JP2010019339A - トルクリミッタ機構付き歯車 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工や形成を容易にして従来よりもコストを安く抑え、外的負荷を受けた場合でも従来よりは境界点の変化を少なく抑えたトルクリミッタ機構付き歯車を提供する。
【解決手段】機構歯車10(トルクリミッタ機構付き歯車)は、二つの歯車部材11,13間に介在され摩擦力によりトルク伝達を行うバネ部材12と、片方の歯車部材11,13には歯車本体の一面側に設けられた台座部13aと当該台座部13aに設けられバネ部材12の腕部12a,12cを通すために切り欠いた切欠部13cとを有し、一方の歯車部材11,13から他方の歯車部材11,13にトルク伝達を行う場合、所定のトルク値まではトルク伝達を行い、所定のトルク値を超えるとバネ部材12が滑ってトルク伝達を行わない構成とする。寸法公差の範囲内で形成する必要がなく、単にバネ部材が変形するに過ぎないので、上記課題を解決できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、トルクリミッタ機構付き歯車に関する。
従来のトルクリミッタ機構付き歯車としては、トルク伝達をする部位の嵌め合い寸法公差を吸収してトルク伝達機能を安定的に作用させる技術の一例が開示されている(例えば特許文献1を参照)。この技術では、内外周に二分割された歯車部材の相互間に環状摩擦伝達部材(例えばOリング)を介在させ、トルクが所定値以上になると滑りが生じてトルク伝達を行わないものの、所定値未満ではトルク伝達を行えるように構成している。
特開2005−337333号公報
特許文献1の技術では、内外周に二分割された歯車部材の相互間に環状摩擦伝達部材を介在させており、環状摩擦伝達部材に対応する部位の歯車部材にはU字状の溝を備える必要がある。環状摩擦伝達部材が弾性を有しない場合には、内周側歯車部材および外周側歯車部材は嵌め合い寸法公差の範囲内で溝を形成しなければならず、コスト高となる。
また、繰り返し使用や温度変化等の外的負荷を受けると、内周側歯車部材の外周面と外周側歯車部材の内周面との間の隙間寸法が変化する場合がある。嵌め合い寸法公差の範囲内で溝を形成できたとしても、隙間寸法の変化に伴って摩擦力も変化するので、結果としてトルク伝達するかしないかの境界点(所定値)も変化するという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたものであり、加工や形成を容易にして従来よりもコストを安く抑え、外的負荷を受けた場合でも従来よりは境界点の変化を少なく抑えたトルクリミッタ機構付き歯車を提供することを目的とする。
(1)課題を解決するための手段(以下では単に「解決手段」と呼ぶ。)1は、二つの歯車部材間に介在され摩擦力によりトルク伝達を行うバネ部材と、片方の歯車部材には歯車本体の一面側に設けられた台座部と当該台座部に設けられ前記バネ部材の腕部を通すために切り欠いた切欠部とを有し、一方の歯車部材から他方の歯車部材にトルク伝達を行う場合、所定のトルク値まではトルク伝達を行い、所定のトルク値を超えると前記バネ部材が滑ってトルク伝達を行わない構成としたことを要旨とする。
解決手段1によれば、二つの歯車部材間にバネ部材を介在させて、摩擦力によりトルク伝達を行うので、寸法公差の精度を求める必要がない。よって加工や形成が容易になるので、従来よりもコストを安く抑えることができる。
また、巻き戻し方向に押されると摩擦力に抗する力として作用し、所定のトルク値まではトルク伝達を行い、所定のトルク値を超えたときにバネ部材が滑ってトルク伝達を行わない。もし外的負荷を受けた場合でも、単にバネ部材が変形するに過ぎない。仮にバネ部材が変形しても歯車部材との接触部分は従来よりも少なく、摩擦力が大きく変化することはない。よって、従来よりは所定のトルク値(境界点)の変化を少なく抑えられる。
(2)解決手段2は、解決手段1に記載したトルクリミッタ機構付き歯車であって、バネ部材は二本の腕部を備え、片方の歯車部材は前記バネ部材からそれぞれ伸びる腕部ごとに対応させて切欠部を備える構成としたことを要旨とする。
解決手段2によれば、バネ部材から伸びる二本の腕部に合わせて切欠部が設けられている。二つの歯車部材が相対的に回転すると、一方側の切欠部と腕部によってバネ部材を巻き戻し方向に押す。このことは、歯車部材の回転方向が正方向と逆方向のいずれであっても、所定のトルク値まではトルク伝達を行い、所定のトルク値を超えるとトルク伝達を行わないことを意味する。よって、正逆の両方向に回転させた場合でも、従来よりは所定のトルク値(境界点)の変化を少なく抑えられる。
