JP2010028804A - 記録デバイスに基づいた記録プロセスの最適化を有する入力デバイスのネットワークのための制御システム - Google Patents

記録デバイスに基づいた記録プロセスの最適化を有する入力デバイスのネットワークのための制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザインターフェースを用いてデバイスの動作を中央集中的かつシームレスに制御する装置、方法およびシステムを提供すること。
【解決手段】テレビジョンと、テレビジョンに連結された1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスとを含む家庭用エンターテインメントシステムの記録プロセスを最適化する方法であって、1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスは、1つ以上の記録シンクデバイスを含み、方法は、テレビジョンに連結された該1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスから記録シンクデバイスを選択するようにユーザを促す第一のプロンプトをテレビジョンの表示上に表示するステップと、ユーザのシンクデバイス選択に基づいて1つ以上の信号ソースの選択を防止するステップと、記録信号ソースを選択するようにユーザを促す第二のプロンプトをテレビジョンの表示上に表示するステップとを包含する、方法。
【選択図】図2A

Description

(分野)
本発明は、消費者向け電子システムの分野に関し、特に、消費者向け電子システムのネットワーク内のデバイスの動作を中心的に制御し、かつ記録デバイスに基づいて記録プロセスを自動的に最適化するための装置、方法、およびシステムに関する。
(背景)
米国および他の国は、高解像度TV放送を利用するために、デジタルテレビジョン(DTV)に急速に移行している。米国は、特に、アナログテレビジョンシステムから徐々に離れており、最終的にはアナログテレビジョンシステムを放棄するであろう。アナログTVの使用は、結局、そのようなTVが受信するように設計された比較的低い性能のアナログフォーマットにデジタル放送を変更するために、セットトップボックス周波数逓降変換器の付加を必要とする。
デジタルシステムおよび関連する規格(例えば、IEEE1394)は、有線型、IR信号制御型のアナログオーディオビデオ(AV)デバイス(IRCデバイス)(例えば、アナログVCR、DVDプレーヤ、ケーブルおよび衛星放送ボックス、ならびにAVレシーバ)を慣習的に制御するための方法を提供せず、アナログとデジタルとが混合されたホームシアターネットワークシステムを接続し、制御するために必要な多種多様なケーブル、コネクタ、およびリモコンを取り除くための何ものをも提供しない。そのようなシステムの相互接続と制御とは、非常に複雑であり、扱いにくいものであり得る。入力デバイス間で単純にスイッチングすること(例えば、ケーブル放送の再生から、DVDプレーヤ上の映画の再生へのスイッチング)または記録をスケジューリングすることは、多くのデバイスに特有のリモート制御と、そのようなリモコン上の制御の異なる層を介する数回の繰返しとを含み得、そのことは、ユーザが所望のプログラムまたは映画を見たり、聞いたりするか、または特定の放送を記録できることにおいて直ちにうまく行かないときには、特にフラストレーションをしばしば伴う。
従って、様々なプロトコルにわたる様々な電子デバイスを単一の入力デバイスから中心的かつシームレスに制御することと、そのようなデバイスの制御の複雑性がユーザに対してトランスペアレントな使い易いユーザインターフェース(UI)を提供することと、記録プロセスを最適化することとが可能であることが切望される。
(概要)
本明細書中に記述される実施形態は、ネットワークシステム内の様々なプロトコルを介する様々なデバイスの動作を中心的かつ一様に制御するための新規の装置、方法、およびシステムに向けられ、特に、ユーザに対してシームレスかつトランスペアレントに見える方法でこれらのデバイスの自動的なデバイス制御の構成を行い、これらのデバイスを中心的に制御するための制御システムおよび一様なユーザインターフェースに向けられる。例えば、アナログIR制御型(IRC)デバイスおよびデジタル1394のオーディオビデオ(AV)デバイスの混合したものを備えるエンターテインメントシステムまたはホームシアターネットワークシステム(HTNS)において、AVデバイスのIRCおよび1394バージョンの制御と操作とが、ユーザに対して同じように見え、IRCデバイスの制御が、システムへのそれらの接続の検出の際に自動的に構成され得る。
一実施形態において、HTNSは、PDCUと、IRCおよび1394AVデバイスおよび他の入力の混合したものとを備える。PDCUは、好適な制御システムの動作のための適切な回路網とプログラマブルなロジックとを有する、テレビジョン、そして好ましくは、デジタルテレビ(DTV)などのAVシステムを備え得る。あるいは、PDCUは、TVあるいは「ダム(dumb)」モニタまたはディスプレイなどの一次ディスプレイユニットと、一次ディスプレイユニットとは別個のシャシに収納され、制御システムの動作のための適切なプログラマブルなロジックを備える専用コントローラまたはコンピュータとを備え得る。好ましくは、PDCUは、IRCおよび1394AVデバイスなどの外部デバイスまたは周辺デバイスが連結され得るいくつかのI/Oポートを含む。
別の実施形態において、PDCUは、コンテキストに依存する制御システムを含み、該制御システムは、PDCUに相互接続された1394デバイスとIRCタイプデバイスとの両方、および内部のTVタイプ入力と他の入力デバイスとシステムハードウェアとの中央集中化され、かつシームレスな統合された制御を可能にする。そのようなものとして、PDCUは、HTNSの指令センターまたはハブであり、あるいは、エンターテインメントAVタイプデバイスに加えて、家庭用機器および家庭用照明、暖房、空調、セキュリティタイプのシステムなどを備え得る他のネットワークシステムの指令センターまたはハブである。制御システムは好ましくは、制御モジュールを含み、該制御モジュールは、システムリモコンからのイベント信号などの入力コマンドを解釈し、いかなる動作を起こすことが必要か、例えば、PDCUのスクリーン上のメニューを介してナビゲートしたり、取り付けられたAVデバイスを操作したりするかを決定し、どのデバイスを接続するか、またどのようにそれらを接続するかを決定し、次いでデバイスに適切なメッセージまたはコマンドを準備し、入力デバイスに送ることが可能である。好ましくは、サポートされるIRCデバイスのために、制御モジュールは、IRコードのライブラリを含み、デジタル入力コマンドなどの入力コマンドを、デバイスに適切なIRコードライブラリからのIRコードを備えるメッセージに変換することが可能であり、次いでIRCデバイスを駆動するために、コマンドメッセージをIRCデバイスにブラスト(blast)する。上記されたように、制御システムはまた、様々なIRCデバイスのIRコードを好ましくは学習し得る。しかしながら、すべてのそのような動作は、消費者またはユーザに対して有利なことにトランスペアレントである。
制御システムはまた好ましくは、多用途のアイコン(icon)ベースグラフィカルユーザインターフェース(UI)を含むことにより、ネットワークシステムに対して一様な、画面上の中央集中型制御システムを提供する。UIは、ユーザが様々なプロトコルにわたって内部のTVタイプデバイス、AVデバイス、および他の入力デバイスなどの複数の入力デバイスをトランスペアレントに制御することを可能にし、一方でシステムリモート制御の単一の層、例えば、汎用TVリモコンのTV層に作用する。
さらなる実施形態は、接続順序に依存する制御システムを含む。特に、一旦VCRなどのデバイスが選択されると、制御システムは、格納されたデバイスデータとデバイス接続構成データとに基づいて、そのデバイスおよび残りのHTNSを自動的に制御する。例えば、VCRがAVRとPDCUとの両方に接続される場合には、VCRからのオーディオがPDCUによって出力され、一方でビデオがAVRによって出力される。VCRおよびAVRが選択されると、制御システムは、VCRまたはスイッチがAVR内に入力するときに、AVRが現在のオーディオ出力またはシンクデバイスである場合には、自動的にPDCUからのオーディオ出力をオフにし、VCRからのオーディオを出力するためにAVRをオンにする。従って、制御システムは、必要なスイッチングのすべてをユーザに対してトランスペアレントに処理する。さらに、PDCUが接続に物理的に関与していないときでも、制御システムのこの局面は、シームレスなピアツーピア通信と、デバイス間の記録などの動作とを可能にする。
また別の実施形態において、制御システムは、自動的なIRCデバイス制御構成を有する構成セットアップサブシステムを含む。それは、開梱後はじめての初期セットアップモードでネットワークシステムの構成またはデバイス相互接続をセットアップする能力か、または編集モードで既存の構成を変更/修正/削除する能力をユーザに提供する。
動作において、ユーザは、リモコン上の「デバイス(device)」ボタンを選択する。そのことは、制御システムに、PDCUのスクリーン上のデバイス選択メニューを表示させる。デバイス選択メニューは好ましくは、デバイスウィンドウ、ビデオウィンドウ、オーディオウィンドウ、そして記録または他のピアツーピア接続がアクティブであるときには、接続ウィンドウを備える。ユーザは次いで、デバイス選択ウィンドウを介してナビゲートし、VCR上の映画を再生するために、VCRアイコンなどのデバイスアイコンを強調表示する。ユーザは、オーディオ選択ウィンドウに移動するかまたはジャンプし、AVRからのオーディオ出力のためにAVレシーバ(AVR)アイコンを強調表示し得る。対応するアイコンが強調表示される(選択される)間に、システムリモート制御上の「入力(enter)」キーまたは他の適切なキーを押すことによって、デバイス選択メニューからのVCRおよびAVRの選択は、制御システムに、すべての必要なスイッチングを実行させ、すべての必要な接続を行わせ、PDCUのスクリーン上にトランスポートメニューを表示させる。トランスポートメニューは、「再生(play)」、「FF」、「RW」などのようなデバイスの適切な制御機能のボタンを好ましくは備えるデバイス制御メニューである。デバイスがIRCデバイスまたは1394デバイスであるか否かにかかわらず、ユーザによってとられるステップは同じである。上記されたように、制御システムは、ユーザの選択を解釈し、ユーザの選択に作用して、ユーザにトランスペアレントな方法ですべての必要なスイッチングを実行し、すべての必要な接続を行う。
記録プロセスに向けられる好適な実施形態において、制御システムは、選択されたシンク記録デバイスに基づいて、ソースデバイスの選択またはソースチャネルを自動的に制限する。より具体的には、オーディオビデオデバイスがシンク記録デバイスとして選択される場合には、制御システムは、選択可能なソースデバイスとしての、すべてのオーディオ専用デバイスと、選択可能なソースチャネルとしての、すべてのオーディオ専用チャネルとを取り除くかまたは回避する。
本発明の他の局面および特徴は、添付の図面を考慮して以下の説明から明らかとなる。
本発明は、さらに以下の手段を提供する。
(項目1)
テレビジョンと、該テレビジョンに連結された1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスとを含む家庭用エンターテインメントシステムにおける記録プロセスを最適化する方法であって、該1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスは、1つ以上の記録シンクデバイスを含み、該方法は、
該テレビジョンに連結された該1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスから記録シンクデバイスを選択するようにユーザを促す第一のプロンプトを該テレビジョンの表示上に表示するステップと、
該ユーザのシンクデバイス選択に基づいて、1つ以上の信号ソースの選択を防止するステップと、
記録信号ソースを選択するように該ユーザを促す第二のプロンプトを該テレビジョンの表示上に表示するステップと
を包含する、方法。
(項目2)
上記1つ以上の信号ソースは、上記テレビジョンに連結された上記1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスのうちの1つ以上を含む、上記項目のうちのいずれか1項目に記載の方法。
(項目3)
上記1つ以上の信号ソースは、信号チューナの1つ以上のチャネルを含む、上記項目のうちのいずれか1項目に記載の方法。
(項目4)
上記1つ以上の信号ソースの選択を防止するステップは、上記第二のプロンプトに含まれる1つ以上の信号ソースのリストから該1つ以上の信号ソースを除去するステップを含む、上記項目のうちのいずれか1項目に記載の方法。
(項目5)
上記1つ以上の信号ソースの選択を防止するステップは、上記第二のプロンプトに含まれる1つ以上の信号ソースのリストからの該1つ以上の信号ソースの選択を防止する、該1つ以上の信号ソースに対する選択機能を使用不可にするステップを含む、上記項目のうちのいずれか1項目に記載の方法。
