JP2010023954A - 作業機械の把持装置及びこれを備えた作業機械 - Google Patents

作業機械の把持装置及びこれを備えた作業機械 Download PDF

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Abstract

【課題】大きな把持力による処理対象物の把持と、微細な把持力の調整との双方が可能な作業機械の把持装置およびこれを備えた作業機械を提供する。
【解決手段】把持装置20は、一対の把持部材30A,30Bを有する。その少なくとも一方は、把持部材本体32と、可動把持部34と、ばね部材36とを含む。可動把持部34は、処理対象物Pから受ける反力によって把持部材本体32に対しその回動の向きと逆の向きに相対的に所定量だけ後退変位することが可能となるように把持部材本体32に取付けられる。ばね部材36は、可動把持部34を内向きに付勢するためのもので、その弾性変形によって可動把持部34の後退変位を許容し、かつ、その弾発力により、処理対象物Pに対する可動把持部34の接触圧を増加させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、油圧ショベル等の作業機械の作業腕の先端に設けられ、建築解体作業や産業廃棄物の解体分別等を目的として処理対象物を把持するのに用いられる把持装置、及びこれを備えた作業機械に関するものである。
従来、作業機械の作業腕の先端に設けられる把持装置として、特許文献1に記載されたものが知られている。この把持装置は、前記作業腕の先端に装着される支持ブラケットと、この本体部に回動可能に取付けられる一対の把持アームと、これらの把持アームを回動させるシリンダ装置とを備える。このシリンダ装置は、前記両把持アームを互いに逆の向きに回動させることによってこれらの把持アームに把持動作を行わせる。
実開昭57−80554号マイクロフィルム
前記把持装置には、大きな把持力が要求されることがある。特に、頑強な作業対象物の破砕を目的とするものは、きわめて大きな駆動力を要することから、前記シリンダ装置として大出力のものを具備する必要がある。また、前記破砕のために把持アームの先端部には鋭利な刃が与えられる。
このような強力な破砕等を目的とした大型の把持装置では、逆に、比較的小さな作業対象物を破壊せずに把持することは難しい。かかる強力な把持装置では、操縦者の僅かな操作によっても把持力が大きく変動するので、その操縦によって把持力を微妙に調整するのは困難である。
このような課題を解決する手段として、前記特許文献1には、前記把持アームの先端部に着脱可能に装着される補助把持体を備え、この補助把持体のうち処理対象物と接触する部位をゴム等の弾性体で構成し、比較的小型の処理対象物の把持にのみ当該補助把持体を装着することが開示されている。しかし、このような補助把持体を装着しても、シリンダ装置の駆動力はそのまま処理対象物に伝達されるため、その把持力の微細な調整を行うことは難しい。また、前記弾性体の厚みを増やすには著しい限界があり、当該弾性体の弾性変形のみで把持力の急増を有効に吸収することは事実上不可能である。従って、小型の処理対象物を把持する際に把持操作によって油圧シリンダ装置の出力が急激に増加した場合、これによる前記処理対象物の破損を回避することは難しい。
本発明は、このような事情に鑑み、大きな把持力による処理対象物の把持と、微細な把持力の調整との双方が可能な作業機械の把持装置およびこれを備えた作業機械を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、先端が変位可能な作業腕をもつ作業機械の当該作業腕の先端に設けられ、処理対象物を把持する把持装置であって、第1の把持部材と、前記第1の把持部材とで前記処理対象物を把持するように当該第1の把持部材に対して相対的に回動可能な第2の把持部材と、前記処理対象物を把持するように前記両把持部材を相対的に回動させる把持駆動手段とを備え、前記第1の把持部材及び前記第2の把持部材のうちの少なくとも一方の把持部材は、前記把持駆動手段の駆動により相手方の把持部材に対して相対的に回動する把持部材本体と、この把持部材本体の回動により前記処理対象物と接触し、かつ、その接触する処理対象物から受ける反力によって当該把持部材本体に対しその回動の向きと逆の向きに相対的に所定量だけ後退変位することが可能となるように当該把持部材本体に取付けられる可動把持部と、この可動把持部を前記把持部材本体から内向きに突出させるように当該可動把持部を付勢するためのばね部材とを含み、前記ばね部材は、その弾性変形によって前記可動把持部の後退変位を許容し、かつ、その弾発力により、前記後退変位に伴って前記処理対象物に対する前記可動把持部の接触圧を増加させるように、前記把持部材本体と前記可動把持部との間に設けられるものである。
