JP2010028404A - 記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来のビデオカメラでは、あるユーザが撮影した映像を別の人物が再生・編集することが容易に可能だった。そのため、他人に再生・編集されたくない映像を撮影したユーザは、他人による再生・編集を防止するためにBDなどの記録媒体に映像を複製してからビデオカメラからその映像を削除する必要がある。しかし、ビデオカメラに大容量の記録媒体が搭載されている場合、容量に充分な余裕があるにも関わらず映像をビデオカメラから削除しなければならないというのは、ユーザへの負担が大きい。そのため、ビデオカメラに映像を保存したままであっても、映像が他人によって再生・編集されないようにする手段が必要であった。
【解決手段】
前記課題を解決するために、本発明に係る記録再生装置は、映像に顔画像を関連付け、関連付けられた顔画像と同一の人物以外は映像に対する操作を行えないようにする機能を有する。
【選択図】 図5
従来のビデオカメラでは、あるユーザが撮影した映像を別の人物が再生・編集することが容易に可能だった。そのため、他人に再生・編集されたくない映像を撮影したユーザは、他人による再生・編集を防止するためにBDなどの記録媒体に映像を複製してからビデオカメラからその映像を削除する必要がある。しかし、ビデオカメラに大容量の記録媒体が搭載されている場合、容量に充分な余裕があるにも関わらず映像をビデオカメラから削除しなければならないというのは、ユーザへの負担が大きい。そのため、ビデオカメラに映像を保存したままであっても、映像が他人によって再生・編集されないようにする手段が必要であった。
【解決手段】
前記課題を解決するために、本発明に係る記録再生装置は、映像に顔画像を関連付け、関連付けられた顔画像と同一の人物以外は映像に対する操作を行えないようにする機能を有する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、記録再生装置に関し、例えば、記録した映像情報に対する所定の操作を特定の人物以外が行えないように制御する記録再生装置に関する。
本技術分野の背景技術として、例えば、特開2006−294026号公報(特許文献1)がある。該公報には、「[課題]データの供給元に応じた処理制御を実現する。[解決手段]データ領域には、記録した各データに対応させて共有元を示す識別情報が記録されるようにし、データに対する処理が求められた際には、その処理対象となるデータについての識別情報を確認し、識別情報で識別される共有元に応じて、処理制御を行う。」(要約参照)と記載されている。
近年、DVD、半導体メモリ、HDDなどの複数種類の記録媒体への静止画・動画記録に対応した記録再生装置が利用されている。これらの記録媒体はランダムアクセスが可能で記録したデータの再生・編集などが容易なため、多くの記録再生装置で利用されている。また、記録媒体の記録容量は年々増加しており、ひとつの記録媒体により多くの映像情報を記録できるようになった。また、多くの記録再生装置で利用されているSDカードは、小型・軽量であり持ち運びも容易な記録媒体であるため、ビデオカメラやデジタルカメラなどを使って映像情報をSDカードに記録し、記録した映像情報をPCやSDカード対応のプレーヤなどで再生するという用途に使用可能である。
また、近年、記録媒体が大容量化することによって、記録媒体の記録容量の空き容量を確保するために、こまめに前記記録媒体に記録した映像情報を消去する必要がなくなった。そのため、前記記録再生装置に記録した映像情報を、前記記録再生装置が有する記録媒体に保存したまま前記記録再生装置を使用し続けることが可能となった。このような状況から前記記録再生装置が有する前記記録媒体には大量の映像情報が保存されると考えられる。記録再生装置に保存されたこれらの映像情報は、前記映像情報を記録したユーザの個人的な嗜好が多分に含まれているため、重要な個人情報であるといえる。
しかしながら従来の記録再生装置では、前記記録再生装置に記録した映像情報を、前記映像情報を記録したユーザ以外の人物が再生・編集・ネットワーク上のストレージにアップロードすることが可能である。つまり、ユーザの個人情報が他人の手によって漏洩する可能性があるということになる。個人情報の漏洩を防ぐためには、映像情報を記録した本人以外が前記映像情報に対して操作を行えないようにするための手段が必要である。この手段を実現するためには、例えば、前記ユーザが文字列によるパスワードなどを映像情報に設定し前記パスワードと同一の文字列が入力されない限り前記映像情報の再生・編集・アップロードを禁止する、という制御が考えられる。しかしながら記録再生装置の種類によっては、文字入力用の機器であるキーボードに相当する機能を装備していない場合もあり、パスワードの入力が困難になることがある。
もちろん、映像情報を記録した本人以外の人物が、記録再生装置が有する非リムーバブル記録媒体からリムーバブル記録媒体へ前記映像情報を複製することも個人情報の漏洩につながる。前記映像情報を複製した前記リムーバブル記録媒体を使用すれば、前記記録再生装置以外の記録再生装置で前記映像情報を再生できてしまう。ここでリムーバブル記録媒体とは、記録再生装置から容易に取り外すことのできる記録媒体のことをいう。例えば、MOやSDカードやCD−RやBD−Rなどがこれにあたる。
前記特許文献1(特開2006−294026号公報)に開示された技術では、再生装置においてデータ供給元の種別に応じて、メモリカードなどの記録媒体に記録されたデータの処理制御ができるようにしている。しかしこの技術は、ユーザが記録再生装置に記録した映像情報を守秘するための技術ではない。
そこで、本発明ではこのような課題に鑑み、ユーザが記録再生装置に記録した映像情報を適切に守秘することを目的とする。
前述の課題を、本発明では一例として特許請求の範囲記載の構成により解決する。
より具体的には、撮像素子を有する映像情報入力手段と、前記映像情報入力手段から入力された映像情報を第一及び/又は第二の記録媒体に記録する記録手段と、前記映像情報入力手段から入力された動画映像情報を前記記録手段が前記記録媒体に記録するよう制御する動画記録制御手段と、前記映像情報入力手段から入力された静止画映像情報を前記記録手段が前記記録媒体に記録するよう制御する静止画記録制御手段と、前記第一の記録媒体から前記第二の記録媒体に映像情報を複製する複製手段と、前記映像情報を表示する表示部と、前記記録媒体に記録した前記映像情報を再生する再生手段と、前記動画記録手段を用いて記録した動画映像情報に前記動画映像情報に対する操作権限を持つユーザを識別するための顔画像を前記動画映像情報に関連付ける第一の関連付け手段と、前記静止画記録手段を用いて記録した静止画映像情報に前記静止画映像情報に対する操作権限を持つユーザか否かを識別するための顔画像を前記静止画映像情報に関連付ける第二の関連付け手段と、前記記録媒体に記録した映像情報に対して再生または編集の操作を行おうとするユーザが前記映像情報に対する操作権限を持つユーザであるか否かを識別する識別手段と、顔画像を関連付けした前記映像情報を暗号化する暗号化手段と、暗号化した前記映像情報を復号化する復号化手段と、を有する記録再生装置を用いる。
本発明によれば、ユーザが記録再生装置に記録した映像情報を適切に守秘することができる。
上記以外の課題・手段・効果は、後述する実施例によって明らかにされる。
以下、本発明の実施例を、複数種類の記録媒体を備えたビデオカメラを例に、図面を用いて詳細に説明する。本実施例のビデオカメラでは、動画を記録するための記録媒体をユーザが前記複数の記録媒体から自由に選択することができる。なお、これらの記録媒体は記録装置に内蔵するタイプでなくても良く、USB(Universal Serial Bus)やeSATA(External Serial Advanced Technology Attachment)などで接続された外付タイプの記録媒体でも構わない。なお、本実施例では、ユーザがボタン操作などを行って撮影を開始してから再びボタン操作などを行って撮影を終了するまでの間にビデオカメラに記録された動画映像情報をシーンと呼び、ユーザが同様の操作をするたびにシーンが増加するものとする。また、ビデオカメラに搭載した記録媒体には、シーン単位で動画映像情報が記録されているものとする。
(1)記録再生装置の構成
図1は、本実施例を実行するためのブロック図である。なお、記録媒体としてはDVDやBD(Blu-ray Disc)などのディスク媒体や半導体メモリ、HDDなどを使用する。また、DVDにはDVD−R、DVD−RW、DVD−RAM、DVD+R、DVD+RWのように複数あるがその種類は、特に限定しない。もちろん、BDやHD(High Definition)−DVDも同様にどの種類でも構わない。他にも、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)など、他の記録媒体に適用可能である。本実施例では、第一の記録媒体としてHDDを想定し、第二の記録媒体としてDVD−RAMを想定する。
(1)記録再生装置の構成
図1は、本実施例を実行するためのブロック図である。なお、記録媒体としてはDVDやBD(Blu-ray Disc)などのディスク媒体や半導体メモリ、HDDなどを使用する。また、DVDにはDVD−R、DVD−RW、DVD−RAM、DVD+R、DVD+RWのように複数あるがその種類は、特に限定しない。もちろん、BDやHD(High Definition)−DVDも同様にどの種類でも構わない。他にも、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)など、他の記録媒体に適用可能である。本実施例では、第一の記録媒体としてHDDを想定し、第二の記録媒体としてDVD−RAMを想定する。
システム制御部101は、CPU(Central Processing Unit)やメモリを持ち、システム全体を制御する。また、ユーザからの入力情報はユーザインタフェース102から得られ、入力情報はシステム制御部101にて処理される。103のレンズを通して得られた光を104のCCD(Charge Coupled Diode)が電気信号に変換する。105はA/D変換器であり、CCD104から得られたアナログ電気信号をデジタル信号に変換し、106のCODEC(COmpressor/DECompressor)へ信号を渡す。A/D変換器105からの信号はCODEC106で符号化され、符号化された映像情報は、107のRAM(Random Access Memory)に蓄積される。108の顔認識実行部では、映像情報に顔の映像が含まれているか否かを顔認識を行って判断したり、顔の映像を用いた顔認証を行う。暗号化・復号化実行部では、映像情報の暗号化や復号化を行う。HDD制御部110とドライブ制御部111は、それぞれHDD112とDVD113へのアクセスを制御する部分である。RAM107に蓄積された映像情報は、HDD制御部110やDVD制御部111を通してHDD112やDVD113に記録される。また、シーン管理情報も、同様にしてHDD112やDVD113に記録される。表示部114は、映像を表示するためのディスプレイ装置である。以下、表示部114を液晶ディスプレイ(LCD)として説明するが、有機ELディスプレイ等であっても良い。なお、図示していないが、バッテリ駆動機能などの、一般的なビデオカメラの機能は全て搭載しているものとする。
本実施例では、第一の記録媒体HDDに動画映像情報を記録し、後に第二の記録媒体DVDに動画映像情報をダビングする、という使用方法を想定して説明するが、第二の記録媒体DVDに動画映像情報を記録し、後に第一の記録媒体HDDに動画映像情報をダビングする、という使用方法でも構わない。
(2)シーン管理情報
HDDに記録した動画映像情報は、シーン毎に管理情報を持つ。以降は、これをシーン管理情報と呼ぶ。シーン管理情報とは、シーンに関する全ての情報を管理するためのものであり、例えば、ビデオカメラに記録した各シーンに対応したID,シーンのファイル名,シーンを保存している場所などを記録するためのものである。
(2)シーン管理情報
HDDに記録した動画映像情報は、シーン毎に管理情報を持つ。以降は、これをシーン管理情報と呼ぶ。シーン管理情報とは、シーンに関する全ての情報を管理するためのものであり、例えば、ビデオカメラに記録した各シーンに対応したID,シーンのファイル名,シーンを保存している場所などを記録するためのものである。
図2に、シーン管理情報の一例を示す。201には、ビデオカメラに記録した各シーンに対応したIDを記録する。202には、該シーンのファイル名と保存されている場所を示すパスを記録する。203には、該シーンに顔画像が関連付けられている場合に該顔画像のファイル名と保存されている場所を示すパスを記録する。なお、前記顔画像は、複数人数分記録することも可能であるとする。該シーンに顔画像が関連付けられていない場合は、203には何も記録しない。なお、前記顔画像の使用方法については後述する。
図3に、シーン管理情報の一例を示す。201〜203までは前述の通りである。301には、203に記録したファイル名とパスが示す顔画像を使って算出した特徴量を記録する。203に複数の顔画像が記録されている場合は、各顔画像に対応した複数の特徴量を記録する。前記特徴量は、ユーザが入力した顔映像の識別を行う際に使用するが、あらかじめ301の特徴量を算出しておくことで、前記識別処理の手順を削減することができる。なお、前記識別処理の詳細については後述する。
図4に、本実施例で想定しているシーンのデータ構造を表した概念図を示す。本実施例では、シーンは401のヘッダ部と402のデータ部の2層構造となっている。ヘッダ部401にはシーンの圧縮方式などの、シーン再生などに必要な情報が記録されている。データ部402には映像情報のデータが記録されている。
(3)顔画像を用いたシーン暗号化
次に、顔画像を用いて、ビデオカメラに記録したシーンを暗号化する手段について説明する。なお、本実施例では、顔画像を用いてシーンの暗号化を行い、シーンに対して操作を行えないようにする機能を「顔ロック」機能と呼ぶ。顔ロックを有効にすれば、ユーザが顔ロックのキーとして設定した人物以外がシーンの再生や編集などのいかなる操作も行えないようにすることができる。例えば、ユーザが他人に見られたくないシーンに対して自分の顔画像をキーにして顔ロックを行えば、該ユーザ以外は前記シーンに対してどのような操作もできないようにすることができる。また,顔ロックのキーとして複数の人物の顔画像を登録すれば、特定のグループに所属する人にしかシーン操作できないようにすることが可能である。以下では、上記のような顔ロック機能を実現するための手段について説明する。
(3)顔画像を用いたシーン暗号化
次に、顔画像を用いて、ビデオカメラに記録したシーンを暗号化する手段について説明する。なお、本実施例では、顔画像を用いてシーンの暗号化を行い、シーンに対して操作を行えないようにする機能を「顔ロック」機能と呼ぶ。顔ロックを有効にすれば、ユーザが顔ロックのキーとして設定した人物以外がシーンの再生や編集などのいかなる操作も行えないようにすることができる。例えば、ユーザが他人に見られたくないシーンに対して自分の顔画像をキーにして顔ロックを行えば、該ユーザ以外は前記シーンに対してどのような操作もできないようにすることができる。また,顔ロックのキーとして複数の人物の顔画像を登録すれば、特定のグループに所属する人にしかシーン操作できないようにすることが可能である。以下では、上記のような顔ロック機能を実現するための手段について説明する。
図5を用いて、顔ロック処理を行う流れについて説明する。ステップS501でユーザがシーン一覧画面などからシーンを選択し、ステップS502でメニュー操作で顔ロック実行を選択すると、システム制御部101がステップS503で顔ロックに使用する人物を設定するための画面を表示する。前記画面にてユーザが「リストから選択」を選択すると(ステップS504)、システム制御部101がステップS505で顔ロックキー人物選択画面を表示する。ユーザがステップS506で顔ロックキー人物を選択したら、システム制御部101がステップS507で顔ロック処理を実行し、処理を終了する。ユーザがステップS504で「いまから撮影」を選択すると、システム制御部101がステップS508で顔ロックキー人物撮影画面を表示する。その後ステップS509でユーザが顔ロックキー人物の撮影を行い、システム制御部101がステップS507で顔ロック処理を実行し、処理を終了する。
次に図6を用いて、ステップS507の顔ロック処理の詳細について説明する。顔ロック処理では、まずシステム制御部101がステップS601でシーンをヘッダ部とデータ部に分割し、次に暗号化・復号化実行部109がステップS602でデータ部のみを暗号化する。その後システム制御部101がステップS603でヘッダ部と暗号化したデータ部を結合し、処理を終了する。なお、ステップS602の暗号化の際は、ビデオカメラに記録された全てのシーンに対して同一方式で暗号化を行っても構わないし、顔ロック用顔画像としてユーザが設定した顔画像の特徴量を暗号鍵として使用した暗号化を行っても構わない。顔画像を暗号鍵として使用すると、解読されにくいより強力な暗号化が実現可能だと考えられるが、シーンに複数の顔ロック用顔画像が関連付けられている場合の暗号化・復号化処理アルゴリズムを考える必要がある。本実施例では、暗号化・復号化処理アルゴリズムについては特に限定しない。
図7は、ビデオカメラに記録されているシーンの一覧を表示する画面の一例を示す図である。701にはシーンのサムネイルを表示する。
図8に、ステップS503にてユーザが顔ロックキーとなる人物を設定するための顔ロック人物設定画面の一例を示す。顔ロックキーとなる人物の画像をいまから撮影したいユーザは801の「いまから撮影する」を選択する。すでに撮影した顔画像がビデオカメラに保存されていることを知っているユーザは802の「リストから選択する」を選択する。
図9に、ユーザが図8の801「いまから撮影する」を選択した後にステップS508で表示する顔ロック人物撮影画面の一例を示す。画面901にはスルー画を表示し、顔認識実行部108が顔を検知すると、システム制御部101は顔を囲むように枠902を表示する。スルー画に顔が映っていても、顔が認識されない場合は枠902は表示されない。枠902で囲まれた部分のみが、有効な顔ロック用顔画像として登録されるため、ユーザは顔ロックキーとしたい人物の顔が正しく枠で囲まれていることを確認しながら撮影を行う。
図10に、ユーザが図8の802「リストから選択する」を選択した後にステップS505で表示する顔ロック用画像一覧画面の一例を示す。1001には顔画像のサムネイルを表示する。ユーザはこの画面から顔ロックキーにしたい人物を選択する。もちろん複数の人物を選択することも可能である。
図11に、ユーザが図5のステップS506やステップS509で顔ロックキーにしたい人物を設定した後に表示する顔ロック人物確認画面の一例を示す。1101にはユーザが設定した顔画像のサムネイルを表示する。ユーザは、表示された顔画像が正しければ「はい」を選択し、そうでなければ「いいえ」を選択する。
図12に、ユーザが顔ロックを実行した後にステップS602でシーンの暗号化を行う間に表示する顔ロック中画面の一例を示す。1201には顔ロックキー人物の画像のサムネイルを表示する。前記キー人物が多い場合は、前記サムネイルの表示サイズを縮小したり、アニメーションで交互に表示するなどして対応するとよい。1202には、暗号化処理がどの程度進んだかの進捗情報をプログレスバーなどで表示する。1203には前記進捗情報を数字で表示するが、前記数字はパーセント表示でも残り時間表示でも構わない。なお、前記暗号化がごく短時間で実行可能な場合は顔ロック中画面を表示しなくても構わない。
(4)顔ロックキー人物の編集
一度シーンに顔ロックを設定したが顔ロックキー人物の追加を行いたい、という場合に顔ロックキー人物の編集が行えると便利である。ここでは、顔ロックキー人物編集処理について説明する。
(4)顔ロックキー人物の編集
一度シーンに顔ロックを設定したが顔ロックキー人物の追加を行いたい、という場合に顔ロックキー人物の編集が行えると便利である。ここでは、顔ロックキー人物編集処理について説明する。
図13を用いて、顔ロックキー人物編集処理の流れについて説明する。ステップS501でユーザがシーン一覧画面などからシーンを選択し、ステップS1301でメニューから顔ロックキー人物の編集を選択すると、システム制御部101がステップS1302で顔ロックキー人物編集画面を表示する。その後ユーザはステップS1303で顔ロックキー人物の編集を行う。ユーザによる顔ロックキー人物の編集後に、ステップS1304で図2や図3のようなシーン管理情報の203の情報を変更する。ステップ1303での編集の結果、シーンに関連付けられた顔ロックキー人物がゼロになった場合は203のデータを全て消去する。シーンに関連付けられた顔ロックキー人物がゼロになり、シーン管理情報の203が空白の場合は、ステップS1305で顔ロックキー人物ゼロと判定され、ステップS1306で暗号化・復号化実行部109がシーンのデータ部の復号化を行い、処理を終了する。ステップS1305の判定でシーンに関連付けられた顔ロックキー人物がゼロでないと判定された場合は、何もせずにステップS1307で処理を終了する。
次に図14を用いて、ステップS1303の顔ロックキー人物編集処理の詳細について説明する。ステップS1401において、顔ロックキー人物の追加を行いたいユーザはステップS1302で表示された顔ロックキー人物編集画面で「人物追加」を選択する。その後システム制御部101は顔ロックキー人物追加方法選択画面を表示する。ユーザは顔ロックキー人物の追加方法を選択し、顔ロックキー人物の追加を確定する。前記追加方法に応じた処理は、図5での処理とほぼ同様である。ステップ1401において、ユーザが削除したい顔画像を選択後に「人物削除」を選択したら、ステップ1404でユーザが選択した顔画像の削除を確定する。ステップS1405の時点で確定した処理に応じて、ステップS1304にてシーン管理情報の変更を行う。
図15に、ステップS1302で表示する顔ロックキー人物編集画面の一例を示す。1501の部分には、現在顔ロックキー人物として設定されている顔画像のサムネイルを表示する。1501に不要な顔画像が表示されている場合、ユーザは1501から削除したい顔画像を選択し、1502の人物削除を選択する。顔ロックキー人物を追加したい場合は、ユーザは1502の人物追加を選択する。ユーザが人物追加を選択したら、本実施例では図示しないが、顔ロックキー人物をリストから選択するか、いまから撮影するかの顔ロックキー人物追加方法選択画面を表示する。
(5)顔ロックが設定されているシーンの操作(顔ロックの解除)
次に、顔ロックが設定されているシーンに対して再生や編集などの操作を行う際の処理について説明する。顔ロックが設定されている場合、顔ロックキー人物以外がシーンに対して操作をすることは不可能である。そのため、該シーンに対して操作を行おうとしている人物が顔ロックキー人物であるか否かの判定が必要となる。前記判定にて顔ロックキー人物であると判定された場合にのみ、該シーンに対して操作を行うことが可能となる。なお、シーンに対して新たな操作を行うたびに顔ロックの解除を行うのが最もセキュリティが高いが、何度も顔ロックの解除を行わなければならないユーザへの負担も大きくなる。この問題を解決するには、例えば、一度顔ロック解除を行ってから一定時間は再度の顔ロック解除が不要になるような制御を行えば、高セキュリティとユーザの負担減を両立することができる。以下でシーンに対して操作を行う際の顔ロック解除処理について説明する。
(5)顔ロックが設定されているシーンの操作(顔ロックの解除)
次に、顔ロックが設定されているシーンに対して再生や編集などの操作を行う際の処理について説明する。顔ロックが設定されている場合、顔ロックキー人物以外がシーンに対して操作をすることは不可能である。そのため、該シーンに対して操作を行おうとしている人物が顔ロックキー人物であるか否かの判定が必要となる。前記判定にて顔ロックキー人物であると判定された場合にのみ、該シーンに対して操作を行うことが可能となる。なお、シーンに対して新たな操作を行うたびに顔ロックの解除を行うのが最もセキュリティが高いが、何度も顔ロックの解除を行わなければならないユーザへの負担も大きくなる。この問題を解決するには、例えば、一度顔ロック解除を行ってから一定時間は再度の顔ロック解除が不要になるような制御を行えば、高セキュリティとユーザの負担減を両立することができる。以下でシーンに対して操作を行う際の顔ロック解除処理について説明する。
図16を用いて、顔ロックを解除する処理の流れについて説明する。ユーザがメニュー操作などを行ってシーンに対して再生・編集などの操作を行おうとした場合、システム制御部101がステップS1601で操作確認画面を表示する。操作確認画面とは、操作を行おうとしているシーンに顔ロックが設定されていることをユーザに通知し、顔ロックの解除を行って操作を続行するか否かをユーザに問う画面である。操作を続行したいユーザが「はい」を選択すると、システム制御部101がステップS1603で顔ロック解除用映像取得画面を表示する。その後ユーザはステップS1604で顔ロック解除用人物の撮影を行う。ステップS1605においてユーザが撮影した人物と顔ロックキー人物の認証を行い、認証が成功したらステップS1606で顔ロックの解除を行い、ステップS1607でシーンに対する操作を行う。シーンに対する操作が完了したら、再びステップS507で顔ロックを実行し、処理を終了する。ステップS1605において認証に失敗した場合はステップS1608で顔ロック解除失敗画面を表示する。解除失敗画面とは、再び顔ロック解除を行うか否かをユーザに問う画面である。再び顔ロック解除を行いたいユーザがステップS1609で「はい」を選択すると、ステップS1603に移行する。ステップS1609でユーザが「いいえ」を選択すると、システム制御部101が処理を終了する。ステップS1602において顔ロックを解除したくないユーザが「いいえ」を選択した場合は、ステップS1610に移行し処理を終了する。なお、ステップS1605で認証を行う際に、不正な認証を防止するために、例えば、以下のような制御を行っても構わない。ステップS1604にて人物撮影を行う際に、数回のまばたき、指定した口の動きなどをユーザに要求しながら、適度なタイミングで静止画を撮影する。これにより、あらかじめ用意された写真などを使って顔ロックキー人物以外が顔ロックを解除することを回避できる。
次に、ステップS1606の顔ロック解除処理の詳細について説明する。顔ロック解除処理は、図6の顔ロック実行処理とほぼ同様だが、顔ロック解除処理では、ステップS602にて暗号化・復号化実行部109は復号化を行う。
図17に、ステップS1601で表示する操作確認画面の一例を示す。1701にはシーンのサムネイルを表示する。顔ロックを解除してシーンに対して操作を行いたいユーザは1702の「はい」を選択し、そうでないユーザは「いいえ」を選択する。
図18に、ステップS1603で表示する顔ロック解除用映像取得画面の一例を示す。1801にはスルー画を表示し、顔認識実行部108が顔を検知すると、システム制御部101は顔を囲むように枠1802を表示する。ユーザはシャッタボタンなどを押下して顔画像の静止画を撮影し、システム制御部101は該静止画を利用して認証を行う。このとき、枠1802がひとつ以上画面内に存在している場合でなければ、認証処理に移行できないよう制御するとなおよい。
(6)ネットワーク上ストレージへのシーンのアップロード
ネットワーク機能があるビデオカメラの場合、ユーザが、撮影したシーンをネットワーク上のストレージにアップロードすることがある。このアップロード操作の許可・不許可に関しても、顔ロックの機能を適用することがもちろん可能だが、そのほかにもシーンのアップロード先を決定するための制御にも有効である。本実施例では、ネットワーク上のストレージはユーザごとに分けられており、例えば、ユーザAのストレージに保存されているシーンをユーザA以外のユーザBやユーザCは再生・編集できないようになっているとする。また、共通ストレージを用意し、共通ストレージに保存されているシーンは、どのユーザでも再生・編集できるようになっているものとする。本機能により、他人に自分のシーンを見られたくないユーザは自分専用のストレージに容易にシーンをアップロードできる。以下では、ネットワーク上のストレージにシーンをアップロードする処理について説明する。
(6)ネットワーク上ストレージへのシーンのアップロード
ネットワーク機能があるビデオカメラの場合、ユーザが、撮影したシーンをネットワーク上のストレージにアップロードすることがある。このアップロード操作の許可・不許可に関しても、顔ロックの機能を適用することがもちろん可能だが、そのほかにもシーンのアップロード先を決定するための制御にも有効である。本実施例では、ネットワーク上のストレージはユーザごとに分けられており、例えば、ユーザAのストレージに保存されているシーンをユーザA以外のユーザBやユーザCは再生・編集できないようになっているとする。また、共通ストレージを用意し、共通ストレージに保存されているシーンは、どのユーザでも再生・編集できるようになっているものとする。本機能により、他人に自分のシーンを見られたくないユーザは自分専用のストレージに容易にシーンをアップロードできる。以下では、ネットワーク上のストレージにシーンをアップロードする処理について説明する。
図19を用いて、ネットワーク上のストレージにシーンをアップロードするためのアップロード先を決定し、シーンをアップロードする処理について説明する。ステップS501でユーザがシーン一覧画面などからシーンを選択し、ステップS1901でメニュー操作で「アップロード」を選択する。該シーンに顔ロックが設定されていない場合は、ステップS1903に移行する。該シーンに顔ロックが設定されている場合はステップS1606で顔ロックの解除を行ってからステップS1903に移行する。ステップS1903ではシーンのアップロード先をユーザが指定するためのアップロード先指定画面を表示する。アップロード先指定画面とは、例えば、[1]顔ロックキー人物のストレージ[2]リストから選択した人物のストレージ[3]いまから撮影する人のストレージ[4]誰でも使用できる共通ストレージ、などのメニューでユーザがアップロード先を指定する画面である。ステップS1904でユーザは、シーンをアップロードしたい場所を指定し、システム制御部101がアップロード先を決定する。その後ステップS1905で決定したアップロード先にシーンをアップロードし、処理を終了する。シーンをアップロードする際は、シーンの映像情報だけでなくシーン管理情報も一緒にアップロードする。これにより、顔ロック機能を有効にしたままシーンをネットワーク上のストレージにアップロードすることができる。
図20に、顔画像とネットワーク上のストレージの場所を特定するためのパスを関連付けるためのテーブルの一例を示す。2101には顔画像を特定するためのパスとファイル名を記録し、2102には、ネットワーク上のストレージの場所を特定するためのパスを記録する。
次に図21を用いて、ステップS1904のアップロード先決定処理の詳細について説明する。ステップS1903にてアップロード先指定画面の表示後、ユーザはステップS2101でアップロード先を指定する。ユーザがアップロード先に顔ロックキー人物のストレージを指定した場合、ステップS2102で図20のようなテーブルを参照し、アップロード先を、シーンに設定されている顔ロックキー人物に対応するストレージに設定する。ステップS2101でユーザがアップロード先をリストから選択することを選択した場合、ステップS2103でユーザは図10のような一覧画面から顔画像を選択する。その後ステップS2104にて図20のようなテーブルを参照し、アップロード先を、ユーザがステップS2103で選択した顔画像に対応するストレージに設定する。ステップS2101でユーザがアップロード先として、いまから撮影する人のストレージを選択した場合、ステップS2105で図18のような撮影画面を表示する。ユーザが顔画像を撮影すると、ステップS2106にて図20のようなテーブルを参照し、アップロード先を、ユーザがステップS2105で撮影した顔画像に対応するストレージに設定する。ステップS2101でユーザがアップロード先として、共通ストレージを選択した場合、アップロード先を、共通ストレージに設定する。なお、ユーザが指定した顔画像に対応するストレージが存在しない場合は、新たにストレージを作成し、図20のテーブルにデータを追加する。ネットワーク上のストレージにアップロードしたシーンに対して操作を行う際は、図16と同様の操作が必要となる。
図22に、ステップS1903で表示するアップロード先指定画面の一例を示す。2201には、ユーザがアップロードしようとしているシーンのサムネイルを表示する。ステップS2101において、ユーザが該シーンに関連付けられた顔ロックキー人物のストレージにシーンをアップロードしたい場合は2202の「顔ロックと同じ人」を選択する。ステップS2101において、ユーザがリストから選択した人物のストレージにシーンをアップロードしたい場合は2202の「リストから選択」を選択する。ステップS2101において、ユーザがいまから撮影する人物のストレージにシーンをアップロードしたい場合は2202の「いまから撮影する人」を選択する。ステップS2101において、ユーザが共通ストレージにシーンをアップロードしたい場合は2202の「共通ストレージ」を選択する。
図23に、ネットワーク上のストレージのディレクトリ構成の一例を示す。2301は、ビデオカメラごとに用意されたネットワーク上のストレージのトップディレクトリを示す。2302、2303、2304はそれぞれユーザA、ユーザB専用のディレクトリであり、各ユーザしか見ることのできないストレージとしてビデオカメラから利用する。2304は共通ストレージであり、該ストレージはどのユーザでも利用することができる。2305はユーザAのみが再生・編集することができる映像情報である。ネットワーク上のストレージにあるシーンの再生・編集を行う際は、共通ストレージにあるシーン以外は、顔ロック解除が必要である。
(7)顔ロック設定の有無判別
図7のようなシーン一覧画面において、顔ロックが設定されているシーンとそれ以外のシーンをユーザが容易に区別できると便利である。以下では、顔ロックが設定されているシーンとそれ以外のシーンをユーザが区別できる手段について説明する。
(7)顔ロック設定の有無判別
図7のようなシーン一覧画面において、顔ロックが設定されているシーンとそれ以外のシーンをユーザが容易に区別できると便利である。以下では、顔ロックが設定されているシーンとそれ以外のシーンをユーザが区別できる手段について説明する。
図24に、顔ロックの設定有無を確認できるシーン一覧画面の一例を示す。2401にはシーンのサムネイルを表示する。本実施例では、顔ロックの設定が有効になっているシーンのサムネイル上に2402のようにアイコン表示することで、ユーザが容易にシーンに対する顔ロック設定の有無を確認できるようにする。
以上説明した例により、ビデオカメラに記録したシーンを、ユーザが指定した人物以外が再生・編集などの操作を行えないようにする機能が実現できる。
なお、本実施例では顔ロックの機能を実現するためにシーンのデータ部を暗号化することを例として説明した。しかしシーンのデータ部の暗号化を用いずに、シーンのヘッダ部に顔ロック用の情報を埋め込むことで簡易的な顔ロック機能を実現することもできる。前記顔ロック用情報がヘッダ部に埋め込まれているシーンに対してユーザが再生・編集を行おうとしたら、顔ロックを解除してヘッダ部の顔ロック用情報を除去することをユーザに要求すれば良い。これにより、顔ロックを解除できない人物によるシーンの再生・編集を禁止することが可能となる。
また、本実施例では、ビデオカメラを例に本発明の実施形態にかかる装置について説明したが、そのほかにも、例えばカメラを接続したDVDレコーダ、デジタルカメラ、携帯電話も本発明の実施形態の1つである。
以上、本発明の好適な実施例を説明した。本発明によれば、例えば、ユーザが記録再生装置に記録した映像情報に対してパスワードの代わりに顔画像を使ってユーザの識別を実現することができる。これにより、前記映像情報を前記ユーザ以外が操作することを禁止することができる。また、パスワードではなく顔画像を使用することによって、カメラなどのキーボードを備えていない記録再生装置でも容易にユーザの本人認証を実現することができる。
101…システム制御部、102…ユーザインタフェース、103…レンズ、104…CCD、105…A/D変換器、106…CODEC、107…RAM、108…顔認識実行部、109…暗号化・復号化実行部、110…HDD制御部、111…ドライブ制御部、112…HDD、113…DVD、114…表示部、201…シーンのID、202…シーンを特定するための情報、203…シーンに関連付けた顔画像を特定するための情報、301…シーンに関連付けた顔画像の特徴量、401…シーンのヘッダ部、402…シーンのデータ部、S500〜S510…図5の処理フロー内容、S600〜S604…図6の処理フロー内容、701…シーンのサムネイル、801…操作選択用ボタン、802…操作選択用ボタン、901…スルー画、902…顔を囲む枠、1001…顔画像のサムネイル、1101…顔画像のサムネイル、1201…顔画像のサムネイル、1202…プログレスバー、1203…進行状況表示用文字列、S1300〜S1307…図13の処理フロー内容、S1400〜S1405…図14の処理フロー内容、1501…顔画像表示領域、1502…操作選択用ボタン、S1600〜S1610…図16の処理フロー内容、1701…シーンのサムネイル、1702…操作選択用ボタン、1801…スルー画、1802…顔を囲む枠、S1900〜S1906…図19の処理フロー内容、2001…顔画像を特定するための情報、2002…アップロード先の場所を特定するための情報、S2100〜S2108…図21の処理フロー内容、2201…シーンのサムネイル、2202…操作選択用ボタン、2301…ネットワーク上ストレージのトップディレクトリ、2302…人物Aのトップディレクトリ、2303…人物Bのトップディレクトリ、2304…共有ストレージのトップディレクトリ、2305…人物Aが管理するシーン群、2401…シーンのサムネイル、2402…顔ロックが有効であることを示すアイコン
Claims (6)
- 撮像素子を有する映像情報入力手段と、
前記映像情報入力手段から入力された映像情報を第一及び/又は第二の記録媒体に記録する記録手段と、
前記映像情報入力手段から入力された動画映像情報を前記記録手段が前記記録媒体に記録するよう制御する動画記録制御手段と、
前記映像情報入力手段から入力された静止画映像情報を前記記録手段が前記記録媒体に記録するよう制御する静止画記録制御手段と、
前記第一の記録媒体から前記第二の記録媒体に映像情報を複製する複製手段と、
前記映像情報を表示する表示部と、
前記記録媒体に記録した前記映像情報を再生する再生手段と、
前記動画記録手段を用いて記録した動画映像情報に前記動画映像情報に対する操作権限を持つユーザを識別するための顔画像を前記動画映像情報に関連付ける第一の関連付け手段と、
前記静止画記録手段を用いて記録した静止画映像情報に前記静止画映像情報に対する操作権限を持つユーザか否かを識別するための顔画像を前記静止画映像情報に関連付ける第二の関連付け手段と、
前記記録媒体に記録した映像情報に対して再生または編集の操作を行おうとするユーザが前記映像情報に対する操作権限を持つユーザであるか否かを識別する識別手段と、
顔画像を関連付けした前記映像情報を暗号化する暗号化手段と、
暗号化した前記映像情報を復号化する復号化手段と、
を有することを特徴とする記録再生装置。 - 請求項1に記載の記録再生装置において、
顔画像を関連付けた映像情報に対して特定の操作を行う際に、前記映像情報入力手段を用いた顔画像入力をユーザに要求し、入力された顔画像に応じて暗号化した前記映像情報を復号化するか否かを制御する制御手段
を有することを特徴とする記録再生装置。 - 請求項1に記載の記録再生装置において、
映像情報に対する操作権限が無いユーザが前記映像情報に対して再生または編集操作を行おうとした場合に、前記表示部に前記操作が禁止されていることを表示する
ことを特徴とすることを特徴とする記録再生装置。 - 請求項1に記載の記録再生装置において、
映像情報に対する操作権限が無いユーザが前記映像情報に対して再生または編集操作を行おうとした場合に、前記表示部に前記操作が禁止されていることを表示し、
顔画像を関連付けた映像情報を前記第一の記録媒体から前記第二の記録媒体に複製する際に、前記映像情報入力手段を用いた顔画像入力をユーザに要求し、入力された顔画像に応じて前記複製操作を許可するか否かを制御する制御手段
を有することを特徴とする記録再生装置。 - 請求項1に記載の記録再生装置において、
前記記録媒体に記録した映像情報をネットワーク上の記録媒体にアップロードする映像情報アップロード手段と、
前記映像情報アップロード手段を用いてネットワーク上の記録媒体に映像情報をアップロードする際に、映像情報に関連付けた顔画像に合わせてアップロード先を制御するアップロード先制御手段と、
を有することを特徴とする記録再生装置。 - 請求項1に記載の記録再生装置において、
前記表示画面に、前記記録再生装置に記録した映像情報の一覧画面を表示するし、
前記一覧画面で顔画像を関連付けた映像情報とそれ以外の映像情報をユーザが識別可能にするための映像情報識別手段と、
を有することを特徴とする記録再生装置。
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