JP2010020865A - フォーマット装置、フォーマット方法、及びプログラム - Google Patents

フォーマット装置、フォーマット方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】フレーム=1ファイル形式の映像データを記録する際に、高い記録レートを実現する、フォーマット装置及びフォーマット方法を提供する。
【解決手段】フォーマット装置は、1フレームの映像データのファイルサイズを指示する映像形式指示部(110)と、記録媒体(200)の空き領域を示す情報及び記録媒体に記録されるファイルに関する情報を含むファイルシステム管理情報を、映像形式指示部から指示されたファイルサイズのファイルで記録媒体を充填した状態を仮定して、生成する管理情報生成部(120)と、生成されたファイルシステム管理情報を記録媒体に記録する記録媒体制御部(130)と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体をフォーマットする、フォーマット装置、フォーマット方法、及びプログラムに関する。特に、本発明は、映像データがファイル単位で記録される記録媒体をフォーマットする、フォーマット装置、フォーマット方法、及びプログラムに関する。
近年、映画、ドラマ、コマーシャルなどの映像制作分野では、従来のフィルム撮影に代わり、ディジタル映像機器を用いた撮影が増えてきている。撮影された映像を記録する記録媒体としては、従来のフィルムやテープに代わり、ディスクや不揮発性メモリなどが使われ始めている。
ディジタル映像機器によって撮影されるディジタルの映像データは、電子ファイルとして、記録媒体に記録される。映像制作分野では、従来のフィルムのように映像が1コマずつ独立した形式、すなわち、映像の1フレームが1ファイルとして収録されるファイル形式が使用されることが多い。ファイル形式には、例えばDPX形式がある(例えば、非特許文献1参照)。例えば、1フレーム=1ファイルのファイル形式で映像を記録する場合に、10秒間のシーンを24フレーム/秒のフレームレートで収録すると、10秒×24フレーム=240個のファイルが生成される。
生成された240個のファイルは、図10に示すような、カメラ機器などの映像記録装置であるホスト機器に搭載又は装着される記録媒体200に記録される。ホスト機器には、ファイルシステムが搭載されており、映像データはファイル280として記録媒体200に記録される。ホスト機器のファイルシステムは、記録媒体200内の記録領域が使用中か未使用かを示す空き管理情報210を見て、記録媒体200の空き領域290を探し出し、探し出した空き領域290に映像データを記録する。例えば、記録媒体200内にファイルが一つも存在しないときには、映像データは映像ファイルV1として記録領域に記録される。その後、空き管理情報210において、映像ファイルV1が書き込まれた記録領域についての情報215を空き領域から使用中を示す状態に更新する。さらに、ホスト機器のファイルシステムは、映像ファイルV1に関する情報であるファイルエントリ情報を、ディレクトリ情報220の領域内に、ファイルエントリV1として記録する。以上の動作を経て、1フレーム目の映像データの記録が完了する。
24フレーム/秒のフレームレートで10秒間のシーンを収録する場合、上記の処理を240回繰り返す。その結果、図10に示すように、映像ファイルV1〜V240からなる240個の映像ファイル280と、ファイルエントリV1〜V240からなる240個のファイルエントリ225と、映像ファイルV1〜V240が記録された領域が使用中の状態であること示す情報215を含む空き管理情報210とが、記録媒体200に記録された状態となる。
ANSI/SMPTE 268M−1994 SMPTE STANDARD for File Format for Digital Moving−Picture Exchange (DPX)
映像制作分野では高画質を要求されるため、映像データには、圧縮率の低い映像データ形式、又は非圧縮の映像データ形式が用いられる。そのため、映像データの1フレームのデータサイズは大きくなる。よって、映像データを記録する装置や記録媒体には高い記録レートが求められる。例えば、1フレームのデータサイズは、数MB(メガバイト)〜数十MBになる場合がある。このように大きなフレームサイズで、1秒間に24フレーム、30フレーム、60フレームなどの高いフレームレートで記録すると、映像の記録レートは、1秒間に数百MBにも達する。しかし、ファイルシステムでは、以下に説明するように、このような高い記録レートを実現できなかった。
ファイルシステムでは、映像データを記録する前に、空き管理情報210にアクセスして空き領域290を探さなければならない。また、ファイルを記録した後は、ディレクトリ情報220及び空き管理情報210を更新しなければならない。これらの作業は、1つのファイル毎又は数個のファイル毎に行われる。
映像ファイル280が記録される領域と、ディレクトリ情報220の記録領域と、空き管理情報210の記録領域のアドレスはそれぞれ、記録媒体200上で離散している。よって、記録媒体200としてディスクが用いられた場合、シークが発生するという問題があった。シーク中は記録媒体にデータが記録できないため、記録レートが低下する。記録レートが低下すると、高画質な映像データの収録ができない。
