JP2010011307A - カメラ情報表示装置及びカメラ情報表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ズーム倍率に応じたカメラの視野範囲を直観的に且つ具体的に把握させる。
【解決手段】ネットワークカメラの設置場所に相当する上の平面見取図上の位置に、当該カメラの撮像方向とカメラ本体図形が示す撮像方向とを略一致させてカメラアイコン410a−410dを配置したマップ表示部401を表示し、ネットワークカメラの最大撮影角度を中心角にし、一定の径長を半径にした扇形状の最大撮影角図形SCと、ネットワークカメラのズーム倍率に応じて決定される現在撮影視野角を中心角にし、ズーム倍率に応じて異なる径長を半径にした扇形状の現在視野角図形ZSとを、平面見取図を透視可能なようにして、カメラアイコンに組み合わせて表示するようにした。
【選択図】図4

Description

本発明は、カメラ情報表示装置及びカメラ情報表示方法に係り、特にカメラの撮像範囲を分かりやすく表示させるためのカメラ情報表示装置及びカメラ情報表示方法に関する。
映像監視分野において、監視場所付近に設置された1台又は複数台の監視カメラを遠隔地に設置された監視制御装置から遠隔操作し、この監視制御装置が所望の撮像範囲(視野範囲)の監視映像を取得して、表示装置に表示したり記録装置に記録したりする映像監視システムが知られている。このような従来の映像監視システムにおいて、監視場所を表した平面見取図上のカメラの設置位置に、パン回転可能なカメラの撮像方向を示すカメラ本体図形と、最大パン角度を示す扇形状の最大パン角図形と、現在の撮像範囲を示す扇形状の現在視野角図形とを一体的に組み合わせて表示するカメラ情報表示装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
この特許文献1に開示されたカメラ情報表示装置によれば、カメラの向き、現在の視野範囲、及び最大パン範囲等を視覚的に分かりやすく表示させることができるため、カメラの性能及び現在の撮像状態を直感的に把握することができる。
特開2003−78805号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたカメラ情報表示装置では、現在視野角図形は、カメラ本体図形に近接して且つ見取図全体に比べて小さく表示されるものであり、見取図上どの範囲までが被写体として映るかを具体的に把握しづらい。特に、より遠くの場所を大きな被写体としてとらえるためにカメラをズームアップした場合、そのズーム倍率の上昇に伴い現在視野角図形をなす扇形状の中心角が狭くなるため、撮像範囲を具体的に把握することがより一層困難になる。
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、見取図におけるカメラの現在の撮影視野を、より直観的に且つ具体的に把握させることのできるカメラ情報表示装置及びカメラ情報表示方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下[1]−[4]の手段を提供するものである。
[1] ズーム動作可能なカメラ(101a−101d)の設置場所に相当する地図上の位置に、前記カメラ(101a−101d)の撮像方向とカメラ本体図形(410a−410d)が示す撮像方向とを略一致させて前記カメラ本体図形(410a−410d)を配置した地図データ(401)を表示させる地図表示手段(302,305)と、
前記カメラ(101a−101d)の最大撮影角度を中心角にし、一定の径長(r1)を半径(R)にした扇形状の最大撮影角図形(SC)と、前記カメラ(101a−101d)のズーム倍率(n)に応じて決定される撮影視野角を中心角にし、前記ズーム倍率(n)に応じて異なる径長(r2)を半径(ZR)にした扇形状の現在視野角図形(ZS)とを、前記地図データ(401)を透視可能なようにして、前記カメラ本体図形(410a−410d)に付随させて表示させる視野角図形表示手段(302,305)と、
を備えたことを特徴とするカメラ情報表示装置(102)。
[2] 前記カメラ本体図形(410a−410d)はアイコンであり、操作入力に従って前記カメラ本体図形(410a−410d)が選択された場合に、前記カメラ本体図形(410a−410d)に対応する前記カメラ(101a−101d)からの出力映像を表示させる映像表示手段(302,305)を、
更に備えたことを特徴とする上記[1]記載のカメラ情報表示装置(102)。
