JP2010040356A - 発光装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光装置を見る角度によって観察される発光色が異なることを抑制する。
【解決手段】本発明の発光装置D1は、相互に対向して配置される光反射層14および半透過反射性の対向電極20と、光反射層14と対向電極20との間に介在する発光機能層18と、を具備し、発光機能層18で発した光を光反射層14と対向電極20との間で共振させる共振器構造が形成された発光装置であって、光反射層14と対向電極20との間に介在するとともに、その表面を通る法線Lの方向から見た場合の屈折率よりも、当該法線Lに直交する方向から見た場合の屈折率の方が大きい屈折率異方性を有する光学補正層22を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種の発光素子を利用した発光装置、及びそのような発光装置を備えた電子機器に関する。
従来、有機EL(electroluminescent)材料などの発光材料からなる発光層を2つの電極間に介在させた発光素子が基板上に配列された発光装置が提案されている。この種の発光装置において、発光層で発光した光のうちの特定波長の光を共振によって強めて放出することが知られている。
例えば特許文献1には、発光層で発した光を共振させる共振器構造が形成された表示装置が開示されている。特許文献1においては、基板上に光反射材料からなる第1電極が形成され、第1電極上に発光層が形成され、発光層上に半透過反射性の第2電極が形成される。発光層で発した光は、当該発光層を挟んで相互に対向する第1電極と第2電極との間で往復する。そして、第1電極と第2電極との間(反射面間)の光学的距離に応じた共振波長の光が選択的に増幅されたうえで観察側に進行する。
国際公開第01/39554号パンフレット
ところで、上述のような共振器構造を備えた発光装置では、観察する方向の反射面間の光学的距離が異なるため、当該観察する方向により観察される発光色が異なる、いわゆる色ずれが生じてしまうという問題があった。
このような事情を背景として、本発明は、発光装置を見る角度によって観察される発光色が異なることを抑制するという課題の解決を目的としている。
以上の課題を解決するために、本発明に係る発光装置は、光の一部を透過し、光の一部を反射する半透過反射層(例えば図1に示す対向電極20)と、半透過反射層に対向して配置される光反射層と、光反射層と半透過反射層との間に介在する発光層と、発光層と光反射層との間に介在する光透過性の電極(例えば図1に示す画素電極16)と、を具備し、発光層で発した光を光反射層と半透過反射層との間で共振させる共振器構造が形成され、光反射層と半透過反射層との間に屈折率異方性を有する光学補正層を備えることを特徴とする。
より具体的には、光学補正層は、光学補正層の表面を通る法線の方向から見た場合の屈折率に比べて法線に直交する方向から見た場合の屈折率の方が大きい態様とすることが好ましい。
この態様によれば、例えば発光装置を斜めから見た場合において、当該斜めの方向における光学補正層の屈折率は法線方向における屈折率よりも大きいから、当該斜めの方向における反射面間(光反射層と半透過反射層との間)の光学的距離を大きくすることができ、法線方向における光学的距離に近づけることができる。これにより、共振器構造で共振されて観察側に放出される光のうち斜めの方向に進行する光の共振波長が短波長側へシフトすることを光学補正層が設けられない構成に比べて抑制できる。従って、本発明によれば、発光装置を斜めから見る場合と、法線方向から見る場合とで観察される発光色が異なることを光学補正層が設けられない構成に比べて抑制できるという利点がある。
本発明に係る発光装置において、光学補正層は、電極と光反射層との間に介在する態様とすることもできる。
この態様によれば、発光層が発光する際に発光層に印加される電圧が光学補正層に印加されることはないから、光学補正層の材料が如何なるものであっても(例えば絶縁性の材料であっても)、発光層での発光を十分に確保できるという利点がある。
また、本発明に係る発光装置において、光学補正層は、液晶分子を有する態様とすることもできるし、液晶高分子前駆体を重合してなる態様とすることもできる。また、光学補正層がメソゲンからなる態様とすることもできる。
さらに、本発明に係る発光装置として、発光層の一部が光学補正層として機能する態様とすることもできる。この態様によれば、光学補正層および発光層を別個に形成する必要が無いから、構成が簡素化されるという利点がある。より具体的には、光学補正層がポリオクチルフルオレンである態様とすることもできる。
