JP2010026648A - 生体情報取得装置及び画像取得装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コスト増加を抑制しつつ、十分に広い範囲で画像を取得すること。
【解決手段】生体情報取得装置は、複数の撮像チップCIPを配列させた状態で個々の撮像チップCIPで画像取得して生体情報を取得する。複数の撮像チップCIPを配列させることによって、全体として広い撮像エリアを確保する。大面積のモノリシックな撮像チップを用意する場合と比べてコスト面でも有利である。このようにして、コスト増加を抑制しつつ、十分に広い範囲で画像(生体情報)を取得することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、生体情報取得装置及び画像取得装置に関する。
近年、情報セキュリティーの保護強化に伴って、生体認証に関する技術開発の進展が著しい。なお、生体認証とは、検査対象の個体から取得した生体情報が、あらかじめ登録された生体情報に等しいかどうかという判定に基づいて、ある個体を他の個体から識別する技術である。例えば、ヒトの瞳の虹彩に基づいて個体を特定する方法、ヒトの指等の静脈パターンに基づいて個体を特定する方法、及び指の指紋パターンに基づいて個体を特定する方法が挙げられる。
生体認証においては、認証に利用する生体情報に応じて様々な得失がある。例えば、静脈パターンを活用した生体認証は、指紋パターンを活用した生体認証よりも認証の偽造が困難であるという利益がある。後者は、前者よりも認証の偽造が簡単であるという不利益がある。
特許文献1には、生体認証に用いられる撮像装置が開示されている。この撮像装置では、光源(100)、支持台(300)、画像認証部(200)を積層させることで、撮像装置の小型化を図っている。
特許文献2には、撮像部を移動して走査させるための走査手段と、撮像部の走査に応じて光源4の光量を制御する光量制御手段とを備える生体画像入力装置が開示されている。撮像部は、走査手段により生体の部分画像を順次取得する。光量制御手段は、光源の光量を撮像部の走査による撮像部の光源への接近により減少させ、離反により増加させるように制御する。
特開2001−119008号公報 特開2007−257307号公報
ところで、静脈認証の認証精度を高めるためには、十分に広い範囲で静脈像を取得することが強く望まれている。十分に広い範囲で静脈像を取得するためには撮像エリアが十分に広い撮像素子が必要になる。一般的に、このような大面積の撮像素子は、小面積の撮像素子よりも歩留まりが悪く、価格も高い。撮像素子の価格は、静脈認証装置の製品単価に直接的に影響する。従って、大面積の撮像素子の採用は難しい状況にある。
このように、コスト増加を抑制しつつ、十分に広い範囲で画像を取得することが強く望まれている。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、コスト増加を抑制しつつ、十分に広い範囲で画像を取得することを目的とする。
本発明にかかる生体情報取得装置は、複数の撮像チップを配列させた状態で個々の前記撮像チップで画像取得して生体情報を取得する。
複数の撮像チップを配列させることによって、全体として広い撮像エリアを確保する。大面積のモノリシックな撮像チップを用意する場合と比べてコスト面でも有利である。このようにして、コスト増加を抑制しつつ、十分に広い範囲で画像(生体情報)を取得することができる。
複数の前記撮像チップは、時間的に重複して画像取得する、と良い。
複数の前記撮像チップは、共通の撮像開始信号に基づいて画像取得する、と良い。
複数の前記撮像チップは、共通のデータ伝送路に撮像データを出力する、と良い。
複数の前記撮像チップは、ある撮像チップから出力された読出指示信号に基づいて前記データ伝送路に撮像データを出力する撮像チップを含む、と良い。
複数の前記撮像チップは、撮像チップ内のシフトレジスタの出力信号に基づいて前記読出指示信号を生成する読出指示信号生成回路を有する撮像チップを含む、と良い。
複数の前記撮像チップ夫々は、前記撮像データの出力状態を制御する出力制御回路を有する、と良い。
被検体に対して赤外光を照射して、前記被検体の静脈像を取得する、と良い。
複数のレンズを有するレンズアレイ基板を更に備え、当該レンズアレイ基板は、前記撮像チップ上に配置されている、と良い。
本発明にかかる生体情報取得装置は、撮像対象とする静脈像が入力する入力領域の分割により形成された分割領域夫々に撮像チップが配置されて配列された複数の撮像チップで時間的に重複して画像取得する。
本発明にかかる画像取得装置は、撮像対象とする像が入力する入力領域の分割により形成された分割領域夫々に撮像チップが配置されて配列された複数の撮像チップで時間的に重複して画像取得する。