空き管理情報210におけるファイル毎の使用情報215と、ディレクトリ情報220内のファイルエントリ225は、それぞれ小さなサイズのデータである。よって、記録媒体200として、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリが用いられた場合、空き管理情報210やディレクトリ情報220を格納する領域に対して小さなサイズのデータ215、225を頻繁に更新することになり、記録レートが低下する。記録レートが低下すると、高画質な映像データの収録ができない。
このように、従来の記録方法では、1フレーム=1ファイル形式の映像データを記録する際に、高い記録レートを実現することができなかった。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであって、1フレーム=1ファイル形式の映像データを記録する際に、高い記録レートを実現する、フォーマット装置及びフォーマット方法を提供することを目的とする。
本発明のフォーマット装置は、記録媒体をフォーマットする装置であって、1フレームの映像データのファイルサイズを指示する映像形式指示部と、記録媒体の空き領域を示す情報及び記録媒体に記録されるファイルに関する情報を含むファイルシステム管理情報を、映像形式指示部から指示されたファイルサイズのファイルで記録媒体を充填した状態を仮定して、生成する管理情報生成部と、生成されたファイルシステム管理情報を記録媒体に記録する記録媒体制御部と、を有する。
フォーマット装置は、記録媒体に存在するファイルのうち、映像データが記録されていない未記録ファイルを検出する未記録領域検出部をさらに有してもよい。管理情報生成部は、検出された未記録ファイルの記録領域を、映像形式指示部から指示されたファイルサイズのファイルで充填した状態を仮定して、ファイルシステム管理情報を生成してもよい。
記録媒体に、映像データが書き込まれた記録済みファイルを識別する映像管理ファイルが格納されている場合、未記録領域検出部は、映像管理ファイルに基づいて未記録ファイルを検出してもよい。
本発明は、上記フォーマット装置が備える構成部の動作をステップとして実行するフォーマット方法、及びそのステップをコンピュータに実行させるプログラムをさらに含む。
本発明は、他の態様として、上記フォーマット装置、上記フォーマット方法、及び上記プログラムによってフォーマットされた記録媒体の未記録ファイルに対応する位置に、映像の1フレームを1ファイルとして、映像データを順に記録する記録方法を含んでもよい。
本発明によれば、記録媒体は予め一定サイズの未記録ファイルで埋めた状態としてフォーマットされる。すなわち、フォーマット時、実際には、記録媒体にはデータが書き込まれないけれども、空き管理情報及びディレクトリ情報はファイルが記録媒体に記録されているという内容で生成される。よって、ホスト機器などが実際にデータを記録媒体に書き込むときに、ホスト機器のファイルシステムは、従来必要であった、空き領域の検索と空き管理情報及びディレクトリ情報の更新とをする必要がなくなる。すなわち、ホスト機器は、映像データを記録する際には、映像データをファイル単位に未記録ファイルの位置へ記録するだけで良い。そのため、1フレーム=1ファイル形式の映像データを記録する際に、高い記録レートを実現できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
《実施形態1》
1.フォーマット装置の構成
図1に、本発明の実施形態1のフォーマット装置の構成を示す。本実施形態のフォーマット装置100は記録媒体200と接続し、記録媒体200をフォーマットする。フォーマット装置100と記録媒体200との接続は、例えば、フォーマット装置100に記録媒体200が直接装着されるか、又はフォーマット装置100と記録媒体200を搭載したホスト機器(図示せず)とが接続されることによって行われる。本実施形態において、記録媒体200はディスク媒体である。
フォーマット装置100は、フォーマットの指示情報を生成し出力する映像形式指示部110と、ファイルシステム管理情報(空き管理情報及びディレクトリ情報)と映像管理ファイルとを生成する管理情報生成部120と、生成されたファイルシステム管理情報及び映像管理ファイルを記録媒体200に記録する記録媒体制御部130と、を有する。
映像形式指示部110が生成する「フォーマットの指示情報」とは、映像の1フレームのデータサイズ、ファイル形式、1フレームの映像データを所定のファイル形式でファイル化した際の映像ファイルのサイズ、新規フォーマットの実行指示、などを含む情報である。フォーマット装置100は、カメラ機材などのホスト機器(図示せず)と接続し、カメラ機材などのホスト機器の記録モードや画質モードに応じた情報に基づいて、映像形式指示部110により、フォーマットの指示情報を生成する。
管理情報生成部120は、映像形式指示部110からフォーマットの指示情報を受け取ると、記録媒体制御部130を介して、記録媒体200の記録領域及び記録容量に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて、所定のファイルシステムに基づいたファイルシステム管理情報を生成する。「ファイルシステム管理情報」は、記録媒体内の領域が使用中か未使用かを示す空き管理情報と、記録媒体に格納されているファイルに関する情報を示すファイルエントリ情報を含むディレクトリ情報と、を含む。「ファイルエントリ情報」とは、対象となるファイルのファイル名、サイズ、作成日時、及び使用領域などの、対象ファイルに関する各種の情報である。
