JP2010012453A

JP2010012453A - 静電気クリーナー用除埃器

Info

Publication number: JP2010012453A
Application number: JP2008198845A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Minoura; 淳箕浦
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2008-07-03
Filing date: 2008-07-03
Publication date: 2010-01-21

Abstract

【課題】スティック型掃除機のような吸込具の吸い込み口が下を向いて床や台と接するようにして立てて置くタイプの掃除機でも、埃・ゴミ吸引用掃除機として使える静電気クリーナー用除埃器を提供する。
【解決手段】本発明の静電気クリーナー用除埃器は、静電気クリーナーを入れるための開口部（１）を持つ箱（２）と、前記箱の下部に取り付けられ、上面に開口した掃除機用吸い込み口（３）を持ち、その上に掃除機吸込具を設置でき、掃除機のスタンドとしても使える台（４）と、掃除機用吸い込み口の周辺部に置かれた柔軟性をもつ樹脂やゴムよりなるシール材（５）より構成される。箱（２）と台（４）と掃除機用吸い込み口（３）は仕切り板（６）で作られた通風路（７）により空間的に繋がっており、またスライド式掃除機用吸い込み口により掃除機用吸い込み口の位置を変えることができることを特徴とする。
【選択図】図１

Description

本発明は掃除機により箱の外部より空気を吸い込み、その空気の流れの中で静電気クリーナーを振り動かし埃・ゴミなどを振り落とすことにより、静電気クリーナーが吸着した埃・ゴミなどを周りに飛散させることなく、空気の流れに埃・ゴミなどをのせて掃除機により吸引・除去することができることを特徴とする静電気クリーナー用除埃器に関するものである。

本発明は静電気クリーナー用除埃器に関するものであり、振り落された埃・ゴミなどを吸い込むための掃除機において、従来の掃除機は本体に対して横向きにホースや吸込用ノズルなどが付いていたが、別タイプの掃除機として縦型のスティック型掃除機があり、この掃除機は吸込具を下向きにして本体を立てて使用したり、保管したりする。

通常の掃除機は本体に対して横向きに吸込用ホースやノズルが付いており、そのまま除埃器の掃除機取り付け用パイプに接続できるが、別タイプのスティック型掃除機は吸込具の吸い込み口が下を向いて床や台と接するようにして立てて置くため、そこにホース等を接続することが難しく、静電気クリーナー用除埃器にそのままでは接続できなかった。本発明は以上の欠点を解決し、スティック型掃除機でも除埃器用掃除機として使えるようにすることを目的とする。

本発明の静電気クリーナー用除埃器は、静電気クリーナーを入れるための開口部（１）を持つ箱（２）と、前記箱の下部に取り付けられ、上面に開口した掃除機用吸い込み口（３）を持ち、その上に掃除機吸込具を設置でき、掃除機のスタンドとしても使える台（４）と、掃除機用吸い込み口の周辺部に置かれた柔軟性をもつ樹脂やゴムよりなるシール材（５）より構成される。

前記箱と前記台と前記掃除機用吸い込み口は仕切り板（６）で作られた通風路（７）により空間的に繋がっており、前期箱内で静電気クリーナーより振り落とされた埃・ゴミなどは、通風路を通って掃除機に吸引される。

前記掃除機用吸い込み口の周辺部には、前記台と掃除機吸込具とが密着し空気の漏れが無いようにするための、柔軟性をもつ樹脂やゴムよりなるシール材（５）が設置されている。

様々な掃除機吸込具の吸い込み口の位置に合わせることができるように、掃除機用吸込み口の位置を変えることができるスライド式掃除機用吸い込み口が設置されても良い。

本発明の静電気クリーナー用除埃器を使うことにより、スティック型掃除機を静電気クリーナー用除埃器の台の上に置くだけで除埃器と接続することができ、スティック型掃除機を使って、通常屋外で行なわれていた静電気クリーナーを振って埃・ゴミなどを振り落とす作業が、室内の掃除をしている手元で、手軽に行なえるようになる。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
図１は本発明の透視斜視図である。静電気クリーナーを入れるための開口部（１）を持つ箱（２）と、箱の下部に取り付けられ、上面に開口した掃除機用吸い込み口（３）の上に掃除機吸込具を設置でき、掃除機のスタンドとしても使え、少なくとも通風路の部分が中空の台（４）と、掃除機用吸い込み口の周辺部に置かれた柔軟性をもつ樹脂やゴムよりなるシール材（５）より構成される。

図２は本発明を上から見た図であり、シール材が台の上面全体に置かれているが、台と掃除機吸込具の間で空気が漏れなければ、部分的に置くだけでも良い。

図３に示される実施例では、スティック型掃除機が台の上に設置されており、置くだけで掃除機用吸い込み口（３）と掃除機吸込具が接続される。

図４および図５に示される実施例では、仕切り板による通風路の例が示され、また掃除機用吸い込み口（３）と掃除機吸込具の接続の様子が示されている。

図６は図４および図５を正面から見た図であり、仕切り板が横一面に設けられているが、空気の通る通風路の形によっては、部分的に設けられても良い。

図７に示される実施例では、スライド式掃除機用吸い込み口の一例が示してあり、スライドして吸い込み口の位置を変えることができれば、その形は矩形でなくても良く、スライド式掃除機用吸い込み口の下には通風路が設けられている。

図８は、図７を横から見た図であり、台は全体が中空でなくても良く、通風路の部分のみ中空であっても良い。

図９に示される実施例では、本発明においてスティック型掃除機だけではなく、従来型掃除機でも吸込具を立てて保管するタイプであれば、同様に使えることを示す。

掃除機の電源としては、家庭用１００Ｖ、あるいは充電可能な２次電池あるいは乾電池からとる方法がある。

本発明は以上のような構造であり、使い方は掃除機吸込具の吸い込み口を前記掃除機用吸い込み口（３）の上に置くように設置し、掃除機のスイッチをＯＮの吸引排気状態にしておき、埃・ゴミなど吸着した静電気クリーナーを開口部から箱内に入れ、振り動かして埃・ゴミなどを振り落とすことにより、離脱した埃・ゴミなどを掃除機により吸引することができる。

なお、本発明は上述の実施の形態の一例に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば種々の変更は可能である。

本発明の透視斜視図本発明の平面図本発明の掃除機設置時の透視斜視図本発明の掃除機設置時の透視側面図本発明の掃除機設置時の別形態の透視側面図本発明の掃除機設置時の正面図スライド式掃除機用吸い込み口の平面図スライド式掃除機用吸い込み口の透視側面図本発明の別形態の透視側面図

符号の説明

１開口部
２箱
３掃除機用吸い込み口
４台
５シール材
６仕切り板
７通風路
８スライド式掃除機用吸い込み口

Claims

静電気クリーナーを入れるための開口部（１）を持った箱（２）と、前記箱の下部に取り付けられ、上面に開口した掃除機用吸い込み口（３）を持った、掃除機の吸込具を設置でき、掃除機のスタンドとして使える台（４）より構成される静電気クリーナー用除埃器。
箱（２）と台（４）と掃除機用吸い込み口（３）は仕切り板（６）で作られた通風路（７）により空間的に繋がっている請求項１記載の静電気クリーナー用除埃器。
掃除機用吸い込み口（３）の外側周辺部には、掃除機吸込具と密着させ空気の漏れが無いようにするための、柔軟性をもつシール材（５）が設置されている請求項１記載の静電気クリーナー用除埃器。
様々な掃除機吸込具の吸い込み口の位置に合わせることができるように、掃除機用吸い込み口（３）の位置を変えることができるスライド式掃除機用吸い込み口（８）をもつ請求項１記載の静電気クリーナー用除埃器。