(項目6)
上記第二のプロンプトを上記テレビジョンの表示上に表示するステップは、上記1つ以上の信号ソースが、該第二のプロンプトに含まれる上記1つ以上の信号ソースのリストから選択可能でないことの視覚的指示を表示するステップを含む、上記項目のうちのいずれか1項目に記載の方法。
(項目7)
テレビジョンと、
該テレビジョンに連結された1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスであって、1つ以上の記録シンクデバイスを含む、デバイスと、
該テレビジョンと、該1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスとに連結された制御システムと
を備え、
該制御システムは、該テレビジョンに連結された該1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスから記録シンクデバイスを選択するようにユーザを促す第一のプロンプトを該テレビジョンの表示上に表示し、該ユーザのシンクデバイス選択に基づいて、1つ以上の信号ソースの選択を防止するように構成される、
家庭用エンターテインメントシステム。
(項目8)
上記制御システムは、記録信号ソースを選択するように上記ユーザを促す第二のプロンプトを上記テレビジョンの表示上に表示するようにさらに構成される、上記項目のうちのいずれか1項目に記載の家庭用エンターテインメントシステム。
(項目9)
上記1つ以上の信号ソースは、上記テレビジョンに連結された上記1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスのうちの1つ以上を含む、上記項目のうちのいずれか1項目に記載の家庭用エンターテインメントシステム。
(項目10)
上記1つ以上の信号ソースは、信号チューナの1つ以上のチャネルを含む、上記項目のうちのいずれか1項目に記載の家庭用エンターテインメントシステム。
(摘要)
ネットワークシステム内の様々なプロトコルにわたる様々なデバイス(例えば、通信、消費者向け電子機器、オーディオビデオ、アナログ、デジタル、1394、など)の動作を中心的かつ一様に制御するための装置、方法、およびシステムが提供され、特に、ユーザに対してシームレスで、かつトランスペアレントな方法でこれらのデバイスを中心的に制御するための制御システムと、一様なユーザインターフェースとが提供される。一実施形態において、制御システムは、選択されたシンクデバイスまたは記録デバイスに基づいて、選択可能なソースデバイスと、ソースデバイスの選択可能なチャネルとを制限することによって、記録プロセスを最適化する。
図1は、ホームシアターネットワークシステムのためのデバイス相互接続構成の例を示す図である。 図2Aは、テレビジョンに接続された様々なIRCおよび1394AVデバイスを有するテレビジョンを備える、ホームシアターネットワークシステムの例を示す図表である。テレビジョンのディスプレイ上に示される制御システムのグラフィカルユーザインターフェースが、現在のシステム状態の視覚的な認識、デバイスおよびオーディオメニューを介するユーザナビゲーション、デバイス接続オプション、およびアクティブなデバイス接続を提供する。 図2Bは、図2Aにおいて提供されたホームシアターネットワークシステムを示す図表である。テレビジョンのディスプレイ上に示される制御システムのグラフィカルユーザインターフェースが、現在のシステム状態の視覚的な認識、デバイスおよびオーディオメニューを介するユーザナビゲーション、デバイス接続オプション、およびアクティブなデバイス接続を提供する。 図2Cは、図2Aにおいて提供されたホームシアターネットワークシステムを示す図表である。テレビジョンのディスプレイ上に示される制御システムのグラフィカルユーザインターフェースが、現在のシステム状態の視覚的な認識、デバイスおよびオーディオメニューを介するユーザナビゲーション、デバイス接続オプション、およびアクティブなデバイス接続を提供する。 図2Dは、図2Aにおいて提供されたホームシアターネットワークシステムを示す図表である。テレビジョンのディスプレイ上に示される制御システムのグラフィカルユーザインターフェースが、選択されたデバイスの動作のためのデバイスに適切な制御(トランスポート)メニューを提供する。 図2Eは、図2Aにおいて提供されたホームシアターネットワークシステムを示す図表である。テレビジョンのディスプレイ上に示される制御システムのグラフィカルユーザインターフェースが、PIPのデバイス接続オプションを提供する。 図2Fは、制御システムのグラフィカルユーザインターフェースの好適な実施形態の図式表現である。 図3は、リモート制御およびテレビジョンの図表である。 図4は、ホームシアターネットワークシステムのためのリモート制御の平面図である。 図5は、ホームシアターネットワークシステムのための制御システムの図表である。 図6は、制御システムのユーザインターフェースモジュールの図表である。 図7Aは、セットアップ構成サブシステムのためのデバイスエントリメニューを示す図である。 図7Bは、デバイスエントリメニューの好適な実施形態を示す図である。 図7Cは、セットアップ構成サブシステムのためのデバイス接続レビューメニューを示す図である。 図7Dは、セットアップ構成サブシステムのための終了メニューを示す図である。 図8Aは、セットアップ構成サブシステムのための編集メニューを示す図である。 図8Bは、セットアップ構成サブシステムのためのデバイス接続をカスタマイズするメニューを示す図である。 図9は、記録またはピアツーピア接続を開始するためのメニューを示す図である。 図10は、選択されたシンク記録デバイスに基づいて最適化されたデバイスメニューを示す図である。 図11は、選択されたシンク記録デバイスに基づいた、最適化された記録プロセスを示す図である。 図12Aおよび図12Bは、最適化されたチャネル選択マップを示す図である。 図12Aおよび図12Bは、最適化されたチャネル選択マップを示す図である。
(発明の詳細な説明)
図を詳細に参照して、ネットワークシステム内の様々なプロトコルを介する様々なデバイスの動作を中心的かつ一様に制御するための、新規の装置、方法、およびシステムが記述される。特に、様々なプロトコルを介するデバイスのネットワークの、一様で、シームレスかつトランスペアレントな中央集中型の制御を提供する、制御システムおよびユーザインターフェースが記述される。一実施形態において、制御システムが提供され、そこでは、記録プロセスが選択された記録デバイスに基づいて最適化される。
数多くのネットワークシステムの構成が可能であることが、当業者によって理解される。例えば、ネットワークシステムは、通信デバイス、消費者向け電子システム、オーディオ/ビデオ(A/V)デバイス、高速および低速デバイス、アナログおよびデジタルデバイス、グローバルおよびローカル制御型デバイス、ならびにAVおよび非AVデバイスなどの混合したものを備え得、そしてアナログIR制御型AVとデジタル1394AVとの両方、および他の入力タイプのデバイスを備え得る。例示目的だけのために、装置、システムおよび方法が、主として、ホームシアターネットワークシステム(HTNS)のコンテキストにおいて記述される。
好適な実施形態において、HTNSは、HTNSのハブまたは指令センターとして機能するPDCUと、IR制御型(アナログ)および1394(デジタル)AVデバイスの混合したものと、他の入力とを備える。AVデバイスおよび他の入力は、様々な方法で互いに、そしてPDCUに相互接続され得る。PDCUは、HTNSの構成要素とそれらの動作制御との間の接続を形成するための、グラフィカルユーザインターフェース(UI)を有する統合型制御システムを好ましくは含んでいる。制御システムは、HTNSにおいてサポートされるすべてのデバイスの中央集中型の制御をユーザに提供し、代替の実施形態においては、信号妨害を回避するとともに、サポートされないデバイスの制御を通過可能にする。
好ましくは、PDCUは、制御システムの動作のための適切な回路網およびプログラマブルなロジックを備える、テレビジョン、そしてより好ましくはデジタルテレビ(DTV)などのAVシステムを備える。あるいは、PDCUは、TVあるいは「ダム(dumb)」モニタまたはディスプレイなどの一次ディスプレイユニットと、一次ディスプレイユニットとは別個のシャシに収納され、制御システムの動作のための適切なプログラマブルなロジックを備える専用コントローラまたはコンピュータとを備え得る。しかしながら、例示的な目的だけのために、続く説明は主としてDTVに向けられる。
好ましくは、制御システムは、IEEE1394およびEIA−775技術、およびIEEE1394技術に適合するホームオーディオビデオインタオペラビリティ(HAVi)ネットワーク化ソフトウェア技術およびAV/Cを統合する。制御システムはまた好ましくは、IEEE1394〜1995およびIEC61883−1に適合する双方向性1394バスインターフェースを組み入れ、IEC61883−2、3、4に記述されるようなHDおよびSD解像度でIEC61883−4に従う他のデバイスとMPEG−2ビデオを交換し、IEC61883−6に記述されるようなデジタルオーディオを交換する。これらの仕様のすべては、参照によって本明細書中に援用される。制御システムはまた好ましくは、IEEE1394〜1995 8.3.1.4に規定されるような1394バスサイクルマスタとして、IEEE1394〜1995 8.3.1.6に規定されるようなバスマネージャとして、そしてIEEE1394〜1995 8.3.1.5に規定されるようなアイソクロナスリソースマネージャとして機能し、EIA−775Aに規定されるようなオープンケーブルおよび他のAV/Cデバイスに対して比較的高レベルの1394インターフェースを提供し、775A加入者デバイスのプロファイルBに適合する。これらの仕様のすべては、参照によって本明細書中に援用される。そうするように構成されることが可能であるけれども、制御システムは、いかなるプロトコルにおいても他の1394デバイスからのいかなるタイプの1394コマンドにも好ましくは応答せず、HAVi表示機能性モジュールに好ましくは適合しない。制御システムのConfig ROMおよびSDDは好ましくは、それ自体をそれらのサブユニット規格をサポートしない他のバスメンバーに対して識別する。さらに、PDCUは好ましくは、HAVi 1.0仕様に記述されるような完全なA/Vデバイス(FAV)である。この仕様は、参照によって本明細書中に援用される。
図1を参照すると、HTNS10の例示的な実施形態は、数多くの可能性のあるデバイス接続構成の1つを備えて示される。HTNS10のハブとしてのDTV12は、以上で論じられ、以下でかなり詳細に論じられるような能力を有する、制御システムを備える。該制御システムが、サポートされるHTNS10全体のシームレスな統合された制御を提供する。従来のTVのように、DTV12は、メインスクリーン13およびサブスクリーン14(例えば、PIP、POPなど)ビデオ出力を有するスクリーン11、オーディオ出力15および制御パネル16および入力デバイスが接続され得る数多くのI/Oポートを含み、リモート制御デバイス20から伝送されるIR信号によって遠隔制御されるように好ましくは適合される。あるいは、DTV12は、無線RF伝送によって、音声認識システムを介する音声コマンドによって、ダイヤルアップのモデム接続を介して、インターネット接続を介して、キーボードまたはマウスなどを用いるUSB接続を介して、遠隔制御されるように適合され得る。
HTNS10は、描かれるように、複数のIR制御型(IRC)デバイス30、1394デバイス40を含み、AVおよびその他の1394デバイス、そしてPC22、アンテナ17などの他の入力を含めて、DTV12および互いに相互接続される。1394デバイス40は好ましくは、1394ケーブル49をわたって直列に、および/または並列にDTV12に接続され、一方で、IRCデバイス30は、従来のAVケーブル31をわたって並列にDTV12に接続され、IR伝送(ブラスタ(blaster))ケーブル38をわたって並列に制御される。IRブラスタケーブル38は、デバイスに特有のIRコードを備えるメッセージまたはコマンドが、IRCデバイス30に伝達されることを可能にする。DTV12は好ましくは、サポートされるデバイスのためのデバイスに特有のIRコードのライブラリと、リモート制御20からの入力コマンド(デジタルまたはアナログ)を、デバイスに特有のIRコードを備えるデバイスに適切なメッセージに変換することが可能な制御システムとを含み、該メッセージは次いで、IRCデバイス30を制御して、操作したり、駆動したりするためにIRCデバイス30に伝達される。
描かれるように、IRC入力デバイス30は、ケーブルボックス18、デジタル衛星放送チューナ(DBS)32、ビデオカセットレコーダ(VCR)33、デジタルビデオディスクプレーヤ(DVD)34などのようなデバイスを含み得、AVケーブル31をわたってDTV12に接続され、それにより、オーディオおよびビデオ出力、または、オプションで、ビデオ出力のみが、これらのデバイスからDTV12に入力され得る。IRC入力デバイスはまた、AVケーブル31をわたってAVR37に向けられるDTV12からのオーディオ出力を有するIRC AVレシーバ(AVR)37のようなデバイスを含み得る。DTV12にビデオを出力することが可能であるけれども、AVR37は好ましくは、DTV12にビデオを出力するようには構成されない。AVR37をHTNS10に含める状態で、DBS32、VCR33およびDVD34、または第二のVCR、DVDなどの他のIRC AVデバイス35および36は、それらのビデオ出力がDTV12に向けられ、それらのオーディオ出力がAVR37に向けられるように、AVR37とDTV12とに接続され得る。代替案において、好適ではないけれども、これらのデバイスは、まさにAVR37に向けられたそれらのオーディオ出力とビデオ出力との両方によってAVR37に接続され得る。