管理情報生成部120は、さらに、新規フォーマット時に、書き込み済みのファイルを識別するための映像管理ファイルを生成する。映像管理ファイルは、所定のファイルシステムの管理単位(セクタやクラスタなど)を1個または複数個用いて、生成される。
2.フォーマット後の記録媒体の構成
図2に、本実施形態のフォーマット装置100によりフォーマットされた記録媒体200を示す。フォーマットされた記録媒体200は、空き管理情報210と、ディレクトリ情報220と、映像管理ファイル230と、未記録ファイルV1〜VNからなるN個(Nは1以上の整数)の未記録ファイル240とを含む。
「未記録ファイル」とは、データが書き込まれていない空のファイルである。すなわち、空き管理情報210及びディレクトリ情報220による管理上でのみ、ファイルが記録媒体200に存在する。
空き管理情報210は、映像管理ファイル230が格納されている記録領域と未記録ファイル240が格納されているN個の記録領域とが、それぞれ使用中か未使用かを示す情報211を有する。本実施形態では、フォーマット後の記録媒体200においては、空き管理情報210とディレクトリ情報220を除いて、データを記録するための記録領域は、映像管理ファイル230とN個の未記録ファイル240で埋め尽くされている。よって、空き管理情報210は、全てのファイルの記録領域が「使用中」であることを示している。
ディレクトリ情報220は、映像管理ファイルエントリ221と、ファイルエントリV1〜VNからなるN個のファイルエントリ222を含む。映像管理ファイルエントリ221は、映像管理ファイル230のファイルエントリ情報である。N個のファイルエントリ222は、未記録ファイルV1〜VNにそれぞれ対応するファイルエントリ情報であるファイルエントリV1〜VNからなる。ディレクトリ情報220には、空き領域223が存在する。
図2において、未記録ファイルV1と未記録ファイルVM(Mは1以上の整数、且つM<N)の間、及び未記録ファイルVM+1と未記録ファイルVNの間には、多数の未記録ファイルが存在している。また、各未記録ファイルのサイズは全て同じであり、各未記録ファイルはそれぞれ連続したアドレスに配置されている。同様に、ファイルエントリV1とファイルエントリVMの間、及びファイルエントリVM+1とファイルエントリVNの間には、多数のファイルエントリが存在している。
図3に、映像管理ファイル230を示す。記録媒体200に記録される映像データは、ホスト機器により記録される連続する映像フレームである。例えば、10秒間のシーンが記録される際には、10秒間の連続する映像フレーム(すなわち、映像ファイルの集合)が記録媒体200に記録される。映像ファイルの集合は、映像素材、クリップ、カット、シーン、コンテンツなどとも呼ばれる。映像管理ファイル230は、収録したシーンを構成する映像素材のデータの名前や番号などの映像識別番号231、映像素材が何番目のファイルから始まっているかを示す開始ファイル番号232、映像素材が何番目のファイルで終了しているかを示す終了ファイル番号233、及びその他の情報234を含む。その他の情報234は、例えば、映像素材の日時や映像形式などの種々の情報である。図3においては、2つのシーンを構成する映像素材が、フォーマット後の記録媒体200に記録された後の状態を例示している。例えば、A0001番で識別される映像素材は、0001番のファイルから0240番のファイルに記録されており、A0002番の映像素材は、0241番のファイルから0400番のファイルに記録されていることが分かる。なお、記録媒体200のフォーマット直後で、映像データが未だ記録媒体200に記録されていないときは、映像管理ファイル230は空の状態である。すなわち、A0001番とA0002番で識別される映像素材に関する情報は、映像管理ファイル230に書き込まれていない。
3.フォーマット装置による記録媒体のフォーマット
図4に、フォーマット装置100による記録媒体200のフォーマット方法を示す。フォーマット装置100が記録媒体200に接続されると、映像形式指示部110は、ホスト機器の記録モードや画質モードに応じてフォーマットの指示情報を生成し、管理情報生成部120に出力する(S401)。
管理情報生成部120は、フォーマットの指示情報を受け取ると、記録媒体制御部130を介して、記録媒体200の記録領域や記録容量に関する情報を取得し、まず、記録媒体200内に空き管理情報210とディレクトリ情報220の領域を確保する(S402)。このとき、例えば、記録媒体200にファイルが一つも存在しないことを示す、空き管理情報210とディレクトリ情報220を生成することによって、空き管理情報210とディレクトリ情報220の領域を記録媒体200内に確保する。S402の処理は、一般的なフォーマットである。次に、管理情報生成部120は、空の映像管理ファイル230を生成する(S403)。これにより、映像管理ファイル230を格納する領域が確保される。
