JP2010015401A - 設計文書登録方法、不具合事例登録方法、設計支援装置、設計支援プログラム、および、コンピュータ読取り可能記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】不具合の再発を防止できる設計文書登録方法、不具合事例登録方法、設計支援装置、設計支援プログラム、および、コンピュータ読取り可能記録媒体を提供する。
【解決手段】設計文書を読込む(S11)。次に、設計文書を設計単位に分割する(S12)。次に、分割された設計単位が既存の設計文書の流用であるか否かを判断する(S13)。既存文書の流用であれば既存の設計文書の検索を受付ける(S13でYES,S14)。既存文書の検索は上記した製品IDを用いて検索する。既存設計文書の設計単位を選択し、リンク設定部16を用いて「流用」タグつきリンクを設定する(S15)。制御部は既存設計文書の設計単位にリンクされた不具合事例とのリンクを設定し(S16)、設計文書データベース22に保存する(S17)。
【選択図】図3
【解決手段】設計文書を読込む(S11)。次に、設計文書を設計単位に分割する(S12)。次に、分割された設計単位が既存の設計文書の流用であるか否かを判断する(S13)。既存文書の流用であれば既存の設計文書の検索を受付ける(S13でYES,S14)。既存文書の検索は上記した製品IDを用いて検索する。既存設計文書の設計単位を選択し、リンク設定部16を用いて「流用」タグつきリンクを設定する(S15)。制御部は既存設計文書の設計単位にリンクされた不具合事例とのリンクを設定し(S16)、設計文書データベース22に保存する(S17)。
【選択図】図3
Description
この発明は設計文書登録方法、不具合事例登録方法、設計支援装置、設計支援プログラム、および、コンピュータ読取り可能記録媒体に関し、特に、不具合の再発を防止できる、設計文書登録方法、不具合事例登録方法、設計支援装置、設計支援プログラム、および、コンピュータ読取り可能記録媒体に関する。
一般に、製品における不具合の要因としては、製造過程で生じる要因のほかに設計を要因とする不具合もある。設計を要因とする不具合を防止するには、過去に生じた不具合についての情報を設計作業者に与えることが望ましい。つまり、過去の不具合事例(不具合と対応策)を設計作業者に提示することによって、不具合が発生するような設計を回避させることが可能になる。
従来、このような不具合事例は報告書等の文献として蓄積されている場合が多く、設計にあたって、大量の不具合事例から参照すべきものを人手で抽出することは困難である。これに対処するために、不具合事例を自動で抽出する方法が、たとえば、特開2004−206308号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1によれば、設計品質データベースを設け、その中で、不具合(トラブル)とプロジェクトと評価(不具合に対して対応済みか、対応中か、対応不要かを示す情報)とを関連付けている。そして、設計作業の際に指定した設計図面の構成要素であるオブジェクトに応じて過去に生じたトラブルの情報を抽出している。具体的には、設計中のオブジェクトに予め対応付けられたキーワードを用いて不具合事例を検索し、不具合事例に設計プロジェクト別に対応済みか、対応中か、対応不要かを示すタグを設けていた。
特開2004−206308号公報(要約、表2)
従来の、設計に当たって過去の不具合事例を自動で抽出する方法は上記のように行われていた。従来の方法では、不具合事例とプロジェクトと不具合に対する対応関係は容易にわかる。しかしながら、個々の設計文書が過去に生じた不具合に対応しているか否かを知ることはできなかった。
そのため、既存の設計文書を基に、その設計文書の一部を流用して関連製品(バージョンアップ、下位機種等)の設計文書の作成を行う場合であっても、既存設計文書において行ったのと同様に、不具合事例の抽出・確認を文書全体に対して再度実施しなくてはならないという問題があった。
また、「部品の磨耗が不具合の原因だが、磨耗を防ぐ方法がないため 磨耗しても動作するように別モジュールを追加する」など、不具合の原因箇所と対策箇所が異なる場合があるが、この場合にも対処できないという問題もあった。
この発明は上記のような問題に鑑みてなされたもので、不具合の再発を防止できる設計文書登録方法、不具合事例登録方法、設計支援装置、設計支援プログラム、および、コンピュータ読取り可能記録媒体を提供することを目的とする。
この発明の他の目的は、既存の設計文書を利用した設計文書を用いて関連製品を設計する際に不具合の事例の再抽出・再確認を省くことのできる設計文書登録方法、不具合事例登録方法、設計支援装置、設計支援プログラム、および、コンピュータ読取り可能記録媒体を提供することである。
