JP2010035297A - 充電ユニット、電子機器、撮像装置及び充電機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】スピーカーのボイスコイルを2次側コイルとして使用することで、部品点数を削減しつつ、電子機器のバッテリーを無接点充電することができる。
【解決手段】無線充電台20にデジタルカメラ10を載せると、無線充電台20に設けられた充電用の一次側コイル22が充電制御部23によって駆動され、一次側コイル22は、可聴領域の周波数内で所定の周期で変動する変動磁場を発生する。充電時にはスライドカバー14が閉位置にあるため、デジタルカメラ10に設けられたスピーカー13の磁性体132は磁性体131の背面側を覆う通常位置から平行移動した充電位置に配置される。そのため、スピーカー13のボイスコイル134には、変動磁場により誘導起電力が発生し、デジタルカメラ10の充電回路は、ボイスコイル134に生じる誘導起電力を用いてバッテリーを充電する。
【選択図】 図1
【解決手段】無線充電台20にデジタルカメラ10を載せると、無線充電台20に設けられた充電用の一次側コイル22が充電制御部23によって駆動され、一次側コイル22は、可聴領域の周波数内で所定の周期で変動する変動磁場を発生する。充電時にはスライドカバー14が閉位置にあるため、デジタルカメラ10に設けられたスピーカー13の磁性体132は磁性体131の背面側を覆う通常位置から平行移動した充電位置に配置される。そのため、スピーカー13のボイスコイル134には、変動磁場により誘導起電力が発生し、デジタルカメラ10の充電回路は、ボイスコイル134に生じる誘導起電力を用いてバッテリーを充電する。
【選択図】 図1
Description
本発明は充電ユニット、電子機器、撮像装置及び充電機器に係り、特に電磁誘導を用いて電子機器のバッテリーを充電する充電ユニット、電子機器、撮像装置及び充電機器に関する。
特許文献1には、コードレス通話機(子機)を充電器上にセットすると、充電器内の励起コイルと子機の検出コイルとが近接、対向し、電磁誘導により検出コイルに起電力を発生させ、バッテリーへの充電を行う場合において、子機が充電器に近づくと、ハウリングを防止するために通話回路を切断するコードレス通話装置が記載されている。
特許文献2には、電磁誘導方式により受話器の電源を充電する充電機器において、受話器内の充電制御回路で電源の満充電を検出すると、受話器内の2次側コイルの両端電圧を実質短絡状態にすることにより充電器内の電界効果トランジスタの発振が止まり、充電を終了する充電装置が記載されている。
特開平7−221825号公報
特開平6−339232号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載された発明においては、充電される側の機器に充電用の2次側コイルを専用部品として搭載する必要があるため、部品点数が増えるという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、スピーカーのボイスコイルを2次側コイルとして使用することで、部品点数を削減しつつ、電子機器のバッテリーを無接点充電することができる充電ユニット、電子機器、撮像装置及び充電機器を提供することを目的とする。
請求項1に記載の充電ユニットは、バッテリーが配設された電子機器と、該電子機器が載置されることにより前記バッテリーを充電する充電機器とで構成された充電ユニットであって、前記電子機器は、ボイスコイルと対向する第1の位置と、前記ボイスコイルから退避した第2の位置との間で移動可能な底面磁性体を有するボイスコイル型のスピーカーと、前記底面磁性体を前記第1の位置と第2の位置との間で移動させる磁性体移動手段と、前記ボイスコイルに生じる誘導起電力を用いて前記バッテリーを充電する充電手段と、を備え、前記充電機器は、前記充電機器の上に前記電子機器が載置されたときに前記ボイスコイルに誘導起電力を発生させるための充電用コイルと、前記充電用コイルが変動磁場を発生するように前記充電用コイルを駆動する駆動手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の充電ユニットによれば、充電機器に電子機器を載置すると、充電用コイルが変動磁場を発生する。底面磁性体がボイスコイルから退避した第2の位置にあるため、この変動磁場によりボイスコイルに誘導起電力が発生し、この誘導起電力を用いてバッテリーを充電する。これにより、部品点数を削減しつつ無接点充電を行うことができる。また、変動磁場の周波数が可聴領域内である場合には、ボイスコイルが振動することにより、スピーカーから音が発生するため、充電中であることをユーザに通知することができる。
請求項2に記載の充電ユニットは、請求項1に記載の充電ユニットにおいて、前記駆動手段は、前記変動磁場の周波数が周期的に変化するように前記充電用コイルを駆動し、前記充電手段における充電電流を周期的に変化させることを特徴とする。
