JP2010040095A - オーディオシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ラジオによりオーディオ放送を受信して聴いているとき、楽曲の評価情報を簡単な手法によって追加して記録し利用可能な「オーディオシステム」とする。
【解決手段】デジタル放送でオーディオを聴いているとき、後でそのオーディオデータをオーディオデータ配信センターから取り込むかもしれないと思われる曲について、タグキー等を操作して放送されている楽曲情報を取り込んでデータ記録部に記録する。その際、利用者による前記タグキーの押圧力、或いは押圧時間に応じて利用者のその曲に対する好みの程度を評価情報として記録しておく。その後パソコン等によりデータ記録部に記録した前記楽曲情報を整理してオーディオデータ配信センターから楽曲データの配信依頼を行うとき、特に前記追加した楽曲情報により利用者の好みの曲を容易に判断することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は音楽放送中に放送中の楽曲についての楽曲情報も付加して放送し、放送受信機ではその音楽放送受信中に楽曲情報を取り込むようにし、その際利用者が更に情報を追加することができるようにしたオーディオシステムに関する。
近年はデジタル放送の普及により、衛星デジタル放送及び地上波デジタル放送が広く利用され、映像を含むテレビ放送以外に、オーディオを楽しむためのデジタルオーディオ放送も普及している。このデジタルオーディオ放送においては、雑音のない高音質のオーディオ放送を受信できるばかりでなく、オーディオデータとは別の各種データも送信することができる。
したがって例えば現在放送している楽曲について、その楽曲のアーティスト、収録されているアルバム、タイトル、或いは曲のジャンル等の、いわゆるタグデータとしての楽曲情報も送信しており、この放送を受信するデジタルオーディオ受信機では、この楽曲情報を自由に取り込んで利用することができるようになっている。また近年はアナログ放送においてもその電波にデジタルデータを付加して放送し、アナログ放送で曲を聴きながら、付加されたデータを利用する放送システムも存在する。このような放送システムもデジタルデータの送受信が行われるので、デジタル放送の一種と言うことができる。
このようなデジタルオーディオ放送受信機は、一般家庭用以外に携帯型オーディオプレーヤ(「携帯プレーヤ」と略称する)にデジタルラジオ放送受信機能を備え、その携帯プレーヤでオーディオ放送を受信して聴くとき、その放送に付加して送信されている放送中の楽曲のアーティスト名等の楽曲情報をメモリに記録しておくこともできるようにもなっている。
更に、デジタルオーディオ放送を受信しているとき、聴いている楽曲が自分の好みに合う曲であると思ったとき、特に放送中の楽曲にはコピーガードがかかっている等により録音できないとき、或いは録音機能を備えていないラジオであるとき、更にはアナログで録音できるものの、音質の点からデジタルの楽曲データが欲しいと思ったとき等には、とりあえず放送中の楽曲の楽曲情報を取り込んでメモリに記録し、その後この携帯プレーヤにパソコンや携帯電話を接続したとき、外部において楽曲データを有料でダウンロードを可能とする機関としてのオーディオデータ配信センター等に楽曲情報を送信し、所望の曲をダウンロードして、最終的に放送受信機のデータ記録媒体に記録することもできる。
一方、近年の車両に搭載したオーディオ装置である車載オーディオ装置においては、ハードディスク(HDD)等の大容量の記録媒体を備え、大量のオーディオデータを記録して任意に再生して聴くことができるようになっている。また、車載オーディオ装置には前記のようなデジタルオーディオ放送を受信する機能を備え、その放送の受信時に利用者が希望するときにはHDDにダウンロードして記録することができ、またその放送と共に送信される楽曲情報も付加して記録することも可能である。
