JP2010033116A - ログ管理装置及びコンピュータプログラム及びログ管理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第一取得部110は、第一の記録装置(入退室管理システム)が記録した第一ログデータ(入退室レコード)を取得する。第二取得部130は、第二の記録装置(映像監視システム)が記録した第二ログデータ(映像レコード)のなかから、第一取得部110が取得した第一ログデータと関連する第二ログデータを取得する。対応記憶部144は、第一取得部110が取得した第一ログデータと、第二取得部130が取得した第二ログデータとの対応を表わす対応データを記憶する。
【選択図】図6
Description
この発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、複数の記録装置が記録したログを互いに関連づけて管理し、運用状況の確認や追跡調査を容易にすることを目的とする。
複数の記録装置がそれぞれ記録したログデータを管理するログ管理装置において、
データを処理する処理装置と、データを記憶する記憶装置と、第一取得部と、第二取得部と、対応記憶部とを有し、
上記第一取得部は、上記処理装置を用いて、第一の記録装置が記録した第一ログデータを取得し、
上記第二取得部は、上記処理装置を用いて、第二の記録装置が記録した第二ログデータのなかから、上記第一取得部が取得した第一ログデータと関連する第二ログデータを取得し、
上記対応記憶部は、上記記憶装置を用いて、上記第一取得部が取得した第一ログデータと上記第二取得部が取得した第二ログデータとの対応を表わす対応データを記憶することを特徴とする。
実施の形態1について、図1〜図10を用いて説明する。
ログ管理システム800は、入退室管理システム810、映像監視システム820など複数のログ記録システム(記録装置)が記録したログを関連付けて蓄積し、蓄積したログを管理するシステムである。ログ管理システム800は、入退室管理システム810、映像監視システム820、ログ管理装置100、端末装置890を有する。なお、ログ管理システム800が管理するログを記録するログ記録システムは、例えば、セキュリティ機器、デジタル複合機、ATM、POS、パーソナルコンピュータなどであってもよい。
認証端末装置は、自動扉のすぐ脇などに設置され、その自動扉を操作しようとする利用者のICカードや指紋などを読み取って、利用者を認証する。
電気錠制御盤は、認証端末装置が認証した認証結果に基づいて、その利用者がその自動扉に対してしようとしている操作(例えば、開扉、解錠、施錠など)が、その利用者に許可されているか否かを判定し、許可されていると判定した場合、利用者の操作にしたがって、その自動扉を開扉、解錠、施錠などする信号を出力する。なお、電気錠制御盤は複数あってもよく、その場合、複数の電気錠制御盤は、ネットワークなどを介して相互に接続される。
自動扉は、電気錠制御盤が出力した信号を入力し、入力した信号に基づいて、開扉、解錠、施錠などする。
入退室ログ記録装置は、認証端末装置による認証や、電気錠制御盤による判定などのイベントが発生した場合に、イベントの発生時刻と、イベントの内容を入退室ログとして記録する。また、入退室ログ記録装置は、ログ管理装置100からの要求に基づいて、記録した入退室ログのなかから、ログ管理装置100が指定した条件に合致するものを検索する。なお、入退室ログ記録装置は、電気錠制御盤の一部であってもよいし、ネットワークなどを介して接続されたパーソナルコンピュータが管理ソフトウェアを実行することにより、パーソナルコンピュータのディスク装置に入退室ログを記録するものであってもよい。また、入退室ログ記録装置は、所定のプロトコルを介してログ管理装置100と通信することにより、検索条件の指定を受けたり検索結果を通知したりする。あるいは、所定のAPI(Application Program Interface)などを介して、検索条件の指定や検索結果の通知をする構成としてもよい。
入退室ログ510は、複数のログレコード(以下「入退室レコード」と呼ぶ。)の集合である。入退室レコードは、時刻データ511、扉識別データ512、イベントデータ513、利用者識別データ514を含む。
この図では、一番左の列に時刻データ511を、左から二番目の列に扉識別データ512を、左から三番目の列にイベントデータ513を、一番右の列に利用者識別データ514を、それぞれ並べて表わしている。また、横一列に並んだ時刻データ511、扉識別データ512、イベントデータ513、利用者識別データ514が、一つの入退室レコードを構成することを表わしている。
扉識別データ512(扉番号)は、入退室管理システム810が複数の自動扉を有している場合に、自動扉を識別するためのデータ(番号)であり、複数の自動扉のうちどの自動扉についてイベントが発生したかを表わす。
イベントデータ513(イベント)は、発生したイベントの種別を表わすデータであり、例えば、入室、退室、不正操作、警戒など、電気錠制御盤が入退室時などに判定した結果の事象を表わす。
利用者識別データ514(ユーザID)は、利用者を識別するためのデータ(番号)であり、例えば、社員コードなど、認証端末装置が入退室時などに認証した結果を表わす。認証端末装置が利用者を認証できなかった場合、入退室ログ記録装置は、例えば「9999999」など特別なデータを利用者識別データ514として記録する。
すべてのカメラもしくは少なくとも一部のカメラは、入退室管理システム810が入退室を管理する自動扉を撮影するよう設置され、自動扉を通過する人物や、認証端末装置を操作する人物など監視する。
