JP2010035001A - クリップ検出装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話網、IP電話網などにおいて、レベルダイヤの不整合などにより発生する波形のクリップを特定する方法に関し、通信経路上の任意のポイントにてクリップを検出可能とする。
【解決手段】振幅頻度分布算出部101は、入力音の振幅の頻度分布(ヒストグラム)を算出する。分布偏り度算出部102は、振幅頻度分布算出部101が算出した入力音の振幅の頻度分布から、分布の偏り度を算出する。クリップ検出部103は、分布偏り度算出部102が算出した分布の偏り度が、予め設定した閾値を超えた場合に、クリップを検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話網、IP電話網などにおいて、レベルダイヤの不整合などにより発生する波形のクリップを特定する方法に関する。
電話回線やVoIP(Voice over IP)網において、経路上でクリップが発生すると、高調波歪みが発生し、通話音質が劣化する。
例えば、図16に示されるように、経路上の1601、1602、1603等で示される増幅器(amp)のいずれかにおいてクリップが発生する可能性がある。この場合、経路上の1604で示されるような何れかのポイントにて、通話中に通話信号を監視することによりクリップを検知する手段が必要となる。
クリップ検知手法の公知技術として、下記特許文献1に記載のものがある。この従来技術では、例えば図17に示されるように、送信側において、入力音がADC(A/D変換器)1701にてデジタル音声信号に変換され、経路上にはそのデジタル音声信号を増幅するデジタルアンプ1702が配置され、受信側において、伝送されてきたデジタル音声信号がDAC(D/A変換器)1703にてアナログ音声信号に変換され、そのアナログ音声信号がアナログアンプ1704にて増幅されて、スピーカから出力される。
このような構成において、クリップ区間検出部1705が、増幅前の音声信号(入力音)と、後段のデジタルアンプ1702又はアナログアンプ1704における増幅量を用いて、図18に示されるように、信号の振幅レベルの最大値・最小値を音声歪みのラインの最大値・最小値と比較することにより、後段のデジタルアンプ1702又はアナログアンプ1704で増幅が行われた場合にクリップが予想される区間を検出する。そして、その検出結果に基づいて、図17の波形補正部1706が、後段のデジタルアンプ1702又はアナログアンプ1704での増幅が抑制されるように補正を行う。この結果、図18(a)−>(b)に示されるように、出力されるアナログ音声信号が第1アナログ音声信号AS1から第2アナログ音声信号AS2に補正され、クリップによる歪みが緩和される。
特開2001−83998号公報
しかし、上記特許文献1に記載の公知技術は、後段のデジタルアンプ1702又はアナログアンプ1704等での増幅量が既知でないとクリップを検出することができず、電話回線経路上での音質監視には適用できないという問題点を有していた。
本発明の課題は、通信経路上の任意のポイントにてクリップを検出可能とすることにある。
本発明は、通信信号のクリップを検出する装置又は方法を前提とする。
振幅頻度分布算出部(101)は、所定区間毎に、入力信号の振幅の頻度分布を算出する。
分布偏り度算出部(102)は、その振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する。この分布偏り度算出部は例えば、振幅頻度分布算出部が算出した振幅の頻度分布に基づく値と予め設定した振幅の頻度分布の値との差分を、分布の偏り度として算出する。或いは、この分布偏り度算出部は、振幅頻度分布算出部が算出した振幅の頻度分布に基づ
いて、クリップが発生していない場合における正常な振幅の頻度分布を推定し、振幅頻度分布算出部が算出した振幅の頻度分布に基づく値と正常な振幅の頻度分布の値との差分を、分布の偏り度として算出する。より具体的には、この分布偏り度算出部は、振幅頻度分布算出部が算出した振幅の頻度分布の低振幅領域から、クリップが発生していない場合における高振幅領域における正常な振幅の頻度分布を推定し、高振幅領域における、振幅頻度分布算出部が算出した振幅の頻度分布に基づく値と正常な振幅の頻度分布の値との差分を、分布の偏り度として算出する。或いは、この分布偏り度算出部は、振幅頻度分布算出部が算出した振幅の頻度分布におけるピークを検出し、そのピークの個数に基づいて分布の偏り度を算出する。或いは、この分布偏り度算出部は、所定値以上の振幅絶対値を有する振幅の頻度分布に基づいて分布の偏り度を算出する。
クリップ検出部(103)は、その分布の偏り度に基づいてクリップを検出する。