同様に携帯プレーヤにおいてもHDD等の大容量の記録媒体を備え、大量のオーディオデータを記録し、これを所持することにより利用者の好みの場所でいつでも任意の曲を選択して聴くことができるようになっている。この携帯プレーヤのオーディオデータ等は、携帯プレーヤをパソコンと接続してパソコンから楽曲データ及び楽曲情報を取り込み、HDD等に記録することができる。したがってこの携帯プレーヤには自分の好みの曲を多数記録しているため、これを車両に持ち込んだとき、車両に搭載している高性能のオーディオ装置で好みの曲を聴くことが望まれることも多く、したがって車載オーディオ装置では利用者の前記のような希望に添うため、携帯プレーヤを簡単に接続し、車載オーディオ装置の操作によって携帯プレーヤの任意の曲を自由に選択して聴くことができるようにしている。
例えば図4(b)に示すようにこのような携帯プレーヤ71を、車載オーディオ装置72に接続して利用するとき、前記のように車載オーディオ装置でデジタル放送を受信し、所望の曲の楽曲情報を取り込むため、タグのキーを操作することによってこれを取り込むことができ、その楽曲情報を携帯プレーヤに送信して記録することができる。その後利用者がこの携帯プレーヤを図4(a)に示すようにパソコン73に接続し、パソコンは楽曲情報を取り込んでタグ情報をリスト化して表示する。利用者はこれを見て必要なものをチェックすることにより、インターネット網74を介してオーディオデータ配信センター75と接続し、チェックした楽曲のデータの配信を依頼する。
オーディオ配信センター75は対応する楽曲データを送信し、利用者はこれをパソコンで取り込み、携帯プレーヤに記録し、以降は自由にそれらの曲を携帯プレーヤ71、或いはこれを接続した車載オーディオ装置72で聴くことができるようになる。図4(b)の例においては車載オーディオ装置でデジタル放送を受信しているときにおける携帯プレーヤ71への楽曲情報の送信例を示したが、そのほか図4(c)に示すように、携帯プレーヤ71でデジタル放送を受信するときには、利用者がタグキーを操作することによってタグ情報を携帯プレーヤ71に直接取り込むこともでき、その際は以降のパソコン73での処理等は同様に行われる。
なお、デジタル放送受信時に楽曲データと共に送信されてくる楽曲情報を取り込んでデータ記録媒体に記録し、後にこの楽曲情報をオーディオ配信センターに対してダウンロード要求を行い、所望の曲をダウンロードして記録し、その曲を聴くことができるようにした技術は、本件出願人により特許文献1に開示している。また、楽曲の再生中に利用者によって曲の評価情報を入力できるようにした技術は特許文献2に開示されている。
特開2002−319226号公報 特開2007−122830号公報
前記のようにラジオで曲を聴いているとき、聴いている曲をその後パソコン等によりオーディオデータ配信センターからダウンロードしようとするため、ラジオ受信機器に設けているタグキー等の楽曲情報取込キーを押圧することによって楽曲情報をメモリに記録することが行われるが、利用者が現在聴いている曲が特に好みの曲であるときのみ楽曲情報の取り込みを行うとは限らず、安全を見越して多くの曲の楽曲情報を記録するのは当然である。
そのため、メモリには多数の楽曲情報が蓄積されることとなり、その後この楽曲情報を整理して実際に楽曲データを取り込もうとしたとき、パソコンの画面でこの多数の楽曲情報を表示しただけでは適切な曲の選択を行うことは困難である。また、その際にアーティスト名やジャンル等でソートして並び替えても、多数の曲があるときにはそれらの比較を行うことが困難であるため、必ずしも適切な曲を素早く選択することができるとは限らないない。
それに対して前記特許文献2には、曲の評価情報をその曲の再生中に押しボタンを押す回数によって付加することが提案されているが、前記のように多数の楽曲情報が蓄積されている状態では楽曲データが存在しないので各曲の評価を行うことができず、このような情報付加手法を採用することができない。また、車載オーディオ装置に適用した場合、安全走行の観点から操作回数が増加することは望ましくない。
したがって本発明は、オーディオ放送を受信して聴いているとき、キー操作等によって聴いている楽曲の楽曲情報を記録し、これを後で利用しようとする際に、聴いている楽曲の評価情報を簡単な手法によって追加して記録し、楽曲情報から所望の楽曲を選択する時に容易に、且つ確実に選択することができるようにした楽曲情報追加オーディオシステムを提供することを主たる目的とする。
