JP2010041921A - 灌水監視方法、灌水監視システム及び灌水監視装置 - Google Patents

灌水監視方法、灌水監視システム及び灌水監視装置 Download PDF

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Abstract

【課題】自動灌水が正常に実現されているか否かを監視し、緑地管理を更に効率化させることができる灌水監視方法、灌水監視システム及び灌水監視装置を提供する。
【解決手段】自動灌水システム1のために植物に設置される灌水パイプ11,11,11にて水が流れているか否かを検知するセンサ21,21,21を用い、実際に水が流れ始めた場合、及び水が流れなくなった場合には通知装置22から管理装置23へ通知がされる。管理装置23では、水が流れ始めた時点、水が流れなくなった時点のパターンが、予め灌水コントローラ14における灌水パターンと一致するか否かにより、灌水システム1が正常に機能しているか否かを判断し、異常と判断した場合に端末装置3,3,…へ異常通知メールが送信される。
【選択図】図1

Description

本発明は、緑地などに自動灌水を行なう自動灌水技術に関し、特に、自動灌水が正常に機能しているか否かを監視し、緑地管理を更に効率化させることができる灌水監視方法、灌水監視システム及び灌水監視装置に関する。
近年、環境問題が深刻化する中、建物の周辺、屋上、屋根などの緑化が進んでいる。また、都市計画法、工場立地法及び建築基準法、並びに各自治体における条例などにより、工場を建設する際には所定面積以上の緑地が設けられなければならないなどの要請がある。
緑地の管理は天候により左右され、その管理の判断は人手によるところが多く、緑地管理のための人的負担が重い。更に昨今では、緑化は建物、及び建物を含む街の美観のために進められており、緑地は常に美しい状態に保たれることが望まれる。したがってこの場合、緑地管理者は頻繁に緑地に赴かなければならず、人的負担がより重くなる。
人的負担を軽くするため、電磁弁が取り付けられた灌水用管を緑地に設置し、入力された時間に従って自動的に電磁弁を開閉させる自動灌水技術が普及している(非特許文献1)。また、土壌に湿度センサなどを埋め込み、湿度センサによって測定された測定値に基づいて自動的に電磁弁を開閉させる自動灌水システムも開発されている(特許文献1など)。
東邦レオ株式会社、"屋上緑化、壁面緑化、建物外構緑化をサポートする「自動灌水技術」特集"、[online]、[平成20年8月6日検索]、インターネット〈URL:http://www.r-green.jp/system/kansui_top.html〉 特開2002−065086号公報
特許文献1、非特許文献1に開示されている自動灌水技術により、緑地管理の人的負担を軽くすることができる。しかしながら、これらの自動灌水技術は、どのように灌水するかを制御するものである。一方、灌水システムとして正常に駆動している場合であっても、灌水用管への取水栓の元栓が閉じられている場合、灌水システムを介さずに灌水用管に直接的に水が流れ続けている場合、灌水用管が壊れている場合など、実際には正常に灌水の制御がなされていない状況が起こり得る。このような場合、緑地管理者が現場で調査を行なう必要が生じる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、自動灌水が正常に実現されているか否かを監視し、緑地管理を更に効率化させることができる灌水監視方法、灌水監視システム及び灌水監視装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、自動灌水の周期的な灌水パターンを自動的に学習し、気温、季節の変化又は灌水対象の規模の変更に応じて、自動灌水が正常に実現されているかを監視し、緑地管理を更に効率化させることができる灌水監視方法、及び灌水監視システムを提供することにある。
第1発明に係る灌水監視方法は、植物の近傍に設置される灌水用管における水流の有無を検出する手段を用い、前記植物への灌水状況を監視する灌水監視方法であって、前記灌水用管にて検出される水流の有無の切り替わりを検知し、水流の有無の切り替わりの時点が、予め記憶手段に記憶してある灌水パターンに一致するか否かを判断し、一致しないと判断した場合に異常を通知することを特徴とする。