上記されたように、IRCデバイス30は、IRブラスタケーブル38をわたって制御され、操作される。IRブラスタケーブル38は好ましくは、一方の端に接続されたIRエミッタと、ケーブルのもう一方の端の、DTV12に接続するためのミニプラグとを有する電気ケーブルを備える。好ましくはL字形のIRエミッタは、好ましくは各IRCデバイス30のIR検出器の前に配置されるかまたはその上に接着されることにより、デバイスに特有のIRコードベースのメッセージをIRCデバイス30に伝達する。IRエミッタは、不透明な裏張りを含み得、それは、リモコンなどの他のソースからのIR伝送を阻止し得る。ブラスタケーブルは、代替案において、IR検出器の代わりに(またはそれに加えて)IRポートを有するIRCデバイス30のための、IRエミッタの代わりの第二のミニプラグを含み得る。
描かれるように、1394デバイス40は、デジタルVCR(D−VCR)41、デジタルビデオカメラ42、デジタルDVD(D−DVD)43、デジタルAV(D−AV)ディスクプレーヤ44、デジタルAVR(D−AVR)45、デジタルの(D−)ケーブルまたは衛星放送受信器46などのようなデバイスか、あるいは家庭用機器および家庭用照明、暖房、空調、セキュリティタイプのシステムなどのような他の1394互換システムまたはデバイス47および48を含み得る。1394デバイス40は、HAViタイプ1394デバイスを含み得、1394ケーブル49をわたって直列または並列にDTV12および互いに相互接続され得る。
図2A〜図2Fに示されるように、HTNS10のDTV12は、画面上のグラフィカルユーザインターフェース(UI)50を備える制御システムを含む。UI50および制御システムは好ましくは、HTNS10のサポートされるデバイス、オーディオおよびビデオの入力オプション、デバイスの出力先、アクティブな「使用中」のデバイス接続などに対応する、視覚的に表現され、画面上で表示可能なアイコンを好ましくは備えるデバイス選択メニュー52を含む。アイコンは、デバイスに対応する好適な名前を好ましくはユーザUによってラベルを貼られる。UI50を介するサポートされるHTNS10の動作および制御はシームレスであり、その結果として、IRC VCR33および1394VCR41の制御は、ユーザUに対して同一に見える。
デバイス選択メニュー52は好ましくは、デバイス選択ウィンドウ(デバイスウィンドウ)60と、ビデオウィンドウ70と、オーディオ選択ウィンドウ(オーディオウィンドウ)80と、そして記録または他のピアツーピア接続がアクティブな場合には、接続ウィンドウ90とを含み(図2B)、好ましくはそれぞれ、「DEVICE」、「VIDEO」、「AUDIO」および「CONNECTION」というラベルを貼られる。描かれるように、デバイスウィンドウ60は、スクリーン11の下部に好ましくは位置を決められ、一方で、ビデオウィンドウ70、オーディオウィンドウ80、および接続ウィンドウ90は、ビデオウィンドウ70および接続ウィンドウ90が左上の隅に、そしてオーディオウィンドウ80が右上の隅に配置された状態で、スクリーンの上部に好ましくは位置を決められる。当業者は、デバイス選択メニュー52が、任意の数のウィンドウを含み得、上で論じられた、デバイスウィンドウ60、ビデオウィンドウ70、オーディオウィンドウ80および接続ウィンドウ90、またはスクリーン上のそれらの配向または位置に制限されないことを認識する。
IRC入力デバイス30および1394入力デバイス40に対応するアイコン(例えば、DBSチューナアイコン61、アンテナアイコン62、VCRアイコン63、DVDアイコン64、一般的なIRC AVデバイスアイコン65、D−VHS VCRアイコン66、D−ケーブルまたは衛星放送受信器アイコン67、D−DVDアイコン68、D−AVディスクアイコン69など)は、AVソースまたは入力デバイスオプションとしてデバイスウィンドウ60内で表示される。TVビデオアイコン72に対応するアイコン72は、ビデオウィンドウ70内で表示される。他のビデオシンクまたはビデオ出力表示デバイスがHTNS10内に組み込まれる場合には、それらに対応するアイコンは好ましくは、ビデオウィンドウ70内で表示されるかまたはプルダウンメニューの一部として表示され得る。オーディオシンクまたはオーディオ出力デバイスに対応するアイコン(例えば、TVオーディオアイコン82、IRC AVRアイコン84および1394AVRアイコン86など)は、オーディオウィンドウ80内で表示される。記録または他のピアツーピア接続がアクティブの場合には、出力先またはシンクデバイスに対応するアイコン(例えば、図2Bに示されるようなVCRアイコン92、または図2Fに示されるようなD−VHS VCRおよびAVディスクアイコン)は、接続ウィンドウ90内で表示される。ウィンドウは、すべてのデバイスアイコンをいっせいに表示するように構成されるか、または好みに応じて、初期画面内のアイコン全体のサブセットに表示を制限し、ウィンドウのスクローリング、ページングまたはプルダウン機能を用いて、残りのアイコンを見るように構成され得る。
UI50内に組み込まれるのは、直観的な、画面上の、ヘッドアップ式で、リアルタイムの視覚的認識システムである。視覚的認識システムは好ましくは、ユーザUがリモコン20または制御パネル16の制御を操作し、デバイス選択メニュー52を表示するか、またはデバイス選択メニュー52を介してナビゲートするときに、視覚的にアクティブな「使用中」の接続、入力デバイスオプション、オーディオ出力オプション、ビデオ出力先および出力オプション、ピアツーピア接続、およびナビゲーション選択を含む、現在のシステム状態をユーザUに伝達する。視覚的認識システムは、システムステータス、入力および接続オプション、出力先、ナビゲーション、ピアツーピア接続などを視覚的に示すために、様々な視覚的な表示インジケータ(例えば、光、様々な色、様々な線種などによってアイコンの外側を強調表示すること、アイコンの色、塗りつぶしパターンなどを変えること、灰色にするかまたは線を引いてアイコンを消すこと、文字のインジケータを提供することなど)を利用し得る。好適な実施形態において、視覚的認識の状態または状況は、「使用不可にされた」、「現在のデバイス」および「現在のメニューの選択されたアイコン」(または、メニュー位置)を含み、そしてさらに好ましくは、(1)現在のメニューは、アイコンおよび現在のソースまたはシンクデバイスを選択したこと(一次および二次の強調表示)、(2)現在のメニューは、アイコンを選択し、現在のソースまたはシンクデバイスを選択しなかったこと(一次の強調表示)、(3)現在のメニューは、アイコンおよび現在のソースまたはシンクデバイスを選択しなかったこと(二次の強調表示)、(4)現在のメニューは、アイコンを選択せず、現在のソースまたはシンクデバイスを選択しなかったこと(強調表示しない)、(5)使用可能でないかまたは使用不可にされたこと(三次の強調表示、例えば灰色にされる)を含む。アイコン自体は、電源状態、チャネル、トランスポート状態または動作(例えば、デバイスが再生していることを示す動的な動きアイコン)などの付加情報を伝達するように構成され得る。
図2A〜図2Cを参照すると、視覚的認識サブシステムの例が描かれている。一次の強調表示が、デバイスウィンドウ60およびオーディオウィンドウ80を介してナビゲートする間、図2AのD−VHS VCRアイコン66およびD−AVRアイコン86と、図2BのIRC AVデバイスアイコン65およびTVオーディオアイコン82と、図2CのDVDアイコン64およびAVRアイコン84とについて太い輪郭として示され、現在選択されているアイコンを示すために用いられ得る。接続ウィンドウがナビゲート可能にされる場合には、そのウィンドウ内のアイコンについての太い輪郭は、現在のメニューが、可能性のある接続取消しのために、接続アイコンを選択したことを示すために用いられ得る。二次の強調表示が、D−VHS VCRアイコン66、TVビデオアイコン72およびD−AVRアイコン86内で網掛けとして示され、現在のAVソースデバイス、現在のビデオシンクデバイスおよび現在のオーディオシンクデバイスを示すために用いられ得る。三次の強調表示が、図2AのDBSチューナアイコン61およびAVRアイコン84と、図2B〜図2CのDBSチューナアイコン61およびD−AVRアイコン86との灰色化として示され、特定のデバイスが利用可能ではないかまたは使用不可にされたことを示すために用いられ得る。しかしながら、強調表示しないことは、デバイスが、HTNS10に接続され、動作および他のデバイスとの接続に対して使用可能であるけれども、現在のソースデバイスまたはシンクデバイスまたはメニュー選択されたデバイスアイコンではないことを示すために用いられ得る。さらに、一次の強調表示が、図2A〜図2Bのデバイスウィンドウ60と図2Cのオーディオウィンドウ80とについての太い輪郭として示され、ユーザが現在ナビゲートしているウィンドウを示すために用いられ得る。
図2Fを参照すると、デバイス選択メニュー1052および視覚的認識サブシステムを有するUI1050の好適な実施形態が、DTVまたは他の一次ディスプレイユニットのスクリーン1011上に表示されて示される。UI1050は好ましくは、HTNSに接続されたサポートされるデバイス、ビデオシンクまたは出力デバイス、アクティブな接続、およびオーディオシンクまたは出力デバイスに対応する、デバイスに特有の視覚的に表現され、適切にラベルを貼られたアイコンを含む。例えば、DBSチューナに対するアイコン1061aは、衛星通信アンテナのピクチャおよび「DBS」の名前ラベル1061bを含む。同様に、アンテナに対するアイコンは好ましくはアンテナのピクチャを含み、VCRアイコンは好ましくはカセットテープのピクチャを含み、ビデオカメラアイコンは好ましくはカメラのピクチャを含み、AVレシーバアイコンは好ましくはステレオのピクチャを含み、TVアイコンは好ましくはTVなどのピクチャを含む。デバイス名前ラベル1061bに加えて、アイコンは1394ラベル1063aまたはHAViラベル1063bなどのデバイスタイプのラベルを含み得る。
デバイス選択メニュー1052の一部分として、アイコンは、「デバイス(Device)」というウィンドウラベル1062を含むデバイス選択ウィンドウ1060と、「ビデオ(Video)」というウィンドウラベル1071を含むビデオウィンドウ1070と、「オーディオ(Audio)」というウィンドウラベル1081を含むオーディオ選択ウィンドウ1080と、記録または他のピアツーピア接続がアクティブの場合には、「接続(Connection)」というウィンドウラベル1091を含む接続ウィンドウ1090との内に好ましくは表示される。接続ウィンドウ1090は、アクティブな記録またはピアツーピア接続があるときはいつでも表示可能であり得るか、またはそのような接続があり、そして接続のソースデバイスに対応するアイコンが、デバイス選択ウィンドウ1060を介するナビゲーションの間の現在選択されたアイコンであるときはいつでも表示可能なだけである。デバイスウィンドウ1060内のAnt Aアイコンを見られたい。デバイスウィンドウ1060およびオーディオウィンドウ1080を介してナビゲートする間、特定の色(例えば、黄色)でアイコンの輪郭を描くような、図2Fの一次の強調表示1065および1083が、ANT AおよびAVRアイコンについて異なる陰影をつけられた輪郭として示され、かつ/またはこれらのアイコンのデバイス名前ラベル1066および1082の色を特定の色(例えば、黄色)に変えることが、現在選択されたデバイスアイコンを示すために用いられる。アイコンの色を特定の色(例えば、金色)に変えるような、二次の強調表示1064、1084および1072が、CABLE、AVRおよびTVアイコンのシェーデングまたは照明の変化として図2Fに示され、現在のAVソースデバイス、オーディオシンクまたは出力デバイス、およびビデオシンクまたは出力デバイスを示すために用いられる。デバイスウィンドウ1060またはオーディオウィンドウ1080内のアイコンおよびそのラベルが灰色化されるような、三次の強調表示1067および1068は、特定のデバイスが利用可能ではないかまたは使用不可にされたことを示すために用いられる。しかしながら、強調表示しないことの使用は、デバイスがHTNSに接続され、動作および他のデバイスとの接続に対して使用可能であることを示すために用いられる。さらに、図2Fのデバイスウィンドウ1060についての異なる陰影をつけられた帯として示される、デバイスまたはオーディオウィンドウを特定の色(例えば、黄色)で輪郭づけするような、一次の強調表示1069の使用は、ユーザが現在ナビゲートしているウィンドウを示すために用いられ得る。
