JP2010042098A - 歯科治療用イメージ確認システム - Google Patents

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Abstract

【課題】治療後の口腔内がどのように見えるかを患者自身が正確にイメージすることが可能で、しかも、イメージ画像を用いて説明する医師の作業等の負担を軽減し、本来の治療に専念することができる歯科治療用イメージ確認システムを提供する。
【解決手段】患者の口腔内の治療対象部位を写真撮影した画像を入力する医師端末機10を設ける。該画像の治療対象部位を指定された画像に加工する加工端末機20を設ける。これら医師端末機10と加工端末機20とを接続するネットワーク30を構成する。医師端末機10に保存された画像を加工端末機20でイメージ画像Pに加工する。加工されたイメージ画像Pが医師端末機10の前記表示手段150で表示されるように構成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、歯科治療中に、例えば補綴物を入れた状態が患者自身の口腔内でどのように見えるか予めイメージすることが可能な歯科治療用イメージ確認システムに関する。
従来、歯科治療において、補綴治療や審美治療を行う場合、例えば模型や症例写真等を使用しながら口頭で説明することがある。また、各種映像を参考画像として説明や治療等に用いた歯科用システムなども使用されている。
例えば、特許文献1に、歯の各症状を色で示す色情報が用いられた歯科診断システムが記載されている。このシステムは、画面に表示された色情報に基づき、虫歯の有無、神経の状況、歯の汚れ具合、歯槽膿漏の有無等の診断結果を確認するシステムである。
また、特許文献2に記載の医療情報管理システムには、歯牙の部位及び状態をデータ管理するシステムが記載されている。このシステムは、患者の各歯牙のデータを、入力または修正する際に、画面に表示された表示手段上に指示マークを表出させることでデータ入力を容易にするシステムである。
更に、特許文献3には、患部の現況や治療中の治療形態、あるいは治療後の最終処置形態等を画像に表示し、患者が治療方法や終末処置を理解できるようにした歯科総合画像システムが記載されている。
特開平1−238855号公報 特開平2−121657号公報 特開平5−168654号公報
ところが、模型や症例写真等を使用して医師が口頭で説明しても、治療後、患者自身の口腔内が、実際にどの様に見えるかについて説明することは困難であった。特に、審美歯科、美容歯科で行われているホワイトニングやラミネートベニア等を施術する場合、患者本人の歯や歯茎の色・艶がどのように改善されるかが重要な判断材料になるので、たとえ模型や症例写真等を使用して説明しても患者自身が施術後どのように変わるのかを直感的に判断することは極めて困難であった。
また、各種映像を参考画像として利用した従来のシステムによっても、患者自身の歯に基づいて治療後の口腔内をイメージすることができるシステムは未だ提供されていない。
たとえば、特許文献1に記載された歯科診断システムの参考画像では、画面に表示された色情報で虫歯の有無や歯の汚れ具合等の診断結果を確認するものである。そのため、補綴物が患者の口腔内に入った状況等を示すことはできない。しかも、この色情報は歯や歯茎の実際の色ではなく、あくまで虫歯の有無や歯の汚れ具合を示す識別手段に過ぎない。したがって、このシステムでは、審美歯科、美容歯科で行われているホワイトニングやラミネートベニア等の施術後の状態を示すことはできない。
また、特許文献2の医療情報管理システムは、参考画像を利用して治療時のデータ管理を効率良くしようとするもので、治療後の状況等を参考画像で示すシステムではない。
一方、特許文献3の歯科総合画像システムによると、患部の現況や治療中の治療形態、あるいは治療後の最終処置形態等を参考画像として表示し、患者が治療方法や最終処置内容を予想できるようにしている。このシステムの参考画像では、予め蓄積した各種の患部疾患画像や傷病例のイラスト画像、説明画像などのサンプル画像と、治療に伴って蓄積した患者の患部写真や治療ごとの写真等を、画面に同時に表示するものである。