本発明に係る発光装置は各種の電子機器に利用される。この電子機器の典型例は、発光装置を表示装置として利用した機器である。この種の機器としては、パーソナルコンピュータや携帯電話機などがある。
以下、添付の図面を参照しながら本発明に係る様々な実施の形態を説明する。図面においては、各部の寸法の比率は実際のものとは適宜に異ならせてある。
<A:第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る発光装置D1の構造を示す断面図である。図1に示すように、発光装置D1は複数の発光素子U(Ur,Ug,Ub)が第1基板10の面上に配列された構成となっている。各発光素子Uは複数の色彩(赤色・緑色・青色)の何れかに対応した波長の光を発生する要素である。本実施形態では、発光素子Urは赤色光を出射し、発光素子Ugは緑色光を出射し、発光素子Ubは青色光を出射する。本実施形態における発光装置D1は、各発光素子Uにて発生した光が第1基板10とは反対側に向かって進行するトップエミッション型である。したがって、ガラスなどの光透過性を有する板材のほか、セラミックスや金属のシートなど不透明な板材を第1基板10として採用することができる。
第1基板10には、発光素子Uに給電して発光させるための配線が配置されているが、配線の図示は省略する。また、第1基板10には、発光素子Uに給電するための回路が配置されているが、回路の図示は省略する。
図1に示すように、第1基板10上には隔壁12(セパレータ)が形成される。この隔壁12は、第1基板10上の表面上の空間を発光素子Uごとに仕切るものであり、絶縁性の透明材料、例えばアクリル、ポリイミドなどにより形成されている。
複数の発光素子Uの各々は、光反射層14、画素電極16、発光機能層18、対向電極20を有する。図1に示すように、第1基板10上には複数の光反射層14が形成される。これらの光反射層14は各発光素子Uに対応して配置される。各光反射層14は、光反射性を有する材料によって形成される。この種の材料としては、例えばアルミニウムや銀などの単体金属、またはアルミニウムや銀を主成分とする合金などが好適に採用される。本実施形態では、光反射層14として、株式会社フルヤ金属製の商品名「APC」(銀の合金)が使用され、その膜厚は80nmである。
図1に示すように、各光反射層14上には、光学補正層22が形成される。光学補正層22は、当該光学補正層22の表面を通る法線の方向から見た場合の屈折率が最小である一方、当該法線に直交する方向から見た場合の屈折率が最大であるような屈折率異方性を有する。本実施形態における光学補正層22は、その表面を通る法線の方向から当該法線に直交する方向に近づくにつれて屈折率が大きくなる。
本実施形態では、側鎖型液晶高分子前駆体を材料として用いて光学補正層22を形成する。側鎖型液晶高分子前駆体としては、例えばCN−Ph−OCO−Ph−O(CH)11−O−CH=CHが好適に採用される。以下、光学補正層22を形成する方法について簡単に説明する。先ず、光反射層14の表面に対して液晶基(メソゲン)を垂直に配向させるための垂直配向剤を光反射層14上に塗布して乾燥させる。垂直配向剤としては、例えばパーフルオロトリアルコキシシランが好適に採用される。その後、光反射層14上に塗布された垂直配向剤上に液晶高分子前駆体を製膜し、液晶高分子前駆体が液晶性を示す温度(より具体的には200℃〜220℃)まで温度を上げる。そして、この材料に対して紫外線を照射して重合する。これにより、液晶分子の長軸が光反射層14の表面に対して垂直に配向した状態で固定される。この状態において、液晶分子の長軸方向から見た場合の屈折率は最小となる一方、当該長軸方向と直交する方向から見た場合の屈折率は最大となる。このようにして、本実施形態における光学補正層22が形成される。本実施形態では、光学補正層22の膜厚は100nmである。
図1に示す画素電極16は陽極であり、光学補正層22上に形成されて隔壁12で包囲される。画素電極16は、ITO(indium tin oxide)、IZO(indium zinc oxide、出光興産株式会社の登録商標)、またはZnOのような透明酸化物導電材料から形成される。本実施形態では、画素電極16はITOで形成され、その膜厚は発光素子Uの発光色ごとに相違する。その詳細な内容については後述する。
