JP2010040134A - 磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法および磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法および磁気記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010040134A
JP2010040134A JP2008203837A JP2008203837A JP2010040134A JP 2010040134 A JP2010040134 A JP 2010040134A JP 2008203837 A JP2008203837 A JP 2008203837A JP 2008203837 A JP2008203837 A JP 2008203837A JP 2010040134 A JP2010040134 A JP 2010040134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center position
reference signal
signals
signal
radial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008203837A
Other languages
English (en)
Inventor
Keigo Fujita
圭吾 藤田
Kenji Oki
憲二 沖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008203837A priority Critical patent/JP2010040134A/ja
Publication of JP2010040134A publication Critical patent/JP2010040134A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

【課題】DTR媒体を用いた磁気記録装置において、マイクロジョグを正確に測定できる方法を提供する。
【解決手段】ハードディスク・ドライブ1においてマイクロジョグを測定する方法であって、ライトヘッド16で基準信号31をDTR媒体3に書き込む基準信号書き込みステップと、基準信号31に対して異なる円周方向位置に複数の信号32〜40,42〜50を円周方向に並べて書き込むステップであって、複数の信号32〜40,42〜50の半径方向位置は円周方向にいくにしたがって隣接する信号の半径方向位置から所定の割合で一半径方向に変位している、複数信号書き込みステップと、複数の信号を読み取って、各信号の出力値からピーク中心位置を算出するピーク中心位置算出ステップと、ピーク中心位置を用いてマイクロジョグを算出するマイクロジョグ算出ステップとを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法および磁気記録装置に関するものである。
ハードディスク・ドライブは、パーソナルコンピュータや、民生機器など多くの機器に情報記録装置として用いられている。ハードディスク・ドライブには、記録媒体に記録された磁気信号を読み取る再生素子(以下、リードヘッドと略記する)、及び、記録媒体に信号を磁気的に記録する記録素子(以下、ライトヘッドと略記する)を搭載する磁気ヘッドが使用されている。一般に、ライトヘッドはスライダの先端側に設けられ、リードヘッドはスライダの末端側に設けられており、両者は分離している。
また、磁気ヘッドは、ロータリ型アクチュエータによって記録媒体上を半径方向に移動させられる。このような構造によって、磁気ヘッドにはスキューが発生する。その結果、リードヘッドとライトヘッドには半径方向にオフセットが発生する。このオフセットを、以下、マイクロジョグと呼ぶ。
マイクロジョグは、磁気ディスクのゾーンごとに異なるので、磁気ヘッドの位置制御を正確に行うためには、ゾーンごとのマイクロジョグを測定する必要がある。マイクロジョグを測定する方法として、例えば、磁気ディスクのトラック方向にMRヘッドをオフセットさせてエラーを検出することで、MRヘッドのライトヘッドとリードヘッドとのオフセット値を決定する方法が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年のHDDの高記録密度化に伴い、DTR(Discrete Track Recording)媒体を用いた記録方式が用いられている(例えば、特許文献2参照)。DTR媒体では、隣接するデータトラックが、溝または非磁性体材料からなる非記録部によって分離されている。この分離によって、隣接データトラック間の磁気的干渉が低減されている。
図5に従来の磁気記録媒体の構造の一例を示す。データトラック72,74が、磁性体領域71,73を間に介して、半径方向に並んで配置されている。また、円周方向複数箇所には、サーボ信号領域75が配置されている。
図6に従来のDTR媒体の構図の一例を示す。データトラック78,80が、無磁性体領域77,79を間に介して、半径方向に並んで配置されている。また、円周方向複数箇所には、サーボ信号領域81が配置されている。
図7を用いて、図5の従来の磁気記録媒体の構造において、マイクロジョグを測定する方法について説明する。磁気ヘッドは、リードヘッド83とライトヘッド84を有しており、ライトヘッド84はリードヘッド83に対して半径方向外側に位置している。この状態で、最初に、ライトヘッド84を用いて記録媒体に信号85を書き込む。この信号85を書き込んだ際のリードヘッド83の半径方向中心位置と信号85の半径方向中心位置との半径方向距離(オフセット値)がマイクロジョグである。続いて、リードヘッド83を用いて信号85の半径方向各位置の信号を検出していく。すると、図7の右側に示すように台形の出力が得られ、この台形の中心が信号85の半径方向中心である。したがって、この信号85を書き込んだ際のリードヘッド83の半径方向中心位置と信号85の半径方向中心位置との半径方向距離から、マイクロジョグが得られる。