ところが、特許文献3では、予め蓄積しておいたサンプル画像と患者の患部画像とを画面上で見比べながら治療後の形態を想像することになる。しかしながら、口腔内の状態は個人差が大きく、サンプル画像の口腔内と患者自身の口腔内とでは、歯並びや歯の大きさ、歯茎の形状や色など、極めて多くの違いがある。したがって、特許文献3のように患部画像と参考画像とを見比べるシステムでは患者の想像を超えることができず、患者自身の口腔内が実際にどのように変化するかを患者に示すことはできない。このため、特許文献3のシステムでは審美歯科、美容歯科で行われているホワイトニングやラミネートベニア等を施術する場合の如く、患者本人の歯や歯茎の色・艶がどのように改善されるかを示す判断材料として用いることは極めて困難であった。
また、同様の理由から保険対象治療と保険外治療とで補綴物が変わる場合においても、患者本人の口腔内で見栄えとしてどれ程の違いが生じるかについて、患者が正確に比較することも困難である。
しかも、特許文献3は、治療中の口腔内を撮影した写真を、予め蓄積した各種の患部疾患画像や写真等と対比できるように入力保存する必要がある。そのため特許文献3を使用する医師は、治療作業に加え、撮影した写真の画像処理や、対比説明のために各種の患部疾患画像から患者に必要な画像を選択する操作作業など、極めて多くの作業が伴うことになる。この結果、医師の治療以外の作業や負担が増大すると共に、治療時間が大幅に長引くおそれもある。
そこで本発明は、上述した課題を解決するために創出されたもので、治療後の口腔内がどのように見えるかを患者自身が正確にイメージすることが可能で、しかも、イメージ画像を用いて説明する医師の作業等の負担を軽減し、本来の治療に専念することができる歯科治療用イメージ確認システムの提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、患者の口腔内の治療対象部位を写真撮影した画像を入力する医師端末機10と、該画像の治療対象部位を指定された画像に加工する加工端末機20と、これら医師端末機10と加工端末機20とを接続するネットワーク30とにより構成された歯科治療用イメージ確認システムであって、
前記医師端末機10は、患者の口腔内の治療対象部位を撮影した画像を保存する画像保存手段110と、該画像の加工部位を特定する部位指定手段120と、該画像の加工部位の加工内容を症例別に指定する加工指定手段130と、該画像を加工端末機20に送信する送信手段140と、該画像の加工部位が加工されたイメージ画像Pを出力表示する表示手段150とが備えられ、
前記加工端末機20に接続されたデータベースに、症例種別データを保存するデータ保存手段210と、前記加工指定手段130にて指定された加工内容を前記データ保存手段210から抽出するデータ抽出手段220と、該データ抽出手段220のデータに基づいて前記イメージ画像Pを作成する画像加工手段230とが備えられ、
前記医師端末機10に保存された画像が加工端末機20でイメージ画像Pに加工された後、該イメージ画像Pが医師端末機10の前記表示手段150で表示されるように構成したことにある。
第2の手段の前記データ保存手段210は、保険適用補綴物と保険外補綴物の各種補綴物及び歯並び矯正、ホワイトニング、ラミネートベニア、インプラント等に関する症例種別データが保存されているものである。
第3の手段の前記部位指定手段120は、前記画像保存手段110にて保存された画像と共に歯式にて特定部位を指定するように構成されている。
第4の手段の前記画像保存手段110は、患者の口腔内の治療対象部位を患者の顔と共に撮影した画像を保存するように構成されたことを課題解消のための手段とする。
本発明の請求項1により、患者自身の口腔内の画像を治療後の正確なイメージ画像Pを加工することができる。この結果、患者は治療後の口腔内が実際にどのように見えるかを直感的に判断することが可能になった。
また、医師端末機10に保存された映像を加工端末機20でイメージ画像Pに加工した後、該医師端末機10の前記表示手段150でイメージ画像Pを表示するように構成されているので、イメージ画像Pの加工作業が分担される構成になっている。したがって、医師は、撮影した患者の写真を部位指定手段120と加工指定手段130とを指定しながら加工端末機20に送信するだけでよく、イメージ画像Pの加工は、送信された加工端末機20がわにて行われる。そのため、医師は、加工端末機20で加工されたイメージ画像Pを医師端末機10で患者に見せながら治療後の状態を説明することができる。このように医師は治療行為に専念することが可能になり、従来の画像を用いたシステムの如き画像処理に要する医師の作業や負担を大幅に軽減することができる。
