JP2010027701A - 化学的機械的研磨方法、半導体ウェハの製造方法、半導体ウェハ及び半導体装置 - Google Patents
化学的機械的研磨方法、半導体ウェハの製造方法、半導体ウェハ及び半導体装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010027701A JP2010027701A JP2008184443A JP2008184443A JP2010027701A JP 2010027701 A JP2010027701 A JP 2010027701A JP 2008184443 A JP2008184443 A JP 2008184443A JP 2008184443 A JP2008184443 A JP 2008184443A JP 2010027701 A JP2010027701 A JP 2010027701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing
- chemical mechanical
- data
- polishing rate
- mechanical polishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
Abstract
【解決手段】研磨パッドの目立てを行うドレッサのトルクと、ドレッサの温度と、ドレッサの圧力と、ドレッサを交換してからの累積使用時間とから構成される装置状態パラメータの全てあるいは一部のパラメータの測定値を、ウェハ研磨毎に連続サンプリング時系列データから全研磨区間もしくは所定の研磨区間だけを切り出す。切り出した連続サンプリング時系列データを用いてウェハ毎に研磨装置基準研磨レートを予測し、予測した研磨装置基準研磨レートと予め設定しておいたウェハ膜種毎の換算パラメータを用いて次回着工ウェハ研磨レート換算値である換算研磨レートを計算する。そして、前記換算研磨レートを用いることにより研磨量を最適にする研磨時間を計算して次回着工ウェハを研磨する。
【選択図】図5
Description
(前提となる状況)
図1は、本発明適用の状況の一である、Cuダマシン工程における化学的機械的研磨における研磨対象ウェハの断面拡大図である。
以下、実際の処理を行う研磨装置101及び研磨用システムの構成について説明する。
(a×A+b×B+c×C+d×D+e)×f …(式1)
a:ドレッサ温度係数
b:ドレッサ駆動トルク係数
c:ドレッサ圧力係数
d:ドレッサ累積使用時間係数
e:バイアス係数
f:装置間機差係数
なお、温度係数a、ドレッサ駆動トルク係数b、ドレッサ圧力係数cは研磨装置基準研磨レートに対して正の相関を持ち、これらのパラメータ値が増大すると、研磨装置基準研磨レートも増加する。それに対してドレッサ累積使用時間係数dは研磨装置基準研磨レートに対して負の相関を持つ。負の相関を持つパラメータについては、パラメータ値が増大すると研磨装置基準研磨レートは減少する。
(前膜厚値 ― 後膜厚値)÷研磨時間T …(式2)
その後実績研磨レート計算モジュール401は導出した実績研磨レートを換算研磨レート計算モジュール106に対して送出し処理を終了する(ステップS2004)。
g:装置間機差に関するパラメータ
h:次回着工ウェハの膜種に関する換算パラメータ
その後、換算研磨レート計算モジュール106はステップS1404にて導出された換算研磨レートに製造実行情報118に含まれるウェハ番号をつけ、換算研磨レートデータベース605d1に記録する(ステップS1405)。その後、ステップS1405で記録した換算研磨レートを研磨時間制御モジュール107に送信する(ステップS1406)。
図14は本実施の形態において、異なる膜種のウェハが研磨装置に順次投入される場合のパラメータ導出タイミングを説明する図である。この図では、たとえば「○」のウェハを研磨する前にテスト研磨として「●」(○と同じ膜種であるがテスト用として処理するもの)を連続して実行し、研磨装置に関わるパラメータa、b、c、d、e、fを導出する。また、生産対象である膜種の切り替え毎に最初の一枚目に膜種に依存するパラメータg、hを導出する。なお、研磨装置駆動直後の最初1つ目の膜種についてはテスト研磨の一番最後の回にg、hを導出するようにしても良い。図14ではそのような処理を想定している。
ただし、
M1=[実績研磨レート1、実績研磨レート2、…、実績研磨レート5]、
M2=[Data1、Data2、…、Data5]、
ただし、
DataT=[Ai、Bi、Ci、Di] … (式4)
ここで、(式3)において、下付きの数字が同じ実績研磨レートとDataベクトルとデータA、B、C,Dは、同一のウェハについて得られた値である。また上付きの「T」はベクトルの転置を表す。
/(a×A+b×B+c×C+d×D+e) … (式5)
以上では、任意の研磨装置1台について計5ウェハ分のデータを、その他の研磨装置については計1ウェハ分のデータを取得する場合について説明した。しかし、それぞれの研磨装置において、前記よりも多い数の同一膜種のウェハ分のデータを取得できる場合、最小自乗法を用いて、同様の方法でパラメータa、b、c、d、e、fを設定することも可能である。複数のデータを用いる場合、ノイズを低減できるため、パラメータの精度の向上が期待できる。
ただし、g=1
