JP2010014086A - ボルテックスチューブ及び内燃機関における排気ガス処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガスの低温化及びガス中のパティキュレート・マターの分離を行えるボルテックスチューブを提供する。
【解決手段】ボルテックスチューブ22は、包囲筒23と、包囲筒23の基端部の外周に形成されたノズル部24と、包囲筒23の末端部の外周に形成された室形成フランジ部25と、包囲筒23の末端面に連結されたバルブハウジング26と、包囲筒23内に収容された分離筒27とを備えている。包囲筒23の内部には分離室31が形成されている。分離筒27は、分離室31を内側の第2旋回室32と外側の捕集室33とに区画する。捕集室33は、分離筒27のメッシュ孔271を介して第2旋回室32に連通している。
【選択図】図1
【解決手段】ボルテックスチューブ22は、包囲筒23と、包囲筒23の基端部の外周に形成されたノズル部24と、包囲筒23の末端部の外周に形成された室形成フランジ部25と、包囲筒23の末端面に連結されたバルブハウジング26と、包囲筒23内に収容された分離筒27とを備えている。包囲筒23の内部には分離室31が形成されている。分離筒27は、分離室31を内側の第2旋回室32と外側の捕集室33とに区画する。捕集室33は、分離筒27のメッシュ孔271を介して第2旋回室32に連通している。
【選択図】図1
Description
本発明は、ガスを高温ガスと低温ガスとに分離するボルテックスチューブ及び内燃機関における排気ガス処理装置に関する。
特許文献2に開示されるEGR装置では、ボルテックスチューブが用いられている。ボルテックスチューブは、排気ガスを高温ガスと低温ガスとに分離し、分離された低温の排気ガスが吸気系へ送られる。低温の排気ガスを吸気系へ送るのは、NOxの発生を低減するためである。吸気系へ送られた排気ガス中のパティキュレート・マターは、排気ガスと共に燃焼室へ送られて燃焼される。
吸気系へ送られる排気ガスは、排気経路を流れる排気ガスのうちの一部である。吸気系へ送られない排気ガス中のパティキュレート・マターは、大気に放出しないように排気ガス中から分離することが望ましい。
排気ガス中のパティキュレート・マターを分離する技術思想が特許文献1に開示されている。排気経路にはサイクロンが設けられており、サイクロンは、排気ガスを旋回させて排気ガス中からパティキュレート・マターを分離する。
特開平7−158420号公報
特開2002−70657号公報
しかし、ボルテックスチューブとサイクロンとの両方を排気経路に設ける構成は、排気ガス処理装置の大型化を招く。
本発明は、ガスの低温化及びガス中のパティキュレート・マターの分離を行えるボルテックスチューブを提供することを目的とする。
本発明は、ガスの低温化及びガス中のパティキュレート・マターの分離を行えるボルテックスチューブを提供することを目的とする。
請求項1乃至請求項3の発明は、ガスを高温ガスと低温ガスとに分離するボルテックスチューブを対象とし、請求項1の発明では、前記ボルテックスチューブは、前記ボルテックスチューブ内のガス旋回領域を形成する分離筒を備え、前記分離筒には前記分離筒の壁面を貫通する取り出し孔が形成されている。
ガスがガス旋回領域で旋回すると、ガスが高温ガスと低温ガスとに分離されると共に、ガス中のパティキュレート・マターがガスから分離されて取り出し孔から取り出される。
好適な例では、前記分離筒は、網状筒である。
好適な例では、前記分離筒は、網状筒である。
メッシュサイズを適宜選択すれば、パティキュレート・マターの取り出しが良好に行われる。
好適な例では、前記分離筒は、包囲筒内に収納されており、前記分離筒と前記包囲筒との間には隙間が全周にわたって設けられており、前記取り出し孔は、前記分離筒の全周にわたって散在している。
好適な例では、前記分離筒は、包囲筒内に収納されており、前記分離筒と前記包囲筒との間には隙間が全周にわたって設けられており、前記取り出し孔は、前記分離筒の全周にわたって散在している。
ガス中のパティキュレート・マターは、分離筒の全周から前記隙間へと取り出される。分離筒の全周に取り出し孔を散在させた構成は、旋回するガス中からパティキュレート・マターを効率良く取り出す上で、好適な構成である。
請求項4の発明は、内燃機関における排気ガス処理装置を対象とし、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のボルテックスチューブが内燃機関の排気ガスの流路上に設けられており、前記分離筒内に導入された排気ガス中のパティキュレート・マターが前記分離筒に形成された取り出し孔を通り分離筒の外部へ排出される。
本発明のボルテックスチューブは、吸気系へ送られる排気ガスの低温化、及び排気バス中のパティキュレート・マターの分離を行なう排気ガス処理装置として、好適である。