本発明によれば、コスト増加を抑制しつつ、十分に広い範囲で画像を取得することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、各実施の形態は、説明の便宜上、簡略化されている。図面は簡略的なものであるから、図面の記載を根拠として本発明の技術的範囲を狭く解釈してはならない。図面は、もっぱら技術的事項の説明のためのものであり、図面に示された要素の正確な大きさ等は反映していない。同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。上下左右といった方向を示す言葉は、図面を正面視した場合を前提として用いるものとする。
〔第1の実施の形態〕
図1乃至7を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、生体認証装置の概略的な構成を示すブロック図である。図2は、撮像チップの配置態様を示す模式図である。図3は、撮像部の構成を示す概略的なブロック図である。図4は、撮像部の動作を説明するための概略的なフローチャートである。図5及び図6は、撮像チップの内部構成を示す概略的な回路図である。図7は、撮像チップ上に配置される光学部品の構成を示す概略的な模式図である。
図1に示すように、生体認証装置100は、コントローラ101、光源102、及び撮像部103を有する。なお、コントローラ101には、光源102及び撮像部103が接続される。また、後述の説明から明らかなように、生体認証装置100は、生体情報を取得する生体情報取得装置としても機能する。
コントローラ101は、例えば、通常のコンピュータである。コントローラ101は、記憶部に格納されたプログラムをCPUで実行することで様々な機能を実現させる。具体的には、コントローラ101は、光源102を駆動し、光源102から近赤外線を出力させる。また、コントローラ101は、撮像部103を駆動し、指200の静脈201の像(以下、静脈像と呼ぶこともある)を撮像させる。
なお、コントローラ101は、生体認証も実行する。具体的には、コントローラ101は、予め登録済みの生体情報に対する今回取得した生体情報の近似度を算出し、この算出結果に基づいて今回の認証結果を決定する。また、ワイヤードロジックを活用してコントローラ101を形成しても良い。
光源102は、LED(Light Emitting Diode)、LD(Laser Diode)等の一般的な半導体光素子である。光源102は、ヒトの指200の静脈201で吸収される近赤外線を出力する。
撮像部103は、ヒトの指200内を透過した光を受光して、静脈201の像を撮像する。本実施形態では、図1及び図2からも明らかなように、撮像部103は、X軸に沿って複数の撮像チップCIP1〜CIPn(但し、nは、2以上の自然数である)を配列させることで形成される。これによって、コスト増加を抑制しつつ、十分に広い範囲で画像を取得することができる。この点は、後述の説明からも明らかになる。
図2に示すように、撮像エリアR10は、軸線ax1〜axNによってN個の分割領域R10a〜R10nに分割されている(但し、Nは、2以上の自然数である)。個々の分割領域R10a〜R10nには、撮像チップCIP1〜CIPnが対応付けて配置されている。このようにN個の撮像チップCIP1〜CIPnをN個の分割領域R10a〜R10nに対応付けて配置することによって広い撮像エリアR10を確保することができる。
一般的に、広い撮像エリアを確保するためには、高額な撮像チップを用意する必要がある。撮像チップの歩留まりは、撮像チップのチップ面積が強く影響するためである。本実施形態では、この点に鑑みて、撮像エリアR10を複数の分割領域R10a〜R10nに分割し、個々の分割領域R10a〜R10nに撮像チップCIP1〜CIPnを対応づけて配置している。個々の撮像チップCIP1〜CIPnの取得像を繋ぎ合わせることによって全体として広い範囲で撮像することができる。そして、コストの増加を抑制しつつ、生体認証装置100の認証精度を効果的に高めることができる。
図3を参照して、撮像部103の具体的な構成について説明する。
図3に示すように、撮像部103は、撮像チップCIP1〜CIPn、画像格納部10、及びカウンタ11を有する。
撮像チップCIP1〜CIPnは、多段に接続されている。各撮像チップCIP1〜CIPnの入力端子T_in1は共通に接続されている。各撮像チップCIP1〜CIPnの出力端子T_dataは、データバス(データ伝送路)を介して共通に接続されている。連続する撮像チップ間で、出力端子T_outと入力端子T_in2が接続されている。なお、撮像チップCIPnの出力端子T_outはフローティング状態にある。
各撮像チップCIP1〜CIPnは、モノリシックなCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサである。撮像チップCIP1〜CIPnは、マトリクス状に配置された複数の画素を有する。なお、撮像チップCIP1〜CIPnをCCD(Charge Coupled Device)センサとしても良い。
なお、画像格納部10は、半導体メモリ等の一般的な記憶素子である。カウンタ11は、汎用の論理回路から形成されるパルス数計測器である。
