JP2010040212A - 押釦スイッチ用部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】スティッキング現象を防止できて製造が容易な接点部材を備えた押釦スイッチ用部材を提供する。
【解決手段】基板11に設けられた電極13と対向配置される押圧部15と、押圧部15を基板11から離間して支持可能な弾性支持部17と、押圧部15の基板11側に配設された接点部材20とを備え、接点部材20は、押圧部15が押圧されることで電極13と直接接触し、押圧部15の押圧が解除されることで電極13から離間するように構成された押釦スイッチ用部材10であり、接点部材20は、電極13との対向領域に、押圧部15が手指により押圧されたとき、電極13と接触する接触部を有する凸部23と、この接触部より押圧部15側に形成されて電極13と離間する凸部23間の非接触部とを備え、導電性ゴムのみにより一体に形成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、導電性ゴムからなる接点部材を用いた押釦スイッチ用部材に関する。
従来、押釦スイッチ用部材として、図7(a)に示すようなものが多数使用されている。この押釦スイッチ用部材は、基板31上に互いに離間して設けられた複数の電極33間を離接するための部材である。例えば、弾性変形可能な材料からなる弾性支持部37により支持された押圧部35の電極33との対向面に、平板状の接点部材40が基板31上の複数の電極33と対向するように配置されている。接点部材40としては、導電性フィラー等を含有するシリコーンゴムなどの導電性ゴムを成形したものが使用されている(例えば、下記特許文献1の従来技術参照)。
このような押釦スイッチ用部材では、通常時には、図7(a)に示すように、押圧部35が基板31から離間した位置で保持されており、接点部材40は、基板31及び電極33から離間している。そのため、複数の電極33間は切断されており、スイッチのオフ状態となっている。
押圧部35を押圧すると、図8(a)に示すように、弾性支持部37が弾性変形し、押圧部35が基板31側に移動するため、図8(b)に示すように、接点部材40が複数の電極33と接触し、これにより複数の電極33間が接続されて、スイッチのオン状態となる。
その後、押圧部35の押圧を解除すれば、弾性支持部37の復元力により、押圧部35が基板31から離間する側に移動し、接点部材40が複数の電極33から離間して電極33間が切断され、再びスイッチのオフ状態となる。
このような押釦スイッチ用部材30では、例えば車両用ドアミラーの左右切換スイッチ等のように、用途によっては、常に接点部材40が複数の電極33に接触した状態で保たれるものも存在する。
ところが、導電性ゴムからなる接点部材40は、電極33やその周囲の基板31の表面に長時間接触した状態で維持されると、電極33の表面や基板31の表面に接点部材40が貼り付き、離間できなくなるという、所謂スティッキング現象が生じる。スティッキング現象が生じると、押圧部35の押圧力を解除しても、弾性支持部37の復元力では、押圧部35が基板31から離間する側に移動できなくなり、スイッチのオン状態が維持されてスイッチ操作が不能となる。
そのため、下記特許文献1では、シリコーンゴムと導電材料とを積層した構造とし、シリコーンゴム層の表面に硬質樹脂層を形成し、この硬質樹脂層に接着層を介して弾性変形可能な柔軟性金属箔層を設けることで接点部材を構成し、スティッキング現象を防止していた。
特開2003−109449号公報
しかしながら、特許文献1のように、シリコーンゴム層、硬質樹脂層、接着層、及び金属箔層を設けることで、スティッキング現象を防止できる接点部材を構成すると、多数の層を積層するため、接点部材の製造に手間を要するという問題点があった。
そこで、この発明は、スティッキング現象を防止できて製造が容易な接点部材を備えた押釦スイッチ用部材を提供することを課題とする。
本発明者等は、導電性ゴム製の接点部材が電極や基板に押し付けられることで変形し、接点部材の表面が電極や基板の表面形状になじんで密着して吸盤が吸着したような状態になると、スティッキング現象がより生じ易くなることを見出し、上記課題を解決するに至った。