この発明に係る設計文書登録方法は、製品を設計するための設計文書を入力する設計文書入力ステップと、入力された設計文書を、製品を構成する要素の設計内容を示す設計単位に分割するステップと、分割された設計単位が他の製品の設計単位を利用して作成されたか否かを判定するステップと、他の製品の設計単位を利用して作成されたと判定されたときは、対応する他の製品の設計単位を検索するステップと、分割された設計単位と他の製品の設計単位との間にリンクを設定するステップと、対応する他の製品の設計単位に不具合事例とのリンクが設定されているかどうかを判定するステップと、対応する他の製品の設計単位に不具合事例が設定されていたときは、分割された設計単位と不具合事例との間に不具合事例に関する対応情報のリンクを設定するステップとを含む。
入力された設計文書を設計単位に分割し、分割された設計単位が他の製品の設計単位を利用して作成されていたときは、対応する他の製品の設計単位との間に他の製品の設計単位を利用したことを示すリンクを設定し、対応する他の製品の設計単位に不具合事例が設定されていたときは、分割された設計単位と不具合事例との間に不具合事例に関する対応情報のリンクを設定する。
したがって、他の製品の設計単位を利用した設計単位であっても不具合事例に対する対応を知ることができる。その結果、既存の設計文書を利用した設計文書を用いて関連製品を設計する際に不具合の事例の再抽出・再確認を省くことができる。
好ましくは、不具合事例に関する対応情報は、不具合に対して対応済み、不具合に対して未対応、または、不具合に対して別箇所にて対応、のいずれかの情報である。
さらに好ましくは、品質保持のために不具合原因を解析するためのシステムを有し、分割された設計単位と不具合原因を解析するシステムとの間にリンクを設定するステップをさらに含む。
この発明の他の局面によれば、設計文書に不具合事例を登録する不具合事例登録方法は、不具合事例を入力するステップと、不具合事例に関連する製品の設計文書を検索するステップと、設計文書を、製品を構成する要素の設計内容を示す設計単位に分割するステップと、不具合事例と設計単位との間に不具合事例に関するリンクを設定するステップとを含む。
好ましくは、設計単位が不具合事例に関連する製品の設計単位を利用して作成されたか否かを判定するステップと、不具合事例に関連する製品の設計単位を利用して作成されたと判定されたときは、対応する不具合事例に関連する製品の設計単位を検索するステップと、分割された設計単位と不具合事例との間に不具合事例に関するリンクを設定するステップとを含む。
さらに好ましくは、不具合事例に関する情報は、不具合に対して対応済み、不具合に対して未対応、または、不具合に対して別箇所にて対応、のいずれかである。
不具合事例に関連する製品の設計単位以外の関連する可能性のある設計単位を検索するステップを含むのが好ましい。
不具合事例に関連する製品の設計単位以外の関連する可能性のある設計単位を検索するステップは、他の不具合事例を共有する異なる製品の設計単位を検索するステップを含んでもよいし、不具合事例に関連する製品の設計単位において使用されている単語を共有する異なる製品の設計単位を検索するステップを含んでもよい。
また、不具合原因を解析するためのシステムを有し、分割された設計単位と不具合原因を解析するシステムとの間に不具合事例に関するリンクを設定するステップをさらに含むのが好ましい。
この発明のさらに他の局面においては、設計支援装置は、製品を設計するための設計文書を入力する設計文書入力手段と、設計文書入力手段によって入力された設計文書を、製品を構成する要素の設計内容を示す設計単位に分割する分割手段と、分割手段によって分割された設計単位が他の製品の設計単位を利用して作成されたか否かを判定する利用判定手段と、利用判定手段によって、他の製品の設計単位を利用して作成されたと判定されたときは、分割された設計単位と他の製品の設計単位との間にリンクを設定するリンク設定手段と、対応する他の製品の設計単位に不具合事例とのリンクが設定されているかどうかを判定するリンク判定手段と、リンク判定手段が、対応する他の製品の設計単位に不具合事例が設定されていると判定したときは、リンク設定手段は、分割された設計単位と不具合事例との間に不具合事例に関する対応情報のリンクを設定する。
好ましくは、不具合事例に関する対応情報は、不具合に対して対応済み、不具合に対して未対応、または、不具合に対して別箇所にて対応、のいずれかである。
さらに好ましくは、不具合原因を解析するためのシステムを有し、リンク設定手段は、分割された設計単位と不具合原因を解析するシステムとの間にリンクを設定する。
この発明のさらに他の局面においては、設計支援装置は、設計文書に不具合事例を登録するための不具合事例を入力する不具合事例入力手段と、不具合事例に関連する製品の設計文書を検索する検索手段と、設計文書を、製品を構成する要素の設計内容を示す設計単位に分割する分割手段と、不具合事例入力手段に入力された不具合事例と分割手段によって分割された設計単位との間に不具合事例に関するリンクを設定するリンク設定手段とを含む。
好ましくは、設計単位が不具合事例入力手段に入力された不具合事例に関連する製品の設計単位を利用して作成されたか否かを判定する設計文書判定手段と、設計文書判定手段が、不具合事例に関連する製品の設計単位を利用して作成されたと判定したときは、検索手段は、対応する不具合事例に関連する製品の設計単位を検索し、リンク設定手段は、分割手段で分割された設計単位と不具合事例に関連する製品の設計単位との間にリンクを設定する。