発光機能層18は、各画素電極16および隔壁12を覆うように形成される。すなわち、発光機能層18は複数の発光素子Uにわたって連続しており、発光機能層18の特性は複数の発光素子Uについて共通である。詳細な図示は省略するが、発光機能層18は、画素電極16上に形成された正孔注入層と、正孔注入層上に形成された正孔輸送層と、正輸送層上に形成された発光層と、発光層上に形成された電子輸送層と、電子輸送層上に形成された電子注入層とからなる。
本実施形態では、正孔注入層として、出光興産株式会社製の商品名「HI−406」が使用され、その膜厚は32nmである。また、正孔輸送層として、出光興産株式会社製の商品名「HT−320」が使用され、その膜厚は15nmである。なお、正孔注入層および正孔輸送層を、正孔注入層と正孔輸送層の機能を兼ねる単一の層で形成することもできる。
発光層は、正孔と電子が結合して発光する有機EL物質から形成されている。本実施形態では、有機EL物質は低分子材料であって、白色光を発する。発光層のホスト材料としては出光興産株式会社製の商品名「BH−232」が使用され、そのホスト材料中に、赤色、緑色、青色のドーパントが混合されている。本実施形態では、赤色ドーパントの材料としては出光興産株式会社製の商品名「RD−001」が使用され、緑色ドーパントの材料としては出光興産株式会社製の商品名「GD−206」が使用され、青色ドーパントの材料としては出光興産株式会社製の商品名「BD−102」が使用される。本実施形態では、発光層の膜厚は65nmである。
本実施形態では、電子輸送層はAlq3(トリス8−キノリノラトアルミニウム錯体)で形成され、その膜厚は10nmである。また、電子注入層はLiF(フッ化リチウム)で形成され、その膜厚は1nmである。なお、電子輸送層および電子注入層を、電子注入層と電子輸送層の機能を兼ねる単一の層で形成することもできる。
図1に示す対向電極20は陰極であり、発光機能層18を覆うように形成される。すなわち、対向電極20は複数の発光素子Uにわたって連続している。対向電極20は、その表面に到達した光の一部を透過するとともに他の一部を反射する性質(すなわち半透過反射性)を持った半透過反射層として機能し、例えばマグネシウムや銀などの単体金属、またはマグネシウムや銀を主成分とする合金から形成される。本実施形態では、対向電極20はマグネシウム銀合金(MgAg)で形成され、その膜厚は10nmである。なお、対向電極20は透過性を有するもので形成し、対向電極20の光取り出し側に半透過反射層を別個に形成してもよい。例えば、対向電極20をITOやIZOなどの光透過性の高い材料を用いて形成してもよいし、金属単体または金属合金を極薄膜化して光透過性を高めたものでもよい。そのうえに、上記の半透過反射層を形成してもよい。
発光機能層18および対向電極20は複数の発光素子Uに共通であるが、個々の画素電極16は他の画素電極16から離れているため、個々の画素電極16と対向電極20との間で電流が流れたときには、その画素電極16に重なった位置でのみ発光機能層18が発光する。つまり、隔壁12は複数の発光素子Uを区分している。
本実施形態に係る発光装置D1においては、光反射層14と対向電極20との間で発光機能層18が発する光を共振させる共振器構造が形成される。すなわち、発光機能層18が発する光は光反射層14と対向電極20との間で往復し、共振によって特定の波長の光が強められて対向電極20を透過して観察側(図1の上方)に進行する(トップエミッション)。
発光素子Urでは発光機能層18で発した白色光のうち赤色が強められ、発光素子Ugでは緑色が強められ、発光素子Ugでは青色が強められるように、各発光素子Uにおける画素電極16の膜厚が調整される。より具体的には、本実施形態においては、発光素子Urにおける透明電極16の膜厚は100nmに設定され、発光素子Ugにおける画素電極16の膜厚は45nmに設定され、発光素子Ubにおける画素電極16の膜厚は15nmに設定される。
図1に示すように、対向電極20上には、発光素子Uに対する水や外気の浸入を防ぐための保護層であって、無機材料からなるパシベーション層24が形成される。パシベーション層24は、窒化珪素や酸窒化珪素などのガス透過率が低い無機材料から形成される。本実施形態では、パシベーション層24は酸窒化珪素で形成され、その膜厚は200nmである。
図1に示すように、本実施形態では、第1基板10上に形成された複数の発光素子Uと対向するように第2基板30が配置される。第2基板30はガラスなどの光透過性を有する材料で形成される。第2基板30のうち第1基板10との対向面には、カラーフィルタ32および遮光膜34が形成される。遮光膜34は、各発光素子Uに対応して開口36が形成された遮光性の膜体である。開口36内にはカラーフィルタ32が形成される。