上述の発明の構成において、振幅の頻度分布を正規化する振幅頻度分布正規化部(403、704)を更に含み、分布偏り度算出部は、正規化された振幅の頻度分布に基づいて分布の偏り度を算出するように構成することができる。この振幅頻度分布正規化部は例えば、振幅の頻度分布における頻度値を、最多頻度値で正規化する。或いは、この振幅頻度分布正規化部は例えば、振幅の頻度分布における振幅値を、最大振幅値で正規化する。
ここまでの発明の構成において、前述の所定区間毎に、入力信号に音声が含まれるか否かを検出する音声区間検出部を更に含み、この音声区間検出部が音声区間を検出した場合のみ、クリップ検出動作を実行するように構成することができる。この音声区間検出部は例えば、振幅頻度分布算出部が算出した振幅の頻度分布に基づいて音声区間を検出する。
ここまでの発明の構成において、入力信号を、それに含まれる音声低域成分を除去した上で振幅の頻度分布算出部に入力させるハイパスフィルタ部を更に含むように構成することができる。
本発明によれば、電話回線等の経路上の何れのポイントにおいても、周囲の増幅器の増幅度等の情報を使用せずにクリップを検出することが可能となり、この検出結果に基づいて、電話回線の音質監視や、近傍の通信機器の利得制御等が可能となる。
本発明によれば、分布の偏り度の算出時に、正常頻度分布推定手段が正常頻度分布を推定することにより、振幅の頻度分布のテンプレートを用意する必要がないという利点を有する。
本発明によれば、高振幅領域の正常頻度分布を低振幅領域の振幅の頻度分布からより高精度に推定することが可能となる。
本発明によれば、クリップが発生した場合に、高振幅領域の振幅絶対値の頻度分布においていくつかのピークが発生し易いという知見に基づいて、分布の偏り度の検出を容易に行うことが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
原理説明
図1は、以下に説明する各実施形態に関する共通の原理を示す原理構成図である。
まず、振幅頻度分布算出部101は、入力音の振幅の頻度分布(ヒストグラム)を算出する。
次に、分布偏り度算出部102は、振幅頻度分布算出部101が算出した入力音の振幅
の頻度分布から、分布の偏り度を算出する。
そして、クリップ検出部103は、分布偏り度算出部102が算出した分布の偏り度が、予め設定した閾値を超えた場合に、クリップを検出する。
ここで、入力音の振幅の頻度分布を測定した場合、クリップが発生していない場合には、その分布特性は、図2(a)に示されるように、概略ガウス分布の特性を呈する。これに対して、クリップが発生した場合には、その分布特性は、図2(b)に示されるように、特に高振幅部分201(正方向)、202(負方向)において、大きな頻度値が現れる。これは、クリップによって音声波形が最大振幅値又は最小振幅値に張り付いてしまうためである。
そこで、図1の構成では、分布偏り度算出部102が、図2(b)の201又は202の部分の分布の偏り度を算出することにより、クリップ検出部103がクリップを検出することができる。
この構成によれば、電話回線等の経路上の何れのポイントにおいても、周囲の増幅器の増幅度等の情報を使用せずにクリップを検出することが可能となり、この検出結果に基づいて、電話回線の音質監視や、近傍の通信機器の利得制御等が可能となる。
第1の実施形態の説明
以下に、図1の原理構成に基づいて実現されるクリップ検出装置が、図3の301として示されるように、装置(A)302−1〜装置(D)302−4等を構成要素とするアナログ電話網に配置され、設置地点でキャプチャされた受信信号に対してクリップの有無が検出される場合の実施形態を、第1の実施形態として示す。
図4は、第1の実施形態によるクリップ検出装置(図3の301)の構成図であり、図5は、この構成により実現される制御動作を示す動作フローチャートである。
まず受信信号(入力音)は、ADC401によってディジタル音声信号に変換される。
次に、振幅頻度分布算出部402(図1の101に対応)が、ディジタル音声信号の所定区間毎に、同信号の振幅の頻度分布f(x) を算出する(図5のステップS501)。
続いて、振幅頻度分布正規化部403が、振幅頻度分布算出部402が算出した振幅の頻度分布f(x) について、下記数1式に基づいて、最多頻度が1となるように正規化を行うことにより、正規化頻度分布f’(x) を算出する(図5のステップS502)。
次に、分布偏り度算出部404(図1の102に対応)が、振幅頻度分布正規化部403が算出した正規化頻度分布f’(x) と、頻度分布テンプレート記憶部405に予め記憶されている頻度分布テンプレートf0(x)との差分を、下記数2式に示されるように計算することにより、振幅x毎の偏り度d(x) を算出する(図5のステップS503)。
そして、クリップ検出部406(図1の103に対応)が、全ての振幅xの範囲をサーチしながら、各振幅xの偏り度d(x) が各振幅x毎の閾値THR(x) よりも大きいか否かを判定する(図5のステップS504−>S505−>S504の繰返し処理)。
