JP2010028944A - 過電圧保護回路 - Google Patents
過電圧保護回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010028944A JP2010028944A JP2008185646A JP2008185646A JP2010028944A JP 2010028944 A JP2010028944 A JP 2010028944A JP 2008185646 A JP2008185646 A JP 2008185646A JP 2008185646 A JP2008185646 A JP 2008185646A JP 2010028944 A JP2010028944 A JP 2010028944A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- power supply
- overvoltage
- circuit
- protection circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Protection Of Static Devices (AREA)
Abstract
【課題】従来の過電圧保護回路は避雷回路であるため、雷サージからは送信機を保護できたが、雷サージより低く定格入力電圧より高い過電圧から送信機を保護することは困難であった。
本発明の目的は、放送機の電源を過電圧から保護するための配線用遮断器において、配線用遮断器の最大定格電圧を超える過電圧が入力された場合でも配線用遮断器を絶縁破壊から保護することにある。
【解決手段】本発明の過電圧保護回路は、電圧検出部と電源遮断部を備え、電圧検出部は、所定以上の電圧値が入力された場合に電源遮断部を強制的に動作させて電源を遮断することを特徴とする。
【選択図】 図1
本発明の目的は、放送機の電源を過電圧から保護するための配線用遮断器において、配線用遮断器の最大定格電圧を超える過電圧が入力された場合でも配線用遮断器を絶縁破壊から保護することにある。
【解決手段】本発明の過電圧保護回路は、電圧検出部と電源遮断部を備え、電圧検出部は、所定以上の電圧値が入力された場合に電源遮断部を強制的に動作させて電源を遮断することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、放送機の過電圧保護回路に係わり、特に過電圧が入力された場合の保護回路に関するものである。
従来、過電圧保護回路には印加電圧制限素子を備えていて、過電圧が入力された場合に電源供給ラインに接続された印加電圧制限素子によって送信機を過電圧から保護していた。(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−257669号公報
従来の過電圧保護回路は避雷回路であるため、雷サージからは送信機を保護できたが、雷サージより低く定格入力電圧より高い過電圧から送信機を保護することは困難であった。
本発明の目的は、放送機の電源を過電圧から保護するための配線用遮断器において、配線用遮断器の最大定格電圧を超える過電圧が入力された場合でも配線用遮断器を絶縁破壊から保護することにある。
本発明の過電圧保護回路は、電圧検出部と電源遮断部を備え、電圧検出部は、所定以上の電圧値が入力された場合に電源遮断部を強制的に動作させて電源を遮断することを特徴とする。
本発明によれば、放送機に所定以上の電圧値が入力された場合に配線用遮断器を強制的に動作させて電源を遮断することにより、配線用遮断器を絶縁破壊から保護することができる。
本発明の一実施例を図1〜図3を用いて説明する。図1は本発明の一実施例である過電圧保護回路の動作を説明するための回路図である。
図1において、商用電源1は放送機等の電源回路3に電源を供給するものである。商用電源1は、例えば日本では三相交流200Vであり、米国では三相交流230V等である。MCCB(Molded Case Circuit Breaker)2は過電流検出タイプの配線用遮断器のである。
商用電源1が異常変動等により過電圧となってMCCB2の定格電圧を大幅に超えた場合、MCCB2が絶縁破壊によって破損するばかりか、MCCB2が電源ラインを遮断することができないために後段の電源回路3等を破壊してしまう可能性がある。
図1のA部は直流電圧生成回路であり、B部が過電圧検出回路である。
A部において、商用電源1のa相とb相の交流電圧は2個のダイオードD1とダイオードD2により検波され、コンデンサC1によって整流されて直流電圧となる。この直流電圧を抵抗器R1と抵抗器R2によって分圧し、さらにツェナーダイオードD3で電圧を制限することでコンパレータIC1の電源電圧としている。
A部において、商用電源1のa相とb相の交流電圧は2個のダイオードD1とダイオードD2により検波され、コンデンサC1によって整流されて直流電圧となる。この直流電圧を抵抗器R1と抵抗器R2によって分圧し、さらにツェナーダイオードD3で電圧を制限することでコンパレータIC1の電源電圧としている。
B部において、商用電源1の3相(a相、b相、c相)から交流電圧を導き出し、a相は抵抗器R3と抵抗器R4によって分圧し、b相は抵抗器R5と抵抗器R6によって分圧し、c相は抵抗器R7と抵抗器R8によって分圧した後、ダイオードブリッジD4〜D9により検波しコンパレータIC1の正入力(+)へ入カする。コンパレータIC1の負入力(−)にはA部で生成した直流電圧を抵抗器R9と抵抗器R10によって分圧した電圧が入力されている。コンパレータIC1の出力にはトランジスタTr1が接続されており、そのコレクタ側はMCCB2の外部引き外し用端子に接続している。
図2は、本発明の他の一実施例である過電圧保護回路の動作を説明するための回路図である。図1との相違点は、コンパレータIC1とMCCB2の電源を電源回路4から供給していることである。
図3は、本発明の一実施例であるコンパレータIC1の入力電圧を説明するための波形図である。
図3において、コンパレータIC1の正入力(+)電圧が負入力電圧よりも低いとき、コンパレータIC1の出力はトランジスタTr1のエミッタ電圧と等しいためトランジスタTr1のコレクタとエミッタ間には電流が流れない、いわゆるトランジスタの“OFF”状態である。逆に正入カ(+)電圧が高いとき、コンパレータIC1の出力はコンパレータIC1の電源電圧付近まで起ち上がるため、トランジスタは“ON”状態となり、MCCB2の外部引き外しコイルに電流が流れ、強制的に回路を遮断する。つまり、コンパレータの正負入カ電圧を適切に選ぶことで、商用電源1から過電圧が入力された際に強制的にMCCB2を動作させて、商用電源1と電源回路3(または電源回路4)を遮断することができる。