サーバ装置は、カメラが映像を撮影した時刻と、その時刻にカメラが撮影した映像とを映像ログとして記録する。また、サーバ装置は、ログ管理装置100からの要求に基づいて、記録した映像ログのなかから、ログ管理装置100が指定した条件に合致するものを検索する。なお、サーバ装置は、所定のプロトコルを介してログ管理装置100と通信することにより、検索条件の指定を受けたり検索結果を通知したりする。あるいは、所定のAPIなどを介して、検索条件の指定や検索結果の通知をする構成としてもよい。
映像ログ520は、複数のログレコード(以下「映像レコード」と呼ぶ。)の集合である。映像レコードは、時刻データ521、カメラ識別データ522、画像データ523を含む。
この図では、左の列に時刻データ521を、中央の列にカメラ識別データ522を、右の列に画像データ523を、それぞれ並べて表わしている。また、横一列に並んだ時刻データ521、カメラ識別データ522、画像データ523が、一つの映像レコードを構成することを表わしている。
カメラ識別データ522は、カメラを識別するためのデータ(番号)であり、複数のカメラのうち、その映像をどのカメラが撮影したかを表わす。
画像データ523は、カメラが撮影した映像を表わすデータである。
カメラが動画として映像を撮影する場合、画像データ523は、カメラが撮影した動画映像を複数の静止画像に分解したそれぞれの静止画像を表わし、時刻データ521は、カメラがそれぞれの静止画像を撮影した撮影時刻を表わす。
監視業務では、例えば、入退室管理システム810が記録した逐一の入退室状況の把握や、情報漏洩事件や事故などが発生した際の追跡調査などを迅速に行うことが要求される。ログ管理装置100は、異なる記録装置が記録したログを互いに関連付けて管理しているので、ログを検索した場合などにおいて、関連付けられたログを一緒に取り出すことができる。
ログ管理装置100は、入退室管理システム810や映像監視システム820など複数の記録装置とネットワークなどを介して接続している。ログ管理装置100は、入退室管理システム810や映像監視システム820など複数の記録装置がそれぞれ出力するログレコードを、ネットワークなどを介して取得する。ログ管理装置100は、取得したログレコードを互いに関連付けて蓄積する。ログ管理装置100は、端末装置890が通知した検索条件に基づいて、蓄積したログレコードを検索し、検索条件に合致するログレコードと、そのログレコードに関連付けられたログレコードとを、検索結果として端末装置890に対して通知する。
ログ管理装置100は、システムユニット910、CRT(Cathode・Ray・Tube)やLCD(液晶)の表示画面を有する表示装置901、キーボード902(Key・Board:K/B)、マウス903、FDD904(Flexible・Disk・Drive)、コンパクトディスク装置905(CDD)、プリンタ装置906、スキャナ装置907などのハードウェア資源を備え、これらはケーブルや信号線で接続されている。
システムユニット910は、コンピュータであり、ファクシミリ機932、電話器931とケーブルで接続され、また、ローカルエリアネットワーク942(LAN)、ゲートウェイ941を介してインターネット940に接続されている。
ログ管理装置100は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信装置915、表示装置901、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905、プリンタ装置906、スキャナ装置907、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
通信装置915、キーボード902、スキャナ装置907、FDD904などは、入力部、入力装置の一例である。
また、通信装置915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力部、出力装置の一例である。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。
ファイル群924には、以下に述べる実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の処理結果」として説明する情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリになどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD(Digital・Versatile・Disk)等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
ログ管理装置100は、第一取得部110、条件記憶部120、第二取得部130、ログ記憶部140、検索条件入力部150、第一検索部160、対応取得部170、検索結果出力部180を有する。
第一取得部110は、第一要求生成部111、第一要求送信部112、第一ログ受信部113を有する。
第一要求生成部111は、CPU911を用いて、生成した入退室ログ要求メッセージを出力する。
条件記憶部120は、選択条件記憶部121、関連条件記憶部122を有する。
この例において、関連条件記憶部122は、関連装置条件データ530と、関連時刻条件データ540との2種類の関連条件データを記憶している。
関連装置条件データ530は、例えば、フロアレイアウトなどに基づいて、扉識別データ531によって識別される自動扉を、対応づけられたカメラ識別データ532によって識別されるカメラが撮影する位置に、カメラが物理的に配置されていることを表わす。関連条件記憶部122が記憶した関連装置条件データ530を書き換えることにより、カメラの配置やフロアレイアウトが変更になった場合に対処することができる。