本発明に係るオーディオシステムは、前記課題を解決するため、デジタル放送を受信するデジタル放送受信部と、前記デジタル放送受信部で受信した楽曲情報を取り込む指示の操作を行う楽曲情報取込操作部と、前記楽曲情報取込操作部の操作時に現在放送している楽曲の楽曲情報を取り込む楽曲情報取込部と、前記楽曲情報取込操作部に対する利用者の操作の状態を検出して、該操作の状態に応じた前記楽曲の評価情報を前記取り込んだ楽曲情報に付加してデータ記録部に記録する楽曲情報付加記録部とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る他のオーディオシステムは、前記オーディオシステムにおいて、前記楽曲情報取込部に対する利用者の操作の状態は、利用者が機器に設けた操作キーに対する押圧力であり、前記楽曲情報付加記録部は前記押圧力に応じた評価情報を付加することを特徴とする。
本発明に係る他のオーディオシステムは、前記オーディオシステムにおいて、前記楽曲情報取込部に対する利用者の操作の状態が、利用者が機器に設けた操作キーを連続して押圧した時間であり、前記楽曲情報付加記録部は前記押圧時間に応じた評価情報を付加することを特徴とする。
本発明に係る他のオーディオシステムは、前記オーディオシステムにおいて、前記データ記録部に記録した楽曲情報により、オーディオデータ配信センターから楽曲情報に対応した楽曲データを取り込むことを特徴とする。
本発明に係る他のオーディオシステムは、前記オーディオシステムにおいて、オーディオ装置に前記デジタル放送受信部、楽曲情報取込操作部、楽曲情報取込部、データ記録部、及び楽曲情報付加記録部を設け、前記オーディオ装置は該装置に接続した携帯プレーヤに前記データ記録部に記録した楽曲情報を出力し、前記携帯プレーヤは前記楽曲情報を内部のデータ記録部に記録し、前記携帯プレーヤに記録した楽曲情報によりオーディオデータ配信センターから楽曲情報に対応した楽曲データを取り込むことを特徴とする。
本発明は上記のように構成したので、オーディオ放送を受信して聴いているとき、キー操作等によって聴いている楽曲の楽曲情報を記録し、これを後で利用しようとする際に、聴いている楽曲の評価情報を簡単な手法によって追加して記録し、楽曲情報から所望の楽曲を選択する時に容易に、且つ確実に選択することができる。
本発明はオーディオ放送を受信して聴いている楽曲の楽曲情報を取り込むとき、評価情報を簡単な手法によって追加して記録し、後に楽曲情報から所望の楽曲を選択する時に容易に、且つ確実に選択できるようにするため、デジタル放送を受信するデジタル放送受信部と、前記デジタル放送受信部で受信した楽曲情報を取り込む指示の操作を行う楽曲情報取込操作部と、前記楽曲情報取込操作部の操作時に現在放送している楽曲の楽曲情報を取り込む楽曲情報取込部と、前記楽曲情報取込操作部に対する利用者の操作の状態を検出して、該操作の状態に応じた前記楽曲の評価情報を前記取り込んだ楽曲情報に付加してデータ記録部に記録する楽曲情報付加記録部とを備えたオーディオシステムにより実現した。
本発明の実施例を図面に沿って説明する。本発明は種々の態様によって実施することができ、図1の機能ブロック図においてはそれらの各種の態様によって実施することができる例を示している。即ち、図1に示す例においては、車載オーディオ装置1に携帯プレーヤ21を接続して、携帯プレーヤ21のデータ記録部29に記録したデータを車載オーディオ装置1に取り込んで再生して聞くことができるようにすると共に、車載オーディオ装置1にデジタル放送受信部2を備え、携帯プレーヤ20にもデジタル放送受信部24を備えている例を示している。正し、これらのデジタル放送受信部のうち、いずれかにデジタル放送受信部を備えていることにより、本発明は実施することができる。
図1に示す車載オーディオ装置1においては、既に米国で実施されているHDラジオ等の放送を受信することができるデジタル放送受信部2を備えている。このデジタル放送受信部2においては、放送が全てデジタル放送で行われる放送以外に、例えばアナログ放送によるオーディオ放送において、各種情報をアナログデータに関連してデジタルにより送信し、受信機でこれを受信することができるようにした態様を含む。