図2Dは、UI50のトランスポートメニュー54が、DTV12のスクリーン11上のメインビデオ13内に表示されたことを示す。トランスポートメニュー54は、「再生(play)」、「FF」、「RW」、などの一般的なデバイスの適切な制御機能ボタンを好ましくは備えるデバイス制御メニューである。一次の強調表示は、「再生」ボタン上の矢印の太い輪郭として示され、トランスポートメニュー54内をナビゲートする間に選択された現在の機能ボタンを示すために用いられ得る。三次の強調表示は、「記録(record)」ボタン55の灰色化として示され、機能が使用可能でないかまたは現在選択されたデバイスによってサポートされないことを示すために用いられ得る。
図2Eを参照すると、UI50のPIPデバイス選択メニュー152は、DTV12のスクリーン11上のメインビデオ13内に表示されて、示される。PIPデバイス選択メニュー152は、デバイス選択メニュー52のデバイスウィンドウ60と実質的に同じであるPIPデバイス選択ウィンドウ160と、PIPビデオウィンドウ170とを備える。PIPビデオウィンドウ170内のPIPアイコン172は、DTV12のスクリーン11のPIPまたはサブピクチャ14に対応する。一次の強調表示は、VCRアイコン63について太い輪郭として示され、PIPデバイスウィンドウ160を介してナビゲートする間に現在選択されたデバイスアイコンを示すために用いられ得る。二次の強調表示は、DVDアイコン64およびPIPビデオアイコン172内で網掛けとして示され、現在のAVソースデバイスと現在のビデオシンクデバイス(すなわち、DTV12のスクリーン11のサブピクチャ14)とを示すために用いられ得る。三次の強調表示は、D−VHS VCRアイコン66、デジタルケーブルまたは衛星放送受信器アイコン67、デジタルDVDアイコン68、およびデジタルAVディスクデバイスアイコン69の灰色化として示され、デバイスがPIPビデオのためのソースとして利用可能ではないことを示すために用いられ得る。例えば、DTV12のメインピクチャ13へのビデオ信号がアナログ信号であるときに、デジタルソースがPIPソースとして用いられ得ない場合には、デジタルソースデバイスアイコンは、描かれるように、それらがPIPデバイスオプションとして使用可能でないことを示すために灰色にされる。しかしながら、強調表示しないことは、デバイスがHTNS10に接続され、PIPビデオソースデバイスとして使用可能であることを示すために用いられ得る。
図3は、DTV12の例示的な実施形態の概略図を示す。描かれるように、DTV12は好ましくは、リモート制御デバイス20から送信されたIRイベント信号を検出するためのIR信号検出器103を備える。IR検出器103は、信号増幅器104に好ましくは連結され、信号増幅器104は次いで、TV制御(TVマイクロ)回路基板105に接続される。TVマイクロ105は、ソフトウェアなどのプログラマブルなロジックを含むことにより、従来のTVに類似する方法で時計、オーディオ出力、ビデオ出力、音量の上げ下げ、チャネルの上げ下げ、I/OポートのスイッチングなどのTVに特有のタスクおよび機能を制御する。好適な実施形態において、TVマイクロ105は、制御パネル16から入って来るコマンドを含め、それらコマンドを復号化し、HTNSの制御システムに対して意図されないすべてのIR信号をフィルタリングで取り除き、意図される信号をHTNS制御(デジタルモジュール)プロセッサまたは回路基板100に転送するように作動する。HTNS制御回路基板100は、TVマイクロ105に連結され、メインコンピュータ処理ユニット(CPU)102と、1つ以上のメモリモジュール106と、IR信号エミッタ(ブラスタ/リピータ)135に接続されるIRCデバイス(IRブラスタ)制御プロセッサ134とを備える。IRブラスタ135は、外部IRCデバイスにIR信号を伝送するために用いられる。HTNSを統合する制御システムの制御サブシステムまたはデジタルモジュール(それらは、図5A、図5Bおよび図6に関して論じられる)は、制御回路基板100内に組み込まれたプログラマブルなロジック、および/または好適な実施形態におけるような、デジタルモジュール回路基板100上で実行するかまたは動作するソフトウェアプログラマブルなロジックを含む。別個の回路基板として描かれるけれども、当業者は、TVマイクロ105および制御回路基板100が1つの回路基板として組み合わされ得ることを理解するであろう。
図4を参照すると、IR信号を放射するリモート制御20が示される。描かれるように、リモコン20は、従来の汎用リモート制御と同様な機能キーおよびボタン(例えば、数字キー、チャネルの上げ下げ、音量の上げ下げ、電源(power)、ミュート(mute)、PIP/POP、再生、停止(stop)、FFWD、REW、調整(adjust)など)の多くを含み、従来の汎用リモコンと同様な方法で動作する結果となる。リモコン20が、層間のスイッチングを可能にする制御層レバースイッチ21を含むことにより、TVおよび他のデバイス(例えば、ケーブルボックス、デジタルテレビ、デジタル衛星放送チューナ、VCR、DVDまたはオーディオデバイス)を制御する。しかしながら、制御システムとともに用いられるときには、リモコン20は、単一の層、すなわち、TV制御層で動作し得ることにより、HTNS10内のサポートされるデバイスを制御し、操作する。好ましくは、リモコン20はまた、HTNSに特有の機能キーまたはボタンを含む。HTNS機能キーおよびボタンは、デバイス(device)キー28を含み、該デバイスキーは、DTV12のメインビデオ13内のスクリーン11上のHTNS10のUI50のデバイス選択メニュー52を表示し、デバイスウィンドウ60内でナビゲートするために用いられ得る。調整キー29はまた、デバイスウィンドウ60およびオーディオウィンドウ80を介してナビゲートすることと、ビデオウィンドウ70および接続ウィンドウ90のウィンドウをナビゲート可能なようにすることとのために用いられ得る。他のHTNSに特有な機能キーおよびボタンは、オーディオボタン26、ビデオボタン24および接続ボタン23を含み、それらのボタンは、デバイスキー28とともに、デバイスウィンドウ60およびオーディオウィンドウ80と、ビデオウィンドウ70および接続ウィンドウ90との間でトグルするために用いられ得る。リモート制御20はまた、PIPデバイスボタン27を含み、該PIPデバイスボタンは、図2Eに示されたPIPデバイス選択メニューからPIP入力デバイスの選択を開始するために用いられ得る。リモコン20上の記録ボタン25および接続ボタン23は、記録、およびソース(入力)とシンク(記録)デバイスとの間の他のピアツーピア接続を開始するために用いられ得る。「入力(enter)」ボタンのような記録ボタン25はまた、記録を開始するために用いられ得る。記録および他のピアツーピア接続は、DTV12を含む物理的接続経路にわたるか、またはDTV12を含まない接続経路にわたり得る。デジタル1394ソースデバイスとアナログシンクデバイスとの間の記録に対して、DTV12は好ましくは、そのような記録を可能にするために周波数逓降変換器を組み込む。
図5および図6に図表で示されるように、DTV12は、リモート制御デバイス20、IR検出器(レシーバ)103、TVマイクロ105、およびHTNSを統合する制御サブシステムまたはデジタルモジュール110を備える制御システム101を含む。IR検出器103は、IR信号を受信し、増幅する。IR信号は次いで、TVマイクロ105によって復号化される。TVマイクロ105は好ましくは、DTV12に対して意図されないIRコードをフィルタリングで取り除く。DTV12に対して意図されるIRコードは、それらがデジタルモジュール(DM)110によって実行されるデジタルモジュール基板100に伝達される。DM110は、外部デバイスおよび内部デバイスからDTV12のメインピクチャ13およびサブピクチャ14に、またはHTNS10内の1つ以上のレコーダまたはシンクデバイスにAV信号を導く役割を果たす。
DM110は有利なことに、DTV12、HTNS10の内部デバイス、1394とIRCタイプデバイスとの両方を含むサポートされるHTNS10の全体、ならびに1394互換の家庭用機器および照明、暖房、空調およびセキュリティタイプのシステムなどを含む、DTVに相互接続された他の入力およびシステムハードウェアの中央集中型およびシームレスに統合された制御を可能にする。DM110は、HTNS10内のサポートされるデバイスの動作および制御全体を非常にユーザフレンドリーにする。ユーザUは、制御システム101を構成し得、より具体的には、HTNS10内のIRCデバイスおよびデバイス接続情報および1394デバイスのユーザプリファレンスを有するDM110を構成し得る。この情報によって、DM110は、ユーザに対して入力スイッチングとデバイス操作とを簡単にする。例えば、DM110およびUI50は、ユーザが見るための選択肢のリストを提示し、ユーザUは、これらの選択肢の間で選択し、必要なI/Oポートのスイッチングおよびデバイス接続を行うためにDM110に頼り得る。
DM110およびUI50によって、ユーザは有利なことに、HTNS10内のすべてのサポートされたデバイスを1つの層(例えば、汎用リモート制御のTV層)上の1つのリモート制御デバイスによって操作し得る。DM110およびUI50は、IRCデバイスまたは1394デバイスあるいはそれらのハイブリッド型か否かにかかわらず、外部デバイスと通信する詳細を管理する。DM110は、リモコンからのコマンドを適切に解釈し、制御されるデバイスに適切な言語のコマンドを発行して、HTNS10内からデバイスをわたる共通で、直観的な挙動を与える。結果として、ユーザは、1394デバイスおよびIRCデバイスを操作するために、同じリモコンのボタンを用い得る。リモート制御コマンドが外部デバイスに転送される間、UI50は好ましくは、なんらかの画面上のインジケータを表示し得る。
DM110は、デジタルIR信号などの入って来る信号を解釈するための解釈機能と、状況に依存する、コンテキスト依存のマクロ機能とを組み込む。例えば、AVレシーバ入力に接続されたオーディオによってDVD上の映画を再生するために、DMは、AVレシーバの入力とDTVの入力とを(必要に応じて)切り換える。DM110は、ビデオ信号に続くようにオーディオを自動的に切り換え、DVDのオーディオを出力するために必要な他のいかなるスイッチングをも行う。さらに、DM110は、DVDおよびAVレシーバに対して適正な言語のコマンドを発行し得る。DM110によってとられる動作は、ユーザが入力した構成情報に、そして現在のシステム状態に基づく。ユーザがAVレシーバ入力の構成を入力した後に、DM110は、アナログソースとデジタルソースとの間で自動的に入力を切り換え得る。そのことを必要とするAVレシーバの型式に対して、DM110は、アナログとデジタルとの間でAVレシーバ入力を切り換えるコマンドを必要に応じて送り得る。
詳細に図5および図6を参照すると、DM110のサブシステムまたはサブモジュールは好ましくは、DM110と、TVマイクロ105のソフトウェアまたは他のプログラマブルなロジックとの間の通信を可能にするためのプロセッサ間通信モジュール(IPC)107と、ユーザインターフェースモジュール(UIM)111と、1394制御モジュール120と、1394ドライバモジュール124と、IR制御モジュール130と、IRブラスタ制御モジュール134と、TV制御(TVC)モジュール140とを含む。DM110のコンテキスト依存のマクロ能力を提供するUIM111は、リモコンまたはTV制御パネルから入って来るイベント信号を解釈し、格納された構成データと現在のシステム状態情報とに基づいて、いかなる動作をとるべきかに関して1394制御モジュール120、IRCモジュール130、およびTVCモジュール140に指示する。UIM111は好ましくは、AV接続マネージャ(AVCM)モジュール112と、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)モジュール114と、デバイス管理システム(DMS)モジュール116とを備える。AVCM112およびGUI114モジュールは、リモコン20からのイベント信号のコマンドを解釈する解釈/変換層として組み合わせで作動し、これらのコマンドをDMS116およびTVCM140に対していかなる動作をとるかについての命令に変換する。
好ましくは、AVCM112の機能は、DMS116、TVCM140およびTVマイクロ105に問い合わせることによって、デバイスおよび現在のTV動作パラメータ内の、システムに接続されたデバイス、アクティブな「使用中」のデバイス接続、アクティブなAVスイッチングに関して、HTNS10の現在の状態を決定することである。例えば、AVCM112は、DMS116から、DTVに接続されたIRCケーブルボックスと、DTVに接続されたIRC VCRのビデオと、AVRに接続されたそのオーディオと、D−VCRにピアツーピアで接続されたD−DVDとを含むアクティブな接続を決定し、TVCM140から、VCRのビデオがDTVのメインビデオに向けられ、ケーブルのビデオがDTVのサブ(PIP)ビデオに向けられ、そしてデバイス選択メニューがDTVのメインビデオ上に現在表示されていることを決定し、そしてTVマイクロ105から、DTVのオーディオ出力がオフに切り換えられることを決定し得る。一旦システム状態が決定されると、AVCM112の機能は、イベント信号が直接的なデバイス動作またはメニュー関連の動作(例えば、メニュー表示、メニューのナビゲーションまたはメニューのデバイス動作)を命令するか否かにかかわらず、システム状態に基づいて、決定するかまたは解釈することである。イベントが直接的なデバイス動作である場合には、AVCM112は、いかなるデバイス動作が現在のシステム状態情報を含むメッセージ内で必要であるかに関して、DMS116および/またはTVCM140に直接指示する。例えば、Antチューナのビデオおよびオーディオが、それぞれTVのビデオおよびレシーバのオーディオによって出力されており、ユーザUがリモート制御の「音量を上げる」キーを押した場合には、AVCM112は、直接DMS116にレシーバのオーディオの音量を上げることを指示する。イベントがメニュー関連の動作である場合には、AVCM112は、現在のシステム状態情報とともにイベント信号をGUIM114に伝達する。