なお、関連装置条件データ530は、一つの自動扉を撮影するカメラが複数ある場合など、同一の扉識別データ531に、異なる複数のカメラ識別データ532を対応づけるものであってもよいし、一つのカメラが撮影する範囲内に複数の自動扉がある場合など、同一のカメラ識別データ532に、異なる複数の扉識別データ531を対応づけるものであってもよい。
関連条件種別データ541は、その関連時刻条件レコードの種別を表わす。
取得数データ542は、一つの入退室レコードに関連付ける映像レコードの数を表わす。なお、取得数データ542が表わす映像レコードの数は、自動扉とカメラとの対応関係が一対一の場合における数であり、一つの自動扉に複数のカメラが対応する場合、一つの入退室レコードに関連付ける映像レコードの数は、取得数データ542が表わす映像レコードの数に、その自動扉に対応するカメラの数を乗じた数である。
相対時刻データ543は、映像レコードに含まれる時刻データ521が表わす撮影時刻と、入退室レコードに含まれる時刻データ511が表わす発生時刻との差(以下「相対時刻」と呼ぶ。)のリスト(以下「相対時刻リスト」と呼ぶ。)を表わす。相対時刻データ543が表わす相対時刻リストには、取得数データ542が表わす数の相対時刻が含まれる。ログ管理装置100は、映像レコードに含まれる時刻データ521が表わす時刻と、入退室レコードに含まれる時刻データ511が表わす時刻との差が、相対時刻リストに含まれる相対時刻のいずれかと実質的に等しい場合に、その入退室レコードと、映像レコードとを関連付ける。ここで、「実質的に等しい」とは、例えば、カメラが静止画像を撮影する間隔が0.1秒である場合、相対時刻との差が±0.05秒の範囲内であれば「等しい」とみなすことを言う。例えば、相対時刻データ543が「0,+1」であれば、ログ管理装置100は、一つの入退室レコードに対して、映像レコードに含まれる時刻データ521が表わす時刻と、入退室レコードに含まれる時刻データ511が表わす時刻との差が、−0.05秒以上+0.05秒未満である映像レコードと、+0.95秒以上+1.05秒未満である映像レコードとを関連付ける。あるいは、カメラが静止画像を撮影する間隔が不定期である場合などにおいて、ログ管理装置100は、相対時刻との差の絶対値が最も小さい映像レコードを、入退室レコードと関連付ける構成としてもよい。
警戒レベルが「1」の場合、ログ管理装置100は、一つの入退室レコードに対して、イベントの発生と実質的に同時刻に撮影された映像レコードを関連付ける。
警戒レベルが「2」の場合、ログ管理装置100は、一つの入退室レコードに対して、同時刻の映像レコードに加えて、イベントの発生から実質的に1秒後に撮影された映像レコードを関連付ける。
警戒レベルが「3」の場合、ログ管理装置100は、一つの入退室レコードに対して、同時刻及び1秒後の映像レコードに加えて、更に、イベントの発生の実質的に1秒前に撮影された映像レコードを関連付ける。
このように、警戒レベルが高くなるほど、入退室レコードに関連付ける映像レコードの数を増やすことにより、不審な利用者の行動を把握しやすくなり、また、不審な利用者の顔がはっきりと写った画像を容易に見つけることができる。
そのほか、関連付ける入退室レコードが満たすべき第一条件は、扉識別データ512によって識別される自動扉についての条件に限らず、時刻データ511が表わすイベントの発生時刻についての条件や、イベントデータ513が表わすイベントの内容についての条件や、利用者識別データ514によって識別される利用者についての条件であってもよく、また、それらの組み合わせによる条件であってもよい。また、関連付ける映像レコードが満たすべき第二条件は、時刻データ521が表わす撮影時刻や、カメラ識別データ522によって識別されるカメラについての条件に限らず、他の条件であってもよい。
例えば、この例では、相対時刻のリストを表わす相対時刻データ543が、相対時刻についての条件を表わしているが、最初の相対時刻を表わす開始相対時刻データと、最後の相対時刻を表わす終了相対時刻データと、相対時刻のステップを表わす相対時刻増分データとにより、相対時刻についての条件を表わす構成としてもよい。例えば、開始相対時刻データが「−2」、終了相対時刻データが「3」、相対時刻増分データが「1」であれば、ログ管理装置100は、入退室レコードの時刻データ511が表わす発生時刻に対して、映像レコードの時刻データ521が表わす撮影時刻が、2秒前、1秒前、同時刻、1秒後、2秒後、3秒後である6つの映像レコードを関連付ける。さらに、別の例として、相対時刻の条件を開始相対時刻データと終了相対時刻データとし、開始相対時刻データから終了相対時刻データまでに含まれるすべての映像レコード、すなわち、動画像と関連付けてもよい。
選択条件データ550は、一以上の選択条件レコードを有する。それぞれの選択条件レコードは、関連条件種別データ551と、曜日条件データ552と、開始時刻条件データ553と、終了時刻条件データ554と、扉条件データ555と、イベント条件データ556と、利用者条件データ557とを含む。
関連条件種別データ551は、関連条件データの種別を表わす。ログ管理装置100は、入退室レコードが、曜日条件データ552〜利用者条件データ557が表わす選択条件に合致した場合に、その入退室レコードに、関連条件種別データ551が表わす種別の関連条件データを適用する。
曜日条件データ552は、曜日についての条件を表わす。ログ管理装置100は、入退室レコードの時刻データ511が表わすイベントの発生時刻からイベントが発生した曜日を求め、曜日条件データ552が表わす曜日である場合に、その入退室レコードが、その曜日についての条件を満たすと判定する。