図8を用いて、図6のDTR媒体の構造において、マイクロジョグを測定する方法について説明する。磁気ヘッドは、リードヘッド83とライトヘッド84を有しており、ライトヘッド84はリードヘッド83に対して半径方向外側に位置している。この状態で、最初に、リードヘッド83をデータトラック88に合わせて、ライトヘッド84を用いてデータトラック90に信号91を書き込む。この信号91を書き込んだ際のリードヘッド83の半径方向中心位置と信号91の半径方向中心位置との半径方向距離(オフセット値)がマイクロジョグである。しかし、この例では、図から明らかなように、ライトヘッド84は無磁性体領域89とデータトラック90の両方に対応する位置にあるため、無磁性体領域89においては信号が書き込まれず、データトラック90のみに信号91が書き込まれる。この結果、信号91の半径方向幅は、ライトヘッド84の半径方向幅より狭くなっている。続いて、リードヘッド83を用いて信号91の半径方向各位置の信号を検出していく。すると、図8の右側に示すように台形の出力が得られる。しかし、この台形の中心は、信号91の半径方向中心を表しているが、本来ライトヘッド84によって書き込まれるべきであった信号の半径方向中心位置ではない。つまり、信号の最大出力位置が本来の位置からずれてしまっている。したがって、この信号91を書き込んだ際のリードヘッド83の半径方向中心位置と信号91の半径方向中心位置との半径方向距離を求めても、正確なマイクロジョグは得られない。
そこで、ディスクリート・トラック型の磁気記録媒体であってもオフセット量を正確に測定するための技術が開発されている(例えば、特許文献3参照)。この技術では、複数の測定データを径方向に移動させつつ書き込み、次に複数のデータを読み出して記憶し、最後に記憶された複数の測定データに基づいて記録ヘッドと再生ヘッドのオフセットを決定している。
特開平11−066509号公報 特開2006−209952号公報 特開2005−166116号公報
特許文献3に記載のオフセット測定方法について説明する。このオフセット測定方法は、測定パターンの記録処理と、記録された測定パターンからのオフセット測定処理とから構成されている。記録処理では、最初に、ヘッドを最内周に移動させる。次に、1トラックにNsセクタ分測定用信号を書き込み、T=T+TOのオフトラックを行う。この書き込みとオフトラックの動作をn回繰り返す。オフセット測定処理では、最大平均振幅値を求めるために、書き込んだトラック位置に合わせてn回の読み取りを行う。最大平均振幅値が得られると、その値をオフセットとする。最大平均振幅値が得られないと、次のオフトラック位置において、測定パターンの記録処理とオフセット測定処理とを繰り返し実行する。このようにして記録媒体の最内周、中央、最外周の最大平均振幅値を求めて、それらの近似値を算出することで、全トラックのオフセットを求めている。
以上に述べたオフセット測定方法では、最大平均値幅値が求まらない場合には、書き込み・読み出しの回数が増えてしまう。つまり、オフセットを測定する時間が長くなってしまう。
本発明の課題は、前記従来の課題を解決するもので、DTR媒体を用いた磁気記録装置において、より短い時間でマイクロジョグを測定できるマイクロジョグの測定方法を提供することを目的とする。
第1の発明に係る磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法は、記録領域と非記録領域が半径方向に交互に並んだディスクリート・トラック記録媒体を用いる磁気記録装置において、リードヘッドとライトヘッドのオフセット量であるマイクロジョグを測定する方法であって、以下のステップを備えている。
◎リードヘッドをリードヘッド基準位置にセットして、ライトヘッドで基準信号をディスクリート・トラック記録媒体に書き込む基準信号書き込みステップ
◎基準信号に対して異なる円周方向位置に複数の信号を円周方向に並べて書き込むステップであって、複数の信号の半径方向位置は円周方向にいくにしたがって隣接する信号の半径方向位置から所定の割合で一半径方向に変位している、複数信号書き込みステップ
◎リードヘッドで複数の信号を読み取って、各信号の出力値からピーク中心位置を算出するピーク中心位置算出ステップ
◎ピーク中心位置を用いてマイクロジョグを算出するマイクロジョグ算出ステップ
この測定方法では、基準信号に対して半径方向位置が異なる複数の信号を書き込んで、そのピーク中心位置からマイクロジョグを得るので、ディスクリート・トラック記録媒体を用いた磁気記録装置におけるマイクロジョグを正確に測定することができる。つまり、基準信号および複数の信号は非記録領域には書き込まれない部分を有するものの、記録領域に書き込まれた部分を複数用いることで、マイクロジョグを正確に測定できる。
また、従来技術とは異なり、最大平均振幅値が求める必要がないため、読み出し・書き込みの回数を少なくできる。したがって、マイクロジョグ測定の時間が短縮する。
なお、基準信号書き込みステップと複数信号書き込みステップは順序を限定されない。いずれを先に行っても良いし、同時にすなわち複数信号書き込みステップの途中に基準信号書き込みステップを行っても良い。
第2の発明に係る磁気記録装置におけるマイクロジョグ測定方法では、第1の発明において、ピーク中心位置算出ステップでは、リードヘッドは一つのデータトラックに記録された複数の信号を一回転中に読み取る。