第2発明に係る灌水監視方法は、所定期間中は、前記灌水用管における水流の有無の切り替わりの時点を示す時間情報を記憶し、記憶した時間情報に基づき灌水パターンを作成し、作成した灌水パターンを前記記憶手段に記憶することを特徴とする。
第3発明に係る灌水監視システムは、植物の近傍に設置される灌水用管における水流の有無を検出する検出手段と、前記植物への灌水状況を通知する通知装置と、該通知装置によって通知される灌水状況を受信する通信装置とを含む灌水状況監視システムであって、灌水パターンを記憶しておく記憶手段を備え、前記通知装置は、前記検出手段によって検出される水流の有無の切り替わりを検知する検知手段と、該検知手段が切り替わりを検知した場合、前記通信装置へ通知する手段とを備え、前記通信装置は、前記通知装置からの通知を受信する手段と、通知された水流の有無の切り替わりの時点が、前記記憶手段に記憶してある灌水パターンに一致するか否かを判断する判断手段と、一致しないと判断した場合に異常を外部へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
第4発明に係る灌水監視システムは、前記通信装置は更に、所定期間中、前記通知装置から通知された切り替わりの時点を示す時間情報を記憶する手段と、記憶した時間情報に基づき、灌水パターンを作成する手段と、作成した灌水パターンを前記記憶手段に記憶する手段とを備え、前記判断手段は、前記所定期間終了後に通知された水流の有無の切り替わりの時点が、作成した灌水パターンと一致するか否かを判断するようにしてあることを特徴とする。
第5発明に係る灌水監視装置は、植物の近傍に設置される灌水用管からの前記植物への灌水状況を監視する灌水監視装置において、灌水パターンを記憶しておく記憶手段と、灌水用管における水流の有無の切り替わりの通知を受け付ける手段と、通知された切り替わりの時点が、前記灌水パターに一致するか否かを判断する手段と、一致しないと判断した場合に、異常を外部へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
第1発明、第3発明及び第5発明では、植物への灌水用の灌水用管における水流の有無が検出され、更に、水流の有無の切り替わり、即ち灌水の開始及び停止が検知される。水流の有無の切り替わりが検知された場合、切り替わりの時点が記憶してある灌水パターンに一致するか否かが判断される。ここで一致するか否かは、所定の誤差を許容することが望ましい。そして、一致しないと判断した場合に異常であると判断されて外部に通知される。これにより、自動灌水の制御が実際に実現されているか否かが監視される。
第2発明及び第4発明では、所定期間中は、検出される水流の有無の切り替わりの時点が記憶され、記憶された切り替わりの時点から灌水パターンが作成される。各時点は、灌水パターンが記憶される記憶手段に記憶されてもよいし、他の記憶手段に記憶されてもよい。作成された灌水パターンは、判断時に参照する記憶手段に記憶され、所定期間経過後に検出される水流の有無の切り替わりの時点に対し、作成された灌水パターンに一致するか否かが判断される。自動灌水が実際に実現されているかの判断基準となる灌水パターンが学習により自動的に変更可能となる。
本発明による場合、実際に灌水用管における水流の有無の切り替わり、即ち灌水の開始及び停止の切り替わりの時点が、自動灌水の灌水パターンに一致するか否かによって自動灌水が正常に機能しているか否かを監視する。これにより、自動灌水システムは駆動しているにも拘らず、実際に灌水が行なわれていないなどの異常事態となった場合に自動的に通知することができ、緑地管理を更に効率化させることができる。
なお、本発明は、既存の自動灌水のシステムとは独立して実現可能である。したがって、既に自動灌水により緑地管理を効率化させている箇所にて本発明の灌水監視を行なうことによって更に、自動灌水が有効に稼働しているか否かを緑地管理者が現場に赴いて確認する必要がなくなる。