この把持装置では、第1の把持部材及び第2の把持部材のうちの少なくとも一方の把持部材に含まれる把持部材本体が相手方の把持部材に対して把持方向に回動するのに伴い、当該把持部材本体に取付けられる可動把持部が処理対象物に接触し、かつ、この処理対象物から受ける反力によりばね部材の弾性変形を伴いながら所定量まで後退変位する。この可動把持部が後退変位する範囲では、把持駆動手段による駆動力にかかわらず、前記処理対象物に対する前記可動把持部の接触圧は、前記ばね部材の弾発力に相当する圧力となるため、当該接触圧の微細な調整を行うことが可能である。その一方、前記可動把持部の後退変位が所定量に達した時点からは、前記把持部材本体に加わる把持力がそのまま処理対象物に作用するため、大きな把持力で処理対象物を把持することが可能である。
例えば、前記可動把持部が、前記処理対象物に対して前記把持部材本体を直接接触させる位置まで後退変位可能となるように当該把持部材本体に取付けられていれば、当該可動把持部が前記所定量だけ後退変位した時点からは、前記把持部材本体が直接、処理対象物と接触してこれを把持することができる。
その具体的な態様としては、前記把持部材本体が、前記可動把持部がその後退変位に伴って入り込む凹部を有し、この凹部が、当該凹部内に前記可動把持部が没入するまで後退変位するのを許容する深さを有するものが、好適である。
また、前記把持部材本体が、前記可動把持部が所定量だけ後退変位した時点で当該可動把持部と当接することにより当該所定量を超える後退変位を阻止する変位規制部を有するものであれば、当該可動把持部が前記所定量だけ後退変位した時点から当該可動把持部と前記把持部材本体とが一体になって処理対象物を把持する状態となるため、従来装置と同様に把持駆動手段の大きな駆動力をそのまま処理対象物に作用させて大きな把持力で把持することができる。
前記把持部材本体に対して前記可動把持部が後退変位可能に取付けられる構造としては、前記把持部材本体及び前記可動把持部の一方に、前記両把持部材の相対的な回動の中心軸と平行な方向に突出する軸部が設けられ、他方に、前記軸部が挿通可能でかつ前記可動把持部の後退変位を許容する形状を有する貫通溝が形成されたものや、前記可動把持部が、前記両把持部材の相対的な回動の中心軸と平行な軸回りに回動可能となるように前記把持部材本体に取付けられ、前記ばね部材が前記可動把持部に対してその回動中心軸から外れた位置に接触するように設けられるものが、好適である。
また、前記ばね部材としては、例えば、前記可動把持部の回動中心軸周りに配設されるねじりコイルばねでもよいし、前記可動把持部と前記把持部材本体との間に圧縮状態で介在する圧縮コイルばねでもよい。
本発明では、前記第1の把持部材及び前記第2の把持部材の双方が、前記把持部材本体と、前記可動把持部と、前記ばね部材とを含むことが、より好ましい。この構造では、一方の把持部材のみが当該可動把持部等を含む構造に比べ、可動把持部の後退変位により把持力の調整が可能であるストローク範囲が倍増する。
また本発明は、前記把持装置を含む作業機械であって、移動可能な作業機械本体と、この作業機械本体に搭載され、当該作業機械に対して先端が変位するように動作可能な作業腕とを備え、この作業腕の先端に前記把持装置が取付けられるものである。
以上のように、本発明によれば、把持部材本体に対する可動把持部の弾性的な後退変位を利用して微細な把持力の調整を行うことができる一方、当該後退変位の量が所定量に到達した時点からは処理対象物を大きな把持力で把持することができる効果がある。
本発明の好ましい実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る把持装置20及びこれを備えた作業機械を示した図である。この図では、作業機械として油圧ショベルを利用したものが例示されるが、本発明に係る作業機械はこれに限られず、先端が変位可能な作業腕をもつ種々の作業機械について本発明の適用が可能である。