請求項2に記載の充電ユニットによれば、充電用コイルは周波数が周期的に変化する変動磁場を発生し、ボイスコイルはその変動磁場で振動する。その結果、変動磁場の周波数が可聴領域内で変動する場合には、ボイスコイルが振動することにより、スピーカーから周期的に変動する音が発生する。これにより、充電中であることをユーザに通知することができる。
請求項3に記載の充電ユニットは、請求項1又は2に記載の充電ユニットにおいて、前記駆動手段は、前記変動磁場の振幅が周期的に変化するように前記充電用コイルを駆動し、前記充電手段における充電電流を周期的に変化させることを特徴とする。
請求項3に記載の充電ユニットによれば、充電用コイルは振幅が周期的に変化する変動磁場を発生する。その結果、変動磁場の周波数が可聴領域内である場合には、スピーカーから発生する音の大きさが周期的に変化する。これにより、充電中であることをユーザに通知することができる。
請求項4に記載の充電ユニットは、請求項1から3のいずれかに記載の充電ユニットにおいて、前記電子機器は、前記電源の充電量を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された充電量を前記駆動手段へ伝達する伝達手段と、を備え、前記駆動手段は、前記伝達手段により伝達された充電量に基づいて前記変動磁場が変化するように前記充電用コイルを駆動することを特徴とする。
請求項4に記載の充電ユニットによれば、検出手段は電源の充電量を検出し、伝達手段は検出された充電量を駆動手段へ伝達し、駆動手段は伝達された充電量に基づいて充電用コイルを駆動する。これにより、充電量に応じて充電側コイルから発生する変動磁場を制御することができる。
請求項5に記載の充電ユニットは、請求項4に記載の充電ユニットにおいて、前記駆動手段は、前記伝達手段により伝達された充電量に基づいて前記変動磁場の周波数が変化するように前記充電用コイルを駆動することを特徴とする。
請求項5に記載の充電ユニットによれば、伝達手段により伝達された充電量に基づいて、充電用コイルから発生する変動磁場の周波数が変化する。その結果、充電量に応じてボイスコイルが振動する周波数が変化し、スピーカーから発生する音も変化する。これにより、充電量をユーザに通知することができる。
請求項6に記載の充電ユニットは、請求項4又は5に記載の充電ユニットにおいて、前記駆動手段は、前記伝達手段により伝達された充電量が充電の完了を示す値である場合には、前記変動磁場を間欠的に出力するように前記充電用コイルを駆動することを特徴とする。
請求項6に記載の充電ユニットによれば、伝達手段により伝達された充電量が充電の完了を示す値である場合には、充電用コイルは変動磁場を完結的に出力する。その結果、充電が完了した場合には、ボイスコイルが間欠的に振動し、スピーカーから間欠的に音が発生する。これにより、充電が完了したことをユーザに通知することができる。
請求項7に記載の充電ユニットは、請求項4から6のいずれかに記載の充電ユニットにおいて、前記駆動手段は、前記伝達手段により伝達された充電量が充電の完了を示す値である場合には、前記変動磁場の振幅が徐々に小さくなるように前記充電用コイルを駆動することを特徴とする。
請求項7に記載の充電ユニットによれば、伝達手段により伝達された充電量が充電の完了を示す値である場合には、充電用コイルから発生する変動磁場の振幅を徐々に小さくする。その結果、充電が完了した場合には、ボイスコイルの振動が徐々に小さくなり、スピーカーから発生する音が徐々に小さくなる。これにより、充電が完了したことをユーザに通知することができる。
請求項8に記載の充電ユニットは、請求項1から7のいずれかに記載の充電ユニットにおいて、前記駆動手段は、再生音の周波数と時間との関係を含む再生音情報を取得する取得手段を有し、該取得した再生音情報の周波数と、前記充電用コイルが発生する変動磁場の周波数とが一致するように前記充電用コイルを駆動することを特徴とする。
請求項8に記載の充電ユニットによれば、再生音の周波数と時間との関係を含む再生音情報を取得し、取得した再生音情報の周波数と、前記充電用コイルの変動磁場の周波数とが一致するように充電用コイルを駆動する。その結果、充電用コイルから再生音情報の周波数と一致する周波数の変動磁場が発生し、ボイスコイルがその周波数で振動し、スピーカーから再生音情報に保存された音が再生される。これにより、充電中であることをユーザに通知することができる。
請求項9に記載の充電ユニットは、請求項8に記載の充電ユニットにおいて、前記取得手段は、前記電子機器から前記再生音情報を取得することを特徴とする。
請求項9に記載の充電ユニットによれば、電子機器から再生音情報を取得し、取得した再生音情報の音程の周波数と、前記充電用コイルの変動磁場の周波数とが一致するように充電用コイルを駆動する。これにより、電子機器に記憶されている音楽を充電時に再生することができる。
請求項10に記載の電子機器は、請求項1から9のいずれかに記載の充電ユニットを構成する。
請求項11に記載の電子機器は、請求項10に記載の電子機器において、開位置と閉位置との間を移動可能に配設されたスライドカバーを備え、前記磁性体移動手段は前記スライドカバーに配設されたことを特徴とする。
