JP2010016635A - デジタル放送受信機 - Google Patents

デジタル放送受信機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010016635A
JP2010016635A JP2008174830A JP2008174830A JP2010016635A JP 2010016635 A JP2010016635 A JP 2010016635A JP 2008174830 A JP2008174830 A JP 2008174830A JP 2008174830 A JP2008174830 A JP 2008174830A JP 2010016635 A JP2010016635 A JP 2010016635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
notification
unit
information
digital broadcast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008174830A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5305763B2 (ja
Inventor
Kenji Sakata
憲司 坂田
Tadatoshi Okubo
忠俊 大久保
Takeshi Kasaura
毅 笠浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2008174830A priority Critical patent/JP5305763B2/ja
Publication of JP2010016635A publication Critical patent/JP2010016635A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5305763B2 publication Critical patent/JP5305763B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

【課題】ユーザが視聴傾向の蓄積に関する処理を意識することなく、ユーザ嗜好に合致した番組の開始を通知することができるデジタル放送受信機を提供する。
【解決手段】番組に関する操作入力、番組情報及び視聴時間から番組の視聴傾向を規定する蓄積条件を設定しておき、番組ごとの蓄積条件との合致回数に対して、合致した蓄積条件の出現回数に応じた重み付けを施した値を嗜好指数として算出するとともに、番組情報と番組ごとの嗜好指数とを関連付けてメモリ11に記憶し、メモリ11に記憶した番組の開始時刻になると、ディスプレイ9aの画面通知及びスピーカ8aの音声通知の少なくとも一方によって、嗜好指数に応じた番組の開始通知を実行する。
【選択図】図2

Description

この発明は、デジタル放送受信機に係り、特に放送番組の視聴中に裏番組として放送が開始されるユーザ嗜好の番組に関する情報を通知するデジタル放送受信機に関するものである。
従来のデジタル放送受信機において、ユーザが能動的に番組予約操作等を行えば、ユーザ嗜好の番組開始を知ることは可能であるが、ユーザはその都度、好みの番組の開始日時を事前に調べて、自ら予約設定する必要があった。
これに対して、例えば特許文献1に記載されるテレビジョン受像機では、ユーザの視聴履歴として、番組名や視聴開始時刻、視聴終了時刻を蓄積しておき、現在視聴中の番組が過去に視聴した番組と異なる場合、過去と異なる番組を視聴している旨を通知する。このようにすることで、予め視聴予約の指定をすることなく、チャンネルを切り換えて確実に視聴できるように、ユーザに対して警告通知することが可能である。
また、特許文献2では、ユーザが視聴を希望する番組ジャンルを設定することにより、放送信号から抽出した番組ジャンルにかかる番組情報に基づいて、上記視聴を希望するジャンルの番組の開始を検出し、この検出に応じて希望の種類の番組が開始されることをディスプレイへの表示にて通知する。これにより、簡易な操作で視聴を希望する番組ジャンルの番組の開始をユーザが把握することができる。
特開2005−39681号公報 特開2004−32230号公報
従来のデジタル放送受信機において、ユーザ嗜好の番組を視聴したり、当該番組を録画するには、ユーザがその都度、所望の番組の開始日時を調べて設定する必要があった。このため、ユーザが予め所望の番組の開始日時を調べておかなければならず、番組を見逃したり、録画をし忘れる可能性がある。
なお、特許文献1や特許文献2によれば、簡易な事前操作で番組開始や録画をすることができる。しかしながら、所望の番組の開始を通知させるには、特許文献1や特許文献2においても、ユーザが自身の嗜好に合った番組を考慮して、当該番組を特定する情報(番組の検索条件)を事前に設定する必要がある。また、特許文献1や特許文献2のように、番組選定の条件として、ユーザが過去に視聴した番組や特定の番組ジャンルを設定するだけでは、ユーザが嗜好する番組を特定できない可能性もある。