本実施形態では、発光素子Urに対応する開口36内には赤色光を選択的に透過させる赤色用カラーフィルタ32rが形成され、発光素子Ugに対応する開口36内には緑色光を選択的に透過させる緑色用カラーフィルタ32gが形成され、発光素子Ubに対応する開口36内には青色光を選択的に透過させる青色用カラーフィルタ32bが形成される。
カラーフィルタ32および遮光膜34が形成された第2基板30は、封止層26を介して第1基板10と貼り合わされる。封止層26は、透明の樹脂材料、例えばエポキシ樹脂などの硬化性樹脂から形成される。
図2は、本実施形態において、各発光素子Uの共振器構造で共振されて対向電極20およびカラーフィルタ32を透過して観察側に進行する光のスペクトルを表す。図2においては、各発光素子Uの共振器構造から放出される光のスペクトルのうち最大強度のものを100%と表記して規格化している。図2において、実線は、各発光素子U(Ur,Ug,Ub)の共振器構造からの放出光のうち図1に示す直線Lの方向に進行する光のスペクトルを示す。直線Lは、第2基板30の表面を通る法線であり、第2基板30と第1基板10との間に介在する各層(例えば光学補正層22など)に対して垂直である。また、図2において、点線は、各発光素子U(Ur,Ug,Ub)の共振器構造からの放出光のうち図1に示す直線L60の方向に進行する光のスペクトルを示す。図1に示すように、直線L60は、直線Lに対して60°だけ傾いた直線である。さらなる図2の内容については後述する。
図3は、本実施形態とは異なり、光学補正層22が設けられない構成(以下、「対比例1」という)の断面図である。図3に示すように、対比例1においては、各光反射層14上に窒化珪素(SiN)からなる保護層28が形成され、その膜厚は70nmである。そして、保護層28上に各画素電極16が形成される。その他の構成は、本実施形態における発光装置D1の構成と同じである。
図4は、対比例1において、各発光素子Uの共振器構造で共振されて対向電極20およびカラーフィルタ32を透過して観察側に進行する光のスペクトルを表す。図4において、実線は、各発光素子U(Ur,Ug,Ub)の共振器構造からの放出光のうち図3に示す直線Lの方向に進行する光のスペクトルを示す。また、図4において、点線は、各発光素子U(Ur,Ug,Ub)の共振器構造からの放出光のうち図3に示す直線L60の方向に進行する光のスペクトルを示す。
対比例1においては、直線L60に平行な方向における反射面間(光反射層14と対向電極20との間)の光学的距離は、直線Lに平行な方向における光学的距離に比べて小さいため、図4に示されるように、各発光素子U(Ur,Ug,Ub)の共振構造からの放出光のうち直線L60の方向に進行する光の共振波長は直線Lの方向に進行する光の共振波長よりも短波長側にシフトする。これにより、発光装置を直線L60の方向から見る場合と、直線Lの方向から見る場合とで観察される発光色が異なる、いわゆる色ずれが生じるという問題が起こる。
より具体的には、図4において、発光素子Urの共振器構造で共振されて観察側に放出される光のうち直線Lの方向に進行する光のピーク波長は592nmである一方、直線L60の方向に進行する光のピーク波長は580nmであり、短波長側へのシフト量Δλrは12nmである。また、発光素子Ugの共振器構造で共振されて放出される光のうち直線Lの方向に進行する光のピーク波長は520nmである一方、直線L60の方向に進行する光のピーク波長は466nmであり、そのシフト量Δλgは54nmである。さらに、発光素子Ubの共振器構造で共振されて放出される光のうち直線Lの方向に進行する光のピーク波長は466nmである一方、直線L60の方向に進行する光のピーク波長は458nmであり、そのシフト量Δλbは8nmである。
これに対して、本実施形態では、その表面を通る法線の方向から当該法線に直交する方向に近づくにつれて屈折率が大きくなる光学補正層22が光反射層14と対向電極20との間に介在し、図1に示す直線L60に平行な方向における光学補正層22の屈折率は、図1に示す直線Lに平行な方向における光学補正層22の屈折率よりも大きい。ここで、直線L60に平行な方向における反射面間(光反射層14と対向電極20との間)の光学的距離は、直線L60に平行な方向における光学補正層22の屈折率に比例するから、本実施形態によれば、直線L60に平行な方向における反射面間の光学的距離を大きくすることができ、直線Lに平行な方向における反射面間の光学的距離に近づけることができる。すなわち、本実施形態によれば、各発光素子U(Ur,Ug,Ub)の共振器構造で共振されて観察側に放出される光のうち直線L60の方向に進行する光の共振波長が短波長側にシフトすることを対比例1に比べて抑制できる。
