JP2010040012A - 表示入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】多点同時入力操作を直感的に適用できる操作に適用することにより一層の操作性の向上がはかった表示入力装置を提供する。
【解決手段】表示入力装置(LCDタッチパネル1)は、画面に表示情報を表示する表示部10aと、画面上で多点同時入力を検知する入力検知部22と、表示情報を生成して表示部10aに出力するとともに、入力検知部22により画面上で多点同時入力が検知された場合、当該多点同時入力における入力点数に応じて予め割り当てられたコマンドを実行する制御部20と、により構成される。
【選択図】図1
【解決手段】表示入力装置(LCDタッチパネル1)は、画面に表示情報を表示する表示部10aと、画面上で多点同時入力を検知する入力検知部22と、表示情報を生成して表示部10aに出力するとともに、入力検知部22により画面上で多点同時入力が検知された場合、当該多点同時入力における入力点数に応じて予め割り当てられたコマンドを実行する制御部20と、により構成される。
【選択図】図1
Description
この発明は、多点同時入力可能なタッチパネル等の表示入力装置に関するものである。
タッチパネルは、ディスプレイモニタとマトリクススイッチとを組み合わせ、ディスプレイモニタ上の任意の点をタッチすることにより機器を操作する表示入力装置であり、直感的に扱えることを要求する機器に組み込まれ使用されることが多い。
現在流通しているタッチパネルは、LCD(Liquid Crystal Device)パネル上に透明電極を構成する抵抗を持った金属薄膜をXY方向に独立に積層し、一方の抵抗膜に電圧をかけ、接触した部位の他方の抵抗膜の電位を検出することで、一点押下の接触部位(XY座標)を検出し、更に、接触面積を検出することで多点同時押下を検出することが可能になっている。
現在流通しているタッチパネルは、LCD(Liquid Crystal Device)パネル上に透明電極を構成する抵抗を持った金属薄膜をXY方向に独立に積層し、一方の抵抗膜に電圧をかけ、接触した部位の他方の抵抗膜の電位を検出することで、一点押下の接触部位(XY座標)を検出し、更に、接触面積を検出することで多点同時押下を検出することが可能になっている。
ところで、上記したタッチパネルを含む入力装置の操作性向上に関する技術は従来から多数出願されており、例えば、機能キーと補助キーとの組み合わせにより複数の機能から一つを選択するキーボードにおいて、補助キーの押下回数をカウントするカウンタを有し、カウンタが保持する値に対応した機能を実行させるもの(例えば、特許文献1参照)、あるいは、タッチパネルの画面にスイッチ領域を設け、このスイッチ領域に、PCにおける同時キー入力(例えば、Ctrl+Alt+Delete)と同じ操作方法で特殊コマンドを定義する等、同時キー操作が可能なもの(例えば、特許文献2参照)等が知られている。
上記したように、従来、タッチパネルの操作は、一点押下の連続操作により行なわれており、一方でタッチパネル特有の入力方法として多点同時押しがあることは周知の通りである。タッチパネルにおけるタッチ数の削減は、操作性の向上をはかるうえで重要な設計事項になっており、上記したタッチパネルに特有の多点同時押し入力を積極的に利用して特定の機能と関連づければ操作性を一層向上させることができるものと考えられる。
この発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、多点同時入力操作を直感的に適用できる操作に適用することにより一層の操作性の向上をはかった、表示入力装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するためにこの発明の表示入力装置は、画面に表示情報を表示する表示部と、前記画面上で多点同時入力を検知する入力検知部と、前記表示情報を生成して前記表示部に出力するとともに、前記入力検知部により前記画面上で多点同時入力が検知された場合、前記多点同時入力における入力点数に応じて予め割り当てられたコマンドを実行する制御部と、を備えたものである。
この発明の表示入力装置によれば、多点同時入力操作を直感的に適用できる操作に適用することにより一層の操作性の向上がはかれる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る表示入力装置の内部構成を示すブロック図である。ここでは、この発明の実施の形態1に係る表示入力装置として、LCDタッチパネル1が例示されている。
図1に示されるように、LCDタッチパネル1は、表示入力部10と、制御部20と、表示制御部21と、入力検知部22と、記憶部23と、により構成される。
図1は、この発明の実施の形態1に係る表示入力装置の内部構成を示すブロック図である。ここでは、この発明の実施の形態1に係る表示入力装置として、LCDタッチパネル1が例示されている。
図1に示されるように、LCDタッチパネル1は、表示入力部10と、制御部20と、表示制御部21と、入力検知部22と、記憶部23と、により構成される。
表示入力部10は、表示部10aと、入力部10bと、により構成される。
表示部10aは、例えば、LCDパネルにより構成され、制御部20で生成された表示情報が表示制御部21による制御の下で不図示の内蔵メモリに描画され、表示制御部21がLCDモニタの表示タイミングに同期して読み出すことで当該LCDモニタに所望の画像として表示することができる。
表示部10aは、例えば、LCDパネルにより構成され、制御部20で生成された表示情報が表示制御部21による制御の下で不図示の内蔵メモリに描画され、表示制御部21がLCDモニタの表示タイミングに同期して読み出すことで当該LCDモニタに所望の画像として表示することができる。
入力部10bは、例えば、X方向に一定の間隔で配置された帯線状のn本の透明電極からなるベースと、Y方向に一定の間隔で配置された帯線状のm本の透明電極からなるY電極を有するベースとがそれぞれ電極形成面を対向させるように積層され、この積層構造において、X電極とY電極が交差するn×m個のスイッチがマトリクス状に形成されてなる。
入力部10bは、基準電圧を各X電極に対して選択的に印加する基準電圧印加部11を有し、この基準電圧印加部11は、入力検知部22から供給される印加電極選択信号に基づいて基準電圧の印加先であるX電極を順次選択し、基準電圧をそのX電極に印加するようになされている。また、入力部10bは、入力検知部22からの測定電極選択信号により指定されたY電極の電圧値を選択的に測定する基準電圧測定部12を有する。この基準電圧測定部12は、各Y電極に発生する電圧値を、入力検知部22から供給される測定電極選択信号に基づき順次選択的に測定し、この測定結果を入力検知部22へ供給している。
入力部10bは、基準電圧を各X電極に対して選択的に印加する基準電圧印加部11を有し、この基準電圧印加部11は、入力検知部22から供給される印加電極選択信号に基づいて基準電圧の印加先であるX電極を順次選択し、基準電圧をそのX電極に印加するようになされている。また、入力部10bは、入力検知部22からの測定電極選択信号により指定されたY電極の電圧値を選択的に測定する基準電圧測定部12を有する。この基準電圧測定部12は、各Y電極に発生する電圧値を、入力検知部22から供給される測定電極選択信号に基づき順次選択的に測定し、この測定結果を入力検知部22へ供給している。