この測定方法では、複数の信号を読み取る回数が従来技術に比べて少ないため、測定時間が大幅に短縮される。
第3の発明に係る磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法は、第1または第2の発明において、複数信号書き込みステップでは、基準信号の円周方向両側に複数の信号を書き込み、ピーク中心位置算出ステップでは、基準信号の円周方向両側の各ピーク中心位置を算出する。
この測定方法では、基準信号の円周方向両側に複数の信号を書き込んで、その両側のピーク中心位置を算出するため、マイクロジョグの測定がより正確になる。
第4の発明に係る磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法は、第1〜第3の発明において、複数信号書き込みステップでは、所定の割合とは、記録領域ピッチに対する一定の割合である。
この測定方法では、複数の信号の半径方向変位量の所定の割合が記録領域ピッチに対する一定の割合であるので、簡単な計算によって複数の信号のピーク中心位置と基準信号の半径方向中心位置との間の半径方向距離が得られる。
第5の発明に係る磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法では、第4の発明において、一定の割合は、記録領域ピッチの5〜30%の範囲である。
この測定方法では、一定の割合が適切な範囲に設定されているため、複数の信号の書き込み回数が極端に多くならず、しかも、マイクロジョグ測定の精度を十分に高く維持できる。
第6の発明に係る磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法では、第1〜第5の発明において、基準信号及び複数の信号は、ディスクリート・トラック記録媒体のセクタごとに書き込まれる。
第7の発明に係る磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法では、第1〜第6の発明において、マイクロジョグ算出ステップは、ピーク中心位置から基準信号の半径方向中心位置を求めるステップと、基準信号の半径方向中心位置とリードヘッド基準位置との間の半径方向距離を求めるステップとを含んでいる。
第8の発明に係る磁気記録装置は、記録領域と非記録領域が半径方向に交互に並んだディスクリート・トラック記録媒体と、リードヘッドとライトヘッドを有する磁気ヘッドと、ディスクリート・トラック記録媒体を回転させる回転駆動部と、磁気ヘッドをディスクリート・トラック記録媒体上で移動させる磁気ヘッド駆動部と、磁気ヘッドにデータを記録・再生させる磁気記録再生部と、回転駆動部、磁気ヘッド駆動部、および磁気記録再生部を制御する制御部とを備えている。
制御部は、以下のステップを実現する制御動作が可能である。
◎リードヘッドをリードヘッド基準位置にセットして、ライトヘッドで基準信号をディスクリート・トラック記録媒体に書き込む基準信号書き込みステップ
◎基準信号に対して異なる円周方向位置に複数の信号を円周方向に並べて書き込むステップであって、複数の信号の半径方向位置は円周方向にいくにしたがって隣接する信号の半径方向位置から所定の割合で一半径方向に変位している、複数信号書き込みステップ
◎リードヘッドで複数の信号を読み取って、各信号の出力値からピーク中心位置を算出するピーク中心位置算出ステップ
◎ピーク中心位置を用いてマイクロジョグを算出するマイクロジョグ算出ステップ
この装置では、基準信号に対して半径方向位置が異なる複数の信号を書き込んで、そのピーク中心位置からマイクロジョグを得るため、ディスクリート・トラック記録媒体を用いた磁気記録装置におけるマイクロジョグを正確に測定することができる。つまり、基準信号および複数の信号は非記録領域には書き込まれない部分を有するものの、記録領域に書き込まれた部分を複数用いることで、マイクロジョグを正確に測定できる。
また、従来技術とは異なり、最大平均振幅値が求める必要がないため、読み出し・書き込みの回数を少なくできる。したがって、マイクロジョグ測定の時間が短縮する。
第9の発明に係る磁気記録装置では、第8の発明において、ピーク中心位置算出ステップでは、リードヘッドは一つのデータトラックに記録された複数の信号を一回転中に読み取る。
この装置では、複数の信号を読み取る回数が従来技術に比べて少ないため、測定時間が大幅に短縮される。
第10の発明に係る磁気記録装置では、第8または第9の発明において、マイクロジョグ算出ステップは、ピーク中心位置から基準信号の半径方向中心位置を求めるステップと、基準信号の半径方向中心位置とリードヘッド基準位置との間の半径方向距離を求めるステップとを含んでいる。
本発明の磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法によれば、DTR媒体を用いた磁気記録装置におけるマイクロジョグを正確に測定することができる。また、従来技術とは異なり、最大平均振幅値が求める必要がないため、読み出し・書き込みの回数を少なくできる。したがって、マイクロジョグ測定の時間が短縮する。
以下に、本発明の磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法の実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
(1)ハードディスク装置の構成
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるハードディスク・ドライブ1のブロック構成図を示す。
図1において、ハードディスク・ドライブ1は、DTR媒体3と、DTR媒体3を駆動するスピンドルモータ4と、DTR媒体3にデータを書き込んだり読み取ったりする磁気ヘッド6と、磁気ヘッド6を保持してDTR媒体3上の所定の位置に移動させるためのヘッド・スタック・アッセンブリ7と、ヘッド・スタック・アッセンブリ7を駆動するボイス・コイル・モータ5とを備えている。
DTR媒体3は、図3に示すように、データトラック21,23,25,27と無磁性体領域22,24,26が半径方向に交互に並んでいる。無磁性体領域22,24,26は溝形状であってもよいし、データトラックと同じ高さであって非磁性体材料から構成されていても良い。サーボ信号領域(図示せず)には、ヘッド位置決めのためのサーボ情報が磁性体/非磁性体のパターンとして形成されている。なお、この実施例では、データトラックと無磁性体領域のトラック幅方向長さは同等に描かれているが、実際にはデータトラックのトラック幅方向長さが無磁性体領域のトラック幅方向長さより長くなるように形成されている。
磁気ヘッド6は、図3に示すように、スライダ本体と、スライダ本体に取り付けられたリードヘッド15およびライトヘッド16とを有している。リードヘッド15は、ディスクからの磁界を電気信号に変換すること(再生)が可能である。ライトヘッド16は、ディスクに記録する情報に対応する電気信号を磁界に変換すること(記録)が可能である。具体的には、リードヘッド15はMRヘッドであり、ライトヘッド16は薄膜ヘッドであり、両者は分離して配置されている。リードヘッド15は、ライトヘッド16の半径方向内側に位置するように配置されている。この実施例ではリードヘッド15のトラック幅方向長さとライトヘッド16のトラック幅方向長さは同等に描かれているが、通常はリードヘッドのトラック幅方向長さはライトヘッドのトラック幅方向長さよりも短くなるように形成されている。
ヘッド・スタック・アッセンブリ7は、主にアクチュエータアーム7aを有している。アクチュエータアーム7aの先端には、磁気ヘッド6がサスペンションを介して取り付けられており、アクチュエータアーム7aの根元がピボットを中心に回動自在になっている。
ボイス・コイル・モータ5は、駆動電流が供給されると、ヘッド・スタック・アッセンブリ7をピボット中心に回動させることで、磁気ヘッド6をDTR媒体3上の任意の半径方向位置に移動させることができる。
次に、ハードディスク・ドライブ1のエレクトロニクス・ハードウェアのブロック構成を説明する。ハードディスク・ドライブ1は、HDC(Hard Disk Controller)2と、メモリ8と、CPU9と、リード/ライト・チャネル10と、モータ制御ユニット11と、VCM制御ユニット12と、プリアンプ13とを備えている。これらのエレクトロニクス・ハードウェアは、複数個のLSIによって実現されている。
HDC2は、ハードディスク1内のインターフェース部であって、エラー訂正回路(ECCコード生成回路およびECCエラー訂正回路)、バッファ・コントロール回路、キャッシュ・コントロール回路を内部に有しており、ホストシステム14との間でリード/ライトデータを転送制御する。さらに、HDC2は、CPU9、リード/ライト・チャネル10、プリアンプ13、メモリ8との間で情報交換可能である。
メモリ8はデータのバッファ用として使用される。
リード/ライト・チャネル10は、リード/ライトに関連するヘッド信号処理部であって、記録データをコード変調してプリアンプ13に出力したり、再生データをコード復調してHDC2に出力したりする。
プリアンプ13は、リードヘッド15から出力されるリードデータ信号を増幅するリードアンプと、ライトデータ信号をライト電流信号に変換してライトヘッド16に供給するライトアンプを有している。
CPU9は、ハードディスク・ドライブ1のメインコントローラであり、ドライブ駆動システムの制御を実行する。つまり、CPU9は、ソフトウェアを読み込むことによって、磁気ヘッド6のポジショニング制御、スピンドルモータ4の回転制御、インターフェース制御等を行う。CPU9は、いわゆるマイコンであり、CPUそのもの、ROM、RAMといったメモリから構成されている。
モータ制御ユニット11は、スピンドルモータ4に回転制御信号を出力して、スピンドルモータ4を一定回転に駆動制御する。
VCM制御ユニット12は、ボイス・コイル・モータ5に駆動制御信号を出力して、ボイス・コイル・モータ5にヘッド・スタック・アッセンブリ7を駆動させる。
(2)マイクロジョグの測定方法
一実施例としてのマイクロジョグ測定方法について、図2のフローチャートと、図3の模式図およびグラフとを用いて説明する。図3(a)は、DTR媒体3の一部を模式的に表した図であり、図左右が円周方向(回転方向)であり、図上下が半径方向(トラック幅方向)である。なお、半径方向において、半径方向外側をプラス側として、半径方向内側をマイナス側として説明する。
また、下記のマイクロジョグの測定方法は、DTR媒体3のゾーンごとに実施される。
図2のステップS1において、最初に、DTR媒体3のディスク面全体を初期化する。
続いて、ステップS2において、基準信号31を書き込む。具体的には、リードヘッド15をリードヘッド基準位置64にセットして、ライトヘッド16で基準信号31をDTR媒体3に書き込む。なお、この実施例では、図3(a)に示すように、リードヘッド基準位置64はデータトラック21の半径方向中心に位置しており、基準信号31は、データトラック21の半径方向外側一つ目のデータトラック23と半径方向外側二つ目のデータトラック25にわたって形成されている。実際には、データトラック23とデータトラック25の間には、無磁性体領域24が形成されているので、その部分には信号は書き込まれない。つまり、基準信号31は、データトラック23に書き込まれた第1の部分と、データトラック25に書き込まれた第2の部分が、互いに半径方向に離れて形成されている。
続いて、基準信号31に対して異なる円周方向位置に、複数の信号32〜40,42〜50を円周方向に並べて書き込んでいく。複数の信号32〜40,42〜50は円周方向にいくにしたがって隣接する信号から半径方向位置が所定の割合で一半径方向に変位している。この実施形態では、基準信号31の図左側に行くにしたがって、信号32〜40はプラス側に一定の割合で変位するように(オフトラックするように)書き込まれる。また、基準信号31の図の右側に行くにしたがって、信号42〜50はマイナス側に一定の割合で変位するように書き込まれる。したがって、図3(a)に示すように、基準信号31を円周方向中心として一定の個数の信号が円周方向に斜め直線形状に書き込まれる。ただし前述のように、無磁性体領域22,24、26では信号は書き込まれないので、各信号は無磁性体領域22,24,26を除いた形でデータトラック21,23,25,27に書き込まれる。
この実施例では、隣接する信号同士の半径方向変位量は、データトラックピッチ(データトラックの半径方向中心間の半径方向距離)の10%に設定されている。したがって、各信号は以下の値だけ基準信号31から変位していることになる。信号32(+10%)、信号33(+20%)、信号34(+30%)、信号35(+40%)、信号36(+50%)、信号37(+60%)、信号38(+70%)、信号39(+80%)、信号40(+90%)、信号42(−10%)、信号43(−20%)、信号44(−30%)、信号45(−40%)、信号46(−50%)、信号47(−60%)、信号48(−70%)、信号49(−80%)、信号50(−90%)。
なお、各信号はトラックのセクタ単位で書き込まれている。
各信号を書き込む順番、数、変位量の大きさは特に限定されない。ただし、一定の割合(変位量)は、DTR記録媒体のデータトラックピッチの5〜30%の範囲であることが好ましい。このように一定の割合が適切な範囲に設定されているため、複数の信号の書き込み回数が極端に多くならず、しかも、マイクロジョグ測定の精度を十分に高く維持できる。
続いて、ステップS4において、リードヘッド15を用いて書き込まれた全ての信号を読み取って出力する。この時、リードヘッド15は、データトラック23とデータトラック25上の信号を測定する。つまり、リードヘッドは一つのデータトラックに記録された複数の信号を一回転中に読み取り、本実施例では結果としてリードヘッド15は2回読み取り動作を行う。従来のオフセット測定方法においては、複数の信号を書き込んだ後に同じ回数だけ信号を読み取る必要がある。このようにして、本実施形態による測定方法では、複数の信号を読み取る回数が従来技術に比べて少ないため、測定時間が大幅に短縮される。
図3(b)は、円周方向における信号の出力値を示している。表の横軸は基準信号31からの各信号の半径方向の変位量を表している。図3(a)では、リードヘッド基準位置64からプラス側にデータトラックピッチ一つ分離れた位置(図で一つ上のデータトラック23の半径方向中心)を100%半径方向位置63として、リードヘッド基準位置64からプラス側にデータトラックピッチ二つ分離れた位置(図で二つ上のデータトラック25の半径方向中心)を200%半径方向位置62とする。そして、図3(b)では、データトラック23に書き込まれた信号部分を読み取った出力値を「100%データトラック出力値」としてプロットして、データトラック25に書き込まれた信号部分を読み取った出力値を「200%データトラック出力値」としてプロットしている。
この場合、図3(b)から明らかなように、「100%データトラック出力値」と「200%データトラック出力値」は、台形上部のような形状になる。つまり、各出力値は、データトラック23またはデータトラック25を半径方向に完全に覆っている信号からの出力値はピーク値となって平坦な頂上部を有しており、その両側のデータトラック23またはデータトラック25を半径方向に部分的にしか覆っていない信号からの出力は頂上部から離れるにしたがって小さくなっていく。
次に、ステップS5において、ピーク中心位置を求める。ピーク中心位置は、各出力値のピーク値の中心における基準信号31の半径方向中心位置65からの半径方向距離を、データトラックピッチに対する割合で示した数値で表される。また各ピーク中心位置の数値は、データトラック23の半径方向中心位置及びデータトラック25の半径方向中心位置にそれぞれ対応している。
次に、ステップS6において、マイクロジョグを算出する。最初に、基準信号31の半径方向中心位置65を求める。具体的には、基準信号31の半径方向中心位置65は、100%半径方向位置63(データトラック23の半径方向中心位置)から(−55%)をプラスした位置、つまり、リードヘッド基準位置64からプラス155%の位置にある。さらに、基準信号31の半径方向中心位置65は、200%半径方向位置62(データトラック25の半径方向中心位置)から(+45%)をマイナスした位置、つまり、リードヘッド基準位置64からプラス155%の位置にある。このように基準信号31の円周方向両側に複数の信号を書き込んで、その両側のピーク中心位置を算出するため、基準信号31の半径方向中心位置65を正確に求めることができる。次に、リードヘッド基準位置64と基準信号31の半径方向中心位置65との半径方向距離を求める。この半径方向距離がマイクロジョグに該当する。
このように、本実施形態における磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法によれば、DTR媒体を用いた磁気記録装置におけるマイクロジョグを正確に測定することができる。また、従来技術とは異なり、最大平均振幅値が求める必要がないため、読み出し・書き込みの回数を少なくできる。したがって、マイクロジョグ測定の時間が短縮する。
図4は、本願発明に係るマイクロジョグの測定方法を、前記実施形態とは異なるハードディスク・ドライブまたは同じハードディスク・ドライブの異なるゾーンに適用した場合に、記録媒体に書き込まれる信号及び出力値を示している。測定方法そのものは前記実施形態と全く同じであるので、ここでは説明を省略する。
この実施形態では、前記実施形態に比べてマイクロジョグが短くなっている。具体的には、基準信号31’の半径方向中心位置65’は、100%半径方向位置63’(データトラック23’の半径方向中心位置)から(−45%)をプラスした位置、つまり、リードヘッド基準位置64’からプラス145%の位置にある。さらに、基準信号31’の半径方向中心位置65’は、200%半径方向位置62’(データトラック25’の半径方向中心位置)から(+55%)をマイナスした位置、つまり、リードヘッド基準位置64’からプラス145%の位置にある。
以上に述べた二つの実施例から明らかなように、マイクロジョグの長さが変動しても、上記マイクロジョグの測定方法を実行することでマイクロジョグを正確に測定できる。
以上に述べた測定方法では、基準信号31に対して半径方向位置が異なる複数の信号32〜40,42〜50を書き込んで、そのピーク中心位置からマイクロジョグを得るため、DTR媒体3を用いたハードディスク・ドライブ1におけるマイクロジョグを正確に測定することができる。つまり、基準信号31および複数の信号32〜40,42〜50は無磁性体領域には書き込まれない部分を有するものの、データブロックに書き込まれた部分を複数用いることで、マイクロジョグを正確に測定できる。
なお、この実施例では、基準信号の円周方向両側に複数の信号を書き込んでいるため、いずれか一方の出力値のピーク中心部が判別不能な場合であっても、他方の出力値のピーク中心部を測定できる可能性が高い。したがって、安定的にマイクロジョグを測定することができる。
ハードディスク・ドライブ1では、ゾーンごとに測定したマイクロジョグをメモリに記憶しておき、その値に基づいて磁気ヘッド6の位置制御を行う。そのため、磁気ヘッド6の位置制御が正確になる。
(3)他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
前記実施形態では、最初に基準信号を書き込み続いて複数の信号を書き込んだが、信号の書き込み順序はこれに限定されない。例えば、複数の信号を書き込む途中に基準信号を書き込んでも良いし、または複数の信号を書き込んだ後に基準信号を書き込んでも良い。言い換えると、前述の基準信号書き込みステップと複数の信号書き込みステップは、以下の信号書き込みステップとして表現しても良い。この信号書き込みステップは、異なる円周方向位置に複数の信号を円周方向に並べて書き込むステップであって、複数の信号の半径方向位置は円周方向にいくにしたがって隣接する信号の半径方向位置から所定の割合で一半径方向に変位しており、一つの信号は、リードヘッドをリードヘッド基準セットしてライトヘッドで書き込んだ基準信号の役割を有している。
前記実施形態では、基準信号の円周方向両側に複数の信号を書き込んだが、基準信号の円周方向片側にのみ複数の信号を書き込んでも良い。
前記実施形態では、複数の信号は基準信号の円周方向両側で同じ数だけ書き込んだが、基準信号の円周両方両側で異なる数の信号を書き込んでも良い。
前記実施形態では、複数の信号は両端の各信号の半径方向位置が基準信号の半径方向位置からトラックピッチの90%に相当する距離だけずれた位置にあるが、このずれ量はこれに限定されない。このずれ量はトラックピッチの70〜110%に相当する距離であることが好ましい。
前記実施形態では、複数の信号は両端の各信号同士の半径方向位置が互いにデータトラックピッチの180%に相当する距離だけずれた位置にあるが、このずれ量はこれに限定されない。このずれ量はデータトラックピッチの140〜220%に相当する距離であることが好ましい。
前記実施形態では、書き込んだ全ての信号を読み取って出力したが、読み取る信号の選択については限定されない。例えば、ピーク中心位置が算出できる状態になるまで信号を読み取って、ピーク中心位置が算出できる状態になれば信号の読み取りを終了しても良い。また、その場合は、2つのピークのいずれか一方又は両方について同様に読み取りを行っても良い。
前記実施形態では、2つのデータトラックの信号を読み取ったが、いずれか一方のデータトラックのみを読み取っても良い。また、いずれか一方のデータトラックを読み取って、ピーク中心位置を算出できる場合はそれで読み取りを終了し、ピーク中心位置を算出できない場合は他方のデータトラックを読み取るようにしても良い。
本発明にかかる、磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法はDTR媒体を用いたハードディスク・ドライブにおいてマイクロジョグを正確に測定することができ、ハードディスク・ドライブを製造する際のマイクロジョグの決定方法として有用である。
本発明の実施の形態1におけるハードディスク装置のブロック図。 本発明の実施の形態1におけるマイクロジョグの測定方法のフローチャート。 一実施例において、(a)は基準信号と複数の信号をディスクに書き込んだ状態を示す模式図であり、(b)は各信号の出力の大きさを示すグラフ。 他の実施例において、(a)は基準信号と複数の信号をディスクに書き込んだ状態を示す模式図であり、(b)は各信号の出力の大きさを示すグラフ。 従来の磁気記録媒体の構造を示す模式図。 従来のDTR媒体の構造を示す模式図。 従来の磁気記録媒体に従来のマイクロジョグ測定方法を適用した場合に、書き込んだ信号の出力とマイクロジョグとの関係を示す模式図。 従来の磁気記録媒体に従来のマイクロジョグ測定方法を適用した場合に、書き込んだ信号の出力とマイクロジョグとの関係を示す模式図。
符号の説明
1 ハードディスク・ドライブ(磁気記録装置)
2 HDC
3 DTR媒体
4 スピンドルモータ
5 ボイス・コイル・モータ
6 磁気ヘッド
7 ヘッド・スタック・アッセンブリ
8 メモリ
9 CPU(制御部)
10 リード/ライト・チャネル
11 モータ制御ユニット(回転駆動部)
12 VCM制御ユニット(磁気ヘッド駆動部)
13 プリアンプ(磁気記録再生部)
14 ホストシステム
15 リードヘッド
16 ライトヘッド
21,23,25,27 データトラック(記録領域)
22,24,26 無磁性体領域(非記録領域)
31 基準信号
32〜40 プラス側信号
42〜50 マイナス側信号
62 200%半径方向位置
63 100%半径方向位置
64 リードヘッド基準位置
65 基準信号の半径方向中心位置

Claims (10)

  1. 記録領域と非記録領域が半径方向に交互に並んだディスクリート・トラック記録媒体を用いる磁気記録装置において、リードヘッドとライトヘッドのオフセット量であるマイクロジョグを測定する方法であって、
    前記リードヘッドをリードヘッド基準位置にセットして、前記ライトヘッドで基準信号を前記ディスクリート・トラック記録媒体に書き込む基準信号書き込みステップと、
    前記基準信号に対して異なる円周方向位置に複数の信号を円周方向に並べて書き込むステップであって、前記複数の信号の半径方向位置は円周方向にいくにしたがって隣接する信号の半径方向位置から所定の割合で一半径方向に変位している、複数信号書き込みステップと、
    前記リードヘッドで前記複数の信号を読み取って、各信号の出力値からピーク中心位置を算出するピーク中心位置算出ステップと、
    前記ピーク中心位置を用いて前記マイクロジョグを算出するマイクロジョグ算出ステップと、
    を備えた磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法。
  2. 前記ピーク中心位置算出ステップでは、前記リードヘッドは一つのデータトラックに記録された複数の信号を前記ディスクリート・トラック記録媒体の一回転中に読み取る、請求項1に記載の磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法。
  3. 前記複数信号書き込みステップでは、前記基準信号の円周方向両側に前記複数の信号を書き込み、
    前記ピーク中心位置算出ステップでは、前記基準信号の円周方向両側の各ピーク中心位置を算出する、請求項1または2に記載の磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法。
  4. 前記複数信号書き込みステップでは、前記所定の割合とは、前記記録領域ピッチに対する一定の割合である、請求項1〜3のいずれかに記載の磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法。
  5. 前記一定の割合は、前記記録領域ピッチの5〜30%の範囲である、請求項4に記載の磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法。
  6. 前記基準信号及び複数の信号は、前記ディスクリート・トラック記録媒体のセクタごとに書き込まれる、請求項1〜5のいずれかに記載の磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法。
  7. 前記マイクロジョグ算出ステップは、前記ピーク中心位置から前記基準信号の半径方向中心位置を求めるステップと、前記基準信号の半径方向中心位置と前記リードヘッド基準位置との間の半径方向距離を求めるステップとを含んでいる、請求項1〜6のいずれかに記載の磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法。
  8. 記録領域と非記録領域が半径方向に交互に並んだディスクリート・トラック記録媒体と、
    リードヘッドとライトヘッドを有する磁気ヘッドと、
    前記ディスクリート・トラック記録媒体を回転させる回転駆動部と、
    前記磁気ヘッドを前記ディスクリート・トラック記録媒体上で移動させる磁気ヘッド駆動部と、
    前記磁気ヘッドにデータを記録・再生させる磁気記録再生部と、
    前記回転駆動部、前記磁気ヘッド駆動部、および前記磁気記録再生部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記リードヘッドをリードヘッド基準位置にセットして、前記ライトヘッドで基準信号を前記ディスクリート・トラック記録媒体に書き込む基準信号書き込みステップと、
    前記基準信号に対して異なる円周方向位置に複数の信号を円周方向に並べて書き込むステップであって、前記複数の信号の半径方向位置は円周方向にいくにしたがって隣接する信号の半径方向位置から所定の割合で一半径方向に変位している、複数信号書き込みステップと、
    前記リードヘッドで前記複数の信号を読み取って、各信号の出力値からピーク中心位置を算出するピーク中心位置算出ステップと、
    前記ピーク中心位置を用いて前記マイクロジョグを算出するマイクロジョグ算出ステップと、を実現する制御動作が可能である、
    磁気記録装置。
  9. 前記ピーク中心位置算出ステップでは、前記リードヘッドは一つのデータトラックに記録された複数の信号を前記ディスクリート・トラック記録媒体の一回転中に読み取る、請求項8に記載の磁気記録装置。