開始時刻条件データ553・終了時刻条件データ554は、時刻についての条件を表わす。ログ管理装置100は、入退室レコードの時刻データ511が表わすイベントの発生時刻が、開始時刻条件データ553が表わす時刻以降、終了時刻条件データ554が表わす時刻前である場合に、その入退室レコードが、その時刻についての条件を満たすと判定する。
扉条件データ555は、扉についての条件を表わす。ログ管理装置100は、入退室レコードの扉識別データ512が、扉条件データ555と一致する場合に、その入退室レコードが、その扉についての条件を満たすと判定する。
イベント条件データ556は、イベントについての条件を表わす。ログ管理装置100は、入退室レコードのイベントデータ513が、イベント条件データ556と一致する場合に、その入退室レコードが、そのイベントについての条件を満たすと判定する。
利用者条件データ557は、利用者についての条件を表わす。ログ管理装置100は、入退室レコードの利用者識別データ514が、利用者条件データ557と一致する場合に、その入退室レコードが、その利用者についての条件を満たすと判定する。
なお、この図において「−」は空欄を表わす。ログ管理装置100は、曜日条件データ552〜利用者条件データ557のいずれかが空欄である場合、対応する条件が常に満たされていると判定する。
なお、ログ管理装置100は、その入退室レコードが複数の選択条件を満たすと判定した場合、種別の数値が最も大きい種別の関連条件データを適用する。また、ログ管理装置100は、その入退室レコードがいずれの選択条件も満たさないと判定した場合、種別「1」の関連条件データを適用する。
ログ管理装置100が警戒レベルを「3」にするのは、「不正操作」や「警戒」などのイベントが発生した場合、土曜や日曜にイベントが発生した場合、扉番号6(例えば電算機室)や扉番号7(例えば文書保管室)の自動扉に対するイベントが発生した場合、ID4〜ID7(例えば、パート労働者、外注駐在員、来客など)の利用者によるイベントが発生した場合、利用者を特定できなかった場合などである。
ログ管理装置100が警戒レベルを「2」にするのは、「失効」などのイベントが発生した場合、平日の勤務時間外にイベントが発生した場合、扉番号4(例えば会議室)や扉番号5(例えば事務室)の自動扉に対するイベントが発生した場合、ID3(例えば臨時社員など)の利用者によるイベントが発生した場合などである。
上記以外の場合、ログ管理装置100は、警戒レベルを「1」にする。
第二取得部130は、選択条件選択部131、関連条件選択部132、第二要求生成部133、第二要求送信部134、第二ログ受信部135を有する。
なお、関連条件データの種別が一種類しかなく、種別を区別しない場合には、選択条件選択部131はなくてもよい。
図7に示した関連条件データを例にとると、第二要求生成部133は、CPU911を用いて、関連条件選択部132が出力した関連装置条件レコードと、関連時刻条件レコードとを入力し、入力した関連装置条件レコードと関連時刻レコードとに基づいて、映像レコードのカメラ識別データ522が、入力した関連装置条件レコードのカメラ識別データ532のいずれかと一致し、かつ、映像レコードの時刻データ521が表わす時刻が、入力した入退室レコードの時刻データ511が表わす発生時刻に、入力した関連時刻レコードの相対時刻データ543が表わす相対時刻を加えた時刻と実質的に等しいという条件を表わす映像ログ要求メッセージを生成する。
対応生成部143は、CPU911を用いて、生成した対応データを出力する。
ログ蓄積処理(収集蓄積制御処理)は、第一取得工程S610、第二取得工程S630、ログ記憶工程S640を有する。
第一要求生成工程S611において、第一要求生成部111は、CPU911を用いて、入退室ログ要求メッセージを生成する。
第一要求送信工程S612において、第一要求送信部112は、通信装置915を用いて、第一要求生成工程S611で第一要求生成部111が生成した入退室ログ要求メッセージを、入退室管理システム810に対して送信する。
第一ログ受信工程S613において、第一ログ受信部113は、通信装置915を用いて、入退室管理システム810が送信した入退室レコードを受信する。
選択条件選択工程S631において、選択条件選択部131は、CPU911を用いて、第一ログ受信工程S613で第一ログ受信部113が受信した入退室レコードに基づいて、選択条件記憶部121が記憶した選択条件データのなかから選択条件データを選択し、選択した選択条件データに基づいて、入退室レコードに適用する関連条件データの種別を求める。
関連条件選択工程S632において、関連条件選択部132は、CPU911を用いて、第一ログ受信工程S613で第一ログ受信部113が受信した入退室レコードと、選択条件選択工程S631で選択条件選択部131が求めた種別とに基づいて、関連条件記憶部122が記憶した関連条件データのなかから関連条件データを選択する。
第二要求生成工程S633において、第二要求生成部133は、CPU911を用いて、第一ログ受信工程S613で第一ログ受信部113が受信した入退室レコードと、関連条件選択工程S632で関連条件選択部132が選択した関連条件データとに基づいて、映像ログ要求メッセージを生成する。
第二要求送信工程S634において、第二要求送信部134は、通信装置915を用いて、第二要求生成工程S633で第二要求生成部133が生成した映像ログ要求メッセージを、映像監視システム820に対して送信する。
第二ログ受信工程S635において、第二ログ受信部135は、通信装置915を用いて、映像監視システム820が送信した映像レコードを受信する。