GUIM114は、グラフィカルなウィンドウオブジェクトとして好ましくは表現可能な、HTNS10に対するUI50と、さらにDTV12に対するUIとを含む。GUIM114の機能は、イベントがメニューの表示あるいはメニュー内またはメニュー間のナビゲーションを必要とするか、またはメニューのデバイス動作であることを決定または解釈することである。イベントがデバイス動作を必要とする場合には、GUIM114は、いかなるデバイス動作が現在のシステム状態情報を含むメッセージ内で必要であるかに関してDMS116に指示する。イベントがメニュー表示またはナビゲーションを必要とする場合には、GUIM114は、TVCM140に対してDTV12のスクリーン11上のメインビデオ13内で現在のシステム状態情報を有するメニューを表示することを指示する。メインビデオ13内で表示されるAV入力信号が、IRCデバイス30からのアナログ信号である場合には、TVCM140は、メニュー表示信号を生成し、次いでTVシャシ(chassis)に信号を伝送し、入力およびメニュー表示信号をDTV12のTVシャシで組み合わせて調整する。この例において、メニューは、スクリーン11上で不透明に見える。AV入力信号が1394デバイス40からのデジタル信号である場合には、メニュー表示信号は、TVCM140において入力信号と組み合わされ、次いでTVシャシに伝送される。この例において、メニューは好ましくは、スクリーン11上で半透明に見える。
DMS116の機能は、現在のシステム状態情報と、AVCM112またはGUIM114から受信されたデバイス動作命令とに基づいて、どのデバイスを接続および操作するか、どのデバイスの接続を中断するか、デバイスの接続および接続解除をどのように遂行するか、そして特定のデバイスをどのように操作するかを決定することである。この機能の一部として、DMS116は、デバイスコンテナリスト(DCL)117およびデバイス相互接続リスト(DIL)118をDMS116の内部に維持する。DCLは、HTNS10を形成するすべてのサポートされたデバイスのリストまたはデータベースであり、該デバイスは、チューナ、I/Oポートなどの内部TVデバイスと、IRCデバイスおよび1394デバイスの外部入力と、DTV12に接続された他の入力デバイスとを含む。各デバイスに関する情報は、デバイスコンテナオブジェクト(DCO)内に配置され、DCOは、持続的なメモリ106に格納される。DCOは、デバイスタイプにかかわらずすべてのデバイスに共通の様々な情報からなり、システム内のデバイスの軌跡を追跡し、適切なデバイスDCOにデバイスアイコンをリンクするために用いられる論理デバイスIDと、どのデバイスモデルオブジェクト(DMO)がデバイスと関連づけられるかを識別し、そしてIRCデバイスに対しては、IRコードファイルを識別する型式番号IDと、デバイスが1394デバイスであるか否かの指示とのような情報を含む。
内部TVデバイスに対するDCOが事前に作り出され、持続的なメモリに格納される一方で、外部入力デバイスに対するDCOは、DMS116によって、ユーザが各IRCデバイスにログインするかまたは構成セットアップシステムがDTV12に接続された1394デバイスを発見し、識別する、構成セットアップの間に作り出される。DCOを作り出す一部として、DMS116は、DCOの一部分としてデバイスに対して論理デバイスIDおよびDMO番号を各デバイスに割り当て、デバイスが1394デバイスであるか否かを伝える。
システム初期化の際に、すなわち、AC電源がDTV12に適用され、持続的なメモリに格納されたDCOがストレージからDMS116によって読み取られた後に、適切なDMOが作り出されて、DCOに含まれる型式番号ID情報に基づいた特定のDCOに付加され、DCO/DMOはDCL117内に配置される。1394デバイスが、制御システムによって、論理的なサブユニットデバイス(好ましくは、最高32個までのサブユニット)を備えるユニットデバイスであると考慮されるので、DMS116は、ユニットレベルのDCO/DMOとサブユニットレベルのDCO/DMOとの両方を作り出す。各DCO/DMOのサブユニットは、デバイス全体を表す共通のユニットレベルのDCO/DMOにリンクされる。例えば、1394デバイスは、チューナおよびAvDiscサブユニットからなり得る。各サブユニットは、それに対して作り出されたDCO/DMOを有しており、これらの2つのサブユニットは、デバイス全体を表すDCO/DMOにリンクされる。サブユニットのDCOは、持続的なメモリに格納されず、デバイスが1394のネットワーク上で見出されるたびに再度発見される。結果として、1394デバイスが発見される際には、DMS116は、その特定のデバイスのためのDCO/DMOに対してDCL117を走査する。DCO/DMOがDCL117内にある場合には、サブユニットのDCO/DMOだけが作り出され、DCL117内のユニットレベルのDCO/DMOに付加される。DCO/DMOがDCL117内にない場合には、ユニットレベルおよびサブユニットレベルのDCO/DMOは、DCL117に追加されるユニットレベルのDCO/DMOとともに作り出され、ユニットレベルのDCOが持続的なストレージに追加される。
DMS内に埋め込まれるDMOは、すべてのVCRタイプデバイス、DVDタイプデバイスなどに対して共通のデバイスタイプ特定情報を含む。DMS116は、特定のAVデバイスが内部TVデバイスであるかまたは外部デバイスであるかにかかわらず、その特定のAVデバイスとの接続および通信の詳細を理解するDMOの各インスタンス(instance)を作り出し、かつ維持する。DMOは、どのように入力デバイスとインターフェースするかを知っている、デバイスに特有の機能の集合を備える。DMOは、デバイス能力の詳細を含む。デバイス能力の詳細とは、制限するものではないが、どのようにデバイスを制御するか、どのような機能をデバイスが実行し得るか、どの機能をデバイスが実行し得ないか、またデバイスのすべてのI/O能力を含む。適正なDMOにルーティングされたリモコンのコマンドは、そのデバイスに対してユーザが何をしたいかを伝える。DMOはまた好ましくは、デバイスに対応する適切な制御モジュールとどのようにインターフェースするかに関する情報を備える。DMO内に含まれる情報は、各デバイスタイプのIRCバージョンに対して好ましくはデフォルトにされる。しかしながら、情報の一部(例えば、ピクチャの輝度、ステレオ/モノラルなどのようなオーディオおよびビデオのパラメータ)は、ユーザが変更可能であり得る。
DCOに付加された適切なDMOによって、DCO/DMOは、デバイスを制御し、かつUIM111をサポートするために必要な情報を含んでいる。従って、DCO/DMOは好ましくは、一意のデバイス識別子(論理デバイスID)、デバイス型式識別子(型式番号)、ビューアの好適な名前、ビューアの好適なアイコンID、デバイスタイプ(ビデオ/オーディオソース、ビデオ/オーディオシンク、ビデオ/オーディオ記録シンク、AVスイッチ)、AV動作経路(アナログとデジタルとの両方)、デジタルの動作経路プロトコル、UIメニューの動作経路、常設、無視およびバスフラグへの接続、好適なオーディオ設定、好適なビデオ設定、好適なフォーマット設定などの情報を備える。
DIL118は、HTNS10におけるすべての物理的なデバイス接続のリストまたはデータベースである。DIL118は、HTNS10におけるデバイス接続ポートと、ポート間の接続経路とのすべてを含んでいる。接続ポートを作り出すために、デバイスのI/O能力がDMOから取得される。各接続ポートは、デバイス相互接続オブジェクト(DIO)内に配置され、DIOは、持続的なメモリに格納される。ポートに対してDMOによって提供された情報は好ましくは、ポート番号と、コンテンツ(ビデオ、オーディオまたは両方)と、方向(入力、出力または記録入力)と、タイプ(アナログまたはデジタル)とを含む。AVソースがAVシンクとアクティブに接続されるときには、DIL118はまた、デバイス間のアクティブな「使用中」の接続を維持する。アクティブな接続は、物理的な接続経路に沿って移動し、AVスイッチデバイスを通過し得る。好ましくは、DTV12のシャシは、AVスイッチデバイスとして形成され、大多数のAV接続がそれを通過する。アクティブな接続は、ユーザがAVソースおよびシンクを変更するときに行き来し得るけれども、物理的接続は、常時そのまま残存する。ビデオとオーディオとが異なる経路をとる場合であっても、DMS116は、ソースからシンクまでのアクティブな接続を確立し得る。
構成システムの一部分として、1394デバイスは、1394の仮想スイッチDCO/DMOに好ましくは自動的に接続される。仮想スイッチは、無制限の数のI/Oポートを有する。従って、1394デバイスに対するDIOが作り出されるときには、DIOが1394仮想スイッチに対して作り出され、デバイスと仮想スイッチとの間の接続情報が確立される。仮想スイッチとデバイスとの間の接続は、DMS116によって物理的接続であると考慮される。
DMS116はまた、IRデバイスリスト、AVR入力名前リスト、およびAVR入力デフォルトリストを維持する。システム始動の際に、すべてのIRCデバイスのリストが、持続的なストレージから読み取られ、IRデバイスリストへと配置される。リスト内の各エントリは、それらに制限するものではないが、デバイスタイプ(VCR、DVDなど)、型式番号(一意の番号)、製造業者名、製造業者の型式名、IRブラスティングファイル名、および特有機能のフラグの組を含む、情報のいくつかのフィールドを含んでいる。AVレシーバ入力名前のリストはまた、持続的なストレージから読み取られ、AVR入力名前リストへと配置される。最後に、AVレシーバデフォルト入力設定のリストは、持続的なストレージから読み取られ、AVR入力デフォルトリストと呼ばれるリストへと配置される。これらのデフォルトは、初期のセットアップ構成動作の間に用いられる。IRコードファイルの集合もまた存在し、そのファイルは、各デバイスに対してサポートされるリモート制御デバイスキーごとの実際のIRコードを含んでいる。各デバイスに対して1つのファイルが存在する。IRコードファイルは、持続的なストレージ内で格納される。
以下で論じられるセットアップ構成システムの一部分として、GUIM114は、新しいデバイスを追加する際に、選択のためにユーザに対してIRCデバイスを提示するために、IRデバイスリストからの製造業者名および型式名を用いる。AVR入力名前リストはまた、以下で論じられる接続スクリーンにおいて、ユーザに対してAVR入力名前を提示するために、GUIMによって用いられる。製造業者および型式が選択される際に、一意に識別可能な型式番号がデバイスに対して作り出される。DCO/DMOが、通信のためにIRCモジュールを用いるDMS116によって作り出されるときに、型式番号をIRコードファイルと関連づけるメッセージが、IRCモジュール130に送られる。IRCモジュール130は次いで、将来の使用のために、IRコードファイルデータを持続的なストレージからメモリ(IRコードライブラリ)へとロードし、指定された型式番号をIRコードのその組と関連づける。型式番号およびIRブラスティングファイル名は、ブラストするコマンドまたはメッセージがIRCモジュール130によって受信されるときに、特に何をブラストするかをIRCモジュールに伝えるために、DMS116によって用いられる。メッセージまたはコマンドは、ブラストするために、型式番号とキーのコードとを含む。
現在のシステム状態と、必要とされる既知のデバイス動作とによって、DMS116は、DCL117およびDIL118にアクセスすることにより、デバイス間の接続を形成または中断することと、AVスイッチのI/Oポート間でスイッチング動作をすることと、特定のデバイスを操作し、適切な制御モジュールとインターフェースすることとに対して必要な特定情報をDCO/DMOおよびDIOから検索する。この情報から、DMS116は、要求されたデバイス動作を遂行するために、1394制御モジュール120と、IRCモジュール130と、TV制御モジュール140と、TVマイクロ105とに伝達される命令またはメッセージを組み立てる。DTV12のAVスイッチを操作するためのすべての命令または要求は、TVCM140を介してTVマイクロ105に送られる。DMS116はまた、新しいアクティブな「使用中」のデバイス接続を反映するようにDIL118を修正する。
