JP2010027309A - 接点開閉装置 - Google Patents

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利一 魚留
Shuichi Katayama
秀一 片山
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Abstract

【課題】アークによる接点溶融や開閉時の接点バウンスを回避するとともに応答性を向上する。
【解決手段】外力が加えられてアクチュエータ部材6が上向きに移動することで収納室3の容積が減少し、収納室3内に充填されている導電性流体LMが流路4を移動して第2接点2の表面へ流出する。そして、第2接点2の表面に流出した導電性流体LMが第1接点1の表面に塗布されている導電性流体LMと接触し、その結果、第1接点1と第2接点2とが導電性流体LMを介して接触導通することになる。故に、第1接点1と第2接点2とが導電性流体LMを介して接触・開離するためにアークによる接点溶融や接点バウンスを回避することができ、しかも、従来例と比較して接点開閉の応答性を向上することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、接点開閉装置に関するものである。
従来、アークによる接点溶融や開閉時の接点バウンスを回避することができる接点開閉装置として、液体金属などの導電性流体を接点とする接点開閉装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−142142号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている従来例では、導電性流体の流路内に気体を封入し、ヒータにより気体を加熱膨張させることによって導電性流体を流路内で移動させて接点を開閉する構成となっていたため、気体を加熱するのに比較的に長い時間を要し、応答性が良くないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、アークによる接点溶融や開閉時の接点バウンスを回避するとともに応答性を向上した接点開閉装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、表面に導電性流体が塗布された第1接点と、第1接点との間に所定の絶縁距離を離して対向配置された第2接点と、導電性流体が充填されるとともに外力に応じて容積が増減する収納室と、収納室より第2接点の接触面まで貫通し収納室の容積の増減に応じて導電性流体が移動する流路とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、外力に応じて収納室の容積が減少すれば収納室内の導電性流体が流路を移動して第2接点の接触面に流出し、流出した導電性流体と第1接点の表面に塗布されている導電性流体とが接触することにより、第1接点と第2接点とが導電性流体を介して接触導通する。また、外力を取り除いて収納室の容積を増加すれば(元に戻せば)、第2接点の接触面に流出していた導電性流体が流路を移動して収納室内に戻ることにり、第1接点と第2接点とが開離して絶縁される。
請求項2の発明は、上記目的を達成するために、表面に導電性流体が塗布された複数の接点と、これら複数の接点との間に所定距離を離して対向配置されるとともに導電性流体が充填され且つ外力に応じて容積が増減する収納室と、収納室より接点との対向面まで貫通し収納室の容積の増減に応じて導電性流体が移動する流路とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明によれば、外力に応じて収納室の容積が減少すれば収納室内の導電性流体が流路を移動して収納室の接点との対向面に流出し、流出した導電性流体と各接点の表面に塗布されている導電性流体とが接触することにより、複数の接点同士が導電性流体を介して接触導通する。また、外力を取り除いて収納室の容積を増加すれば(元に戻せば)、収納室の対向面に流出していた導電性流体が流路を移動して収納室内に戻ることにり、複数の接点が開離して絶縁される。