請求項2によると、データ保存手段210は、保険対象補綴物と保険外補綴物の各種補綴物及び歯並び矯正、ホワイトニング、ラミネートベニア、インプラントに関するデータが含まれているので、虫歯の治療以外でも、審美歯科、美容歯科で行われている治療に極めて有効に対応することができる。特に、歯並び矯正、ホワイトニング、ラミネートベニア等の施術は、患者の口腔内の個性が特に反映されるものであるから、施術前に正確なイメージを得られることは、患者にとって極めて重要な判断材料になるものである。
更に、請求項3によると、部位指定手段120は、前記画像保存手段110にて保存された画像と共に歯式にて特定部位を指定するように構成されているので、患者の口腔内がどのような角度で撮影されていても加工する部位を正確に指定することができる。
請求項4の如く、患者の口腔内の治療対象部位を患者の笑顔と共に撮影した画像を画像保存手段110に保存する構成により、特に審美歯科、美容歯科で行われている治療や施術に極めて有効なイメージ画像Pに加工することができる。
このように本発明によると、治療後の口腔内がどのように見えるかを患者自身が正確にイメージすることが可能で、しかも、イメージ画像を用いて説明する医師の作業等の負担を軽減し、本来の治療に専念することができるなどといった種々の効果を奏するものである。
本発明の最良の形態は、患者の口腔内の治療対象部位を写真撮影した画像を入力する医師端末機10と、該画像の治療対象部位を指定された画像に加工する加工端末機20と、これら医師端末機10と加工端末機20とを接続するネットワーク30とを構成する。
医師端末機10に、患者の口腔内の治療対象部位を撮影した画像を保存する画像保存手段110と、保存された画像の指定部位を特定する部位指定手段120と、該部位指定手段120で特定された部位に治療後のイメージを加工せしめる加工内容を指定する加工指定手段130と、該画像を加工端末機20に送信する送信手段140と、保存した画像に治療後のイメージが加工されたイメージ画像Pを出力表示する表示手段150とを備える。画像保存手段110にて、患者の口腔内の治療対象部位を患者の顔と共に撮影した画像を保存するように構成する。部位指定手段120として前記画像保存手段110にて保存された画像と共に歯式にて特定部位を指定するように構成する。
加工端末機20に、症例種別データを保存するデータ保存手段210と、前記加工指定手段130にて指定された加工内容のデータを抽出するデータ抽出手段220と、前記部位指定手段120及び加工指定手段130に基づいて前記イメージ画像Pを作成する画像加工手段230とを実行できるように備える。データ保存手段210には、保険補綴物と保険外補綴物の各種補綴物及び歯並び矯正、ホワイトニング、ラミネートベニア、インプラントに関するデータが含まれている。
前記医師端末機10に保存された映像を前記ネットワーク30にて送信し、該加工端末機20でイメージ画像Pに加工した後、医師端末機10の前記表示手段150でイメージ画像Pを表示するように構成することで当初の目的を達成する。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。本発明システムの基本構成は、医師端末機10、加工端末機20、ネットワーク30からなるシステムである(図1参照)。
医師端末機10と加工端末機20は、例えば、キーボード1、マウス2、ディスプレイ3、HD等の記憶装置6、CPU4、内部メモリ5、通信インタフェース7等を備えたもので(図2参照)、WEBページを閲覧するためのブラウザ機能を有し、電話回線を介してインターネットに接続されている(図1参照)。また、医師端末機10は、パーソナルコンピュータの他、携帯電話やモバイルパソコン等を利用することも可能である。
医師端末機10は、歯科医師が保有するもので、患者の患部を写真撮影した画像を保存し、該画像の加工部位と加工内容とを指定しながら加工端末機20がわにネットワーク30で送信する(図4参照)。そして、加工端末機20から加工されたイメージ画像Pが医師端末機10に返信されると、この医師端末機10でイメージ画像Pを表示しながら、医師が患者に治療内容等を説明するものである。
すなわち、医師端末機10には、患者の口腔内の治療対象部位を撮影した画像を保存する画像保存手段110と、該画像の加工部位を特定する部位指定手段120と、該画像の加工部位の加工内容を症例別に指定する加工指定手段130と、該画像の加工部位が加工されたイメージ画像Pを出力表示する表示手段150とが備えられている(図3参照)。