また、車載用のデジタル放送受信機では、安全上の配慮として車両走行中にテレビ映像の表示が停止され、テレビ映像の視聴やメニュー操作等を行うことができない。このように、テレビ映像の表示が停止されていたり、デジタル放送受信機自体が非アクティブな状態である場合でも、ユーザ嗜好の番組が開始したことをユーザが認知可能な通知方法が望まれる。
さらに、デジタル放送受信機を複数人で利用する場合、必ずしも全員の嗜好が一致するとは限らない。このように複数人がユーザであると、特許文献1や特許文献2では、視聴中のユーザに対して意図しない番組通知がなされたり、他人に自身の嗜好が知られる場合もあり、プライバシー上の問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ユーザの番組視聴傾向に合致する番組を自動的に登録することにより、ユーザが視聴傾向の蓄積に関する処理を意識することなく、ユーザ嗜好に合致した番組の開始を通知することができ、またユーザが複数人である場合を考慮したユーザごとの設定や、映像が非アクティブな状態であっても番組開始の通知が可能なデジタル放送受信機を得ることを目的とする。
この発明に係るデジタル放送受信機は、放送局からデジタル放送を受信する受信部と、前記デジタル放送を復調する復調部と、前記復調部が復調した復調信号から映像信号及び音声信号を再生する再生部と、前記映像信号を画面表示する表示部と、前記音声信号を音声出力する音声出力部と、外部から操作入力を受け付ける操作入力受信部とを備えたデジタル放送受信機において、前記操作入力受信部を介した番組に関する操作入力、前記復号信号に含まれる番組情報及び視聴時間から番組の視聴傾向を規定する蓄積条件が予め設定されており、前記番組ごとの前記蓄積条件との合致回数に対して、合致した蓄積条件の出現回数に応じた重み付けを施した値を嗜好指数として算出する嗜好解析部と、前記番組情報と前記番組ごとの嗜好指数とを関連付けて記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された番組の開始時刻になると、前記表示部の画面通知及び前記音声出力部の音声通知の少なくとも一方により、前記嗜好指数に応じた前記番組の開始通知を実行するスケジュール制御部とを備えるものである。
この発明によれば、番組に関する操作入力、番組情報及び視聴時間から番組の視聴傾向を規定する蓄積条件を設定しておき、番組ごとの蓄積条件との合致回数に対して、合致した蓄積条件の出現回数に応じた重み付けを施した値を嗜好指数として算出するとともに、番組情報と番組ごとの嗜好指数とを関連付けて記憶部に記憶し、記憶部に記憶した番組の開始時刻になると、表示部の画面通知及び音声出力部の音声通知の少なくとも一方によって、嗜好指数に応じた番組の開始通知を実行する。このように、番組に関する操作入力、番組情報及び視聴時間から番組の視聴傾向を規定する蓄積条件を用い、ユーザが視聴傾向の蓄積に関する処理を意識することなく、自身の番組視聴傾向に合致した番組を自動的に登録することにより、ユーザ嗜好に合致した番組の開始を通知できるという効果がある。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるデジタル放送受信機の構成を示すブロック図であり、この発明を車載用のデジタル放送受信機に適用した場合を示している。図1において、アンテナ(受信部)1でデジタル放送の電波を受信し、受信信号をチューナ2に入力する。チューナ(受信部)2で選局対象のチャンネルの周波数成分を抽出した後、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調部(復調部)3でデジタル信号に復調し、トランスポートストリーム(復調信号)としてDEMUX4に入力する。
DEMUX4では、入力したトランスポートストリームを、オーディオストリーム、ビデオストリーム及びSI(Service Information)情報(番組情報)に分離し、それぞれオーディオデコーダ(再生部)5、ビデオデコーダ(再生部)6及び制御部7へ出力する。オーディオストリームは、オーディオデコーダ5によりデコードされ、音声制御部8を介してスピーカ(音声出力部)8aから音声出力される。また、ビデオストリームは、ビデオデコーダ6でデコードされ、映像制御部9を介してディスプレイ(表示部)9aの表示画面上に映像出力される。
制御部7は、入力したSI情報から番組に関する情報を取り出して加工した後、GUI(Graphical User Interface)部10でバナー画面や、メッセージ画面などが作成され、映像制御部9で映像と合成される。また、制御部7に入力されたSI情報は、メモリ(記憶部)11に保存される。さらに、ユーザの操作によるリモコン入力をリモコン受信部(操作入力受信部)12で受け、制御部7で解釈して本受信機全体の動作を制御する。
