JP2010011284A - 画像読み取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】指向性を有する光の外部への出射を抑制する。
【解決手段】読み取りユニットは、原稿の被読み取り部Hに光を照射(出射)する光源80を備える。また、光源80から被読み取り部Hに至る光路上に配置され、光源80からの光を拡散させる拡散部90を備える。光源80は、発光ダイオード(LED)などの多数の発光素子(発光点)81が直線状に配設されたLEDアレイによって構成されている。そして、この光源80は、発光素子81の配列方向が主走査方向に沿うように、且つ、発光素子81が配置された面が被読み取り部Hに対向するように配置されている。拡散部90は、(A1)に示すように、発光素子81から被読み取り部Hに至る光路上に配置された第1拡散板91および第2拡散板92から構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、原稿の画像を読み取る画像読み取り装置に関する。
主走査方向には照度ムラがなく副走査方向には2mm幅以上の照度平坦部を作るため、発光素子からの光束を被照射面に導く導光板の幅と厚さを所定幅および所定厚さに設定した原稿照射装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−17951号公報
ここで、画像読み取り装置では、LEDなどの複数の発光点が配置された光源を用いて原稿に対して光を照射する場合がある。ところでこの場合、画像読み取り装置に原稿がセットされていない場合などにおいて、指向性を有する光が外部に出射されるおそれがある。特に近年では光源の高輝度が進んでおり、指向性を有し且つ光量の大きい光が外部に出射される場合がある。
本発明の目的は、指向性を有する光の外部への出射を抑制することにある。
請求項1に記載の発明は、複数の発光点が配置され、原稿に対して光を出射する光源と、前記光源から出射され前記原稿の被読み取り部から反射された光を受光する受光部と、前記光源から前記被読み取り部に至る光路上に配置され、当該光源から出射された光を拡散させる第1の拡散部材と、前記第1の拡散部材よりも前記被読み取り部側に配置され、当該第1の拡散部材により拡散された光を拡散させる第2の拡散部材と、を含む画像読み取り装置である。
請求項2に記載の発明は、前記第1の拡散部材および前記第2の拡散部材は、一体で形成されていることを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置である。
請求項3に記載の発明は、前記第1の拡散部材および前記第2の拡散部材は、異なる材料により構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読み取り装置である。
請求項4に記載の発明は、前記第1の拡散部材は、耐熱ガラス又は熱線吸収ガラスにより構成され、前記第2の拡散部材は、樹脂材料により構成されていることを特徴とする請求項3記載の画像読み取り装置である。
請求項5に記載の発明は、前記第1の拡散部材および前記第2の拡散部材は、前記光源から前記被読み取り部に至る前記光路上において非接触となるように配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像読み取り装置である。
請求項6に記載の発明は、前記第1の拡散部材および前記第2の拡散部材の各々は、表面に有した凹凸部を用いて前記拡散を行い、前記凹凸部は、前記第1の拡散部材の前記第2の拡散部材と対向する面および当該第2の拡散部材の当該第1の拡散部材と対向する面の少なくとも一方の面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像読み取り装置である。
請求項7に記載の発明は、所定方向に沿って配置された複数の発光点を有し、原稿に対して光を出射する光源と、前記光源から出射され前記原稿の被読み取り部から反射された光を受光する受光部と、前記光源から出射された光を前記所定方向に拡散させる第1の拡散手段と、前記第1の拡散手段により拡散された光を前記所定方向に更に拡散させる第2の拡散手段と、を含む画像読み取り装置である。
