JP2010032479A - 赤外線方式ガス濃度値センサー - Google Patents

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泰三 内山
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Abstract

【課題】CO2ガス吸収による検出信号強度の違いは10%程度で、大きな信号中の小さな変化を検出する必要がある。従来は高精度・高安定な増幅器を使用しているが、赤外線素子の検出信号強度はガス濃度に反比例し、信号処理が簡単でない。また、短時間にランプを点灯するCO2濃度計測回路では、ガス雰囲気を通過した赤外線信号は連続ではなく、短時間の振幅情報を持つパルス信号となる。この信号を連続情報に変換する必要があり、サンプル・ホールド回路などのデジタル技術を使用してきた。
【解決手段】短時間の振幅情報のパルス信号の、ガス吸収による変化部分だけを拡大増幅する。即ち、ある電圧以上の振幅情報を持ったパルス状信号を増幅率で増幅する。前記、ガス吸収の変化部分信号と、濃度検出用コンデンサへの充放電によるコンデンサ両端電圧を増幅した電圧と比較し、この出力により前記コンデンサへの充放電を制御し、ガス濃度に比例した出力を得る。
【選択図】図1

Description

本発明はCO2ガス濃度を検出するための検出回路に関する。
従来のCO2ガス濃度センサーには、測定時の変化する信号の変化の量とは無関係に、一定値を保持されている前回の値に対し、変化の増減方向に応じて保持している前回の値を増減させ保持しピーク値とする方法がある。(例えば、特許文献1参照。)
特開2004−20556
CO2ガスによる赤外線の吸収が、CO2ガスの濃度に比例するという現象を使用したガス濃度センサーにおいては、CO2ガス吸収による赤外線の検出信号強度の違いは、CO2ガス濃度が10000PPMで10パーセント程度であるために、大きな信号中の小さな変化を検出する必要があり、従来は高精度・高安定な増幅器を使用してきた。
また、赤外線素子により検出した信号強度はCO2ガスの濃度に反比例することになり、信号処理が簡単でない。
電池駆動のガス濃度センサーにおいては、電池の消耗を防ぐためにランプを連続点灯させず短時間の間点灯する方法をとるが、CO2ガス雰囲気を通過した赤外線信号は連続信号ではなく、短時間の振幅情報を持ったパルス状の信号となる。この信号を連続情報に変換する必要があり、従来は高精度なサンプル・ホールド回路などのデジタル技術を使用する必要がありコストが高い。
短時間の振幅情報を持ったパルス状信号の、CO2ガス吸収による変化部分だけを拡大して増幅する。具体的には、ある電圧(REF電圧)以上の振幅情報を持ったパルス状信号を高い増幅率(−A)で増幅する。
S2=−A(S1−REF電圧)
ここで、S1は振幅情報を持ったパルス状信号の振幅
S2はCO2ガス吸収による変化部分だけの信号
また、前記、CO2ガス吸収による変化部分だけの信号と、濃度検出用コンデンサへの充放電により得られたコンデンサ両端電圧を増幅した電圧と比較し、この出力により前記コンデンサへの充放電を制御することでCO2ガス濃度に比例した出力を得ることができる。
前記の増幅器の使用により、高精度・高安定な増幅器を使用する必要はない。
また、高精度なサンプル・ホールド回路などのデジタル技術を使用することなく、CO2ガス濃度に比例した出力を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図1の回路図と、図2のフローチャートに基づいて説明する。
図1において、タイマーは例えば10秒に1回だけ短時間のパルスを出力し、インバーターにより反転信号を出力する。これは電源の消費を少なくするためのもので、ランプを短時間点灯するためである。ランプにはFET2により電流が流れ、短時間例えば0.5秒間点灯する。
センサーはランプからの赤外線を受光する。センサーの出力を増幅器1で増幅すると図2のS1のような信号が出力される。即ちこの信号は、0.5秒間だけの、CO2ガス濃度により強度が変化した信号である。ここで、S1はランプとセンサーの間に介在する気体のCO2ガス濃度が低いと大きく出力され、CO2ガス濃度が高いと赤外線が吸収され小さな信号となる。