より具体的には、図2において、発光素子Urの共振器構造で共振されて観察側に放出される光のうち直線Lの方向に進行する光のピーク波長は594nmである一方、直線L60の方向に進行する光のピーク波長は588nmである。つまり、短波長側へのシフト量Δλrは6nmであり、対比例1(Δλr=12nm)に比べて小さくなる。また、発光素子Ugの共振構造で共振されて放出される光のうち直線Lの方向に進行する光のピーク波長は520nmである一方、直線L60の方向に進行する光のピーク波長は516nmである。したがって、シフト量Δλgは4nmであり、対比例1(Δλg=54nm)に比べて小さくなる。さらに、発光素子Ubの共振器構造で共振されて放出される光のうち直線Lの方向に進行する光のピーク波長は466nmである一方、直線L60の方向に進行する光のピーク波長は466nmである。すなわち、シフト量Δλbは0であり、対比例1(Δλb=8nm)に比べて小さくなる。
以上に説明したように、本実施形態によれば、各発光素子Uの共振器構造で共振されて観察側に進行する光のうち直線L60の方向に進行する光の共振波長が、直線Lの方向に進行する光の共振波長に比べて短波長側にシフトすることを対比例1に比べて抑制できる。従って、本実施形態によれば、発光装置を直線L60の方向から見る場合と、直線Lの方向から見る場合とで観察される発光色が異なることを対比例1に比べて抑制できるという利点がある。
また、本実施形態においては、光学補正層22は、光反射層14と画素電極16との間に介在し、画素電極16と対向電極20との間には介在しない。従って、発光機能層18における発光層が発光する際に画素電極16と対向電極20との間に印加される電圧が光学補正層22に印加されることはない。従って、本実施形態によれば、光学補正層22の材料が如何なるものであっても(例えば絶縁性の材料であっても)、発光層での発光を十分に確保できる。すなわち、本実施形態においては、光学補正層22を形成する材料を任意に選択できるという利点がある。
<B:第2実施形態>
図5は、本発明の第2実施形態に係る発光装置D2の断面図である。第2実施形態における発光機能層18は、全ての発光素子Uに共通ではなく、発光素子Uの発光色ごとに別個に形成される。
図5に示すように、各発光機能層18(18r,18g,18b)は、画素電極16上に形成された正孔注入層41と、正孔注入層41上に形成された正孔輸送層43と、正孔輸送層43上に形成された発光層45(45r,45g,45b)と、発光層45上に形成された電子注入層47とからなる。第2実施形態において、発光素子Urの発光機能層18rはR(赤)の波長領域の光を発生する有機EL物質から形成される発光層45rを含み、発光素子Ugの発光機能層18gはG(緑)の波長領域の光を発生する有機EL物質から形成される発光層45gを含み、発光素子Ubの発光機能層18bはB(青)の波長領域の光を発生する有機EL物質から形成される発光層45bを含む。図5に示すように、各発光機能層18は、隔壁12で区分された発光素子Uの区域ごとに形成され、隣の発光機能層18とはつながっていない。
第2実施形態においては、発光素子Urでは赤色が強められ、発光素子Ugでは緑色が強められ、発光素子Ubでは青色が強められるように、各発光素子Uにおける正孔輸送層43の膜厚が調整される。より具体的には、発光素子Urにおける正孔輸送層43の膜厚は125nmに設定され、発光素子Ugにおける正孔輸送層43の膜厚は90nmに設定され、発光素子Ubにおける正孔輸送層43の膜厚は40nmに設定される。
一方、各発光素子Uにおける画素電極16、正孔注入層41、発光層45、電子注入層47の膜厚は共通である。より具体的には、各発光素子Uにおける画素電極16の膜厚は15nm、正孔注入層41の膜厚は10nm、発光層45の膜厚は40nm、電子輸送層47の膜厚は20nmに設定される。以上の点が第1実施形態と異なる。その他の構成は第1実施形態の発光装置D1と同じであるから、重複する部分については説明を省略する。
図6は、第2実施形態において、各発光素子Uの共振構造で共振されて対向電極20およびカラーフィルタ32を透過して観察側に進行する光のスペクトルを表す。図6において、実線は、各発光素子U(Ur,Ug,Ub)の共振器構造からの放出光のうち図5に示す直線Lの方向に進行する光のスペクトルを示す。また、図6において、点線は、各発光素子U(Ur,Ug,Ub)の共振器構造からの放出光のうち図5に示す直線L60の方向に進行する光のスペクトルを示す。さらなる図6の内容については後述する。