次に、管理情報生成部120は、記録媒体200の空き領域から生成可能なファイル数を算出する(S404)。具体的には、管理情報生成部120は、ステップS402のフォーマット後の記録媒体200の空き領域のサイズから、S403で生成した映像管理ファイル230の使用領域のサイズを減じ、残りの空き容量を計算する。管理情報生成部120は、残りの空き容量を、映像形式指示部110から指示された映像ファイルのサイズで除算し、何個の映像ファイルが生成できるかを計算する。図2においては、残りの空き容量に対して、指示された映像ファイルがN個生成できる場合を示している。
管理情報生成部120は、指示された映像ファイルのサイズで、残りの空き領域の先頭から順に、未記録ファイルV1、V2、・・・、VNを配置したと仮定した場合の空き管理情報210及びディレクトリ情報220を生成し、記録媒体200のS402で確保した領域に記録する(S405)。具体的には、映像管理ファイル230及び未記録ファイルV1〜VNが使用している記録領域が使用中であることを示す空き管理情報210が記録媒体200に記録される。また映像管理ファイルエントリ221とファイルエントリV1〜VNが、ディレクトリ情報220内に記録される。これにより、管理上では、N個の未記録ファイル240が記録媒体200に存在することになる。しかし、実際には、データはN個の未記録ファイル240が存在すると仮定された領域に記録されていない。
以上のようにフォーマットされた記録媒体200は、実際には個々の未記録ファイル240用の領域には映像データが記録されていないが、図2に示すように管理上では既にファイルV1〜VNで充填された状態となる。すなわち、記録媒体200上で、既にファイルV1〜VNの配置が決定され、空き管理情報210及びディレクトリ情報220が更新済みの状態となっている。
4.映像データの記録
図5に、フォーマットされた記録媒体200に映像データを記録する方法について説明する。記録媒体200が映像記録装置などのホスト機器(図示せず)に接続された状態で、ユーザにより映像の記録動作の開始が指示されると、ホスト機器は、映像データを、1フレームを1ファイルとして、記録媒体200の未記録ファイルに対応する領域に書き込む(S501)。このときの映像データのファイルは、フォーマット時と同一のファイルサイズで書き込まれる。これにより、未記録ファイルは空の状態から映像データが書き込まれた状態に変化する。ホスト機器は、ユーザにより収録終了の指示がされたかどうかを判断する(S502)。収録終了の指示がされていなければ、S501に戻り、次のアドレスの未記録ファイルに対応する領域に次の1フレーム分の映像データを格納する。このように、映像データは1フレームずつ記録媒体200にファイルとして記録される。例えば、図2に示す未記録ファイルV1、V2・・・の順に映像データが書き込まれる。
本実施形態では、ステップS404及びS405において、フォーマット装置100が予め空き領域を検出して、記録媒体200にファイル240が埋め尽くされたと仮定した状態でディレクトリ情報220と空き管理情報210とを生成している。よって、ホスト機器が映像データを実際に書き込む前に、空き領域の検索、ディレクトリ情報220の更新、及び空き管理情報210の更新が既にフォーマット時点で済んだ状態となっている。よって、ホスト機器は、映像データの記録時にこれらの処理を行う必要がない。ホスト機器は、映像のフレームデータ(又はフレームデータを所定のファイル形式に加工した1フレーム分のファイルデータ)を、未記録ファイルV1の領域から順に記録するだけで良い。
収録終了の指示があれば(S502でYes)、ホスト機器は映像管理ファイル230を更新する(S503)。すなわち、ホスト機器は、記録動作の終了後、収録した映像に関する情報を映像管理ファイル230に記録する。具体的には、ホスト機器は、記録動作の終了後に、収録した映像素材について、映像識別番号231、開始ファイル番号232、終了ファイル番号233、及びその他の情報234を記録する。例えば、A0001番の映像素材を0001〜0240番の未記録ファイルV1〜VM(このとき、M=240)に記録した場合は、「A0001」、「0001」、「0240」、「XXX」を記録する。
その後、さらに次の収録が行われ、別の映像素材が図5に示す記録処理に従って繰り返されると、ホスト機器は、映像管理ファイル230に、次の映像素材の情報を追記する。例えば、A0002番の映像素材を0241〜0400番の未記録ファイルに記録した場合は、「A0002」、「0241」、「0400」、「YYY」を記録する。
5.まとめ
本実施形態によれば、フォーマット装置100が記録媒体200のフォーマット時に、空き領域を検索して、一定サイズのファイルが記録媒体200に多数並べて格納された状態を仮定して、空き管理情報210及びディレクトリ情報220を生成している。よって、実際に映像データを記録するときに空き領域を検索し、ファイルを書き込む度に空き管理情報210及びディレクトリ情報220を更新する必要がなくなる。すなわち、ホスト機器は、未記録ファイルV1〜VM用の連続した領域に順に映像データを書き込むだけですむ。よって、シーク時間が発生せず、高い記録レートを実現できる。
また、本実施形態によれば、フォーマット時に映像管理ファイル230を生成している。よって、映像素材の長さ(ファイル数)や、映像データが記録されているファイル番号などを管理することができる。例えば、記録された映像素材が、どのファイル番号からどのファイル番号までに収まっているかを管理することができる。よって、収録された多数の映像素材の中から、所望の映像素材だけを取り出すことが可能となる。
