と、前記寄生容量検出手段により検出された静電容量とから前記ダイアフラムの変位量を、前記圧力伝達流体の誘電率の温度・
    圧力依存性を除去するように補正して求める補正演算手段と、
    求められた変位量から前記圧力伝達流体の圧力を求める圧力算出手段と、を有し、
    前記ダイアフラムに対する固定電極の形状は、前記ダイアフラムの円柱状または略円柱状の平坦部と同心の円形または略円形であり、
    前記窪みの平坦部に対する第2の固定電極の形状は、前記固定電極の円形または略円形の形状に相補的に嵌合する形状であることを特徴とする静電容量式圧力検出装置。
  7. 前記静電容量検出手段の固定電極の電極面積と、前記寄生容量検出手段の第2の固定電極の電極面積とを、一致または略一致させたことを特徴とする請求項6記載の静電容量式圧力検出装置。
  8. 前記ダイアフラムと同電位である導電性の部材の複数箇所に窪みを前記ダイアフラムに対する固定電極の円形または略円形の形状を相補的に囲繞するように形成し、各窪みの平坦部に前記所定の間隔を隔てて第2の固定電極を形成し、それら複数箇所の第2の固定電極を電気的に接続して前記寄生容量検出手段を形成し、
    各箇所の第2の固定電極の各電極面積の和を、前記静電容量検出手段の固定電極の電極面積と一致または略一致させたことを特徴とする請求項6記載の静電容量式圧力検出装置。
  9. 圧力に応じて変形する導電性のダイアフラムの片側に固定電極を所定の間隔を隔てて配置し、前記ダイアフラムと前記固定電極との間に圧力伝達流体が封入された状態で形成された静電容量を検出する静電容量検出手段と、
    前記ダイアフラムと同電位である導電性の部材の窪みの平坦部の片側に第2の固定電極を前記所定の間隔を隔てて配置し、前記窪みの平坦部と前記第2の固定電極との間に前記圧力伝達流体が封入された状態で形成された静電容量を検出する寄生容量検出手段と、
    前記ダイアフラムのもう片側に設けられた基準圧力室と、
    前記静電容量検出手段により検出された静電容量と、前記寄生容量検出手段により検出された静電容量とから前記ダイアフラムの変位量を補正して求める補正演算手段と、
    求められた変位量から圧力を求める圧力算出手段と、を有し、
    前記ダイアフラムに対する固定電極の形状は、前記ダイアフラムの円柱状または略円柱状の平坦部と同心の円形または略円形であり、
    前記窪みの平坦部に対する第2の固定電極の形状は、静電容量式圧力センサの長手方向とは直交する方向を長手方向に持つ矩形であることを特徴とする静電容量式圧力検出装置。
  10. 前記静電容量検出手段の固定電極の電極面積と、前記寄生容量検出手段の第2の固定電極の電極面積とを、一致または略一致させたことを特徴とする請求項9記載の静電容量式圧力検出装置。
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