その他の研磨装置に対してもパラメータ値を設定する。この際、次回着工ウェハの膜種に関する換算パラメータhは全装置で共通である。そのため、装置間機差係数である装置間機差に関するパラメータgのみを装置ごとに導出する。
÷(設定対象の装置の研磨装置基準研磨レート) … (式7)
以上では、各研磨装置について計1ウェハ分のデータを取得する場合について説明した。研磨装置において、複数のウェハ分のデータが取得できる場合、最小自乗法を用いて、同様の方法で装置間機差に関するパラメータg、次回着工ウェハの膜種に関する換算パラメータhを設定することも可能である。この際、全てのウェハは同一の膜種であることが必要となる。複数のデータを用いる場合、ノイズを低減できるため、パラメータの精度の向上が期待できる。
図15は本研磨用システムの運用手順を表すフローチャートである。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
(a×A+b×B+c×C+d×D
+p1×P1+p2×P2+p3×P3+p4×P4
+p5×P5+p6×P6+e)×f … (式1a)
p1:研磨ヘッド駆動トルク係数
p2:研磨ヘッド圧力係数
p3:研磨パッド温度係数
p4:研磨パッド厚さ寸法係数
p5:研磨パッド累積使用時間係数
p6:テーブル駆動トルク係数
なお、(式1)と同様、ドレッサ温度係数a、ドレッサ駆動トルク係数b、ドレッサ圧力係数cは研磨装置基準研磨レートに対して正の相関を持ち、これらのパラメータ値が増大すると、研磨装置基準研磨レートも増加する。それらに対し、ドレッサ累積使用時間係数dは研磨装置基準研磨レートに対して負の相関を持つ。負の相関を持つパラメータは、パラメータ値が増大すると研磨装置基準研磨レートは減少する。
= M1・(M2の逆行列)
ただし、
M1=[実績研磨レート1、実績研磨レート2、…、実績研磨レート11]、
M2=[Data1、Data2、…、Data11]、
ただし、
DataT=[Ai、Bi、Ci、Di、
p1、p2、p3、p4、p5、p6] … (式4a)
ここで、(式4a)において、下付きの数字が同じ実績研磨レートとDataベクトルとデータA、B、C、D、P1、P2、P3、P4、P5、P6は、同一のウェハについて得られた値とする。また上付きの「T」はベクトルの転置を表す。
/(a×A+b×B+c×C+d×D
+p1×P1+p2×P2+p3×P3+p4×P4
+p5×P5+p6×P6+e) … (式5a)
以上では、任意の研磨装置1台について計11ウェハ分のデータを、その他の研磨装置について計1ウェハ分のデータを取得する場合について説明した。もし、それぞれの研磨装置において、前記よりも多い数のウェハ分のデータを取得できる場合、最小自乗法を用いて、同様の方法でパラメータa、b、c、d、e、f、p1、p2、p3、p4、p5、p6を設定することも可能である。複数のデータを用いる場合、ノイズを低減できるため、パラメータの精度の向上が期待できる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
(実績研磨レート ー h)÷g … (式8)
なお、係数g、hは(式5)で用いたものである。このあと、(式1)を変形した以下の(式9)に当てはめることで、パラメータ更新値e´を導出する。
(復元研磨装置基準研磨レート÷f)―(a×A+b×B+c×C+d×D)
… (式9)
この際、EWMA(指数重みつき移動平均)平滑フィルタを上記式に適用して、パラメータ更新値e´の微細変動を除去しても良い。このEWMA(指数重みつき移動平均)平滑フィルタ後のパラメータ更新値e´´は以下の(式10)で求められる。
α×e´+(1−α)×e … (式10)
ただし 0<α<1
このようにしてパラメータ更新値を導出した後、パラメータ更新値(e´またはe´´)を基準研磨レート予測パラメータ更新モジュール402に対して研磨装置基準研磨レート予測モジュール125に対して送信する(ステップS2104)。
次に第4の実施の形態について説明する。
実績研磨レートーg×研磨装置基準研磨レート … (式11)
この研磨装置基準研磨レートは研磨装置基準研磨レートデータベース604d1に記録されたものである。(式11)の計算に際しては、基準研磨レート予測パラメータ更新モジュール402は研磨装置基準研磨レートの値を研磨装置基準研磨レートデータベース604d1から読み出して設定換算パラメータh´を導出する。
次に第5の実施の形態について説明する。
=実績研磨レート ー g×研磨装置基準研磨レート … (式12)
また第2の実施の形態同様にEWMA平滑フィルタを利用し以下の(式13)を用いても良い。
=α×(実績研磨レート ー g×研磨装置基準研磨レート)
+(1−α)×更新前の換算パラメータh … (式13)
このように更新値を導出した後、その換算パラメータを求めた更新値で上書きする(ステップS3005)。
次に第6の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態ないし第6の実施の形態では、装置間機差に関するパラメータgは常に設定を行うことが前提であった。
=γ×状況1の換算パラメータ+δ×状況2の換算パラメータ
+(1―(γ+δ))×更新前のパラメータ … (式14)
なお、(γ+δ)=1
以上のように、累積着工ウェハ数によって装置間機差を無視する場合と無視しない場合を設けることで、新製品投入時の研磨量の誤差の拡大を防ぐことが可能となる。
次に第8の実施の形態について説明する。