本発明のボルテックスチューブは、ガスの低温化及びガス中のパティキュレート・マターの分離を共に行なうことができるという優れた効果を奏する。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1(a),(b)に基づいて説明する。
図1(a)に示すように、ディーゼルエンジン10(内燃機関)は、ピストンによって区画される複数の燃焼室11〔本実施形態では4つ〕を備えており、ディーゼルエンジン10のシリンダヘッド12には燃焼室11毎に電磁式の燃料噴射ノズル13が取り付けられている。燃料噴射ノズル13は、燃料を燃焼室11内へ噴射する。
図1(a)に示すように、ディーゼルエンジン10(内燃機関)は、ピストンによって区画される複数の燃焼室11〔本実施形態では4つ〕を備えており、ディーゼルエンジン10のシリンダヘッド12には燃焼室11毎に電磁式の燃料噴射ノズル13が取り付けられている。燃料噴射ノズル13は、燃料を燃焼室11内へ噴射する。
燃料は、燃料ポンプ14及びコモンレール15を経由して燃料噴射ノズル13へ供給され、燃料噴射ノズル13は、各燃焼室11内に燃料を噴射する。
シリンダヘッド12にはインテークマニホールド16が接続されている。吸気系を構成するインテークマニホールド16には吸気管17が接続されており、吸気管17にはエアクリーナ18が接続されている。吸気系を構成する吸気管17の途中にはスロットル弁19が配設されている。スロットル弁19は、吸気管17に吸入される空気流量を調整するためのものである。吸気管17を流れる空気は、インテークマニホールド16を経由して複数の燃焼室11へ送られ、燃料噴射ノズル13から各燃焼室11内へ噴射された燃料が燃焼される。
シリンダヘッド12にはインテークマニホールド16が接続されている。吸気系を構成するインテークマニホールド16には吸気管17が接続されており、吸気管17にはエアクリーナ18が接続されている。吸気系を構成する吸気管17の途中にはスロットル弁19が配設されている。スロットル弁19は、吸気管17に吸入される空気流量を調整するためのものである。吸気管17を流れる空気は、インテークマニホールド16を経由して複数の燃焼室11へ送られ、燃料噴射ノズル13から各燃焼室11内へ噴射された燃料が燃焼される。
シリンダヘッド12にはエキゾーストマニホールド20が接続されており、エキゾーストマニホールド20には第1排気管21Aが接続されている。燃焼室11から排出された排気ガスは、エキゾーストマニホールド20及び第1排気管21Aへ送られる。第1排気管21Aにはボルテックスチューブ22が接続されている。
図1(b)に示すように、ボルテックスチューブ22は、包囲筒23と、包囲筒23の基端部の外周に形成されたノズル部24と、包囲筒23の末端部の外周に形成された室形成フランジ部25と、包囲筒23の末端面に連結されたバルブハウジング26と、包囲筒23内に収容された網状筒としての分離筒27とを備えている。分離筒27の全周にはメッシュ孔271が散在されている。第1排気管21Aは、ノズル部24に接続されている。バルブハウジング26内の取り出し通路261には弁体28が収容されている。弁体28は、取り出し通路261の通路方向に移動されて取り出し通路261の通路断面積を変える。
包囲筒23の基端部の内部には第1旋回室29及び取り出し口30が形成されており、取り出し口30は、第1旋回室29に連通されている。ノズル部24内には噴射通路241が形成されている。噴射通路241は、第1旋回室29に連通されている。
バルブハウジング26と第1旋回室29との間の包囲筒23の内部には分離室31が形成されている。分離筒27は、分離室31を内側の第2旋回室32と外側の捕集室33とに区画する。分離筒27と包囲筒23との間の隙間となる捕集室33は、分離筒27の壁面を貫通する取り出し孔としてのメッシュ孔271を介して第2旋回室32に連通している。第2旋回室32は、第1旋回室29及び取り出し通路261に連通しており、取り出し通路261は、第2旋回室32を介して第1旋回室29に連通している。取り出し通路261には第2排気管21Bが接続されている。
図1(c)に示すように、室形成フランジ部25内には集合室251が形成されており、室形成フランジ部25の外周の下部には排出口252が形成されている。集合室251は、第2旋回室32に連通されており、排出口252は、集合室251に連通されている。排出口252は、包囲筒23の末端側にある。
図1(b)に示すように、取り出し口30には供給パイプ34が接続されている。図1(a)に示すように、供給パイプ34は、インテークマニホールド16に接続されており、取り出し口30は、供給パイプ34を介してインテークマニホールド16に連通されている。