入力デバイス制御モジュール120、130および140の機能は、デバイスに適切な方法で、コマンドまたは命令をDMS116から選ばれた入力デバイスまで伝送することである。しかしながら、DM110は、多種多様な1394、IRCおよび内部のTV AVデバイス(例えば、ビデオカメラ、DVDプレーヤ、VCR、およびセットトップボックス、オーディオデコーダ/増幅器、アンテナチューナ、AVレシーバなど)をサポートする。多種多様な1394デバイスと通信し、制御するために、1394制御モジュール120は好ましくは、HTNS10内の各1394デバイスに対するデバイス制御モジュール(DCM)122を維持する。DCM122は、DMS116からコマンドまたは命令を受け、それらをデバイス特有のメッセージに変換するソフトウェアである。従って、あらゆる1394デバイスに対するDCM122によって、DM110は、チャネル変更、PLAY、STOPなどのようなリモコンのコマンドを、そのデバイスに対するDCMに渡し、1394ドライバ124を介してデバイスに特有の方法でコマンドをデバイスに伝送させ得る。1394ドライバは、1394制御モジュール120と外部1394デバイス126との間に適切なインターフェースを提供する。
好ましくは、DM110は、1394制御モジュール120の一部分として一般的な1394AVデバイスに対する埋め込み型DCMを提供し、1394デバイス自体から伝達されるJava(登録商標) DCMをホスティングすることが可能であり、1394デバイスのDCMと関連づけられるJava(登録商標) Havlet(インターネットから検索可能である)を実行することが可能である。DM110はまた好ましくは、1394制御モジュール120を介してデバイスの埋め込み型DCMをサポートする。埋め込み型DCMは、CPU固有の言語(Java(登録商標)ではない)で書かれた特定のデバイスに対するコントローラである。1394デバイスは、特定の他のデバイス、一般的に、見ることを予期されるIRCデバイスをサポートするために、埋め込み型DCMを含み得る。IRC AVデバイスがそれ自体のDCMを提示しないので、HTNS10内の他のデバイス(1394デバイス)が、DCMを提供しなければならない。最後に、DM110は、ホスティングされるDCMの負荷と、従ってHTNS10内の1394デバイス40の制御とを分配するために、他のHAVi FAV/IAVによって調停する。
多種多様なIRCデバイスと通信し、制御するために、IRCモジュール130は、DMS116からのコマンドまたは命令を、デバイスに特有のIRコードを備えるデバイスに適切なメッセージへと変換する。IRCモジュール130は、IRコードライブラリまたはデータベース131を維持する。IRCモジュール130はまた、選ばれた外部デバイス136に伝送されるコマンドまたは命令を適正なIRコードに変換する解釈層(トランスコーダ(transcoder))133を含む。変調パラメータ(搬送周波数、デューティサイクル)を含むIRコードライブラリ131からの情報と、コマンドを表すオンおよびオフのなんらかの表現と、DCL117内のDCO/DMOとに基づいて、注目のデバイス136に対する適正なIRコードが作り出される。トランスコーダ133または通信ハンドラは次いで、IRコードを含むメッセージまたはパケットを作る。パケットは次いで、ブラスタドライバ132を介してシリアルリンクをわたってブラスタマイクロコントローラ134に送られる。ブラスタコントローラ134は次いで、IRブラスタ135を介してパケットまたはメッセージを外部デバイス136に伝送する。IRブラスタ135は好ましくは、IRエミッタまたはリピータである。ブラスタコントローラ134は好ましくは、デバイスのDCO/DMOによって示されるように、デバイスによって必要とされる方法でメッセージを送る。例えば、一部のデバイスは、応答する前に、同じメッセージの2つの繰返しを予期し得る。ブラスタコントローラ134は、必要に応じて同じコマンドを連続して数回送り得る。
TV制御モジュール140は、例えば、デジタルチューナ142、MPEGデコーダ144、およびAC−3デコーダ146などのようなTVハードウェア(すなわち、内部の入力デバイス148)のすべてを操作する。TVCM140は、どの信号がメインおよびサブピクチャに現れるか、そしてどのような構成が可能であるか、例えば、どのようなデバイスがPIPビデオソースとして使用可能であるかに関するDMS116からの質問に答えるかを含み、スクリーン上の信号の状態を管理する。TVCM140は、信号がどのようにTVスクリーンで表示され、そしてどのように響くかを処理する。このことは、オーディオとビデオデコーダとの間の、スケーリング、PIP/POP/ダブルウィンドウ、demux制御、MPEGデコーディング、オーディオ処理、NTSCビデオ処理、およびアテレコを含む。IRCモジュール130および1394制御モジュール120のように、TVCM140は、HTNS10の内部入力デバイス148と通信するために、DMS116からのコマンドまたは命令をデバイスに適切なメッセージへと変換する。
DM110は、有利なことに、DM110内で高い接続順序依存を提供する構成セットアップサブシステムを好ましくは含む。構成セットアップサブシステムによって、ユーザは、開梱後はじめての初期セットアップモードでHTNS10の接続構成をセットアップすることが可能である。編集モードにおいて、セットアップサブシステムは、ユーザが既存の構成を変更したり、修正(すなわち、カスタマイズ)したり、削除したりすることを可能にする。初期セットアップモードにおいて、ユーザは、DTV12上のIRCデバイス入力接続の事前に設定された構成を提供され、それに応じてIRCデバイス140をDTV12に接続することを指示される。
HTNS10のIRCデバイス30に対応する、DCL117とDIL118とDCO/DMOとDIOとを構築するために、「デバイス」エントリメニュー200および200’(図7Aおよび図7Bを見られたい)が提示される。ユーザは、事前に設定された接続構成のデバイスに対応する各IRCデバイスにログインするために、デバイスエントリメニュー200または200’に書き入れる。デバイスメニュー200は、DTV12のスクリーン11上のメインビデオ13内に現れ、リモコン20のキーを用いて、書き入れられ、ナビゲートされ、そして制御され得る。好ましくは、デバイスメニュー200は、語「デバイスタイプ」が現れるボックス200の上部で、ユーザがログインするために尋ねられているのは、どのIRCデバイスか(すなわち、VCRか、DVDか、ケーブルなどか)を示す。特に、ユーザは、図7Aに示されるように、「製造業者」ウィンドウ202内の製造業者名と、「型式番号」ウィンドウ204内の型式番号とを書き入れることを要求され得る。しかしながら、好ましくは、ユーザは、プルダウンの製造業者メニューウィンドウ206から製造業者を選択することを要求され得る。ユーザが製造業者を選択するときには、制御システムは、図7Bのデバイスメニュー200’に示されるように、制御システムが製造業者の特定のデバイス型式に対して最適化されるというメッセージを提示し得る。デバイスタイプ、製造業者名および型式番号は次いで、サポートされるデバイスに対するDCO/DMOおよびDIOを構築するために、DMSによって用いられる。
一旦すべてのIRCデバイスがログインされると、「レビュー」メニュー220(図7Cを見られたい)が提示され、該メニューは、そのようなデバイスがHTNS10に接続された場合には、HTNS10に接続されたIRCデバイス222と、DTV12へのそれらの接続223と、AVレシーバへのそれらの接続225とをユーザがレビューすることを可能にする。DM110が、HAViおよびAV/C仕様において規定されたデバイス発見および自己識別プロセスを組み込むので、HTNS10に接続された1394デバイス224は、接続されたデバイスとして「レビュー」ウィンドウ220内に自動的に現れる。さらに、新しい1394デバイスが追加される場合には、DM110は、自動的にそれを構成に追加する。最後に、レビューメニュー220は、特定の入力をオフにするかまたは使用不可にするために用いられ得る。
セットアップ構成を完了するかまたは編集するために、ユーザは、「終了(finish)」メニュー226を提示するように、レビューメニュー220内で「次に(next)」キーを選択する(図7Dを見られたい)。ユーザは、「終了」キーを選択することによってセットアップ構成を完了するか、または「編集(edit)」キーを選択することによって構成を編集し得る。ユーザが「編集」キーを選択する場合には、「編集」メニュー228が提示される。編集メニュー228(図8Aを見られたい)は好ましくは、ユーザが、IRCデバイスをDTV12の未使用の入力に追加したり、すでに接続されたIRCデバイスの名前または接続を変更したり、デバイスまたはセットアップ構成全体を削除したり、レビューメニュー220に戻って、入力をオンまたはオフにしたり、初期のセットアップサブシステムを再始動させたりすることを可能にする。「追加(add)」または「変更(change)」が選択される場合には、「追加/変更」メニュー(図示されない)は、ユーザが、どのようなデバイスを追加または修正することを望むかをユーザが選択することを可能にするために提示される。一旦ユーザが追加または修正するためにデバイスを選ぶと、デバイスメニュー200または200’(図7Aまたは図7B)は、ユーザがデバイス製造業者を変更することを可能にするために提示される。完了するときには、ユーザは「次に」を選択し、ユーザがデバイスの名前をユーザに好適な名前に変更することを可能にする「名前(name)」メニュー(図示されない)によって提示される。完了するときには、ユーザは「次に」を選択し、「接続(connection)」メニュー230によって提示される(図8Bを見られたい)。接続メニュー230は、ユーザが、DTVおよび/またはAVレシーバへのIRCデバイスの接続をカスタマイズすることを可能にする。TV入力ウィンドウ232内で識別されたデバイスのDTVへの接続を追加したり、修正したり、変更したり、カスタマイズしたりするために、ユーザは、入力デバイスのビデオおよび/またはオーディオがTVに接続されるか否かを、ビデオボックス234およびオーディオボックス236を選択することによって確認し得る。AVR入力ウィンドウ238内で識別されたデバイスのAVレシーバへの接続を追加したり、修正したり、変更したり、カスタマイズしたりするために、ユーザは、デバイスのビデオおよび/またはオーディオがAVRに接続されるか否かを、ビデオボックス240およびオーディオボックス242を選択することによって確認し得る。
この手順は、HTNS10内の「ハイブリッド型」1394デバイスを識別し、ハイブリッド型1394デバイスをDM110内でそのようなものとして操作するように構成するために用いられ得る。ハイブリッド型1394デバイスは、アナログ入力およびデジタル入力を受信し、かつ/またはアナログ出力およびデジタル出力を作り出すことが可能なデバイスである。
セットアップ(初期または編集)の間に、「その他」が製造業者に対して選択される場合には、デバイスのIRまたは他の制御コードを学習するオプションが提示され得る。学習スクリーンが提示され、該スクリーンは、サポートされ、学習され得るリモート制御デバイス上のボタンのリストを提供する。スクリーン上のボタンが(リモコン上の入力(または、選択)を押すことによって)起動された後、DM110は、学習モードのIRコード待機状態にある。コードが学習されるIRCデバイスのためのリモコンは次いで、DTV12に向けられ、指定されたキーが、IRコードの捕捉を可能にするために押される。ソフトキーの外観の変化(例えば、チェックマークの追加)は、どのキーがIRコードライブラリにうまく追加されたかを示す。学習されたIRコードは、追加されるデバイスに対して新しく作り出されたDCO/DMOに追加される。このDCO/DMOは、DMS116内の既存のDCO/DMOと同じように挙動する。デバイスが追加されるときに、デバイスは、すでにサポートされたデバイスと統合され、セットアップ構成の間、すでにサポートされたデバイスのように製造業者/型式のスクリーン内に現れる。学習されたデバイスのデータベース内のエントリが同様に追加され、持続的なストレージ内に格納され得る。
動作において、図1、図2A〜図2D、図3、および図4〜図6を参照すると、ユーザUは、D−VHS VCR41上で再生され、DTV12のメインスクリーン13上に表示される映画を見る一方で、デバイス選択メニュー52を表示するために、リモコン20のデバイスキー28を押し下げ得る。このイベント信号は、検出器103によって受信され、増幅されて、TVマイクロ105によって復号化され、そしてDM110のUIM111に伝送される。AVCM112は、現在のシステム状態と、そのような情報に基づいて、イベントがメニュー関連のイベントであることとを決定する。AVCM112は、イベントおよびシステム状態情報をGUIM114に伝送する。GUIM114は、現在のシステム状態情報に基づいて、イベントがメニュー表示イベントであることを決定し、そしてTVCM140にメッセージを伝送することにより、現在のシステム状態情報およびデバイスオプションが表示された状態で、デバイス選択メニュー52をDTV12のスクリーン11上のメインビデオ13内に表示する。
