JP2010036865A - 軌道短絡装置及び軌道用作業車 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成によって切換スイッチの誤操作を規制することができる軌道短絡装置を提供する。
【解決手段】絶縁車輪11の絶縁された外輪部11aと内輪部11bとの間に接続され、切換スイッチ3の操作によって軌道回路を電気的に開閉させる軌道短絡装置2である。
そして、切換スイッチ3には、障害物の衝突や振動による誤操作を規制する保護規制手段4が取り付けられる。
さらに、この保護規制手段4は、切換スイッチ3としてのトグルスイッチの操作レバー31を保持する保持部41と、保持部41と一体に形成されて摺動操作されるスライド部42と、スライド部42の摺動操作を規制するロックピン43と、全体を覆うカバー部44と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、軌道回路を短絡する軌道短絡装置と軌道用作業車に関するものである。
従来、鉄道の軌道上を走行して、架線などの軌道周辺の構造物の保守・点検作業をおこなう軌道用作業車が知られている。
一般に、鉄道においては、線路上の特定の区間に列車が存在しているかどうかを電気的に検知して、信号装置を作動させる軌道回路が用いられている。
また、鉄道の保守・点検作業は、鉄道の運行が休止されている夜間に行われることが多いが、夜間作業でも軌道回路を用いて信号装置を作動させることは保安上きわめて重要である。
一方、例えば、軌道用作業車を踏み切り付近に停車させるような場合には、軌道回路を閉じたままにすると警報音が鳴り止まなくなるため、軌道回路を開く必要がある。
上記したように、軌道回路は必要に応じて開閉(絶縁・短絡)する必要がある。
このため、軌道用作業車の車輪を絶縁車輪とし、この絶縁車輪に切換スイッチを取り付けて軌道回路を開閉することがおこなわれている。
また、特許文献1には、小車輪と車軸とを連結した輪軸が昇降可能に取り付けられた作業台車が開示されている。この構成によれば、輪軸を昇降させることで軌道回路を開閉することができる。
実開平1−180367号公報
しかしながら、絶縁車輪に切換スイッチを取り付けた場合、切換スイッチに対する障害物の衝突や振動などによって、切換スイッチが誤って切り換わるおそれがあった。
また、前記特許文献1の作業台車の構成では、昇降装置などを特別に設ける必要があるため、装置が大掛かりなものとなっていた。
そこで、本発明は、簡単な構成によって切換スイッチの誤操作を規制することができる軌道短絡装置と、この軌道短絡装置を備える軌道用作業車と、を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の軌道短絡装置は、絶縁車輪の絶縁された外輪部と内輪部との間に接続され、切換スイッチの操作によって軌道回路を電気的に開閉させる軌道短絡装置であって、前記切換スイッチには、障害物の衝突や振動による誤操作を規制する保護規制手段が取り付けられることを特徴とする。
また、前記保護規制手段は、前記切換スイッチとしてのトグルスイッチの操作レバーを保持する保持部と、前記保持部と一体に形成されて摺動操作されるスライド部と、前記スライド部の摺動操作を規制するロックピンと、全体を覆うカバー部と、を備える構成とすることができる。
さらに、前記スライド部には、前記トグルスイッチの開閉に対応して一対の掛止孔が設けられ、前記一対の掛止孔は細孔によって連繋されるとともに、前記ロックピンは、前記掛止孔に嵌合する付根部と前記細孔より径の小さい先端部とを備え、前記付根部は前記掛止孔に嵌合するように付勢されて前記スライド部の摺動操作が規制されており、摺動操作する際には、前記ロックピンを付勢力に抗して押し込むことで、前記付根部と前記掛止孔との嵌合が解除される構成とすることができる。
そして、前記スライド部の表面は操作に用いるつまみ部を境界として異なる色彩にされるとともに、前記カバー部には前記スライド部の表面の色彩を見ることができる窓部が設けられることが好ましい。
また、本発明の軌道用作業車は、上記したいずれかの軌道短絡装置を備えることを特徴とする。
このように、本発明の軌道短絡装置は、切換スイッチの操作によって軌道回路を開閉させる軌道短絡装置であって、切換スイッチには誤操作を規制する保護規制手段が取り付けられている。
したがって、障害物の衝突や振動による誤操作を規制することで、簡単な構成によって信頼性の高い軌道回路を構成できる。