前記油圧ショベルは、下部走行体1と、その上に旋回可能に搭載される上部旋回体2とを備える。上部旋回体2は、旋回テーブル4を有し、この旋回テーブル4上に、カウンタウエイト6、キャビン8、及び作業腕10が搭載される。
前記作業腕10は、ブーム12及びアーム14と、これらをそれぞれ駆動するためのブームシリンダ11及びアームシリンダ13を備える。前記ブーム12は、前記旋回テーブル4上に起伏可能に(すなわち旋回テーブル4の左右方向の軸回りに回動可能に)搭載され、前記ブームシリンダ11の伸縮により当該起伏方向に駆動される。前記アーム14は、前記ブーム12の先端部に回動可能に連結され、前記アームシリンダ13の伸縮により当該回動方向に駆動される。これブーム12及びアーム14の回動動作と、前記旋回テーブル4の旋回動作との組合せにより、当該アーム14の先端部は自在に変位することが可能である。
なお、本発明に係る作業機械は旋回可能なものに限られない。また、作業腕は一の関節のみを有するもの、あるいは多数の関節を有するものであってもよい。
前記アーム14の先端部には、通常、図略のバケットがバケットピン18を介して回動可能に取付けられるとともに、バケットシリンダ15によって当該回動方向に駆動される。具体的には、前記アーム14にアイドラリンク16が回動可能に取付けられるとともに当該リンク16が前記バケットシリンダ15に連結され、このアイドラリンク16に前記バケットが連結される。そして、前記バケットシリンダ15の伸縮により前記リンク16及び図略のバケットが駆動される。そして、この実施の形態では、前記バケットに代えて作業アタッチメントとして前記把持装置20が着脱可能に装着される。
この把持装置20は、図2(a)(b)にも示すように、把持装置本体22と、互いに対をなす第1の把持部材30A及び第2の把持部材30Bと、これらの把持部材30A,30Bを駆動するための把持駆動シリンダ26とを備える。前記把持装置本体22の後部には図1に示されるような取付部28が設けられ、この取付部28が前記アーム14及び前記アイドラリンク16に着脱可能に連結される。
前記両把持部材30A,30Bは、図2及び図3(b)に示される処理対象物Pを両側から把持するためのもので、それぞれ、把持部材本体32と、可動把持部34と、圧縮コイルばね36とを含む。
前記両把持部材本体32は、前記把持駆動シリンダ26により同時に回動駆動されるもので、前記処理対象物Pを両側から挟むための先端部32aと、前記把持駆動シリンダ26に連結される後端部32bとを有し、これら先端部32aと後端部32bとの間の適当な中間部位が、ピン24を中心として回動可能となるように前記把持装置本体22にそれぞれ連結されている。これらの把持部材本体32は、前記把持駆動シリンダ26によって互いに逆向きに回動駆動されることにより、その先端部32a同士が当該回動方向に離間する開き位置(図2(a))と、当該先端部32a同士が当接する閉じ位置(同図(b))とに切換えられる。
前記把持駆動シリンダ26は、油圧シリンダからなり、前記両把持部材本体32の後端部32b同士の間に介在する位置で前記把持装置本体22に保持される。具体的に、この把持駆動シリンダ26は、シリンダ本体26aと、このシリンダ本体26a内に収容されるピストン26bと、このピストン26bからシリンダ軸方向に沿って一方の側に延びるロッド26cとを有し、このロッド26cの先端部が前記第1の把持部材30Aにおける把持部材本体32の後端部32bに回動可能に連結され、前記シリンダ本体26aのへッド側端部が第2の把持部材30Bにおける把持部材本体32の後端部32bに回動可能に連結される。従って、この把持駆動シリンダ26の伸縮により、前記両把持部材本体32が開閉方向に駆動される。
なお、本発明に係る把持駆動手段は、油圧シリンダに限られず、例えば油圧モータや電動モータであってもよい。また、この把持駆動手段は、各把持部材について個別に設けられてもよいし、一方の把持部材についてのみ設けられてもよい。例えば、前記第2の把持部材30Bが把持装置本体22と一体化された固定把持部材であり、第1の把持部材30Aのみが把持方向に駆動される可動把持部材であってもよい。