((a×A+b×B+c×C+d×D
+p1×P1+p2×P2+p3×P3+p4×P4
+p5×P5+p6×P6+e)×f)×I … (式1b)
以上では、着工に用いたドライエッチ処理室を研磨前工程情報とし、研磨装置基準研磨レートの予測式を補正対象とした場合について説明した。状況に応じて研磨前工程情報及び補正対象の変更や追加をしたり、上記(式11)のパラメータの入る項を変更したりしてもかまわない。
研磨装置基準研磨レート)
÷(パラメータIの設定対象であるスパッタ処理室について
(式1a)で求めた研磨装置基準研磨レート) …(式15)
ただし、(式15)における「スパッタ処理室Qで処理したウェハについて(式1a)で求めた研磨装置基準研磨レート」を導出する際には、スパッタ処理室Qを通過したロットの膜種および研磨装置に対応するパラメータa、b、c、d、e、f、p1、p2、p3、p4、p5、p6を用い、「パラメータIの設定対象であるスパッタ処理室について(式1a)で求めた研磨装置基準研磨レート」を導出する際には、パラメータIの設定対象であるスパッタ処理室を通過したロットの膜種および研磨装置に対応するパラメータa、b、c、d、e、f、p1、p2、p3、p4、p5、p6を用いる必要がある。
第1ないし第8の実施の形態では、各パラメータは膜種ごとに設定するとしていた。しかし、多品種少量生産の進む今日では、膜種ごとに設定することは工数の増大につながる。そのため、各パラメータ値が類似する複数の膜種毎に膜種グループを設定し、膜種グループごとに換算パラメータ値を設定する。
次に第10の実施の形態について説明する。
103…時系列データ切り出しモジュール、
104…切り出しデータ特徴量計算モジュール、
105…研磨装置基準研磨レート予測モジュール、
106…換算研磨レート計算モジュール、107…研磨時間制御モジュール、
108…製造実行モジュール、
201…半導体ウェハ、202…研磨ヘッド、203…研磨ヘッド駆動モータ、
204…研磨パッド、205…テーブル、206…テーブル駆動モータ、
207…ドレッサ、208…ドレッサ駆動モータ、209…スラリー供給装置、
301…下層絶縁膜、302…中間層バリア膜、303…上層金属膜、
304…配線部、305…孔部、309…配線高さ、310…過研磨量、
311…前膜厚値、312…後膜厚値、313…下層のメタル層、
314…下層のメタル層の上面、
331…材料、332…上端部、333…研磨後の平面、334…総研磨量、
337…下層のメタル層、338…下層のメタル層の上面、
401…実績研磨レート計算モジュール、
402…基準研磨レート予測パラメータ更新モジュール、
500…バス、601…製造実行用計算機、602…時系列データ記録計算機、
603…データ解析用計算機、604…研磨装置基準研磨レート予測用計算機、
605…換算研磨レート計算用計算機、606…制御用計算機、
607…膜厚計測装置、
4001…研磨装置基準研磨レート、4006…膜種Xのシフト量、
4007…膜種Yのシフト量、4008…装置状態パラメータの特徴量、
4009…研磨レート。
Claims (15)
- 製造実行モジュールと、研磨装置からの装置駆動系の状態に関する信号及び被研磨対象の状態に関する信号を受信し量子化する測定信号サンプリングモジュールと、時系列データ切り出しモジュールと、切り出しデータ特徴量計算モジュールと、研磨装置基準研磨レート予測モジュールと、換算研磨レート計算モジュールと、研磨時間制御モジュールと、からなる化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法であって、
前記測定信号サンプリングモジュールが、前記研磨装置から送られた駆動系の状態に関する信号を時系列に並べた時系列データとして前記時系列データ切り出しモジュールに送信する時系列データ送信ステップと、
前記時系列データを受信した時系列データ切り出しモジュールが、前記時系列データの前記被研磨対象の状態に関するデータの変化時によって特徴量を抽出する期間を限定し、限定後の切り出したデータを前記切り出しデータ特徴量計算モジュールに送信する時系列データ切り出しステップと、
前記切り出したデータから、前記研磨装置駆動系の各データの特徴量を前記切り出しデータ特徴量計算モジュールが特徴量データとして導出し、前記研磨装置基準研磨レート予測モジュールへ送信する特徴量計算ステップと、
前記研磨装置基準研磨レート予測モジュールが前記特徴量データに基づき研磨装置基準研磨レートを導出し、導出した前記研磨装置基準研磨レートを前記換算研磨レート計算モジュールに送出する基準研磨レート導出ステップと、
送出された前記研磨装置基準研磨レートから、前記換算研磨レート計算モジュールが換算研磨レートを算出し前記研磨時間制御モジュールに送出する換算研磨レート導出ステップと、
前記換算研磨レートに基づき前記研磨時間制御モジュールが研磨時間を導出し、前記研磨装置に設定する研磨時間設定ステップと、からなることを特徴とする化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法。 - 製造実行モジュールと、研磨装置からの装置駆動系の状態に関する信号及び被研磨対象の状態に関する信号を受信し量子化する測定信号サンプリングモジュールと、時系列データ切り出しモジュールと、切り出しデータ特徴量計算モジュールと、研磨装置基準研磨レート予測モジュールと、換算研磨レート計算モジュールと、研磨時間制御モジュールと、からなる化学的機械的研磨システムを複数有する化学的機械的研磨システム群における化学的機械的研磨方法であって、