請求項11に記載の電子機器によれば、電子機器の本体に開位置と閉位置との間で移動自在に配設されたスライドカバーに磁性体移動手段が設けられる。これにより、ユーザが底面磁性体を任意に移動させることができる。
請求項12に記載の撮像装置は、請求項10又は11に記載の電子機器と、前記スライドカバーが前記開位置にあるときに露出され、前記スライドカバーが前記閉位置にあるときに前記スライドカバーにより覆われるように配設された撮像手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項13に記載の充電機器は、請求項1から9のいずれかに記載の充電ユニットを構成する。
本発明によれば、スピーカーのボイスコイルを2次側コイルとして使用することで、部品点数を削減しつつ、電子機器のバッテリーを無接点充電することができる。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る充電ユニット1の全体構造の概略図である。充電ユニット1は、主として、デジタルカメラ10と、無線充電台20とで構成される。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る充電ユニット1の全体構造の概略図である。充電ユニット1は、主として、デジタルカメラ10と、無線充電台20とで構成される。
デジタルカメラ10は、主として、カメラボディ11と、撮像手段12と、スピーカー13と、スライドカバー14とで構成される。無線充電台20は、主として、筐体21と、一次側コイル22と、充電制御部23とで構成される。
まず、デジタルカメラ10の構造について説明する。
カメラボディ11は、略直方体の箱状に形成されており、その正面には、撮像手段12が設けられる。カメラボディ11の背面には、主として、モニタ(図示せず)、十字ボタン等の各種ボタン(図示せず)が設けられる。カメラボディ11の上面には、主として、図示しないレリーズスイッチ(図示せず)等が設けられる。スピーカー13の開口部(図示せず)が形成され、カメラボディ11の内側下面には、スピーカー13が設けられ、カメラボディ11の下面のスピーカー13が接触する位置には、開口部(図示せず)が形成される。
撮像手段12は、カメラボディ11に収納される沈胴位置と、カメラボディ11から被写体側に突出される繰り出し位置との範囲で移動される沈胴/繰り出し式のズームレンズで構成される。
スピーカー13は、図2に示すように、主として、磁性体131と、磁性体132と、磁性体133と、ボイスコイル134と、振動板135とで構成される。
磁性体131は、鉄などの軟磁性体で形成された略中空円筒状の部材である。
磁性体132は、鉄などの軟磁性体で形成された略円板状の部材であり、スピーカー13下面全面を覆うことができる大きさとなっている。磁性体132は、図2(a)に示すように、磁性体131の底面全体を覆う通常位置と、図3に示すように、通常位置から横方向に平行移動した充電位置との間で移動可能である。
磁性体133は、フェライト磁石などの永久磁石で形成された略円筒状の部材であり、磁性体131及び磁性体132とで磁気回路を形成する。
ボイスコイル134は、略円筒状の本体(図示せず)にコイル線が所定の方向に巻きつけられた部材であり、磁性体131と磁性体133との間に形成された略円筒状の磁気ギャップ内に上下方向の振動可能に配設される。
振動板135は、紙、樹脂などの剛性の高い材料で形成された部材であり、図示しないダンパを介してボイスコイル134と連結されことにより、ボイスコイル134の振動により振動し、音を発生させる。
磁性体132が通常位置にある場合において、磁性体131、磁性体132及び磁性体133が接触して一体となるように配設されることが望ましい。これは、磁性体131、磁性体132及び磁性体133が接触していた方が、磁性体131と磁性体133との間に形成された磁気ギャップに強い磁場を発生させることができるため、音圧が大きくなるためである。
スライドカバー14は、カメラボディ11の前面に摺動可能に載置され、スライドカバー14が左右に摺動することにより開状態と閉状態とが切り替えられる。通常は、図1実線に示すように、スライドカバー14は、デジタルカメラ10正面から見て右端、すなわち閉位置に配置されており、撮像手段12はスライドカバー14によって覆われている。これにより、レンズなどの破損が防止される。スライドカバー14が摺動されることにより、図1破線で示すように、スライドカバー14が、デジタルカメラ10正面から見て左端、すなわち開位置に配置されると、カメラボディ11前面に配設された撮像手段12が露呈される。図示しないセンサによりスライドカバー14が開位置であることが認識されると、制御手段(図示せず)により電源がONされ、撮影が可能となる。
スライドカバー14の背面側、すなわちカメラボディ11側には、図3に示すように、磁性体132を保持する保持部材14aが配設される。カメラボディ11には、保持部材14aが貫通する長孔(図示せず)が形成されている。保持部材14aは、スライドカバー14が開位置と閉位置との間で平行移動するのに伴って平行移動し、それに伴い磁性体132も通常位置と充電位置との間を平行移動する。通常は、スライドカバー14は閉位置に配置されており、磁性体132は充電位置に配置される。スライドカバー14が摺動されることにより開位置に配置されると、磁性体132は通常位置に配置される。