クリップ検出部406は、閾値THR(x) よりも大きい偏り度d(x) が存在した場合には、クリップ有りを外部に通知する(図5のステップS506)。
一方、クリップ検出部406は、閾値THR(x) よりも大きい偏り度d(x) が存在せずに全ての振幅xについて判定を終了した場合には、クリップ無しを外部に通知する(図5のステップS507)。
以上の処理の後、次の所定区間でのクリップ検知処理に戻る(図5のステップS506又はS507−>S501)。
第2の実施形態
次に、図1の原理構成に基づいて実現されるクリップ検出装置が、図6の601として示されるように、装置(A)602−1〜装置(D)602−4等を構成要素とするVoIP(Voice over IP)網に配置され、設置地点でキャプチャされた受信信号に対してクリップの有無が検出される場合の実施形態を、第2の実施形態として示す。
図7は、第2の実施形態によるクリップ検出装置(図6の601)の構成図であり、図8は、この構成により実現される制御動作を示す動作フローチャートである。
まず、音声区間検出部703が、所定区間毎に、音声成分が含まれるか否かを判定する(図8のステップS801)。この判定は例えば、受信データの電力の振幅値又は分散値に基づいて行われる。
一方、ハイパスフィルタ(HPF)701が、受信データから所定の周波数(例えば100ヘルツ程度)以下の周波数成分を除去することにより、振幅の頻度分布の検出において障害となる直流オフセット成分を受信データから除去する(図8のステップS802)。
次に、振幅頻度分布算出部702(図1の101に対応)が、上記所定区間毎に、HPF701から出力される受信データの振幅の頻度分布f(x) を算出する(図8のステップS803)。
続いて、振幅頻度分布正規化部704が、振幅頻度分布算出部702が算出した振幅の頻度分布f(x) について、下記数3式に基づいて、最大振幅値の絶対値が1となるように正規化を行うことにより、正規化頻度分布f(x’) を算出する(図8のステップS804)。
次に、正常頻度分布推定部705が、振幅頻度分布正規化部704が算出した正規化頻度分布f(x’) を、図9に示されるように、振幅0から+方向と−方向にそれぞれ直線近似することで、正常頻度分布g(x’) を推定する(図8のステップS805)。
この後、分布偏り度算出部706(図1の102に対応)が、振幅頻度分布正規化部704が算出した正規化頻度分布f(x’) と、正常頻度分布推定部705が推定した正常頻度分布g(x’) との差分を、下記数4式に示されるように計算することにより、振幅x毎の偏り度d(x’) を算出する(図8のステップS806)。
そして、クリップ検出部707(図1の103に対応)が、全ての振幅xの範囲をサー
チしながら、各振幅xの偏り度d(x’) が各振幅x毎の閾値THR(x’) よりも大きいか否かを判定する(図8のステップS807−>S808−>S807の繰返し処理)。
クリップ検出部707は、閾値THR(x’) よりも大きい偏り度d(x’) が存在した場合には、クリップ有りを外部に通知する(図8のステップS809)。
一方、クリップ検出部707は、閾値THR(x’) よりも大きい偏り度d(x’) が存在せずに全ての振幅xについて判定を終了した場合には、クリップ無しを外部に通知する(図8のステップS810)。
以上の処理の後、次の所定区間でのクリップ検知処理に戻る(図8のステップS809又はS810−>S801)。
上記第2の実施形態は、分布の偏り度の算出時に、振幅の頻度分布のテンプレートを用意する必要がないという利点を有している。
第3の実施形態
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、図1の原理構成に基づいて実現されるクリップ検出装置が、第2の実施形態と同様に、図6の601として示されるように、装置(A)602−1〜装置(D)602−4等を構成要素とするVoIP(Voice over IP)網に配置され、設置地点でキャプチャされた受信信号に対してクリップの有無が検出される場合について示されている。
図10は、第3の実施形態によるクリップ検出装置(図6の601)の構成図であり、図11は、この構成により実現される制御動作を示す動作フローチャートである。
まず、振幅頻度分布算出部1001(図1の101に対応)が、ディジタル受信データの所定区間毎に、同データの振幅の頻度分布f(x) を算出する(図11のステップS1101)。
次に、正常頻度分布推定部1002が、図12に示されるように、振幅100から25000までのプラス側の低振幅領域の頻度分布を使用して、クリップが発生していないと仮定した場合の振幅25000以上のプラス側の高振幅領域の頻度分布f’(x) を推定し、同時にプラス側の高振幅領域の推定結果をそのままプラス側の低振幅領域にも伸ばして得た頻度分布f’(x) をも推定し、これらを合わせてプラス側の正常頻度分布f’(x) として推定する。具体的には例えば、振幅100から25000までの頻度分布と自乗誤差が最少となる直線が、正常頻度分布f’(x) として算出される(図11のステップS1102)。