本発明による場合、自動灌水が有効に稼働しているか否かの判断基準となる灌水パターンを、学習により自動的に作成、記憶することができる。灌水パターンが変更される場合、自動灌水のシステムとは独立しているために変更後の灌水パターンが不明であっても、灌水パターンを学習することができるので、気温、季節の変化又は灌水対象の規模の変更に応じて、自動灌水が正常に機能しているか否かを監視し、緑地管理を効率化させることができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、本実施の形態における自動灌水システム1及び灌水監視システム2の概要を示す模式図である。自動灌水システム1は、緑地Gに設置された灌水パイプ11,11,11と、灌水パイプ11,11,11に水を供給するための灌水路12と灌水パイプ11,11,11との間を開閉する電磁弁13,13,13と、電磁弁13,13,13の開閉を制御する灌水コントローラ14とを含む。なお、灌水路12における電磁弁13,13,13よりも上流側には、手動にて開閉される取水栓15が設けられている。自動灌水システム1は、灌水コントローラ14が予め設定されたスケジュール又はタイマー制御に基づき、自動的に電磁弁13,13,13の開閉を制御し、例えば毎日朝晩一回ずつの頻度で緑地Gへの灌水を実現する。
灌水監視システム2は、灌水パイプ11,11,11に水が流れているか否かを検出するセンサ21,21,21と、各センサ21,21,21からの出力、及び灌水コントローラ14から電磁弁13,13,13へ出力される開閉の制御信号を監視して外部へ灌水状況として通知する通知装置22と、通知装置22とインターネット等のネットワークNを介して接続される管理装置23とを含む。
灌水監視システム2では、管理装置23が、通知装置22から通知される灌水状況から、自動灌水システム1による自動灌水が正常に機能しているか否かを監視する機能を実現する。具体的には、管理装置23が、自動灌水システム1にて灌水コントローラ14が予め設定されたスケジュールに基づき電磁弁13,13,13を正常に開閉させているにも拘らず、取水栓15が閉じられていることによって灌水パイプ11,11,11に水が流れないなどの異常状況にあるか否かを監視する。そして、異常状況にある場合には、緑地Gの緑地管理者が用いる携帯電話装置、又は情報処理端末などの端末装置3,3,…へ異常を通知する。また、監視されている緑地Gにおける灌水の情報は、管理装置23が備えるWebサーバ機能により、端末装置3,3,…から閲覧可能である。
図2は、本実施の形態における灌水監視システムに含まれるセンサ21,21,21、通知装置22、及び管理装置23の内部構成を示すブロック図である。
本実施の形態におけるセンサ21,21,21としては、水圧を検出して電圧値として出力する圧力センサを用いる。センサ21,21,21は、灌水パイプ11,11,11にて検出される水圧値を示す信号を出力する。なお、センサ21,21,21は、灌水パイプ11,11,11にて水が流れているか否かを検出するセンサであればよく、圧力センサには限らない。したがって例えば、センサ21,21,21は、流量を測定する流量計、又は流音によって水流の有無を検出するセンサであってもよい。
通知装置22は、各構成部を制御する制御部220と、センサ21,21,21及び灌水コントローラ14からの信号の入力を受け付ける入力部221と、各種情報を記憶する記憶部222と、ネットワークNを介した通信を実現する通信部223とを備える。
制御部220には、CPU(Central Processing Unit)又はマイクロコンピュータが用いられ、制御部220は記憶部222に予め記憶されているラダープログラムである制御プログラム22Pを読み出して実行することにより、各構成部を制御する。記憶部222には、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)などが用いられ、制御プログラム22Pのみならず、通信部223により送信する情報等が記憶される。
入力部221は、センサ21,21,21及び灌水コントローラ14からの出力を受け付けるインタフェースであり、A/D変換機能を有していてもよい。制御部220は、入力部221により受け付けるセンサ21,21,21から出力される電圧値から、灌水パイプ11,11,11における水圧値を認識する。また、制御部220は、入力部221により受け付ける灌水コントローラ14からの開閉を示す制御信号(電圧値)に基づき、電磁弁13,13,13が開とされたか(例えば電圧高)、又は閉とされたか(電圧低)を認識する。
通信部223は、ネットワークNを介したTCP/IPによる通信を実現するネットワークコントローラ機能を備える。通信部223は、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)に基づくメールの送受信機能を備えている。