また、保護規制手段は、トグルスイッチの操作レバーを保持する保持部と、保持部と一体に形成されて摺動操作されるスライド部と、スライド部の摺動操作を規制するロックピンと、全体を覆うカバー部と、を備えることで、カバー部によって操作レバーへの障害物の衝突を防止できるうえに、ロックピンによってスライド部の摺動を規制して振動による誤操作を防止できる。
さらに、スライド部にはトグルスイッチの開閉に対応して一対の掛止孔が設けられ、ロックピンは掛止孔に嵌合する付根部を備え、付根部は掛止孔に嵌合するように付勢されてスライド部の摺動操作が規制されており、摺動操作する際には、ロックピンを付勢力に抗して押し込むことで付根部と掛止孔との嵌合が解除される。
したがって、付勢されているため振動によりロックピンが抜けることはなく、仮に障害物の衝突によりロックピンが押し込まれてもスライド部を摺動させない限り切換スイッチが誤操作されることもない。
そして、スライド部の表面はつまみ部を境界として異なる色彩にされ、カバー部にはスライド部の表面の色彩を見ることができる窓部が設けられることで、目視によって容易に切換スイッチの状態を確認できる。
また、本発明の軌道用作業車は、上記したいずれかの軌道短絡装置を備えることで、信頼性の高い軌道回路を構成して信号装置を作動させることができる。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図2を用いて軌道短絡装置2を備える軌道用作業車Cの全体構成を説明する。
本実施の形態の軌道用作業車Cは、クレーンタイプの軌道陸上兼用作業車であり、鉄道の軌道51,51の上を走行して架線などの軌道51,51周辺の構造物の保守・点検作業をおこなう軌道用作業車のうち、道路上を走行する機能を有するタイプのものである。
したがって、作業する際には、道路を走行して現場付近まで移動し、作業現場付近の踏み切りから軌道51,51に進入することで、迅速かつ安全に作業現場まで移動することができる。
そして、この軌道用作業車Cは、図2に示すように、道路の上を走行するための4輪のタイヤを前後左右に備えた車体10と、この車体10の上に旋回・起伏可能に設置されたブーム14と、軌道51,51の上を走行するための4輪の絶縁車輪11,・・・と、を備えている。
この絶縁車輪11は、図1に示すように、回転軸となる車軸12が挿通される金属製の内輪部11bと、軌道51(図2参照)に接する金属製の外輪部11aと、この内輪部11bと外輪部11aとを電気的に絶縁するFRPなどの樹脂製の絶縁部11cと、を備えて構成されている。
また、車軸12は、図2に示すように、左右の絶縁車輪11,11を連結する回転軸として設けられるもので、車体10に固定された支持腕13,13に回動自在に取り付けられ、ジャッキの伸縮によって回動・昇降できるようになっている。
そして、本実施の形態の絶縁車輪11には、図1,3に示すように、外輪部11aの側面に、軌道回路を電気的に開閉させる切換スイッチとしてトグルスイッチ3を有する軌道短絡装置2が設置されている。
なお、この軌道短絡装置2は、軌道用作業車Cの前方の車軸12又は後方の車軸12の少なくともいずれか一方に設置されていればよく、図2のように左右両方の絶縁車輪11,11に設置する場合には回転方向の同じ位置にあることが好ましい。
この軌道短絡装置2は、トグルスイッチ3に、障害物の衝突や振動による誤操作を規制する保護規制手段4が取り付けられて構成されている。
切換スイッチとしてのトグルスイッチ3は、図4に示すように、端子33,34(図1,3参照)が接続された本体32と、この本体32に取り付けられた棒状の操作レバー31と、を備えている。
この端子33,34のうちの一方の端子33は、絶縁車輪11の外輪部11aに接続され、他方の端子34は、絶縁車輪11の内輪部11bに接続されている。
したがって、トグルスイッチ3の操作レバー31をON位置又はOFF位置に切換えることで、絶縁車輪11の外輪部11aと内輪部11bとが電気的に短絡又は絶縁されることになる。
そして、本実施の形態の保護規制手段4は、図1,4に示すように、トグルスイッチ3の操作レバー31を保持する保持部41と、この保持部41と一体に形成されて摺動操作されるスライド部42と、このスライド部42の摺動操作を規制するロックピン43と、保持部41やスライド部42やロックピン43などを覆うカバー部44と、保持部41やスライド部42やロックピン43などを保持するボックス部45と、ボックス部45を外輪部11aに固定するためのサポート部46と、を備えている。