図3に示すように、各撮像チップCIP1〜CIPnの入力端子T_in1には、共通の撮像開始信号sig_startが接続される。撮像チップCIP1の出力端子T_dataはデータバスを介して画像格納部10に接続される。撮像チップCIP2、CIPnについても同様である。
撮像チップCIP1の入力端子T_in2には、読出開始信号sig_readが接続される。撮像チップCIP1の出力端子T_outは、撮像チップCIP2の入力端子T_in2に接続される。撮像チップCIP2の出力端子T_outは、撮像チップCIP3の入力端子T_in2に接続される。同様にして、撮像チップCIPnの入力端子T_in2には、撮像チップCIPn−1の出力端子T_outが接続される。なお、撮像チップCIP2の出力端子T_outから撮像チップCIP2の入力端子T_in2には読出指示信号sig_01が接続される。同様に、撮像チップCIP2の出力端子T_outから撮像チップCIP3の入力端子T_in2には読出指示信号sig_02が接続される。同様にして、撮像チップCIPnの入力端子T_in2には、読出指示信号sig_0N−1が接続される。
各撮像チップCIP1〜CIPnの入力端子T_clkには、クロック信号sig_clkが接続される。また、カウンタ11にも、クロック信号sig_clkが接続される。画像格納部10には、各撮像チップCIP1〜CIPnの各出力端子T_dataが接続される。画像格納部10は、データバスを介して各撮像チップCIP1〜CIPnから出力される撮像データを、カウンタ11の出力値に応じて定まる記憶領域に格納する。画像格納部10は、半導体メモリ等の一般的な記憶素子である。
図4を参照しつつ、図3に示す撮像部103の動作について説明する。
時刻t0のとき、コントローラ101は、撮像開始信号sig_startを撮像部103に出力する。撮像開始信号sig_startは、撮像チップCIP1〜CIPnの入力端子T_in1に入力する。撮像チップCIP1〜CIPnは、撮像開始信号sig_startが入力すると撮像を開始する。具体的には、撮像チップCIP1〜CIPnは、各画素で入射光量に応じて電荷を生成し、これを電圧変換する。
時刻t1のとき、コントローラ101は、読出開始信号sig_readを撮像部103に出力する。そして、撮像チップCIP1の入力端子T_in2には読出開始信号sig_readが接続される。撮像チップCIP1は、読出開始信号sig_readが入力すると、保持していた撮像データDATA1を画像格納部10にデータバスを介して出力する。なお、撮像チップCIP1から出力された撮像データDATA1は、カウンタ11からの出力値に基づいて画像格納部10の所定の記憶領域に格納されるものとする。
時刻t2のとき、撮像チップCIP1は、撮像データDATA1の出力を終えて、読出指示信号sig_01を出力する。読出指示信号sig_01が撮像チップCIP2に入力すると、撮像チップCIP2は、保持していた撮像データDATA2を画像格納部10にデータバスを介して出力する。時刻t1のときの説明と同様に、撮像チップCIP2から出力された撮像データDATA2は、カウンタ11からの出力値に基づいて画像格納部10の所定の記憶領域に格納されるものとする。
時刻t3のとき、撮像チップCIP2は、撮像データDATA2の出力を終えて、読出指示信号sig_02を出力する。読出指示信号sig_02が撮像チップCIP3に入力すると、撮像チップCIP3は、保持していた撮像データDATA3を画像格納部10にデータバスを介して出力する。カウンタ11からの出力値に基づいて撮像データDATA3が画像格納部10の所定の記憶領域に格納される点は、上述の説明と同様である。
このような手順を繰り返すことで、最終的にN番目の撮像チップCIPnから出力された撮像データDATAnが、データバスを介して画像格納部10に格納される。
上述の説明から明らかなように、本実施形態では、コントローラ101は、撮像チップCIP1〜CIPnを時間的に同一の期間で駆動して静脈像を撮像する。また、撮像チップCIP1〜CIPnをシーケンシャルに駆動して、個々の撮像チップCIP1〜CIPnから個々の撮像データDATA1〜DATAnを個別に順次出力させる。
撮像チップCIP1〜CIPnを時間的に重複して駆動することによって、撮像エリアR10を複数の分割領域R10a〜R10nに分割し、個々の分割領域R10a〜R10nに撮像チップCIP1〜CIPnを対応づけて配置したとしても良質な静脈像を取得することができる。すなわち、撮像エリアR10にモノリシックな大面積の撮像チップを配置した場合と同様の静脈像を取得することができる。個々の撮像チップCIP1〜CIPnの取得像を繋ぎ合わせることによって全体として広い範囲で撮像することができるためである。そして、コスト増加を抑制しつつ、生体認証装置100の認証精度を効果的に高めることができる。
次に図5、図6を参照して、撮像チップの内部構成について説明する。
図5に示すように、撮像チップCIP1は、イネーブル信号生成回路(出力制御回路)20、シフトレジスタ21、画素配置領域22、タイミング発生回路23、AND回路24、アナログデジタル変換回路(ADC)25、及びバッファ回路(BUF)26を有する。なお、画素配置領域22には、マトリクス状に配置された画素が形成されている。各画素は、フォトダイオード、機能回路が集積されて形成される。