制御部220は、記憶部222に記憶してある制御プログラム22Pに基づき、センサ21,21,21から出力されている電圧値により認識される水圧値が所定の閾値を下回る状態から上回る状態へ切り替わったこと、即ち灌水が開始されて灌水パイプ11,11,11に水が流れたことを検知する。又は制御部220は、水圧値が所定の閾値を上回る状態から下回る状態への切り替わったこと、即ち、灌水が停止されて水が流れなくなったことを検知する。そして、制御部220は、水が流れ始めたか又は流れなくなったかなどの切り替わりを検知した場合、通信部223により、灌水状況を示す内容のメールをネットワークNを介して管理装置23へ通知する。
詳細には、制御部220は、センサ21,21,21から出力されている電圧値に対応する水圧値に基づき、センサ21,21,21毎に、水圧値が上昇して0.1(MPa)を超えた場合は、灌水パイプ11に水が流れ始めたことを示す「圧力オン」メールを通信部223により送信する。逆に制御部220は、センサ21,21,21毎に、水圧値が0.1(MPa)以上から下降して0.05(MPa)を下回った場合、灌水パイプ11に水が流れなくなったことを示す「圧力オフ」メールを通信部223により送信する。何れの場合も、検知された日時(時点)、及びどのセンサ21にて水圧値が上昇・下降したかを識別するためのセンサ番号を、メールの内容に含めて送信する。上昇時は0.1(MPa)を閾値とし、下降時は0.05(MPa)を閾値とすることにより、電磁弁13を閉じてから水圧値が下降する速度が、上昇時よりも緩やかであることに対応する。
同様に制御部220は、灌水コントローラ14から出力される電磁弁13,13,13の開閉を制御させる制御信号に基づき、電磁弁13,13,13が解放状態から閉塞状態へ、又は逆へ切り替わることを検知した場合に、通信部223により、開閉の切り替わりを示す内容の「開」メール又は「閉」メールに、検知された日時(時点)、及び電磁弁13,13,13を識別する電磁弁番号を付加して管理装置23へ送信する。なお、送信する時点の日時を付加してもよい。
管理装置23は、各構成部を制御する制御部230と、制御部230の処理によって発生する情報を一時的に記憶する一時記憶部231と、通知装置22から送信されるメールなど各種情報を記憶する記憶部232と、ネットワークNを介した通信を実現する通信部233とを備える。
制御部230にはCPUが用いられ、制御部230は、記憶部232に記憶されている管理プログラム23Pを読み出して実行することにより、管理装置23として動作する。一時記憶部231にはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等のメモリが用いられ、制御部230が後述する各処理にて一時的に情報を記憶するために用いられる。
記憶部232にはハードディスクが用いられ、通知装置22から受信するメールから得られる監視データを記録した監視データベース234、及び緑地Gを含む監視対象箇所毎の灌水パターンを記録した灌水パターンデータベース235が記憶されている。
通信部233は、ネットワークNを介したTCP/IPによる通信を実現するネットワークコントローラ機能を備える。通信部233は、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)に基づくメールの送受信機能を備えている。なお、通信部233は、ネットワークNを介した端末装置3,3,…とのデータの送受信も実現するが、ファイアウォールを介して接続され、認証を受けた端末装置3,3,…とのみデータが送受信される構成とされることが望ましい。なお、通知装置22からのメール、及び管理装置23における一部の情報は限定された端末装置3,3,…からのみに公開されるようにしてある。
制御部230は、管理プログラム23Pを読み出して実行することにより、メールサーバ機能、及びWebサーバ機能を実現している。制御部230のメールサーバ機能により、通知装置22から送信されるメールは、管理装置23にて受信される。制御部230は、受信した「圧力オン」メール及び「圧力オフ」メール、並びに「開」メール及び「閉」メールに基づき、監視データを監視データベース234に記録する。