(3)解決手段3は、解決手段1または2に記載したトルクリミッタ機構付き歯車であって、バネ部材は歯車本体の一面側に設けられた凸状の被取付部に対して着脱可能にコイル部を嵌め込む構成としたことを要旨とする。
特許文献1の技術では内周側歯車部材の外周面に対して環状摩擦伝達部材を嵌め込み、さらに外周側歯車部材を嵌め合わせる必要がある。これに対して解決手段3によれば、歯車本体の一面側に設けられた凸状の被取付部に対して、バネ部材のコイル部を着脱可能に嵌め込めばよい。取り付けや取り外しの作業に手間がかからないので、組み立てを簡易化することができ、結果としてコストを安く抑えることができる。また、着脱が容易に行えるので、経年劣化等で交換する必要性が生じた場合もすぐにバネ部材の交換が行える。
(4)解決手段4は、解決手段1から3のいずれか一項に記載したトルクリミッタ機構付き歯車であって、遊び量に応じて切欠部の長さを設定する構成としたことを要旨とする。
バネ部材は取り付けられた歯車部材とともに動くものの、腕部が切欠部の一端に当たるまで摩擦力とは無関係な遊びとなる。解決手段4によれば、切欠部の長さをどれだけに設定するかで、使用目的等に応じて適切な遊び量を調整することができる。
本発明によれば、加工や形成を容易にして従来よりもコストを安く抑えることができ、外的負荷を受けた場合でも従来よりは所定のトルク値の変化を少なく抑えられる。
本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、上下左右等の方向をいう場合には各図の記載に従う。
まず本発明にかかるトルクリミッタ機構付き歯車(以下では簡単のために単に「機構歯車」と呼ぶ。)の構成例について、斜視図を図1に表し、分解側面図を図2に表す。これらの図に表す機構歯車10は、電気機器(例えばプロジェクタやデジタルカメラ等)に組み込まれた所定の部材(例えばスライドするレンズカバーや開閉するシャッター等)を作動させる際にトルク伝達機構として機能する。また、片方の歯車部材にかかる構成例については、斜視図を図3(A)に表し、底面図を図3(B)に表す。
機構歯車10は、二つの歯車部材11,13やバネ部材12などを有する。一方の歯車部材11は、歯部11a,被取付部11b,貫通孔11cなどを有する。歯部11aは、他の歯車部材に形成された歯部と噛み合う。被取付部11bは、歯車本体の一面側(具体的には軸中心)に設けられた凸状部位(突起)である。貫通孔11cは歯車本体および被取付部11bを貫通し、歯車部材11が回転自在に軸支されるための孔である。
他方の歯車部材13は「片方の歯車部材」に相当し、大別すると台座部13aおよび歯部13bからなる。歯部13bは、歯部11aと同様に他の歯車部材に形成された歯部と噛み合う。この歯部13bには、歯車部材13が歯車部材11とともに回転自在に軸支されるための貫通孔13dを有する。台座部13aは歯部13bを支える台座であって、切欠部13cや収容部13e(図3を参照)などを有する。収容部13eは周縁を起立させて歯部13b側に凹状に形成され、被取付部11bの一部およびバネ部材12を収容可能な空間を有する。図3(B)に表す段差部13fは収容部13eよりも台座部13a側に対して段差状に凹ませた部位であって、被取付部11bの残り(例えば端部)を収容可能な空間を有する。切欠部13cは収容部13eの周縁を切り欠いた部位であって、バネ部材12の腕部12a,12cを通す目的に用いる。切欠部13cの長さLは、遊び量に応じて適切な値を設定する。
バネ部材12は二つの歯車部材11,13間に介在され、被取付部11bとの間に生じる摩擦力によってトルク伝達を行う役割を果たす。このバネ部材12には、例えばコイル状に捲かれたコイル部12bと、当該コイル部12bの両端部から伸びる腕部12a,12cとを有する「ねじりコイルばね」を用いる(図2を参照)。コイル部12bの内径と被取付部11bの外径とは、これらの間で生じさせる摩擦力の大きさに従って設定する。通常は、コイル部12bの内径を被取付部11bの外径と同じかやや小さく設定する。
上述した歯車部材11,13およびバネ部材12は、次のように組み付けを行うと図1に表す機構歯車10のようになる。すなわち図2に表すように、まず歯車部材11の被取付部11bに対してバネ部材12のコイル部12bを嵌め入れる(矢印D1)。次に、バネ部材12の腕部12a,12cを切欠部13cに通し、かつ被取付部11bおよびバネ部材12を覆うように歯車部材13を被取付部11bに嵌め入れる(矢印D2)。