イネーブル信号生成回路20は、F/F(Flip/Flop)20a、F/F20bから形成される。シフトレジスタ21は、F/Fが多段に接続されることで形成される。また、AND回路24は、読出指示信号sig_01を生成する回路(読出指示信号生成回路)として機能する。
コントローラ101から出力された読出開始信号sig_readは、F/F20aのセット端子、及びシフトレジスタ21の一段目のF/Fのデータ端子に接続される。コントローラ101から出力されるリセット信号sig_rstは、F/F20bのリセット端子、シフトレジスタ21内のF/Fのリセット端子に接続される。コントローラ101内のシステムクロック生成回路から出力されたクロック信号sig_clkは、タイミング発生回路23に接続される。なお、タイミング発生回路23は、システムクロックを周波数変換したクロック信号を出力する。
タイミング発生回路23の出力は、F/F20bのクロック端子、シフトレジスタ21内のF/Fのクロック端子、及びAND回路24の入力端子bに接続される。
シフトレジスタ21内のF/Fの出力は、画素配置領域22内の各画素内に形成されたトランジスタに接続される。これによって、画素配置領域22 内の各画素からは、その画素で生成された電気信号が出力される。そして、画素配置領域22からADC25に今回の読み出し対象となった行のデータが伝送される。ADC25は、画素配置領域22内の各画素(画素行)から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。そして、ADC25は、生成したデジタル信号をBUF26に出力する。BUF26は、イネーブル信号生成回路20からイネーブル信号sig_enableが入力されている期間、ADC25からの出力信号をデータバス27に出力する。
F/F20aの出力Qは、F/F20bのデータ端子に接続される。F/F20bのリセット端子は、AND回路24の出力に接続される。F/F20aの出力Qバーは、フローティング状態にある。F/F20bの出力Qは、BUF26に接続される。
イネーブル信号生成回路20は、読出開始信号sig_readの入力に応じて、イネーブル信号sig_enableを出力する。これによって適切な時期に撮像チップCIP1から必要な撮像データを出力させることができる。すなわち、不要なノイズがデータバス27に出力されることを効果的に抑制することができる。これは、撮像チップCIP1〜CIPnを多段に接続して、広い撮像エリアR10をカバーする場合には特に有効である。
シフトレジスタ21は、F/Fが多段に接続されている。読出開始信号sig_readの入力に応じて、順次、画素配置領域22内の画素を行単位で操作して、読出しの対象となった画素行から信号を出力させる。シフトレジスタ21の最終段のF/Fの出力は、AND回路24の入力aにも接続される。
AND回路24は、シフトレジスタ21の最終段のF/Fからの出力に基づいて、読出指示信号sig_01を生成する。これによって、適切なタイミングで次の撮像チップCIP2から撮像データを出力させることができる。
本実施形態では、撮像チップを多段に接続し、上段の撮像チップからの撮像データの読出終了タイミングに同期させて、その下段の撮像チップから撮像データを読み出させる。複数の撮像チップを用意する場合、配線取りが複雑になるおそれがある。ここでは、共通のデータバスを介して適切なタイミングで各撮像チップから撮像データを出力させている。これによって、配線が複雑になることを効果的に抑制することができる。
図6に撮像チップCIP2の具体的な回路構成を示す。図6に示すように、撮像チップCIP2は、撮像チップCIP1と同様の構成を有する。但し、読出開始信号sig_readは、読出指示信号sig_01に置き換えられている。また、読出指示信号sig_01は、読出指示信号sig_02に置き換えられている。その他の点については特に大きな相違点はない。従って、重複する説明は省略する。
最後に、図7を参照して、撮像チップCIP1〜CIPn上に配置される光学部品の構成について説明する。
図7に示すように、実装基板95上には、CMOSセンサ41、遮光層42、透明基板43、及びレンズ44が配置される。換言すると、CMOSセンサ41上には、光学部品30(遮光層42、透明基板43、及びレンズ44の積層体)が配置されている。
CMOSセンサ41は、撮像チップCIP1〜CIPnに対応する。CMOSセンサ41は、マトリクス状に配置された画素PXを有する。CMOSセンサ41は、電極パット45にボンディングワイヤーがボンディングされることで実装基板45に対して電気的に接続される。