車載オーディオ装置1には前記のようにデジタル放送受信部2においてデジタル放送を受信しているとき、受信した放送受信楽曲についての楽曲情報を取り込む楽曲情報取込部3を備えている。また、楽曲データ再生部4では受信した楽曲データを再生する処理を行い、オーディオ出力部13から外部のスピーカシステムにより出力可能としている。
ハードディスク(HDD)等のデータ記録部5には、楽曲データ記録部6と楽曲情報記録部7とを備え、それぞれ関連して記録することができるようにしており、例えばmp3等のオーディオデータでは所定の形式で関連付けて記憶する等、種々の態様で記録することができ、実質的には図中に例示するように、楽曲データと楽曲情報を関連させて記憶することとなる。更に、前記放送受信楽曲の楽曲情報を楽曲情報取込部3で取り込んだとき、利用者の指示によってその情報を楽曲データの存在には関わりなく記録することができる。
携帯プレーヤ接続部8においては、この車載オーディオ装置1に携帯プレーヤ21を接続することができるようにし、互いにデータの送受信を可能とする。楽曲情報送信部9においては、前記データ記録部5に利用者が指示して取り込んだ楽曲情報があるとき、これを携帯プレーヤ21に携帯プレーヤ接続部8を介して送信する。
楽曲情報取込操作部10においては、図4(b)に示す車載オーディオ装置72のタグキーのようなキーを操作することによって、現在受信している放送の曲について、その楽曲の情報を取り込んでおきたいと思うとき、利用者がこれを押圧操作することにより指示を行うことによって取り込むことができるようにしている。本発明においては特にこの楽曲情報取込操作部10にキー操作時の利用者の押圧力を検出する押圧力検出部、或いはキーを連続して押圧した時間を検出する押圧時間検出部等を備え、それらの操作状態も検出して後述するような楽曲の評価情報として利用可能とする。
それにより、タグキー等の操作部の押圧力を検出する場合では、利用者が現在聴いている曲が特に気に入ったときには特に強く押圧し、一応記録に留めておく程度でよいと思われるときには軽く押圧する等の操作の相違によって、利用者がその曲を所望する程度の評価情報を入力できるようにする。また、タグキー等の操作部の押圧時間を検出する場合では、利用者が現在聴いている曲が特に気に入ったときには例えば5秒間程度押圧し、一応記録に留めておく程度でよいと思われるときには1秒間程度押圧する等の操作の相違によって、利用者がその曲を所望する程度の評価情報を入力できるようにする。したがって、押圧する力、或いは時間の程度によって3段階、或いは5段階等の任意の段階で利用者が所望する程度を示す評価情報を付加することができる。
楽曲情報付加記録部11においては、楽曲情報取込操作部10で現在放送している曲の楽曲情報を取り込む指示が前記のように行われたとき、放送受信楽曲の楽曲情報取込部3で取り込んだ楽曲情報を、データ記録部5に記録すると共に、楽曲情報取込操作部10で前記のようにして検出した評価情報を更に付加して記録する。図示の例ではデータ記録部5に、評価情報を星印の数として示しているが、実際のデータ上ではこれらの識別データとして保存される。
楽曲情報表示部12においては、この車載オーディオ装置に適当な表示部が存在するとき、前記のような楽曲情報を表示できるようにし、その際には表示部の広さの程度等によってタイトルとアーティストのみ、等任意の情報を選択して表示することができるようにしている。オーディオ出力部13においては、楽曲データ再生部4で再生したデジタル放送を初め、データ記録部5に楽曲データが記録されているときにはこれを再生して、車載スピーカシステムから出力する。
図1に示す携帯プレーヤ21には外部機器接続部22を備え、前記のように車載オーディオ装置1と接続可能として各種データの送受信を可能とし、また後述するようなパソコン41と有線或いは無線によりデータ通信可能としている。図1に示す携帯プレーヤ21の例においてはデジタル放送受信部23を備え、前記車載オーディオ装置1のデジタル放送受信部2と同様にデジタル放送を受信する機能を備えた例を示している。なお、本発明においては必ずしも携帯プレーヤ21にデジタル放送を受信する機能の存在は必要なく、また図示のように携帯プレーヤ21にデジタル放送受信部を備えるときには、デジタル放送受信部2を備えた車載オーディオ装置1無しでも本発明を実施することができる。