デジタルカメラ10の電気的な構造について、図5を用いて説明する。デジタルカメラ10は、主として、ボイスコイル134と、スピーカー出力部110と、充電部120とで構成され、これらは並列に接続されている。
スピーカー出力部110は、主として、音声信号を出力するICと、ICから出力された信号をボイスコイル134へ伝達する出力回路とで構成される。ICからの出力は出力回路のトランジスタのベースに入力され、ベースに信号が入力されるとトランジスタがONしてボイスコイル134に電流が供給される。これにより、ICからの出力に応じた電流がボイスコイル134に供給され、スピーカーから音声が出力される。
充電部120は、バッテリーと、ボイスコイル134で発生した電流をバッテリーに充電する充電回路と、バッテリー電圧を検出する検出回路と、ボイスコイル134を出力回路に接続するか、充電回路に接続するかを切り替えるスイッチ部とで構成される。スイッチ部は、図示しない制御部により制御され、磁性体132が通常位置にある場合にはボイスコイル134を出力回路に接続し、磁性体132が充電位置にある場合にはボイスコイル134を充電回路に接続する。ボイスコイル134が出力回路に接続された場合には、ボイスコイル134で発生した電流は逆流防止ダイオード、コンデンサを介してバッテリーに供給され、これによりバッテリーが充電される。なお、充電回路及び検出回路は、様々な公知の技術を用いることができるため、説明を省略する。
次に、無線充電台20の構造について説明する。
筐体21は、略直方体の箱状に形成されており、その上面には、デジタルカメラ10を載置するための凹部(図示せず)が形成される。
一次側コイル22は、デジタルカメラ10が筐体21に載置されたときにボイスコイル134と磁気結合するように、たとえばボイスコイル134と一次側コイル22とが略同心円状に配設される。
充電制御部23は、図示しない交流電源から供給された電力を一次側コイル22に供給する。充電制御部23は、図6に示すように、一次側コイル22が所定の周期で変動する変動磁場を発生するように、一次側コイル22に供給する電流を制御する。本実施の形態では、充電制御部23は、ボイスコイル134が可聴領域(20Hz〜20kHz)内で周波数が所定の周期で変動する変動磁場が一次側コイル22から発生するように、一次側コイル22に電流を供給する。
このように構成された充電ユニット1の作用について説明する。
スライドカバー14を閉位置にした状態でデジタルカメラ10を無線充電台20に載置すると、一次側コイル22と、ボイスコイル134とが略同心円状に配設される。
この状態で、充電制御部23により一次側コイル22に電流が供給され、一次側コイル22から図6に示すような可聴領域内で周波数が所定の周期で変動する変動磁場が発生される。
スライドカバー14は閉位置にあるため、磁性体132は充電位置にある、すなわち、ボイスコイル134の背面が磁性体132により覆われていない。そのため、一次側コイル22で発生した変動磁場による磁束は、図3の点線に示すように、ボイスコイル134を錯交する。その結果、電磁誘導により、ボイスコイル134に起電力が発生する。
また、スライドカバー14は閉位置にあるため、ボイスコイル134は充電部120に接続されている。そのため、ボイスコイル134に発生した起電力により充電回路に電流が流れ、その結果バッテリーが充電される。
それと共に、ボイスコイル134は変動磁場と同じ周波数で振動し、それに伴い振動板135も変動磁場と同じ周波数で振動する。その結果、スピーカー13から発生する音の音程が周期的に変動する。
検出回路によりバッテリー電圧が最大値、すなわちバッテリーが満充電されていることが検出されると、デジタルカメラ10の制御手段は、図示しない通信手段を介して満充電であることを充電制御部23に通知する。充電制御部23は、満充電であることを示す通知を受信すると、一次側コイル22への電力の供給を停止する。
一次側コイル22への電力の供給が停止されると、一次側コイル22から変動磁場が発生しなくなるため、スピーカー13から発生していた音が停止する。これにより、充電が完了したことをユーザに通知することができる。
以上により、デジタルカメラ10のバッテリーが充電される。磁性体132が充電位置にあるため、充電時にスピーカー13から発生する音圧は、磁性体132が通常位置にある場合に比べて低いという問題があるが、充電が完了したか否かをユーザに通知する機能(以下、充電通知機能という)があることによる利点の方が大きいと考える。
デジタルカメラ10を無線充電台20から取り外し、スライドカバー14を開位置に摺動されると、センサによりスライドカバー14が開位置であることが認識され、制御手段により電源がONされ、撮影、再生が可能となる。
撮影、再生時はスライドカバー14が開位置にあるため、磁性体132は通常位置にある、すなわち、ボイスコイル134の背面が磁性体132により覆われている。このため、スピーカーから通常の音量で音声やアラーム音が出力される。