前記各可動把持部34は、前記各把持部材本体32の先端部32aに相対変位可能に取付けられる。具体的には、この把持部材本体32の回動により前記処理対象物Pと接触し、かつ、その接触する処理対象物Pから受ける反力によって当該把持部材本体32に対しその回動の向きと逆の向きに相対的に所定量だけ変位する(すなわち後退変位する)ことが可能となるように、取付けられている。
前記可動把持部34は、詳しくは、図3(a)(b)に示すように、前記把持部材本体32の前後方向と平行な方向に延びる本体部34aと、この本体部34aの後端から前記把持部材本体32の回動方向の外向きに延びる被取付部34bとを一体に有する。この被取付部34bには、これをその厚み方向(把持部材本体32の回動中心軸と平行な方向;図3(a)(b)では奥行き方向)に貫通する貫通溝34dが形成され、この貫通溝34dは、前記先端部32aの移動方向と略平行な方向に延びている。
一方、前記把持部材本体32の先端部32aには、内向きに開口する凹部35が形成されている。この凹部35は、前記可動把持部34が後退変位するのに伴ってその全体が没入可能な形状を有している。すなわち、前記本体部34aが没入可能な第1凹部35aと、前記被取付部34bが没入可能な第2凹部35bとを有している。
さらに、前記把持部材本体32には、前記可動把持部34を保持するための軸部33が設けられている。この軸部33は、前記第2凹部35b内で前記被取付部34bの貫通溝34dを貫通することにより、この可動把持部34を、当該軸部33が図3(a)に示すように前記貫通溝34dの外側終端に達するような位置と、当該軸部33が図3(b)に示すように前記貫通溝34dの内側終端の近傍まで達するような位置との間での変位を許容するように保持する。
前記図3(a)に示す位置は、前記可動把持部34の本体部34aが前記把持部材本体32の先端部32aの内側面32cから内向きに(すなわち処理対象物P側に)大きく突出するような位置であり、前記貫通溝34dの外側終端における前記軸部33と把持部材本体32との当接により決められる。一方、同図(b)に示す位置は、前記可動把持部34全体が前記凹部35内に没入する位置であって、その本体部34aの外側面と前記第1凹部35aの奥端面32dとの当接により決められる。すなわち、この当接が、それ以上の可動把持部34の後退変位を阻止する。そして、この位置で前記本体部34aの内側面である把持面34cが前記把持部材本体32の内側面32cと同一面上に並ぶようように、当該本体部34aの形状が設定されている。
すなわち、前記第1凹部35の奥端面32dは、前記可動把持部34が図3(a)に示す突出位置から所定量だけ後退変位した時点で当該可動把持部34と当接することによりそれ以上の後退変位(すなわち前記所定量を超える後退変位)を阻止する変位規制部を構成している。
前記圧縮コイルばね36は、前記可動把持部34を内向きに付勢してその本体部34aを前記把持部材本体32から突出させるように、設けられる。具体的には、前記把持部材本体32の先端部32aに前記第1凹部35aの後端からさらに外向きに延びるばね収容凹部37が形成され、このばね収容凹部37に前記圧縮コイルばね36が嵌め込まれて当該ばね収容凹部37の終端と前記可動把持部34の本体部34aの外側面との間に介在している。
すなわち、この圧縮コイルばね36は、その弾性圧縮変形によって前記可動把持部34の後退変位を許容するとともに、その弾発力により、前記後退変位に伴って前記処理対象物Pに対する前記可動把持部34の接触圧を増加させるように、前記把持部材本体32と前記可動把持部34との間に設けられている。
次に、この把持装置20の作用を説明する。
この把持装置20では、把持駆動シリンダ26の伸縮により両把持部材30A,30Bが開閉方向に駆動され、処理対象物Pの把持動作が行われる。まず、図2(a)に示すように両把持部材30A,30Bが開いた状態で、当該把持部材30A,30Bにおける把持部材本体32の先端部32aが処理対象物Pの両外側に位置するように、作業腕10が操作される。そして、この位置で前記把持駆動シリンダ26が伸張方向に作動することにより、両把持部材30A,30Bが閉じて前記処理対象物Pの把持を実行する。
