JP2010024643A - 排水トラップ及び排水トラップユニット - Google Patents

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Kazuya Kimoto
一也 木本
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Abstract

【課題】
排水トラップの排水管接続部の外周面全周にわたって突状リブを形成させておくことで、係止部に凹溝が形成された可撓性排水管とを相嵌合させた状態で直接接続させることができ、その結果、接着剤の使用量を抑えることが可能となり、また、別途他の接続部材を介在させる必要がなく、設置コストの大幅な削減が可能となり、そして、検査点検が容易となる排水トラップ及び排水トラップユニットを提供すること。
【解決手段】
トラップ本体26に排水管を接続するための筒状の排水管接続部28を設け、この排水管接続部28の外周面全周にわたって突状リブ40を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗い場或いはバスルームやマンションの台所、洗面所、ベランダ或いは各種キャビネット内など床面の排水口に取り付けられる排水トラップ及び排水トラップユニット、特に洗濯機などの排水ホースを接続連結する排水トラップ及び排水トラップユニットに関するものである。
従来から排水トラップは、洗濯機の排水ホースから排出される排水を床下に配設された排水管に案内するためのものであり、洗濯機は床面に設置された防水パンに載置され、排水トラップは防水パンに設置される。洗濯機の排水ホースは、洗濯機の左右何れかから導出されて排水トラップのホースジョイントに接続される。そして、排水は排水トラップの排水管接続部に接続された排水管を通って下水などに排出される。
通常、洗濯機を置くために防水パンを床面に設置するが、防水パンを設置する床下には下水管などに連結された排水用の塩ビパイプPが配設されている。
塩ビパイプPと防水パンの排水管接続部1とは地上高や引き回し位置がシフトしている場合が多いので、この接続のため可撓性排水管(フレキシブル継ぎ手)を介在させることが一般的である。
図4に示すように、先ず接着剤を用いて排水管接続部1に比較的短い塩ビパイプ4の一端を接続する。次に、塩ビパイプ4の他端は接着剤を表面に塗布した状態で可撓性排水管2の一端に嵌め込んで接着固定する。可撓性排水管2の他端は床下に配管済みの塩ビパイプPと同様に接着剤を用いて接着固定する。
なお、可撓性排水管2の例として、図4に示すように、中央部2aが蛇腹状に形成されており、両端部はABS樹脂或いは塩化ビニル等からなる継ぎ手3として形成されている。継ぎ手3は円筒形で内部には、接続する塩ビパイプ4又は塩ビパイプPの端部を係止するため内周全面わたる一条の突状リブ3aが設けられているとともに、外周面には全周にわたって3条の突状リブが3b設けられている。
一方、可撓性排水管2の蛇腹状中央部2aはエラストマーのような比較的柔らかなゴム状部材で構成されており、その両端部はそれぞれ2重円筒部(係止部)2b、2cになっていて、内側の円筒部2bは前記継ぎ手3の内側に嵌入し、外側の円筒部2cには3条の凹溝2dが形成されていて、前記継ぎ手3の突状リブ3bと嵌合するように構成されている。
また、図3に示すような構成のものもある。すなわち、排水トラップの排水管接続部1に可撓性排水管2が複数部材で構成された継ぎ手を介して接続された構造であって、継ぎ手本体3′は外周に凹溝3′cと段部3′dとパッキン3′eを周設されており、継ぎ手本体3′を嵌入させるジョイント部材7と、ジョイント部材7上端縁に当接させる、内周に複数の鉤6aを形設した止環6と、止環6を支承しつつ、ジョイント部材7を緊締する締付部材5とで構成された継ぎ手を介装している状態のものである(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−89566号公報(明細書全文、図面全図)
ところで、従来の技術では、可撓性排水管と排水トラップとの間には、ジョイント部材や継手等を介さなくてはならず、排水トラップユニット設置にかかる材料費等のコストが高いという問題があった。さらに、必要とする部材が多いため、排水トラップユニットの点検作業が煩雑であり、また、床面に点検用窓を広くとらなくてはならないという問題も指摘されていた。
本発明が解決しようとしている課題は、上述の問題に対応するためのもので、設置コストの大幅な削減が可能で、かつ検査点検が容易になる排水トラップ及び排水トラップユニットを提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明は、以下の技術的手段を講じている。