本実施の形態によれば、スピーカーのボイスコイルを2次側コイルとして用いるため、専用の2次側コイルを設ける必要が無い。そのため、部品点数を削減しつつ無接点充電を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、変動磁場の周波数が可聴領域内であるため、ボイスコイルが振動することによりスピーカーから音が発生するため、充電中であることをユーザに通知することができる。
なお、本実施の形態では、ボイスコイル134が可聴領域内の周波数で変動するような変動磁場を一次側コイル22で発生させたが、一次側コイル22で発生させる変動磁場の周波数はこれに限らない。例えば、充電効率の観点より、数百kHz〜数MHzの周波数で変動する変動磁場を一次側コイル22で発生させるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、所定の周期で周波数が変動するような変動磁場を一次側コイル22で発生させたが、変動磁場は所定の周期で周波数が変動しなくてもよいし、周波数ではなく振幅を変動させるようにしてもよい。つまり、変動磁場により、電磁誘導によりボイスコイル134に起電力が発生するのであれば、どのような形態でもよい。なお、変動磁場の振幅を所定の周期で変化させる場合には、スピーカーから発生する音の大きさが所定の周期で変動するため、充電中であることをユーザに通知することができる。
また、本実施の形態では、デジタルカメラ10を無線充電台20に載置すると一次側コイル22から変動磁場を発生させたが、例えばデジタルカメラ10及び無線充電台20に通信手段などを設けて、デジタルカメラ10と無線充電台20とが所定の距離以内となった場合に一次側コイル22から変動磁場を発生させるようにしてもよい。この場合には、デジタルカメラ10と無線充電台20との距離が近づくにつれてボイスコイル134で発生する起電力が大きくなることにより、スピーカー13で発生する音も大きくなる。これにより、充電の開始をユーザに通知することができる。
また、本実施の形態では、スライドカバー14の背面側に形成された保持部材14aで磁性体132を保持することにより、磁性体132を平行移動させたが、磁性体を平行移動させる方法はこれに限らず、例えば、図7に示すような充電ユニット1−1のカメラボディ11−1を用いることができる。
スライドカバー14−1の背面側、すなわちカメラボディ11−1側には、マグネット14bが配設される。カメラボディ11内部には、磁性体132が摺動する溝(図示せず)が形成される。スライドカバー14−1が開位置と閉位置との間で平行移動するのに伴ってマグネット14bが平行移動し、平行移動するマグネット14bに引き寄せられるようにして磁性体132も通常位置と充電位置との間を平行移動する。通常は、スライドカバー14−1は閉位置に配置されており、磁性体132は充電位置に配置される。スライドカバー14−1が摺動されることにより開位置に配置されると、磁性体132は通常位置に配置される。
これにより、カメラボディ11−1に長孔などを形成することなく、簡単な構造で磁性体を平行移動させることができる。
また、本実施の形態では、磁性体132を平行移動させたが、磁性体132と磁性体133とを平行移動させるようにしてもよい。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態は、一次側コイル22から発生する変動磁場の周波数をバッテリーの充電量に応じて変化させる形態である。図8は、第2の実施の形態の充電ユニット2の一次側コイル22から発生される変動磁場の周波数を示す図である。なお、第1の実施の形態と同一の部分については説明を省略する。
第2の実施の形態は、一次側コイル22から発生する変動磁場の周波数をバッテリーの充電量に応じて変化させる形態である。図8は、第2の実施の形態の充電ユニット2の一次側コイル22から発生される変動磁場の周波数を示す図である。なお、第1の実施の形態と同一の部分については説明を省略する。
充電制御部23−1は、図示しない交流電源から供給された電力を一次側コイル22に供給する。また、充電制御部23−1には、図8に示すようなバッテリー残量と周波数との関係が記憶されている。充電制御部23−1は、検出回路が検出したバッテリー電圧を取得し、取得したバッテリー電圧及び図8に示す関係に基づいて、バッテリー電圧に応じた周波数の変動磁場が一次側コイル22から発生されるように、一次側コイル22に供給する電流を制御する。本実施の形態では、充電制御部23−1は、充電残量が多い、すなわちバッテリー電圧が低い場合には周波数が低く、充電残量が少なくなる、すなわちバッテリー電圧が高くなるに従い周波数が高くなるように、一次側コイル22に供給する電流を制御する。
このように構成された充電ユニット2の作用について説明する。
スライドカバー14を閉位置にした状態でデジタルカメラ10を無線充電台20−2に載置すると、デジタルカメラ10の図示しない制御手段は、検出手段からバッテリー電圧を取得し、図示しない通信手段を介してデジタルカメラ10のバッテリー電圧を充電制御部23−1に出力する。