一方、前記把持部材本体32の先端部32aにおいては、圧縮コイルばね36の弾発力により、可動把持部34の本体部34aが把持部材本体32の内側面32cから内向きに突出する位置に当該可動保持部34が保持されているので、前記把持動作に伴い、前記処理対象物Pには最初に前記本体部34aの内側面である把持面34cが接触する。そして、この接触開始後に可動把持部34が把持部材本体32の回動の向きと逆向きに後退変位することが、把持力の微細な調整と、大きな把持力での把持の双方を可能にする。
具体的に、前記可動把持部34の本体部34aが処理対象物Pに接触してからしばらくは、両把持部材本体32が把持方向(閉じ方向)に回動するのに伴い、前記可動把持部34は、その把持面34cが前記処理対象物Pから受ける反力により、圧縮コイルばね36の弾性圧縮変形を伴いながら凹部35内に没入するように後退変位する。この後退変位が許容される範囲では、前記把持駆動シリンダ26の駆動力にかかわらず、当該可動把持部34と処理対象物Pとの接触圧は前記圧縮コイルばね36の弾発力にほぼ相当する圧力となる。従って、この範囲では、前記後退変位に伴う前記圧縮コイルばね36の弾発力の変化を利用して当該接触圧の微細な調整を行うことが可能であり、例えば小さな処理対象物Pを破壊せずに把持するといったことが可能になる。
これに対し、前記可動把持部34の後退変位が所定量に達すると、その本体部34の外側面が第1凹部35aの奥端面32dに当接することにより、当該可動把持部34がそれ以上後退変位することが阻止される(すなわち可動把持部34と把持部材本体32とが一体化される)ため、把持駆動シリンダ26から各把持部材本体32に加えられる駆動力がそのまま把持力として処理対象物Pに加えられる。従って、この状態で処理対象物Pを大きな把持力で把持することが可能であり、例えば当該処理対象物Pの破砕を目的とした把持も行うことが可能である。
特に、この実施の形態では、前記可動把持部34の全体が凹部35内に没入することにより、前記処理対象物Pに対して把持部材本体32の内側面32cが直接接触することを許容するので、前記処理対象物Pを十分な強度で保持することが可能である。
次に、第2の実施の形態を図4を参照しながら説明する。
この実施の形態に係る把持装置も、第1の把持部材及び第2の把持部材を備え(図4では一方の把持部材40のみを図示)、その把持部材40は、把持部材本体42と、この把持部材本体42の先端部42aに取付けられる可動把持部44と、この可動把持部44を内向きに付勢するための圧縮コイルばね46とを含むが、把持部材本体42に凹部は形成されておらず、可動把持部44は前記把持部材本体42にその内側面42cを覆うように嵌合される形状を有している。
前記可動把持部44は、前記把持部材本体42の内側面42cを覆う本体壁44aと、この本体壁44aの左右両縁部から把持部材本体42の回動方向の外向き(図4では上向き)に延びる側壁44sと、この側壁44sの後端からさらに前記回動方向の外向きに延びる被取付部44bとを一体に有し、この被取付部44bに、前記第1の実施の形態と同様、これをその厚み方向(把持部材本体42の回動中心軸と平行な方向;図4では奥行き方向)に貫通する貫通溝44dが形成されている。この貫通溝44dも、前記先端部42aの移動方向と略平行な方向に延びている。
前記把持部材本体42の先端部42aには、前記可動把持部44を保持するための軸部43が設けられている。この軸部43は、前記先端部42aの両側面から両外側に突出し、その突出部分が前記被取付部44bの貫通溝44dを貫通することにより、この可動把持部44を、図4の実線で示すように前記本体壁44aが前記把持部材本体42の内側面42cに当接する位置と、この位置から同図二点鎖線に示すように前記本体壁44aが内向きに突出する位置との間での変位を許容するように保持する。
すなわち、この実施の形態において、前記把持部材本体42の内側面42cは、前記可動把持部44が図4の二点鎖線に示す位置から所定量だけ後退変位した時点で当該可動把持部44と当接することにより当該所定量を超える後退変位を阻止する変位規制部を構成している。
前記圧縮コイルばね46は、前記軸部43と前記貫通溝44dの内側終端との間に介在するように圧縮状態で当該貫通溝44d内に嵌め込まれている。従って、この圧縮コイルばね46は、その弾発力により、前記可動把持部44を前記二点鎖線に示される突出位置に保持する。