図7は、発光素子Uの発光色ごとに発光機能層18が別個に形成される発光装置であって、画素電極16と対向電極20との間に光学補正層22が設けられない構成(以下、「対比例2」という)の断面図である。図7に示すように、対比例1においては、各光反射層14上に窒化珪素(SiN)からなる保護層28が形成され、その膜厚は70nmである。そして、保護層28上に各画素電極16が形成される。その他の構成は、第2実施形態における発光装置D2の構成と同じである。
図8は、対比例2において、各発光素子Uの共振構造で共振されて観察側に進行する光のスペクトルを表す。図8において、実線は、各発光素子U(Ur,Ug,Ub)の共振構造からの放出光のうち図7に示す直線Lの方向に進行する光のスペクトルを示す。また、図8において、点線は、各発光素子U(Ur,Ug,Ub)の共振構造からの放出光のうち図7に示す直線L60の方向に進行する光のスペクトルを示す。
対比例2でも、対比例1と同様、直線L60に平行な方向における反射面間の光学的距離は、直線Lに平行な方向における光学的距離に比べて小さいため、図8に示されるように、各発光素子U(Ur,Ug,Ub)の共振構造からの放出光のうち直線L60の方向に進行する光の共振波長は直線Lの方向に進行する光の共振波長よりも短波長側にシフトする。従って、対比例2においても色ずれの問題が起こる。
より具体的には、図8において、発光素子Urの共振器構造からの放出光のうち直線Lの方向に進行する光のピーク波長は592nmである一方、直線L60の方向に進行する光のピーク波長は580nmであり、短波長側へのシフト量Δλr’は12nmである。また、発光素子Ugの共振器構造からの放出光のうち直線Lの方向に進行する光のピーク波長は528nmである一方、直線L60の方向に進行する光のピーク波長は520nmであり、そのシフト量Δλg’は8nmである。さらに、発光素子Ubの共振器構造からの放出光のうち直線Lの方向に進行する光のピーク波長は466nmである一方、直線L60の方向に進行する光のピーク波長は458nmであり、そのシフト量Δλb’は8nmである。
これに対して、第2実施形態においても、その表面を通る法線の方向から当該法線に直交する方向に近づくにつれて屈折率が大きくなる光学補正層22が光反射層14と対向電極20との間に介在し、図5に示す直線L60に平行な方向における光学補正層22の屈折率は図5に示す直線Lに平行な方向における屈折率よりも大きいから、直線L60に平行な方向における反射面間の光学的距離を大きくすることができ、直線Lに平行な方向における光学的距離に近づけることができる。従って、各発光素子U(Ur,Ug,Ub)の共振構造からの放出光のうち直線L60の方向に進行する光の共振波長が短波長側にシフトすることを対比例2に比べて抑制できる。
より具体的には、図6において、発光素子Urの共振器構造で共振されて観察側に放出される光のうち直線Lの方向に進行する光のピーク波長は594nmである一方、直線L60の方向に進行する光のピーク波長は588nmである。つまり、短波長側へのシフト量Δλr’は6nmであり、対比例2(Δλr’=12nm)に比べて小さくなる。また、発光素子Ugの共振器構造で共振されて放出される光のうち直線Lの方向に進行する光のピーク波長は528nmである一方、直線L60の方向に進行する光のピーク波長は528nmである。従って、そのシフト量Δλg’は0であり、対比例2(Δλg’=8nm)に比べて小さくなる。さらに、発光素子Ubの共振器構造で共振されて放出される光のうち直線Lの方向に進行する光のピーク波長は466nmである一方、直線L60の方向に進行する光のピーク波長は464nmである。すなわち、そのシフト量Δλb’は2nmであり、対比例2(Δλb’=8nm)に比べて小さくなる。
以上に説明したように、第2実施形態によれば、各発光素子Uの共振器構造から放出される光のうち直線L60の方向に進行する光の共振波長が、直線Lの方向に進行する光の共振波長に比べて短波長側にシフトすることを対比例2に比べて抑制できる。従って、対比例2に比べて色ずれを抑制できるという利点がある。
<C:変形例>
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下の変形が可能である。また、以下に示す変形例のうちの2以上の変形例を組み合わせることもできる。
(1)変形例1
上述の各実施形態において、光学補正層22は発光機能層18とは別に光反射層と第1電極との間に設けられているが、例えば発光機能層18の一部が光学補正層22として機能する態様であってもよい。この場合、発光機能層18は、その表面を通る法線の方向から見たときの屈折率よりも斜めから見たときの屈折率が大きくなる屈折率異方性を有する発光材料で形成される発光層を含む。そのような発光材料として、例えばポリオクチルフルオレンなどが好適に採用される。
この態様によれば、光学補正層22および発光機能層18を別個に形成する必要が無いから、構成が簡素化されるという利点がある。
(2)変形例2
上述の各実施形態においては、光学補正層22は、光反射層14と画素電極16との間に介在しているが、例えば画素電極16と対向電極20との間に光学補正層22が介在する態様であってもよい。要するに、その表面を通る法線の方向から見た場合の屈折率よりも、当該法線に直交する方向から見た場合の屈折率が大きくなる屈折率異方性を有する光学補正層22が反射面間(上述の各実施形態においては光反射層14と対向電極20との間)に介在する態様であればよい。
(3)変形例3
光学補正層22を形成する方法は、上述の第1実施形態における方法に限られない。以下、光学補正層22を形成する別の方法について簡単に説明する。先ず、光反射層14上に液晶高分子前駆体を製膜して紫外線あるいは熱で重合し、その上に画素電極16を形成する。そして、液晶性を示す温度まで温度を上昇させたうえで、光反射層14と画素電極16との間に電圧を印加し、液晶分子の長軸を光反射層14の表面に対して垂直に配向させる。その後、光反射層14と画素電極16との間に電圧を印加したまま温度を室温まで下げて液晶分子の配向を固定する。この方法によれば、第1実施形態における方法のように光反射層14上に垂直配向剤を塗布する必要が無い。
また、液晶基(メソゲン)の誘電率が負のものを用いることも可能である。メソゲンの誘電率が負である場合、液晶分子の長軸方向と直交する方向から見た場合の屈折率よりも、当該長軸方向から見た場合の屈折率の方が大きいから、この場合は光反射層14の表面に対して液晶分子の長軸を平行に配向させた状態で固定すればよい。これによっても、その表面を通る法線の方向から見た場合の屈折率よりも、当該法線に直交する方向から見た場合の屈折率が大きくなる屈折率異方性を有する光学補正層22を形成することができる。
また、例えば光学補正層22の形成にLITI(Light Induced Thermal Imaging)法を利用することも可能である。
(4)変形例4
上述の各実施形態における発光装置D(D1またはD2)は、トップエミッション型であるが、発光装置Dをボトムエミッション型にすることもできる。例えば図1に示す発光装置D1をボトムエミッション型にする場合を考える。この場合、ガラスなどの光透過性を有する材料で第1基板10を形成し、当該第1基板10上には反射層14を設けない。さらに、対向電極20を例えばアルミニウムなどの反射率の高い材料で形成し、画素電極16を半透過反射層として機能させ、例えばマグネシウムや銀などの単体金属、またはマグネシウムや銀を主成分とする合金から形成する。この場合、各発光素子Uの共振器構造からの放出光は第1基板10を通過して図1の下方に進行する(ボトムエミッション)。
(5)変形例5
上述の各実施形態においては、対向電極20は発光素子Uの陰極であり、画素電極16は発光素子Uの陰極であるが、対向電極20を陽極とし、画素電極16を陰極とすることもできる。
上述の各実施形態においては、放出光の純度を高めるために光が放出される側にカラーフィルタ32が設けられているが、例えばカラーフィルタ32を設けない構成とすることもできる。
上述の各実施形態においては、発光機能層18の発光層の有機EL物質は低分子材料であるが、高分子材料の有機EL物質で発光層を形成することもできる。この場合、発光層は、インクジェットまたはスピンコートによって隔壁12で画定された空間内に配置される。
<D:応用例>
次に、本発明に係る発光装置を利用した電子機器について説明する。図9は、第1実施形態に係る発光装置D1を表示装置として採用したモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。パーソナルコンピュータ2000は、表示装置としての発光装置D1と本体部2010とを備える。本体部2010には、電源スイッチ2001およびキーボード2002が設けられている。この発光装置D1はOLED素子を使用しているので、視野角が広く見易い画面を表示できる。なお、図9の構成における表示装置として、第2実施形態に係る発光装置D2を採用することもできる。