この保持部41は、図4,5に示すように、金属によって矩形板状に形成されるもので、スライド部42に固定された上辺に対峙する下辺には、トグルスイッチ3の操作レバー31aが挿入される切欠き41aが設けられている。
また、スライド部42は、図4,5に示すように、金属によって矩形板状に形成されるもので、裏面には保持部41の上辺が固定されることで保持部41と一体にされて、ボックス部45の摺動片45cとカバー部44との間に摺動自在に挟まれている。
さらに、スライド部42の表面には、手動操作するためのつまみ部420が固定され、このつまみ部420を境界として表面は赤色部42aと白色部42bに色分けされている。
そして、スライド部42には、表面から裏面に貫通するように、一対の掛止孔42c,42cが摺動方向に並ぶように設けられており、これらの掛止孔42c,42cの間は細孔42dによって連繋されて、全体として眼鏡形状の開口部が形成されている。
さらに、ロックピン43は、図4に示すように、ボックス部45に設けられた円筒状の筒部45aに摺動自在に嵌め込まれる円柱状の摺動部43cと、摺動部43cがスライド部42から突出しないように掛止させる鍔部43dと、スライド部42の掛止孔42cと略同一径に形成される付根部43aと、スライド部42の細孔42dより小径に形成されてスライド部42から突出する先端部43bと、を一体に備えている。
加えて、この筒部45aの底側にはばね47が設置されており、ロックピン43全体をスライド部42の方向に付勢しているため、付根部43aが掛止孔42cに嵌合した状態では、力を加えてロックピン43を押し込まない限り、スライド部42はロックピン43に摺動を規制されることになる。
なお、このロックピン43としては、上記のばね47によって付勢されたものの他にも、例えば蝶ねじのように手動で操作可能でスライド部42の摺動を規制できるものであればどのような構造のものであってもよい。
そして、カバー部44は、図4に示すように、ボックス部45の側面と上面を保護するために、金属によって略L字断面に形成されるもので、上面にはスライド部42の色分け部分が見えるように矩形に開口した窓部440が設けられて、ボルト48,・・・によってボックス部45に固定されている。
また、ボックス部45は、図4に示すように、ロックピン43を摺動自在に保持するための筒部45aと、トグルスイッチ3を取り付けるための取付片45bと、この取付片45bと一体に形成されてスライド部42を摺動自在に保持するための摺動片45cと、を備えている。
さらに、サポート部46は、図4に示すように、サポート部46自体を絶縁車輪11の外輪部11aに固定するための固定部46aと、このサポート部46にボックス部45を取り付けるための取付部46b、46cと、を備えている。
そして、上記したように、一方の絶縁車輪11、一方の支持腕13、車体10、他方の支持腕13、他方の絶縁車輪11、によって軌道回路の一部が構成されている。
すなわち、一般に、軌道回路は基本的な構成として、一対の軌道51,51、一対の軌道51,51に接続されて電流を供給する電源装置、一対の軌道51,51に接続されるリレー、などを備えている。
そして、この特定区間に軌道用作業車Cが存在していない場合には、電源装置から軌道回路を通じて流れてきた電流によってリレーの接点が閉じられて青信号になる。
さらに、本実施の形態では、特定区間に軌道用作業車Cが存在しており、かつ軌道短絡装置2が「短絡」にされている場合には、軌道回路が軌道用作業車Cによって短絡されることでリレーに電流が供給されなくなって、リレーの接点が開かれて赤信号になる。
他方、本実施の形態では、特定区間に軌道用作業車Cが存在しているものの、軌道短絡装置2が「絶縁」にされている場合には、軌道回路が軌道用作業車Cによって短絡されることなくリレーに電流が供給されて、リレーの接点が閉じられて青信号になる。
次に、本実施の形態の軌道短絡装置2の作用について説明する。
このように、本実施の形態の軌道短絡装置2は、切換スイッチとしてのトグルスイッチ3の操作によって軌道回路を開閉させる軌道短絡装置2であって、トグルスイッチ3には誤操作を規制する保護規制手段4が取り付けられている。
したがって、障害物の衝突や振動による誤操作を規制することで、信頼性の高い軌道回路を構成できる。