遮光層42は、各画素PXに対応して開口OP3を有する。開口OP3は、開口幅W10の開口部OP3a、及び開口幅W11の開口部OP3bを有する。開口OP3の開口幅は、画素PXから離間するに従って広がっている。遮光層42は、光源102からの出射光に対して不透明な材料(色素等)を含有する。遮光層42は、樹脂層で形成させても良いし、金属層の表面を黒色加工することで形成させても良い。遮光層42に形成される開口OP3は、光学的な意味で透明であれば良く、何らかの物質が充填されていても構わない。
透明基板43上にマトリクス状にレンズ44が形成されることによってレンズアレイ基板が形成される。透明基板43は、樹脂、ガラス材料からなる板状部材である。透明基板43は、光源102からの出力光に対して実質的に透明である。レンズ44は、各画素PXに対応付けられている。レンズ44を介して入射光は、画素PXに向かって収束しながら進行する。
このような光学部品30をCMOSセンサ41上に配置することによって、さらに良質な静脈像を取得することができる。
本発明の技術的範囲は上述の実施形態に限定されない。撮像チップの種類は任意である。撮像チップの配置態様は任意である。換言すると、撮像エリアの分割方法は任意である。撮像チップの内部構成は任意である。撮像チップ間の接続関係は任意である。生体認証装置又は生体情報取得装置が組み込まれる本体機器は、どのような機器であっても良い。例えば、生体情報取得装置は、携帯電話、ATM(Automatic Teller Machine)といった電子機器に組み込まれる。
本発明の第1の実施形態にかかる生体認証装置の概略的な構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態にかかる撮像チップの配置態様を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態にかかる撮像部の構成を示す概略的なブロック図である。 本発明の第1の実施形態にかかる撮像部の動作を説明するための概略的なフローチャートである。 本発明の第1の実施形態にかかる撮像チップの内部構成を示す概略的な回路図である。 本発明の第1の実施形態にかかる撮像チップの内部構成を示す概略的な回路図である。 本発明の第1の実施形態にかかる撮像チップ上に配置される光学部品の構成を示す概略的な模式図である。
符号の説明
100 生体認証装置
101 コントローラ
102 光源
103 撮像部

CIP1-CIPn 撮像チップ

10 画像格納部
11 カウンタ

20 出力状態制御回路
21 シフトレジスタ
22 画素配置領域
23 タイミング発生回路
24 AND回路
27 データバス

30 光学部品
41 センサ
42 遮光層
43 透明基板
44 レンズ
45 実装基板
45 電極パット
95 実装基板

Claims (11)

  1. 複数の撮像チップを配列させた状態で個々の前記撮像チップで画像取得して生体情報を取得する生体情報取得装置。
  2. 複数の前記撮像チップは、時間的に重複して画像取得することを特徴とする請求項1に記載の生体情報取得装置。
  3. 複数の前記撮像チップは、共通の撮像開始信号に基づいて画像取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の生体情報取得装置。
  4. 複数の前記撮像チップは、共通のデータ伝送路に撮像データを出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の生体情報取得装置。
  5. 複数の前記撮像チップは、ある撮像チップから出力された読出指示信号に基づいて前記データ伝送路に撮像データを出力する撮像チップを含むことを特徴とする請求項4に記載の生体情報取得装置。
  6. 複数の前記撮像チップは、撮像チップ内のシフトレジスタの出力信号に基づいて前記読出指示信号を生成する読出指示信号生成回路を有する撮像チップを含むことを特徴とする請求項5に記載の生体情報取得装置。
  7. 複数の前記撮像チップ夫々は、前記撮像データの出力状態を制御する出力制御回路を有することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の生体情報取得装置。
  8. 被検体に対して赤外光を照射して、前記被検体の静脈像を取得することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の生体情報取得装置。
  9. 複数のレンズを有するレンズアレイ基板を更に備え、
    当該レンズアレイ基板は、前記撮像チップ上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の生体情報取得装置。
  10. 撮像対象とする静脈像が入力する入力領域の分割により形成された分割領域夫々に撮像チップが配置されて配列された複数の撮像チップで時間的に重複して画像取得する生体情報取得装置。
  11. 撮像対象とする像が入力する入力領域の分割により形成された分割領域夫々に撮像チップが配置されて配列された複数の撮像チップで時間的に重複して画像取得する画像取得装置。
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