[3] ズーム動作可能なカメラ(101a−101d)の設置場所に相当する地図上の位置に、前記カメラ(101a−101d)の撮像方向とカメラ本体図形(410a−410d)が示す撮像方向とを略一致させて前記カメラ本体図形(410a−410d)を配置した地図データ(401)を表示する地図表示ステップと、
前記カメラ(101a−101d)の最大撮影角度を中心角にし、一定の径長(r1)を半径(R)にした扇形状の最大撮影角図形(SC)と、前記カメラ(101a−101d)のズーム倍率(n)に応じて決定される撮影視野角を中心角にし、前記ズーム倍率(n)に応じて異なる径長(r2)を半径(ZR)にした扇形状の現在視野角図形(ZS)とを、前記地図データ(401)を透視可能なようにして、前記カメラ本体図形(410a−410d)に付随させて表示する視野角図形表示ステップ(S604)と、
を有したことを特徴とするカメラ情報表示方法。
[4] 前記カメラ本体図形(410a−410d)はアイコンであり、操作入力に従って前記カメラ本体図形(410a−410d)が選択された場合に、前記カメラ本体図形(410a−410d)に対応する前記カメラ(101a−101d)からの出力映像を表示する映像表示ステップ(S802)を、
更に有したことを特徴とする上記[3]記載のカメラ情報表示方法。
本発明によれば、地図上におけるカメラの撮影視野を、より直観的に且つ具体的に把握させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1に、本発明の実施形態であるカメラ情報表示装置が適用された映像監視システムの概略構成図を示す。同図において、映像監視システム1は、ネットワークカメラ101a−101d(以下、これらを総称したり、これらのうちいずれか一つを指したりする場合に、ネットワークカメラ101ということもある。)と、監視制御装置102と、映像記録装置103とがネットワーク104を介してそれぞれ接続されると共に、監視制御装置102に表示装置105が接続されて構成されている。
ネットワークカメラ101は、外部制御によってズーム動作可能なビデオカメラであり、撮影して得られた映像信号をJPEG方式やMPEG4方式等のデータ圧縮処理によって符号化画像データに変換し、さらにTCP/IP規格やUDP規格等に基づくIPパケットに変換して、監視制御装置102又は映像記録装置103に対して送出する機能を有する。また、ネットワークカメラ101は、監視制御装置102から供給された各種制御コマンドに基づき、当該ネットワークカメラの撮影開始動作や撮影停止動作等の撮影制御動作、1フレーム当たりのデータ圧縮率の設定や圧縮フレームレートの設定等の圧縮制御動作、ズーム値の設定等のズーム制御動作等を行う。
監視制御装置102は、映像監視システム1全体を制御するための制御端末である。監視制御装置102は、自装置に格納した制御プログラムを、内蔵するCPU等の制御部により処理実行することにより、操作のためのGUI画面を表示装置105に表示させ、操作者によるマウス等のポインティング・デバイス(不図示)による操作に従って、ネットワークカメラ101や映像記録装置103を制御する。
映像記録装置103は、監視制御装置102の制御により、ネットワークカメラ101から送出されたIPパケット化された符号化画像データを受信し、この受信データから符号化画像データを取り出してHDD等の記録部(不図示)に記録するものである。ネットワーク104は、TCP/IP規格やUDP規格に基づいてIPパケットを伝送することのできるインターネットやLAN等の電気通信回線である。もちろん、このネットワーク104は有線/無線を問わない。そして、表示装置105は、監視制御装置102から出力された操作用のGUI画面や監視映像を表示するための表示機器である。
なお、監視制御装置102と映像記録装置103と表示装置105とは、これらのうちいずれか2つの装置が一体的に構成されていてもよく、また3つの装置すべてが一体的に構成されていてもよい。
図2に、ネットワークカメラ101a−101dが設置された監視場所を横の一方向から見通したときの概略の外観図を示す。本実施形態において、映像監視システム1は、事務所の天井部にネットワークカメラ101a−101dを設置して事務所内を撮影するようにしたものであり、同図に示すように、ネットワークカメラ101a−101dは、事務所ORに配置された事務机DKや設置された出入口DRを撮影可能なように、天井面との所定の角度をもって天井部に設置されている。なお、同図においては、ネットワークカメラ101以外の装置、及びネットワーク104の布線の図示を省略している。
次に、図3に、監視制御装置102の概略ブロック構成図を示す。同図において、監視制御装置102は、ネットワーク・インタフェース(I/F)部301と、制御部302と、メモリ部303と、操作入力部304と、表示制御部305と、表示出力端子部306とを備えている。