即ち、請求項1記載の発明は、トラップ本体に排水管を接続するための筒状の排水管接続部を有する排水トラップであって、前記排水管接続部の外周面全周にわたって突状リブが設けられていることを特徴とする排水トラップである。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の排水トラップであって、前記突状リブは、複数条設けられていることを特徴としている。
そして、請求項3記載の発明は、トラップ本体に排水管を接続するための筒状の排水管接続部を有する排水とラップと、前記排水トラップの排水管接続部に嵌合する蛇腹状の可撓性排水管とを備えた排水トラップユニットであって、前記排水管接続部の外周面全周にわたって突状リブが設けられているとともに、前記可撓性排水管の前記排水トラップの排水管接続部に嵌合する係止部の内面に前記突状リブと嵌合するための凹溝が設けられていることを特徴としている。
さらに、請求項4記載の発明は、請求項3記載の排水トラップユニットであって、前記突状リブは、複数条設けられていることを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項3又は4記載の排水トラップユニットであって、前記可撓性排水管の係止部は、エラストマーで構成されていることを特徴としている。
請求項1記載の発明は、トラップ本体に排水管を接続するための筒状の排水管接続部を有する排水トラップであって、前記排水管接続部の外周面全周にわたって突状リブが設けられていることを特徴としているので、可撓性排水管を排水管接続部の外周面全周にわたって設けられた突状リブと嵌合する凹溝を有するものを使用すれば、排水管接続部と可撓性排水管を直接嵌合させることができ、その結果、材料費の削減を可能とし、また、余分な部材を不要とするため、排水トラップユニット自体の点検作業や設置作業が簡単になる。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の排水トラップであって、前記突状リブは、複数条設けられていることを特徴としているので、排水管接続部に接続させる可撓性排水管との水密性の更なる向上に繋がる。
そして、請求項3記載の発明は、トラップ本体に排水管を接続するための筒状の排水管接続部を有する排水とラップと、前記排水トラップの排水管接続部に嵌合する蛇腹状の可撓性排水管とを備えた排水トラップユニットであって、前記排水管接続部の外周面全周にわたって突状リブが設けられているとともに、前記可撓性排水管の前記排水トラップの排水管接続部に嵌合する係止部の内面に前記突状リブと嵌合するための凹溝が設けられているので、排水管接続部と可撓性排水管を直接嵌合させることができ、その結果、材料費の削減を可能とし、排水トラップユニット自体のコスト削減が望める。また、余分な部材を不要となるため、点検作業が容易なものとなり、さらに点検用の窓も小さなもので事足りる。
またさらに、請求項4記載の発明は、請求項3記載の排水トラップユニットであって、前記突状リブは、複数条設けられていることを特徴としているので、排水管接続部に接続させる可撓性排水管との水密性の更なる向上に繋がる。
そして、請求項5記載の発明は、請求項3又は4記載の排水トラップユニットであって、前記可撓性排水管の係止部は、エラストマーで構成されていることを特徴としているので、可撓性排水管と排水管接続部の接続がし易くなる。
本発明に係る排水トラップの実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態における排水トラップの断面図を示したものである。10は排水トラップ、12は排水口、14は目皿受、16は目皿、18は排水ホース、20はエルボ型ホースジョイント、22は防水パン、24は取付枠、26はトラップ本体、28は排水管接続部、30は封水カップ、32はリブ片、34は流水スリット、36は封水筒、38は接続管、40は突状リブを示している。
排水トラップ10は、例えば洗濯機等が載置される防水パン22の排水口12に着脱可能に接続されるもので、洗濯機等の排水ホース18から流入した排水を排水管接続部28に接続させた排水管に排出させることで、臭気などの発生を防止するためのものであり、以下のような構成を採っている。
即ち、有底筒状をなすトラップ本体26と、略L字状等に形成した排水ホース18を接続するエルボ型ホースジョイント20と、トラップ本体26の上端内面に螺合する取付枠24と、取付枠24に支持されて垂下する有底筒状の排水カップ30と、排水カップ30の底面に流水用の隙間を形成できるリブ片32と、排水カップ30の上部周側面にオーバーフロー孔の流水スリット34と、排水カップ30の内側に所定の間隔を隔てた状態で、排水カップ30の上端から吊り下げられた封水筒36と、封水筒36の内側に設置された接続管38と、取付枠24と螺合してトラップ本体26の上端開口部を覆う目皿受14及び目皿16と、外周面全周にわたって突状リブ40が設けられている排水管接続部28からなっている。