図2Aに示されたように表示されたデバイス選択メニュー52によって、UI50の視覚的認識システムは、ユーザに対して現在のシステム状態と、デバイス選択メニュー52内の現在のナビゲーションと、HTNS10に接続されたデバイス(すなわち、HTNS10内のデバイスオプション)との視覚的認識を画面上でリアルタイムに提供する。デバイスウィンドウ60を参照すると、D−VHS VCRアイコン66内の網掛けは、D−VHS VCR41が現在の入力デバイスであることを示す。D−VHS VCRアイコン66についての太い輪郭は、それがデバイス選択ウィンドウ60内のナビゲーションに対して現在選択されたデバイスアイコンであることを示す。DBSチューナアイコン61は灰色にされ、DBSチューナ32が使用不可または利用可能でないことを示す。可能性のあるその理由としては、DBSチューナ32がDTV12から接続解除されたり、その電源がオフにされたり、接続スクリーン内でTVに対するビデオのチェックボックスがチェックされなかったので、DM110が、チューナが何に接続されるかを知らなかったり、デバイスがメインTVビデオ出力の記録を停止中であったりすることである。他のいかなる強調表示するアイコンもデバイスウィンドウ60内に現れない。それは、これらのアイコンに対応する他のすべての入力デバイスが、接続および動作に対して利用可能であることを示す。
図2Aのビデオウィンドウ70を参照すると、TVビデオアイコン72内の網掛けは、DTV12のメインビデオ13が、D−VHS VCR41からのビデオ信号に対してシンクまたは出力デバイスであることを示す。オーディオウィンドウ80を参照すると、AVRアイコン84が灰色にされ、AVR37がD−VHS VCR41からのオーディオ信号に対してオーディオシンクとして使用可能でないことを示す。TVオーディオアイコン82内の強調表示の欠如は、DTV12のTVオーディオ15が、D−VHS VCR41のオーディオ信号に対する現在のオーディオシンクではなく、それがオーディオウィンドウ80内のナビゲーションの間の現在選択されたメニューアイコンではないことを示す。D−AVRアイコン86内の網掛けは、D−AVR45が、D−VHS VCR41からのオーディオ信号に対する現在のオーディオシンクであることを示す。D−AVRアイコン86についての太い輪郭は、D−AVR45が、オーディオウィンドウ80内のナビゲーションの間の現在選択されたオーディオ出力アイコンであることを示す。
ユーザUは次いで、リモコン20上の調整ボタン29の左の矢印を押し下げることにより、デバイス選択メニュー52のデバイスウィンドウ60内でIRC AVデバイス35に対応する隣接のアイコン65にナビゲートし得る。上記のように、このイベント信号は、検出器103によって受信され、増幅されて、TVマイクロ105によって復号化され、DM110のUIM111に伝送される。AVCM112は、現在のシステム状態と、そのような情報に基づいて、イベントがメニュー関連のイベントであることとを決定する。AVCM112は、イベントおよびシステム状態情報をGUIM114に伝送する。GUIM114は、現在のシステム状態情報に基づいて、イベントがメニューナビゲーションイベントであることを決定し、デバイスウィンドウ60内で次のアイコンにナビゲートするために、TVCM140にメッセージを伝送して、AVCM112にこの情報を伝送し、対応するシステム状態についてAVCM112に問い合わせて、TVCM140にシステム状態情報を伝送し、そしてTVCM140に対して現在のシステム状態情報およびデバイスオプションをデバイス選択メニュー52内に表示するように指示する。
デバイスウィンドウ60において、図2Bに示されるように、IRC AVデバイスアイコン65についての太い輪郭は、それがデバイスウィンドウ60内のナビゲーションに対して現在選択されたデバイスアイコンであることを示し、一方でD−VHS VCRアイコン66内の網掛けは、D−VHS VCR41が、依然として現在の入力デバイスであることを示す。ビデオウィンドウ70において、TVビデオアイコン72内の網掛けは、DTV12のメインビデオ13が、依然としてD−VHS VCR41からのビデオ信号に対するビデオシンクであることを示す。IRC AVデバイス35が、記録ピアツーピア接続でIRC VCR33とアクティブに接続されるので、接続ウィンドウ90が表示される。接続ウィンドウ90において、VCRアイコン92は、IRC AVデバイス35が、記録または一部の他のピアツーピア接続でIRC VCR33と接続されることを示す。オーディオウィンドウ80において、TVオーディオアイコン82についての太い輪郭は、それがオーディオウィンドウ80内のナビゲーションに対して現在選択されたデバイスアイコンであり、IRC AVデバイス35とのオーディオ接続に対して使用可能であることを示す。太い輪郭ではないAVRアイコン84は、IRC AVレシーバ37が、IRC AVデバイス35のオーディオ信号に対してオーディオシンクとして使用可能であるけれども、オーディオウィンドウ80内のナビゲーションに対して現在選択されたアイコンではないことを示す。D−AVRアイコン86が網掛けを含むことにより、それがD−VHS VCR41からのオーディオ信号に対して現在のオーディオシンクであることを示す。D−AVRアイコン86はまた、灰色にされることにより、D−AVレシーバ45が、IRC AVデバイス35からのオーディオ信号に対してオーディオシンクとして利用可能ではないことを示す。
ユーザUは、ここでまたリモコン20上の調整ボタン29の左の矢印を押し下げることにより、デバイス選択メニュー52のデバイスウィンドウ60内でIRC DVDプレーヤ34に対応する隣接のDVDアイコン64にナビゲートし得る。ここでまた、このイベント信号は、検出器103によって受信され、増幅されて、TVマイクロ105によって復号化され、そしてDM110のUIM111に伝送される。AVCM112は、現在のシステム状態と、そのような情報に基づいて、イベントがメニュー関連のイベントであることとを決定する。AVCM112は、イベントおよびシステム状態情報をGUIM114に伝送する。GUIM114は、現在のシステム状態情報に基づいて、イベントが、メニューをナビゲートするイベントであることを決定し、デバイスウィンドウ60内で次のアイコンにナビゲートするために、TVCM140にメッセージを伝送して、AVCM112にこの情報を伝送し、対応するシステム状態についてAVCM112に問い合わせ、TVCM140にシステム状態情報を伝送し、そしてTVCM140に対して現在のシステム状態情報およびデバイスオプションをデバイス選択メニュー52内に表示することを指示する。
デバイスウィンドウ60において、図2Cに示されるように、DVDアイコン64についての太い輪郭は、それがデバイス選択ウィンドウ60内のナビゲーションに対して現在選択されたデバイスアイコンであることを示し、一方でD−VHS VCRアイコン66内の網掛けは、D−VHS VCR41が、依然として現在の入力デバイスであることを示す。ビデオウィンドウ70において、TVビデオアイコン72内の網掛けは、DTV12のメインビデオ13が、依然としてD−VHS VCR41からのビデオ信号に対してビデオシンクであることを示す。オーディオウィンドウ80において、AVRアイコン84についての太い輪郭は、それがオーディオウィンドウ内のナビゲーションに対して現在選択されたデバイスアイコンであり、IRC DVDプレーヤ34からのオーディオ信号に対してオーディオシンクとして使用可能であることを示す。太い輪郭ではないTVオーディオアイコン82は、DTV12のTVオーディオ15が、IRC DVDプレーヤ34からのオーディオ信号に対してオーディオシンクとして使用可能であり、TVオーディオアイコンが、オーディオウィンドウ80内のナビゲーションに対して現在選択されていないことを示す。D−AVRアイコン86が網掛けを含むことにより、それがD−VHS VCR41からのオーディオ信号に対して現在のオーディオシンクであることを示す。D−AVRアイコン86はまた、灰色にされることにより、D−AVレシーバ45が、IRC DVDプレーヤ34からのオーディオ信号に対してオーディオシンクとして利用可能ではないことを示す。あるいは、D−AVRアイコン86は、デバイスがオーディオシンクとして利用可能でないときには、網掛けなしで灰色にされ得る。
次に、ユーザUは、デバイス選択メニュー52内で現在の選択(強調表示されたデバイス)を選択するために、リモコン上の入力(すなわち、選択)ボタン22または一部の他の適切なキーを押し得る。現在選択されたアイコンが1394デバイスに対応する場合には、ポップアップメニュー(図示されない)が提示され、それから選ぶようにサブユニットオプションがユーザに提供される。調整ボタンは、サブユニット選択の間にナビゲートするために用いられ得、入力(すなわち、選択)キーは、所望のサブユニットを選択するために用いられ得る。
上記のように、このイベント信号は、検出器103によって受信され、増幅されて、TVマイクロ105によって復号化され、DM110のUIM111に伝送される。AVCM112は、現在のシステム状態と、イベントがメニュー関連のイベントであることとを決定する。AVCM112は、GUIM114にイベントおよびシステム状態情報を伝送する。GUIM114は、現在のシステム状態情報に基づいて、イベントがメニューのデバイス動作であることを決定し、メッセージまたはコマンドをDMS116に伝送する。該メッセージまたはコマンドは、現在のシステム状態情報を含んでおり、DMS116に対して、DVDプレーヤ34が入力デバイスとして選択されていることと、DTVのTVビデオ13がビデオ出力デバイスであることと、IRC AVレシーバ37がオーディオ出力デバイスとして選択されていることとを指示する。現在のシステム状態情報およびデバイスコマンドに基づいて、DMS116は、DCL117およびDIL118に対して、DCO/DMOおよびDIO内に含まれる接続、I/Oポート、動作情報などを問い合わせ、次いで適切なメッセージを組み立てる。該メッセージは、TVCM140に伝送され、TVマイクロ105にビデオ入力ポートを、D−VHS VCR41に対するポート(すなわち、1394ポート)からIRC DVDプレーヤ34が接続されるポートに切り換えさせるようにTVCM140に対して指示する。DMS116はまた、1394制御モジュール120に伝送する適切なメッセージを組み立て、該メッセージは、1394制御モジュール120に対して、D−VHS VCR41およびD−AVR45を停止またはシャットダウンするように指示する。1394制御モジュール120は、適切なDCM122を呼び出し、1394ドライバがD−VHS VCR41およびD−AVR45に伝送する、デバイスに特有のメッセージへと命令を変換することにより、デバイスを停止またはシャットダウンする。DMS116はまた、IRCモジュール130に伝送する適切なメッセージを組み立て、該メッセージは、DVD34およびIRC AVレシーバ37を操作し、そこの間でオーディオ接続を可能にするために、DVDおよびAVR内で適切なスイッチングを実行することを指示する。IRCモジュール130は、IRコードライブラリ131にアクセスし、選ばれたデバイスに対するデバイスに特有のIRコードを含む、DMS116からのコマンドに対応するメッセージを組み立てる。メッセージまたはパケットは次いで、ブラスタドライバ132を介してIRブラスタコントローラ134に対してシリアルに伝送される。IRブラスタコントローラ134は、IRブラスタ135(エミッタ/リピータ)を介して、そして選ばれたデバイスのDCO/DMOに従って、DVDプレーヤ34およびAVR37に対するパケットの伝送を制御する。
DMS116は、デバイスのスイッチングおよび接続をシームレスに処理すると同時に、GUIM114が、TVCM140にトランスポートメニュー54を表示するように指示する。トランスポートメニュー54は、制御システムを介して外部デバイスを操作するための制御機能ボタンのよく知られた組をユーザUに提供し、UI50およびDM110と相互作用する。トランスポートメニュー54は、「巻戻し(Rewind)」、「再生(Play)」、「早送り(Forward)」、「停止(Stop)」、「一時停止(Pause)」、および「記録(Record)」の標準のコマンドに対応する6つのアイコンのリストを含む。トランスポートメニュー54はまた、外部デバイスがアクティブで、これらの標準のコマンドに対応するリモコン20上の任意のキーが押されるときに、表示され得る。図2Dに描かれるように、選択されたデバイスが実行不可能な(例えば、従来のDVDプレーヤは記録し得ない)機能に対応するボタンが灰色にされ、従って、記録ボタンが灰色にされて示される。
IRCデバイスに対して、DM110は好ましくは、IRCデバイスによって生成されたデバイスに特有の制御メニューの表示および動作を組み込む。DM110は好ましくは、そのようなメニューの表示をリモコン上の「メニュー(menu)」キーにマップする。1394デバイスに対して、DM110は好ましくは、「画面上の表示」(OSD)を提供する外部1394デバイスからのOSDを表示するためのOSDコントローラを組み込む。これらのデバイスからのOSDは、それらのデバイスの通常の制御の一部分ではない独特の機能へのアクセスを与える。例えば、再生ボタンを押すことは、AV/C D−VCRに再生を開始させる。しかしながら、ユーザはなお、AV/C D−VCRのメニューにアクセスすることによって、洗練された「GOPによるキューイング」などの独特の機能にアクセスし得る。DM110は好ましくは、外部デバイスのUIを、あたかもそれらが独自の拡張であったかのように含むための方法を組み込む。これを行うために、DM110は好ましくは、AV/Cパネルコントローラ機能性、HAVi DDIインターフェース、およびEIA−775Aビットマップインターフェース、HAVi レベル−2 UI(havlet)、などを組み込む。