図1(b)に示すように、排出口252には排出管35が接続されている。図1(a)に示すように、排出管35は、吸気管17に接続されており、排出口252は、排出管35を介してスロットル弁19より下流の吸気管17に連通されている。排出口252及び排出管35は、スロットル弁19より下流の吸気管17の直上にある。
ディーゼルエンジン10が運転開始されると、燃焼室11から排気ガスが第1排気管21Aを経由して噴射通路241へ流入し、噴射通路241へ流入した排気ガスは、噴射通路241から第1旋回室29へ噴射される。第1旋回室29へ噴射された排気ガスは、第1旋回室29内及び第2旋回室32内で、図1(b)に矢印Rで示す方向に旋回する高温ガス流と、矢印Qで示す方向に旋回する低温ガス流とに分離される。第1旋回室29及び第2旋回室32は、ボルテックスチューブ22内のガス旋回領域を構成する。
矢印Rで示す方向に旋回する高温ガスは、取り出し通路261及び第2排気管21Bを経由して大気へ放出される。第1排気管21A及び第2排気管21Bは、排気ガスの流路を構成する。
矢印Qで示す方向に旋回する低温ガスは、取り出し口30及び供給パイプ34を経由してインテークマニホールド16内へ流入する。インテークマニホールド16内へ流入した低温ガスは、燃焼室11内の温度を低減してNOxの発生を抑制する。
第2旋回室32内で旋回する排気ガス中に含まれるパティキュレート・マターは、排気ガスの旋回に伴う遠心作用によって、排気ガスから分離されて分離筒27のメッシュ孔271を通って捕集室33へ流出する。捕集室33へ流出したパティキュレート・マターは、包囲筒23の基端側から末端側へ移動して集合室251に集合すると共に、排出口252から排出管35へ排出される。排出管35へ排出されたパティキュレート・マターは、吸気管17内へ流出する。吸気管17内へ流出したパティキュレート・マターは、吸気管17内を流れる空気と共に燃焼室11内へ送り込まれ、燃焼室11内へ送り込まれたパティキュレート・マターは、燃料噴射ノズル13から噴射された燃料と共に燃焼室11内で燃焼される。
分離筒27及びメッシュ孔271は、排気ガス中のパティキュレート・マターを分離する分離手段を構成する。
第1の実施形態では以下の効果が得られる。
第1の実施形態では以下の効果が得られる。
(1)排気ガスが第1旋回室29及び第2旋回室32で旋回すると、排気ガスが高温ガスと低温ガスとに分離されると共に、排気ガス中のパティキュレート・マターが排気ガスから分離されてメッシュ孔271から取り出される。吸気管17へ送られる排気ガスの低温化及び排気ガス中のパティキュレート・マターの分離を行えるボルテックスチューブ22は、排気ガス処理装置の大型化の回避に寄与する。
(2)第2旋回室32内の排気ガスがメッシュ孔271を経由して捕集室33へ洩れた場合、この洩れガスは、吸気管17を経由して燃焼室11へ流入する。第2旋回室32からメッシュ孔271を経由して洩れる排気ガスは、高温ガスであるので、この洩れ量が多いと、燃焼室11の低温化が妨げられる。
メッシュ孔271の大きさ(メッシュサイズ)を適宜選択すれば、第2旋回室32から捕集室33への排気ガスの洩れを抑制しつつパティキュレート・マターの取り出しを良好に行なうことができる。
(3)排気ガス中のパティキュレート・マターは、分離筒27の全周に散在させたメッシュ孔271から捕集室33へと取り出される。分離筒27の全周にメッシュ孔271を散在させた構成は、旋回する排気ガス中からパティキュレート・マターを効率良く取り出す上で、好適な構成である。
(4)低温ガスの旋回流の外側で旋回する高温ガスは、包囲筒23の基端側から末端側へ移動するため、捕集室33内のパティキュレート・マターは、包囲筒23の基端側から末端側へ移動して集合室251へ集合する。包囲筒23の末端側に排出口252を設けた構成では、捕集室33内のパティキュレート・マターが排出口252に向けて移動するので、排気ガスから分離されたパティキュレート・マターを排出口252から円滑に排出し易い。
(5)室形成フランジ部25の下部に排出口252を設けた構成では、集合室251内のパティキュレート・マターが排出口252から排出管35内へ落下する。室形成フランジ部25の下部に排出口252を設けた構成は、捕集室33に分離されたパティキュレート・マターをボルテックスチューブ22外へ円滑に排出する上で、好ましい構成である。
(6)スロットル弁19より下流の吸気管17の直上に排出口252及び排出管35を設けた構成では、集合室251内のパティキュレート・マターが排出口252及び排出管35から吸気管17内へ落下する。吸気管17の直上に排出口252及び排出管35を設けた構成は、ボルテックスチューブ22内から吸気管17へのパティキュレート・マターの排出を円滑に行なう上で、好ましい構成である。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