6.変形例
なお、記録媒体200は、不揮発メモリ媒体であってもよい。この場合であっても、本実施形態のように記録媒体200をフォーマットしておくことで、実際に映像データを書き込む際に、空き管理情報の「未使用」と「使用」を示す情報211や各ファイルに対するファイルエントリ情報の書き換えをする必要がなくなる。すなわち、映像のフレームデータのような大きなサイズのデータを連続したアドレスに順に記録するだけでよい。よって、高い記録レートを実現できる。不揮発性メモリでは、1バイト単位によるデータの書き換えができず、データの書き換えは消去済みのメモリブロックに対して行わなければならない。よって、空き管理情報210やディレクトリ情報220の更新が不要となる本実施形態は、不揮発性メモリ媒体にも適している。
なお、本実施形態では、ホスト機器による映像管理ファイル230の更新は映像ファイルの記録後に行われたが、映像管理ファイル230の一部が記録動作の開始前に予め更新されてもよい。例えば、記録動作の開始前に映像識別番号231と開始ファイル番号232を記録し、記録動作の終了時に終了ファイル番号233及びその他の情報234を記録しても良い。
なお、映像管理ファイル230において、終了ファイル番号233の代わりに、映像素材のファイル数(又はフレーム数)、又はその映像素材全体のデータサイズを記録しても良い。
《実施形態2》
1.フォーマット装置の構成
映像の収録では、シーンやカットを収録する毎に、映像形式を変更することがある。例えば、カメラ機材などのホスト機器の記録モードや画質モードが変更される場合がある。具体的には、映像の圧縮比、画素数、画素に対するビット数の割り当てなどの種々の画像パラメータが変更される。その結果、映像1フレームのファイルサイズの変更が生じる場合がある。
実施形態1のフォーマット装置は、フォーマット時に、記録媒体200を一定のファイルサイズの未記録ファイルで埋めた状態を仮定して、空き管理情報210及びディレクトリ情報220を生成し、記録媒体200に記録している。
しかし、収録の途中で、ファイルサイズの変更が生じ、その変更後のファイルサイズがフォーマット時のファイルサイズよりも大きい場合は、各ファイルに割り当てられた記録領域に1フレームのデータが収まらず、記録ができない状態が発生する。
また、変更後のファイルサイズがフォーマット時のファイルサイズよりも小さい場合は、各ファイルに割り当てられた記録領域に1フレームのデータは収まるものの、各ファイルに割り当てられた記録領域よりも、実際に記録されるデータの方が小さいために、使用されない領域(無駄な領域)が発生し、記録媒体200の容量を有効に使うことができなくなる。すなわち、記録媒体の容量から想定される記録可能時間よりも、短い記録時間で記録媒体200が満杯になってしまう。
そこで、実施形態2のフォーマット装置は、フォーマット後にファイルサイズの変更が生じても、データの記録を可能にすると共に記録媒体の容量の有効活用を可能にすることを目的とする。この目的を達成するため、本実施形態のフォーマット装置は、新規フォーマット後又は映像データの記録後に1フレームのファイルサイズの変更が生じると、残りの空き領域をフォーマットし直す。
図6に、本発明の実施形態2のフォーマット装置を示す。本実施形態のフォーマット装置600は、実施形態1と同様に、映像形式指示部110と管理情報生成部120と記録媒体制御部130とを有する。本実施形態において、フォーマットを変更する際に、映像形式指示部110が生成し出力するフォーマットの指示情報には、新規フォーマットの実行指示の代わりに、フォーマット変更の実行指示が含まれる。映像形式指示部110は、ホスト機器の記録モードや画質モードが変更されると、変更後のモードに応じて、映像1フレームのファイルサイズを決定し、決定したファイルサイズとフォーマット変更の指示を含むフォーマットの指示情報を生成し出力する。
本実施形態のフォーマット装置600は、実施形態1のフォーマット装置100の構成に加えて、未記録領域検出部650をさらに有する。未記録領域検出部650は、記録媒体200内に存在する未記録ファイルを検出する。具体的には、未記録領域検出部650は、記録媒体制御部130を介して、記録媒体200に記録されている映像管理ファイル230を見て、個々の映像素材が使用しているファイル番号を調べることによって、どの記録領域が未記録であるかを調べる。
管理情報生成部120は、映像形式指示部110からフォーマットの変更指示を含む指示情報を受け取ると、未記録領域検出部650にどの記録領域が未記録であるかを調べさせ、未記録領域検出部650が検出した未記録ファイルを消去した状態で空き管理情報210及びディレクトリ情報220を生成する。これにより、未記録ファイルが記録されていた領域を、一旦、新たな空き領域にする。その後、管理情報生成部120は、映像形式指示部110から指示された新たなファイルサイズのファイルで空き領域を埋め尽くした状態を仮定して、空き管理情報210及びディレクトリ情報220を生成し直す。これにより、記録媒体200の未使用領域のフォーマットが変更される。
2.フォーマット変更後の記録媒体の構成