図3は、管理装置23にて記憶される監視データベース234に含まれる監視データの内容例を示す説明図である。図3に示すように、監視データは切り替わりの日時、即ち灌水が開始又は停止された時点を示す日時、曜日、監視対象、センサ21,21,21を識別するセンサ番号、及び切り替わりの状況を含む。図3の内容例では例えば、2008年2月26日火曜日の00時00分に、センサ番号1のセンサ21にて水が流れ始めたこと(圧力オン)が検知され、同日の00時10分にセンサ番号1のセンサ21にて水が流れなくなったこと(圧力オフ)が検知されたことが示されている。このとき、監視データに含まれる切り替わりの日時は、通知装置22にて検知された日時であって、メールに含められている日時とする。なお、監視データに含められる切り替わりの日時は、メールの送信日時又はメールの送受信日時であってもよい。
更に図3の内容例では、一週間前の2008年2月19日火曜日にも、00時00分にセンサ番号1のセンサ21にて水が流れ始めたことが検知され、同日の00時10分にセンサ番号1のセンサ21にて水が流れなくなったことが検知されたことが示されている。なお、図3では、共に監視される電磁弁13,13,13の開閉の切り替わりについては図示を省略している。
また、制御部230は、管理プログラム23Pを読み出して実行することにより、Webサーバ機能を実現している。Webサーバ機能により、制御部230は緑地Gの灌水システム1における灌水状況を、監視データベース234に記録される監視データに基づきWeb画面にて開示することが可能である。更に、制御部230は、Webサーバ機能により、監視対象毎の灌水パターンの設定を受け付ける。
図4は、制御部230のWebサーバ機能により端末装置3,3,…にて表示される灌水パターンの設定画面の内容例を示す説明図である。図4には、端末装置3,3,…が備えるWebブラウザ上に、設定画面が表示されている様子が示されている。
図4の設定画面の内容例では、監視対象箇所を「緑地G」とした場合に、灌水パターンとの比較の際の灌水の開始日時又は終了日時に対する時刻許容誤差を受け付けるコンボボックス31と、灌水の開始から終了までの間隔に対する間隔許容誤差を受け付けるコンボボックス32と、灌水パターンを設定するか又は学習させるかの選択を受け付けるラジオボタン33と、灌水パターンを設定する場合に用いる「設定追加」ボタン34と、学習させる場合の学習期間を受け付けるコンボボックス35とが表示されている。端末装置3,3,…を使用する緑地Gの緑地管理者が、図4に示すような設定画面のラジオボタン33で「設定」を選択し、「設定追加」ボタン34を押下したことで表示される設定画面にて、「火曜日」、開始時刻「00時00分」、灌水時間「10(分)」などと選択、又は入力、再度、「設定追加」ボタン34を押下したことで表示される設定画面にて、「金曜日」、開始時刻「00時00分」、灌水時間「10(分)」などと選択、又は入力する。これにより、図4の内容例に示すように、火曜日の00時00分から10分間及び金曜日の00時00分から10分間灌水が行なわれるという灌水パターンが予め設定され、管理装置23の記憶部232の灌水パターンデータベース235に設定された灌水パターンが記録される。なお、設定されたパターンは「削除」ボタンにて削除可能である。
次に、図3に示したような監視データと、図4に示したような設定画面にて設定された灌水パターンとに基づき、管理装置23の制御部230が自動灌水システム1による自動灌水が正常に機能しているか否かを判断する処理について説明する。
図5は、制御部230による自動灌水システム1の状況を判断する処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、制御部230は、図5に示す処理手順を1日に1度、又は1週間に1度など一定周期で繰り返す。
制御部230は、記憶部232の監視データベース234から、監視対象箇所の通知装置22から受信したメールに基づいて記憶されている監視データを取得する(ステップS1)。また制御部230は、記憶部232の灌水パターンデータベース235から、監視対象箇所の灌水パターンを取得する(ステップS2)。制御部230は、取得した監視データと灌水パターンとを比較し(ステップS3)、設定されている時刻許容誤差及び間隔許容誤差の範囲内で一致するか否かを判断する(ステップS4)。