○図2に示すように、排出管35を供給パイプ34に接続してもよい。このようにすれば、ボルテックスチューブ22で分離されたパティキュレート・マターが供給パイプ34を経由して低温ガスと共にインテークマニホールド16へ送られる。
○図2に示すように、排出管35を供給パイプ34に接続してもよい。このようにすれば、ボルテックスチューブ22で分離されたパティキュレート・マターが供給パイプ34を経由して低温ガスと共にインテークマニホールド16へ送られる。
○図3に示すように、内周に螺旋溝361を設け、分離筒36の末端側の外周に環状の溝362を設けた分離筒36を包囲筒23内に収容したボルテックスチューブ22Aを構成してもよい。溝362は、取り出し孔364を介して螺旋溝361に連通している。又、溝362は、集合室251に連通している。螺旋溝361の螺旋方向は、ボルテックスチューブ22A内のガスの旋回方向と同じである。分離筒36内のガス旋回領域363で分離したパティキュレート・マターは、螺旋溝361内を通って溝362から集合室251へと取り出される。分離筒36及び螺旋溝361は、ガス中のパティキュレート・マターを分離する分離手段を構成する。
○図3に示すように、供給パイプ34を排出管35に接続してもよい。このようにすれば、低温ガスが排出管35を経由してパティキュレート・マターと共に吸気管17へ送られる。
○第1の実施形態において、供給パイプ34を吸気管17に接続してもよい。
○第1の実施形態において、排出管35をインテークマニホールド16に接続してもよい。
○第1の実施形態において、排出管35をインテークマニホールド16に接続してもよい。
○第1の実施形態において、分離筒27の全周のうち一部(例えば半周)にのみメッシュ孔271を設けてもよい。
○第1の実施形態において、分離筒27の全長のうち一部(例えば半分)にのみメッシュ孔271を設けてもよい。
○第1の実施形態において、分離筒27の全長のうち一部(例えば半分)にのみメッシュ孔271を設けてもよい。
○第1の実施形態において、分離筒27にメッシュ孔271を設ける代わりに、分離筒27の長さ方向に延びるスリットを設けてもよい。取り出し孔としてのスリットは、1本でもよいし、複数本でもよい。
○本発明をガソリンエンジンに適用してもよい。
前記した実施形態から把握できる技術思想を以下にその効果と共に記載する。
〔1〕前記隙間は、前記包囲筒に設けられた排出口に連通されており、前記排出口は、前記包囲筒の末端側にある請求項3に記載のボルテックスチューブ。
前記した実施形態から把握できる技術思想を以下にその効果と共に記載する。
〔1〕前記隙間は、前記包囲筒に設けられた排出口に連通されており、前記排出口は、前記包囲筒の末端側にある請求項3に記載のボルテックスチューブ。
排気ガスから分離されたパティキュレート・マターを排出口から円滑に排出し易い。
10…内燃機関としてのディーゼルエンジン。16…吸気系を構成するインテークマニホールド。17…吸気系を構成する吸気管。21A…排気ガスの流路を構成する第1排気管。21B…排気ガスの流路を構成する第2排気管。22,22A…ボルテックスチューブ。23…包囲筒。27…分離手段を構成する網状筒としての分離筒。271…取り出し孔としてのメッシュ孔。29…ガス旋回領域を構成する第1旋回室。31…分離室。32…ガス旋回領域を構成する第2旋回室。33…隙間としての捕集室。34…供給経路としての供給パイプ。36…分離手段を構成する分離筒。363…ガス旋回領域。364…取り出し孔。
Claims (4)
- ガスを高温ガスと低温ガスとに分離するボルテックスチューブにおいて、
前記ボルテックスチューブは、前記ボルテックスチューブ内のガス旋回領域を形成する分離筒を備え、前記分離筒には前記分離筒の壁面を貫通する取り出し孔が形成されているボルテックスチューブ。 - 前記分離筒は、網状筒である請求項1に記載のボルテックスチューブ。
- 前記分離筒は、包囲筒内に収納されており、前記分離筒と前記包囲筒との間には隙間が全周にわたって設けられており、前記取り出し孔は、前記分離筒の全周にわたって散在している請求項1または請求項2のいずれか1項に記載のボルテックスチューブ。
- 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のボルテックスチューブが内燃機関の排気ガスの流路上に設けられており、前記分離筒内に導入された排気ガス中のパティキュレート・マターが前記分離筒に形成された取り出し孔を通り分離筒の外部へ排出される内燃機関における排気ガス処理装置。
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2008
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