充電制御部23−1は、出力したバッテリー電圧を取得し、取得したバッテリー電圧に基づいて変動磁場の周波数を取得し、その周波数の変動磁場が発生するように一次側コイル22に電流を供給する。これにより、一次側コイル22からバッテリー電圧に応じた周波数の変動磁場が発生する。
一次側コイル22で発生した変動磁場による磁束は、図3の点線に示すように、ボイスコイル134を錯交する。その結果、電磁誘導により、ボイスコイル134に起電力が発生し、発生した起電力により充電回路に電流が流れ、その結果バッテリーが充電される。
それと共に、ボイスコイル134は、一次側コイル22で発生した変動磁場の周波数で振動し、それに伴い振動板135がその周波数で振動する。その結果、スピーカー13からバッテリー電圧に応じた音程の音が発生する。本実施の形態では、充電残量が多いほど周波数が低いため、低い音が発生し、充電残量が少ないほど周波数が高いため、高い音が発生する。これにより、バッテリー残量をユーザに通知することができる。
検出回路によりバッテリー電圧が最大値、すなわちバッテリーが満充電されていることが図示しない通信手段を介して充電制御部23−1に入力されると、充電制御部23−1は、充電が完了したと判断し、図8において充電残量が0のときの周波数の変動磁場が発生するように、一次側コイル22へ電力を供給する。その結果、スピーカー13から充電が終了したことを示す音程の音が発生する。これにより、充電が完了したことをユーザに通知することができる。
本実施の形態によれば、充電量に応じて充電側コイルから発生する変動磁場を制御し、充電量に応じてボイスコイルが振動する周波数を変えることができる。そのため、充電量に応じてスピーカーから発生する音が変化し、充電量をユーザに通知することができる。
<第3の実施の形態>
第1の実施の形態は、充電中はスピーカーから一定の周波数の音を連続的に発生させ、充電終了と共に音を止めることにより、充電が完了したことをユーザに通知したが、充電が完了したことをユーザに通知する方法はこれに限らない。
第1の実施の形態は、充電中はスピーカーから一定の周波数の音を連続的に発生させ、充電終了と共に音を止めることにより、充電が完了したことをユーザに通知したが、充電が完了したことをユーザに通知する方法はこれに限らない。
第3の実施の形態は、充電終了と共に不連続な音を発生させることにより、充電が完了したことをユーザに通知するものである。図9は、第3の実施の形態の充電ユニット3の一次側コイル22から発生される変動磁場を示す図であり、(a)は充電中の変動磁場を示し、(b)は充電終了後の変動磁場を示す。なお、第1の実施の形態と同一の部分については説明を省略する。
充電制御部23−2は、図示しない交流電源から供給された電力を一次側コイル22に供給する。充電制御部23−2は、検出回路が検出したバッテリー電圧を取得し、充電中は、図9(a)に示すように、所定の周波数、例えば可聴領域の周波数の変動磁場が連続的に一次側コイル22から発生されるように、充電終了後は、図9(b)に示すように、所定の周波数の変動磁場が間欠的に一次側コイル22から発生されるように、一次側コイル22に供給する電流を制御する。
このように構成された充電ユニット3の作用について説明する。
スライドカバー14を閉位置にした状態でデジタルカメラ10を無線充電台20−3に載置すると、デジタルカメラ10の図示しない制御手段は、検出手段からバッテリー電圧を取得し、図示しない通信手段を介してデジタルカメラ10のバッテリー電圧を充電制御部23−2に出力する。
充電制御部23−2は、取得したバッテリー電圧から充電が終了したか否かを判断し、充電が終了していないと判断した場合には、一次側コイル22に供給する電流を制御して所定の周波数の変動磁場を連続的に発生させる。
一次側コイル22で発生した変動磁場による磁束は、図3の点線に示すように、ボイスコイル134を錯交する。その結果、電磁誘導により、ボイスコイル134に起電力が発生し、発生した起電力により充電回路に電流が流れ、その結果バッテリーが充電される。
それと共に、ボイスコイル134は、一次側コイル22で発生した変動磁場の周波数で振動し、それに伴い振動板135がその周波数で振動する。その結果、スピーカー13から連続的に音が発生する。
充電制御部23−2は、取得したバッテリー電圧に基づいて充電が終了したと判断した場合には、一次側コイル22に供給する電流を制御して所定の周波数の変動磁場を間欠的に発生させ、かつ電流を徐々に減らす。その結果、スピーカー13から不連続な音(以下、パルス音という)が発生し、そのパルス音の音量が徐々に小さくなり、最終的には音が止まる。これにより、充電が完了したことをユーザに通知することができる。
本実施の形態によれば、充電が完了した場合には、ボイスコイルが間欠的に振動し、スピーカーから間欠的に音が発生するため、充電が完了したことをユーザに通知することができる。
また、本実施の形態では、ボイスコイルを間欠的に振動させるとともに振動を徐々に小さくすることにより、スピーカーから発生する音が徐々に小さくなる。これにより、充電が完了したことをユーザに通知することができる。