同様に、正常頻度分布推定部1002は、図12に示されるように、振幅−100から−25000までのマイナス側の低振幅領域の頻度分布を使用して、クリップが発生していないと仮定した場合の振幅−25000以下のマイナス側の高振幅領域の頻度分布f’(x) を推定し、同時にマイナス側の高振幅領域の推定結果をそのままマイナス側の低振幅領域にも伸ばして得た頻度分布f’(x) をも推定し、これらを合わせてマイナス側の正常頻度分布f’(x) として推定する(図11のステップS1102)。
続いて、分布偏り度算出部1004(図1の102に対応)が、振幅値が25000以上又は−25000以下である高振幅領域において、振幅頻度分布算出部1001が算出した振幅の頻度分布f(x) と、正常頻度分布推定部1002が推定した正常頻度分布f’(x) との差分を、下記数5式に示されるように計算することにより、高振幅領域の振幅x毎の偏り度d(x) を算出する(図11のステップS1103)。
また、分布偏り度算出部1004は、振幅値が100以上25000以下又は−100以下−25000以上である低振幅領域において、振幅頻度分布算出部1001が算出した振幅の頻度分布f(x) と、正常頻度分布推定部1002が推定した正常頻度分布f’(x)
との差分を、下記数6式に示されるように計算することにより、低振幅領域の振幅x毎の偏り度d’(x) を算出する。引き続いて、音声区間検出部1003が、上記低振幅領域の振幅x毎の偏り度d’(x) を振幅x毎の所定の閾値と比較することにより、その偏り度d’(x) の1つ又は所定数が閾値を上回る場合に「音声無し」を、下回る場合に「音声有り」を出力する(以上、図11のステップS1104)。
そして、音声区間検出部1003が音声有りを出力した場合に、クリップ検出部1005(図1の103に対応)が、振幅値が25000以上又は−25000以下である高振幅領域において振幅xをサーチしながら、各振幅xの偏り度d(x) が各振幅x毎の閾値THR(x) よりも大きいか否かを判定する(図11のステップS1105−>S1106−>S1105の繰返し処理)。
クリップ検出部1005は、閾値THR(x) よりも大きい偏り度d(x) が存在した場合には、クリップ有りを外部に通知する(図11のステップS1107)。
一方、クリップ検出部1005は、閾値THR(x) よりも大きい偏り度d(x) が存在せずに全ての振幅xについて判定を終了した場合には、クリップ無しを外部に通知する(図11のステップS1108)。
以上の処理の後、次の所定区間でのクリップ検知処理に戻る(図1のステップS1107又はS1108−>S1101)。
上記第3の実施形態では、第2の実施形態の場合と同様に、分布の偏り度の算出時に、振幅の頻度分布のテンプレートを用意する必要がないという利点を有すると共に、高振幅領域の正常頻度分布を低振幅領域の振幅の頻度分布からより高精度に推定することができる。
第4の実施形態
最後に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、図1の原理構成に基づいて実現されるクリップ検出装置が、第1の実施形態と同様に、図3の301として示されるように、装置(A)302−1〜装置(D)302−4等を構成要素とするアナログ電話網に配置され、設置地点でキャプチャされた受信信号に対してクリップの有無が検出される場合について示されている。
図13は、第4の実施形態によるクリップ検出装置(図3の301)の構成図であり、図14は、この構成により実現される制御動作を示す動作フローチャートである。
まず、受信信号(入力音)は、ADC1301によってディジタル音声信号に変換される。
次に、振幅頻度分布算出部1302(図1の101に対応)が、ディジタル音声信号の所定区間毎に、同信号の振幅の絶対値の頻度分布f(x) を算出する(図14のステップS1401)。
続いて、分布偏り度算出部1303(図1の102に対応)が、振幅頻度分布算出部1302が算出した振幅の絶対値の頻度分布を分析し、図15の1501として示されるように、振幅絶対値が15000以上の高振幅領域の頻度分布におけるピーク(極大値)の個数を、頻度の偏り度として算出する(図14のステップS1402)。即ち、ピークとは、
f(x) >f(x-1) かつ f(x) <f(x+1)
となるf(x) をいう。
そして、クリップ検出部1304(図1の103に対応)が、分布偏り度算出部1303が算出したピークの個数が所定の閾値より大きい場合に、クリップ有りを外部に通知する(図14のステップS1403−>S1404)。
一方、クリップ検出部1304は、分布偏り度算出部1303が算出したピークの個数が所定の閾値以下である場合に、クリップ無しを外部に通知する(図14のステップS1403−>S1405)。