上記により入力部10b(のマトリクススイッチ)を指先の先端部で入力操作(押下)すると、その押圧位置においてX電極とY電極が接触することで導通状態となり、X電極に印加された基準電圧が押圧位置で接触したY電極を介して測定される。したがって、入力検知部22では、Y電極の出力電圧基準電圧が基準電圧測定部12により測定された場合、そのY電極と、その基準電圧が印加されたX電極とを特定することができる。
また、入力検知部22は、X電極とY電極との接触状態のスキャンを高速で繰り返し実行することにより、X電極の配列間隔およびY電極の配列間隔の精度で多点同時入力を検出することができる。
また、入力検知部22は、X電極とY電極との接触状態のスキャンを高速で繰り返し実行することにより、X電極の配列間隔およびY電極の配列間隔の精度で多点同時入力を検出することができる。
例えば、指先が入力部10bを強く押した場合には、接触面積が大きくなり、複数のマトリクススイッチが同時に押された状態になるが、この場合においても、入力検知部22は、各X電極への基準電圧の印加を高速で順次繰り返し行い、また、各Y電極における電圧測定を高速で順次繰り返し行なうことで、同時に押下されているスイッチを検出することができる。入力検知部22は、このようにして検出したスイッチの数に基づいて接触面積を検出することができる。
制御部20は、上記した表示制御部21と、入力検知部22とを制御するとともに、記憶部23に記録されたプログラムに基づき、表示情報を生成して表示入力部10(表示部10a)に出力し、また、入力検知部22により画面上で多点同時入力が検知された場合、当該多点同時入力における入力点数に応じて予め割り当てられたコマンドを実行する機能を有する。
このため、制御部20が実行するプログラムは、その構造が図2に機能展開して示されるように、表示画面モード判定部201と、有効画面領域設定部202と、タッチ領域判定およびコマンド制御部(以下、タッチ領域判定・コマンド制御部203という)と、からなる。
このため、制御部20が実行するプログラムは、その構造が図2に機能展開して示されるように、表示画面モード判定部201と、有効画面領域設定部202と、タッチ領域判定およびコマンド制御部(以下、タッチ領域判定・コマンド制御部203という)と、からなる。
表示画面モード判定部201は、表示入力部10(表示部10a)の画面上に表示情報が表示されると、多点同時入力が可能な画面か否かを含む表示画面モード、具体的には、後述する、多点同時入力を必要としない「基本モード」と、画面上に所定の順序で遷移する表示情報を表示する「シーケンス画面遷移モード」のいずれかを判定し、有効画面領域設定部202へ引き渡す。
有効画面領域設定部202は、表示画面モード判定部201で判定された表示画面モードにしたがい、表示部10aの画面に、入力オブジェクトが表示されるコマンド入力領域と、コマンド入力領域以外のアプリケーション領域を設定して、タッチ領域判定・コマンド制御部203へ引き渡す。タッチ領域判定・コマンド制御部203は、入力検知部22により多点同時入力が検知され、有効画面領域設定部202により設定されたコマンド入力領域およびアプリケーション領域とから、多点同時入力における入力点数に応じて予め割り当てられたコマンドを実行する機能を有する。
有効画面領域設定部202は、表示画面モード判定部201で判定された表示画面モードにしたがい、表示部10aの画面に、入力オブジェクトが表示されるコマンド入力領域と、コマンド入力領域以外のアプリケーション領域を設定して、タッチ領域判定・コマンド制御部203へ引き渡す。タッチ領域判定・コマンド制御部203は、入力検知部22により多点同時入力が検知され、有効画面領域設定部202により設定されたコマンド入力領域およびアプリケーション領域とから、多点同時入力における入力点数に応じて予め割り当てられたコマンドを実行する機能を有する。
タッチ領域判定・コマンド制御部203は、表示画面モード判定部201で、例えば、「基本モード」であると判定され、更に、コマンド入力領域、もしくはアプリケーション領域で、入力検知部22による多点同時入力が検知された場合、多点同時入力によるコマンドの実行を無効にするように制御する。
また、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、コマンド入力領域で入力検知部22による一点入力が検知された場合、コマンド入力領域に対応したコマンドの実行を許可し、アプリケーション領域で入力検知部22による一点入力が検知された場合、当該一点入力によるコマンドの実行を無効にするように制御する。
また、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、コマンド入力領域で入力検知部22による一点入力が検知された場合、コマンド入力領域に対応したコマンドの実行を許可し、アプリケーション領域で入力検知部22による一点入力が検知された場合、当該一点入力によるコマンドの実行を無効にするように制御する。
タッチ領域判定・コマンド制御部203は、例えば、画面モード判定部201により、有効画面領域設定部202が、アプリケーション領域を分割して、一方に前候補、他方に次候補の出力を割当てる「シーケンス画面遷移モード」であると判定された場合、更に、コマンド入力領域で入力検知部22による一点入力が検知された場合、コマンド入力領域に対応したコマンドの実行を許可する。また、アプリケーション領域の一方で入力検知部22による一点入力が検知された場合に前候補の出力コマンドの実行を許可し、他の領域で一点入力が検知された場合に次候補の出力コマンドの実行を許可するように制御する。
また、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、コマンド入力領域で入力検知部22による多点同時入力が検知された場合、コマンド入力領域に対応したコマンドの実行を無効にし、アプリケーション領域の一方で入力検知部による多点同時入力が検知された場合、前候補の出力コマンドの実行を前記多点同時入力における入力点数分許可して画面を順次遷移させ、他の領域で多点同時入力が検知された場合、次候補の出力コマンドの実行を前記多点同時入力における入力点数分許可して画面を順次遷移させる制御を行なう。
また、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、コマンド入力領域で入力検知部22による多点同時入力が検知された場合、コマンド入力領域に対応したコマンドの実行を無効にし、アプリケーション領域の一方で入力検知部による多点同時入力が検知された場合、前候補の出力コマンドの実行を前記多点同時入力における入力点数分許可して画面を順次遷移させ、他の領域で多点同時入力が検知された場合、次候補の出力コマンドの実行を前記多点同時入力における入力点数分許可して画面を順次遷移させる制御を行なう。
図3は、この発明の実施の形態1に係る表示入力装置により生成される画面構成の一例を示す図である。ここでは、タッチパネル1に特有の多点同時入力を利用して特定の機能と関連づける画面構成の一例が示されている。