次に、上述のように構成された機構歯車10を用いてトルク伝達を行う例について、図4と図5を参照しながら説明する。図4には、機構歯車10を有する駆動装置の構成例を平面図で表す。図5は、図4に表す一部の歯車を抜き出して、一方の歯車部材(歯車部材11)から他方の歯車部材(歯車部材13)へのトルク伝達を説明するための斜視図である。なお、図5では各歯車部材の姿勢(回転位置)を分かり易くするため、実際には無い目印P1,P2を付加している。また、歯車部材13の歯部13bは別個に軸支された歯車部材25の歯部25aと噛み合い、かつ歯車部材25は何らかの要因(例えばスライド部材26が引っ掛かって動かない等)によって回転不能になっている(すなわち目印P2の位置が変化しない)と仮定する。
図4に表す駆動装置20は、上述した機構歯車10のほか、動力源としてのモータ21や、歯車部材22,23,24,25などを有する。歯車部材23はモータ21の主軸に固定され、その他の歯車部材22,24,25は各々別個に設けられた軸部材に軸支されている。モータ21で発生したトルク(回転力)は、歯車部材23→歯車部材22→歯車部材24→機構歯車10→歯車部材25の順番でトルク伝達が行われる。そして最終的には、歯車部材25(ピニオン)と噛み合うスライド部材26(ラック)に伝達され、スライド部材26をスライド移動させる。例えばモータ21を矢印D3方向(右回転)させると、上記トルク伝達が行われて、スライド部材26は矢印D4方向(下方向)に移動する。これに対して、モータ21を矢印D3方向とは逆方向に回転させると、結果的にスライド部材26もまた矢印D4方向とは逆方向に移動する。
歯車部材11から歯車部材13に行うトルク伝達について、図5を参照しながら説明する。まず、機構歯車10は図5(A)に表す状態(姿勢)にあり、モータ21から伝達された回転力に従って歯車部材11が矢印D5方向(左回り)に回転すると仮定する。この状態で歯車部材11が矢印D5方向に回転すると、被取付部11bに嵌められたバネ部材12もまた腕部12a,12cが切欠部13cの開口する範囲内にある限り回転してゆき、例えば図5(B)のようになる。
図5(B)には、一方の腕部(図の例では腕部12a)が切欠部13cの端に当たって止まっている状態を表す。この状態でさらに歯車部材11が矢印D5方向に回転してゆくと、切欠部13cの端が一方の腕部を巻き戻し方向に押すように変形させ、歯車部材13(ひいてはこれと噛み合う歯車部材25)を回転させようとする。ところが、歯車部材25の制止する力が摩擦力を上回っている場合には、バネ部材12の状態(姿勢)は変わらないまま、図5(B)から図5(C)のように歯車部材11のみが回転して目印P1が変位する。すなわち一方の腕部が巻き戻し方向に押されて変形しても、コイル部12bが被取付部11bを滑るため、トルク伝達が行われない。
なお、歯車部材25がフリーに回転可能な場合や、歯車部材25を制止させる力が摩擦力を下回る場合は、いずれもトルク伝達が行われて矢印D6方向(右回り)に回転する。したがって、図4に表す駆動装置20に適用した場合には、スライド部材26をスライド移動させることができる。
上述した実施の形態によれば、以下に表す各効果を得ることができる。
(1)二つの歯車部材11,13間にバネ部材12を介在させて、摩擦力によりトルク伝達を行う構成としたので(図1,図5を参照)、寸法公差の精度を求める必要がない。よって加工や形成が容易になるので、従来よりもコストを安く抑えることができる。
また、バネ部材12は巻き戻し方向に押されると摩擦力に抗する力として作用し、摩擦力(「所定のトルク値」に相当する;境界点)まではトルク伝達を行い、摩擦力を超えたときにバネ部材12が滑ってトルク伝達を行わない(図5(B)から図5(C)への変化を参照)。もし外的負荷を受けた場合でも、単にバネ部材12が変形するに過ぎない。仮にバネ部材12が変形した場合でも歯車部材11,13との接触部分は従来よりも少なく、摩擦力が大きく変化することはない。よって、従来よりは所定のトルク値の変化を少なく抑えられる。
(2)バネ部材12から伸びる二本の腕部12a,12cに合わせて切欠部13cを設ける構成とした(図1〜図3を参照)。二つの歯車部材11,13が相対的に回転すると、一方側の切欠部13cと腕部12a,12cによってバネ部材12を巻き戻し方向に押す。このことは、歯車部材11,13の回転方向が正方向と逆方向のいずれであっても、摩擦力まではトルク伝達を行い、摩擦力を超えるとトルク伝達を行わないことを意味する。よって、正逆の両方向に回転させた場合でも、従来よりは所定のトルク値の変化を少なく抑えられる。
(3)歯車部材11における歯車本体の一面側に設けられた凸状の被取付部11bに対して、バネ部材12のコイル部12bを着脱可能に嵌め込める構成とした(図2を参照)。取り付けや取り外しの作業に手間がかからないので、組み立てを簡易化することができ、結果としてコストを安く抑えることができる。また、着脱が容易に行えるので、経年劣化等で交換する必要性が生じた場合もすぐにバネ部材12の交換が行える。