また、車両情報取得部13は、例えば車速センサ等を有し、このデジタル放送受信機を搭載した車両が走行中であるか否かの情報を取得して制御部7に出力する。制御部7では、ユーザ嗜好の番組の開始を通知するにあたり、車両情報取得部13から入力した車両に関する情報を考慮して通知方法(画面通知又は音声通知)を選択する。
図2は、図1中の制御部の内部構成及びその周辺構成との接続関係を示すブロック図である。図2に示すように、制御部7は、SI情報制御部14、ユーザ嗜好解析部(嗜好解析部)15、スケジュール制御部16及び時刻管理部17を備える。SI情報制御部14は、SI情報を取り扱う処理を制御する構成要素であり、DEMUX4から取得したSI情報を、メモリ11におけるSI情報記憶領域18に保存する。
ユーザ嗜好解析部15は、予め設定されたユーザ嗜好蓄積条件のユーザ嗜好確率を算出し、ユーザ嗜好情報としてメモリ11のユーザ嗜好情報記憶領域19に随時保存する。スケジュール制御部16は、SI情報制御部14から取得した各放送局の次番組に関するSI情報と時刻管理部17で管理する時刻を基に裏番組の開始時刻を判定し、ユーザ嗜好解析部15から取得したユーザ嗜好情報に基づいて通知判定処理を行う。
なお、通知判定処理では、例えば車両情報取得部13からの車両情報に基づいて、現在の受信機状態(アクティブ状態であるか、車載の場合は走行中であるか等)や、ユーザ設定情報(図8で後述する通知設定)が確認され、画面通知又は音声通知の実行可否を判定し、この判定結果に基づいて音声制御部8やGUI部10に対して番組開始通知の実行指示がなされる。
次に動作について説明する。
(1)ユーザ嗜好番組の登録処理
図3は、実施の形態1によるデジタル放送受信機によるユーザ嗜好番組の登録処理の流れを示すフローチャートであり、この図に沿って動作の詳細を説明する。
制御部7のユーザ嗜好解析部15には、図4に示すようなユーザ嗜好蓄積条件が予め登録されている。この発明では、リモコン受信部12を介した番組に関する操作入力、トランスポートストリームに含まれるSI情報及び視聴時間から番組の視聴傾向を規定する蓄積条件として、ユーザ操作をトリガとする蓄積条件と自動成立での蓄積条件とを設けている。
ユーザ操作をトリガとする蓄積条件としては、例えば録画予約操作が実施された番組であるか(条件1)、録画予約済でかつ視聴された番組であるか(条件2)、電子番組表で詳細情報が確認された番組であるか(条件3)、所定時間内で再度選局された番組であるか(条件4)がある。また、自動成立での蓄積条件としては、SI情報から特定される番組ジャンル(番組検索条件)が現在視聴中の番組と同一の番組であるか(条件5)、現在視聴中の番組が所定時間視聴を継続したか(条件6)がある。
ユーザ嗜好解析部15は、リモコン受信部12で受けたユーザ操作が、図4中のユーザ操作をトリガとする蓄積条件に合致するか否かを判定する。また、ユーザ嗜好解析部15は、図4中の自動成立での蓄積条件として、同一の番組ジャンルの裏番組であるか、所定の視聴継続時間が計時された番組であるか等を判定する。これらの蓄積条件に合致する番組があると、ユーザ嗜好解析部15は、図5に示す条件ウェイト決定テーブル(1)に、合致した条件の出現回数を保持する(ステップST1)。
次に、ユーザ嗜好解析部15は、所定の判定期間において条件ウェイト決定テーブル(1)に保持された条件1〜6全ての出現回数の総数に対する各条件1〜6の出現比率を算出し、各条件1〜6のウェイト値として、図5に示す条件ウェイト決定テーブル(2)に保持する。
続いて、ユーザ嗜好解析部15は、各番組ごとに上記条件1〜6に合致した回数を判定し、図6に示すユーザ嗜好番組特定テーブル(1)に、各番組A〜Zごとに条件の合致回数を保持する。この後、ユーザ嗜好解析部15は、条件ウェイト決定テーブル(2)に保持した各条件1〜6のウェイト値を、ユーザ嗜好番組特定テーブル(1)中の各条件の合致回数に乗算し、ウェイト値を乗算した条件合致回数の指数が大きい順に番組を分類してユーザ嗜好番組特定テーブル(2)を作成する。
ここまでの処理が、ステップST2に相当し、上述のウェイト値を乗算した条件合致回数をユーザ嗜好指数(以下、ユーザ嗜好確率と適宜称す)(嗜好指数)として算出する。図6の例では、番組Cのユーザ嗜好確率が最も高く、ユーザに最も嗜好される番組であると判定される。
ユーザ嗜好確率を算出すると、ユーザ嗜好解析部15は、SI情報制御部14からユーザ嗜好確率を算出した対象番組のSI情報を取得(ステップST3)し、これら対象番組のSI情報をSI情報記憶領域18に保存するとともに、これらSI情報に関連付けて、各番組のユーザ嗜好確率をメモリ11のユーザ嗜好情報記憶領域19に登録する(ステップST4)。
(2)通知設定処理
図7は、ユーザ嗜好番組の通知設定画面の一例を示す図である。ユーザ嗜好番組の通知処理に先立ち、図7に示すような通知設定画面20を表示して、ユーザによって番組情報の蓄積や番組開始通知を設定できるようにしてもよい。ここで、通知方法欄20aでは、図10を用いて詳細を後述する通知方法(優先通知、同時通知、非通知)の選択を行う。優先通知では、ユーザ嗜好確率が最も大きい番組のみの開始を通知し、同時通知では、裏番組として放送が開始される番組がユーザ嗜好確率の大きい順に通知される。また、非通知は、ユーザ嗜好番組の開始通知を行わない。