画像保存手段110は、医師等が治療中に患者本人の口腔内の治療対象部位をデジタルカメラにて写真撮影した画像を保存する。このとき、特に、歯並び矯正、ホワイトニング、ラミネートベニア等如く、患者の個性が特に反映される治療や施術をする場合には、患者の顔と共に撮影した画像を保存することで、患者本人の正確なイメージに加工することが可能になる(図4参照)。
部位指定手段120は、前記画像保存手段110にて保存された患部の画像の中から、治療中の部位を指定する。指定される部位は、1本の歯から全ての歯に至る他、歯茎などの指定も含まれる。また、口腔内の撮影は、治療内容によりあらゆる角度が想定されるが患部の画像と共に、歯式にて特定部位を指定することで、より正確な位置を指定することができる(図5参照)。
加工指定手段130は、画像の加工部位の加工内容を症例別に指定する。たとえば、虫歯治療における保険適用補綴物と保険外補綴物等の各種補綴物の種類を指定する。あるいは、審美歯科、美容歯科で行われている治療や施術における歯並び矯正、ホワイトニング、ラミネートベニア、インプラント等に関する症例別種類などから、歯や歯茎の色や艶などを指定することも可能である。
この加工指定手段130では、治療対象の歯を治療後のサンプル画像に置き換える簡単な指示から、治療後の歯の色や艶などがどの程度まで変化するかを医師の経験に基づいた判断により、画像加工時の明度や彩度を細かく指定することも可能である。例えば、加工指定手段130の画面上に、患者の治療対象画像と治療後のサンプル画像を表示し、更にサンプル画像の色や艶などを患者の口腔内の画像に補正するための色見本や艶見本等を同時に表示させて指定することで、加工内容を正確に指定することができる。
送信手段140は、ネットワーク30を使用して医師端末機10から加工端末機20がわに患者の画像等を送信する手段である。このネットワーク30は、インターネット回線網31を使用するもので、このインターネット回線網31を介して接続されたサーバコンピュータ21を利用して医師端末機10と加工端末機20とが常時接続されるようにしている(図1参照)。
表示手段150は、加工後のイメージ画像Pを出力表示するもので、この表示に基づいて医師が患者に治療の内容を説明する。この表示手段150は、医師端末機10のディスプレイ3等が使用される。
加工端末機20は、医師端末機10からネットワーク30を介して送信された画像をイメージ画像Pに加工する。そして、加工後のイメージ画像Pを、ネットワーク30を介してサーバコンピュータ21に送信する。
サーバコンピュータ21の基本構成は、図2に示す医師端末機10や加工端末機20と同様の構成を成し、少なくとも、WEBサーバ機能とデータベースサーバ機能とを有し、電話回線を介してインターネット回線網31に接続されている(図1参照)。
そして、サーバコンピュータ21の記憶装置6に、データベースが構築されており、このデータベース内に、加工端末機20による画像の加工に必要な情報を記憶させてある。またこの記憶装置6には所定の実行プログラムを記憶させてあり、このプログラムに従ってCPU4等が作動することにより、データ保存手段210やデータ抽出手段220、あるいは画像加工手段230等としての機能を実行する。
これらの機能は、WEBサーバ及びWEBブラウザ機能を利用しているので、加工端末機20側に、特別のソフトウェアやデータをインストールしなくともよい。また、画像加工手段230のように頻繁に使用するソフトのみを加工端末機20にインストールすることもできる。更に、加工端末機20に全てのソフトウェアやデータをインストールしてもよい。このように、サーバコンピュータ21又は加工端末機20には、症例種別データを保存するデータ保存手段210と、前記加工指定手段130にて指定された加工内容を前記データ保存手段210から抽出するデータ抽出手段220と、該データ抽出手段220のデータに基づいて前記イメージ画像Pを作成する画像加工手段230とが備えられている(図3参照)。
データ保存手段210のデータには、保険適用補綴物と保険外補綴物の各種補綴物及び歯並び矯正、ホワイトニング、ラミネートベニア、インプラント等に関する症例種別データが保存されている。このほか、歯科治療に必要なデータを逐次保存することも可能である。
データ抽出手段220は、前記医師端末機10の加工指定手段130によって指定された加工内容に応じて、加工端末機20のデータ保存手段210から必要なデータを選択し例えばサンプル画像として画像加工手段230に提供する。