ネットワークI/F部301は、ネットワーク104に接続するための物理的I/F部を有し、制御部302からネットワークカメラ101や映像記録装置103に対して発行される制御コマンドをTCP/IP規格に基づくIPパケットに変換したり、ネットワークカメラ101から供給されたIPパケットを受信して符号化画像データを抽出したりする処理を行う。
制御部302は、メモリ303に記憶された制御プログラムを読み出して実行するCPUを含むものであり、操作入力部304から供給された操作指示信号に基づいて、監視制御装置102を制御したり、ネットワークカメラ101や映像記録装置103を制御するための制御コマンドを生成したりする処理を行う。また、制御部302は、ネットワークI/F部301から供給された符号化画像データを復号し、その復号画像データを表示制御部305に供給する処理を行う。
メモリ303は、制御プログラムやGUI画面を構成するGUIパーツ等の画像データを予め記憶させるためのROMや、制御プログラムの実行時に発生する一時データや符号化画像データを一時的に記憶するためのRAMを有している。
操作入力部304は、操作者により操作されるポインティング・デバイスを含み、このポインティング・デバイスから出力される操作指示信号を制御部302に供給するものである。
表示制御部305は、GUI操作部と、制御部302により復号された復号画像データとを組み合わせたり、切り替えたりして表示させるための画像メモリ(不図示)を有しており、この画像メモリに展開されたデータをアナログ映像信号に変換して表示出力端子部306に出力する。表示出力端子部306は、映像信号ケーブルを介して表示装置105に接続される。
図4に、監視制御装置102によって表示装置105に表示されるGUI画面の例を模式的に示す。同図において、GUI画面4には、マップ表示部401と、映像表示部402と、ズーム操作部403と、カメラアイコン・スイッチ部404と、透明度操作部405と、映像記録スイッチ部406とが含まれている。
マップ表示部401は、図2に示した事務所ORを上空部側から俯瞰して表される平面見取図(地図)上に、事務所ORに設置されているネットワークカメラ101a−101dそれぞれに相当するカメラアイコン410a−410d(以下、これらを総称したり、これらのうちいずれか一つを指したりする場合に、カメラアイコン410ということもある。)を、平面見取図においてそれぞれ対応する位置に設けて表示する表示部である。カメラアイコン410は、平面見取図におけるカメラ本体図形である当該カメラアイコンの指し示す撮像方向が、ネットワークカメラ101の撮像方向に略一致して表示されるように、その向きが設定されてメモリ部303に記憶されている。
制御部302は、操作入力部304からの操作指示信号に基づき、表示制御部305の画像メモリに展開されたGUI画面4の所定座標位置にカーソルCRを表示させる。そして、カーソルCRがカメラアイコン410a−410dのいずれかに重なったことを制御部302が座標計算により検知した場合に、制御部302は、カーソルCRが重ねられたカメラアイコン410に、このアイコンに対応するネットワークカメラ101の撮影範囲の最大角を示す最大撮影角図形SCと、現在のズーム設定に応じた撮影範囲を示す現在視野角図形ZSとを組み合わせて表示させる。このように、カーソルCRがカメラアイコン410に重ねられ、最大撮影角図形SC及び現在視野角図形ZSが表示された状態を、カメラアイコン410がカーソルCRによって「指定された状態」という。
最大撮影角図形SC及び現在視野角図形ZSは、両図形の一部分が重複して表示されることになるが、この重複している部分及び単独の部分のそれぞれは、互いに異なる色で表示される。
カーソルCRによってカメラアイコン410a−410dのうちいずれかが指定された状態で、操作入力部304のポインティング・デバイスによりクリック操作が行われると、その操作が行われたカメラアイコン410がカーソルCRによって「選択された状態」となる。このとき制御部302は、その選択されたカメラアイコン410に相当するネットワークカメラ101からの符号化画像データをネットワークI/F部301から取得して復号し、その復号画像データを映像表示部402に表示させる。すなわち、制御部302は、表示制御部305の画像メモリにおける映像表示部402に相当するメモリ領域に復号画像データを書き込む。