前記時系列データを受信した時系列データ切り出しモジュールが、前記時系列データの被研磨対象の状態に関するデータの変化時によって特徴量を抽出する期間を限定し、限定後の切り出したデータを前記切り出しデータ特徴量計算モジュールに送信する時系列データ切り出しステップと、
前記切り出したデータから、前記研磨装置駆動系の各データの特徴量を前記切り出しデータ特徴量計算モジュールが特徴量データとして導出し、前記研磨装置基準研磨レート予測モジュールへ送信する特徴量計算ステップと、
前記研磨装置基準研磨レート予測モジュールが前記特徴量データに基づき研磨装置基準研磨レートを導出し、導出した前記研磨装置基準研磨レートを前記換算研磨レート計算モジュールに送出する基準研磨レート導出ステップと、
送出された前記研磨装置基準研磨レートから、前記換算研磨レート計算モジュールが換算研磨レートを算出し前記研磨時間制御モジュールに送出する換算研磨レート導出ステップと、
前記換算研磨レートに基づき前記研磨時間制御モジュールが研磨時間を導出し、前記研磨装置に設定する研磨時間設定ステップと、からなることを特徴とする化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法。 - 請求項1または2に記載の化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法において、前記装置駆動系はドレッサであり、前記装置駆動系の状態に関する信号は前記ドレッサの温度、あるいは前記ドレッサの駆動トルク、あるいは前記ドレッサ圧力、あるいは前記ドレッサを交換してからのドレッサ累積使用時間の全てあるいは一部に関する情報を含み、前記被研磨対象の状態に関する信号は前記被研磨対象に照射した光の反射光あるいは前記被研磨対象の温度、の全てあるいは一部に関する情報を含むことを特徴とする化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法。
- 請求項1または2に記載の化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法において、
前記装置駆動系は研磨パッドを貼り付けたテーブルあるいは研磨ヘッドであり、前記装置駆動系の状態に関する信号は前記テーブルのトルク、あるいは前記研磨装置の構成要素である、前記被研磨対象を前記研磨パッドに押圧する前記研磨ヘッドのトルク、あるいは前記研磨ヘッドの圧力、あるいは前記研磨パッドの温度、あるいは前記研磨パッドの高さ寸法、あるいは前記研磨パッドを交換してからの研磨パッド累積使用時間の全てあるいは一部に関する情報を含み、前記被研磨対象の状態に関する信号は前記被研磨対象に照射した光の反射光、あるいは前記被研磨対象の温度、の全てあるいは一部に関する情報を含むことを特徴とする化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法において、前記研磨装置基準研磨レートの予測に用いる予測式は、研磨前の膜厚及び研磨後の膜圧の測定値から計算される実績研磨レートを用いて更新されることを特徴とする化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法。
- 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法において、前記換算研磨レート計算モジュールは、装置間機差に関するパラメータ、あるいは、前記被研磨対象の材料もしくは凹凸パターンもしくはその表面材料が複数材料で構成される場合における表面材料の分布パターンのいずれかあるいはその組み合わせで定義される膜種毎に予め設定しておいた換算パラメータ、を用いて前記換算研磨レートを導出することを特徴とする化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法。
- 請求項6に記載の化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法において、前記装置間機差に関するパラメータおよび前記換算パラメータは、前記被研磨対象の研磨前の膜厚及び研磨後の膜圧の測定値から計算される前記被研磨対象の前記膜種毎の実績研磨レートを用いて更新されることを特徴とする化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法。
- 請求項6または7に記載の化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法において、前記装置間機差に関するパラメータあるいは前記換算パラメータの一部もしくは全部は、研磨前の膜厚あるいは研磨後の膜厚の測定値から計算される膜種毎の実績研磨レートを用いて更新されることを特徴とする化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法。
- 請求項8に記載の化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法において、複数の研磨装置の中の1台を任意に選択して被研磨対象を研磨するシステム構成とし、