楽曲情報取込操作部24は前記車載オーディオ装置1の楽曲情報取込操作部10と同様の機能を行い、この携帯プレーヤが備えているデジタル放送受信部23で聴いている曲の楽曲情報が欲しいと思ったとき、図4(c)に示すようなタグキーを押圧する等によって指示を行い、楽曲情報の取込操作を行うことができるようにしている。その際にタグキーの押圧力、或いは押圧時間等を検出して、利用者によるその曲の必要の程度の評価データも入力可能とする点も前記車載オーディオ装置1と同様である。
楽曲情報付加記録部25においては、前記車載オーディオ装置1の楽曲情報付加記録部11と同様の機能を行うものであり、楽曲情報取込操作部24で操作した時の受信放送曲についての楽曲情報を取り込むと共に、その際に利用者が操作したタグキーの押圧力、或いは押圧時間等を評価情報として、データ記録部29に記録する。
楽曲情報取込部26においては車載オーディオ装置1に携帯プレーヤ21を接続しているとき、車載オーディオ装置1に前記のようにして取り込んだ、後で楽曲データの配信を受けるかもしれないとして入力した楽曲情報が存在するとき、自動的に、或いは車載オーディオ装置1或いは携帯プレーヤ21からの指示によってその楽曲情報を取り込む。また、携帯プレーヤ21にデジタル放送受信部23を備えているときには、楽曲情報取込操作部24の操作を検出してデジタル放送で聴いている曲の楽曲情報を取り込むことができるようにしている。
楽曲データ取込部27においては、携帯プレーヤ21のデジタル放送受信部23で受信している曲が記録可能であるとき、その楽曲データをデータ記録部29に記録し、また、後述するようにパソコン41によってオーディオデータ配信センター51から楽曲データの配信を受けたとき、これを携帯プレーヤ21に取り込む作動を行う。楽曲データ再生部28ではデータ記録媒体29に記録されている楽曲データ30を読み出して再生を行い、またデジタル放送受信部23で受信した楽曲データの再生を行う。
データ記録部29はメモリ或いはHDDからなり、車載オーディオ装置1のデータ記録部と同様に作動して、楽曲データ30と関連して、或いは単独で楽曲情報31を記録する。ここでも楽曲情報31として、車載オーディオ装置1の楽曲情報の例と同様に、楽曲情報付加記録部25で記録した評価情報を記録することができるようにし、その後の楽曲データの配信依頼等に用いる。
図1におけるパソコン31は、本発明においては携帯プレーヤ21のデータ管理を行うと共に、オーディオデータ配信センター51から所望の曲の楽曲データを取り込む作動を行うものとして示している。したがって携帯プレーヤ21にインターネット通信等の外部通信機能を備えて、オーディオデータ配信センター51から楽曲データを取り込むことができるならば、このパソコン41は不要となる。同様に、車載オーディオ装置1に同様の外部通信機能を備え、オーディオデータ配信センター51から楽曲データを取り込むことができる時には、携帯プレーヤ21及びパソコン41は必ずしも必要としない。
図1に示すパソコン41においては携帯プレーヤ21と外部機器接続部46で接続し、楽曲情報取込部45から携帯プレーヤ21のデータ記録部29に記録している、楽曲情報31のみ記録されている楽曲情報を取り込み、楽曲情報表示部44で画面表示することができるようにしている。なお、楽曲情報取込部45においては、携帯プレーヤ21からの前記のような楽曲情報のほか、必要に応じてオーディオデータ配信センターに記録されている詳細な楽曲情報を取り込むことも可能である。
パソコン41における楽曲データ送信要求部42においては、前記のようにして取り込んだ携帯プレーヤ21からの楽曲情報に基づき、楽曲情報表示部46で表示した楽曲情報を参考に、有料でも取り込みたい楽曲を選択し、楽曲配信センター51に対して楽曲データの送信要求を行う。楽曲データ取込部43においてはこのような要求に対応してオーディオデータ配信センターから送信された楽曲データを取り込み、パソコンのハードディスクに記録し、或いは携帯プレーヤ21のデータ記録部29に直接記録する。