車載用のデジタル放送受信機の場合、車両の走行状態に応じて、優先通知、同時通知、非通知のいずれかを選択することができる。例えば、車両走行中にはテレビ映像の表示が停止されるため、画面通知については非通知とし、音声通知に切り替える。また、車両が駐車している場合は、優先通知や同時通知による通知に切り替えることで、ユーザの嗜好に合致した番組をより的確に通知することができる。
また、視聴傾向蓄積欄20bには、ユーザごとの視聴傾向の蓄積可否、つまりユーザ嗜好番組の登録を行うか否かが設定される。これにより、ユーザが複数人であっても、各ユーザが、自身の視聴傾向蓄積の可否を選択することができる。なお、ユーザごとの設定も可能である。
前回リセット日欄20cは、リセット実行ボタン21でユーザ嗜好情報を削除した日付を表示する欄であり、使用ユーザ欄20dはユーザを表示する欄である。ユーザが、自身の嗜好情報を削除したい場合、リセット実行ボタン21を押下することにより、GUI部10がその指令をスケジュール制御部16へ伝え、スケジュール制御部16の制御の下、ユーザ嗜好解析部15によって使用ユーザ欄20dに表示されるユーザに対応する嗜好情報が削除される。
(3)ユーザ嗜好番組の通知処理
図8は、実施の形態1によるデジタル放送受信機によるユーザ嗜好番組の通知処理の流れを示すフローチャートであり、この図に沿って動作の詳細を説明する。
先ず、図9に示す番組表で放送がなされており、実施の形態1によるデジタル放送受信機で、放送局(A)の011chの「番組A−1」を視聴中に、時刻が19:00になった場合を考える。このとき、スケジュール制御部16が、SI情報制御部14によってメモリ11のSI情報記憶領域18から読み出された各放送局の次番組に関するSI情報を取得する。
次に、スケジュール制御部16は、取得したSI情報をユーザ嗜好解析部15に通知して、ユーザ嗜好解析部15に上記次番組のユーザ嗜好情報を取得させる(ステップST1a)。図9の例では、ユーザ嗜好解析部15が、裏番組として開始される「番組B−2」、「番組C−2」、「番組D−2」、「番組E−2」を特定し、これら番組のユーザ嗜好情報がメモリ11の記憶領域19から読み出される。
続いて、ユーザ嗜好解析部15は、読み出したユーザ嗜好確率を用いて、開始される裏番組の通知優先度を判定する(ステップST2a)。例えば、「番組B−2」のユーザ嗜好指数(ユーザ嗜好確率)が4.80、「番組C−2」のユーザ嗜好指数が8.55、「番組D−2」のユーザ嗜好指数が7.55、「番組E−2」のユーザ嗜好指数が6.20であるとすると、「番組C−2」、「番組D−2」、「番組E−2」、「番組B−2」の順で通知の優先順位が判定される。
上述のようにして決定された通知優先順位は、ユーザ嗜好解析部15からスケジュール制御部16へ出力される。この後、スケジュール制御部16は、ユーザ操作により音声通知が設定されているか否かを判定する(ステップST3a)。例えば、リモコン受信部12で音声通知を指定する操作入力がなされていると、スピーカ8aで番組の開始を音声通知する。なお、車両情報取得部13から車両が走行中である旨を示す情報(車速情報等)が取得されている場合、スケジュール制御部16は、画面通知を不可として音声通知に切り替える。
音声通知が設定されていると判定すると、スケジュール制御部16は、通知設定画面20で予め設定された通知方法に従った通知内容を音声出力するように音声制御部8に対して音声通知を指示する(ステップST4a)。
これにより、優先通知が設定されていれば、ユーザ嗜好確率が最も高い番組、つまり「番組C−2」の開始が音声通知される。また、同時通知が設定されていた場合、裏番組として放送が開始される番組がユーザ嗜好確率の大きい順に通知される。ユーザ嗜好確率が高い「番組C−2」、「番組D−2」、「番組E−2」、「番組B−2」の順で番組開始が音声通知される。
ステップST3aで音声通知が設定されていない場合、若しくはステップST4aで音声通知がなされると、スケジュール制御部16は、通知設定画面20で設定された情報に基づいて、画面通知の可否を判定する(ステップST5a)。このとき、通知設定画面20で非通知が設定されていない場合、スケジュール制御部16は、通知設定画面20で予め設定された通知方法に従った通知内容を画面表示するようにGUI部10に指示する(ステップST6a)。
図10は、ユーザ嗜好番組開始の画面通知の一例を示す図である。図10において、放送局(A)の011chの「番組A−1」を視聴中に、時刻が19:00になると、上述の処理により、通知設定画面20で予め設定された通知方法で処理がなされる。例えば、優先通知が設定されていれば、「番組A−1」の映像画面上に、ユーザ嗜好確率が最も高い041chの「番組C−2」が開始した旨がウィンドウ枠に表示される。
また、同時通知が設定されている場合、図10に示すように、「番組A−1」の映像画面上に、ユーザ嗜好確率が上位の数番組(「番組C−2」、「番組D−2」、「番組E−2」、「番組B−2」)がウィンドウ枠に表示される。なお、上述したウィンドウ表示は、例えばポップアップのようなものであってもよい。非通知が設定されていれば、図10に示すように、裏番組が開始しても「番組A−1」の映像画面上に通知を表示しない。