なお、本実施の形態では、充電が完了した場合には、スピーカーから発生する音を連続音からパルス音に変更し、かつそのパルス音の音量を徐々に小さくしたが、連続音からパルス音に変更するだけでもよいし、連続音の音量を徐々に小さくしてもよい。充電が完了する前と後とでスピーカーから発生する音を変えるのであれば、本実施の形態に限らず、様々な形態を用いることができる。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態は、一次側コイル22からメロディなどの再生音の周波数に合わせた周波数で変動する変動磁場を発生させる形態である。図10は、第4の実施の形態の充電ユニット4の一次側コイル22から発生される変動磁場の周波数を示す図である。なお、第1の実施の形態と同一の部分については説明を省略する。
第4の実施の形態は、一次側コイル22からメロディなどの再生音の周波数に合わせた周波数で変動する変動磁場を発生させる形態である。図10は、第4の実施の形態の充電ユニット4の一次側コイル22から発生される変動磁場の周波数を示す図である。なお、第1の実施の形態と同一の部分については説明を省略する。
充電制御部23−3は、図示しない交流電源から供給された電力を一次側コイル22に供給する。また、充電制御部23−3には、再生音の周波数と時間との関係などからなる再生音情報が記憶されている。充電制御部23−3は、再生音情報を取得し、取得した再生音情報に基づいて、図10に示すように、再生音の周波数と、一次側コイル22から発生する変動磁場の周波数が一致するように、一次側コイル22に供給する電流を制御する。
図10は、再生音が「かえるの歌」であり、再生音情報として「かえるの歌」の周波数と時間との関係が記憶されている場合の変動磁場周波数を示す図である。「か」は「ド」の音程であるため、充電制御部23−1は、一次側コイル22の変動磁場周波数が261.63Hzとなるように一次側コイル22に電流を供給する。同様に、「え」は「レ」の音程であるため、充電制御部23−1は、一次側コイル22の変動磁場周波数が293.66Hzとなるように一次側コイル22に電流を供給し、「る」は「ミ」の音程であるため、充電制御部23−1は、一次側コイル22の変動磁場周波数が329.63Hzとなるように一次側コイル22に電流を供給し、「の」は「ファ」の音程であるため、充電制御部23−1は、一次側コイル22の変動磁場周波数が349.23Hzとなるように一次側コイル22に電流を供給し、「う」は「ミ」の音程であるため、充電制御部23−1は、一次側コイル22の変動磁場周波数が329.63Hzとなるように一次側コイル22に電流を供給し、「た」は「レ」の音程であるため、充電制御部23−1は、一次側コイル22の変動磁場周波数が293.66Hzとなるように一次側コイル22に電流を供給し、「が」は「ド」の音程であるため、充電制御部23−1は、一次側コイル22の変動磁場周波数が261.63Hzとなるように一次側コイル22に電流を供給する。
このように構成された充電ユニット4の作用について説明する。
スライドカバー14を閉位置にした状態でデジタルカメラ10を無線充電台20−3に載置すると、デジタルカメラ10の図示しない制御手段は、検出手段からバッテリー電圧を取得し、図示しない通信手段を介してデジタルカメラ10のバッテリー電圧を充電制御部23−3に出力する。
充電制御部23−3は、取得したバッテリー電圧に基づいて、充電が完了したか否かを判断する。充電制御部23−3は、充電が完了していないと判断すると、記録されている再生音情報に基づいた変動磁場周波数で一次側コイル22から変動磁場を発生させるように、一次側コイル22に電流を供給する。これにより、一次側コイル22から再生音周波数にあわせた周波数の変動磁場が発生する。
一次側コイル22で発生した変動磁場による磁束は、図3の点線に示すように、ボイスコイル134を錯交する。その結果、電磁誘導により、ボイスコイル134に起電力が発生し、発生した起電力により充電回路に電流が流れ、その結果バッテリーが充電される。
それと共に、ボイスコイル134は、一次側コイル22で発生した変動磁場の周波数で振動し、それに伴い振動板135がその周波数で振動する。
その結果、充電制御部23−3に再生音情報が記憶された音楽がスピーカー13で再生される。これにより、スピーカーで音楽を再生させながら、バッテリーを充電することができる。
検出回路によりバッテリー電圧が最大値、すなわちバッテリーが満充電されていることが検出されたことが図示しない通信手段を介して充電制御部23−1に通知されると、充電制御部23−1は、充電が完了したと判断し、一次側コイル22への電力の供給を止める。その結果、スピーカー13で再生されていた音楽が停止する。これにより、充電が完了したことをユーザに通知することができる。
本実施の形態によれば、充電用コイルから再生音情報の周波数と一致する周波数の変動磁場が発生し、ボイスコイルがその周波数で振動し、スピーカーから音楽が再生されるため、充電中であることをユーザに通知することができる。