さらに好ましくは、不具合事例に関する情報は、不具合に対して対応済み、不具合に対して未対応、または、不具合に対して別箇所にて対応、のいずれかを含む。
なお、検索手段は、不具合事例に関連する製品の設計単位以外の関連する可能性のある設計単位を検索するのが好ましい。
また、検索手段は、不具合事例に関連する製品の設計単位以外の関連する可能性のある設計単位を、他の不具合事例を共有する異なる製品の設計単位の中から検索してもよいし、不具合事例に関連する製品の設計単位において使用されている単語を共有する異なる製品の設計単位の中から検索してもよい。
この発明の一つの実施の形態においては、不具合原因を解析するためのシステムを有し、リンク設定手段は、分割手段で分割された設計単位と不具合原因を解析するシステムとの間に不具合事例に関するリンクを設定する。
この発明のさらに他の局面においては、設計支援プログラムは、上記に記載の設計文書登録方法、または、不具合事例登録方法をコンピュータに実行させる。
設計支援プログラムはコンピュータ読取り可能記録媒体に格納してもよい。
まず、この発明の原理について説明する。図1はこの発明の原理を説明するための図である。図1を参照して、既存製品(他の製品)を製造するための設計文書Aが存在し、この既存製品の関連製品を製造するための設計文書Bが存在するものとする。この設計文書Bでは、設計単位B1,B2,B3がそれぞれ設計文書Aの設計単位A1,A2,A3から流用され、設計単位B4は新規の設計であるとする。一方、製品Aに対して不具合事例のCASE1,CASE2,CASE3が報告されているものとする。
この発明においては、設計文書を設計単位に分割する。ここで設計単位とは、製品を構成する各モジュールの設計内容のような製品を構成する要素の設計内容を示すものであり、設計文書の章・節などに相当する。ここでは、設計文書Aを設計単位A1からA4に分割した場合について説明する。不具合事例が発生した場合、発生した製品の、該当する設計単位と不具合事例との間にリンクを設定する。設計単位と不具合事例とのリンクは、「対応済」 「未対応」 「別箇所にて対応」 等の タグを付与する。ここでは、不具合事例CASE1が設計単位A1に対応済みであり、不具合事例CASE2が設計単位A2に未対応であり、不具合事例CASE3が設計単位A3に別箇所にて対応されている。
「別箇所にて対応」とは、原因となった設計単位とは別の設計単位等で対応する場合をいう。この場合は、原因となった設計単位と、対策を実施した設計単位との間にリンクを設定する。ここでは、CASE3に対応するため、別箇所(設計単位A4)にて対応した例として、設計単位A3とA4との間に「対策」リンクを設定している。
関連製品の設計を行う際、既存製品の設計を流用(利用)した場合は、関連製品設計文書と既存製品設計文書の設計単位の間に「流用」リンクを設定する。既存製品と不具合事例とのリンクを、関連製品へ自動で反映する。このようにすれば、設計単位をみれば、不具合事例への対応の内容が容易にわかる。
(1)第1実施の形態
次に、上記原理を組み込んだ、この発明の一実施の形態に係る設計支援装置を、図面を参照して説明する。設計支援装置は基本的にコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)を含む制御部と、制御部によって制御されるハードディスクのような記憶装置と、入出力装置とを含む。図2はこの発明の一実施の形態に係る設計支援装置10を示す機能ブロック図である。図2を参照して、この実施の形態に係る設計支援装置10は、機能として、上記したCPUを含む制御部11とデータベースとを含む。制御部11は、図示のない入力装置等から入力された不具合事例51を読込む不具合事例読込み部12と不具合事例読込み部12で読込まれた不具合事例を不具合事例データベース21に書込む不具合事例書込み部13と、図示のない入力装置等から設計文書52を読込む設計文書読み込み部14と、読込んだ設計文書を設計単位に分割する設計文書分割部15と、設計文書に不具合事例等とのリンクを設定するリンク設定部16と、設定されたリンクを設計文書データベース22に格納された設計文書に書込む設計文書・リンク書込み部17と、設計文書データベース22から所望の設計文書を検索する設計文書検索部18と、不具合事例データベース21から不具合事例を検索する不具合事例検索部19とを含む。リンク設定部16は設計文書検索部18で検索された設計文書の設計単位と、不具合事例検索部19で検索された不具合事例との間にリンクを設定する。