図7に本実施形態のフォーマット装置600により、フォーマット変更処理が施された記録媒体200を示す。図7では、ファイルV1〜VMからなる記録済ファイル740と、ファイルVP〜ファイルVQからなる未記録ファイル750が記録媒体200に格納されていることを示している。記録済ファイルV1〜VMには実際に映像データが書き込まれており、未記録ファイルVP〜VQには実際には映像データが書き込まれていない。例えば、図2に示す新規フォーマット後の記録媒体200の未記録ファイルV1〜VMに映像データを書き込むと、未記録ファイルV1〜VMは図7に示す記録済ファイルV1〜VMとなる。未記録ファイルVP〜VQは、記録済ファイルV1〜VMが生成された後、フォーマット変更後に生成された架空のファイルである。
空き管理情報210は、映像管理ファイル230が格納される記録領域と、記録済ファイルV1〜VMが格納される記録領域と、未記録ファイルVP〜VQが格納される記録領域が、それぞれ使用中か未使用かを示す。本実施形態では、空き管理情報210とディレクトリ情報220を除いて、フォーマット変更後の記録媒体200の記録領域は、映像管理ファイル230と記録済みファイルV1〜VMと未記録ファイルVP〜VQとで埋め尽くされている。よって、空き管理情報210は、全てのファイルの記録領域が「使用中」であることを示している。
ディレクトリ情報220は、映像管理ファイル230のファイルエントリ情報である映像管理ファイルエントリ221と、記録済ファイル740のファイルエントリ222と、未記録ファイル750のファイルエントリ722とを含む。ファイエントリ222は、記録済ファイルV1〜VMのファイルエントリ情報であるファイルエントリV1〜VMからなる。ファイエントリ722は、未記録ファイルVP〜VQのファイルエントリ情報であるファイルエントリVP〜VQからなる。
なお、図7において、図示を省略しているが、記録済ファイルV1と記録済ファイルVMの間には、同一のファイルサイズを持つ多数の記録済ファイルが存在する。同様に、未記録ファイルVPと未記録ファイルVQの間には、同一のファイルサイズを持つ多数の未記録ファイルが存在している。これらのファイルはそれぞれ連続したアドレスに配置される。また、図7に示すディレクトリ情報220において、ファイルエントリV1とファイルエントリVMの間、及びファイルエントリVPとファイルエントリVQの間には、多数のファイルエントリが存在している。
図7に示す未記録ファイルVPからVQまでの領域は、ホスト機器が映像形式を変更した後の1フレームサイズに対応した1ファイルのサイズでフォーマットされている。未記録ファイルVPからVQまでのファイルサイズは、ディレクトリ情報220のファイルエントリVPからファイルエントリVQに格納されており、各ファイルが配置されている領域は空き管理情報210で使用中の状態に更新されている。
本実施形態では、既に記録済の映像素材(ファイル群)を残したまま、まだ未記録のファイルの領域を、新たなサイズのファイルに置き換えるフォーマット変更処理を行なう。例えば、図2の未記録ファイルVM+1〜VNまでの記録領域だけを、フォーマット変更によって、未記録ファイルVP〜VQに置き換える。よって、図7に示すように、フォーマットが変更された後でも、記録済ファイルV1から記録済ファイルVMまでに記録されている映像素材は記録媒体200に残っている。同様に、記録済ファイルV1から記録済ファイルVMまでに対応する、空き管理情報210内の情報と、ディレクトリ情報220内のファイルエントリV1〜VMまでは、フォーマット変更処理を行った後もそのまま変更されずに保持されている。これにより、フォーマット変更処理を行う前までに記録媒体200に既に記録された映像素材に対して、フォーマット変更処理を実施した後もアクセスすることが可能となる。
3.フォーマット装置によるフォーマットの変更動作
図8に、フォーマット装置600によるフォーマットの変更方法を示す。記録媒体200を図7に示すフォーマット変更後の状態に更新する場合を例にして説明する。映像形式指示部110は、ホスト機器の記録モードや画質モードが変更されると、変更後のモードに応じて、映像1フレームのファイルサイズを決定し、決定したファイルサイズとフォーマット変更の指示を含む指示情報を生成し出力する。管理情報生成部120は、映像形式指示部110から、変更後のファイルサイズとフォーマット変更の指示を含む指示情報を受け取る(S801)。管理情報生成部120は、未記録領域検出部650に、記録媒体200の未記録ファイルを検出するように指示する。未記録領域検出部650は、記録媒体制御部130を介して、記録媒体200にアクセスし、映像管理ファイル230を見て、未記録ファイルを検出する(S802)。例えば、図2及び図3において、M=400のとき、映像管理ファイル230から、0401番目以降のファイルが空きであることが分かり、未記録ファイルVM+1(このとき、M=400)〜VNを検出する。管理情報生成部120は、記録媒体制御部130を介して、記録媒体200からファイルシステム管理情報(空き管理情報210及びディレクトリ情報220)を取得する(S803)。