請求項3の発明は、上記目的を達成するために、同一面上に所定の絶縁距離を離して並設された複数の接点と、各接点の表面に塗布された導電性流体と、接点表面に塗布されている導電性流体に電界を印加する電界印加手段とを備えたことを特徴とする。
請求項3の発明によれば、電界印加手段によって電界が印加されると、いわゆるエレクトロウェッティング効果によって各接点の表面に塗布されている導電性流体の濡れ性が変化することにより、複数の接点同士が導電性流体を介して接触導通する。また、電界印加手段による電界の印加を止めれば、導電性流体の濡れ性が逆向きに変化することで複数の接点が開離して絶縁される。
請求項4の発明は、上記目的を達成するために、互いに平行に配置されるとともに異なる向きに電流が流れる一対の導電路と、導電路間に設けられるとともに導電路と絶縁された一対の接点と、両端部で一対の導電路と摺動自在に接触導通するとともに一対の導電路間に位置する部位に導電性流体を保持した移動体とを備えたことを特徴とする。
請求項4の発明によれば、一対の導電路を含む平面と交差する磁界を印加すれば、一対の導電路を介して移動体に流れる荷電粒子にローレンツ力が作用し、当該ローレンツ力によって移動体が移動するため、移動体に保持された導電性流体を介して一対の接点同士が接触導通する。また、磁界を逆向きに印加すれば、逆向きのローレンツ力が作用して移動体が反対向きに移動するため、一対の接点が開離して絶縁される。
請求項5の発明は、上記目的を達成するために、表面に導電性流体が塗布された複数の接点と、これら複数の接点との間に所定距離を離して対向配置されるとともに導電性流体が充填された収納室と、収納室内の導電性流体を加熱する加熱手段と、収納室より接点との対向面まで貫通し導電性流体が移動する流路とを備えたことを特徴とする。
請求項5の発明によれば、加熱手段で加熱されることで導電性流体の体積が増加すれば収納室内の導電性流体が流路を移動して収納室の接点との対向面に流出し、流出した導電性流体と各接点の表面に塗布されている導電性流体とが接触することにより、複数の接点同士が導電性流体を介して接触導通する。また、加熱手段による加熱を止めることで導電性流体の体積が減少すれば(元に戻れば)、収納室の対向面に流出していた導電性流体が流路を移動して収納室内に戻ることにり、複数の接点が開離して絶縁される。
請求項1〜5の発明によれば、アークによる接点溶融や開閉時の接点バウンスを回避するとともに応答性を向上することができる。
(実施形態1)
本実施形態の接点開閉装置は、図1に示すように表面に導電性流体LMが塗布された第1接点1と、第1接点1との間に所定の絶縁距離を離して対向配置された第2接点2と、導電性流体LMが充填されるとともに外力に応じて容積が増減する収納室3と、収納室3より第2接点2の接触面まで貫通し収納室3の容積の増減に応じて導電性流体LMが移動する流路4とを備えている。但し、以下の説明では図1において上下左右を規定している。
収納室3は、ガラスや合成樹脂材料などの絶縁材料によって平板状に形成されたベース部材5と、同じくガラスや合成樹脂材料などの絶縁材料によって平板状に形成され、ベース部材5に対して上下方向に移動可能なアクチュエータ部材6とに囲まれた空間からなる。但し、図1では収納室3の左右両側の端部についての詳細な構造は図示していない。
ベース部材5の上面中央に薄い板状の第2接点2が固着されており、上下方向においてベース部材5と第2接点2を貫通する流路4が設けられている。
而して、アクチュエータ部材6に上向きの外力が加えられていない場合、図1(a)に示すように第1接点1の表面(下面)に塗布されている導電性流体LMと第2接点2の表面に存在する導電性流体LMとが接触しないために第1接点1と第2接点2とは導通しない。一方、アクチュエータ部材6に上向きの外力が加えられている場合、図1(b)に示すようにアクチュエータ部材6が外力によって上向きに移動することで収納室3の容積が減少し、収納室3内に充填されている導電性流体LMが流路4を移動して第2接点2の表面へ流出する。そして、第2接点2の表面に流出した導電性流体LMが第1接点1の表面に塗布されている導電性流体LMと接触し、その結果、第1接点1と第2接点2とが導電性流体LMを介して接触導通することになる。尚、アクチュエータ部材6への外力の印加を止めれば、アクチュエータ部材6が下向きに移動することで収納室3の容積が増加し(元に戻り)、第2接点2の表面に流出していた導電性流体LMが流路4を移動して収納室3内に戻るため、第1接点1の表面に塗布されている導電性流体LMと第2接点2の表面に存在する導電性流体LMとが接触しなくなる。その結果、第1接点1と第2接点2とが開離して絶縁される(図1(a)参照)。
