JP2010023354A - 携帯用かんな - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯用かんなにおいて、切屑が切屑排出通路内に詰まりにくい切屑排出機構を有する携帯用かんなを提供する。
【解決手段】本体2の切屑導入口13に、刃物7によって切削された切屑12を切屑排出口11の直径L3より小さい寸法に切断するための仕切部材15を設けることによって、切屑12が切粉排出通路10内や切屑排出口11に詰まることを防止でき、スムーズな切削作業を実現することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】本体2の切屑導入口13に、刃物7によって切削された切屑12を切屑排出口11の直径L3より小さい寸法に切断するための仕切部材15を設けることによって、切屑12が切粉排出通路10内や切屑排出口11に詰まることを防止でき、スムーズな切削作業を実現することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯用かんなの切屑排出機構に関するものである。
従来の携帯用かんなの切屑排出機構を図4及び5で説明する。
図4は従来の携帯用かんなの要部断面図、図5は図4のA−A線断面図である。図4に示すように、携帯用かんな100は、電動機(図示せず)により駆動されるカッタブロック6は本体中央部に回転可能に配置され、カッタブロック6の外周部には2枚の刃物7が取付けられている。カッタブロック6が回転することにより刃物7が回転し、被削材を切削加工する。切削時に発生した切屑12は刃物7とほぼ同じ長さとなり、電動機のファン風によって図4の矢印Aの方向に向かう。切屑12は、図5に示すように、刃物7とほぼ同じ長さL2である切屑導入口13を通り、切屑排出通路10に向かう。切屑排出通路10は切削方向B(図4)と交差する方向に延在(図中上下方向)しており、片側端部は開口され、切屑12の長さL1(L2と略同じ長さ)より小さい直径L3をもつ切屑排出口11が設けられている。もう一方の片側他端部には電動機のファン風を送り込むファン風導入口14が設けられている。切屑排出通路10に導入された切屑12はファン風導入口14から導入されるファン風により切屑排出口11から本体外部に排出される。
従来の携帯用かんなの切屑排出機構は、切屑排出口11の直径L3が切屑12の長さL1より小さいため、切屑12が切屑排出口11に詰まりやすかった。
本発明の目的は、切屑が詰まりにくい切屑排出機構を有する携帯用かんなを提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、電動機を内蔵した本体と、該本体に回転可能に設けられたカッタブロックと、該カッタブロックの外周部に取り付けられ被削材を切削する刃物と、前記被削材の切削によって発生する切屑を前記電動機のファン風を用いて排出する切屑排出機構を有し、該切屑排出機構は、前記刃物による切削方向と交差する方向に延在する排出通路と、該排出通路に切屑を導入する切屑導入口と、前記排出通路に前記電動機のファン風を送り込むファン風導入口と、前記排出通路から前記本体の外部に前記切屑を排出する切屑排出口を有する携帯用かんなにおいて、前記切屑導入口を少なくとも2つに分割するための仕切部材を設けたことを特徴とする。
このような構成にすることにより、刃物によって切削された切屑が分断されるため、切屑が切粉排出口に詰まることを抑制することができる。
また、前記仕切部材によって仕切られた前記切屑導入口の各空間部の長さは、前記切屑排出口の直径より小さくしても良い。
このような構成にすることにより、切屑が仕切部材によって切粉排出口の直径より小さく分断されるため、切粉が切粉排出口に詰まることを更に抑制することができる。
また、前記仕切部材は、前記切屑導入口と一体的に設けられた仕切板であっても良い。このような構成にすることにより、部品点数を増加することなく切屑の排出を確実に行うことができる。
また、前記仕切板は、前記切屑導入口から被削材に向かって尖った形状をしていても良い。このような構成にすることにより、仕切板の先端が切屑の導入方向に向かって尖っているため、容易に切屑を分断することができる。
また、前記仕切部材は、前記切屑導入口に着脱可能に取り付けられた仕切刃であっても良い。このような構成にすることにより、切屑によって仕切刃が磨耗した場合に仕切刃を交換することができ、切屑の分断能力の低下を防止することができる。
本発明によれば、切屑導入口に仕切部材を設けたことにより、切削時に発生する刃物とほぼ同じ長さの切屑を長さの短い切屑に切断することができるため、切屑が切屑排出口に詰まることを抑制することができる。