第一記憶工程S641において、第一記憶部141は、磁気ディスク装置920を用いて、第一ログ受信工程S613で第一ログ受信部113が受信した入退室レコードを記憶する。
第二記憶工程S642において、第二記憶部142は、磁気ディスク装置920を用いて、第二ログ受信工程S635で第二ログ受信部135が受信した映像レコードを記憶する。
対応生成工程S643において、対応生成部143は、CPU911を用いて、第一ログ受信工程S613で第一ログ受信部113が受信した入退室レコードと、第二ログ受信工程S635で第二ログ受信部135が受信した映像レコードとに基づいて、対応データを生成する。
対応記憶工程S644において、対応記憶部144は、磁気ディスク装置920を用いて、対応生成工程S643で対応生成部143が生成した対応データを記憶する。
ログ検索処理(検索制御処理)は、検索条件入力工程S650、第一検索工程S660、対応取得工程S670、検索結果出力工程S680を有する。
対応選択工程S671において、対応選択部171は、CPU911を用いて、第一検索工程S660で第一検索部160が検索した入退室レコードに基づいて、対応記憶部144が記憶した対応データのなかから、対応データを選択する。
第二選択工程S672において、第二選択部172は、CPU911を用いて、対応選択工程S671で対応選択部171が選択した対応データに基づいて、第二記憶部142が記憶した映像レコードのなかから、映像レコードを選択する。
第一結果出力工程S681において、第一結果出力部181は、通信装置915を用いて、第一検索工程S660で第一検索部160が検索した入退室レコードを、端末装置890に対して送信する。
第二結果出力工程S682において、第二結果出力部182は、通信装置915を用いて、第二選択工程S672で第二選択部172が選択した映像レコードを、端末装置890に対して送信する。
上記第一取得部110は、上記処理装置(CPU911)を用いて、第一の記録装置(入退室管理システム810)が記録した第一ログデータ(入退室レコード)を取得する。
上記第二取得部130は、上記処理装置(CPU911)を用いて、第二の記録装置(映像監視システム820)が記録した第二ログデータ(映像レコード)のなかから、上記第一取得部110が取得した第一ログデータ(入退室レコード)と関連する第二ログデータ(映像レコード)を取得する。
上記対応記憶部144は、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)を用いて、上記第一取得部110が取得した第一ログデータ(入退室レコード)と上記第二取得部130が取得した第二ログデータ(映像レコード)との対応を表わす対応データを記憶する。
上記関連条件記憶部122は、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)を用いて、上記第二の記録装置(映像監視システム820)が記録した第二ログデータ(映像レコード)を上記第一の記録装置(入退室管理システム810)が記録した第一ログデータ(入退室レコード)に関連づける条件を表わす関連条件データを記憶する。
上記第二取得部130は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記関連条件記憶部122が記憶した関連条件データに基づいて、上記第二の記録装置(映像監視システム820)が記録した第二ログデータ(映像レコード)のなかから、上記第一取得部110が取得した第一ログデータ(入退室レコード)と関連する第二ログデータ(映像レコード)を取得する。
上記選択条件記憶部121は、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)を用いて、上記関連条件記憶部122が記憶した関連条件データのなかから、適用する関連条件データを選択する条件を表わす選択条件データを記憶する。
上記第二取得部130は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記選択条件記憶部121が記憶した選択条件データに基づいて、上記関連条件記憶部122が記憶した関連条件データのなかから、適用する関連条件データを選択し、選択した関連条件データに基づいて、上記第二の記録装置(映像監視システム820)が記録した第二ログデータ(映像レコード)のなかから、上記第一取得部110が取得した第一ログデータ(入退室レコード)と関連する第二ログデータ(映像レコード)を取得する。
上記第一記憶部141は、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)を用いて、上記第一取得部110が取得した第一ログデータ(入退室レコード)を記憶する。
上記第二記憶部142は、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)を用いて、上記第二取得部130が取得した第二ログデータ(映像データ)を記憶する。
上記第一検索部160は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記第一の記録装置(入退室管理システム810)が記録した第一ログデータ(入退室レコード)のなかから、検索条件に合致する第一ログデータ(入退室レコード)を検索する。
上記対応取得部170は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記対応記憶部144が記憶した対応データに基づいて、上記第二の記録装置(映像監視システム820)が記録した第二ログデータ(映像レコード)のなかから、上記第一検索部160が検索した第一ログデータ(入退室レコード)と対応する第二ログデータ(映像レコード)を取得する。