次に、上記原理を組み込んだ、この発明の一実施の形態に係る設計支援装置を、図面を参照して説明する。設計支援装置は基本的にコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)を含む制御部と、制御部によって制御されるハードディスクのような記憶装置と、入出力装置とを含む。図2はこの発明の一実施の形態に係る設計支援装置10を示す機能ブロック図である。図2を参照して、この実施の形態に係る設計支援装置10は、機能として、上記したCPUを含む制御部11とデータベースとを含む。制御部11は、図示のない入力装置等から入力された不具合事例51を読込む不具合事例読込み部12と不具合事例読込み部12で読込まれた不具合事例を不具合事例データベース21に書込む不具合事例書込み部13と、図示のない入力装置等から設計文書52を読込む設計文書読み込み部14と、読込んだ設計文書を設計単位に分割する設計文書分割部15と、設計文書に不具合事例等とのリンクを設定するリンク設定部16と、設定されたリンクを設計文書データベース22に格納された設計文書に書込む設計文書・リンク書込み部17と、設計文書データベース22から所望の設計文書を検索する設計文書検索部18と、不具合事例データベース21から不具合事例を検索する不具合事例検索部19とを含む。リンク設定部16は設計文書検索部18で検索された設計文書の設計単位と、不具合事例検索部19で検索された不具合事例との間にリンクを設定する。
なお、設計文書データベース22への設計文書の登録時に設計文書に製品ID(Identification NO.)を付与しておくものとする。
次に、設計支援装置10における動作について説明する。図3は設計文書の登録時に設計支援装置10の制御部のCPUが行なう動作を示すフローチャートである。図3と図2とを参照して、この場合の動作について説明する。特に断りのない限り、基本的にCPUの動作である。まず、設計文書52を設計文書読込み部14で読込む(ステップS11、以下ステップを省略する)。次に、設計文書を設計文書分割部15で設計単位に分割する(S12)。設計文書がHTML、XML,Word(登録商標)などの構造化された文書であれば、その構造に沿って分割する。構造化されていない文書であれば、ユーザの指定やユーザの定めたテンプレートの指定(特定の単語の指定)によって分割する。
次に、分割された設計単位が既存の設計文書の流用であるか否かを判断する(S13)。既存文書の流用であれば既存の設計文書の検索を受付ける(S13でYES,S14)。既存文書の検索は上記した製品IDを用いて検索する。なお、流用の判断は流用設計文書の作成時にその旨を示すデータを設計文書に含ませてもよいし、それ以外の方法を用いてもよい。
次に、既存設計文書の設計単位を選択し、リンク設定部16を用いて「流用」タグつきリンクを設定する(S15)。CPUは既存設計文書の設計単位にリンクされた不具合事例とのリンクを設定し(S16)、設計文書データベース22に保存する(S17)。ここで、設定されるタグは、既存設計文書のリンクにつけられたタグに応じて設定する。すなわち、既存文書が「対応済」の場合は「対応済」が設定され、「未対応」の場合は「未対応」が設定される。「別箇所にて対応」の場合は対策箇所も流用されている場合は「別箇所にて対応」が設定され、対策箇所が流用されていない場合は「未対応」が設定される。この設定はCPUによって自動的に行われる。
したがって、制御部は、設計文書入力手段、分割手段、判断手段、検索手段、リンク設定手段として作動する。なお、上記実施の形態においては、CPUが自動的に分割された設計単位が既存の設計文書の流用であるか否かを判断し、既存設計文書の設計単位を選択してリンク設定部16を用いて「流用」タグつきリンクを設定する場合について説明したが、これに限らず、流用の判断やリンクの設定をユーザが行なってもよい。
なお、既存設計文書についても別途設計単位に分割されているものとする。
次に、不具合事例の登録について説明する。図4は設計支援装置10における不具合事例の登録動作を示すフローチャートである。これも特に断りのない限り、制御部のCPUの動作である。図4を参照して、不具合事例読込み部11は、図示のない読取装置で不具合事例を入力し、不具合事例データベースに保存する(S21,S22)。
不具合が発生した製品の設計文書の検索を受付ける(S23)。これは上記した製品IDによる検索を受付ける。次に、ユーザは該当する設計単位を選択しリンク設定部16を用いてリンクを設定する(S24)。ここでは、上記と同様に、「対応済」、 「未対応」、 「別箇所にて対応」のいずれかを設定する。「別箇所にて対応」の場合は、対応した設計単位への「対策」タグ付きリンクも設定する。
次に、設計単位に他の設計文書への「流用」がリンクされているか否かを判断する(S25)。流用リンクが設定されていれば、「流用」リンク先の設計単位に不具合事例とのリンクを設定する(S26)。ここでは、既存設計文書のリンクにつけられたタグに応じて設定する。既存設計文書が「対応済」の場合は「対応済」を、「未対応」の場合は「未対応」を設定する。「別箇所にて対応」の場合は、対策箇所も流用されている場合には「別箇所にて対応」を、対策箇所が流用されていない場合は「未対応」をそれぞれ設定する。そして設計文書データベース22に格納する。
したがって、制御部は、不具合事例入力手段、検索手段、リンク設定手段として作動する。