図3において、コンパレータIC1の正入力(+)電圧が負入力電圧よりも低いとき、コンパレータIC1の出力はトランジスタTr1のエミッタ電圧と等しいためトランジスタTr1のコレクタとエミッタ間には電流が流れない、いわゆるトランジスタの“OFF”状態である。逆に正入カ(+)電圧が高いとき、コンパレータIC1の出力はコンパレータIC1の電源電圧付近まで起ち上がるため、トランジスタは“ON”状態となり、MCCB2の外部引き外しコイルに電流が流れ、強制的に回路を遮断する。つまり、コンパレータの正負入カ電圧を適切に選ぶことで、商用電源1から過電圧が入力された際に強制的にMCCB2を動作させて、商用電源1と電源回路3(または電源回路4)を遮断することができる。
以上本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載された過電圧保護回路に限定されるものではなく、上記以外の過電圧保護回路等に広く適用することができることは言うまでもない。
1:商用電源、2:MCCB、3,4:電源回路、D1〜D9:ダイオード、R1〜R12:抵抗器、C1:コンデンサ、IC1:コンパレータ、Tr1:トランジスタ。
Claims (1)
- 電圧検出部と電源遮断部を備えた過電圧保護回路において、
前記電圧検出部は、所定以上の電圧値が入力された場合に前記電源遮断部を強制的に動作させて電源を遮断することを特徴とする過電圧保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008185646A JP2010028944A (ja) | 2008-07-17 | 2008-07-17 | 過電圧保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008185646A JP2010028944A (ja) | 2008-07-17 | 2008-07-17 | 過電圧保護回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010028944A true JP2010028944A (ja) | 2010-02-04 |
Family
ID=41734217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008185646A Pending JP2010028944A (ja) | 2008-07-17 | 2008-07-17 | 過電圧保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010028944A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110971115A (zh) * | 2018-09-29 | 2020-04-07 | 中兴通讯股份有限公司 | 雷击浪涌防护电路、方法、系统、存储介质及电子装置 |
-
2008
- 2008-07-17 JP JP2008185646A patent/JP2010028944A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110971115A (zh) * | 2018-09-29 | 2020-04-07 | 中兴通讯股份有限公司 | 雷击浪涌防护电路、方法、系统、存储介质及电子装置 |
CN110971115B (zh) * | 2018-09-29 | 2023-08-29 | 中兴通讯股份有限公司 | 雷击浪涌防护电路、方法、系统、存储介质及电子装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9735725B2 (en) | Methods and systems for transient voltage protection | |
US20090154034A1 (en) | Motor drive with low leakage surge protection | |
US10270240B2 (en) | Surge protective device with abnormal overvoltage protection | |
TWI523359B (zh) | 過電壓保護裝置及其操作方法 | |
CN102738765B (zh) | 电路保护装置及保护方法 | |
EP3120434B1 (en) | Power supply stage of an electric appliance, in particular a battery charger for charging batteries of electric vehicles | |
JP2014512789A (ja) | 三相系統内の三相負荷の短絡保護用の電気装置 | |
KR102441339B1 (ko) | 전자 장치 및 그 제어 방법 | |
JP5683753B1 (ja) | ロボット制御装置の保護回路 | |
AU2014375441A1 (en) | Design of a triggering circuit of overvoltage protection with an asymmetric element | |
US20170288393A1 (en) | Input overvoltage protection circuit | |
JP2010028944A (ja) | 過電圧保護回路 | |
JP5258633B2 (ja) | 単3中性線欠相保護付漏電遮断器 | |
US11984717B2 (en) | Protection against AC voltage conditions | |
KR20100085378A (ko) | 전원 공급 장치 | |
JP2012244716A (ja) | 保護回路、および電子機器 | |
JP2013031273A (ja) | 過電圧保護回路 | |
KR102445966B1 (ko) | 아크 방지 차단기 | |
KR100974611B1 (ko) | 전원 공급 장치 | |
KR101706016B1 (ko) | Power Clock Counter 적용을 위한 음의 문턱전압 5-단자 엔모스 트랜지스터 소자를 이용한 전력 공급 회로 장치 | |
KR102537629B1 (ko) | 아크 방지 스위치 차단기 | |
CN105098731A (zh) | 功率晶体管保护侦测电路 | |
KR101729837B1 (ko) | 재설정 디코더 내장 5-단자 엔모스 트랜지스터 소자를 이용한 누전 차단 제어 장치 | |
KR101729835B1 (ko) | Pn 바리스터 내장5-단자 엔모스 트랜지스터 소자를 이용한 누전 차단 장치 | |
JP2014137248A (ja) | 角度センサ |