このように本実施形態の接点開閉装置では、第1接点1と第2接点2とが導電性流体LMを介して接触・開離するためにアークによる接点溶融や接点バウンスを回避することができ、しかも、従来例と比較して接点開閉の応答性を向上することができる。
(実施形態2)
本実施形態の接点開閉装置は、図2及び図3に示すように表面に導電性流体LMが塗布された複数(図示例では2つ)の接点10A,10Bと、これら複数の接点10A,10Bとの間に所定距離を離して対向配置されるとともに導電性流体LMが充填され且つ外力に応じて容積が増減する収納室3と、収納室3より接点10A,10Bとの対向面まで貫通し収納室3の容積の増減に応じて導電性流体LMが移動する流路4とを備えている。但し、流路4がベース部材5のみを貫通する点を除いて、収納室3,流路4,ベース部材5,アクチュエータ部材6の構成は実施形態1と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
一対の接点10A,10Bは矩形箱状のケース11における内側上面に固着されており、各接点10A,10Bにはケース11の上方へ突出する端子12,12がそれぞれ接続されている。ケース11内にはベース部材5及びアクチュエータ部材6が収納されており、ベース部材5の上面における流路4の開口部位が一対の接点10A,10Bの中間位置に対向している。
而して、アクチュエータ部材6に上向きの外力が加えられていない場合、図2(a)に示すようにベース部材5表面には導電性流体LMが殆ど露出しておらず、一対の接点10A,10Bの表面(下面)に塗布されている導電性流体LMが接触しないために一対の接点10A,10Bは導通しない。一方、アクチュエータ部材6に上向きの外力が加えられている場合、図2(b)に示すようにアクチュエータ部材6が外力によって上向きに移動することで収納室3の容積が減少し、収納室3内に充填されている導電性流体LMが流路4を移動してベース部材5の表面へ流出する。そして、ベース部材5の表面に流出した導電性流体LMが一対の接点10A,10Bの表面に塗布されている導電性流体LMとそれぞれ接触し、その結果、一対の接点10A,10Bが導電性流体LMを介して接触導通することになる。尚、アクチュエータ部材6への外力の印加を止めれば、アクチュエータ部材6が下向きに移動することで収納室3の容積が増加し(元に戻り)、ベース部材5の表面に流出していた導電性流体LMが流路4を移動して収納室3内に戻るため、一対の接点10A,10Bの表面に塗布されている導電性流体LMが接触しなくなる。その結果、一対の接点10A,10Bが開離して絶縁される(図2(a)参照)。
このように本実施形態の接点開閉装置においても、一対の接点10A,10Bが導電性流体LMを介して接触・開離するためにアークによる接点溶融や接点バウンスを回避することができ、しかも、従来例と比較して接点開閉の応答性を向上することができる。さらに本実施形態の接点開閉装置では、ベース部材5の表面(上面)と接点10A,10Bの表面に塗布されている導電性流体LMとの距離(絶縁距離)を小さくすることで一対の接点10A,10B間の距離を大きく採ることができる。
(実施形態3)
本実施形態の接点開閉装置は、図4に示すようにガラスや合成樹脂成形品からなる絶縁基板20の表面上に所定の絶縁距離を離して並設された複数(図示例では2つ)の接点21A,21Bと、各接点21A,21Bの表面に塗布された導電性流体LMと、接点21A,21B表面に塗布されている導電性流体LMに電界を印加する電界印加手段とを備えている。
絶縁基板20には上端側で各接点21A,21Bと電気的に接続された導電路22A,22Bが上下方向に貫設されている。
電界印加手段は、負極が接点21A又は21Bに接続された直流電源23A,23Bと、直流電源23A,23Bの正極と接点21A又は21Bとの間の電路を開閉するスイッチ24A,24Bとからなる。