以上のように、この実施の形態1によれば、番組に関する操作入力、番組情報及び視聴時間から番組の視聴傾向を規定する蓄積条件を設定しておき、番組ごとの蓄積条件との合致回数に対して、合致した蓄積条件の出現回数に応じた重み付けを施した値を嗜好指数として算出するとともに、番組情報と番組ごとの嗜好指数とを関連付けてメモリ11に記憶し、メモリ11に記憶した番組の開始時刻になると、ディスプレイ9aの画面通知及びスピーカ8aの音声通知の少なくとも一方によって、嗜好指数に応じた番組の開始通知を実行する。このように、番組に関する操作入力、番組情報及び視聴時間から番組の視聴傾向を規定する蓄積条件を用い、ユーザが視聴傾向の蓄積に関する処理を意識することなく、自身の番組視聴傾向に合致した番組を自動的に登録することにより、ユーザ嗜好に合致した番組の開始を通知できる。
また、この実施の形態1によれば、ユーザ嗜好解析部15に、録画予約操作された番組であるか否か(条件1)、録画予約され、かつ視聴された番組であるか否か(条件2)、SI情報から抽出された電子番組表の放送内容が読み出された番組であるか否か(条件3)、所定時間内に再度選局された番組であるか否か(条件4)、SI情報から抽出された番組の検索条件が現在視聴中の番組と同一の番組であるか否か(条件5)、所定時間視聴を継続した番組であるか否か(条件6)を蓄積条件として設定したので、ユーザの嗜好に合致した番組を的確に登録することができる。
さらに、この実施の形態1によれば、スケジュール制御部16が、メモリ11に記憶された番組の開始時刻になると、リモコン受信部12で受け付けた画面通知又は音声通知を指定する操作入力に応じて、画面通知又は音声通知により、番組の開始通知を実行する。これにより、ユーザの嗜好に応じた番組開始の通知が可能である。
さらに、この実施の形態1によれば、嗜好指数が最も高い番組の開始を通知する優先通知、嗜好指数の高い順に番組をリストアップして同時に複数の番組の開始を通知する同時通知、及び番組開始の非通知を設定項目とする通知設定画面20を表示し、スケジュール制御部16が、通知設定画面20で選択された設定項目の内容を実行する。このようにすることで、ディスプレイ9aが非アクティブな状態であったり、表示不可である場合や、複数人のユーザの各々が独自に通知内容を設定したい場合であっても、それぞれに応じた番組開始の通知が可能である。
さらに、この実施の形態1によれば、自身を搭載した車両の走行状態に関する情報を取得する車両情報取得部13を備え、スケジュール制御部16が、車両情報取得部13により車両の走行中を示す情報が取得されると、画面通知を不可として音声通知に切り替えるので、車両走行中により映像表示が停止された場合であっても、安全にユーザ嗜好番組の開始を通知することができる。
この発明の実施の形態1によるデジタル放送受信機の構成を示すブロック図である。 図1中の制御部の内部構成及びその周辺構成との接続関係を示すブロック図である。 実施の形態1によるデジタル放送受信機によるユーザ嗜好番組の登録処理の流れを示すフローチャートである。 ユーザ嗜好蓄積条件の一例を示す図である。 条件ウェイト決定テーブルの一例を示す図である。 ユーザ嗜好番組特定テーブルの一例を示す図である。 ユーザ嗜好番組の通知設定画面の一例を示す図である。 実施の形態1によるデジタル放送受信機によるユーザ嗜好番組の通知処理の流れを示すフローチャートである。 番組表の一例を示す図である。 ユーザ嗜好番組開始の画面通知の一例を示す図である。
符号の説明
1 アンテナ(受信部)、2 チューナ(受信部)、3 OFDM復調部(復調部)、4 DEMUX、5 オーディオデコーダ(再生部)、6 ビデオデコーダ(再生部)、7 制御部、8 音声制御部、8a スピーカ(音声出力部)、9 映像制御部、9a ディスプレイ(表示部)、10 GUI部、11 メモリ(記憶部)、12 リモコン受信部(操作入力受信部)、13 車両情報取得部、14 SI情報制御部、15 ユーザ嗜好解析部(嗜好解析部)、16 スケジュール制御部、17 時刻管理部、18 SI情報記憶領域、19 ユーザ嗜好情報記憶領域。

Claims (5)

  1. 放送局からデジタル放送を受信する受信部と、前記デジタル放送を復調する復調部と、前記復調部が復調した復調信号から映像信号及び音声信号を再生する再生部と、前記映像信号を画面表示する表示部と、前記音声信号を音声出力する音声出力部と、外部から操作入力を受け付ける操作入力受信部とを備えたデジタル放送受信機において、
    前記操作入力受信部を介した番組に関する操作入力、前記復調信号に含まれる番組情報及び視聴時間から番組の視聴傾向を規定する蓄積条件が予め設定されており、前記番組ごとの前記蓄積条件との合致回数に対して、合致した蓄積条件の出現回数に応じた重み付けを施した値を嗜好指数として算出する嗜好解析部と、