ズーム操作部403は、カーソルCRによってカメラアイコン410a−410dのうちいずれかが「選択」された状態である場合に、その選択されたカメラアイコン410に相当するネットワークカメラ101に設定されたズーム設定値を変更させるために用いられる操作部である。ズーム操作部403は、スライドバー形状のGUIパーツであり、スライドノブ403aがポインティング・デバイスのドラッグ操作により左側に動かされるとズームダウン、右側に動かされるとズームアップとなる。制御部302は、ズーム操作部403の操作に従ってズーム設定値を含む制御コマンドを生成し、対象となるネットワークカメラ101に送信するよう制御する。
カメラアイコン・スイッチ部404は、カーソルCRによってカメラアイコン410a−410dのうちいずれかが「選択」された状態において、その選択されたカメラアイコン410に、最大撮影角図形SC及び現在視野角図形ZSを表示させたり非表示にさせたりするためのGUIパーツである。本実施形態では、カメラアイコン410がカーソルCRによって選択されたときに、まずは最大撮影角図形SC及び現在視野角図形ZSを表示させるようにし、この状態で操作者によるカーソルCRの操作によりOFFボタン404bがクリックされると、現在表示されている最大撮影角図形SC及び現在視野角図形ZSを非表示に切り替える。次に、この状態からONボタン404aがクリックされると、非表示であった最大撮影角図形SC及び現在視野角図形ZSを表示させる。
透明度操作部405は、カーソルCRによってカメラアイコン410a−410dのうちいずれかが「選択」された状態である場合に、その選択されたカメラアイコン410に組み合わされて表示されている最大撮影角図形SC及び現在視野角図形ZSの透明度を変更させるために用いられる操作部である。透明度操作部405は、ズーム操作部403と同様にスライドバー形状のGUIパーツであり、スライドノブ405aがポインティング・デバイスのドラッグ操作により左側に動かされると最大撮影角図形SC及び現在視野角図形ZSの透明度の減少、右側に動かされると透明度の増加となる。すなわち、スライドノブ405aが左側に動かされるにつれて最大撮影角図形SC及び現在視野角図形ZSがよりはっきりと表示され、スライドノブ405aが右側に動かされるにつれて最大撮影角図形SC及び現在視野角図形ZSがより透けて表示される。制御部302は、透明度操作部405の操作に従って、最大撮影角図形SC及び現在視野角図形ZSと、背景である平面見取図との画素同士のミキシング処理を行う。
映像記録スイッチ部406は、カーソルCRによってカメラアイコン410a−410dのうちいずれかが「選択」された状態において、その選択されたカメラアイコン410に相当するネットワークカメラ101から出力されている符号化画像データの映像記録装置103への記録を開始させたり停止させたりするためのGUIパーツである。カーソルCRによって開始ボタン406aが選択されると、制御部302は、映像記録装置103に対して、現在選択されているカメラアイコン410に相当するネットワークカメラ101から出力されているIPパケット化された符号化画像データを取り込んで記録部に記録させるための制御コマンドをネットワークI/F部301から発行させるように制御する。そして、映像記録装置103の記録動作中に停止ボタン406bが選択されると、制御部302は、映像記録装置103に対して、記録動作を停止させるための制御コマンドを発行させるように制御する。
次に、図5に、カメラアイコン410と、それに組み合わされて表示される最大撮影角図形SC及び現在視野角図形ZSとを模式的に示し、本実施形態の特徴部分についての詳細を説明する。同図において、最大撮影角図形SCは、径長をr1とする半径Rの円における2本の半径Rと、それらの間にある円弧Lとに囲まれた図形であり、現在視野角図形ZSは、径長をr2とする半径ZRの円における2本の半径ZRと、それらの間にある円弧ZLとに囲まれた図形である。
ネットワークカメラ101のズームアップ機能は、より遠い場所を大きな被写体にしてとらえたい場合に使用されるが、ズームアップ動作に伴い視野角は狭くなるため、現在視野角図形ZSの中心角も狭くなることになる。よって、マップ表示部401の観測者(操作者)は、ズームアップに伴って現在視野角図形ZSの中心角が狭くなるため、およそどこまでが撮影範囲に入るのかを平面見取図上で直感的・具体的に把握し辛くなる。そこで、本実施形態では、ズームアップに伴って現在視野角図形ZSの半径ZRの径長r2を大きくすることによりその問題を解決させる。
具体的には、ネットワークカメラ101のズーム倍率nを1倍−36倍(1から36までの整数)とした場合、半径Rの径長r1と半径ZRの径長r2との関係を数1の関係式で表す。
Figure 2010011307