図3に示されるように、決まった順序で画面遷移する画像(写真)表示のケースを想定した場合、「Prev(前の候補に戻る)」「Next(次の候補に移動)」に相当するボタン入力の機能を、本来、非入力領域であるアプリケーション領域の右半分、左半分の領域に、それぞれ、前候補選択領域、次候補選択領域として割当てる。これらアプリケーション領域において、多点同時入力が検知された場合、LCDタッチパネル1(制御部20)は、その入力点数の分だけ画面が遷移するように制御する。
図3に示されるように、決まった順序で画面遷移する画像(写真)表示のケースを想定した場合、「Prev(前の候補に戻る)」「Next(次の候補に移動)」に相当するボタン入力の機能を、本来、非入力領域であるアプリケーション領域の右半分、左半分の領域に、それぞれ、前候補選択領域、次候補選択領域として割当てる。これらアプリケーション領域において、多点同時入力が検知された場合、LCDタッチパネル1(制御部20)は、その入力点数の分だけ画面が遷移するように制御する。
例えば、「Nextボタン」押下と同等の機能を割当てた次候補選択領域(アプリケーション領域の右半分)において、3点同時押下が検出された場合、LCDタッチパネル1は、3つ先の画面表示に遷移させ、「Prevボタン」押下と同等の機能を割当てた前候補選択領域(アプリケーション領域の左半分)において、2点同時押下が検出された場合、LCDタッチパネル1(制御部20)は、2つ前の画面表示に遷移させる。
この機能によれば、連続した画面を簡単に効率良く遷移させることができるため、操作性の一層の向上につながる。
この機能によれば、連続した画面を簡単に効率良く遷移させることができるため、操作性の一層の向上につながる。
実施の形態1では、決まった順序で画面が遷移する画像(写真)表示等のケースを想定した「シーケンス画面遷移モード」について説明を行なう。なお、後述する「基本モード」とは、多点同時入力操作を必要としない場合の通常の画面制御をいう。
「シーケンス画面遷移モード」とは、その画面が順番に遷移する場合の画面表示モードであり、具体的には、図4(a)に示す写真表示中の画面、図4(b)に示すCD再生中の画面、図4(c)に示すDVD再生中の画面、等が考えられる。
「シーケンス画面遷移モード」とは、その画面が順番に遷移する場合の画面表示モードであり、具体的には、図4(a)に示す写真表示中の画面、図4(b)に示すCD再生中の画面、図4(c)に示すDVD再生中の画面、等が考えられる。
図4(a)(b)(c)は、この発明の実施の形態1に係る表示入力装置の動作を画面上に概念的に示した模式図である。
図4(a)に示す例は、画像毎に順番に1画像ずつ表示されており、「Nextボタン(次候補)」押下で次の画像を表示する画面に遷移し、「Prevボタン(前候補)」押下で前の画像を表示する画面に遷移するコマンドボタンが用意されているケースを想定している。また、図4(b)に示す例では、1曲毎に画面が割当てられており、表示画面中には現在再生中の曲のトラック番号、曲名、再生経過時間等の情報が表示され、「Track Upボタン」押下で次の曲に移動して再生し、「Track Downボタン」押下で前の曲に移動して再生されるコマンドが用意されているケースを想定している。
図4(a)に示す例は、画像毎に順番に1画像ずつ表示されており、「Nextボタン(次候補)」押下で次の画像を表示する画面に遷移し、「Prevボタン(前候補)」押下で前の画像を表示する画面に遷移するコマンドボタンが用意されているケースを想定している。また、図4(b)に示す例では、1曲毎に画面が割当てられており、表示画面中には現在再生中の曲のトラック番号、曲名、再生経過時間等の情報が表示され、「Track Upボタン」押下で次の曲に移動して再生し、「Track Downボタン」押下で前の曲に移動して再生されるコマンドが用意されているケースを想定している。
また、図4(c)に示す例では、DVD再生中であり、画面上にはDVDを操作するコマンドボタンはないが、タッチパネル以外のリモコン等の入力装置でDVDを操作でき、そのリモコンから送信されるリモコンコマンドの中に「Chapter Up(次のチャプターに移動して再生)」、「Chapter Down(前のチャプターに移動して再生)」コマンドが用意されているケースを想定している。
図5、図6は、この発明の実施の形態1に係る表示入力装置の動作を示すフローチャートである。以下、図5、図6のフローチャートを参照しながら、図2に示す制御部20の動作について詳細に説明する。
表示画面モード判定部201で、表示画面モードが判定されると(スップST501)、有効画面領域設定部202は、判定されたモードにしたがう領域設定を行なう。このことにより、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、タッチ入力の際にどのコマンドを実行するのかを判定することができる。ここでは、有効画面領域設定部202は、表示部10aの表示画面で、通常の入力オブジェクト(ボタン等)が表示される領域をコマンド入力領域とし、それ以外の領域をアプリケーション領域として設定する。
なお、ステップST501で表示画面モード判定部201が「シーケンス画面遷移モード」でない「基本モード」であると判定した場合(ステップST501“No”)、この基本モードにおいて、コマンド入力領域は当然入力可能な領域ではあるが、アプリケーション領域は入力不可能な領域である。この基本モードにおける動作の詳細は、図6のフローチャートを用いて後述する。
なお、ステップST501で表示画面モード判定部201が「シーケンス画面遷移モード」でない「基本モード」であると判定した場合(ステップST501“No”)、この基本モードにおいて、コマンド入力領域は当然入力可能な領域ではあるが、アプリケーション領域は入力不可能な領域である。この基本モードにおける動作の詳細は、図6のフローチャートを用いて後述する。
ステップST501の表示画面モード判定処理で、決まった順序で表示画面が遷移する「シーケンス画面遷移モード」であると判定された場合(ステップST501“Yes”)、表示画面モード判定部201は、有効画面領域設定部202に対し、シーケンス画面遷移モードにしたがう領域設定を指示する(ステップST502)。
これをうけた有効画面領域設定部202は、表示部10aの画面上のアプリケーション領域を3分割する処理を実行する(ステップST503)具体的に、有効画面領域設定部202は、入力ボタン等、通常の入力オブジェクトが表示される領域をコマンド入力領域として設定し、また、コマンド入力領域以外のアプリケーション領域の右半分を次候補選択領域とし、更に、左半分を前候補選択領域としてそれぞれ設定する。この次候補選択領域と前候補選択領域は、その表示画面で通常最も多用されると思われるべきコマンドを対応させる領域として使用される。
これをうけた有効画面領域設定部202は、表示部10aの画面上のアプリケーション領域を3分割する処理を実行する(ステップST503)具体的に、有効画面領域設定部202は、入力ボタン等、通常の入力オブジェクトが表示される領域をコマンド入力領域として設定し、また、コマンド入力領域以外のアプリケーション領域の右半分を次候補選択領域とし、更に、左半分を前候補選択領域としてそれぞれ設定する。この次候補選択領域と前候補選択領域は、その表示画面で通常最も多用されると思われるべきコマンドを対応させる領域として使用される。