次に、不具合事例データベース(DB)21と設計文書データベース(DB)22の内容について説明する。図5はこれらの内容((A),(B))と、その内容が示す状態(C)を示す図である。ここでは図1で説明した状態におけるそれぞれのデータベースの内容を示す。なお、図1における既存製品が製品PAに対応し、関連製品が製品PBに対応する。
図5(A)を参照して、不具合事例データベース21は、不具合事例IDと製品IDとファイルとを含む。不具合事例IDは個々の不具合事例を示し、製品IDは不具合が発生した製品のIDを示し、ファイルは、不具合事例のファイル本体である。不具合事例のファイル本体としては、ワープロソフトや表計算ソフト等で作成した電子ファイルをそのまま格納してもよいし、手書きで作成した資料をスキャナ等で取り込んでPDFファイル等に加工して格納してもよいし、テキストデータを文字列としてレコードに直接格納してもよい。
図5(B)を参照して、設計文書データベース22は設計文書IDとそれに対応する製品IDと、設計単位IDと流用元設計単位IDと、流用先設計単位IDと、不具合事例IDと、不具合事例対応状況と、不具合事例対策設計単位IDと不具合事例原因設計単位IDとファイルとを含む。
設計文書IDは個々の設計文書を示し、製品IDは個々の製品を示し、流用元設計単位IDはその設計単位の流用元の設計単位を示し、不具合事例IDは個々の不具合事例を示し、不具合事例対応状況はその不具合事例の対応状況を示し、流用先設計単位IDはその設計単位の流用先単位を示し、不具合事例対策設計単位IDはその不具合事例の対応状況が「別箇所にて対応」だったときの対応箇所を示し、不具合事例原因設計単位IDはその対応箇所の原因となる設計単位を示す。たとえば、図5(B)の例では、A3の設計単位にてCASE3という不具合が発生したが、この不具合にはA3内で対応ができず、A4にて対応している。この場合、A3の不具合事例対応状況には、「別箇所にて対応」と記載され、不具合事例対策設計単位IDには「A4」と記載される。そして、A4の不具合事例原因設計単位IDには「A3」と記載される。
また、ファイルは、設計単位のファイル本体である。このファイルについても、不具合事例のファイルと同じく種々の格納方法がある。
この例では設計文書IDは製品IDと1対1対応しているが、これに限らず1つの設計文書が複数の製品に対応する場合もあれば、逆に複数の設計文書が1つの製品に対応する場合もある。また、ここでは、設計文書、製品、設計単位、不具合事例を特定するのにIDを用いている。また、製品PAと製品PBとの流用関係は流用元設計単位と、流用先設計単位とから分かる。なお、図5(C)に示す内容は図1と同じである。
以上のようにこの実施の形態においては、設計文書を複数の設計単位に分割し、設計単位のそれぞれと不具合事例への対応状況とをリンクさせるようにしたため、設計単位を見れば不具合事例への対応状況を容易に知ることができる。
(2)第2実施の形態
次にこの発明の第2実施の形態について説明する。この実施の形態においては、不具合登録時、実際に不具合が発生した製品、それを流用した製品以外にも対応すべき製品があるかを自動で検索し、ユーザに提示する。
次にこの発明の第2実施の形態について説明する。この実施の形態においては、不具合登録時、実際に不具合が発生した製品、それを流用した製品以外にも対応すべき製品があるかを自動で検索し、ユーザに提示する。
この場合、検索方法としては次の2つがある。
(i)不具合が発生した製品・それを流用した製品の該当設計単位と共通の不具合事例をリンクしている設計単位を検索する。
(ii)不具合が発生した製品・それを流用した製品の該当設計単位において使用されている単語を抽出し、他の設計単位のうち、それらの単語が多く含まれているものを検索する。
いずれの場合もユーザは提示された設計単位を確認し、必要に応じてリンクを設定する。
図6はこの場合の処理内容を示す図である。図6(A)は上記(i)の場合である。図6(A)を参照して、既存不具合事例としてCASE2が存在し、これが設計文書Aの設計単位A2と設計文書Bの設計単位B1とに不具合事例として登録されている(リンクが設定されている)ものとする。これは、設計単位A2と設計単位B1とは内容が似ている可能性があることを示している。
そこで、新たに不具合事例CASE1が発生してこの不具合事例CASE1が設計単位A2に関連していることが分かって、リンクを設定しようとするときは、設計単位B2をユーザに提示する。ユーザはこれを参照して必要に応じて、設計単位B1と不具合事例CASE1とにリンクを設定する。
図6(B)は上記(ii)の場合である。図6(B)を参照して、新たに不具合事例CASE1が発生してこの不具合事例CASE1が設計単位A2に関連していることが分かったとする。この間にリンクを設定しようとするときは、設計単位A2において使用されている単語を抽出し、他の設計単位の中に同様の単語が多く含まれているものを抽出する。