以上の処理の後、次の所定区間でのクリップ検知処理に戻る(図14のステップS1404又はS1405−>S1401)。
上記第4の実施形態では、クリップが発生した場合に、高振幅領域の振幅絶対値の頻度分布においていくつかのピークが発生し易いという知見に基づいて、分布の偏り度の検出を容易に行うことができる。
以上の第1〜第4の実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
通信信号のクリップを検出する装置であって、
所定区間毎に、入力信号の振幅の頻度分布を算出する振幅頻度分布算出手段と、
該振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する分布偏り度算出手段と、
該分布の偏り度に基づいてクリップを検出するクリップ検出手段と、
を含むことを特徴とするクリップ検出装置。
(付記2)
前記振幅の頻度分布を正規化する振幅頻度分布正規化手段を更に含み、
前記分布偏り度算出手段は、前記正規化された振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する、
ことを特徴とする付記1に記載のクリップ検出装置。
(付記3)
前記振幅頻度分布正規化手段は、前記振幅の頻度分布における頻度値を、最多頻度値で正規化する、
ことを特徴とする付記2に記載のクリップ検出装置。
(付記4)
前記振幅頻度分布正規化手段は、前記振幅の頻度分布における振幅値を、最大振幅値で正規化する、
ことを特徴とする付記2に記載のクリップ検出装置。
(付記5)
前記分布偏り度算出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づく値と予め設定した振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出する、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
(付記6)
前記分布偏り度算出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づいて、クリップが発生していない場合における正常な振幅の頻度分布を推定し、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づく値と前記正常な振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出する、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
(付記7)
前記分布偏り度算出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布の低振幅領域から、クリップが発生していない場合における高振幅領域における正常な振幅の頻度分布を推定し、前記高振幅領域における、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づく値と前記正常な振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出する、
ことを特徴とする付記6に記載のクリップ検出装置。
(付記8)
前記分布偏り度算出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布におけるピークを検出し、該ピークの個数に基づいて前記分布の偏り度を算出する、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
(付記9)
前記所定区間毎に、前記入力信号に音声が含まれるか否かを検出する音声区間検出手段を更に含み、
前記音声区間検出手段が音声区間を検出した場合のみ、クリップ検出動作を実行する、
ことを特徴とする付記1乃至8の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
(付記10)
前記音声区間検出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づいて音声区間を検出する、
ことを特徴とする付記9に記載のクリップ検出装置。
(付記11)
前記分布偏り度算出手段は、所定値以上の振幅絶対値を有する前記振幅の頻度分布に基づいて前記分布の偏り度を算出する、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
(付記12)
前記入力信号を、それに含まれる音声低域成分を除去した上で前記振幅の頻度分布算出手段に入力させるハイパスフィルタ手段を更に含む、
ことを特徴とする付記1乃至11の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