例えば、図4(a)に示すケースでは、画面の遷移コマンド(Prev/Next)が多用されると思われる。このため、有効画面領域設定部202は、本来、非入力領域であるアプリケーション領域の右半分を「Nextコマンド」に、左半分を「Prevコマンド」にそれぞれ対応させる。
また、図4(b)に示したケースにおいて、有効画面領域設定部202は、右半分を「Track Upコマンド」に、左半分を「Track Downコマンド」に、それぞれ対応させる。また、図4(c)に示したケースでは、「Chapter Up/Downコマンドが多用されると思われる。このため、有効画面領域設定部202は、アプリケーション領域の右半分を「Chapter Upコマンド」に、左半分を「Chapter Downコマンド」にそれぞれ対応させる。有効画面領域判定部202は、上記の対応付けを行なうことにより、多用されると思われるコマンドのタッチ入力領域が拡大されるため、より簡易な操作を可能にする。
また、図4(b)に示したケースにおいて、有効画面領域設定部202は、右半分を「Track Upコマンド」に、左半分を「Track Downコマンド」に、それぞれ対応させる。また、図4(c)に示したケースでは、「Chapter Up/Downコマンドが多用されると思われる。このため、有効画面領域設定部202は、アプリケーション領域の右半分を「Chapter Upコマンド」に、左半分を「Chapter Downコマンド」にそれぞれ対応させる。有効画面領域判定部202は、上記の対応付けを行なうことにより、多用されると思われるコマンドのタッチ入力領域が拡大されるため、より簡易な操作を可能にする。
一方、ステップST501の表示画面判定処理で基本モードであると判定され(ステップST501“NO”)、表示画面モード判定部201が有効画面領域設定部202に基本モードを設定した場合(図6のステップST513)、これをうけた有効画面領域設定部202は、入力ボタン等の入力オブジェクトが表示される領域をコマンド入力領域、それ以外の領域をアプリケーション領域に設定する(ステップST514)。
次に、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、入力検知部22からの入力情報と、有効画面領域設定部202により設定された領域とから、実行すべきコマンドを判定し、実行する。ここで、多点同時入力操作に機能を割当てることにより、より操作性が向上したインターフェースを提供することができ、そのコマンドの実行が可能である。
次に、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、入力検知部22からの入力情報と、有効画面領域設定部202により設定された領域とから、実行すべきコマンドを判定し、実行する。ここで、多点同時入力操作に機能を割当てることにより、より操作性が向上したインターフェースを提供することができ、そのコマンドの実行が可能である。
具体的に、「基本モード」は、元々は多点同時入力操作を必要としない画面モードであるため、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、多点同時入力操作が検知されても(ステップST515“YES”)、そのタッチ入力は無効として動作する(ステップST517)。
一方、入力検知部22で一点入力が検知された場合(ステップST515“NO”)、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、そのタッチ入力領域がアプリケーション領域の場合は(ステップST516“アプリケーション領域”)、無効として動作し(ステップST517)、コマンド入力領域の場合は(ステップST516“コマンド入力領域”)、押下されたボタンに対応する機能(コマンド)を実行する(ステップST518)。上記した一点入力操作による動作は一般的なタッチパネル1に共通する振舞いと同様である。
一方、入力検知部22で一点入力が検知された場合(ステップST515“NO”)、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、そのタッチ入力領域がアプリケーション領域の場合は(ステップST516“アプリケーション領域”)、無効として動作し(ステップST517)、コマンド入力領域の場合は(ステップST516“コマンド入力領域”)、押下されたボタンに対応する機能(コマンド)を実行する(ステップST518)。上記した一点入力操作による動作は一般的なタッチパネル1に共通する振舞いと同様である。
説明を図5のフローチャートに戻す。ステップST501の表示画面判定処理において表示画面モード判定部201で「シーケンス画面遷移モード」と判定され、かつ、有効画面領域設定部202で画面がコマンド入力領域と、次候補選択領域と、前候補選択領域とに3分割された後(ステップST503)、入力検知部22で、一点入力が検知されると(ステップST504“NO”)、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、そのタッチ入力領域がコマンド入力領域であれば(ステップST505“コマンド入力領域”)、タッチ入力されたボタンに対応する機能を実行する(ステップST506)。この動作は一般的なタッチパネルに共通する振舞いと同様である。
一方、タッチ入力領域が、前候補選択領域(ステップST505“前候補選択領域”)、あるいは次候補選択領域(ステップST505“次候補選択領域”)であれば、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、有効画面領域設定部202でその領域に対応させたコマンドを実行する。すなわち、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、前候補選択領域であれば、前の候補に移動して機能を実行し(ステップST507)、次候補選択領域であれば、次の候補に移動して機能を実行する(ステップST508)。
一方、タッチ入力領域が、前候補選択領域(ステップST505“前候補選択領域”)、あるいは次候補選択領域(ステップST505“次候補選択領域”)であれば、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、有効画面領域設定部202でその領域に対応させたコマンドを実行する。すなわち、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、前候補選択領域であれば、前の候補に移動して機能を実行し(ステップST507)、次候補選択領域であれば、次の候補に移動して機能を実行する(ステップST508)。
具体的に、図4(a)に示すケースでは、次候補選択領域で入力検知部22による一点入力操作が検知されると、タッチ領域判定・コマンド制御部203で「Nextコマンド」が実行され、前候補選択領域で入力検知部22による一点入力操作が検知されると、タッチ領域判定・コマンド制御部203で「Prevコマンド」が実行される。