而して、スイッチ24A,24Bをオフして接点21A,21Bの表面に塗布されている導電性流体LMに電界を印加していない場合、図4(a)に示すように導電性流体LMの濡れ性が変化しないために接点21A,21Bの表面に塗布されている導電性流体LMが接触せず、一対の接点21A,21Bは導通しない。一方、スイッチ24A,24Bをオンして接点21A,21Bの表面に塗布されている導電性流体LMに電界を印加している場合、図4(b)に示すように、いわゆるエレクトロウェッティング効果によって各接点21A,21Bの表面に塗布されている導電性流体LMの濡れ性が変化するために接点21A,21Bの表面に塗布されている導電性流体LM同士が接触する。その結果、一対の接点21A,21Bが導電性流体LMを介して接触導通する。尚、スイッチ24A,24Bを再度オフして電界の印加を停止すれば、各接点21A,21Bの表面に塗布されている導電性流体LMの濡れ性が逆向きに変化するために接点21A,21Bの表面に塗布されている導電性流体LMが接触しなくなり、その結果、一対の接点21A,21Bが開離して絶縁される(図4(a)参照)。
このように本実施形態の接点開閉装置においても、一対の接点21A,21Bが導電性流体LMを介して接触・開離するためにアークによる接点溶融や接点バウンスを回避することができ、しかも、従来例と比較して接点開閉の応答性を向上することができる。
(実施形態4)
本実施形態の接点開閉装置は、図5に示すようにガラスや合成樹脂成形品からなる絶縁基板30の表面上に互いに平行に配置されるとともに異なる向きに電流が流れる一対の導電路31A,31Bと、絶縁基板30の表面上における導電路31A,31B間に設けられた一対の接点32A,32Bと、両端部で一対の導電路31A,31Bと摺動自在(転動自在)に接触導通するとともに一対の導電路31A,31B間に位置する部位に導電性流体LMを保持した移動体33とを備えている。
移動体33は、円柱状の金属からなり、その軸方向における中央部分に全周にわたって導電性流体LMが塗布されている。
一方の導電路31Aが直流電源34の正極に接続され,他方の導電路31Bが直流電源34の負極に接続されており、これによって一対の導電路31A,31Bには移動体33を介して互いに逆向きの電流が流れることになる。
而して、図5(a)に示す状態において絶縁基板30の表面から裏面に向かう向き(図5においては紙面の表から裏に向かう向き)に磁界を印加すれば、一対の導電路31A,31Bを介して移動体33に流れる荷電粒子に図中上向きのローレンツ力が作用し、当該ローレンツ力によって移動体33が上向きに移動(転動)する。そして、移動体33が一対の接点32A,32Bと重なる位置まで移動すれば、移動体33に保持(塗布)された導電性流体LMを介して一対の接点32A,32B同士が接触導通することになる。一方、図5(b)に示す状態において、絶縁基板30の裏面から表面に向かう向き(図5においては紙面の裏から表に向かう向き)に磁界を印加すれば、一対の導電路31A,31Bを介して移動体33に流れる荷電粒子に図中下向きのローレンツ力が作用し、当該ローレンツ力によって移動体33が下向きに移動(転動)する。そして、移動体33が一対の接点32A,32Bと重なる位置から移動すれば、一対の接点32A,32B同士が開離して絶縁されることになる(図5(a)参照)。
このように本実施形態の接点開閉装置においても、一対の接点32A,32Bが導電性流体LMを介して接触・開離するためにアークによる接点溶融や接点バウンスを回避することができ、しかも、従来例と比較して接点開閉の応答性を向上することができる。
(実施形態5)
本実施形態の接点開閉装置は、図6に示すように表面に導電性流体LMが塗布された複数(図示例では2つ)の接点40A,40Bと、これら複数の接点40A,40Bとの間に所定距離を離して対向配置されるとともに導電性流体LMが充填された収納室41と、収納室41より接点40A,40Bとの対向面まで貫通して導電性流体LMが移動する流路42と、収納室41内の導電性流体LMを加熱する加熱手段たるヒータ43とを備えている。