この実施の形態に係る把持装置において、初期段階では前記可動把持部44の本体壁44aが把持部材本体42の内側面42cから内向きに離間する位置に保持され、最初に処理対象物に接触する。そして、その接触からしばらくは、前記処理対象物から受ける反力により当該可動把持部44が圧縮コイルばね46の圧縮弾性変形を伴いながら把持部材本体42に対して後退変位する(図4では上向きに変位する)ため、その弾発力を利用して把持力の微調整を行うことが可能である。一方、前記本体壁44aが前記内側面42cに当接してそれ以降の後退変位が阻止される時点からは、当該把持部材本体42から当該可動把持部44を介して処理対象物に大きな把持力を加えることができる。
さらに、この実施の形態では、把持部材本体42に凹部等を形成する必要がないため、既存の把持装置における把持部材をそのまま前記把持部材本体として利用して本発明に係る把持装置を構築できる利点がある。
なお、前記第1及び第2の実施形態では、把持部材本体32,42側に軸部33,43が設けられ、可動把持部34,44側に貫通溝34d,44dが形成されているが、逆に、前記可動把持部34,44側に軸部が設けられ、前記把持部材本体32,42側に当該軸部が貫通可能な貫通溝が形成されていても、当該把持部材本体32,42が当該可動把持部34,44を後退変位可能に保持することが可能である。
本発明の第3の実施の形態を図5〜図7を参照しながら説明する。
この実施の形態に係る把持装置も、第1の把持部材及び第2の把持部材を備え(一方の把持部材50のみを図示)、その把持部材50は、把持部材本体52と、この把持部材本体52の先端部52aに取付けられる可動把持部54と、この可動把持部54を内向きに付勢するための圧縮コイルばね56とを含むが、前記可動把持部54は、前記把持部材本体52にその回動中心軸と平行な支軸53を中心として回動可能に取付けられ、その回動により前記の後退変位が可能となっている。
具体的に、前記可動把持部54は、図5(a)(b)及び図7に示すように、前記把持部材本体52の前後方向と平行な方向に延びる本体部54aと、この本体部54aの後端に形成される被取付部54bと、前記本体部54aの前端に形成される刃部54cとを一体に有する。そして、前記被取付部54bを前記支軸53が貫通し、かつ、この支軸53の両端が前記把持部材本体52に固定されることにより、当該支軸53を中心として回動可能となるように可動把持部54が把持部材本体52に取付けられている。
前記刃部54cの内側部分には、処理対象物の把持時にこれを破砕するための破砕刃が形成されている。この刃部54cは、前記本体部54aの幅よりも大きな幅を有し、その幅方向両端部が前記本体部54aの両側面よりも両外側に突出している。
前記把持部材本体52には、凹部55が形成されている。この凹部55は、前記可動把持部54の回動変位(後退変位)を許容するようにその本体部54a及び被取付部54bを収容することが可能な形状を有し、かつ、この凹部55の前端は内向きに開口して開口部55aを形成している。この開口部55aは、前記凹部55から前記本体部54aの前端(すなわち刃部54cの外側に位置する部位)が突出するのを許容する。
この構造において、前記可動把持部54は、図5(a)に示すようにその本体部54aの前端及び刃部54cが前記開口部55aから内向きに突出する突出位置と、同図(b)に示すように前記本体部54aの外側面が前記凹部55の奥端面52dに当接する後退位置との間で回動可能である。すなわち、前記奥端面52dは、前記可動把持部54が前記突出位置から所定量だけ後退変位した時点で当該可動把持部54と当接することにより当該所定量を超える後退変位を阻止する変位規制部を構成している。
なお、この後退変位の阻止は、前記刃部54cの幅方向両端部と、前記把持部材本体52における開口部55aの周縁部との当接により行われてもよい。この場合は当該周縁部が前記変位規制部を構成する。
前記圧縮コイルばね56は、前記可動把持部54を前記突出位置側に(すなわち内向きに)付勢するように設けられる。具体的には、前記把持部材本体52の凹部55からさらに外向きに凹むばね収容凹部57が形成され、このばね収容凹部57に前記圧縮コイルばね56が嵌め込まれて当該ばね収容凹部57の終端と前記可動把持部54の本体部54aの中間部の外側面との間に介在している。
すなわち、この実施の形態に係る可動把持部54は、前記把持部材本体52の回動の中心軸と平行な支軸53を中心として回動可能となるように前記把持部材本体52に取付けられ、前記圧縮コイルばね56は前記可動把持部54に対してその回動中心軸から外れた位置で接触してこれに弾発力を付与するように設けられている。そして、この弾発力によって前記可動把持部54は図5(a)に示される突出位置に保持される。