画像加工手段230は、医師端末機10から指定された部位と加工内容、並びに加工端末機20のデータ抽出手段220から提供された抽出データに基づいて画像を加工する。画像の加工例として、例えば補綴物を入れる治療をする場合、加工指定手段130によって指定された補綴物をデータ保存手段210から抽出する。次に、抽出した補綴物を送信された写真に画像処理する。この画像処理は、市販の画像編集ソフトにより行うことができるもので、指定された部位に、抽出された補綴物を編集加工してイメージ画像Pを作成する。
本発明システムの操作手順は次のとおりである(図4参照)。まず、医師は、患部の写真をデジタルカメラで撮影した後、医師端末機10に保存する。次に、保存された写真の加工位置と加工内容とを指定して加工端末機20がわにネットワーク30で送信する。加工端末機20側では、画像加工者が加工端末機20の画面上に医師からの写真を表示し、加工位置と加工内容とを確認する。次に画像加工者は、加工端末機20又はサーバコンピュータ21が保有している症例種別データから、加工内容に適したデータを抽出する。そして、このデータと、医師の詳細な指示に基づいてイメージ画像Pを加工する。加工が終了したイメージ画像Pは、サーバコンピュータ21に転送される。サーバコンピュータ21にイメージ画像Pが転送される。医師は、サーバコンピュータ21に転送されたイメージ画像Pを医師端末機10にダウンロードし、医師端末機10がわの画面にイメージ画像Pを出力表示して患者に説明する。
尚、本発明の実施例は図示例に限られるものではなく、例えば、医師端末機10や加工端末機20の構成変更やネットワーク30手段の変更など、本発明の要旨を変更しない範囲で自由に変更できるものである。
本発明によるシステム構成を示す概念図である。 本発明による医師端末機、加工端末機、サーバコンピュータの構成を示す概略図である。 本発明システムの各手段を示すブロック図である。 本発明システムの操作手順を示すフロー図である。 本発明システムの部位指定手段で使用する歯式の例を示す図である。
符号の説明
1 キーボード
2 マウス
3 ディスプレイ
4 CPU
5 内部メモリ
6 記憶装置
7 通信インタフェース
10 医師端末機
110 画像保存手段
120 部位指定手段
130 加工指定手段
140 送信手段
150 表示手段
20 加工端末機
21 サーバコンピュータ
210 データ保存手段
220 データ抽出手段
230 画像加工手段
240 送信手段
30 ネットワーク
31 インターネット回線網

Claims (4)

  1. 患者の口腔内の治療対象部位を写真撮影した画像を入力する医師端末機と、該画像の治療対象部位を指定された画像に加工する加工端末機と、これら医師端末機と加工端末機とを接続するネットワークとにより構成された歯科治療用イメージ確認システムであって、
    前記医師端末機は、
    患者の口腔内の治療対象部位を撮影した画像を保存する画像保存手段と、
    該画像の加工部位を特定する部位指定手段と、
    該画像の加工部位の加工内容を症例別に指定する加工指定手段と、
    該画像をネットワークに送信する送信手段と、
    該画像の加工部位が加工されたイメージ画像Pを出力表示する表示手段とが備えられ、
    前記ネットワークに接続された加工端末機がわに
    症例種別データを保存するデータ保存手段と、
    前記加工指定手段にて指定された加工内容を前記データ保存手段から抽出するデータ抽出手段と、
    該データ抽出手段のデータに基づいて前記イメージ画像を作成する画像加工手段とが備えられ、
    前記医師端末機に保存された画像が加工端末機でイメージ画像に加工された後、該イメージ画像が医師端末機の前記表示手段で表示されるように構成したことを特徴とする歯科治療用イメージ確認システム。
  2. 前記データ保存手段は、保険適用補綴物と保険外補綴物の各種補綴物及び歯並び矯正、ホワイトニング、ラミネートベニア、インプラント等に関する症例種別データが保存されている請求項1記載の歯科治療用イメージ確認システム。
  3. 前記部位指定手段は、前記画像保存手段にて保存された画像と共に歯式にて特定部位を指定するように構成された請求項1記載の歯科治療用イメージ確認システム。
  4. 前記画像保存手段は、患者の口腔内の治療対象部位を患者の顔と共に撮影した画像を保存するように構成された請求項1記載の歯科治療用イメージ確認システム。
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