ところが、この信号の差はCO2ガス濃度が10000PPMの場合に10〜15%しか変化しないので、増幅器2でREF電圧以上のS1の信号を高い増幅率:−Aで増幅する。ここで、REF電圧は基準電圧×Rc/(Rc+Rd)で決定され、測定すべき最大のCO2ガス濃度により出力される信号レベル以下に設定される。例えばS1の信号が、測定すべき最大のCO2ガス濃度により1.5V以上出るような場合には、1.5Vに設定される。
また、増幅器2の増幅率AはRb/Raで決定され、この信号強度変化が増幅器2の出力にフルに現れるように設定する。例えば、CO2ガス濃度により変化する割合が10〜15%程度あれば、この変化が増幅器2の出力にフルに現れるように、増幅率は1/0.15=6.6、即ち6倍程度に設定する。
これにより、増幅器2出力には逆位相の信号で、変化が拡大された信号が現れる。
ここでFET1はランプ点灯信号の反転信号で駆動されているので、ランプが点灯する時間だけOFFとなり、S1の信号が増幅器2に出力される。ランプが点灯していない時間はONとなり、S1の信号は増幅器2に出力されない。
ランプが点灯していない時間はREF電圧をRb/Raの増幅率で増幅するので、増幅器2の電源が例えば±3Vの場合には(+)3Vに飽和してしまい、この間のノイズは無視される。
次に、短時間のCO2ガス濃度により強度が変化した信号を、濃度変化に応じた連続信号に変換する方法について記載する。
濃度検出用コンデンサC1は、R1、R2及びD1を通して、ランプが点灯している間だけS4の信号により充電される。一方、濃度検出用コンデンサC1の両端電圧を増幅器3により増幅した信号S7と、増幅器2の出力S2が比較器により比較されて、S7>S2となる時間だけ比較器に負の信号S3を出力する。
この信号は、S4の信号をS7>S2となる時間だけゼロとした図2のS5の信号となる。一方D2、R3を通して、この信号の期間だけ濃度検出用コンデンサC1を放電する。これにより、コンデンサC1はランプ点灯時間の内、S7>S2となる時間だけ放電され、残りの時間は充電される。
CO2ガス濃度が低い場合には、増幅器2の出力S2は大きくなり、S7>S2となる放電時間が長くなりC1の両端電圧は図2のように大きく上昇しない。一方CO2ガス濃度が高い場合には、増幅器2の出力S2は小さくなり、S7>S2となる放電時間が短くなってC1の両端電圧は図2のように大きく上昇する。
ここで、増幅器2出力のS2とS7が比較された比較器の出力により、濃度検出用コンデンサC1の充放電を制御しているので、S7の最終的な出力は増幅器2出力のS2とほぼ同じレベルに安定する。
したがって、増幅器3の出力S7はCO2ガス濃度により変化する信号S2の変曲点と同じであり、CO2ガス濃度を示す出力になる。また、ランプからの赤外線がCO2ガスにより吸収され、センサーにより検出された出力はCO2ガス濃度に反比例するが、増幅器3の出力S7はCO2ガス濃度に比例しており、この出力を取り扱う上で容易である。
よって、この出力S7をA/Dコンバーター等でデジタル値に変換して表示すれば、CO2ガス濃度が表示できる。
回路図 フローチャート
符号の説明
[図1]
1 ランプ
2 センサー
3 増幅器1
4 増幅器2
5 増幅器3
6 濃度検出用コンデンサC1
7 比較器
8 インバーター
9 タイマー
10 FET1
11 FET2

Claims (2)

  1. 短時間に点灯するランプを光源とする赤外線方式ガス濃度値センサーにおいて、測定すべき最大のCO2ガス濃度により出力される信号レベル以下に設定された基準電圧を持ち、この基準電圧以上の赤外線センサーからの信号を大きく増幅することにより、CO2ガスによる赤外線の吸収による信号中の小さな変化を拡大することのできる増幅器を備えたことを特徴とする赤外線方式ガス濃度値センサー。
  2. 短時間に点灯するランプを光源とする赤外線方式ガス濃度値センサーにおいて、前記増幅器の出力と、濃度検出用コンデンサの両端電圧を増幅した信号とを比較出力して、この出力信号により濃度検出用コンデンサの充放電を制御することにより、短時間の振幅情報を持ったパルス状の信号を連続的なCO2ガス濃度情報に変換する回路を備えたことを特徴とする赤外線方式ガス濃度値センサー。
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