収納室41は、ガラスや合成樹脂材料などの絶縁材料によって平板状に形成されたベース部材44と、高抵抗の材料によって平板状に形成されたヒータ43とに囲まれた空間からなる。但し、図6では収納室41の左右両側の端部についての詳細な構造は図示していない。
一対の接点40A,40Bは、ベース部材44の上面における流路42の開口部位が接点40A,40Bの中間位置に対向する位置に配置されている。
而して、ヒータ43に通電されていない場合、図6(a)に示すようにベース部材5表面には僅かな導電性流体LMしか存在しておらず、一対の接点40A,40Bの表面(下面)に塗布されている導電性流体LMが接触しないために一対の接点40A,40Bは導通しない。一方、ヒータ43に通電されている場合、図6(b)に示すようにヒータ43から発する熱によって導電性流体LMが膨張し、収納室41内に充填されている導電性流体LMが流路42を移動してベース部材44の表面へ流出する。そして、ベース部材44の表面に流出した導電性流体LMが一対の接点40A,40Bの表面に塗布されている導電性流体LMとそれぞれ接触し、その結果、一対の接点40A,40Bが導電性流体LMを介して接触導通することになる。尚、ヒータ43への通電を停止すれば導電性流体LMの温度が直ちに低下し、ベース部材44の表面に流出していた導電性流体LMが流路42を移動して収納室41内に戻るため、一対の接点40A,40Bの表面に塗布されている導電性流体LMが接触しなくなる。その結果、一対の接点40A,40Bが開離して絶縁される(図6(a)参照)。
このように本実施形態の接点開閉装置においても、一対の接点40A,40Bが導電性流体LMを介して接触・開離するためにアークによる接点溶融や接点バウンスを回避することができ、しかも、気体を加熱膨張する従来例と比較して導電性流体LMを加熱膨張することで接点開閉の応答性を向上することができる。
実施形態1を示し、(a)は接点が開離した状態の断面図、(b)は接点が接触導通した状態の断面図である。 実施形態2を示し、(a)は接点が開離した状態の断面図、(b)は接点が接触導通した状態の断面図である。 同上の平面図である。 実施形態3を示し、(a)は接点が開離した状態の断面図、(b)は接点が接触導通した状態の断面図である。 実施形態4を示し、(a)は接点が開離した状態の断面図、(b)は接点が接触導通した状態の断面図である。 実施形態5を示し、(a)は接点が開離した状態の断面図、(b)は接点が接触導通した状態の断面図である。
符号の説明
1 第1接点
2 第2接点
3 収納室
4 流路
5 ベース部材
6 アクチュエータ部材
LM 導電性流体

Claims (5)

  1. 表面に導電性流体が塗布された第1接点と、第1接点との間に所定の絶縁距離を離して対向配置された第2接点と、導電性流体が充填されるとともに外力に応じて容積が増減する収納室と、収納室より第2接点の接触面まで貫通し収納室の容積の増減に応じて導電性流体が移動する流路とを備えたことを特徴とする接点開閉装置。
  2. 表面に導電性流体が塗布された複数の接点と、これら複数の接点との間に所定距離を離して対向配置されるとともに導電性流体が充填され且つ外力に応じて容積が増減する収納室と、収納室より接点との対向面まで貫通し収納室の容積の増減に応じて導電性流体が移動する流路とを備えたことを特徴とする接点開閉装置。
  3. 同一面上に所定の絶縁距離を離して並設された複数の接点と、各接点の表面に塗布された導電性流体と、接点表面に塗布されている導電性流体に電界を印加する電界印加手段とを備えたことを特徴とする接点開閉装置。
  4. 互いに平行に配置されるとともに異なる向きに電流が流れる一対の導電路と、導電路間に設けられるとともに導電路と絶縁された一対の接点と、両端部で一対の導電路と摺動自在に接触導通するとともに一対の導電路間に位置する部位に導電性流体を保持した移動体とを備えたことを特徴とする接点開閉装置。
  5. 表面に導電性流体が塗布された複数の接点と、これら複数の接点との間に所定距離を離して対向配置されるとともに導電性流体が充填された収納室と、収納室内の導電性流体を加熱する加熱手段と、収納室より接点との対向面まで貫通し導電性流体が移動する流路とを備えたことを特徴とする接点開閉装置。
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