以下に本発明の携帯用かんなの実施の形態について図1乃至図3を用いて説明する。図1は本発明となる携帯用かんなの部分断面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図2のB−B線断面図である。なお、これらの図において、図4及び図5に示したものと同一の機能を有する部位には同一符号を付している。
まず図1を用いて携帯用かんなの構成について説明する。携帯用かんな1は、回転駆動源である不図示の電動機を内蔵した本体2を備えている。そして、本体2の上部にはハンドル3が一体に形成されており、ハンドル3には電源コード4から電動機への給電をON/OFFして電動機を起動/停止させるためのスイッチ5が設けられている。
また、本体2の長手方向中間下部には本体の左右方向(図1の紙面垂直方向)に長い円柱状のカッタブロック6が回転可能に設けられており、カッタブロック6の外周部の相対向する2箇所にはプレート状の刃物7が取り付けられている。
更に、本体2の前方下方(図1のカッタブロックより左側)には、フロントベース8aが上下動可能に取り付けられており、本体2の前部には、フロントベース8aを上下動させて刃物7による被削材の切込み深さを調整するための切込み深さ調整機構部9が設けられている。一方、本体2の後方下方(図1のカッタブロックより右側)には本体2に固定されたリアベース8bが取り付けられている。
ここで、切込み深さ調整機構部9の構成について説明する。切込み深さ調整機構9は、フロントベース8aに垂直に立設された不図示のボルトと、ボルトに螺合して本体2上で回転可能なノブ9aと、ノブ9aの上面に貼り付けられた目盛り等からなる不図示の切込み深さ表示部を含んで構成されている。刃物7による被削材の切込み深さの調整は、ノブ9aを回してフロントベース8aを上下動させることによって行われる。即ち、ノブ9aを回せば、ボルトがフロントベース8aと共に上下動するため、フロントベース8aの上下動によって切込み深さが任意に調整され、切込み深さ表示部によって切込み深さを確認することができる。
次に、刃物7によって切削された切屑を切屑排出口11まで排出する切屑排出機構について図1及び図2を用いて説明する。
本体2には、カッタブロック6の長手方向と同方向に延びる後述する切屑排出通路10が形成されており、切屑排出通路10の片側端部には刃物7で切削した切屑を排出するための切屑排出口11が設けられている。図2に示すように、カッタブロック6の上方には、切屑12が導入される切屑導入口13が設けられており、切屑導入口13から本体2内部に導入された切屑12は、切屑排出通路10を通り切屑排出通路10の片側端部に設けられた切屑排出口11から本体2の外部に排出される。切屑排出通路10の片側他端部には電動機のファン(図示せず)によって発生したファン風を切屑排出通路10内に導入するためのファン風導入口14が設けられており、このファン風によって刃物7で切削され切屑導入口13から本体2内部に導入された切屑12は切屑排出通路10を通って切屑排出口11から本体2外部にスムーズに排出されるように構成されている。
次に、携帯用かんな1を動作する手順を説明する。作業者がハンドル3を把持しスイッチ5をオンすると電源コード4から電動機に電力が供給されて回転を開始しカッタブロック6も回転するため、カッタブロック6に取り付けられた刃物7も回転する。ベース8(フロントベース8a、リアベース8b)を被削材に当接させて図1の矢印B方向に摺動させることによって被削材を切削することができる。
従来、刃物7によって切削された切屑12は、図5に示すように、切屑導入口13の長さL2と略同じ長さL1を有しており、切屑排出口11の直径L3より長い寸法であった。従って、切屑12が切屑排出口11に詰まってしまう場合があった。これに対し、本発明によれば、切屑導入口13の所定位置に切屑導入口13を仕切るための仕切部材15が設けられている。
刃物7によって切削された切屑12は、カッタブロック6(刃物7)の回転によって切屑導入口13に導かれる。切屑導入口13には所定の位置、本実施形態では、中央部分に切屑導入口13を複数の導入口に仕切るための仕切部材15が設けられている。仕切部材15は本体2のハウジングと一体的に設けられている。仕切部材15によって分断された切屑13は、切屑導入口13の仕切られた2つの導入口13の長さL4と略同じで、切屑排出口11の直径L3より小さい長さL5となって、切屑排出通路10内を切屑排出口11に導かれて本体2外部に排出される。切屑12の長さL5は切屑排出口11の直径L3より小さいため、切屑12が切屑排出口11に詰まりにくくなり、従来より更にスムーズに切屑排出を行うことができる。また、図3に示すように、仕切部材15の先端部15aを鋭角とすることによって、切屑12の分断をより確実に行うことができる。