強調表示されたトランスポートメニュー54の再生ボタンを用いて、ユーザUは、DVDプレーヤ34の再生を開始するために、リモコン20上の入力(すなわち、選択)キー22または再生ボタンを押し得る。上記のように、このイベント信号は、検出器103によって受信され、増幅されて、TVマイクロ105によって復号化され、次いでDM110のUIM111に伝送される。AVCM112は、現在のシステム状態と、イベントがメニュー関連のイベントであることとを決定する。AVCM112は、GUIM114にイベントおよびシステム状態情報を伝送する。GUIM114は、現在のシステム状態情報に基づいて、イベントがメニューのデバイス動作であることを決定し、メッセージまたはコマンドをDMS116に伝送する。該メッセージまたはコマンドは、現在のシステム状態情報を含んでおり、DMS116に対して、DVDプレーヤ34の再生を開始させるように指示する。現在のシステム状態情報およびデバイスコマンド「再生」に基づいて、DMS116は、IRCモジュール130に伝送する適切なメッセージを組み立て、該メッセージは、DVD34の再生を開始させるように指示する。IRCモジュール130は、IRコードライブラリにアクセスし、DMS116からの再生コマンドに対応する、デバイスに特有のIRコードを含むメッセージを組み立てる。メッセージまたはパケットは次いで、ブラスタドライバ132を介してIRブラスタコントローラ134に対してシリアルに伝送される。IRブラスタコントローラ134は、IRブラスタ135を介してDVDプレーヤ34に対するパケットの伝送を制御する。DVDプレーヤ34は、DTV12のスクリーン11のメインピクチャ13上に出力されたそのビデオと、IRC AVレシーバ37から出力されたそのオーディオとによって再生を開始する。DM100がすべての注目された動作を実行する間、GUIM114は、TVCM140に対して、そのようなアクティビティが発生しているという視覚的インジケータを表示するように指示し得る。
PIP動作に対して、ユーザUは、リモコン20上のPIPデバイスキー27を押し下げることにより、PIPデバイス選択メニュー152を表示し得る。PIPデバイス選択メニュー152は、図2Eに描かれるように、デバイス選択メニュー52のデバイスウィンドウ60およびビデオウィンドウ70と実質的に同じに見えるデバイスウィンドウ160およびビデオウィンドウ170を備える。サブピクチャアイコン172は、DTV12のスクリーン11のPIPまたはサブピクチャ14に対応する。DM110は、PIPデバイス選択メニュー152を表示するように作動し、デバイス選択メニュー52に関して上述されたのと同じ方法で、ナビゲーションおよびデバイス動作コマンドに応答する。GUIM114は、TVCM140と協調して、どの入力デバイスがPIPビデオに対するソースデバイスとして使用可能であるかを、使用可能ではないデバイスのアイコンを灰色にすることによってPIPデバイスウィンドウ160内に示す。例えば、メインピクチャ13へのビデオ信号がアナログ信号である場合には、1394デバイスに対応するすべてのアイコンが灰色にされ得る。
記録または他のピアツーピア接続動作に対して、ユーザUは、リモコン20上の記録(RECORD)ボタン25および接続(Connect)ボタン23を押し得る。応答して、DM110は、記録先/接続先(Record/Connect To)メニュー250を現在のデバイスがソースデバイスであるDTV12のスクリーン11上に表示する(図9を見られたい)。直ちに記録するために、ユーザUは、デバイスウィンドウ252内の記録デバイスと、継続時間ウィンドウ254内の継続時間とを選択し、次いでリモコン20上の記録ボタン25を押す。後の時間に記録するために、ユーザUはまた、開始時刻ウィンドウ256内の開始時刻と、日付設定ウィンドウ258内の日付とを選択し、それからダイアログウィンドウ250内の追加(Add)ボタンを選択することにより、持続的なストレージに将来の記録を格納する。チャネル選択を有するアンテナ、ケーブルボックス、衛星ボックス、および他のデバイスからの出力を記録するために、ユーザは、記録のためにチャネルウィンドウ260内のチャネルを選択する。1394デバイスからの出力を記録するために、ポップアップメニュー(図示されない)が提示され、それから選ぶようにサブユニットオプションがユーザに提供される。調整ボタンは、サブユニット選択の間にナビゲートするために用いられ得、入力(すなわち、選択)キーは、所望のサブユニットを選択するために用いられ得る。将来の記録のリストを見るために、ユーザUは、ダイアログウィンドウ250内のリスト(List)ボタンを選択し得る。ピアツーピア接続において、ソースデバイスをシンクデバイスと接続するために、ユーザUは、デバイスウィンドウ252内のデバイスと、継続時間ウィンドウ254内の継続時間とを選択し、次いでリモコン20上の接続ボタン23を押す。
記録および他のピアツーピア接続は、DTV12を含む物理的接続を介して、またはDTV12を含まない(例えば、補助の1394ビデオ表示デバイス上でのD−DVD 1394デバイスからの映画の再生など)物理的接続を介してあり得る。他の動作と同様に、DM110は、記録または接続イベント信号を受信し、それを解釈することにより、必要なスイッチングを実行し、必要な接続を行い、そして選ばれたデバイスを操作することのすべてを、ユーザUに対してトランスペアレントに行う。
好適な実施形態において、記録プロセスは、選択されたシンクデバイスまたは記録デバイスに基づいて、選択可能なソースデバイスと、ソースデバイスの選択可能なチャネルとを制限することによって最適化される。好適なプロセス300が、図9、図10、図11、図12Aおよび図12Bに関して記述される。シンクデバイスまたは記録デバイスが最初に、記録先(Record To)メニュー250のウィンドウ252内のシンクデバイスリストを通してリモコン上の調整ボタンを用いてスクロールすることによって、ステップ302で望ましくは選択される。選択するシンク記録デバイスが、ウィンドウ252に示すようなVCRなどのオーディオビデオデバイスである場合には、ステップ304で制御システムは、ソースデバイスの選択に対してデバイスメニュー60を表示するようにリモート制御上のデバイスキーが選択されるときには、すべてのオーディオ専用タイプのソースデバイスを取り除くかまたは選択可能でないようにする。描かれるように、取り除かれたかまたは選択可能でないソースデバイス65(それは、CDプレーヤである)が、選択に対するその非使用可能性を示すために、灰色にされて示される。同様に、シンク記録デバイスがオーディオ専用の記録デバイスであった場合には、特定のa−vデバイス(例えば、VCR63およびD−VHS VCR66など)が利用可能ではないと明示され、灰色にされる。
ステップ306で、ソースデバイスが、デバイスメニュー60から選択される。選択されたソースデバイスが、アンテナデバイス(例えば、DBSチューナ61、アンテナ62あるいはデジタルケーブルまたは衛星放送受信器67など)の1つである場合には、ステップ308で制御システムは、特定のオーディオ専用チャネル(例えば、ローカルなラジオ局または音楽専用チャネルなど)を、図12Aに描かれるようなチャネルガイドを用いるときには、灰色にされた視覚的インジケータによって利用可能ではないとしてマークを付けるか、または図12Bに描かれるように、記録先メニュー250のウィンドウ260内のスクロール可能なチャネルのリストからオーディオ専用チャネルを除去する。ステップ310で、記録されるチャネルは、利用可能なチャネルから選択され得る。
本発明が様々な修正および代替の形態の対象となるが、本発明の具体的な実施例が図面に示され、本明細書中に詳細に記載されている。しかしながら、本発明は、開示された特定の形態に制限されることなく、それとは反対に、本発明は、添付の特許請求の範囲の精神の範囲内にあるすべての修正、均等物、および代替例をカバーすることが理解されるべきである。
10 ホームシアターネットワークシステム(HTNS)
11 スクリーン
12 デジタルテレビ(DTV)
13 メインスクリーン(メインビデオ、メインピクチャ)
14 サブスクリーン(サブピクチャ)
15 オーディオ出力(TVオーディオ)
16 制御パネル
20 リモート制御デバイス(リモコン)
30 アナログIR制御型(IRC)AVデバイス
40 デジタル1394 AVデバイス
50、1050 グラフィカルユーザインターフェース(UI)
52、1052 デバイス選択メニュー
60、1060 デバイス選択ウィンドウ(デバイスウィンドウ)
70、1070 ビデオウィンドウ
80、1080 オーディオ選択ウィンドウ(オーディオウィンドウ)
90、1090 接続ウィンドウ

Claims (10)

  1. テレビジョンと、該テレビジョンに連結された1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスとを含む家庭用エンターテインメントシステムにおける記録プロセスを最適化する方法であって、該1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスは、1つ以上の記録シンクデバイスを含み、該方法は、
    該テレビジョンに連結された該1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスから記録シンクデバイスを選択するようにユーザを促す第一のプロンプトを該テレビジョンの表示上に表示するステップと、
    該ユーザのシンクデバイス選択に基づいて、1つ以上の信号ソースの選択を防止するステップと、
    記録信号ソースを選択するように該ユーザを促す第二のプロンプトを該テレビジョンの表示上に表示するステップと
    を包含する、方法。
  2. 前記1つ以上の信号ソースは、前記テレビジョンに連結された前記1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスのうちの1つ以上を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つ以上の信号ソースは、信号チューナの1つ以上のチャネルを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記1つ以上の信号ソースの選択を防止するステップは、前記第二のプロンプトに含まれる1つ以上の信号ソースのリストから該1つ以上の信号ソースを除去するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記1つ以上の信号ソースの選択を防止するステップは、前記第二のプロンプトに含まれる1つ以上の信号ソースのリストからの該1つ以上の信号ソースの選択を防止する、該1つ以上の信号ソースに対する選択機能を使用不可にするステップを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第二のプロンプトを前記テレビジョンの表示上に表示するステップは、前記1つ以上の信号ソースが、該第二のプロンプトに含まれる前記1つ以上の信号ソースのリストから選択可能でないことの視覚的指示を表示するステップを含む、請求項5に記載の方法。
  7. テレビジョンと、
    該テレビジョンに連結された1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスであって、1つ以上の記録シンクデバイスを含む、デバイスと、
    該テレビジョンと、該1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスとに連結された制御システムと
    を備え、
    該制御システムは、該テレビジョンに連結された該1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスから記録シンクデバイスを選択するようにユーザを促す第一のプロンプトを該テレビジョンの表示上に表示し、該ユーザのシンクデバイス選択に基づいて、1つ以上の信号ソースの選択を防止するように構成される、
    家庭用エンターテインメントシステム。
  8. 前記制御システムは、記録信号ソースを選択するように前記ユーザを促す第二のプロンプトを前記テレビジョンの表示上に表示するようにさらに構成される、請求項7に記載の家庭用エンターテインメントシステム。
  9. 前記1つ以上の信号ソースは、前記テレビジョンに連結された前記1つ以上のオーディオまたはビデオデバイスのうちの1つ以上を含む、請求項7に記載の家庭用エンターテインメントシステム。
  10. 前記1つ以上の信号ソースは、信号チューナの1つ以上のチャネルを含む、請求項7に記載の家庭用エンターテインメントシステム。
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