換算パラメータ未設定の被研磨対象の新規投入時期において、研磨前の膜厚及び研磨後の膜圧の測定値から計算される実績研磨レートのデータ数が、予め定めたデータ蓄積完了基準より少ない期間は、前記換算パラメータを複数装置間で統一して計算、設定及び更新を行い、
前記実績研磨レートのデータ数が、予め定めたデータ蓄積完了基準を超えた時点以降は、前記換算パラメータを装置毎に計算、設定及び更新を行うことを特徴とする化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法。 - 請求項9に記載の化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法において、前記データ蓄積完了基準は、前記換算パラメータを装置毎に計算、設定及び更新を行った場合の研磨量、及び、前記被研磨対象の膜種の換算パラメータを複数装置間で統一して計算、設定及び更新を行った際の研磨量を用いて導出され、前記研磨量の値は予測値もしくは実際に研磨を行ったときの実績値のいずれかの値とすることを特徴とする化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法。
- 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法において、前記研磨装置基準研磨レート予測モジュールが、前記化学的機械的研磨を行う製造段階である研磨工程よりも上流の製造段階である研磨前工程の情報を用いて補正されることを特徴とした化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法。
- 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法において、前記換算パラメータは、複数の膜種で構成される膜種グループ毎に値が設定され、
前記膜種グループは、前記被研磨対象の材料もしくは凹凸パターンもしくはその表面材料が複数材料で構成される場合における表面材料の分布パターンの全てあるいは一部を用いて決定されることを特徴とする化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法。 - 請求項1ないし12のいずれか1項に記載の化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法において、前記研磨装置の研磨ヘッド、テーブルまたは前記研磨ヘッドと前記テーブルの組み合わせ毎に前記換算パラメータが設定されることを特徴とする化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法。
- 請求項1ないし13のいずれか1項に記載の化学的機械的研磨システムにおける化学的機械的研磨方法を利用することを特徴とする半導体ウェハの製造方法。
- 請求項14記載の半導体ウェハの製造方法により製造されることを特徴とする半導体ウェハ及び半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008184443A JP2010027701A (ja) | 2008-07-16 | 2008-07-16 | 化学的機械的研磨方法、半導体ウェハの製造方法、半導体ウェハ及び半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008184443A JP2010027701A (ja) | 2008-07-16 | 2008-07-16 | 化学的機械的研磨方法、半導体ウェハの製造方法、半導体ウェハ及び半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010027701A true JP2010027701A (ja) | 2010-02-04 |
Family
ID=41733274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008184443A Pending JP2010027701A (ja) | 2008-07-16 | 2008-07-16 | 化学的機械的研磨方法、半導体ウェハの製造方法、半導体ウェハ及び半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010027701A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20130139778A (ko) * | 2012-06-13 | 2013-12-23 | 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 연마 방법 및 연마 장치 |
TWI693123B (zh) * | 2018-05-22 | 2020-05-11 | 日商Sumco股份有限公司 | 工件的兩面研磨裝置及兩面研磨方法 |
CN111571424A (zh) * | 2019-02-19 | 2020-08-25 | 松下知识产权经营株式会社 | 研磨加工系统、学习装置、学习装置的学习方法 |
KR20210017431A (ko) * | 2019-08-08 | 2021-02-17 | 연세대학교 산학협력단 | 공정 제어정보 생성 장치, 방법 및 이를 포함하는 공정 제어장치 |
JP2021030327A (ja) * | 2019-08-20 | 2021-03-01 | 株式会社ディスコ | 加工装置 |