  10. 前記マイクロジョグ算出ステップは、前記ピーク中心位置から前記基準信号の半径方向中心位置を求めるステップと、前記基準信号の半径方向中心位置と前記リードヘッド基準位置との間の半径方向距離を求めるステップとを含んでいる、請求項9に記載の磁気記録装置。
JP2008203837A 2008-08-07 2008-08-07 磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法および磁気記録装置 Pending JP2010040134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008203837A JP2010040134A (ja) 2008-08-07 2008-08-07 磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法および磁気記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008203837A JP2010040134A (ja) 2008-08-07 2008-08-07 磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法および磁気記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010040134A true JP2010040134A (ja) 2010-02-18

Family

ID=42012516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008203837A Pending JP2010040134A (ja) 2008-08-07 2008-08-07 磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法および磁気記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010040134A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7595955B2 (en) Disk drive device and method for error recovery procedure therefor
KR100877654B1 (ko) 자기 기록 장치, 자기 기록 매체, 및 서보 정보 기록 방법
KR20080076697A (ko) 기억 장치, 기억 제어 회로 및 헤드 위치 어긋남 측정 방법
JP2009087514A (ja) セルフサーボ書き込みのためにドライブ内で書き込まれたスパイラル
JP2009070496A (ja) ディスク・ドライブ装置、その製造方法及びディスク・ドライブ装置のデータ・トラック・ピッチを決定する方法
US7394612B2 (en) Third order curve fit for head skew in a hard disk drive
JP2004158085A (ja) サーボ情報の書き込み方法、データ記憶装置、プログラム
US7567404B1 (en) Method for measuring actuator velocity during self-servo-write
US7019939B2 (en) Apparatus and method for positioning head at target position on disk
JP2006012353A (ja) ディスク装置及びその製造方法
JP5002685B2 (ja) 磁気記録媒体およびディスク装置
JP4724244B2 (ja) ディスク記憶装置及びデータ記録再生方法
US11776570B2 (en) Reducing non-coherent repeatable runout in two-dimensional magnetic recording disk drives
US7532426B2 (en) Method for erase process on recording surface of disk and disk drive apparatus
JP4295205B2 (ja) 磁気ディスク装置及び記録再生方法
JP2009016032A (ja) 磁気記録媒体、それを採用するハードディスクドライブ及びハードディスクドライブのwrオフセット測定方法
JP4154377B2 (ja) 磁気ディスク装置、並びにそのデータトラックピッチ決定方法及びセルフサーボライト方法
JP2008034067A (ja) ディスク偏心量測定方法及び同方法を適用するディスク記憶装置
JP2010040134A (ja) 磁気記録装置におけるマイクロジョグの測定方法および磁気記録装置
US7532429B2 (en) Write-head positioning method and disk drive
JP2005259340A (ja) データ保存システムでのリトライ制御方法及びそれを利用したデータ保存装置
JP2008052898A (ja) ディスクの回転スリップによるデータセクターの位相補正方法およびディスクドライブ装置
US8098448B2 (en) Method for setting zone format of a disk for storing data and disk drive
JP2008159125A (ja) 磁気ディスク、磁気ディスク装置、およびトラッキング制御方法。
JP2004288342A (ja) 磁気ディスク装置及びサーボ信号書込み方法