(付記13)
通信信号のクリップを検出する方法であって、
所定区間毎に、入力信号の振幅の頻度分布を算出する振幅頻度分布算出ステップと、
該振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する分布偏り度算出ステップと、
該分布の偏り度に基づいてクリップを検出するクリップ検出ステップと、
を含むことを特徴とするクリップ検出方法。
(付記14)
前記振幅の頻度分布を正規化する振幅頻度分布正規化ステップを更に含み、
前記分布偏り度算出ステップは、前記正規化された振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する、
ことを特徴とする付記13に記載のクリップ検出方法。
(付記15)
前記振幅頻度分布正規化ステップは、前記振幅の頻度分布における頻度値を、最多頻度値で正規化する、
ことを特徴とする付記14に記載のクリップ検出方法。
(付記16)
前記振幅頻度分布正規化ステップは、前記振幅の頻度分布における振幅値を、最大振幅値で正規化する、
ことを特徴とする付記14に記載のクリップ検出方法。
(付記17)
前記分布偏り度算出ステップは、前記振幅頻度分布算出ステップが算出した振幅の頻度分布に基づく値と予め設定した振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出する、
ことを特徴とする付記13乃至16の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
(付記18)
前記分布偏り度算出ステップは、前記振幅頻度分布算出ステップが算出した振幅の頻度分布に基づいて、クリップが発生していない場合における正常な振幅の頻度分布を推定し、前記振幅頻度分布算出ステップが算出した振幅の頻度分布に基づく値と前記正常な振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出する、
ことを特徴とする付記13乃至16の何れか1項に記載のクリップ検出方法。
(付記19)
前記分布偏り度算出ステップは、前記振幅頻度分布算出ステップが算出した振幅の頻度分布の低振幅領域から、クリップが発生していない場合における高振幅領域における正常な振幅の頻度分布を推定し、前記高振幅領域における、前記振幅頻度分布算出ステップが算出した振幅の頻度分布に基づく値と前記正常な振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出する、
ことを特徴とする付記18に記載のクリップ検出方法。
(付記20)
前記分布偏り度算出ステップは、前記振幅頻度分布算出ステップが算出した振幅の頻度分布におけるピークを検出し、該ピークの個数に基づいて前記分布の偏り度を算出する、
ことを特徴とする付記13乃至16の何れか1項に記載のクリップ検出方法。
(付記21)
前記所定区間毎に、前記入力信号に音声が含まれるか否かを検出する音声区間検出ステップを更に含み、
前記音声区間検出ステップが音声区間を検出した場合のみ、クリップ検出動作を実行する、
ことを特徴とする付記13乃至20の何れか1項に記載のクリップ検出方法。
(付記22)
前記音声区間検出ステップは、前記振幅頻度分布算出ステップが算出した振幅の頻度分布に基づいて音声区間を検出する、
ことを特徴とする付記21に記載のクリップ検出方法。
(付記23)
前記分布偏り度算出ステップは、所定値以上の振幅絶対値を有する前記振幅の頻度分布に基づいて前記分布の偏り度を算出する、
ことを特徴とする付記13乃至16の何れか1項に記載のクリップ検出方法。
(付記24)
前記入力信号を、それに含まれる音声低域成分を除去した上で前記振幅の頻度分布算出ステップに入力させるハイパスフィルタステップを更に含む、
ことを特徴とする付記13乃至23の何れか1項に記載のクリップ検出方法。
各実施形態に関する共通の原理を示す原理構成図である。 振幅の頻度分布の特性図である。 第1及び第4の実施形態が対象とするアナログ電話網を示す図である。 第1の実施形態によるクリップ検出装置の構成図である。 第1の実施形態によるクリップ検出装置の制御動作を示す動作フローチャートである。 第2及び第3の実施形態が対象とするVoIP電話網を示す図である。 第2の実施形態によるクリップ検出装置の構成図である。 第2の実施形態によるクリップ検出装置の制御動作を示す動作フローチャートである。 第2の実施形態による正常頻度分布の推定動作の説明図である。 第3の実施形態によるクリップ検出装置の構成図である。 第3の実施形態によるクリップ検出装置の制御動作を示す動作フローチャートである。 第3の実施形態による正常頻度分布の推定動作の説明図である。 第4の実施形態によるクリップ検出装置の構成図である。 第4の実施形態によるクリップ検出装置の制御動作を示す動作フローチャートである。 第4の実施形態による分布の偏り度の算出動作の説明図である。 通信経路におけるクリップの説明図である。 従来技術の構成図である。 従来技術の動作説明図である。