即ち、上記課題を解決する請求項1に記載の接点部材は、基板に設けられた電極と対向配置される押圧部と、該押圧部を前記基板から離間して支持可能な弾性支持部と、該押圧部の前記基板側に配設された接点部材とを備え、前記接点部材は、前記押圧部が押圧されることで前記電極と直接接触し、前記押圧部の押圧が解除されることで前記電極から離間するように構成された押釦スイッチ用部材において、前記接点部材は、導電性ゴムのみにより形成されてなり、前記電極との対向領域に、前記押圧部が押圧されたときに前記電極と接触する接触部と、前記電極と離間する非接触部とを備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、周囲を囲む面から突出して形成されて前記接触部を有する凸部、又は、周囲を囲む面から陥没して形成されて前記非接触部を有する凹部を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の構成に加え、前記凸部又は前記凹部は、角張った縁部を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の構成に加え、前記電極及び前記基板の前記押圧部側の表面は平面からなり、前記凸部又は前記凹部の表面は、曲面若しくは錐面形状に形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一つに記載の構成に加え、電極の表面は、前記基板から突出して形成され、前記接触部と前記非接触部との間の高低差は、前記電極の表面と前記基板の表面との間の高低差より大きいことを特徴とする。
請求項1又は2に記載の発明によれば、接点部材が導電性ゴムのみにより形成されており、押圧部が手指により押圧されたときに、電極と接触する接触部と、電極と離間する非接触部とが電極との対向領域に設けられているので、接点部材が電極表面に押し付けられた際、導電性ゴム製の接点部材が電極表面全面に完全に密着することがなく、吸盤が吸着したような状態が生じ難い。そのため、スティッキングを防止することが可能である。しかも、接触部及び非接触部を含む全体が導電性ゴムのみにより形成されているため、成形などにより容易に製造することが可能である。
請求項3に記載の発明によれば、凸部又は凹部が角張った縁部を備えるので、接点部材が電極に押し付けられて大きく弾性変形したとしても、縁部又はその近傍が電極表面に密着され難く、接点部材の電極との対向領域全体が電極表面に密着することを防止できる。そのため、より確実にスティッキングを防止し易い。
請求項4に記載の発明によれば、電極及び基板の押圧部側の表面が平面からなり、接点部材の凸部又は凹部の表面が曲面若しくは錐面形状に形成されているので、各凸部又は凹部において、位置に応じて電極表面や基板表面との間の距離や、弾性変形した際の付勢力を異ならせることができ、各凸部が電極表面や基板表面に密着して離間し難くなることをより防止し易い。
請求項5に記載の発明によれば、電極の表面が基板から突出して形成されたものであって、接触部と非接触部との間の高低差が、電極の表面と基板の表面との間の高低差より大きいので、接触部の一部が電極表面に当接しない場合でも、非接触部を電極表面から離間した状態を維持し易いと共に、非接触部を電極表面から離間する方向に付勢し易い。そのため、よりスティッキングを防止し易くできる。
以下、この発明の実施の形態について、図1乃至図4を用いて説明する。
[発明の実施の形態1]
押釦スイッチ用部材10は、図1に示すように、基板11上に設けられた複数の電極13と対向して離間した状態で装着され、電気機器、電子機器等のスイッチの操作部を構成するものである。
基板11は表面が平滑な平面に形成されており、電極13は、この基板11の平面上に段差状に突出して形成されており、表面が平滑な平面からなる。この電極13は図示しない回路と接続されている。
押釦スイッチ用部材10は、押圧部15と、押圧部15を押圧可能に支持する弾性支持部17とを備え、押圧部15が基板11上の複数の電極13と対向する位置に離間して配置されている。押圧部15の基板側の電極13と対向する位置に接点部材20が装着されている。
押圧部15及び弾性支持部17は、適宜な構成を採用できる。押圧部15としては、繰り返し押圧操作可能であればよく、弾性支持部17としては、無負荷状態で押圧部15を基板11から離間させられる程度の付勢力を確保できればよい。両者がシリコーン材料等の同一材料から形成されていてもよく、それぞれ異なる材料から形成されていてもよい。
接点部材20は、図1及び図2に示すように、基板11及び電極13に沿って配置される本体部21を備え、この本体部21の表面の電極13と対向する領域に、部分的に突出して複数の凸部23が形成されている。各凸部23の周囲はそれぞれ連続して本体部21の表面で囲まれている。ここでは、凸部23の頂部側の表面が、手指による押圧時に電極13と接触する接触部となるとともに、凸部23間の本体部21の表面が、手指による押圧時に電極13と離間して配置される非接触部となっている。また、複数の凸部23の間の全ての間隙が、接点部材20の本体部21の周縁20eから本体部21の表面に沿う方向に連続している。