請求項8に記載の発明は、前記第1の拡散手段および前記第2の拡散手段の各々は、基材の表面に形成された凹凸部を用いて前記拡散を行い、前記第1の拡散手段が用いる前記凹凸部が形成された箇所の表面粗さと前記第2の拡散手段が用いる前記凹凸部が形成された箇所の表面粗さとが異なることを特徴とする請求項7記載の画像読み取り装置である。
請求項9に記載の発明は、前記複数の発光点は、主走査方向に沿って配置され、前記第2の拡散手段は、前記第1の拡散手段により前記主走査方向に拡散された光を当該主走査方向に更に拡散させるとともに、当該第1の拡散手段により副走査方向に拡散された光を前記被読み取り部に集光させることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像読み取り装置である。
本発明の請求項1によれば、本発明を採用しない場合に比べ、指向性を有する光の外部への出射を抑制することができる。
本発明の請求項2によれば、第1の拡散部材および第2の拡散部材が別体で形成された場合に比べ、画像読み取り装置の小型化を図ることができる。
本発明の請求項3によれば、例えば第1の拡散部材および第2の拡散部材の各々に異なる機能を付与することが可能となる。
本発明の請求項4によれば、光源を被読み取り部により接近させることができるため、本発明を採用しない場合に比べ画像読み取り装置の小型化が可能となるとともに、第1の拡散部材および第2の拡散部材の両者に耐熱ガラスなどを用いた場合に比べ画像読み取り装置を安価に構成することができる。
本発明の請求項5によれば、第1の拡散部材および第2の拡散部材が接触している場合に比べ、被読み取り部に照射される光の光量ムラを低減することができる。
本発明の請求項6によれば、例えば第2の拡散部材にて全反射し被読み取り部以外の方向に進む光を被読み取り部に対して照射可能となる。
本発明の請求項7によれば、本発明を採用しない場合に比べ、指向性を有する光の外部への出射を抑制することができる。
本発明の請求項8によれば、第1の拡散手段における光の拡散効率と第2の拡散手段における光の拡散効率を異ならせることができる。
本発明の請求項9によれば、本発明を採用しない場合に比べ、被読み取り部における光量を増加させることができる。
―第1の実施形態―
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係る画像読み取り装置1の全体構成を示す図である。
同図に示す画像読み取り装置1は、原稿Gを走査(スキャン)することによって画像を読み込むスキャナ装置100と、スキャナ装置100に対して開閉可能に取り付けられ、スキャナ装置100に置かれた原稿Gを押さえるプラテンカバー200とを備えている。
スキャナ装置100は、画像を読み込むべき原稿Gを静止させた状態で載せる矩形状のプラテンガラス11を備えている。また、スキャナ装置100は、図中矢印Xで示す副走査方向にスライド可能に設けられ、プラテンガラス11に載せられた原稿Gの読み取りを行う読み取りユニット12を備えている。さらに、この読み取りユニット12を収容する装置本体13と、CCDイメージセンサ56(後述)から得られた画像情報を処理するとともに、各部、各装置の動作を制御する処理装置70とを有している。
読み取りユニット12は、副走査方向に直交する方向(以下、「主走査方向」とも称する)に沿って配置されている。また、読み取りユニット12は、原稿Gの被読み取り部Hに光を照射(出射)する光源80を備えている。また、光源80から被読み取り部Hに至る光路上に配置され、光源80からの光を拡散させる拡散部90を備える。また、原稿Gから得られた反射光を受光し反射する第1ミラー51と、第1ミラー51から得られた光を順次反射し後述するCCDイメージセンサ56へ提供する第2ミラー52、第3ミラー53、第4ミラー54とを備えている。また、読み取りユニット12は、第4ミラー54から得られた光学像を光学的に縮小する結像用レンズ55と、結像用レンズ55によって結像された光学像を光電変換するCCDイメージセンサ56(受光部の一例)とを備えている。
また、読み取りユニット12は、略直方体状に形成されたハウジング60を備えている。このハウジング60は、光源80、拡散部90、第1ミラー51〜第4ミラー54、結像用レンズ55、およびCCDイメージセンサ56を保持するとともに、主走査方向に沿って配置されている。また、読み取りユニット12は、上記のように、図中矢印Xで示す副走査方向にスライド可能に配置されている。また、読み取りユニット12は、図中背面側に位置し副走査方向に延びるガイドシャフト125によってそのスライドがガイドされるようになっている。
装置本体13は、ガイドシャフト125の両端をそれぞれ保持する軸受部14を有している。また、装置本体13は、読み取りユニット12のハウジング60の底部に取り付けられた摺動部材60aと接触して読み取りユニット12を支持するとともに、読み取りユニット12を副走査方向にガイドするガイド部15を備えている。なお、このガイド部15は、図中前面側(画像読み取り装置1のフロント側)に位置している。
処理装置70は、スキャナ装置100を制御する制御部(不図示)と、CCDイメージセンサ56から得られた画像情報を処理する画像処理部(不図示)とを備える。
制御部は、ホストシステムからの制御信号や、ユーザからの選択等に基づいて、読み取りモードを設定する。また、CCDイメージセンサ56の制御をしたり、読み取りタイミングに合わせて光源80を制御したりする。また、駆動源(不図示)のオン/オフなどを行い、読み取りユニット12のスキャン動作を制御する。
一方、画像処理部は、CCDイメージセンサ56からの出力に対して所定の画像処理を施す。具体的には、例えば、入力されてくる画像信号に対してシェーディング補正、拡大・縮小、平滑化、コントラスト調整、地肌除去、および2値化等を行う。画像処理部からの出力は、例えばプリンタ等の画像形成装置や、コンピュータ等のホストシステムへ出力される。
このように構成された画像読み取り装置1において、プラテンガラス11に載せられた原稿Gの画像が読み取られる場合、読み取りユニット12は、駆動モータ(不図示)により駆動される例えばベルト部材(不図示)によって図中矢印Bに示すスキャン方向(副走査方向)に移動する。なお、この際、読み取りユニット12は、ガイドシャフト125およびガイド部15によりガイドされる。
そして、光源80からの光が原稿Gに照射され、被読み取り部Hからの反射光が第1ミラー51、第2ミラー52、第3ミラー53、および第4ミラー54の順に反射されて結像用レンズ55に導かれる。そして、結像用レンズ55に導かれた光は、CCDイメージセンサ56の受光面に結像される。ここで、本実施形態におけるCCDイメージセンサ56は1次元のセンサであり、1ライン分を同時に処理している。そして、スキャン方向に読み取りユニット12が更に移動すると、読み取りユニット12は原稿Gの次のラインを読み取る。これを原稿Gの全体に亘って実行することで、1枚の原稿読み取りが完了する。
ここで図2を用い光源80等について説明する。
図2は、光源80および拡散部90を説明するための図である。なお本図や以下に示す図においては、ハウジング60(図1参照)や原稿Gの図示を省略している。
同図(A1)に示すように、本実施形態における光源80は、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)などの多数の発光素子(発光点)81が直線状に配設されたLEDアレイによって構成されている。そして、この光源80は、発光素子81の配列方向が主走査方向に沿うように、且つ、発光素子81が配置された面が被読み取り部Hに対向するように配置されている。
拡散部90は、同図(A1)に示すように、発光素子81から被読み取り部Hに至る光路上に配置された第1拡散板91および第2拡散板92から構成されている。即ち、拡散部90は、発光素子81から被読み取り部Hに至る光路上に、第1拡散板91および第2拡散板92が多重配置された構成となっている。なお、本実施形態では、第1拡散板91が第2拡散板92よりも発光素子81側に配置されている。
ここで第1の拡散部材あるいは第1の拡散手段として機能する第1拡散板91は、アクリルなどの樹脂材料により構成され光透過性を有している。また第1拡散板91は、長尺状に形成され主走査方向に沿って配置されている。さらに、第1拡散板91は、基材91aの光源80側の面が平滑に形成される一方、フロスト加工等により基材91aの第2拡散板92側の面が凹凸状に形成されている。そして、第1拡散板91は、この凹凸を利用して光源80側から入射してきた光を拡散させる。
第2の拡散部材あるいは第2の拡散手段として機能する第2拡散板92は、第1拡散板91と同様に構成されており、アクリルなどの樹脂材料から構成され光透過性を有している。また第2拡散板92は、長尺状に形成され主走査方向に沿って配置されている。さらに、基材92aの第1拡散板91側の面が平滑に形成される一方、基材92aの被読み取り部H側の面が凹凸状に形成されている。そして、第2拡散板92は、この凹凸を利用して第1拡散板91側から入射してきた光を拡散させる。なお、本実施形態における第1拡散板91等は、凹凸を用いて光を拡散させるが、光を拡散する物質を基材91a等に分散した態様にて構成することもできる。ここで以下の説明においては、凹凸が形成された面を凹凸面と称する場合がある。
光源80の発光素子81から出射された光は、第1拡散板91に入射するとともに第1拡散板91から出射される。この際、発光素子81からの光は上記凹凸により拡散される。そして、第1拡散板91から出射された光は第2拡散板92に入射した後、第2拡散板92から被読み取り部Hに向けて出射される。この際、第1拡散板91から入射した光は第2拡散板92における上記凹凸により拡散される。この結果、本実施形態にて第2拡散板92から出射した光の光量分布は、同図(A2)に示すようになり、主走査方向における光量むらが小さい状態となる。
ここで例えば、同図(B1)に示すように拡散部90を設けない構成の場合、光の拡散が当然ながら行われないため、同図(B2)に示すように、主走査方向における光量ムラが大きくなるとともに、主走査方向において光量が局所的に大きくなる。特に近年では、LEDの高輝度化が進み、光量むらおよび局所的な光量の増大がより顕著に生じる傾向にある。そしてこの場合、リップルの発生が抑止困難となるおそれがある。また、プラテンガラス11に原稿Gが置かれていない場合に、ユーザに対して指向性を有する光線が直接達してしまうおそれがある。
また、例えば同図(C1)に示すように、第1拡散板91のみを設ける構成、即ち1枚の拡散板のみを設ける構成も考えられるが、同図(C2)に示すように依然として比較的大きな光量ムラが発生してしまう。また、依然として光量が局所的に大きくなってしまう。なお、光源80と被読み取り部Hとの間にシリンドリカルレンズを設けた画像読み取り装置なども提案されている。この場合、シリンドリカルレンズを被読み取り部Hから離すことで光量むら等を低減することができるが、スキャナ装置が大型化してしまう。
そこで、本実施形態では、上記のように第1拡散板91および第2拡散板92の2枚の拡散板を設け、光量むらの低減、指向性を有する光の出射抑制、装置大型化の抑制を図っている。
―第2の実施形態―
次に、第2の実施形態について説明する。
図3は、第2の実施形態における拡散部90等を示した図である。
同図(A)に示すように、本実施形態における拡散部90も、第1の実施形態と同様に第1拡散板91および第2拡散板92を有している。
ここで、本実施形態における第1拡散板91は、第1の実施形態と同様に、第2拡散板92側の面に凹凸を有している。また、第2拡散板92も、第1の実施形態と同様に、被読み取り部H側に凹凸を有している。但し、本実施形態における第1拡散板91および第2拡散板92は、第1拡散板91の凹凸面における表面粗さの方が、第2拡散板92の凹凸面における表面粗さよりも小さくなるように構成されている。
上記第1の実施形態にて説明したように2枚の拡散板を設けることで主走査方向における光量ムラの抑制等が可能となるが、その一方で被読み取り部Hに達する光量が全体的に低下してしまう。このため、主走査方向における光量ムラ等の抑制を行いつつ、被読み取り部Hにおける光量低下も抑制することが望ましい。
ここで、例えば同図(B)に示すように、第1拡散板91および第2拡散板92は、第1拡散板91の凹凸面における表面粗さの方が、第2拡散板92の凹凸面における表面粗さよりも大きくなるように構成することができる。しかしながらこの場合、第1拡散板91にて光が大きく拡散してしまい(矢印A参照)、被読み取り部H以外の方向に光が向かってしまう。即ち、被読み取り部Hから離れた位置にて光を大きく拡散させてしまうと被読み取り部Hにおける光量が低下してしまう。
一方で、本実施形態では、第1拡散板91の凹凸面における表面粗さの方が、第2拡散板92の凹凸面における表面粗さよりも小さくなっている。このため、第1拡散板91における光の拡散効率は小さいものとなり、同図(B)に示した態様に比べ、被読み取り部Hに対して光がより向かうようになる(同図(A)の矢印B参照)。そして、第1拡散板91から出射された光は、被読み取り部Hにより近い第2拡散板92にて大きく拡散される。このように本態様では、被読み取り部Hから離れた位置における光の拡散は小さくなり、被読み取り部Hに向かう光の光量は大きくなる。そして、被読み取り部Hに近い位置にて(第2拡散板92の位置)にて大きく拡散される。このため、同図(B)に示した態様に比べ、被読み取り部Hにおける照射光量が大きくなる。
―第3の実施形態―
図4は、第3の実施形態における拡散部90等を示した図である。
同図に示すように、本実施形態における拡散部90は、第1拡散板91および第2拡散板92の両者を支持するアーム状の支持部材93をさらに備えている。
支持部材93は、一端部が第1拡散板91および第2拡散板92の両者に接続され、一端部にて第1拡散板91および第2拡散板92の両者を支持している。より詳細に説明すると、支持部材93は、一端部が第1拡散板91の主走査方向に沿った一側辺および第2拡散板92の主走査方向に沿った一側辺に接続され、第1拡散板91および第2拡散板92の両者を支持している。さらに詳細に説明すれば、支持部材93は、第1拡散板91および第2拡散板92と一体で成形され、第1拡散板91および第2拡散板92の両者を支持している。付言すれば、第1拡散板91および第2拡散板92は、支持部材93を介し一体に形成されている。なお、支持部材93の他端部は、読み取りユニット12におけるハウジング60(図1参照)に固定されている。また、本実施形態では、第1拡散板91における凹凸面は、光源80側に形成されている。
ここで例えば、第1拡散板91および第2拡散板92の各々を個別に固定することもできるが、この場合、第1拡散板91を固定するためのステイおよび第2拡散板92を固定するためのステイなどを個別に要し、第1拡散板91および第2拡散板92の設置スペースが大きくなる傾向にある。一方で本実施形態では第1拡散板91および第2拡散板92が一体に形成されており、単一のステイなどにより固定を行うことができる。また、第1拡散板91および第2拡散板92の各々を個別に固定する態様の場合、第1拡散板91および第2拡散板92の各々を設置する手間を要するが、本実施形態では、一体に形成されているため設置に要する手間数を減らすことができる。
―第4、第5の実施形態―
図5は、第4の実施形態および第5の実施形態における拡散部90等を説明するための図である。詳細には、図5(A)は第4の実施形態における拡散部90等を示し、図5(B)は第5の実施形態における拡散部90等を示している。
ここで図5(A)に示す第4の実施形態における第2拡散板92は、上記第1の実施形態〜第3の実施形態における第2拡散板92の表面形状プロファイルとは異なる表面形状プロファイルにて形成されている。詳細には、第2拡散板92は、第1拡散板91に向かって凸となるように湾曲して形成されている。さらに詳細には、第2拡散板92は、その幅方向(発光素子81から被読み取り部Hに至る光路と直交する方向)を基準とした場合に、第1拡散板91に向かって凸となるように湾曲して形成されている。なお、主走査方向において、第2拡散板92は湾曲しておらず平板状に形成されている。
本実施形態にて、第1拡散板91側から入射してきた光は、第2拡散板92において主走査方向に拡散し、図2(A2)に示した光量分布を得ることができる。その一方、第1拡散板91にて副走査方向に拡散した光は、第2拡散板92において被読み取り部Hに向けて集光される。即ち、第2拡散板92は、全体として捉えた場合にレンズ機能(集光機能)を有する状態となっている。このため、本実施形態では、主走査方向における光量ムラ等の抑制を行いつつ、被読み取り部Hにおける光量を増加させることができる。なお、第2拡散板92は、図5(A)に示した形状に限定されず、被読み取り部Hに集光できればその形状は問わない。また、第1拡散板91に集光機能を持たせることもできるし、第1拡散板91および第2拡散板92の両者に集光機能を持たせることもできる。
次に図5(B)を用いて第5の実施形態について説明する。