すなわち、ズーム倍率が1倍(n=1)であるときは、半径R及び半径ZRは同一の径長であり、ズームアップに伴って半径ZRの径長r2が長くなる。径長r1及び定数kの値は、ズーム倍率が36倍(n=36)である場合の径長r2がマップ表示部401内に表示可能な範囲で予め決定しておくことが望ましい。
なお、半径Rの径長r1と半径ZRの径長r2との関係は、数1の一次関数式に限らず二次関数式であってもよい。
次に、本実施形態の映像監視システム1について、操作者のカメラアイコン401の操作に従ったネットワークカメラ101及び監視制御装置102の主要な動作について図6−図8のフローチャートを併せ参照して説明する。
図6に、ポインティング・デバイスのカーソルCRによってカメラアイコン410が指定され、その後選択された場合の、監視制御装置102の動作を説明するためのフローチャートを示す。操作者によるポインティング・デバイスの操作により、カメラアイコン410a−410dのうちいずれかがカーソルCRによって「指定」されると(S601)、制御部302は、指定されたカメラアイコン410に相当するネットワークカメラ101に対して、現在設定されているズーム設定値の送信を要求するための制御コマンドをネットワークI/F部301から発行させる(S602)。ステップS602の処理によりズーム設定値の送信を要求されたネットワークカメラ101から現在のズーム設定値を知らせる応答があると、ネットワークI/F部301はこの応答を受信して制御部302にズーム設定値を引き渡す(S603)。
次に、制御部302は、ステップS603の処理において取得したズーム設定値と予め設定されている径長r1とを用いて数1により径長r2を算出する。そして、カーソルCRによって指定されたカメラアイコン410に相当するネットワークカメラ101の最大撮影角度を予め記憶しておいたメモリ303から読み出し、この角度を中心角とした径長r1の最大撮影角図形SCと、上記取得したズーム設定値により定まる角度を中心角とした径長r2の現在視野角図形ZSとを描画するように表示制御部305を制御する(S604)。
次に、操作者によるポインティング・デバイスの操作により、カーソルCRによって指定されているカメラアイコン410が「選択」された後(S605)、ズーム操作部403が操作されると、制御部302は、その操作に従って設定すべきズーム設定値を決定してこの値を含めた制御コマンドを生成し、選択されたカメラアイコン410に対応するネットワークカメラ101に対してその制御コマンドを送信する(S606)。このステップS606により設定すべきズーム設定値を含む制御コマンドを供給されたネットワークカメラ101からズーム設定値設定完了の応答コマンドが送信されると、ネットワークI/F部301はこれを受信して制御部302に応答コマンドを引き渡す(S607)。
次に、制御部302は、変更されたズーム設定値と径長r1とを用いて数1により径長r2を算出し、変更されたズーム設定値により定まる角度を中心角とした径長r2の現在視野角図形ZSを描画するように表示制御部305を制御する(S608)。
次に、図7(a),(b)に、ネットワークカメラ101の動作を説明するためのフローチャートを示す。図6のステップS602により、監視制御装置102から現在設定されているズーム設定値の送信を要求するための制御コマンドを受信すると(S701 Yes)、ネットワークカメラ101は現在のズーム設定値を取得し(S702)、そのズーム設定値を応答コマンドに含めて監視制御装置102に対して送信する(S703)。
また、図6のステップS606により、監視制御装置102から設定すべきズーム設定値が含められた制御コマンドを受信すると(S704)、ネットワークカメラ101は、受信した制御コマンドから設定すべきズーム設定値を取得して当該ネットワークカメラに設定し(S705)、設定完了を示す応答コマンドを監視制御装置102に対して送信する(S706)。
次に図8に、図6のステップS605によってカメラアイコン410がカーソルCRによって選択された場合の監視制御装置102の復号処理のフローチャートを示す。図6のステップS605において、操作者によるポインティング・デバイスの操作により、指定されているカメラアイコン410がカーソルCRによって「選択」されると、制御部302は、ネットワークI/F部301で受信しているIPパケット化された符号化画像データの中から、選択されたカメラアイコン410に相当するネットワークカメラ101からの符号化画像データを抽出して復号し(S801)、GUI画面4の映像表示部402に表示させる(S802)。すなわち、制御部302は、復号して得られた復号画像データを表示制御部305の画像メモリの映像表示部402に相当する記憶領域に記憶させる。