本体部21と凸部23とは、導電性ゴムのみにより一体に成形されている。導電性ゴムとしては、弾性変形可能であって、電極13間の十分な導通が得られれば、特に限定されるものではないが、例えば、シリコーンゴム等のベースゴム材料に、カーボンブラック等の導電性フィラーを混練して成形したものなどを使用できる。この導電性ゴムとして、例えばJIS K6253に準拠して測定されるタイプAゴム硬度値が90°以下であり、且つ、JIS K6262に準拠して測定される圧縮永久歪値が45%以下のものを使用することができる。
接点部材20の各凸部23の表面は、球面、波面等の曲面、円錐面、角錐面等の錐面の表面形状に形成されているのが好適である。曲面又は錐面の形状であれば、平坦な電極13の表面や基板11の表面に接触させた際、非接触部分を広く確保し易いと共に、加圧されて凸部23が弾性変形されると、加圧力の増加に伴い、接触面積が増加するため、操作感を向上でき、更に、加圧されて基板11の表面や電極13の表面に密着した部位で、基板11の表面や電極13の表面に対する接圧を形状に対応して位置毎に異ならせることができるため、密着状態を解除し易くできるからである。
この実施の形態では、各凸部23は、それぞれ同一の球面形状の曲面から形成されている。球面形状の場合、基板11や電極13に加圧して接触させた際、広い接触面積を確保し易くできて特に好適である。
これらの凸部23の本体部21からの突出量H1は、適宜選択できるが、全ての凸部23の本体部21からの突出量H1が同じであることが好ましい。押圧部15に装着された状態で、各凸部23の電極13までの距離を等しくすることができ、押圧操作した際に、各凸部23を同等に電極13の表面に接触させることができ、電気的に安定な接続状態を確保し易いからである。
また、各凸部23の本体部21からの突出量H1は、基板11に段差状に設けられた電極13の基板11からの突出量H2より大きくすることが好適である。これにより、接点部材20を電極13に当接させた際、複数の凸部23のうち、基板11にのみ当接した凸部23によっても、本体部21を電極13の表面から離間させるための付勢力を得られるからである。
更に、各凸部23は、本体部21との間に、角張った明確な縁部24を有するのが好適である。ここで、角張った縁部24はR0.5以下とするのがよく、好ましくはR0.1以下とするのが好適である。この角張った縁部24では、表面形状が縁部24を境にして不連続に形成される。そのため、接点部材20が強い加圧力で基板11及び電極13に押し付けられ、凸部23が略完全に弾性変形した場合であっても、縁部24の両側の弾性力や縁部24の張力等により、縁部24や縁部24に隣接する部位を基板11の表面や電極13の表面から微細な間隙で離間させ易く、接点部材20の全面が完全に密着することを防止し易いからである。
また、複数の凸部23間の配置ピッチは、複数の電極13の配置ピッチ以下とすることが好適である。複数の電極13のそれぞれに、少なくとも一つの凸部23を確実に当接させることができるからである。
更に、この接点部材20では、基板11及び電極13と対向する側の本体部21及び凸部23の表面全体に微細な凹凸を設けていてもよく、例えば、これらの表面をブラスト処理された面としていてもよい。凸部23の形状により接点部材20の全面が完全に密着することを防止する作用に加え、凸部23の基板11や電極13への接触部位における気密性を低下させることで、スティッキングを防止する効果を向上し易いからである。
この微細な凹凸としては、例えば、本体部21及び凸部23の表面の十点平均粗さ(Rz)が1μm以上に仕上げていてもよく、その場合、十点平均粗さ(Rz)が1μm以上20μm以下とするのが好適である。表面粗さが過剰に粗くなると、使用時に繰り返し基板11の表面や電極13の表面に接触した際、削れなどにより微細な粒子を発生し易くなるからである。
次に、このような押釦スイッチ用部材10の動作について説明する。
押釦スイッチ用部材10を、基板11上に設けられた複数の電極13と対向させて装着した状態で使用すると、まず、押圧操作を行わない通常時には、図1に示すように、押圧部15が基板11から離間した位置で保持されており、接点部材20が基板11及び電極13から離間して維持されたスイッチのオフ状態となっている。
押圧部15を手指により押圧すると、図3(a)に示すように、弾性支持部17が弾性変形し、押圧部15が基板11側に移動し、接点部材20が基板11の表面及び電極13の表面に、押圧部15の押圧力に応じて、直接接触して押し付けられる。
すると、図3(b)に示すように、各凸部23が、基板11の表面及び電極13の表面の一方又は双方に押し付けられ、弾性変形する。これにより、各電極13には、それぞれ十分な接触面積で凸部23が接触し、電極13間が接点部材20により接続されて、スイッチのオン状態となる。
その後、押圧部15の押圧力を解除すれば、弾性支持部17の復元力により、押圧部15が基板11から離間する側に移動し、接点部材20が基板11の表面及び電極13の表面から離間する。これにより、電極13間が切断され、再びスイッチのオフ状態となる。
このような一連の動作において、通常の押圧力で押圧部15が押圧されることで、接点部材20により電極13間が接続された場合には、接点部材20の各凸部23が基板11の表面や電極13の表面に接触するものの、各凸部23間の本体部21の表面は基板11の表面や電極13の表面と離間した状態で維持され、その間には接点部材20の周縁から中央部分まで連続した間隙27が形成されている。即ち、本体部21が基板11の表面や電極13の表面に密着していない。
そのため、接点部材20が基板11の表面や電極13の表面に密着して離間できなくなるようなスティッキングは起こらず、その後に、押圧部15の押圧力が解除されれば、弾性支持部17の復元力により容易に接点部材20が基板11の表面や電極13の表面から離間して、スイッチのオフ状態とすることができる。
また、過剰な押圧力で押圧部15が押圧されることで、各凸部23だけでなく、本体部21も基板11の表面や電極13の表面に接触し、仮に接点部材20の全ての面が密着したとしても、各凸部23の弾性力により、本体部21が部分的に異なる力で電極13の表面や基板11の表面から離間される方向に付勢されるため、凸部23の周囲等が電極13の表面や基板11の表面から部分的に離間され易く、電極13の表面や基板11の表面と本体部21との間に空気が導入され易い。そのため、弾性支持部17の復元力により容易に接点部材20が基板11の表面や電極13の表面から離間して、スイッチのオフ状態とすることができる。
以上のような接点部材20によれば、接点部材20が導電性ゴムのみにより形成されており、本体部21の表面に部分的に突出して凸部23が一体に形成されているので、成形などにより容易に製造することが可能である。そして、このような凸部23が基板11に沿って配置される本体部21の電極13と対向する表面に部分的に突出して設けられることで、押圧部15が手指により押圧されたときに、電極13と接触する接触部と、電極13と離間する非接触部とが、電極13との対向領域に設けられているので、接点部材20を電極13の表面や基板11の表面に押し付けた際、凸部23により本体部21の全面が電極13表面全面や基板11表面に完全に密着することを防止でき、吸盤が吸着したような状態を生じ難い。そのため、スティッキングを防止することが可能である。
特に、凸部23が角張った縁部24を備えるので、接点部材20が電極13に押し付けられて大きく弾性変形したとしても、縁部24の近傍は電極13の表面に密着され難く、接点部材20の電極13との対向領域全体が電極13の表面に密着することを防止できる。そのため、より確実にスティッキングを防止し易い。
また、凸部23を複数有していて、複数の凸部23間の各間隙が、接点部材20の本体部21の周縁20eから本体部21の表面に沿って通気可能に連続して形成されているので、平板状の本体部21と電極13の表面や基板11の表面との間に周縁からより空気が導入され易い。
更に、電極13が基板11から突出して形成されたものであって、凸部23の本体部21からの突出量H1が電極13の基板11からの突出量H2より大きいので、電極13の表面に当接しない凸部23によっても、本体部21を電極13の表面から離間した状態で維持でき、また、電極13の表面から離間する方向に十分な力で付勢できる。
しかも、凸部23の表面が曲面又は錐面形状に形成されているので、各凸部23において、位置に応じて電極13の表面や基板11の表面との間の距離や、弾性変形した際の付勢力を異ならせることができ、これにより、各凸部23が電極13の表面や基板11表面から離間し易い。
そのため、より確実にスティッキングを防止することが可能である。
そして、このような接点部材20を用いた押釦スイッチ用部材10によれば、スティッキングを防止しつつ、確実なスイッチ操作が可能である。
なお、上記実施の形態は、本発明の範囲内において適宜変更可能である。例えば、上記実施の形態では、接点部材20として、本体部21の一方の面に複数の凸部23を設けた例について説明したが、平板状の本体部21の両面に凸部23を設けてもよい。これにより接点部材20に表裏の方向性を無くすことができ、製造時に接点部材20を押圧部15へ固着する際、作業性を向上することができる。
また、上記では、本体部21に複数の凸部23を設けたが、本体部21に設ける凸部23を単数として、より製造し易くしてもよい。
更に、上記では、押釦スイッチ用部材10として、押圧部15毎に、独立して弾性支持部17に支持された例について説明したが、複数の押圧部15が平坦な形状又は立体的な形状の一つの弾性支持部17に支持されているものであってもよい。
また、上記では、角張った縁部24を、凸部23の周囲の本体部21の表面と凸部23との間の境界、即ち、凸部23の周縁に形成した例について説明したが、凸部23の表面を角張った形状に形成することで同様の効果を得ることも可能である。
[発明の実施の形態2]
図4は、この発明の実施の形態2の押釦スイッチ用部材に用いる接点部材を示している。実施の形態2の押釦スイッチ用部材は、接点部材が異なる他は、全て実施の形態1と同様である。
接点部材20は、基板11に沿って配置される本体部21の電極13と対向する表面に、凹部25が部分的に陥没して複数形成されている。各凹部25は、例えば、円形、楕円形、三角形、四角形、その他の多角形等、適宜な平面視形状の有底穴や、各種の形状で本体部21を貫通する貫通孔などにより構成できる。更に、表面形状が曲面若しくは錐面形状とすることも好ましい。これらの凹部25は、それぞれ同一形状であっても、異なっていてもよい。この実施の形態2では、各凹部25を四角形状の有底孔としている。
また、本体部21の表面は平坦に形成されており、各凹部25の周囲は、それぞれ連続した本体部21の表面で囲まれている。更に、各凹部25と本体部21の表面との間には角張った縁部が形成されている。
これらの凹部25の本体部21からの陥没量は、適宜選択でき、それぞれが異なる陥没量となっていてもよい。また、接点部材20の周縁から離間した位置に設けられている凹部25の少なくとも一つは、溝等の通気路により接点部材20の周縁から通気可能に連続していてもよい。更に、各凹部25間の配置ピッチは、各凹部25間に配置される本体部21の表面が複数の電極13のそれぞれに、少なくとも一つ当接可能なピッチとするのがよく、電極13の配置ピッチ以下とするのが好適である。
その他は、実施の形態1の接点部材20と同様である。
このような構成を有する接点部材20や、この接点部材20を用いた押釦スイッチ用部材10であっても、実施の形態1と同様の作用効果を得ることが可能であり、接点部材20を電極13の表面や基板11の表面に押し付けた際、凹部25により本体部21の全面が電極13表面や基板11表面に完全に密着することを防止して吸盤が吸着したような状態を生じ難くでき、スティッキングを防止することが可能である。
特に、非接触面が凹部25に設けられているので、本体部21の平坦な表面を電極13に接触させることができ、押圧操作時に接点部材20と各電極13との安定した接続を行い易くすることができる。
以下、この発明の実施例について説明する。
[実施例1]
<接点部材>
本体部21の両面に複数の凸部23を有する図4及び図5に示すような接点部材20を作製した。
接点部材20は、導電性ゴムKE3711−U(信越化学工業(株)製、商品名)に架橋剤C−8A(信越化学工業(株)製、商品名)を所定の割合で混練してシート状に分出した成形材料を、接点部材20に対応した形状の型面を有し、その表面を10点平均粗さ(Rz)2.5μmに仕上げた金型に投入し、165℃で5分間、加熱圧縮成形して、接点部材用ゴムシート20Aを作製し、このゴムシート20Aを直径3mmに打ち抜いて製造した。
接点部材20の本体部21は厚さ0.4mmであった。本体部21の表面における平面視の直径が0.6mmで、本体部21の表面からの突出高さが0.1mmであった。各凸部23は、本体部21の一つの辺に対して45度の角度で配列されており、最も近接する凸部23間の4方の各辺に沿うピッチは0.71mmであった。
<押釦スイッチ用部材>
この接点部材20を押圧部15の背面に固着した状態で、硬質の押圧部15が立体形状を呈する弾性支持部17により支持されたインサート成形品を作製し、図1に示すような押釦スイッチ用部材10を製造した。
この押釦スイッチ用部材10では、押圧部15を押圧した後、復元する際の弾性支持部17の復元力は、0.5〜0.9N程度であった。
<スイッチ>