    前記番組情報と前記番組ごとの嗜好指数とを関連付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された番組の開始時刻になると、前記表示部の画面通知及び前記音声出力部の音声通知の少なくとも一方によって、前記嗜好指数に応じた前記番組の開始通知を実行するスケジュール制御部とを備えたことを特徴とするデジタル放送受信機。
  2. 蓄積条件は、録画予約操作された番組であるか否か、録画予約され、かつ視聴された番組であるか否か、番組情報から抽出された電子番組表の放送内容が読み出された番組であるか否か、所定時間内に再度選局された番組であるか否か、前記番組情報から抽出された番組の検索条件が現在視聴中の番組と同一の番組であるか否か、所定時間視聴を継続した番組であるか否かであることを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信機。
  3. スケジュール制御部は、記憶部に記憶された番組の開始時刻になると、操作入力受信部で受け付けた画面通知又は音声通知を指定する操作入力に応じて、表示部の画面通知又は音声出力部の音声通知により、前記番組の開始通知を実行することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のデジタル放送受信機。
  4. スケジュール制御部は、嗜好指数が最も高い番組の開始を通知する優先通知、前記嗜好指数の高い順に番組をリストアップして同時に複数の番組の開始を通知する同時通知及び番組開始の非通知を設定項目とする通知設定画面で選択された前記設定項目の内容を実行することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のデジタル放送受信機。
  5. 自身を搭載した車両の走行状態に関する情報を取得する車両情報取得部を備え、
    スケジュール制御部は、前記車両情報取得部により前記車両の走行中を示す情報が取得されると、画面通知を不可として音声通知に切り替えることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のデジタル放送受信機。
JP2008174830A 2008-07-03 2008-07-03 デジタル放送受信機 Expired - Fee Related JP5305763B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008174830A JP5305763B2 (ja) 2008-07-03 2008-07-03 デジタル放送受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008174830A JP5305763B2 (ja) 2008-07-03 2008-07-03 デジタル放送受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010016635A true JP2010016635A (ja) 2010-01-21
JP5305763B2 JP5305763B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=41702317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008174830A Expired - Fee Related JP5305763B2 (ja) 2008-07-03 2008-07-03 デジタル放送受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5305763B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014146857A (ja) * 2013-01-25 2014-08-14 I-O Data Device Inc コンテンツ出力装置、コンテンツ出力方法およびプログラム
JP2021027403A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 東芝映像ソリューション株式会社 通知機能を備えた電子装置及び電子装置の制御方法
CN115762516A (zh) * 2022-11-09 2023-03-07 晨雨初听(武汉)文化艺术传播有限公司 一种人机交互控制方法、设备及存储介质

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005064928A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 推薦番組通知方法および推薦番組通知装置
JP2007274164A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Toshiba Corp 受信装置及び番組通知方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005064928A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 推薦番組通知方法および推薦番組通知装置