上記検索結果出力部180は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記第一検索部160が検索した第一ログデータ(入退室レコード)と、上記対応取得部170が取得した第二ログデータ(映像レコード)とを出力する。
この実施の形態におけるログ管理装置100としてコンピュータを機能させるコンピュータプログラムによれば、上記効果を奏するログ管理装置100を実現することができる。
上記処理装置(CPU911)が、第一の記録装置(入退室管理システム810)が記録した第一ログデータ(入退室レコード)を取得する。
上記処理装置(CPU911)が、第二の記録装置(映像監視システム820)が記録した第二ログデータ(映像レコード)のなかから、取得した第一ログデータ(入退室レコード)と関連する第二ログデータ(映像レコード)を取得する。
上記記憶装置(磁気ディスク装置920)が、取得した第一ログデータ(入退室レコード)と取得した第二ログデータ(映像レコード)との対応を表わす対応データを記憶する。
前記タイムスタンプ時刻(時刻データ511,521)を入力条件として前記機器(入退室管理システム810、映像監視システム820)から前記ログレコード(入退室レコード、映像レコード)を取得するログレコード取得部(第一取得部110、第二取得部130)と、
前記ログレコード取得部(第一取得部110)により取得した前記第1の機器(入退室管理システム810)の第1のログレコード(入退室レコード)から関連づく前記第2の機器(映像監視システム820のカメラ)を決定する関連機器決定部(関連条件選択部132)と、
前記第1のログレコード(入退室レコード)に関連付く前記第2の機器(映像監視システム820)の第2のログレコード(映像レコード)の取得条件を持つ取得条件テーブル(選択条件記憶部121、関連条件記憶部122)を備え、前記第1のログレコード(入退室レコード)の属性(時刻データ511、扉識別データ512、イベントデータ513、利用者識別データ514)をキーとして前記取得条件テーブル(選択条件データ550、関連時刻条件データ540)から取得すべき前記第2のログレコード(映像レコード)のタイムスタンプ時刻を算出する関連ログレコード算出部(条件記憶部120、第二取得部130)と、
前記関連ログレコード算出部(第二取得部130)の結果に基づき、前記ログレコード取得部(第二取得部130)により取得した前記第2のログレコード(映像レコード)と前記第1のログレコード(入退室レコード)とを関連付けて統合ログデータベースに蓄積するログレコード蓄積部(ログ記憶部140)と、
前記統合データベースから前記第1のログレコード(入退室レコード)と関連付く前記第2のログレコード(映像レコード)を連携して検索するログレコード検索部(第一検索部160、対応取得部170)とを備える。
前記タイムスタンプ時刻(時刻データ511,521)を入力条件として前記機器(入退室管理システム810、映像監視システム820)から前記ログレコード(入退室レコード、映像レコード)を取得するログレコード取得工程(第一取得工程S610、第二取得工程S630)。
前記第1の機器(入退室管理システム810)の第1のログレコード(入退室レコード)から関連づく前記第2の機器(映像監視システム820のカメラ)を決定する関連機器決定工程(関連条件選択工程S632)。
前記第1のログレコード(入退室レコード)の属性(時刻データ511、扉識別データ512、イベントデータ513、利用者識別データ514)をキーとして前記取得条件テーブル(選択条件記憶部121、関連条件記憶部122)から取得すべき前記第2のログレコード(映像レコード)のタイムスタンプ時刻(時刻データ521)を算出する関連ログレコード算出工程(第二取得工程S630)。
前記ログレコード取得工程(第二取得工程S630)により取得した前記第2のログレコード(映像レコード)と前記第1のログレコード(入退室レコード)とを関連付けて統合ログデータベースに蓄積するログレコード蓄積工程(ログ記憶工程S640)。
前記統合データベースから前記第1のログレコード(入退室レコード)と関連付く前記第2のログレコード(映像レコード)を連携して検索するログレコード検索工程(第一検索工程S660、対応取得工程S670)。
検索条件入力部150(入力部)は、検索条件メッセージ(検索条件)を取得する。検索条件は、例えば、プログラムの起動パラメータなどの形式でユーザから指定される構成であってもよい。検索条件のなかには、入退室レコード(入退室ログレコード)の任意の属性に対する絞り込み条件が指定される。
続いて、第二選択部172(検索部)は、第二記憶部142より、入退室ログレコードに関連づく映像レコード(画像)を順番に取り出す。
検索結果出力部180は、取得した入退室レコード(入退室ログレコード)と関連づく映像レコード(画像)とをメモリやディスク上に確保した一時的な記憶領域などに結果セットを作成する。
なお、検索結果出力部180が一時的に記憶領域を確保する場合、確保された記憶領域は、検索終了時に解放する。
端末装置890は、検索結果を入退室レコード(入退室ログレコード)と関連づく映像レコード(画像)を合わせて一覧表示するなど、所望の形式に編集して、ディスプレイ装置やプリンタ装置などに出力する。