ステップS4において制御部230は例えば、図3に示した監視データから、緑地Gでは火曜日の00時00分に実際に灌水パイプ11,11,11に水が流れ始め、00時10分に灌水パイプ11,11,11の水が停止しており、図4の設定画面で設定されているように毎週火曜日の00時00分から10分間灌水を行なうという灌水パターンと一致すると判断することができる。逆に、制御部230は、灌水パターンにて火曜日の00時00分から灌水が開始されるべきところ、監視データから、時刻許容誤差(例えば5分)よりも大きく灌水開始日時がずれていると判断できる場合には、灌水パターンに一致しないと判断する。例えば、監視データで火曜日の00時15分に実際に灌水パイプ11,11,11に水が流れ始めている場合は、灌水パターンに一致しないと判断する。また、灌水パターンにおいて、灌水が開始されてから10分間で灌水が停止されるべきところ、監視データから、間隔許容誤差(例えば30分)よりも水が停止されるまでの期間が長いと判断できる場合、又は期間が10分よりも短い場合には、灌水パターンに一致しないと判断する。
制御部230は、ステップS4にて灌水パターンと一致していないと判断した場合(S4:NO)、異常が発生していることを示す異常通知メールを端末装置3,3,…宛に送信し(ステップS5)、異常と判断したログなどの記録を記憶部232に記憶し(ステップS6)、処理を終了する。
一方制御部230は、ステップS4にて灌水パターンと一致すると判断した場合(S4:YES)、正常と判断したログなどの記録を記憶部232に記憶し(S6)、処理を終了する。
なお、ステップS3において、制御部230は、通知装置22から受信した電磁弁13,13,13の開閉の状況を示す「開」メール及び「閉」メールに基づく監視データと比較し、「開」メールを参照すると電磁弁13が開放されるべく制御信号が出力されているにも拘らず、対応するセンサ21にて水が流れ始めたことが検知されていない状況にある場合に、異常と判断する処理を行なってもよい。
このような処理により、自動灌水システム1が正常に機能していないことを、自動灌水システム1と独立して判断することができ、異常の場合に緑地管理者へ通知することができる。通知装置22からのメールを全て緑地管理者へ送信し、緑地管理者が自動灌水システム1が正常に機能しているか否か判断する構成も考え得る。しかしながら、本実施の形態に示す処理が実行されることにより、飛躍的に緑地管理者の稼働を効率化させることができる。したがって、緑地管理者は緑地Gのみならず多数の監視対象箇所を担当でき、必要な個所にのみ直接的に赴くようにすることができるなど、より充実したサービスを提供することができる。
次に、学習により灌水パターンを作成し、作成した灌水パターンにて自動灌水システム1が正常に機能しているかを判断する場合について説明する。緑地管理者が図4の内容例において、ラジオボタン33で自動学習を選択し、学習期間を設定した場合、設定処理終了後、以下の処理が行なわれる。
図6は、制御部230による灌水パターンの学習処理の手順の一例を示すフローチャートである。制御部230は内蔵する図示しないタイマ機能により、設定された学習期間の計測を開始する(ステップS11)。学習期間中、制御部230は通信部233により、灌水パターンの学習対象のセンサ21における灌水状況のメールを受信したか否かを判断する(ステップS12)。制御部230は、「圧力オン」、「圧力オフ」などの灌水状況のメールを受信した場合(S12:YES)、監視データとして記憶部232の監視データベース234又は一時記憶部231に記憶し(ステップS13)、内蔵するタイマ機能により、学習期間が終了したか否かを判断する(ステップS14)。制御部230は、灌水状況のメールを受信していないと判断した場合(S12:NO)、内蔵するタイマ機能により、学習期間が終了したか否かを判断する(S14)。
制御部230は、ステップS14にて学習期間が終了していないと判断した場合(S14:NO)、処理をステップS12へ戻して、新たに灌水状況のメールを受信するか否か判断し(S12)、以降の処理を行なう。制御部230は、学習期間が終了したと判断した場合(S14:YES)、学習期間は2回終了したか否かを判断する(ステップS15)。
制御部230は、学習期間は2回終了していないと判断した場合(S15:NO)、1回のみ終了しているので処理をステップS11へ戻し、2回目の学習期間の計測を開始し(S11)、受信するメールに応じて監視データを記憶する処理を行なう。
制御部230は、ステップS15にて学習期間は2回終了したと判断した場合(S15:YES)、1回目の学習期間中に記憶した監視データと、2回目の学習期間中に記憶した監視データとで灌水パターンは一致したか否かを判断する(ステップS16)。