JP2007274164A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Toshiba Corp 受信装置及び番組通知方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014146857A (ja) * 2013-01-25 2014-08-14 I-O Data Device Inc コンテンツ出力装置、コンテンツ出力方法およびプログラム
JP2021027403A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 東芝映像ソリューション株式会社 通知機能を備えた電子装置及び電子装置の制御方法
CN112567757A (zh) * 2019-07-31 2021-03-26 海信视像科技股份有限公司 具备通知功能的电子装置及电子装置的控制方法
JP7301663B2 (ja) 2019-07-31 2023-07-03 Tvs Regza株式会社 通知機能を備えた電子装置及び電子装置の制御方法
CN112567757B (zh) * 2019-07-31 2024-04-02 海信视像科技股份有限公司 具备通知功能的电子装置及电子装置的控制方法
CN115762516A (zh) * 2022-11-09 2023-03-07 晨雨初听(武汉)文化艺术传播有限公司 一种人机交互控制方法、设备及存储介质
CN115762516B (zh) * 2022-11-09 2024-02-09 溯元文化科技有限公司 一种人机交互控制方法、设备及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP5305763B2 (ja) 2013-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040073926A1 (en) Digital broadcast reception apparatus
US20020133819A1 (en) Television system
JP2002503897A (ja) 家庭用娯楽システム及びその操作方法
EP1578132B1 (en) Method for diplaying the thread of program in a broadcasting receiver
JP2003219303A (ja) デジタル放送受信機
US7522895B2 (en) Receiver monitoring and alert system
JP5860023B2 (ja) テレビ番組切替システム及びその方法
JP5305763B2 (ja) デジタル放送受信機
US8315384B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
US7353000B2 (en) Receiver monitoring and alert system
WO2009082092A1 (en) Apparatus and method for searching broacasting channel
JP2012061933A (ja) 映像音声機器
JP5074664B2 (ja) 放送受信装置およびその制御方法
JP2006303883A (ja) 番組情報表示装置
JP2007324636A (ja) 放送受信装置
JP2004336312A (ja) デジタル放送受信装置、プログラム及び記録媒体
JP2009290418A (ja) 番組表生成装置、番組表生成方法、及び番組表生成プログラム
WO2006075507A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報プログラムを記録した記録媒体
JP2008211340A (ja) 放送受信装置
JP2006339961A (ja) 放送受像装置、放送受信装置、チャンネル選局方法、および、チャンネル選局プログラム
JP2002101405A (ja) 放送受信システム
JP2012080258A (ja) 録画予約支援システム、録画予約支援装置及びそれを備えた録画装置、テレビジョン受信装置
EP2590423A2 (en) Video services receiver for managing incomplete program recordings
JP2006268966A (ja) デジタル放送受信装置
JP2004336683A (ja) 番組記録装置及び番組記録方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130319

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5305763

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees