JP2010013901A - 壁面作業装置、壁面作業装置の昇降方法 - Google Patents
壁面作業装置、壁面作業装置の昇降方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】壁面作業装置10は、一対のガイドレール22と、これらガイドレール22に夫々取り付けられ、バルコニー2の縁を把持可能な上方及び下方の把持装置21とを含んで構成される昇降機構20と、昇降機構20のガイドレール22に取り付けられた水平移動機構40と、水平移動機構に取り付けられた多関節マニピュレータ50と、多関節マニピュレータ50により姿勢及び位置を制御可能な作業装置60とを備える。昇降装置20は、常時、3つ以上の把持装置21がバルコニー2を把持した状態で上昇する。
【選択図】図1
Description
また、ゴンドラ上で作業員が作業を行う場合には、プライバシー等の観点から作業時間が制限されるという問題がある。
また、前記作業装置は、前記壁面を点検するための点検装置であってもよく、前記壁面を補修するための補修装置であってもよい。
また、前記昇降機構及び前記作業装置は、操作端末により有線又は無線により制御可能であってもよい。
内部把持機構24は、ガイドレール22のガイド溝22Bに沿って上下方向に案内される摺動部材28と、摺動部材28に取り付けられた機構本体27と、機構本体27に取り付けられた把持部26と、摺動部材28の上端に端部が固定されたワイヤ29Aを巻き取り可能な巻取装置29と、機構本体27に取り付けられたモータ(不図示)により回転可能なピニオン31とにより構成される。
ここでは、図8AのSTEP1に示すように、壁面作業装置10が、下方の把持装置21B、21DによりN階のバルコニー2の縁を把持するとともに、上方の把持装置21A、21CによりN+1階のバルコニー2の縁を把持することにより取り付けられ、また、水平移動機構40がN階の上方の高さに位置する状態から説明を開始する。
次に、図8AのSTEP7に示すように、右上の把持装置21Cをガイドレール22に沿ってN+2階のバルコニー2の高さまで上昇させる。そして、図8AのSTEP8に示すように、右上の把持装置21CによりN+2階のバルコニー2の縁を把持する。
次に、図8BのSTEP10に示すように、N階のバルコニー2の縁を把持する、図2(B)において、左側のガイドレール22Lに取り付けられた下方の把持装置21B(以下、左下の把持装置という)を解除する。
次に、図8BのSTEP14に示すように、右下の把持装置21Dをガイドレール22に沿ってN+1階のバルコニーの高さまで上昇させる。そして、図8BのSTEP15に示すように、右下の把持装置21DによりN+1階のバルコニー2の縁を把持する。
なお、壁面作業装置10を壁面に沿って下降させる場合には、上記説明した壁面作業装置10を上昇させる工程を逆の順序で行えばよい。
2 バルコニー 3 外壁
10 壁面作業装置 20 昇降機構
21、21A、21B、21C、21D 把持装置
22、22L、22R ガイドレール
23 水平部材 24 内部把持機構
25 外部把持機構 26 把持部
27 機構本体 28 摺動部材
29 巻取装置 29A ワイヤ
30、31、34 ピニオン 32 把持部
33 ローラー 35 機構本隊
40 水平移動機構 41 水平フレーム
42 昇降装置 43 ガイドレール
44 台座部材 45 ピニオン
46 ローラー 50 多関節マニピュレータ
60 作業装置 70 操作端末
80 制御部
Claims (10)
- 表面から突出する凸部を有する壁面の点検又は補修を行う壁面作業装置であって、
前記凸部を把持しながら前記壁面に沿って昇降する昇降機構と、
前記昇降機構とともに昇降可能な、前記壁面の点検又は補修を行うための作業装置と、を備えることを特徴とする壁面作業装置。 - 請求項1記載の壁面作業装置であって、
前記昇降機構は、
略鉛直方向に延びる鉛直ガイド部材と、
前記鉛直ガイド部材に沿って、当該鉛直ガイド部材に対して相対的に昇降可能であるとともに、前記凸部を把持可能な上方及び下方の把持装置とにより構成されたことを特徴とする壁面作業装置。 - 請求項2記載の壁面作業装置であって、
前記凸部は前記建物のバルコニー又は手摺であって、
前記上方及び下方の把持装置は、夫々、先端に屈曲した屈曲部が形成され、前記鉛直ガイド部材に沿った状態と、前記鉛直ガイド部材から略水平に前記建物に向かって突出した状態との間で回動可能であるとともに、略水平に回動させた状態において前記建物に向かって進退可能な第1の把持部材と、前記建物に向かって略水平に進退可能な第2の把持部材とからなり、
前記第1の把持部材を、前記屈曲部が前記バルコニー又は手摺の前記建物側に位置するように略水平となるまで回動させ、前記屈曲部が前記バルコニー又は手摺の前記建物の内部側に当接するまで前記建物に対して退行させ、
前記第2の把持部材を、その先端が前記前記バルコニー又は手摺の外部側に当接するまで前記建物に向かって進出させることで、
これら前記第1及び前記第2の把持部材により前記バルコニー又は手摺を挟み込むことにより把持することを特徴とする壁面作業装置。 - 請求項1から3のうち何れか1項に記載の壁面作業装置であって、
前記作業装置は、前記昇降機構に対して水平方向に移動可能な水平移動機構を介して、前記昇降機構に取り付けられており、前記水平移動機構により水平方向に移動可能であることを特徴とする壁面作業装置。 - 請求項4記載の壁面作業装置であって、
前記水平移動機構は、前記昇降機構に水平方向に延びるように取り付けられた水平ガイド部材と、前記水平ガイド部材に沿って移動可能な台座部と、により構成されることを特徴とする壁面作業装置。 - 請求項1から5のうち何れか1項に記載の壁面作業装置であって、
前記作業装置は、当該作業装置の位置及び姿勢を制御可能な多関節マニピュレータを介して前記昇降機構に取り付けられていることを特徴とする壁面作業装置。 - 請求項1から6のうち何れか1項に記載の壁面作業装置であって、
前記作業装置は、前記壁面を点検するための点検装置であることを特徴とする壁面作業装置。 - 請求項1から7のうち何れか1項に記載の壁面作業装置であって、
前記作業装置は、前記壁面を補修するための補修装置であることを特徴とする壁面作業装置。 - 請求項1から8のうち何れか1項に記載の壁面作業装置であって、
前記昇降機構及び前記作業装置は、操作端末により有線又は無線により制御可能であることを特徴とする壁面作業装置。 - 表面から突出する凸部を有する壁面の点検又は補修を行う壁面作業装置の昇降方法であって、
前記壁面作業装置は、略鉛直方向に延びる鉛直ガイド部材、及び前記鉛直ガイド部材に沿って、当該鉛直ガイド部材に対して相対的に昇降可能であるとともに、前記凸部を把持可能な上方及び下方の把持装置からなる昇降機構と、前記昇降機構とともに昇降可能な、前記壁面の点検又は補修を行うための作業装置と、を備えてなり、
前記下方の把持装置により前記凸部を把持した状態で、前記鉛直ガイド部材に対して当該鉛直ガイド部材に沿って前記上方の把持部を上昇又は下降させるステップと、
前記上方の把持装置により前記凸部を把持した状態で、前記鉛直ガイド部材に対して当該鉛直ガイド部材に沿って前記下方の把持部を上昇又は下降させるステップと、
前記上方及び下方の把持装置により前記凸部を把持した状態で、前記鉛直ガイド部材を前記上方及び下方の把持装置を上昇又は下降させるステップと、を繰り返すことにより前記壁面に沿って昇降することを特徴とする壁面作業装置の昇降方法。
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