(4)腕部12a,12cが切欠部13cの端に当たらず自在に動き得る遊び量に応じて、切欠部13cの長さLを設定する構成とした(図3を参照)。切欠部13cの長さLをどれだけに設定するかで、使用目的等に応じて適切な遊び量を調整することができる。
〔他の実施の形態〕
以上では本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明は当該形態に何ら限定されるものではない。言い換えれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。例えば、次に示す各形態を実現してもよい。
(1)上述した実施の形態では、トルクリミッタ機構付き歯車(機構歯車10)を電気機器に組み込まれた所定の部材を作動させる際にトルク伝達機構として機能させる例について適用した。この形態に代えて、電気機器以外の機器や装置(例えば輸送機器など)に組み込まれた所定の部材を作動させる際にトルク伝達機構として機能させてもよい。単に機器や装置が変わるだけに過ぎないので、上述した実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
(2)上述した実施の形態では、バネ部材12には二本の腕部12a,12cを備えた(図2を参照)。この形態に代えて、一本の腕部のみを備えてもよく、三本以上の複数本を備えてもよい。一本の腕部のみを備えた場合には、歯車部材11が一方向(例えば図5に表す矢印D5方向)に回転するとバネ部材12を巻き込み方向に押してトルク伝達するが、逆方向に回転するとバネ部材12を巻き戻し方向に押すために摩擦力以上のトルクを伝達しない。したがって、一方向のみのリミット機構を有したトルク伝達に利用することができる。三本以上の複数本を備えた場合は、腕部12a,12cを備えたと同様に作用し、上述した実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
(3)上述した実施の形態では、バネ部材12は歯車部材11の被取付部11bに対して着脱可能にコイル部12bを嵌め込み、コイル部12bの内径と被取付部11bの外径とによって摩擦力の大きさを設定した。この形態に代えて、摩擦力の大きさを可変して設定できるような構成としてもよい。例えば被取付部11bの端から付け根に向かって複数のスリットを並行状に形成し、調整部材(例えばネジ等)によって外径を拡大縮小が可能に構成する。コイル部12bの内径が変化しないと仮定すると、被取付部11bの外径を調整することで摩擦力を目的の大きさに設定することができる。したがって、この摩擦力に対応する所定のトルク値を適切に設定できるようになる。
トルクリミッタ機構付き歯車の構成例を表す斜視図である。 トルクリミッタ機構付き歯車の構成例を表す分解側面図である。 歯車部材の構成例を表す図である。 駆動装置の構成例を表す平面図である。 一方の歯車部材から他方の歯車部材へのトルク伝達を説明する図である。
符号の説明
10 機構歯車(トルクリミッタ機構付き歯車)
11 歯車部材
11a 歯部
11b 被取付部
11c 貫通孔
12 バネ部材
12a,12c 腕部
12b コイル部
13 歯車部材
13a 台座部
13b 歯部
13c 切欠部
13d 貫通孔
13e 収容部
13f 段差部
20 駆動装置
21 モータ
22,23,24,25 歯車部材
26 スライド部材
L 長さ
P1,P2 目印

Claims (4)

  1. 二つの歯車部材間に介在され、摩擦力によりトルク伝達を行うバネ部材と、
    片方の歯車部材には、歯車本体の一面側に設けられた台座部と、当該台座部に設けられ前記バネ部材の腕部を通すために切り欠いた切欠部とを有し、
    一方の歯車部材から他方の歯車部材にトルク伝達を行う場合、所定のトルク値まではトルク伝達を行い、所定のトルク値を超えると前記バネ部材が滑ってトルク伝達を行わない構成としたトルクリミッタ機構付き歯車。
  2. 請求項1に記載したトルクリミッタ機構付き歯車であって、
    バネ部材は二本の腕部を備え、
    片方の歯車部材は、前記バネ部材からそれぞれ伸びる腕部ごとに対応させて切欠部を備える構成としたトルクリミッタ機構付き歯車。
  3. 請求項1または2に記載したトルクリミッタ機構付き歯車であって、
    バネ部材は、歯車本体の一面側に設けられた凸状の被取付部に対して着脱可能にコイル部を嵌め込む構成としたトルクリミッタ機構付き歯車。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載したトルクリミッタ機構付き歯車であって、
    遊び量に応じて切欠部の長さを設定する構成としたトルクリミッタ機構付き歯車。
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