警戒レベルには、例えば、低いほうから順に1、2、3の三段階があり、入退室レコード(入退室ログレコード)のイベントデータ513(属性「イベント」)が表わすイベントの内容(カテゴリ分類)に応じて、入室、退場、施錠、解錠のイベントに対しては警戒レベル1、認証期限超過など失効のイベントに対しては警戒レベル2、警戒や不正操作のイベントに対しては不審者の可能性を考慮して警戒レベル3を割り当てる。選択条件記憶部121は、このような割当てに基づいて設定された選択条件データを記憶しておく。また、関連条件データの種別に応じて、入退室レコードに関連付ける映像レコード(画像)を指定する関連条件を変えて、例えば、警戒レベル1なら映像レコードの取得数を1、警戒レベル2なら映像レコードの取得数を2、警戒レベル3なら映像レコードの取得数を3というように、イベントごとに警戒レベルに応じた映像レコード(画像)の取得条件を設定できる。関連条件記憶部122は、このように設定された関連条件データを記憶しておく。
これにより、イベントの種類が多数あっても、関連条件データ(取得条件テーブル)は、イベントのカテゴリ分類である警戒レベルによって管理できるため、監視・調査における運用業務を効率化できるという効果を奏する。
また、以上説明したログ管理装置100によれば、一つの第一ログデータに複数の第二ログデータを関連づけることができる。例えば、認証前後の画像を取得して関連付けて蓄積することができるので、人物の挙動を把握することができ、認証時に顔を逸らすなどでして人物が正しく撮影されず、認証時の画像からだけでは人物を特定できない場合であっても、認証前後の画像により、人物を特定することができる。
また、監視・調査業務の効率が良くなるので、エネルギー消費量を削減することができ、環境負荷を低減することができる。
実施の形態2について、図11〜図12を用いて説明する。
なお、実施の形態1で説明したログ管理システム800と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
第二取得部130は、実施の形態1で説明したブロックに加えて、更に、取得数判定部136を有する。
取得数判定部136は、CPU911を用いて、第二ログ受信部135が出力した映像レコードを入力する。取得数判定部136は、CPU911を用いて、入力した映像レコードに基づいて、第二ログ受信部135が実際に受信した映像レコードの数を算出する。取得数判定部136は、CPU911を用いて、第二ログ受信部135が受信すべき数の映像レコードを受信したか否かを判定する。第二ログ受信部135が受信すべき数の映像レコードを受信していないと判定した場合、所定の時間(例えば1秒)が経過するのを待ったのち、判定結果を表わすデータを出力する。
第二要求生成部133は、CPU911を用いて、取得数判定部136が出力したデータを入力する。第二要求生成部133は、CPU911を用いて、まだ受信できていない映像レコードを指定する条件を表わす映像ログ要求メッセージを生成し、出力する。
その場合、映像監視システム820が送信する映像レコードには、指定した映像レコードが含まれず、第二ログ受信部135が受信すべき映像レコードの数より少ない場合があり得る。
これにより、第二取得部130は、入退室レコードに関連付ける映像レコードを、確実に取得することができる。
もしくは、取得数判定部136は、CPU911を用いて、現在時刻を取得し、取得した現在時刻を、第二ログ受信部135が受信すべき映像レコードの撮影時刻と比較して、まだ撮影時刻でない場合には、現在時刻の取得・比較を繰り返し、撮影時刻を過ぎた場合に、判定結果を表わすデータを出力する構成としてもよい。
第二取得工程S630は、実施の形態1で説明した工程に加えて、更に、取得数判定工程S636を有する。
第二ログ受信部135が受信すべき映像レコードをすべて受信したと取得数判定部136が判定した場合、ログ管理装置100は、第一記憶工程S641へ進む。
第二ログ受信部135が受信した映像レコードが不足していると取得数判定部136が判定した場合、ログ管理装置100は、第二要求生成工程S633に戻る。
第一取得部110(ログレコード取得部)は、入退室管理システム810に対して前回取得以降にまだ取得していない入退室レコード(入退室ログレコード)を1件取得する。
次に、関連条件選択部132(関連機器決定部)は、先に取得した入退室レコード(入退室ログレコード)に関連づくカメラ識別データ532(機器)を取得する。ここで、関連条件選択部132(関連機器決定部)は、入退室レコード(入退室ログレコード)の扉識別データ512(属性「扉番号」)をキーとして関連装置条件データ530(関連機器テーブル)を参照し、対応する映像監視システム820のカメラ(関連機器)を識別するカメラ識別データ532(カメラ番号)を特定する。関連条件選択部132は、関連機器としてカメラ識別データ532(カメラ番号)の情報を通知する。
まず、選択条件選択部131(関連ログレコード算出部)は、選択条件データ550(取得条件テーブル)からイベントごとに設定された関連条件種別データ551(警戒レベル)を取得する。次に、関連条件選択部132は、関連条件種別データ551(警戒レベル)によって特定される関連時刻条件レコード(画像の取得条件)を取得し、取得数データ542が表わす数(画像数N)と、相対時刻データ543が表わす相対時刻(相対時刻情報TR(i)。ただし、iは画像数Nに対応したインデックス。)を取得する。次に、第二要求生成部133は、入退室レコード(入退室ログレコード)の時刻データ511が表わす発生時刻(属性「タイムスタンプ」)の時刻TAに対して、TA+TR(i)により算出した時刻を取得すべき画像の時刻T(i)とする。第二要求生成部133は、関連ログレコードの情報として、関連条件選択部132が通知した関連装置条件データ530に含まれるカメラ識別データ532と、取得した画像数Nと、算出した画像取得時刻T(i)とに基づいて、映像ログ要求メッセージを生成する。