排水管接続部28の全周にわたって設けられている突状リブ40は3条設けられており、その高さは1〜3mmで、各突状リブ40の間隔は同一で、1〜3mmであり、各突状リブ40の幅は1〜2mmに形成している。なお、排水管接続部28の内径は、接続する排水パイプの外径に合わせたもので通常60mm前後である。また、この実施の形態における排水トラップ10の排水管接続部28は、接続する可撓性排水管の端部の係止部径に合わせた形で、径を広げた拡幅径部28aとしている。
次に、上記排水トラップ10の排水管接続部28に嵌合する可撓性排水管2について説明する。可撓性排水管2はエラストマーのような比較的柔らかなゴム状部材で構成されており、その両端部はそれぞれ2重円筒部2a、2bになっていて、可撓性排水管2の一方の端部はABS樹脂或いは塩化ビニル等からなる継ぎ手3となっている。継ぎ手3は円筒形で内部には、接続する塩ビパイプPの端部を係止するため内周全面わたる一条の突状リブ3aが設けられているとともに、外周面には全周にわたって3条の突状リブが3b設けられている。
そして、可撓性排水管2の中央部2aの一方の端部の内側の円筒部2aは前記継ぎ手3の内側に嵌入し、また3条の凹溝2dが形成され外側の円筒部3cは、前記継ぎ手3の突状リブ3bと嵌合する。
また、可撓性排水管2の他方の端部には継ぎ手3が嵌め込まれていなく、直に排水トラップ10の排水管接続部28に係合する。
可撓性排水管2の他方の端部の内側の円筒部2aは排水管接続部28の内側に嵌入し、また3条の凹溝2dが形成され外側の円筒部3cは、排水管接続部28の上面を覆い凹溝2dは排水管接続部28の外周面全周にわたって設けられている突状リブ40と嵌合し、水密性を維持する。
なお、可撓性排水管2の他方の端部の内側の円筒部2aは、比較的柔らかなエラストマーで形成されているので、その部分をまくって排水管接続部28に嵌め込むことになる。この状態で、排水トラップユニットが完成する。
なお、排水接続部28は、横引き構造となっているが、縦引き構造であっても良い。また、突状リブ40は、3条設けることで、可撓性排水管と排水管接続部28との間の水密性の向上が望めるが、数には限定されない。
このように、可撓性排水管2と排水管接続部28とを直接固定接続させることが可能となるので、余分な接着剤や、接続部材を用いる必要がなくなり、排水トラップユニット設置のコストを抑えることが可能となる。また、排水トラップユニット全体の長さが短くなるので、作業が行いやすく、且つ床面に設ける点検口を小さくすることができる。
本発明に係る排水トラップ及び排水トラップユニットは、排水管接続部と可撓性排水管とを直接接続することが可能となるため、材料費等コスト削減を可能とし、また、余分な部材を不要とするため、排水トラップユニット自体のコスト削減を望む場合や、点検作業を容易なものとする場合に極めて有用なものとなる。
本発明に係る排水トラップの実施形態を示した図である。 本発明に係る排水トラップユニットの実施形態を示した図で、排水管接続部外周面円周に設けた突状リブと可撓性排水管に設けた突状リブとを嵌合させた状態を示したものである。 従来の排水トラップと排水管との接続を示した図で、(a)は外観を示し、(b)は断面構造を示したものである。 従来の排水トラップと排水管との接続構造を示した図である。
符号の説明
2 可撓性排水管
2b,2c 円筒部
2d 凹溝
3 継ぎ手
3a,3b 突状リブ
4 塩ビパイプ
10 排水トラップ
12 排水口
14 目皿受
16 目皿
18 排水ホース
20 エルボ型ホースジョイント
22 防水パン
24 取付枠
26 トラップ本体
28 排水管接続部
30 封水カップ
32 リブ片
34 流水スリット
36 封水筒
38 接続管
40 突状リブ

Claims (5)

  1. トラップ本体に排水管を接続するための筒状の排水管接続部を有する排水トラップであって、
    前記排水管接続部の外周面全周にわたって突状リブが設けられていることを特徴とする排水トラップ。
  2. 前記突状リブは、複数条設けられていることを特徴とする請求項1記載の排水トラップ。
  3. トラップ本体に排水管を接続するための筒状の排水管接続部を有する排水とラップと、
    前記排水トラップの排水管接続部に嵌合する蛇腹状の可撓性排水管とを備えた排水トラップユニットであって、
    前記排水管接続部の外周面全周にわたって突状リブが設けられているとともに、前記可撓性排水管の前記排水トラップの排水管接続部に嵌合する係止部の内面に前記突状リブと嵌合するための凹溝が設けられていることを特徴とする排水トラップユニット。
  4. 前記突状リブは、複数条設けられていることを特徴とする請求項3記載の排水トラップユニット。
  5. 前記可撓性排水管の係止部は、エラストマーで構成されていることを特徴とする請求項3又は4記載の排水トラップユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5249873Y2 (ja) * 1974-11-18 1977-11-12

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