たとえば、設計単位A2には、「コンデンサ」、「 アルミ」、「発振回路」、「 周波数」という単語が含まれており、設計単位B1には「コンデンサ」、「 アルミ」、「発振回路」、「 周波数」という単語が含まれており、設計単位B2には「トランジスタ」、「酸化膜」、「IC」という単語が含まれているとする。この場合はリンクを設定するときに、同様の単語を多く含む設計単位B1をユーザに提示する。なお、ここでは共通する単語の数によって抽出を行なったが、これに限らず、文書間の類似度を算出するような手法を用いてもよい。
この場合の設計支援装置の構成は第1実施の形態と同じであるので、その説明は省略する。制御部の動作を図7に示す。図7は、制御部が行う動作を示すフローチャートである。ここでは、図6(A)に示した検索方法について説明する。
図7を参照して、S31からS36までの処理は、第1実施の形態における設計文書Aと不具合事例CASE1とのリンク設定であるから、図4に示した不具合事例の登録処理と同様である。したがって、この部分についての説明は省略する。図7のS34およびS36でリンクを設定した設計単位(たとえば設計単位A1からA4) について繰返す(S37)。次に、設計単位A1からA4にリンクされている他の既存の不具合事例を探す(たとえば上記した不具合事例CASE2)。その不具合事例(たとえばCASE2)にリンクされている設計単位のうち、上記した処理S34,S36でリンクを設定していないもの (上記設計単位B1のようなもの、設計単位をCとする)を探す(S39)。設計単位Cをユーザに提示する(S40)。ユーザが今回登録する不具合をCにリンクすることを選択するか否かを判断し、選択すれば設計単位Cに不具合事例とのリンクを設定する(S41でYES,S42)。同様の処理を繰り返し(S43)、設計文書データベースに保存する(S44)。
次に図6(B)について説明する。この場合図7において、S37でリンクを設定した設計単位Aについて単語を抽出し、S38、S39に代えて、設計単位Aと同じ単語が多く含まれる設計単位Cをユーザに提示する。
以上のように、この実施の形態においては、新しい不具合の登録時に、実際に不具合が発生した製品、それを流用した製品以外にも対応すべき製品があるかを自動で検索してユーザに提示するため、不具合事例に間接的に関係する設計単位において同様の不具合の発生を防ぐことができる。
(3)第3実施の形態
次にこの発明の第3実施の形態について説明する。第3の実施の形態においては、設計文書の設計単位と、品質保持や品質向上のために不具合原因を解析するためのシステムである、FMEA(Failure Mode and Effect Analysis)またはFTA(Failure Tree Analysis)とのリンクを設定して不具合事例と設計文書とFMEA/FTAとを相互に関連付ける。なお、不具合原因を解析する方法としては、FMEA/FTA以外の方法を用いてもかまわない。
次にこの発明の第3実施の形態について説明する。第3の実施の形態においては、設計文書の設計単位と、品質保持や品質向上のために不具合原因を解析するためのシステムである、FMEA(Failure Mode and Effect Analysis)またはFTA(Failure Tree Analysis)とのリンクを設定して不具合事例と設計文書とFMEA/FTAとを相互に関連付ける。なお、不具合原因を解析する方法としては、FMEA/FTA以外の方法を用いてもかまわない。
図8は第3実施の形態における設計支援装置の構成を示す機能ブロック図であり、第1実施の形態における図2に対応する。図8を参照して、この実施の形態における機能ブロック図は図2に示した構成に加えて、外部から、FMEA/FTA53を図示のない読取り装置で読込むFMEA/FTA読込み部31と、読込んだFMEA/FTAを分割するFMEA/FTA分割部32とを含み、FMEA/FTA分割部32はリンク設定部16に接続されている。リンク設定部16はFMEA/FTA・リンク書込み部34に接続され、これによってリンクの設定されたFMEA/FTAをFMEA/FTAデータベース23に格納する。また、FMEA/FTAデータベース23から所望のFMEA/FTAを検索するためにFMEA/FTA検索部33が設けられている。FMEA/FTA検索部33はリンク設定部16に接続されている。
図9はこの実施の形態における設計支援装置の要部を説明するための図である。図9を参照して、設計単位からなる設計文書はFMEAとFTAとに関連付けられている。そのために、この装置においては、上記のようにFMEA/FTAデータベースが設けられている。まず、このFMEA/FTAをデータベース23に登録する。図9に示すように、FMEAの場合は1行ごとに不具合対策が記録されているため1行ごとにIDを付与し、FTAの場合は1パスごとにIDを付与する。
FMEA/FTAの対象製品の設計文書に対し、設計単位と、それに対応する行/パス の間にリンクを設定する。設計単位のリンクが修正された場合 (不具合事例の追加、「対応済」等へのタグの変更など)、その設計単位とリンクされた 行/パスをユーザに提示する。ユーザは必要に応じてFMEA/FTAの修正を行う。