オーディオデータ配信センター51は図4(a)に示すオーディオデータ配信センター75と同様の機能を行うものであり、通信部51における楽曲データ要求受信部53で受信した、前記のようなパソコン41の楽曲データ送信要求部42からの要求を受信し、オーディオデータ配信センター51のサーバ55に記録している楽曲データ56から、楽曲情報57のデータによって読み出し、必要に応じてその楽曲情報と共に楽曲データ送信部54からデータを要求したパソコン41に対して送信する。なお、デジタル放送放送局61は楽曲データ62及び楽曲情報63を放送している。
前記のような機能ブロックからなるシステムにおいて、本発明は例えば図2に示す作動フローに従って、オーディオ放送における楽曲情報の取込処理を行うことができる。即ち図2に示すオーディオ放送楽曲情報取込処理においては、最初オーディオ放送を受信する(ステップS1)。図2に示すこのようなオーディオ放送の受信は、図1の車載オーディオ装置におけるデジタル放送受信部2、或いはラジオ受信機を備えた携帯プレーヤ21においてはデジタル放送受信部23で受信し、以降の処理は各デジタル放送受信部を備えた機器によってなされる。
このようなオーディオ放送の受信中において、図2に示す例においては楽曲情報取込キーを押圧したか否かを判別する(ステップS3)。ここでタグキー等の楽曲情報取込キーを押圧していないと判別したときには、ステップS1に戻って前記作動を繰り返す。ここで楽曲情報取込キーを押圧したと判別したときには、楽曲情報は付加されているか否かを判別し(ステップS2)、付加されていないときにはステップS1に戻って前記作動を繰り返す。、
ステップS3において楽曲情報が付加されていると判別したときには、楽曲情報の取り込みとその楽曲情報の記録を行う(ステップS4)。その後、或いは同時に楽曲情報取込キーの押圧検出による楽曲情報の追加記録処理を行う(ステップS5)。図2にはこのステップS5の処理態様として、同図(b)(c)(d)のような処理を行うことができる。図2(b)に示す例においてはステップS5の態様1として、楽曲情報取込キーの押圧力の検出を行い(ステップS511)、次いで押圧力に応じた値を評価情報として記録する。このような処理を行うためには、タグキー等の楽曲情報取込操作部には押圧力を検出するセンサを付与し、その押圧力の大きさに対応したデータを評価情報として付与する。
図2(c)に示すステップS5における態様2の例では、楽曲情報取込キーの押圧時間の検出を行う(ステップS521)。それにより、押圧時間に応じた値を評価情報として記録する(ステップS522)。このような処理を行うためには、タグキー等の楽曲情報取込操作部で操作した時間を検出する回路を設け、その検出時間に応じたデータを評価情報として付与する。
図2(d)に示すステップS5の態様3の例では、楽曲情報取込キーの押圧回数を検出し(ステップS531)、押圧回数に応じた値を評価情報として記録する(ステップS532)。この処理を行うためには、タグキー等の楽曲情報取込操作部で操作した回数を検出する回路を設け、その回数の値に応じたデータを評価情報として付与する。本発明においてはこのような種々の態様で評価情報を付与することができるが、車両搭載機器の操作性等からは態様1の押圧力検出、態様2の押圧時間検出を行うことが好ましい。
本発明においては図1に示す機能ブロックに基づき、図2に示す作動フローによって各種の態様で実施することができるものであるが、特に最も簡素な構成としては携帯プレーヤ単独で、或いは車載プレーヤ単独でデジタル放送を受信すると共にインターネット接続機能を備えるとき、各機器で放送を受信している際に利用者が各機器に設けたタグキー等を操作して、その曲の好みに応じた前記のような種々の手法で評価情報を付加し、その後それらの機器の表示部でこれらの楽曲情報をチェックし、必要な楽曲についてインターネットを介してオーディオデータ配信センターから楽曲データを取り込み、機器内のデータ記録部に記録する態様が可能である。このような基本的な態様に対して、図1に示す例においては、前記のような各種の機能部により、状況に応じた種々の態様で実施することが可能となる例を示している。