この押釦スイッチ用部材10を電極13が設けられた基板11上に配置固定することでスイッチを構成した。
電極13が設けられた基板11として、クシ歯形金メッキ基板を用いた。このクシ歯形金メッキ基板は、基板11の表面に、35μmの銅箔、3μmのニッケルメッキ層、0.3μmの金メッキ層がこの順で積層されて電極13が形成されており、クシ歯部分の電極13の幅が0.5mm、電極13間の間隙が0.5mmであった。電極13の表面及び基板11の表面は平滑な平面に形成されていた。
<耐スティッキング性確認試験>
このようにして得られたスイッチを用い、耐スティッキング性の確認試験を行った。
確認試験では、まず、押圧部15を3Nの荷重で2秒間押圧し、その後、押圧力を解除することで、押圧部15が1秒以内に元の位置まで復元できるかで、初期動作を確認した。
次に、スイッチを85℃雰囲気中に配置し、押圧部15を3Nの荷重で4日間連続して押圧し続け、荷重を解除した際、1秒以内にスイッチのオフ状態となるか否かを確認した。なお、押圧中は5mAの電流を通電し続けた。
結果を表1に示す。
[比較例1]
本体部21の両面に凸部23を設けずに成形することにより、表面が平坦な他は実施例と同一にして比較例の接点部材を製造すると共に、押釦スイッチ用部材及びスイッチを製造した。
得られた比較例のスイッチを用いて、耐スティッキング性確認試験を行った。
結果を表1に示す。表中、オフ状態になるものを○で示し、オフ状態にならないものを×で示した。
Figure 2010040212
表から明らかなように、電極13との対向面が平坦な面からなる比較例品では、初期動作では同等であったものの、4日間放置後にはスティッキングが生じたのに対し、電極13との対向面に凸部23を設けた実施例品では、4日間放置後にもスティッキングが生じなかった。
この発明の実施の形態1の押釦スイッチ用部材を示す概略断面図である。 この発明の実施の形態1の押釦スイッチ用部材の接点部材を示す部分拡大断面図である。 この発明の実施の形態1の押釦スイッチ用部材の動作を説明する図であり、(a)は押釦スイッチ用部材の押圧状態を示し、(b)はその状態における接点部材の接触状態を示す。 この発明の実施の形態2の接点部材を示し、(a)は断面図、(b)は部分平面図である。 この発明の実施例で使用した接点部材の切断前の平面図である。 この発明の実施例で使用した接点部材を示す図5のA−A断面図である。 従来の押釦スイッチ用部材を説明する図であり、(a)は概略断面図であり、(b)接点部材の部分拡大断面図である。 従来の押釦スイッチ用部材の動作を説明する図であり、(a)は押釦スイッチ用部材の押圧状態を示し、(b)はその状態における接点部材の接触状態を示す。
符号の説明
10 押釦スイッチ用部材
11 基板
13 電極
15 押圧部
17 弾性支持部
20 接点部材
21 本体部
23 凸部

Claims (5)

  1. 基板に設けられた電極と対向配置される押圧部と、該押圧部を前記基板から離間して支持可能な弾性支持部と、該押圧部の前記基板側に配設された接点部材とを備え、前記接点部材は、前記押圧部が押圧されることで前記電極と直接接触し、前記押圧部の押圧が解除されることで前記電極から離間するように構成された押釦スイッチ用部材において、
    前記接点部材は、導電性ゴムのみにより形成されてなり、前記電極との対向領域に、前記押圧部が押圧されたときに前記電極と接触する接触部と、前記電極と離間する非接触部とを備えていることを特徴とする押釦スイッチ用部材。
  2. 前記接点部材は、周囲を囲む面から突出して形成されて前記接触部を有する凸部、又は、周囲を囲む面から陥没して形成されて前記非接触部を有する凹部を備えることを特徴とする請求項1に記載の押釦スイッチ用部材。
  3. 前記凸部又は前記凹部は、角張った縁部を備えることを特徴とする請求項2に記載の押釦スイッチ用部材。
  4. 前記電極及び前記基板の前記押圧部側の表面は平面からなり、前記凸部又は前記凹部の表面は、曲面若しくは錐面形状に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の押釦スイッチ用部材。
  5. 前記電極の表面は、前記基板から突出して形成され、前記接触部と前記非接触部との間の高低差は、前記電極の表面と前記基板の表面との間の高低差より大きいことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の押釦スイッチ用部材。
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