まず、関連条件選択部132は、関連条件データ(取得条件テーブル)からイベントによって特定される関連時刻条件レコード(取得すべき画像情報)を取得し、取得数データ542が表わす数(画像数N)と、相対時刻データ543が表わす相対時刻(相対時刻情報TR(i)、ただし、iは画像数Nに対応したインデックス)を取得する。次に、第二要求生成部133は、入退室レコード(入退室ログレコード)の時刻データ511が表わす発生時刻(属性「タイムスタンプ」)の時刻TAに対して、TA+TR(i)により算出した時刻を取得すべき画像の時刻T(i)とする。第二要求生成部133は、関連ログレコードの情報として、関連条件選択部132が通知した関連装置条件データ530に含まれるカメラ識別データ532と、取得した画像数Nと、算出した画像取得時刻T(i)とに基づいて、映像ログ要求メッセージを生成する。
Claims (9)
- 複数の記録装置がそれぞれ記録したログデータを管理するログ管理装置において、
データを処理する処理装置と、データを記憶する記憶装置と、第一取得部と、第二取得部と、対応記憶部とを有し、
上記第一取得部は、上記処理装置を用いて、第一の記録装置が記録した第一ログデータを取得し、
上記第二取得部は、上記処理装置を用いて、第二の記録装置が記録した第二ログデータのなかから、上記第一取得部が取得した第一ログデータと関連する第二ログデータを取得し、
上記対応記憶部は、上記記憶装置を用いて、上記第一取得部が取得した第一ログデータと上記第二取得部が取得した第二ログデータとの対応を表わす対応データを記憶することを特徴とするログ管理装置。 - 上記ログ管理装置は、更に、関連条件記憶部を有し、
上記関連条件記憶部は、上記記憶装置を用いて、上記第二の記録装置が記録した第二ログデータを上記第一の記録装置が記録した第一ログデータに関連づける条件を表わす関連条件データを記憶し、
上記第二取得部は、上記処理装置を用いて、上記関連条件記憶部が記憶した関連条件データに基づいて、上記第二の記録装置が記録した第二ログデータのなかから、上記第一取得部が取得した第一ログデータと関連する第二ログデータを取得することを特徴とする請求項1に記載のログ管理装置。 - 上記ログ管理装置は、更に、選択条件記憶部を有し、
上記選択条件記憶部は、上記記憶装置を用いて、上記関連条件記憶部が記憶した関連条件データのなかから、適用する関連条件データを選択する条件を表わす選択条件データを記憶し、
上記第二取得部は、上記処理装置を用いて、上記選択条件記憶部が記憶した選択条件データに基づいて、上記関連条件記憶部が記憶した関連条件データのなかから、適用する関連条件データを選択し、選択した関連条件データに基づいて、上記第二の記録装置が記録した第二ログデータのなかから、上記第一取得部が取得した第一ログデータと関連する第二ログデータを取得することを特徴とする請求項2に記載のログ管理装置。 - 上記第一取得部は、上記処理装置を用いて、上記第一の記録装置が新たな第一ログデータを記録した場合に、上記第一の記録装置が新たに記憶した第一ログデータを取得することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のログ管理装置。
- 上記第二取得部は、上記処理装置を用いて、上記第一取得部が取得した第一ログデータに関連する第二ログデータを上記第二の記録装置がまだ記録していない場合に、上記第一ログデータに関連する第二ログデータを上記第二の記録装置が記録するのを待つことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のログ管理装置。
- 上記ログ管理装置は、更に、第一記憶部と、第二記憶部とを有し、
上記第一記憶部は、上記記憶装置を用いて、上記第一取得部が取得した第一ログデータを記憶し、
上記第二記憶部は、上記記憶装置を用いて、上記第二取得部が取得した第二ログデータを記憶することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のログ管理装置。 - 上記ログ管理装置は、更に、第一検索部と、対応取得部と、検索結果出力部とを有し、
上記第一検索部は、上記処理装置を用いて、上記第一の記録装置が記録した第一ログデータのなかから、検索条件に合致する第一ログデータを検索し、
上記対応取得部は、上記処理装置を用いて、上記対応記憶部が記憶した対応データに基づいて、上記第二の記録装置が記録した第二ログデータのなかから、上記第一検索部が検索した第一ログデータと対応する第二ログデータを取得し、
上記検索結果出力部は、上記処理装置を用いて、上記第一検索部が検索した第一ログデータと、上記対応取得部が取得した第二ログデータとを出力することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のログ管理装置。 - データを処理する処理装置と、データを記憶する記憶装置とを有するコンピュータを請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のログ管理装置として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
- データを処理する処理装置と、データを記憶する記憶装置とを有するログ管理装置が、複数の記録装置がそれぞれ記録したログデータを管理するログ管理方法において、
上記処理装置が、第一の記録装置が記録した第一ログデータを取得し、
上記処理装置が、第二の記録装置が記録した第二ログデータのなかから、取得した第一ログデータと関連する第二ログデータを取得し、
上記記憶装置が、取得した第一ログデータと取得した第二ログデータとの対応を表わす対応データを記憶することを特徴とするログ管理方法。
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