また、図4(b)に示すケースでは、次候補選択領域で入力検知部22による一点操作入力が検知されると、タッチ領域判定・コマンド制御部203で「Track Upコマンド」が実行され、前候補選択領域で入力検知部22による一点操作入力が検知されると、タッチ領域判定・コマンド制御部203で「Track Downコマンド」がそれぞれ実行される。
また、図4(b)に示すケースでは、次候補選択領域で入力検知部22による一点操作入力が検知されると、タッチ領域判定・コマンド制御部203で「Track Upコマンド」が実行され、前候補選択領域で入力検知部22による一点操作入力が検知されると、タッチ領域判定・コマンド制御部203で「Track Downコマンド」がそれぞれ実行される。
また、図4(c)に示すケースでは、次候補選択領域で入力検知部22による一点操作入力が検知されると、タッチ領域判定・コマンド制御部203で「Chapter Upコマンド」が実行され、前候補選択領域で入力検知部22による一点操作入力が検知されると、タッチ領域判定・コマンド制御部203で「Chapter Downコマンド」が実行される。
一方、入力検知部22で多点同時入力操作が検知された場合(ステップST504“YES”)、タッチ入力領域がコマンド入力領域であれば(ステップST509“コマンド入力領域”)、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、そのタッチ入力によるコマンドの実行を無効とする(ステップST510)。
また、タッチ入力領域が、前候補、あるいは次候補選択領域(アプリケーション領域の左半分/右半分)であれば、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、有効画面領域設定部202でその領域に対応させたコマンドを多点同時入力操作の入力点数に相当する分だけ実行する。すなわち、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、前候補選択領域であれば(ステップST509“前候補選択領域”)、同時入力された点数分だけ前の候補に移動して機能を実行し(ステップST511)、次候補選択領域であれば(ステップST509“次候補選択領域”)、同時入力された点数分だけ次の候補に移動して機能を実行する(ステップST512)。
また、タッチ入力領域が、前候補、あるいは次候補選択領域(アプリケーション領域の左半分/右半分)であれば、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、有効画面領域設定部202でその領域に対応させたコマンドを多点同時入力操作の入力点数に相当する分だけ実行する。すなわち、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、前候補選択領域であれば(ステップST509“前候補選択領域”)、同時入力された点数分だけ前の候補に移動して機能を実行し(ステップST511)、次候補選択領域であれば(ステップST509“次候補選択領域”)、同時入力された点数分だけ次の候補に移動して機能を実行する(ステップST512)。
具体的に、図4(a)に示すケースにおいて、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、有効画面領域設定部202で設定された次候補選択領域で2点同時入力操作を検出すると、「Nextコマンド」を2回実行し、表示制御部21により表示部10aを制御して、順次、対応する画面表示を行う。すなわち、2つ先の画面表示に遷移する。
また、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、有効画面領域設定部202で設定された前候補選択領域で3点同時入力操作を検出すると、「Prevコマンド」を3回実行した場合と同様の機能を実行し、表示制御部21により表示部10aを制御して3個前の画面表示を行なう。すなわち、3個前に表示された画面の表示に遷移する。
また、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、有効画面領域設定部202で設定された前候補選択領域で3点同時入力操作を検出すると、「Prevコマンド」を3回実行した場合と同様の機能を実行し、表示制御部21により表示部10aを制御して3個前の画面表示を行なう。すなわち、3個前に表示された画面の表示に遷移する。
また、図4(b)に示すケースにおいて、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、有効画面領域設定部202で設定された次候補選択領域で3点同時入力操作を検出すると、「Track Upコマンド」を3回実行し、この場合、3曲先のトラックが再生される。また、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、有効画面領域設定部202で設定された前候補選択領域で2点同時入力操作を検出すると、「Track Downコマンド」を2回実行し、この場合、2つ前のトラックの曲が再生される。
また、図4(c)のケースにおいて、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、有効画面領域設定部202で設定された次候補選択領域で5点同時入力操作を検出すると、「Chapter Upコマンド」を5回実行し、この場合、5つ先のチャプターが再生される。また、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、有効画面領域設定部202で設定された前候補選択領域で4点同時入力操作を検出すると、「Chapter Downコマンド」を4回実行し、この場合、4つ前のチャプターが再生される。なお、領域間を跨いで多点同時入力が検出された場合は、いずれのモードにおいてもその入力を無効とする。
また、図4(c)のケースにおいて、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、有効画面領域設定部202で設定された次候補選択領域で5点同時入力操作を検出すると、「Chapter Upコマンド」を5回実行し、この場合、5つ先のチャプターが再生される。また、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、有効画面領域設定部202で設定された前候補選択領域で4点同時入力操作を検出すると、「Chapter Downコマンド」を4回実行し、この場合、4つ前のチャプターが再生される。なお、領域間を跨いで多点同時入力が検出された場合は、いずれのモードにおいてもその入力を無効とする。
上記したようにこの発明の実施の形態1に係る表示入力装置によれば、表示部10aに所定の順序で遷移する表示情報が表示されていた場合において、制御部20が、入力検知部22により画面上の特定の領域で多点同時入力が検知された場合、前候補の表示情報を生成して表示部10aへ出力し、他の領域で多点同時入力が検知された場合、次候補の表示情報を生成して表示部10aに出力することにより、連続して遷移する画面を効率よく遷移させることが可能になる。
すなわち、決まった順序で画面遷移を行なうケース(シーケンス遷移モード)において、例えば、「Prev(前の候補に戻る)」、「Next(次の候補に移動)」に相当するボタン入力の機能を、本来、非入力領域であるアプリケーション領域の、右半分、左半分の領域にそれぞれ割当て、これら領域で多点同時入力操作が検出された場合に、その入力点数分だけ画面が遷移するよう制御することにより、連続した画面を簡単に効率良く遷移させることが可能となる。例えば、「Nextボタン」を割当てたアプリケーション領域の右半分を、3点同時入力操作することにより、3個先の画面に遷移させ、「Prevボタン」の機能を割当てたアプリケーション領域の左半分を、2点同時入力操作することにより2個前の画面表示に遷移させることができる。
すなわち、決まった順序で画面遷移を行なうケース(シーケンス遷移モード)において、例えば、「Prev(前の候補に戻る)」、「Next(次の候補に移動)」に相当するボタン入力の機能を、本来、非入力領域であるアプリケーション領域の、右半分、左半分の領域にそれぞれ割当て、これら領域で多点同時入力操作が検出された場合に、その入力点数分だけ画面が遷移するよう制御することにより、連続した画面を簡単に効率良く遷移させることが可能となる。例えば、「Nextボタン」を割当てたアプリケーション領域の右半分を、3点同時入力操作することにより、3個先の画面に遷移させ、「Prevボタン」の機能を割当てたアプリケーション領域の左半分を、2点同時入力操作することにより2個前の画面表示に遷移させることができる。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2に係る表示入力装置における画面構成の一例を示す図である。
ここでは、LCDタッチパネル1の画面上で、複数の項目の選択(MP3ファイルのリスト)が可能なケースを示しており、画面に表示された選択項目上で多点同時入力が検知された場合、多点同時入力が検知された多点間の選択項目を含む複数の選択項目を同時選択するようにしている。このため、複数項目を一度で選択することが可能になり、タッチ数削減による時間短縮の効果を得ようとするものである。以下に実施の形態2として詳細に説明する。
図7は、この発明の実施の形態2に係る表示入力装置における画面構成の一例を示す図である。
ここでは、LCDタッチパネル1の画面上で、複数の項目の選択(MP3ファイルのリスト)が可能なケースを示しており、画面に表示された選択項目上で多点同時入力が検知された場合、多点同時入力が検知された多点間の選択項目を含む複数の選択項目を同時選択するようにしている。このため、複数項目を一度で選択することが可能になり、タッチ数削減による時間短縮の効果を得ようとするものである。以下に実施の形態2として詳細に説明する。
なお、実施の形態2においても、基本的には、図1に示すLCDタッチパネル1の構成
を使用し、また、図2に示す制御部20が実行するプログラム構造を使用するものとして説明するが、実施の形態2では、表示画面モード判定部201は、画面モードとして、「基本モード」と「複数項目選択可能モード」を判定するものとする。
また、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、コマンド入力領域で入力検知部22による一点入力が検知された場合、コマンド入力領域に対応したコマンドの実行を許可し、アプリケーション領域の複数の選択項目上で入力検知部22による一点入力が検知された場合、当該一点入力に該当する選択項目の選択状態を判定し、選択状態になっていれば未選択状態に、未選択状態になっていれば選択状態に変更する制御を行なう。
を使用し、また、図2に示す制御部20が実行するプログラム構造を使用するものとして説明するが、実施の形態2では、表示画面モード判定部201は、画面モードとして、「基本モード」と「複数項目選択可能モード」を判定するものとする。
また、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、コマンド入力領域で入力検知部22による一点入力が検知された場合、コマンド入力領域に対応したコマンドの実行を許可し、アプリケーション領域の複数の選択項目上で入力検知部22による一点入力が検知された場合、当該一点入力に該当する選択項目の選択状態を判定し、選択状態になっていれば未選択状態に、未選択状態になっていれば選択状態に変更する制御を行なう。
また、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、コマンド入力領域で入力検知部22による多点同時入力が検知された場合、コマンド入力領域に対応したコマンドの実行を無効にし、アプリケーション領域の複数の選択項目上で入力検知部22による多点同時入力が検知された場合、多点同時入力が検知された多点間の選択項目含む複数の選択項目の選択状態を同時変更する制御を行う。詳細は後述する。
なお、ここで、「基本モード」とは、実施の形態1同様、多点同時入力を必要としない画面モードをいうが、「複数項目選択可能モード」とは、画面上に複数の選択可能な項目が存在する画面をいい、具体的には、図8(a)に示すMP3ファイルのリスト、図8(b)に示す画像(写真)のサムネイル一覧画面、等が考えられる。
なお、ここで、「基本モード」とは、実施の形態1同様、多点同時入力を必要としない画面モードをいうが、「複数項目選択可能モード」とは、画面上に複数の選択可能な項目が存在する画面をいい、具体的には、図8(a)に示すMP3ファイルのリスト、図8(b)に示す画像(写真)のサムネイル一覧画面、等が考えられる。
図8(a)(b)は、この発明の実施の形態1に係る表示入力装置の動作を画面上に概念的に示した模式図である。
図8(a)に示すケースでは、保持されているMP3(MPEG Audio Layer3)ファイルが一覧表示されており、MP3ファイルを選択した上でその選択したファイルに対して、再生や消去等の何らかのコマンドを実行するケースを想定している。
また、図8(b)に示すケースでは、保存されている画像ファイルがサムネイルで一覧表示されており、画像ファイルを選択した上でその選択したファイルに対して、拡大表示や消去等の何らかのコマンドを実行するケースを想定している。
図8(a)に示すケースでは、保持されているMP3(MPEG Audio Layer3)ファイルが一覧表示されており、MP3ファイルを選択した上でその選択したファイルに対して、再生や消去等の何らかのコマンドを実行するケースを想定している。
また、図8(b)に示すケースでは、保存されている画像ファイルがサムネイルで一覧表示されており、画像ファイルを選択した上でその選択したファイルに対して、拡大表示や消去等の何らかのコマンドを実行するケースを想定している。
図9は、この発明の実施の形態2に係る表示入力装置の動作を示すフローチャートである。以下、図9のフローチャートを参照しながら、図2に示す制御部20の動作について詳細に説明する。
表示画面モード判定部201が、表示画面が、複数の項目の選択を可能とする画面であると判定した場合(ステップST901“Yes”)、表示画面モード判定部201は、有効画面領域設定部202に「複数項目選択可能モード」にしたがう領域設定を指示する(ステップST902)。これをうけた有効画面領域設定部202は、画面を、コマンド入力領域と、複数項目可能選択領域とに2分割する(ステップST903)。
具体的に、有効画面領域設定部202は、ボタン等通常の入力オブジェクトが表示される領域をコマンド入力領域として設定し、選択対象とされるオブジェクトが配置される領域を、複数項目選択可能領域として設定する。すなわち、アプリケーション領域内で、選択対象となるオブジェクト(図8(a)のケースではMP3ファイル、図8(b)のケースでは画像)が配置される領域を、複数項目選択可能領域と設定する。
具体的に、有効画面領域設定部202は、ボタン等通常の入力オブジェクトが表示される領域をコマンド入力領域として設定し、選択対象とされるオブジェクトが配置される領域を、複数項目選択可能領域として設定する。すなわち、アプリケーション領域内で、選択対象となるオブジェクト(図8(a)のケースではMP3ファイル、図8(b)のケースでは画像)が配置される領域を、複数項目選択可能領域と設定する。
次に、入力検知部22で、一点入力が検知されると(ステップST904“NO”)、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、そのタッチ入力領域がコマンド入力領域であれば(ステップST905“コマンド入力領域”)、タッチ入力されたボタンに対応する機能を実行する(ステップST906)。この動作は一般的なタッチパネルに共通する振舞いと同様である。
タッチ入力領域が複数項目選択可能領域の場合(ステップST905“複数項目選択可能領域”)、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、タッチした位置に配置された項目の選択状態を判定し(ステップST907)、選択済みであれば(ステップST907“NO”)、解除して未選択状態へ(ステップST908)、未選択状態であれば(ステップST907“YES”)、押下点の項目を選択して選択状態へ変更する(ステップST909)。
タッチ入力領域が複数項目選択可能領域の場合(ステップST905“複数項目選択可能領域”)、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、タッチした位置に配置された項目の選択状態を判定し(ステップST907)、選択済みであれば(ステップST907“NO”)、解除して未選択状態へ(ステップST908)、未選択状態であれば(ステップST907“YES”)、押下点の項目を選択して選択状態へ変更する(ステップST909)。
一方、入力検知部22で、多点同時入力が検知されると(ステップST904“YES”)、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、そのタッチ入力領域がコマンド入力領域であれば(ステップST910“コマンド入力領域”)、そのタッチ入力によるコマンドの実行を無効とする(ステップST911)。
また、タッチ入力領域が、複数項目選択可能領域の場合(ステップST910“複数項目選択可能領域”)、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、入力位置に配置された項目(図8(a)のケースではMP3ファイル、図8(b)のケースでは画像)の選択状態を判定し(ステップST912)、選択状態であれば(ステップST912“NO”)、選択済みの項目を解除し(ステップST913)、未選択状態であれば(ステップST912“YES”)、選択状態へ変更する(ステップST914)。
また、タッチ入力領域が、複数項目選択可能領域の場合(ステップST910“複数項目選択可能領域”)、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、入力位置に配置された項目(図8(a)のケースではMP3ファイル、図8(b)のケースでは画像)の選択状態を判定し(ステップST912)、選択状態であれば(ステップST912“NO”)、選択済みの項目を解除し(ステップST913)、未選択状態であれば(ステップST912“YES”)、選択状態へ変更する(ステップST914)。
このとき、タッチ領域判定・コマンド制御部203は、多点同時入力点間に配置された複数項目の選択状態を一度に変更できるように制御する。例えば、図8(a)のケースでは、MP3ファイルNo.2とNo.4の項目にて多点同時入力された場合、MP3ファイルNo.3を含む、No.2とNo.4の選択状態を一度に変更する。また、図8(b)に示すケースでは、画像1と画像8を多点同時入力した場合、画像1と画像8の他に、画像1と画像8に含まれる画像4、画像7、画像2、画像5の選択状態も同時に変更する。このように、多点同時入力操作に上記した複数項目同時選択機能を定義することで、タッチ入力回数が減少するため、操作性を向上させることができる。
なお、ステップST901で基本モードであると判定された場合は(ステップST901“NO”)、図6のフローチャートに示す実施例1のステップST513〜ST518と同様の動作を行なうため、ここでの詳細な説明は重複を回避する意味で省略する。
基本モードの場合、コマンド入力領域は当然入力可能な領域であるが、アプリケーション領域は入力不可能な領域であるため、制御部20(タッチ入力領域判定およびコマンド制御部203)は、コマンド入力領域、もしくはアプリケーション領域で、入力検知部22による多点同時入力が検知された場合、多点同時入力によるコマンドの実行を無効とし、また、コマンド入力領域で入力検知部22による一点入力が検知された場合、コマンド入力領域に対応したコマンドの実行を許可し、アプリケーション領域で入力検知部22による一点入力が検知された場合、当該一点入力によるコマンドの実行を無効にする制御を行なう。また、本実施の形態2においても実施の形態1同様、領域間を跨いで多点同時入力が検出された場合は、いずれのモードにおいてもその入力を無効とする。
基本モードの場合、コマンド入力領域は当然入力可能な領域であるが、アプリケーション領域は入力不可能な領域であるため、制御部20(タッチ入力領域判定およびコマンド制御部203)は、コマンド入力領域、もしくはアプリケーション領域で、入力検知部22による多点同時入力が検知された場合、多点同時入力によるコマンドの実行を無効とし、また、コマンド入力領域で入力検知部22による一点入力が検知された場合、コマンド入力領域に対応したコマンドの実行を許可し、アプリケーション領域で入力検知部22による一点入力が検知された場合、当該一点入力によるコマンドの実行を無効にする制御を行なう。また、本実施の形態2においても実施の形態1同様、領域間を跨いで多点同時入力が検出された場合は、いずれのモードにおいてもその入力を無効とする。
上記したように、この発明の実施の形態2に係る表示入力装置によれば、画面上に複数の選択項目からなる表示情報が表示された場合、制御部20が、入力検知部22により画面に表示された選択項目上で多点同時入力が検知された場合、多点同時入力が検知された多点間の選択項目を含む複数の選択項目を同時選択することにより、タッチ入力数が減少するため操作性の向上がはかれ、選択に要する時間が短縮される
上記したように、この発明の実施の形態1、実施の形態2に係る表示入力装置によれば、LCDタッチパネル1に特有の多点同時入力操作を積極的に利用して特定の機能と関連づけることにより、操作性を一層向上させることができる。
なお、上記した実施の形態1および実施の形態2において、図2に示す、制御部20が有する機能は、全てをソフトウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。例えば、表示情報を生成して表示部10aに出力するとともに、入力検知部22により画面上で多点同時入力が検知された場合、当該多点同時入力における入力点数に応じて予め割り当てられたコマンドを実行する制御部20が実行するデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
なお、上記した実施の形態1および実施の形態2において、図2に示す、制御部20が有する機能は、全てをソフトウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。例えば、表示情報を生成して表示部10aに出力するとともに、入力検知部22により画面上で多点同時入力が検知された場合、当該多点同時入力における入力点数に応じて予め割り当てられたコマンドを実行する制御部20が実行するデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
1 LCDタッチパネル、10 表示入力部、10a 表示部、10b 入力部、11 基準電圧印加部、12 基準電圧測定部、20 制御部、21 表示制御部、22 入力検知部、23 記憶部、201 表示画面モード判定部、202 有効画面領域設定部、203 タッチ領域判定・コマンド制御部。
Claims (7)
- 画面に表示情報を表示する表示部と、
前記画面上で多点同時入力を検知する入力検知部と、
前記表示情報を生成して前記表示部に出力するとともに、前記入力検知部により前記画面上で多点同時入力が検知された場合、前記多点同時入力における入力点数に応じて予め割り当てられたコマンドを実行する制御部と、
を備えたことを特徴とする表示入力装置。 - 前記表示部は、
前記画面上に所定の順序で遷移する表示情報を表示し、
前記制御部は、
前記入力検知部により前記画面上の特定の領域で多点同時入力が検知された場合、前候補の表示情報を生成して前記表示部へ出力し、他の領域で多点同時入力が検知された場合、次候補の表示情報を生成して前記表示部に出力することを特徴とする請求項1記載の表示入力装置。 - 前記表示部は、
前記画面上に複数の選択項目からなる表示情報を表示し、
前記制御部は、
前記入力検知部により前記画面に表示された選択項目上で多点同時入力が検知された場合、前記多点同時入力が検知された多点間の選択項目含む複数の選択項目を同時選択することを特徴とする請求項1記載の表示入力装置。 - 前記制御部は、
前記画面上に表示情報を表示すると、多点同時入力が可能な画面か否かを判定する表示画面モード判定部と、
前記表示画面モード判定部で判定されたモードにしたがい、画面上に、入力オブジェクトが表示されるコマンド入力領域と、前記コマンド入力領域以外のアプリケーション領域を設定する有効画面領域設定部と、
前記入力検知部により多点同時入力が検知され、前記有効画面領域設定部により設定されたコマンド入力領域およびアプリケーション領域とから、前記多点同時入力における入力点数に応じて予め割り当てられたコマンドを実行するタッチ入力領域判定およびコマンド制御部と、
を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示入力装置。 - 前記表示画面モード判定部で、多点同時入力を必要としない基本モードであると判定された場合、
前記タッチ入力領域判定およびコマンド制御部は、
前記コマンド入力領域、もしくはアプリケーション領域で、前記入力検知部による多点同時入力が検知された場合、前記多点同時入力によるコマンドの実行を無効とし、
前記コマンド入力領域で前記入力検知部による一点入力が検知された場合、前記コマンド入力領域に対応したコマンドの実行を許可し、前記アプリケーション領域で前記入力検知部による一点入力が検知された場合、前記一点入力によるコマンドの実行を無効にすることを特徴とする請求項4記載の表示入力装置。 - 前記画面モード判定部により、有効画面領域設定部が、前記アプリケーション領域を分割して、一方に前候補、他方に次候補の出力を割当てるシーケンス画面遷移モードであると判定された場合、
前記タッチ領域判定およびコマンド制御部は、
前記コマンド入力領域で前記入力検知部による一点入力が検知された場合、前記コマンド入力領域に対応したコマンドの実行を許可し、前記アプリケーション領域の一方で前記入力検知部による一点入力が検知された場合に前候補の出力コマンドの実行を許可し、他の領域で一点入力が検知された場合に次候補の出力コマンドの実行を許可し、
前記コマンド入力領域で前記入力検知部による多点同時入力が検知された場合、前記コマンド入力領域に対応したコマンドの実行を無効にし、前記アプリケーション領域の一方で前記入力検知部による多点同時入力が検知された場合、前候補の出力コマンドの実行を前記多点同時入力における入力点数分許可して画面を順次遷移させ、他の領域で多点同時入力が検知された場合、次候補の出力コマンドの実行を前記多点同時入力における入力点数分許可して画面を順次遷移させる、ことを特徴とする請求項4記載の表示入力装置。 - 前記画面モード判定部により、前記有効画面領域設定部が、前記アプリケーション領域に複数の選択項目からなる表示情報を表示する複数項目選択可能モードであると判定された場合、
前記タッチ領域判定およびコマンド制御部は、
前記コマンド入力領域で前記入力検知部による一点入力が検知された場合、前記コマンド入力領域に対応したコマンドの実行を許可し、前記アプリケーション領域の前記複数の選択項目上で前記入力検知部による一点入力が検知された場合、前記一点入力に該当する選択項目の選択状態を判定し、選択状態になっていれば未選択状態に、未選択状態になっていればであれば選択状態に変更し、
前記コマンド入力領域で前記入力検知部による多点同時入力が検知された場合、前記コマンド入力領域に対応したコマンドの実行を無効にし、前記アプリケーション領域の複数の選択項目上で前記入力検知部による多点同時入力が検知された場合、多点同時入力が検知された多点間の選択項目含む複数の選択項目の選択状態を同時変更すること、
を特徴とする請求項4記載の表示入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014106595A (ja) * | 2012-11-26 | 2014-06-09 | Canon Inc | 情報処理装置、その制御方法およびプログラム |
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JP2018041469A (ja) * | 2017-09-27 | 2018-03-15 | シャープ株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム |
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2008
- 2008-08-08 JP JP2008205825A patent/JP2010040012A/ja active Pending
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