<その他の実施形態>
上述した実施形態は、ネットワークカメラを用いた映像監視システムを例として説明したが、本発明は、アナログ映像信号を出力するビデオカメラを用いた映像監視システムにも適用できる。すなわち、1台又は複数台のビデオカメラとビデオスイッチャとを同軸ケーブルで接続し、ビデオカメラからビデオスイッチャ側へのアナログ映像信号伝送と、監視制御装置が設けられたビデオスイッチャ側からビデオカメラ側への制御コマンド伝送とを重畳させる仕組みの映像監視システムにも十分に適用可能である。
以上、説明したように、GUI画面のマップ表示部におけるネットワークカメラやビデオカメラの撮影視野を、ズーム倍率を高めて視野角を狭めた場合であっても、直感的に且つ具体的に監視者に把握させることができる。
なお、前述した実施形態では、最大撮影角図形と現在視野角図形とをカメラアイコンに組み合わせて表示させる例について説明したが、別の実施形態として、最大撮影角図形を表示させず現在視野角図形のみをカメラアイコンに組み合わせて表示させるようにしてもよい。
また、最大撮影角図形及び現在視野角図形を扇形図形ではなく、三角形図形として表示させるようにしてもよい。さらに、扇形図形のうち円弧の曲線の除いた2辺の線のみを表示させるようにしてもよい。
本発明の実施形態であるカメラ情報表示装置が適用された映像監視システムの概略構成図である。 ネットワークカメラが設置された監視場所を横の一方向から見通したときの概略の外観図である。 監視制御装置の概略ブロック構成図である。 表示装置に表示されるGUI画面の例を模式的に示した図である。 カメラアイコン、並びにそれに組み合わされて表示される最大撮影角図形及び現在視野角図形を模式的に表した図である。 カーソルによってカメラアイコンが指定され、その後選択された場合の、監視制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 ネットワークカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 監視制御装置の復号処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 映像監視システム
101a−101d ネットワークカメラ
102 監視制御装置
103 映像記録装置
104 ネットワーク
105 表示装置
301 ネットワーク・インタフェース部
302 制御部
303 メモリ部
304 操作入力部
305 表示制御部
306 表示出力端子部

Claims (4)

  1. ズーム動作可能なカメラの設置場所に相当する地図上の位置に、前記カメラの撮像方向とカメラ本体図形が示す撮像方向とを略一致させて前記カメラ本体図形を配置した地図データを表示させる地図表示手段と、
    前記カメラの最大撮影角度を中心角にし、一定の径長を半径にした扇形状の最大撮影角図形と、前記カメラのズーム倍率に応じて決定される撮影視野角を中心角にし、前記ズーム倍率に応じて異なる径長を半径にした扇形状の現在視野角図形とを、前記地図データを透視可能なようにして、前記カメラ本体図形に付随させて表示させる視野角図形表示手段と、
    を備えたことを特徴とするカメラ情報表示装置。
  2. 前記カメラ本体図形はアイコンであり、操作入力に従って前記カメラ本体図形が選択された場合に、前記カメラ本体図形に対応する前記カメラからの出力映像を表示させる映像表示手段を、
    更に備えたことを特徴とする請求項1記載のカメラ情報表示装置。
  3. ズーム動作可能なカメラの設置場所に相当する地図上の位置に、前記カメラの撮像方向とカメラ本体図形が示す撮像方向とを略一致させて前記カメラ本体図形を配置した地図データを表示する地図表示ステップと、
    前記カメラの最大撮影角度を中心角にし、一定の径長を半径にした扇形状の最大撮影角図形と、前記カメラのズーム倍率に応じて決定される撮影視野角を中心角にし、前記ズーム倍率に応じて異なる径長を半径にした扇形状の現在視野角図形とを、前記地図データを透視可能なようにして、前記カメラ本体図形に付随させて表示する視野角図形表示ステップと、
    を有したことを特徴とするカメラ情報表示方法。
  4. 前記カメラ本体図形はアイコンであり、操作入力に従って前記カメラ本体図形が選択された場合に、前記カメラ本体図形に対応する前記カメラからの出力映像を表示する映像表示ステップを、
    更に有したことを特徴とする請求項3記載のカメラ情報表示方法。
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