この実施の形態に係る把持装置においても、把持初期の段階では、前記突出位置にある可動把持部54の刃部54cが最初に処理対象物に接触する。そして、その接触からしばらくは、その処理対象物から受ける反力により当該可動把持部54が圧縮コイルばね56の圧縮弾性変形を伴いながら前記把持部材本体52の回動の向きと逆の向きに相対回動することにより、その刃部54cが把持部材本体52に対して後退変位する(図4では上向きに変位する)ため、その弾発力を利用して把持力の微調整を行うことが可能である。これに対し、図5(b)に示すように前記本体部54aが前記凹部55の奥端面52dに当接して(もしくは刃部54cの幅方向両端部が把持部材本体52の開口部55aの周縁部に当接して)それ以降の後退変位が阻止される時点からは、当該把持部材本体52から当該可動把持部54を介して処理対象物に大きな把持力を加えることができ、例えば前記刃部54cの刃を利用して処理対象物を十分な力で破砕することができる。
なお、前記各実施形態に係るばね部材はいずれも圧縮コイルばねであるが、これに代えて例えばねじりコイルばねが使用されることも可能である。
例えば、図8及び図9に示される第4の実施の形態のように、前記第2の実施の形態に係る可動把持部44が支軸47を中心として回動可能となるように把持部材本体42に取付けられ、その支軸47の周囲にねじりコイルばね48が配設されてもよい。この場合、当該ねじりコイルばね48の一端が前記把持部材本体42の適所に係止され、他端が前記可動把持部44の適所に係止されることにより、当該ねじりコイルばね48が前記可動把持部44に好適な弾発力を与える状態にすることができる。
同様に、図10(a)(b)に示される第5の実施の形態のように、前記第3の実施の形態に係る可動把持部54の支軸53の周囲にねじりコイルばね58が設けられてもよい。この場合も、当該ねじりコイルばね58の一端58aが例えば把持部材本体52の内部の壁面に当接し、かつ、他端58bが可動把持部54の適所に係止されることにより、当該ねじりコイルばね58が前記可動把持部54に好適な弾発力を与えることが可能となる。
また、本発明では、前記第1の把持部材及び前記第2の把持部材のうちのいずれか一方のみが把持部材本体と可動把持部とばね部材とを含むものであって、他方の把持部材が従来のように把持部材本体のみで構成されたものであってもよい。しかし、前記各実施形態のように双方の把持部材が前記可動把持部及びばね部材を含むものであれば、可動把持部の後退変位により把持力の調整が可能であるストローク範囲を倍増することができる利点がある。
本発明の第1の実施の形態に係る作業機械の全体図である。 (a)は前記作業機械に備えられる把持装置が開き位置にある状態を示す正面図、(b)は同把持装置が閉じ位置にある状態を示す一部断面正面図である。 (a)は前記把持装置における可動把持部が把持部材本体の内側面から突出した状態を示す一部断面正面図、(b)は当該可動把持部が当該把持部材本体内に没入した状態を示す一部断面正面図、(c)は(b)のIIIC−IIIC線断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る把持装置の要部を示す斜視図である。 (a)は本発明の第3の実施の形態に係る把持装置における可動把持部が把持部材本体の内側面から突出した状態を示す断面正面図、(b)は当該可動把持部が当該把持部材本体内にほぼ没入した状態を示す断面正面図である。 図5に示す把持部材本体の斜視図である。 図5に示す可動把持部の斜視図である。 本発明の第4の実施の形態に係る把持装置が開き位置にある状態を示す正面図である。 図8に示される把持装置の要部を示す斜視図である。 (a)は本発明の第5の実施の形態に係る把持装置における可動把持部が把持部材本体の内側面から突出した状態を示す断面正面図、(b)は当該可動把持部が当該把持部材本体内にほぼ没入した状態を示す断面正面図である。
符号の説明
P 処理対象物
10 作業腕
20 把持装置
22 把持装置本体
26 把持駆動シリンダ
30A 第1の把持部材
30B 第2の把持部材
32,42,52 把持部材本体
32a,42a 把持部材本体の先端部