管理情報生成部120は、ファイルシステム管理情報を変更し、未記録ファイルVM+1〜VNの記録領域を映像形式変更後のファイルサイズのファイルで充填した状態に変更する(S804)。具体的には、管理情報生成部120は、未記録領域検出部650から得た情報に基づいて、未記録ファイルに関するファイルエントリVM+1〜VNをディレクトリ情報220から消去すると共に、未記録ファイルVM+1〜VNが配置されていた記録領域が空き状態であることを示すように空き管理情報210を変更する。これにより、空き管理情報210及びディレクトリ情報220による管理上、未記録ファイルVM+1〜VNが記録されていた領域は新たな空き領域となる。管理情報生成部120は、更新した空き管理情報210から新たに発生した空き領域のサイズを計算する。次に、映像形式指示部110からの指示情報に含まれる新たな映像ファイルのサイズを用いて、新たに発生した空き領域のサイズを、新たな映像ファイルのサイズで除算する。これによって、変更後の映像ファイルサイズで、何個の映像ファイルが生成できるかが求められる。管理情報生成部120は、変更後の映像ファイルサイズで未記録ファイルVP〜VQを空き領域に配置した場合を仮定して、未記録ファイルのファイルエントリVP〜VQを生成してディレクトリ情報220を更新すると共に、空き管理情報210を更新する。
管理情報生成部120は、記録媒体制御部130を介して、変更したファイルシステム管理情報(ディレクトリ情報220及び空き管理情報210)を記録媒体200に記録する(S805)。これにより、記録媒体200は図7に示す構成を持つことになる。
ホスト機器による映像データの記録は、図5に示すフローに従って行うことができる。この場合、ステップS501で映像管理ファイル230を読み出すことにより、未記録ファイルを検出し、新たなファイルサイズの映像データを未記録ファイルに記録する。例えば、図3に示す映像管理ファイル230では、0401番以降のファイルが未記録であることを検出し、0401番以降の未記録ファイルに新たなファイルサイズの映像データを記録していく。これにより、フォーマット変更後、ホスト機器が映像収録を行なう際、ホスト機器から記録される新たなファイルサイズの映像データが未記録ファイルVPから順に1フレームずつ無駄なく記録される。
4.まとめ
本実施形態によれば、未記録ファイルを検出することによって、既に記録したファイルをそのまま残した状態で、未記録ファイルに対してフォーマット変更を行っている。よって、記録済みのファイルを消去することなしに、ホスト機器の映像形式の変更に応じることができる。よって、ファイルサイズが大きく変更された場合であっても、データを記録媒体200に記録することができる。また、ファイルサイズが小さく変更された場合であっても、記録媒体200の容量を有効に使うことが可能となる。
また、変更後のフォーマットにおいても、空き管理情報210及びディレクトリ情報220による管理上で、架空の未記録ファイルを生成している。すなわち、変更後のファイルサイズのファイルで記録媒体200の空き領域が埋め尽くされた状態に更新されている。よって、実際にファイルを記録する時に、空き領域の検索、ディレクトリ情報220の更新、及び空き管理情報210の更新をする必要がない。よって、本実施形態によれば、実施形態1と同様に、高速な記録を実現できる。
5.変形例
なお、本実施形態では、未記録領域検出部650は、映像管理ファイル230にアクセスして、未だ記録されていないファイル番号を調べることで未記録領域を検出したが、映像管理ファイル230を使わない方法で、未記録領域を検出することも可能である。例えば、記録媒体200内の全てのファイル(すなわち、記録済みファイル及び未記録ファイル)に、実際にデータが書き込まれているかどうかを示すフラグを設けておき、フォーマット変更時に全てのファイルのフラグを調べることで、有効な映像データが既に記録されているかどうかを調べることができる。この場合、記録媒体200を新規にフォーマットする際に、各ファイルの記録領域(特に、フラグ)を無効状態(未だ有効な映像データが記録されていない状態)にしておけばよい。これにより、未記録領域検出部650は、各ファイルが記録済か未記録かを判断することができる。このようにフラグを設ける場合は、映像管理ファイル230を記録媒体200に設けなくてもよい。
なお、実施形態1および実施形態2で説明したフォーマット装置100及び600によるフォーマット方法をプログラムに組み込んで、一般的なパソコンなどの機器に組み込みこまれたCPUに実行させることもできる。図9に、本発明のフォーマット方法を実施するための、他のフォーマット装置の構成を示す。フォーマット装置900は、例えば、一般のパソコンなどの情報機器である。フォーマット装置900は、CPU部910と記録媒体制御部130と、CPU部910と記録媒体制御部130とを接続するバス手段920とを備えている。CPU部910は、CPU周辺のチップセットとメモリ、及び本発明のフォーマット方法を実行するプログラムを格納する部を備える。実施形態1及び実施形態2に示したフォーマット方法を組み込んだプログラムは、CPU部910により実行される。具体的には、CPU部910は、プログラムに従って、バス手段920及び記録媒体制御部130を介して、記録媒体200から必要な情報を取得し、実施形態1及び実施形態2で説明したフォーマット処理を実施する。これにより、記録媒体200をフォーマットすることができ、且つフォーマットの変更をすることができる。
なお、フォーマット装置100及び600は、映像記録装置などのホスト機器に一体的に組み込まれてもいい。また、フォーマット装置900は映像記録装置などのホスト機器に組み込まれたCPU処理系であってもよい。すなわち、映像記録装置自身が本発明のフォーマット方法を実行してもよい。