本実施の形態では、無線充電台に再生音情報が記憶されていたが、必ずしも無線充電台が再生音情報を記憶しておく必要は無い。例えば、デジタルカメラが再生音情報を記憶しており、デジタルカメラを無線充電台に載置すると、デジタルカメラ及び無線充電台の通信手段を介して無線充電台に再生音情報が入力されるようにしてもよい。これにより、電子機器に記憶されている音楽を充電時に再生することができる。また、無線充電台にメモリカードスロット等を形成し、メモリカードなどの記録媒体を介してユーザの所望の再生音情報を無線充電台に入力できるようにしてもよい。
本発明は、デジタルカメラと無線充電台との2個の装置からなるシステムとして提供することもできるし、PDAなどの携帯端末や、携帯電話、コードレス電話機などの様々な電子機器と、無線充電台との2個の装置からなるシステムとして提供することもできる。また、装置に限らず、装置に適用するプログラムとして提供することもできる。
1、2、3、4:充電ユニット、10、10−1:デジタルカメラ部、11、11−1:カメラボディ、12:撮像手段、13:スピーカー、14:スライドカバー、20、20−1、20−2、20−3:無線充電台、21:筐体、22:一次側コイル、23、23−1、23−2、23−3:充電制御部、110:スピーカー出力部、120:充電部、131、132、133:磁性体、134:ボイスコイル、135:振動板
Claims (13)
- バッテリーが配設された電子機器と、該電子機器が載置されることにより前記バッテリーを充電する充電機器とで構成された充電ユニットであって、
前記電子機器は、
ボイスコイルと対向する第1の位置と、前記ボイスコイルから退避した第2の位置との間で移動可能な底面磁性体を有するボイスコイル型のスピーカーと、
前記底面磁性体を前記第1の位置と第2の位置との間で移動させる磁性体移動手段と、
前記ボイスコイルに生じる誘導起電力を用いて前記バッテリーを充電する充電手段と、
を備え、
前記充電機器は、
前記充電機器の上に前記電子機器が載置されたときに前記ボイスコイルに誘導起電力を発生させるための充電用コイルと、
前記充電用コイルが変動磁場を発生するように前記充電用コイルを駆動する駆動手段と、
を備えたことを特徴とする充電ユニット。 - 前記駆動手段は、前記変動磁場の周波数が周期的に変化するように前記充電用コイルを駆動し、前記充電手段における充電電流を周期的に変化させることを特徴とする請求項1に記載の充電ユニット。
- 前記駆動手段は、前記変動磁場の振幅が周期的に変化するように前記充電用コイルを駆動し、前記充電手段における充電電流を周期的に変化させることを特徴とする請求項1又は2に記載の充電ユニット。
- 前記電子機器は、前記電源の充電量を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された充電量を前記駆動手段へ伝達する伝達手段と、を備え、
前記駆動手段は、前記伝達手段により伝達された充電量に基づいて前記変動磁場が変化するように前記充電用コイルを駆動することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の充電ユニット。 - 前記駆動手段は、前記伝達手段により伝達された充電量に基づいて前記変動磁場の周波数が変化するように前記充電用コイルを駆動することを特徴とする請求項4に記載の充電ユニット。
- 前記駆動手段は、前記伝達手段により伝達された充電量が充電の完了を示す値である場合には、前記変動磁場を間欠的に出力するように前記充電用コイルを駆動することを特徴とする請求項4又は5に記載の充電ユニット。
- 前記駆動手段は、前記伝達手段により伝達された充電量が充電の完了を示す値である場合には、前記変動磁場の振幅が徐々に小さくなるように前記充電用コイルを駆動することを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載の充電ユニット。
- 前記駆動手段は、再生音の周波数と時間との関係を含む再生音情報を取得する取得手段を有し、該取得した再生音情報の周波数と、前記充電用コイルが発生する変動磁場の周波数とが一致するように前記充電用コイルを駆動することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の充電ユニット。
- 前記取得手段は、前記電子機器から前記再生音情報を取得することを特徴とする請求項8に記載の充電ユニット。
- 請求項1から9のいずれかに記載の充電ユニットを構成する電子機器。
- 開位置と閉位置との間を移動可能に配設されたスライドカバーを備え、
前記磁性体移動手段は前記スライドカバーに配設されたことを特徴とする請求項10に記載の電子機器。 - 請求項10又は11に記載の電子機器と、
前記スライドカバーが前記開位置にあるときに露出され、前記スライドカバーが前記閉位置にあるときに前記スライドカバーにより覆われるように配設された撮像手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 請求項1から9のいずれかに記載の充電ユニットを構成する充電機器。
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