32d,52d 凹部の奥端面(変位規制部)
33,43 軸部
34,44,54 可動把持部
34d,44d 貫通溝
35,55 凹部
36,46,56 圧縮コイルばね(ばね部材)
40,50 把持部材
47,53 支軸
48,58 ねじりコイルばね(ばね部材)

Claims (8)

  1. 先端が変位可能な作業腕をもつ作業機械の当該作業腕の先端に設けられ、処理対象物を把持する把持装置であって、
    第1の把持部材と、
    前記第1の把持部材とで前記処理対象物を把持するように当該第1の把持部材に対して相対的に回動可能な第2の把持部材と、
    前記処理対象物を把持するように前記両把持部材を相対的に回動させる把持駆動手段とを備え、
    前記第1の把持部材及び前記第2の把持部材のうちの少なくとも一方の把持部材は、前記把持駆動手段の駆動により相手方の把持部材に対して相対的に回動する把持部材本体と、この把持部材本体の回動により前記処理対象物と接触し、かつ、その接触する処理対象物から受ける反力によって当該把持部材本体に対しその回動の向きと逆の向きに相対的に所定量だけ後退変位することが可能となるように当該把持部材本体に取付けられる可動把持部と、この可動把持部を前記把持部材本体から内向きに突出させるように当該可動把持部を付勢するためのばね部材とを含み、
    前記ばね部材は、その弾性変形によって前記可動把持部の後退変位を許容し、かつ、その弾発力により、前記後退変位に伴って前記処理対象物に対する前記可動把持部の接触圧を増加させるように、前記把持部材本体と前記可動把持部との間に設けられることを特徴とする作業機械の把持装置。
  2. 請求項1記載の作業機械の把持装置において、
    前記可動把持部は、前記処理対象物に対して前記把持部材本体を直接接触させる位置まで後退変位可能となるように当該把持部材本体に取付けられることを特徴とする作業機械の把持装置。
  3. 請求項2記載の作業機械の把持装置において、
    前記把持部材本体は、前記可動把持部がその後退変位に伴って入り込む凹部を有し、この凹部は、当該凹部内に前記可動把持部が没入するまで後退変位するのを許容する深さを有することを特徴とする作業機械の把持装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の作業機械の把持装置において、
    前記把持部材本体は、前記可動把持部が所定量だけ後退変位した時点で当該可動把持部と当接することにより当該所定量を超える後退変位を阻止する変位規制部を有することを特徴とする作業機械の把持装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の作業機械の把持装置において、
    前記把持部材本体及び前記可動把持部の一方には、前記両把持部材の相対的な回動の中心軸と平行な方向に突出する軸部が設けられ、他方には、前記軸部が挿通可能でかつ前記可動把持部の後退変位を許容する形状を有する貫通溝が形成されることを特徴とする作業機械の把持装置。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の作業機械の把持装置において、
    前記可動把持部は、前記両把持部材の相対的な回動の中心軸と平行な軸回りに回動可能となるように前記把持部材本体に取付けられ、前記ばね部材は前記可動把持部に対してその回動中心軸から外れた位置に接触するように設けられることを特徴とする作業機械の把持装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の作業機械の把持装置において、
    前記第1の把持部材及び前記第2の把持部材の双方が、前記把持部材本体と、前記可動把持部と、前記ばね部材とを含むことを特徴とする作業機械の把持装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の作業機械の把持装置を含む作業機械であって、
    移動可能な作業機械本体と、この作業機械本体に搭載され、当該作業機械に対して先端が変位するように動作可能な作業腕とを備え、この作業腕の先端に前記把持装置が取付けられることを特徴とする作業機械。
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