なお、本発明の実施形態1及び実施形態2のフォーマット方法によれば、映像を1コマずつ高速に記録できるという効果が得られるため、動画を記録するカメラ機材に限らず、静止画を記録するカメラ機材の記録媒体にも有用である。
本発明のフォーマット装置及びフォーマット方法によれば、1フレーム=1ファイル形式の映像データを高い記録レートで記録することが可能になるため、映画、ドラマ、コマーシャルなどの映像が記録される記録媒体のフォーマットに有用である。
本発明の実施形態1のフォーマット装置を示す図 本発明の実施形態1におけるフォーマット後の記録媒体を示す図 映像管理ファイルの内部データを示す図 本発明の実施形態1のフォーマット方法を示すフローチャート フォーマット後の記録媒体に映像データを記録する方法を示すフローチャート 本発明の実施形態2のフォーマット装置の構成を示す図 本発明の実施形態2におけるフォーマット変更後の記録媒体を示す図 本発明の実施形態2のフォーマット方法を示すフローチャート 本発明の実施形態1及び実施形態2のフォーマット方法を実施する、他のフォーマット装置の構成を示す図 従来のフォーマットが施された記録媒体に映像ファイルが記録された状態を示す図
符号の説明
100 フォーマット装置
110 映像形式指示部
120 管理情報生成部
130 記録媒体制御部
200 記録媒体
600 フォーマット装置
650 未記録領域検出部

Claims (9)

  1. 記録媒体をフォーマットする装置であって、
    1フレームの映像データのファイルサイズを指示する映像形式指示部と、
    記録媒体の空き領域を示す情報及び前記記録媒体に記録されるファイルに関する情報を含むファイルシステム管理情報を、前記映像形式指示部から指示されたファイルサイズのファイルで前記記録媒体を充填した状態を仮定して、生成する管理情報生成部と、
    生成された前記ファイルシステム管理情報を前記記録媒体に記録する記録媒体制御部と、
    を有することを特徴とするフォーマット装置。
  2. 前記記録媒体に存在するファイルのうち、映像データが記録されていない未記録ファイルを検出する未記録領域検出部をさらに有し、
    前記管理情報生成部は、検出された前記未記録ファイルに対応する記録領域を、前記映像形式指示部から指示されたファイルサイズのファイルで充填した状態を仮定して、前記ファイルシステム管理情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のフォーマット装置。
  3. 前記記録媒体には、映像データが書き込まれた記録済みファイルを識別する映像管理ファイルが格納されており、
    前記未記録領域検出部は、前記映像管理ファイルに基づいて前記未記録ファイルを検出する、請求項2に記載のフォーマット装置。
  4. 記録媒体をフォーマットする方法であって、
    1フレームの映像データのファイルサイズを指示するステップと、
    記録媒体の空き領域を示す情報及び前記記録媒体に記録されるファイルに関する情報を含むファイルシステム管理情報を、指示された前記ファイルサイズのファイルで前記記録媒体を充填した状態を仮定して、生成するステップと、
    生成された前記ファイルシステム管理情報を前記記録媒体に記録するステップと、
    を有することを特徴とするフォーマット方法。
  5. 前記記録媒体に存在するファイルのうち、映像データが記録されていない未記録ファイルを検出するステップをさらに有し、
    検出された前記未記録ファイルの記録領域を指示されたファイルサイズのファイルで充填した状態を仮定して、前記ファイルシステム管理情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のフォーマット方法。
  6. 前記記録媒体には、映像データが書き込まれた記録済みファイルを識別する映像管理ファイルが格納されており、
    前記映像管理ファイルに基づいて前記未記録ファイルを検出する、請求項5に記載のフォーマット方法。
  7. 記録媒体をフォーマットするためのプログラムであって、
    1フレームの映像データのファイルサイズを指示するステップと、
    記録媒体の空き領域を示す情報及び前記記録媒体に記録されるファイルに関する情報を含むファイルシステム管理情報を、指示された前記ファイルサイズのファイルで前記記録媒体を充填した状態を仮定して、生成するステップと、
    生成された前記ファイルシステム管理情報を前記記録媒体に記録するステップと、
    をコンピュータに実行させる、プログラム。
  8. 前記記録媒体に存在するファイルのうち、映像データが記録されていない未記録ファイルを検出するステップをさらに有し、
    検出された前記未記録ファイルの記録領域を指示されたファイルサイズのファイルで充填した状態を仮定して、前記ファイルシステム管理情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記記録媒体には、映像データが書き込まれた記録済みファイルを識別する映像管理ファイルが格納されており、
    前記映像管理ファイルに基づいて前記未記録ファイルを検出する、請求項8に記載のプログラム。
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