次にこの実施の形態における具体的な制御部の動作について説明する。図10はこの実施の形態におけるCPUの行う動作を示すフローチャートである。図10(A)はFMEA/FTAの登録を行う場合の処理を示し、図10(B)は不具合事例のリンクを設定する場合の処理を示す。
まず、図10(A)を参照して、FMEA/FTAを登録する場合は、FMEA/FTA53をFMEA/FTA読込み部31で読込む(S51)。FMEA/FTAを行またはパスに分割する(S52)。FMEA/FTAの対象製品の設計文書を検索する(S53)。ユーザ指定に従って設計文書の設計単位と行またはパスとのリンクを設定する(S54)。行またはパスに含まれる単語が多く出現する設計単位を優先的に表示する、などの機能によってユーザ支援を行ってもよい。
その後、設計文書データベース、FMEA/FTAデータベース保存する(S55)。
次に不具合事例のリンクを設定する場合について図10(B)を参照して説明する。まず、リンク設定部16で設計単位に不具合事例とのリンクを設定する(S61)。設計単位にリンクされている行またはパスをユーザに提示する(S62)。ユーザが必要に応じてFMEA/FTAの該当行またはパスを修正する(S63)。
即時修正を行わない場合を想定して、設計単位と行またはパスとの間のリンクにも「対応済」「未対応」のタグを設定できるようにしてもよい。そして、FMEA/FTAデータベース23に保存する(S64)。
以上のようにこの実施の形態においては、設計文書の設計単位とFMEAまたはFTAとのリンクを設定したため、不具合事例と設計単位とFMEAまたはFTAとを一貫して修正できるので、修正漏れによる矛盾や齟齬を防ぐことができる。
なお、上記実施の形態においては、分割された設計単位と既存の他の製品用の設計文書の設計単位とをリンクさせる場合について説明したが、これに限らず、分割された設計単位と既存の他の製品用の設計文書との間にリンクを設定してもよい。
また、上記実施の形態においては、文書解析システムが専用のコンピュータである場合について説明したが、これに限らず、上記したCPUの行なう制御をプログラムとし、それをパソコンやワークステーションなどの汎用コンピュータに実行させてもよい。また、この場合、プログラムは記録媒体に格納してもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
10 設計支援装置、11 制御部、12 不具合事例読込み部、13 不具合事例書込み部、14 設計文書読み込み部、15 設計文書分割部、16 リンク設定部、17 設計文書・リンク書込み部、18 設計文書検索部、19 不具合事例検索部、21 不具合事例データベース、22 設計文書データベース、51 不具合事例、52 設計文書。
Claims (22)
- 製品を設計するための設計文書を入力する設計文書入力ステップと、
入力された設計文書を、製品を構成する要素の設計内容を示す設計単位に分割するステップと、
分割された設計単位が他の製品の設計単位を利用して作成されたか否かを判定するステップと、
分割された設計単位が他の製品の設計単位を利用して作成されたと判定されたときは、分割された設計単位と他の製品の設計単位との間にリンクを設定するステップと、
対応する他の製品の設計単位に不具合事例とのリンクが設定されているかどうかを判定するステップと、
対応する他の製品の設計単位に不具合事例が設定されていたときは、分割された設計単位と不具合事例との間に不具合事例に関する対応情報のリンクを設定するステップと、
を含む、設計文書登録方法。 - 不具合事例に関する対応情報は、不具合に対して対応済み、不具合に対して未対応、または、不具合に対して別箇所にて対応、のいずれかの情報である、請求項1に記載の設計文書登録方法。
- 不具合原因を解析するためのシステムを有し、
分割された設計単位と不具合原因を解析するシステムとの間にリンクを設定するステップをさらに含む、請求項1または2に記載の設計文書登録方法。 - 設計文書に不具合事例を登録する不具合事例登録方法であって、
不具合事例を入力するステップと、
不具合事例に関連する製品の設計文書を検索するステップと、
設計文書を、製品を構成する要素の設計内容を示す設計単位に分割するステップと、
不具合事例と設計単位との間に不具合事例に関するリンクを設定するステップとを含む、不具合事例登録方法。 - 設計単位が不具合事例に関連する製品の設計単位を利用して作成されたか否かを判定するステップと、
不具合事例に関連する製品の設計単位を利用して作成されたと判定されたときは、対応する不具合事例に関連する製品の設計単位を検索するステップと、
分割された設計単位と不具合事例との間に不具合事例に関するリンクを設定するステップとを含む、請求項4に記載の不具合事例登録方法。 - 不具合事例に関する情報は、不具合に対して対応済み、不具合に対して未対応、または、不具合に対して別箇所にて対応、のいずれかである、請求項4または5に記載の不具合事例登録方法。
- 不具合事例に関連する製品の設計単位以外の関連する可能性のある設計単位を検索するステップを含む、請求項5または6に記載の不具合事例登録方法。