すなわち、従来は、トグルスイッチ3が露出していたため、このトグルスイッチ3の操作レバー31に対するバラスト等の障害物の衝突や走行中の振動などによって、「短絡」と「絶縁」が誤って切り換わるおそれがあった。
そこで、トグルスイッチ3に障害物の衝突や振動による誤操作を規制する保護規制手段4を取り付けることで、「短絡」と「絶縁」の切換えを確実におこなうことができるようになる。
また、保護規制手段4は、トグルスイッチ3の操作レバー31を保持する保持部41と、保持部41と一体に形成されて摺動操作されるスライド部42と、スライド部42の摺動操作を規制するロックピン43と、全体を覆うカバー部44と、を備えることで、カバー部44によって操作レバー31への障害物の衝突を防止できるうえに、ロックピン43によってスライド部42の摺動を規制して振動による誤操作を防止できる。
つまり、トグルスイッチ3を操作するためには、トグルスイッチ3の操作レバー31を保持する保持部41を移動させればよいが、この保持部41はつまみ部420を有するスライド部42と一体に形成されている。
したがって、つまみ部420を持ってスライド部42及び保持部41を摺動させれば、操作レバー31を操作してトグルスイッチ3を操作できることになる。
そして、この際には、スライド部42はロックピン43によって摺動を規制されているため、振動によって誤って摺動することはなく、手動操作によってロックピン43を解除しつつスライド部42を摺動させる必要がある。
さらに、スライド部42にはトグルスイッチ3の開閉に対応して一対の掛止孔42c,42cが設けられ、ロックピン43は掛止孔42cに嵌合する付根部43aを備え、付根部43aは掛止孔42cに嵌合するようにばね47によって付勢されてスライド部42の摺動操作が規制されており、摺動操作する際には、ロックピン43を付勢力に抗して押し込むことで付根部43aと掛止孔42cとの嵌合が解除される。
したがって、付勢されているため振動によりロックピン43が抜けることはなく、仮に障害物の衝突によりロックピン43が押し込まれてもスライド部42を摺動させない限りトグルスイッチ3が誤操作されることもない。
しかも、このロックピン43の摺動方向とスライド部42の摺動方向とは直交しているため、1つの障害物がロックピン43及びスライド部42に特定の方向から衝突してもトグルスイッチ3が切り換わる可能性はきわめて低い。
また、ロックピン43の付根部43aは、掛止孔42cに向かってばね47によって付勢されて嵌合しているため、振動によってもこのロックピン43が掛止孔42cから抜けることはない。
そして、スライド部42の表面はつまみ部420を境界として赤色部42aと白色部42bに色分けされ、カバー部44にはスライド部42の表面の色彩を見ることができる窓部440が設けられることで、目視によって容易にトグルスイッチ3の状態を確認できる。
つまり、短絡状態から絶縁状態に切換えるためには、ロックピン43を押しながらスライド部42のつまみ部420をスライドさせて「短絡」から「絶縁」にずらす。そうすると、カバー部44の窓部440からは白色部42bが見えることになる。
反対に、絶縁状態から短絡状態に切換えるためには、ロックピン43を押しながらスライド部42のつまみ部420をスライドさせて「絶縁」から「短絡」にずらす。そうすると、カバー部44の窓部440からは赤色部42aが見えることになる。
そして、このように「絶縁」している場合には白色部42bが見え、「短絡」している場合には赤色部42aが見えることで、トグルスイッチ3を誤って切換える可能性が低くなるうえに、仮に誤って切換えてしまった場合には気付きやすくなるため、信頼性の高い軌道回路を構成することができる。
この場合、トグルスイッチ3とは別に保護規制手段4を有しており、この保護規制手段4を構成するスライド部42を色分けして表示手段として用いることで、スライド部42の上面の広い面積によって切換状態を明確にできる。
また、本実施の形態の軌道用作業車Cは、上記したいずれかの軌道短絡装置2を備えることで、信頼性の高い軌道回路を構成して信号装置を作動させることができる。
すなわち、軌道用作業車Cは、一方の絶縁車輪11、一方の支持腕13、車体10、他方の支持腕13、他方の絶縁車輪11、によって軌道回路の一部を構成し、絶縁車輪11における短絡状態又は絶縁状態を確実に切換えることができる。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、絶縁車輪11,11が車軸12によって直接に連結されて電気的に接続される場合について説明したが、これに限定されるものではなく、車軸12が絶縁車輪11,11ごとに設けられて車体10を介して電気的に接続されるものであっても適用できる。