ステップS16において制御部230は具体的には、例えば以下のように判断する。1回目の学習期間中に記憶した監視データが、学習期間開始から2日目の00時00分に水が流れ始めたこと(圧力オン)を示すものと、10分後の00時10分に水が流れなくなったこと(圧力オフ)を示すものとであったとする。制御部230は、2回目の学習期間中に記憶した監視データも、学習期間開始から2日目の00時03分(時刻許容誤差内)に水が流れ始めたこと(圧力オン)を示すものと、10分後の00時13分に水が流れなくなったこと(圧力オフ)を示すものとであった場合に、一致すると判断する。逆に、制御部230は、2回目の学習期間中に記憶した監視データが、学習期間開始から4日目の12時00分に水が流れ始めたこと(圧力オン)を示すものと、10分後の12時10分に水が流れなくなったこと(圧力オフ)を示すものとであった場合、一致しないと判断する。
制御部230は、ステップS16にて一致すると判断した場合(S16:YES)、学習期間中に記憶した監視データにて共通する項目を灌水パターンとして作成して記憶部232の灌水パターンデータベース235に記憶し(ステップS17)、正常に機能しており学習したログなどの記録を記憶部232に記憶し(ステップS18)、処理を終了する。
制御部230は、ステップS16にて一致しないと判断した場合(S16:NO)、異常が発生していることを示す異常通知メールを端末装置3,3,…宛に送信し(ステップS19)、異常と判断したログなどの記録を記憶部232に記憶し(S18)、処理を終了する。
ステップS19にて制御部230は、設定された学習期間が異なることが推測されるために、自動学習が行なわれなかった旨のメッセージを含めて異常通知メールとして送信することが望ましい。
学習期間終了後は、制御部230は、学習により作成して記憶部232に記憶した灌水パターンに基づき、図5のフローチャートに示した処理手順を実行して、自動灌水システム1が正常に機能しているか否かの判断を行なう。
このような処理により、灌水パターンが変更される場合、自動灌水のシステムとは独立しているために、設定されるべき変更後の灌水パターンが不明であっても、灌水パターンを学習することができるので、気温、季節の変化又は灌水対象の規模の変更に応じて、自動灌水が正常に機能しているか否かを監視し、緑地管理を効率化させることができる。
上述の実施の形態では、管理装置23の制御部230による監視データが灌水パターンに一致するか否かの判断を、時刻許容誤差及び間隔許容誤差の範囲内で一致するか否かを判断するようにした。しかしながら本発明では一致するか否かの判断は、更に緩い条件で判断してもよい。例えば、灌水パターンを、毎日、朝05時30分から10時30分までの1回と、夕方16時00分から19時00分までの1回と比較的広い範囲で設定しておき、監視データが灌水パターンに含まれるか否かで一致するか否かを判断するようにしてもよい。他には、灌水パターンを週に2回などの広い範囲で設定しておき、管理装置23で1週間の間に2回、灌水パイプ11,11,11から水が流れ始めて所定の間隔で水が流れなくなったことを検知した場合に一致すると判断してもよい。
なお管理装置23は、緑地Gなどの監視対象箇所とは遠隔にあるデータセンタなどに設置され、複数の監視対象箇所に対し、各箇所にて機能している複数の自動灌水システムの監視を一元的に行なうことができる。例えば、監視対象の緑地の管理者夫々にサービスアカウントなどを発行して、各管理者が、端末装置3を利用して灌水状況のモニタリングなどをすることができる上に、各緑地の種類、規模などに応じた灌水パターンを設定でき、夫々異常通知メールを受信できるなどの機能を実現したASP(Application Service Provide)サービスなどを提供することができる。これにより、サービス提供者である緑地管理事業者は、異常通知メールを受信した管理者からの依頼に応じて、管理装置23の記憶部233に記憶してある監視データベース234から、対応する監視データを参照して異常状況を把握してから現地に赴くなどの効率的且つきめ細やかな対応が可能となるなどの効果を奏する。
なお、上述の実施の形態では、通知装置22からは、電磁弁13,13,13の開閉の切り替わりを示す内容のメールが管理装置23へ送信される構成とした。しかしながら、電磁弁13,13,13の開閉の切り替わりを示す内容のメールの送信は省略されてもよい。