WO2021054236A1 (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 株式会社荏原製作所 | 機械学習装置、基板処理装置、学習済みモデル、機械学習方法、機械学習プログラム |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000117615A (ja) * | 1998-10-15 | 2000-04-25 | Nec Corp | 化学機械研磨装置 |
JP2004014874A (ja) * | 2002-06-07 | 2004-01-15 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP2005252036A (ja) * | 2004-03-04 | 2005-09-15 | Renesas Technology Corp | 化学的機械的研磨方法、化学的機械的研磨システム、及び半導体装置の製造方法 |
JP2005342841A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Renesas Technology Corp | 研磨装置 |
JP2009004442A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Renesas Technology Corp | 半導体ウェハの研磨方法 |
JP2009160691A (ja) * | 2008-01-07 | 2009-07-23 | Fujitsu Microelectronics Ltd | 研磨制御システム、研磨制御プログラム及び半導体装置の製造方法 |
-
2008
- 2008-07-16 JP JP2008184443A patent/JP2010027701A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000117615A (ja) * | 1998-10-15 | 2000-04-25 | Nec Corp | 化学機械研磨装置 |
JP2004014874A (ja) * | 2002-06-07 | 2004-01-15 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP2005252036A (ja) * | 2004-03-04 | 2005-09-15 | Renesas Technology Corp | 化学的機械的研磨方法、化学的機械的研磨システム、及び半導体装置の製造方法 |
JP2005342841A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Renesas Technology Corp | 研磨装置 |
JP2009004442A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Renesas Technology Corp | 半導体ウェハの研磨方法 |
JP2009160691A (ja) * | 2008-01-07 | 2009-07-23 | Fujitsu Microelectronics Ltd | 研磨制御システム、研磨制御プログラム及び半導体装置の製造方法 |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20130139778A (ko) * | 2012-06-13 | 2013-12-23 | 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 연마 방법 및 연마 장치 |
JP2014014922A (ja) * | 2012-06-13 | 2014-01-30 | Ebara Corp | 研磨方法及び研磨装置 |
US9676076B2 (en) | 2012-06-13 | 2017-06-13 | Ebara Corporation | Polishing method and polishing apparatus |
KR102094274B1 (ko) * | 2012-06-13 | 2020-03-30 | 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 연마 방법 및 연마 장치 |
TWI693123B (zh) * | 2018-05-22 | 2020-05-11 | 日商Sumco股份有限公司 | 工件的兩面研磨裝置及兩面研磨方法 |
CN111571424A (zh) * | 2019-02-19 | 2020-08-25 | 松下知识产权经营株式会社 | 研磨加工系统、学习装置、学习装置的学习方法 |
KR20210017431A (ko) * | 2019-08-08 | 2021-02-17 | 연세대학교 산학협력단 | 공정 제어정보 생성 장치, 방법 및 이를 포함하는 공정 제어장치 |
KR102279045B1 (ko) * | 2019-08-08 | 2021-07-16 | 연세대학교 산학협력단 | 공정 제어정보 생성 장치, 방법 및 이를 포함하는 공정 제어장치 |
JP2021030327A (ja) * | 2019-08-20 | 2021-03-01 | 株式会社ディスコ | 加工装置 |