符号の説明
101、402、702、1001、1302 振幅頻度分布算出部
102 頻度分布偏り検出部
103、406 クリップ検出部
301、601 クリップ検出装置
302、602 装置(A〜D)
401、1301 ADC(A/D変換器)
403、704 振幅頻度分布正規化部
102、404、706、1004、1303 分布偏り度算出部
405 頻度分布テンプレート記憶部
406、707、1005、1304 クリップ検出部
701 HPF(ハイパスフィルタ)
703、1003 音声区間検出部
705 正常頻度分布推定部
1002 正常頻度分布推定部

Claims (10)

  1. 通信信号のクリップを検出する装置であって、
    所定区間毎に、入力信号の振幅の頻度分布を算出する振幅頻度分布算出手段と、
    該振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する分布偏り度算出手段と、
    該分布の偏り度に基づいてクリップを検出するクリップ検出手段と、
    を含むことを特徴とするクリップ検出装置。
  2. 前記振幅の頻度分布を正規化する振幅頻度分布正規化手段を更に含み、
    前記分布偏り度算出手段は、前記正規化された振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のクリップ検出装置。
  3. 前記分布偏り度算出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づく値と予め設定した振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
  4. 前記分布偏り度算出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づいて、クリップが発生していない場合における正常な振幅の頻度分布を推定し、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づく値と前記正常な振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
  5. 前記分布偏り度算出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布の低振幅領域から、クリップが発生していない場合における高振幅領域における正常な振幅の頻度分布を推定し、前記高振幅領域における、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づく値と前記正常な振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のクリップ検出装置。
  6. 前記分布偏り度算出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布におけるピークを検出し、該ピークの個数に基づいて前記分布の偏り度を算出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
  7. 前記所定区間毎に、前記入力信号に音声が含まれるか否かを検出する音声区間検出手段を更に含み、
    前記音声区間検出手段が音声区間を検出した場合のみ、クリップ検出動作を実行する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
  8. 前記音声区間検出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づいて音声区間を検出する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のクリップ検出装置。
  9. 前記入力信号を、それに含まれる音声低域成分を除去した上で前記振幅の頻度分布算出手段に入力させるハイパスフィルタ手段を更に含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
  10. 通信信号のクリップを検出する方法であって、
    所定区間毎に、入力信号の振幅の頻度分布を算出する振幅頻度分布算出ステップと、
    該振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する分布偏り度算出ステップと、
    該分布の偏り度に基づいてクリップを検出するクリップ検出ステップと、
    を含むことを特徴とするクリップ検出方法。
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