本実施の形態における管理装置23は、各構成部を備える一の装置として構成されるとした。しかしながら、管理装置23は、各機能毎に異なる装置が集合して構成されてもよい。つまり、通知装置22からメールを受信して記憶しておくメールサーバ装置、メールサーバ装置から読み出されたメールに基づく監視データを集中的に記憶するデータベース装置、端末装置3,3,…へ監視状況を開示するためのWebサーバ装置、並びに、監視データ及び灌水パターンの比較に基づく灌水システム1の異常/正常の判断処理及び灌水パターンの学習処理を行なう監視装置のように、夫々の機能を実現する複数の装置にて、管理装置23として機能するように実現されてもよい。
なお、本発明の範囲は上述の本実施の形態に限定されるものではないことは勿論である。
本実施の形態における自動灌水システム及び灌水監視システムの概要を示す模式図である。 本実施の形態における灌水監視システムに含まれるセンサ、通知装置、及び管理装置の内部構成を示すブロック図である。 管理装置にて記憶される監視データベースに含まれる監視データの内容例を示す説明図である。 制御部のWebサーバ機能により端末装置にて表示される灌水パターンの設定画面の内容例を示す説明図である。 制御部による灌水システムの状況を判断する処理手順の一例を示すフローチャートである。 制御部による灌水パターンの学習処理の手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
21 センサ(検出手段)
22 通知装置
23 管理装置(通信装置、灌水監視装置)
230 制御部
232 記憶部
234 監視データベース
235 灌水パターンデータベース

Claims (5)

  1. 植物の近傍に設置される灌水用管における水流の有無を検出する手段を用い、前記植物への灌水状況を監視する灌水監視方法であって、
    前記灌水用管にて検出される水流の有無の切り替わりを検知し、
    水流の有無の切り替わりの時点が、予め記憶手段に記憶してある灌水パターンに一致するか否かを判断し、
    一致しないと判断した場合に異常を通知する
    ことを特徴とする灌水監視方法。
  2. 所定期間中は、前記灌水用管における水流の有無の切り替わりの時点を示す時間情報を記憶し、
    記憶した時間情報に基づき灌水パターンを作成し、
    作成した灌水パターンを前記記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の灌水監視方法。
  3. 植物の近傍に設置される灌水用管における水流の有無を検出する検出手段と、前記植物への灌水状況を通知する通知装置と、該通知装置によって通知される灌水状況を受信する通信装置とを含む灌水状況監視システムであって、
    灌水パターンを記憶しておく記憶手段を備え、
    前記通知装置は、
    前記検出手段によって検出される水流の有無の切り替わりを検知する検知手段と、
    該検知手段が切り替わりを検知した場合、前記通信装置へ通知する手段と
    を備え、
    前記通信装置は、
    前記通知装置からの通知を受信する手段と、
    通知された水流の有無の切り替わりの時点が、前記記憶手段に記憶してある灌水パターンに一致するか否かを判断する判断手段と、
    一致しないと判断した場合に異常を外部へ送信する手段と
    を備えることを特徴とする灌水監視システム。
  4. 前記通信装置は更に、
    所定期間中、前記通知装置から通知された切り替わりの時点を示す時間情報を記憶する手段と、
    記憶した時間情報に基づき、灌水パターンを作成する手段と、
    作成した灌水パターンを前記記憶手段に記憶する手段と
    を備え、
    前記判断手段は、前記所定期間終了後に通知された水流の有無の切り替わりの時点が、作成した灌水パターンと一致するか否かを判断するようにしてあること
    を特徴とする請求項3に記載の灌水監視システム。
  5. 植物の近傍に設置される灌水用管からの前記植物への灌水状況を監視する灌水監視装置において、
    灌水パターンを記憶しておく記憶手段と、
    灌水用管における水流の有無の切り替わりの通知を受け付ける手段と、
    通知された切り替わりの時点が、前記灌水パターに一致するか否かを判断する手段と、
    一致しないと判断した場合に、異常を外部へ送信する手段と
    を備えることを特徴とする灌水監視装置。
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