図10に、第1実施形態に係る発光装置D1を適用した携帯電話機の構成を示す。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001およびスクロールボタン3002、ならびに表示装置としての発光装置D1を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、発光装置D1に表示される画面がスクロールされる。なお、図10の構成における表示装置として、第2実施形態に係る発光装置D2を採用することもできる。
図11に、第1実施形態に係る発光装置D1を適用した携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001および電源スイッチ4002、ならびに表示装置としての発光装置D1を備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が発光装置D1に表示される。なお、図11の構成における表示装置として、第2実施形態に係る発光装置D2を採用することもできる。
なお、本発明に係る発光装置が適用される電子機器としては、図9から図11に示したもののほか、デジタルスチルカメラ、テレビ、ビデオカメラ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電子ペーパー、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、プリンタ、スキャナ、複写機、ビデオプレーヤ、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。
本発明の第1実施形態に係る発光装置の断面図である。 同実施形態に係る発光装置から放出される光のスペクトルを表す図である。 対比例1に係る発光装置の断面図である。 対比例1に係る発光装置から放出される光のスペクトルを表す図である。 第2実施形態に係る発光装置の断面図である。 同実施形態に係る発光装置から放出される光のスペクトルを表す図である。 対比例2に係る発光装置の断面図である。 対比例2に係る発光装置から放出される光のスペクトルを表す図である。 本発明に係る電子機器の具体的な形態を示す斜視図である。 本発明に係る電子機器の具体的な形態を示す斜視図である。 本発明に係る電子機器の具体的な形態を示す斜視図である。
符号の説明
10……第1基板、12……隔壁、14……光反射層、16……画素電極、18……発光機能層、20……対向電極、22……光学補正層、24……パシベーション層、30……第2基板、32……カラーフィルタ、34……遮光膜、D1,D2……発光装置、U……発光素子。

Claims (9)

  1. 光の一部を透過し、前記光の一部を反射する半透過反射層と、
    前記半透過反射層に対向して配置される光反射層と、
    前記光反射層と前記半透過反射層との間に介在する発光層と、
    前記発光層と前記光反射層との間に介在する光透過性の電極と、を具備し、
    前記発光層で発した光を前記光反射層と前記半透過反射層との間で共振させる共振器構造が形成され、
    前記光反射層と前記半透過反射層との間に屈折率異方性を有する光学補正層を備える、
    発光装置。
  2. 前記光学補正層は、前記光学補正層の表面を通る法線の方向から見た場合の屈折率に比べて前記法線に直交する方向から見た場合の屈折率の方が大きい、
    請求項1の発光装置。
  3. 前記光学補正層は、前記電極と前記光反射層との間に介在する、
    請求項1の発光装置。
  4. 前記光学補正層は液晶分子を有する、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の発光装置。
  5. 前記光学補正層は液晶高分子前駆体を重合してなる、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の発光装置。
  6. 前記光学補正層はメソゲンからなる、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の発光装置。
  7. 前記発光層の一部は前記光学補正層として機能する、
    請求項1の発光装置。
  8. 前記光学補正層はポリオクチルフルオレンである、
    請求項7の発光装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかの発光装置を具備する電子機器。
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