また、前記の例ではラジオ放送の受信により楽曲データ及び楽曲情報からなるオーディオデータの処理のみを行う例を示したが、デジタル放送ではこれらのデータに画像データを付加して放送することもあり、この放送を受信するときには画像処理も並行して行うこととなる。また、通常の映像を含むデジタル放送において、楽曲情報を付加したデータを同時に放送することもあり、その付加データに放送中の曲の楽曲情報が付加されることもあるので、この楽曲情報を取り込んで記録するとき、前記のような評価情報を付加して記録し、その後この楽曲情報によりオーディオデータ配信センターから楽曲データを取り込むときにも同様に本発明を利用することができる。
更に、前記実施例では評価情報を、オーディオ配信センターから楽曲データを取り込むときに使用する例を示したが、必ずしもそのような楽曲データの取り込みに用いる必要はなく、例えば受信している放送の楽曲データをデータ記録部に記録できているとき、その放送受信記録中に楽曲情報を取り込む際に、その楽曲の好みの状態に応じた評価情報を付加して記録し、その後多数記録されている楽曲から好みの曲を選択して再生するときにも用いることができる。
本発明による楽曲情報追加オーディオシステムの実施例の機能ブロック図である。 同実施例におけるオーディオ放送楽曲情報取込処理を行う作動フロー図である。 同実施例における楽曲情報の例を示す図である。 本発明のシステムが適用される一態様を示す図である。
符号の説明
1 車載オーディオ装置 2 デジタル放送受信部
3 放送受信楽曲の楽曲情報取込部 4 楽曲データ再生部
5 データ記録部 6 楽曲データ
7 楽曲情報 8 携帯プレーヤ接続部
9 楽曲情報送信部 10 楽曲情報取込操作部
11 楽曲情報付加記録部 12 楽曲情報表示部
13 オーディオ出力部 21 携帯プレーヤ
22 外部機器接続部 23 デジタル放送受信部
24 楽曲情報取込操作部 25 楽曲情報付加記録部
26 楽曲情報取込部 27 楽曲データ取込部
28 楽曲データ再生部 29 データ記録部
30 楽曲データ 31 楽曲情報
41 パソコン 42 楽曲データ送信要求部
43 楽曲データ取込部 44 楽曲情報表示部
45 楽曲情報取込部 46 外部機器接続部
51 オーディオデータ配信センター 52 通信部
53 楽曲データ要求受信部 54 楽曲データ送信部
55 サーバ 56 楽曲データ
57 楽曲情報 61 デジタル放送放送局
62 楽曲データ 63 楽曲情報

Claims (5)

  1. デジタル放送を受信するデジタル放送受信部と、
    前記デジタル放送受信部で受信した楽曲情報を取り込む指示の操作を行う楽曲情報取込操作部と、
    前記楽曲情報取込操作部の操作時に現在放送している楽曲の楽曲情報を取り込む楽曲情報取込部と、
    前記楽曲情報取込操作部に対する利用者の操作の状態を検出して、該操作の状態に応じた前記楽曲の評価情報を前記取り込んだ楽曲情報に付加してデータ記録部に記録する楽曲情報付加記録部とを備えたことを特徴とするオーディオシステム。
  2. 前記楽曲情報取込部に対する利用者の操作の状態は、利用者が機器に設けた操作キーに対する押圧力であり、
    前記楽曲情報付加記録部は前記押圧力に応じた評価情報を付加することを特徴とする請求項1記載のオーディオシステム。
  3. 前記楽曲情報取込部に対する利用者の操作の状態は、利用者が機器に設けた操作キーを連続して押圧した時間であり、
    前記楽曲情報付加記録部は前記押圧時間に応じた評価情報を付加することを特徴とする請求項1記載のオーディオシステム。
  4. 前記データ記録部に記録した楽曲情報により、オーディオデータ配信センターから楽曲情報に対応した楽曲データを取り込むことを特徴とする請求項1記載のオーディオシステム。
  5. オーディオ装置に前記デジタル放送受信部、楽曲情報取込操作部、楽曲情報取込部、データ記録部、及び楽曲情報付加記録部を設け、
    前記オーディオ装置は該装置に接続した携帯プレーヤに前記データ記録部に記録した楽曲情報を出力し、
    前記携帯プレーヤは前記楽曲情報を内部のデータ記録部に記録し、
    前記携帯プレーヤに記録した楽曲情報によりオーディオデータ配信センターから楽曲情報に対応した楽曲データを取り込むことを特徴とする請求項1記載のオーディオシステム。
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