- 不具合事例に関連する製品の設計単位以外の関連する可能性のある設計単位を検索するステップは、他の不具合事例を共有する異なる製品の設計単位を検索するステップを含む、請求項7に記載の不具合事例登録方法。
- 不具合事例に関連する製品の設計単位以外の関連する可能性のある設計単位を検索するステップは、不具合事例に関連する製品の設計単位において使用されている単語を共有する異なる製品の設計単位を検索するステップを含む、請求項7に記載の不具合事例登録方法。
- 不具合原因を解析するためのシステムを有し、
分割された設計単位と不具合原因を解析するシステムとの間に不具合事例に関するリンクを設定するステップをさらに含む、請求項5から9のいずれかに記載の不具合事例登録方法。 - 製品を設計するための設計文書を入力する設計文書入力手段と、
前記設計文書入力手段によって入力された設計文書を、製品を構成する要素の設計内容を示す設計単位に分割する分割手段と、
前記分割手段によって分割された設計単位が他の製品の設計単位を利用して作成されたか否かを判定する利用判定手段と、
前記利用判定手段によって、他の製品の設計単位を利用して作成されたと判定されたときは、分割された設計単位と他の製品の設計単位との間にリンクを設定するリンク設定手段と、
対応する他の製品の設計単位に不具合事例とのリンクが設定されているかどうかを判定するリンク判定手段と、
前記リンク判定手段が、対応する他の製品の設計単位に不具合事例が設定されていると判定したときは、前記リンク設定手段は、分割された設計単位と不具合事例との間に不具合事例に関する対応情報のリンクを設定する、設計支援装置。 - 前記不具合事例に関する対応情報は、不具合に対して対応済み、不具合に対して未対応、または、不具合に対して別箇所にて対応、のいずれかである、請求項11に記載の設計支援装置。
- 不具合原因を解析するためのシステムを有し、
前記リンク設定手段は、分割された設計単位と前記不具合原因を解析するシステムとの間にリンクを設定する、請求項11または12に記載の設計支援装置。 - 設計文書に不具合事例を登録するための不具合事例を入力する不具合事例入力手段と、
前記不具合事例に関連する製品の設計文書を検索する検索手段と、
前記設計文書を、製品を構成する要素の設計内容を示す設計単位に分割する分割手段と、
前記不具合事例入力手段に入力された不具合事例と前記分割手段によって分割された設計単位との間に不具合事例に関するリンクを設定するリンク設定手段とを含む、設計支援装置。 - 前記設計単位が前記不具合事例入力手段に入力された不具合事例に関連する製品の設計単位を利用して作成されたか否かを判定する設計単位判定手段と、
設計単位判定手段が、不具合事例に関連する製品の設計単位を利用して作成されたと判定したときは、前記検索手段は、対応する不具合事例に関連する製品の設計単位を検索し、
前記リンク設定手段は、前記分割手段で分割された設計単位と不具合事例に関連する製品の設計単位との間にリンクを設定する、請求項14に記載の設計支援装置。 - 前記不具合事例に関する情報は、不具合に対して対応済み、不具合に対して未対応、または、不具合に対して別箇所にて対応、のいずれかである、請求項14または15に記載の設計支援装置。
- 前記検索手段は、前記不具合事例に関連する製品の設計単位以外の関連する可能性のある設計単位を検索する、請求項14から16のいずれかに記載の設計支援装置。
- 前記検索手段は、前記不具合事例に関連する製品の設計単位以外の関連する可能性のある設計単位を、他の不具合事例を共有する異なる製品の設計単位の中から検索する、請求項17に記載の設計支援装置。
- 前記検索手段は、前記不具合事例に関連する製品の設計単位以外の関連する可能性のある設計単位を、不具合事例に関連する製品の設計単位において使用されている単語を共有する異なる製品の設計単位の中から検索する、請求項17に記載の設計支援装置。
- 不具合原因を解析するためのシステムを有し、
前記リンク設定手段は、前記分割手段で分割された設計単位と前記不具合原因を解析するシステムとの間に不具合事例に関するリンクを設定する、請求項14から18のいずれかに記載の設計支援装置。 - 請求項1から3のいずれかに記載の設計文書登録方法、または、請求項4から10のいずれかに記載の不具合事例登録方法をコンピュータに実行させるための設計支援プログラム。
- 請求項21に記載の設計支援プログラムを格納したコンピュータ読取り可能記録媒体。
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---|---|---|---|
JP2008175069A JP2010015401A (ja) | 2008-07-03 | 2008-07-03 | 設計文書登録方法、不具合事例登録方法、設計支援装置、設計支援プログラム、および、コンピュータ読取り可能記録媒体 |
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2008
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