JP7452960B2 (ja) | 2019-08-20 | 2024-03-19 | 株式会社ディスコ | 加工装置 |
WO2021054236A1 (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 株式会社荏原製作所 | 機械学習装置、基板処理装置、学習済みモデル、機械学習方法、機械学習プログラム |
JP2021048213A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 株式会社荏原製作所 | 機械学習装置、基板処理装置、学習済みモデル、機械学習方法、機械学習プログラム |
JP7224265B2 (ja) | 2019-09-18 | 2023-02-17 | 株式会社荏原製作所 | 機械学習装置、基板処理装置、学習済みモデル、機械学習方法、機械学習プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010027701A (ja) | 化学的機械的研磨方法、半導体ウェハの製造方法、半導体ウェハ及び半導体装置 | |
US10589397B2 (en) | Endpoint control of multiple substrate zones of varying thickness in chemical mechanical polishing | |
TWI546524B (zh) | 用於將光學模型擬合至測量光譜的方法及電腦程式產品 | |
JP5542802B2 (ja) | 複数のスペクトルを使用する化学機械研磨での終点検出 | |
JP2001501545A (ja) | 化学機械的研磨の厚さ除去を制御する方法およびシステム | |
JP2002141319A (ja) | ウェーハの研磨時間制御方法及びこれを利用したウェーハの研磨方法 | |
US8078306B2 (en) | Polishing apparatus and polishing method | |
US9333619B2 (en) | Adaptive endpoint method for pad life effect on chemical mechanical polishing | |
US20110301847A1 (en) | Automatic Initiation Of Reference Spectra Library Generation For Optical Monitoring | |
CN109968186B (zh) | 基于光谱的化学机械抛光在线终点检测方法 | |
TWI382484B (zh) | 決定光譜中銅濃度之方法 | |
CN110071041B (zh) | 浅沟槽隔离结构的制备方法、化学机械研磨方法及系统 | |
CN111886686A (zh) | 针对原位电磁感应监测的边缘重建中的基板掺杂的补偿 | |
JP2009004442A (ja) | 半導体ウェハの研磨方法 | |
Boning et al. | Pattern dependent modeling for CMP optimization and control | |
KR20220071915A (ko) | 연마 방법, 워크피스의 연마 감시 방법 및 연마 감시 장치 | |
WO2001060242A2 (en) | Test structure for metal cmp process control | |
US7289872B1 (en) | Method and apparatus for prediction of polishing condition, and computer product | |
Hocheng et al. | A comprehensive review of endpoint detection in chemical mechanical planarisation for deep-submicron integrated circuits manufacturing | |
JP2010226007A (ja) | 研磨工程制御方法および半導体ウエハ研磨システム | |
US20070082490A1 (en) | Apparatus of chemical mechanical polishing and chemical mechanical polishing process | |
JP3790966B2 (ja) | 半導体素子表面の検査方法および検査装置 | |
CN100335234C (zh) | 决定化学机械研磨的终点检测时间的方法 | |
US6743075B2 (en) | Method for determining chemical mechanical polishing time | |
US20080138988A1 (en) | Detection of clearance of polysilicon residue |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20100528 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121218 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130409 |