なお、本実施形態では、仕切部材15を切屑導入口13の中央部分に1ヶ所設け、切屑導入口13を2つの導入口13に分ける構成にしたが、中央部分に設ける必要及び1ヶ所である必要はなく、切屑の長さが切屑排出口の直径より小さい寸法になるように設ければ良い。
また、仕切部材15を刃物とすることによって切屑をより確実に切断することができ、更に、仕切15部材を本体2に着脱可能な刃物とすることによって刃物が磨耗した場合には簡単に交換することができるため、より確実に切屑の切屑排出通路内への詰まりを抑制することができる。更に、カッタブロック6を駆動する電動機又はその電動機とは別に仕切部材を駆動する機構を設け、スイッチ5のオンと連動して又は仕切部材駆動用のスイッチによって仕切部材を駆動させて、切屑を確実に切断するようにしても良い。
1は携帯用かんな、2は本体、3はハンドル、4は電源コード、5はスイッチ、6はカッタブロック、7は刃物、8はベース、9は切込深さ調整機構部、10は切屑排出通路、11は切屑排出口、12は切屑、13は切屑導入口、14はファン風導入口、15は仕切部材である。
Claims (5)
- 電動機を内蔵した本体と、
該本体に回転可能に設けられたカッタブロックと、
該カッタブロックの外周部に取り付けられ被削材を切削する刃物と、
前記被削材の切削によって発生する切屑を前記電動機のファン風を用いて排出する切屑排出機構を有し、
該切屑排出機構は、前記刃物による切削方向と交差する方向に延在する排出通路と、該排出通路に切屑を導入する切屑導入口と、前記排出通路に前記電動機のファン風を送り込むファン風導入口と、前記排出通路から前記本体の外部に前記切屑を排出する切屑排出口を有する携帯用かんなにおいて、
前記切屑導入口を少なくとも2つに分割するための仕切部材を設けたことを特徴とする携帯用かんな。 - 前記仕切部材によって仕切られた前記切屑導入口の各空間部の長さは、前記切屑排出口の直径より小さいことを特徴とする請求項1記載の携帯用かんな。
- 前記仕切部材は、前記切屑導入口と一体的に設けられた仕切板であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の携帯用かんな。
- 前記仕切板は、前記切屑導入口から被削材に向かって尖った形状をしていることを特徴とする請求項3記載の携帯用かんな。
- 前記仕切部材は、前記切屑導入口に着脱可能に取り付けられた仕切刃であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の携帯用かんな。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008187729A JP2010023354A (ja) | 2008-07-18 | 2008-07-18 | 携帯用かんな |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=41729642
Family Applications (1)
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JP2008187729A Withdrawn JP2010023354A (ja) | 2008-07-18 | 2008-07-18 | 携帯用かんな |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104742197A (zh) * | 2013-12-27 | 2015-07-01 | 日立工机株式会社 | 电刨 |
-
2008
- 2008-07-18 JP JP2008187729A patent/JP2010023354A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104742197A (zh) * | 2013-12-27 | 2015-07-01 | 日立工机株式会社 | 电刨 |
DE102014118920A1 (de) | 2013-12-27 | 2015-07-02 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Elektrohobel |
US10086529B2 (en) | 2013-12-27 | 2018-10-02 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Power planer configured to restrain heat generation of control portion |
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