そして、前記実施の形態では、両側に絶縁車輪11,11を有しており、両側に軌道短絡装置2,2を備える場合について説明したが、これに限定されるものではなく、片側のみに絶縁車輪を有する場合には片側のみに軌道短絡装置を取り付ければよい。
また、前記実施の形態では、軌道短絡装置2を軌道用作業車Cとしての軌道陸上兼用作業車に適用する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、軌道専用作業車に適用することもできる。
さらに、前記実施の形態では、スライド部42の表面が赤色部42aと白色部42bとに色分けされる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、コントラストが明瞭であればどのように色分けされるものであってもよい。
本発明の最良の実施の形態の軌道短絡装置の構成を説明する断面図である。 軌道短絡装置を備える軌道用作業車の全体構成を説明する正面図である。 絶縁車輪に対する軌道短絡装置の設置位置を説明する正面図である。 軌道短絡装置の構成を分解して説明する分解図である。 保持部とスライド部の構成を説明する説明図である。(a)は上面図であり、(b)は側面図であり、(c)は正面図である。 軌道短絡装置の正面図である。(a)は短絡状態であり、(b)は絶縁状態である。
符号の説明
C 軌道用作業車
11 絶縁車輪
11a 外輪部
11b 内輪部
11c 絶縁部
12 車軸
2 軌道短絡装置
3 トグルスイッチ(切換スイッチ)
31 操作レバー
4 保護規制手段
41 保持部
42 スライド部
420 つまみ部
42a 赤色部
42b 白色部
43 ロックピン
44 カバー部
440 窓部
51 軌道

Claims (5)

  1. 絶縁車輪の絶縁された外輪部と内輪部との間に接続され、切換スイッチの操作によって軌道回路を電気的に開閉させる軌道短絡装置であって、
    前記切換スイッチには、障害物の衝突や振動による誤操作を規制する保護規制手段が取り付けられることを特徴とする軌道短絡装置。
  2. 前記保護規制手段は、前記切換スイッチとしてのトグルスイッチの操作レバーを保持する保持部と、前記保持部と一体に形成されて摺動操作されるスライド部と、前記スライド部の摺動操作を規制するロックピンと、全体を覆うカバー部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の軌道短絡装置。
  3. 前記スライド部には、前記トグルスイッチの開閉に対応して一対の掛止孔が設けられ、前記一対の掛止孔は細孔によって連繋されるとともに、
    前記ロックピンは、前記掛止孔に嵌合する付根部と前記細孔より径の小さい先端部とを備え、前記付根部は前記掛止孔に嵌合するように付勢されて前記スライド部の摺動操作が規制されており、
    摺動操作する際には、前記ロックピンを付勢力に抗して押し込むことで、前記付根部と前記掛止孔との嵌合が解除されることを特徴とする請求項2に記載の軌道短絡装置。
  4. 前記スライド部の表面は操作に用いるつまみ部を境界として異なる色彩にされるとともに、前記カバー部には前記スライド部の表面の色彩を見ることができる窓部が設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の軌道短絡装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の軌道短絡装置を備えることを特徴とする軌道用作業車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016016800A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 精研工業株式会社 絶縁車輪の短絡・絶縁切替え装置とそれを備えた保線車両
KR101840729B1 (ko) * 2016-04-28 2018-03-21 한국철도기술연구원 회전경사계와 레일전류 차단장치를 구비한 트롤리형 궤도검측장비

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