第1拡散板91および第2拡散板92は、上記にて説明したようにアクリルなどの樹脂材料などから構成することができる。ところで第1拡散板91等を樹脂材料により構成した場合、発光素子81にて生じる熱により第1拡散板91等に反りなどが発生する場合がある。本実施形態では、CCDイメージセンサ56からの出力信号に対しシェーディング補正を行うことで出力信号のフラット化を行っている。ところが、このような反りが生じた場合、第2拡散板92から出射される光の光量変動が生じ、シェーディング補正を行ったとしても出力信号にむらが残るおそれがある。
このため、本実施形態における第1拡散板91には、耐熱性を有し加熱されたとしても反りや変形が生じにくいものを用いることが好ましい。なお、本実施形態における第1拡散板91には、磨りガラスとして構成された耐熱ガラスを用いている。なお、耐熱ガラスは、特に限定されず従来から用いられている各種耐熱ガラスを用いることができる。また、耐熱ガラスの他に熱線吸収ガラスなどを用いることもできる。
なお、第2拡散板92にも耐熱ガラスなどを用いることができるが、この場合コストが高くなる傾向にある。また、発光素子81からの熱は第1拡散板91によりある程度カットされる。このため、第2拡散板92については、第1拡散板91とは異なる材料、例えば耐熱ガラス等よりもコストの低いアクリルなどの樹脂材料により形成することが好ましい。
なお、第1拡散板91の反り等は、第1拡散板91と光源80との距離を大きくすることにより抑制することができるが、この場合、スキャナ装置100が高さ方向に大型化してしまう。本実施形態においては、第1拡散板91を耐熱ガラスにより構成しているため、第1拡散板91(拡散部90)に対して光源80をより接近させることができる。また上記のようにシリンドリカルレンズを用いた画像読み取り装置も提案されているが、この場合もシリンドリカルレンズに反りや変形が生じ、出力信号にむらが生じるおそれがある。シリンドリカルレンズにおける反りや変形の抑制は、シリンドリカルレンズのレンズ長を大きくし剛性を増すことで行うことができるが、この場合もスキャナ装置が大型化してしまう。
ここで第1の実施形態〜第5の実施形態にて説明した第1拡散板91および第2拡散板92について更に説明する。
図6は、第1拡散板91および第2拡散板92を説明するための図である。
上述のように第1の実施形態〜第5の実施形態では、2枚の拡散板(第1拡散板91、第2拡散板92)を設け、主走査方向における光量むら等を抑制した。ところで図6(A)に示すように、第2拡散板92の第1拡散板91側における面にも凹凸を設けるとともに、第1拡散板91および第2拡散板92を互いに接触させて配置することもできる。
しかしながら、第1拡散板91と第2拡散板92とを接触させた場合、同図(A)に示すように接触部にて光がそのまま通過するおそれがある。即ち、光が拡散せずにそのまま透過するおそれがある。そしてこの場合、主走査方向において、局所的に光量が大きくなる箇所が生じ得る。このため、第1拡散板91および第2拡散板92は、被読み取り部Hにおける光量分布に影響を与えうる領域を、非接触状態、即ち互いに離間させた状態とし、両者の間に空気層が介在する態様とすることが好ましい。付言すれば、第1拡散板91および第2拡散板92は、光源80から被読み取り部Hに至る光路上において非接触となるように配置することが好ましい。
なお、第1拡散板91の第2拡散板92側における面(以下、「第2側面」と称する)、および第2拡散板92の第1拡散板91側における面(以下、「第1側面」と称する)の両者を平滑したうえで、第1拡散板91および第2拡散板92を接触させる態様も考え得る。しかしながら、この場合でもあっても第1拡散板91と第2拡散板92との間にランダムに空気層が発生し、この空気層に起因して光量むらが発生するおそれがある。このため、第1拡散板91および第2拡散板92が互いに接触しうる面が平滑であったとしても、第1拡散板91および第2拡散板92の両者は離間させることが好ましい。
また例えば、図6(B)に示すように、第1拡散板91の第2側面、および第2拡散板92の第1側面の両者を平滑面とするとともに、第1拡散板91の光源80に対向する面、および第2拡散板92の被読み取り部Hに対向する面に凹凸を形成し、これらの凹凸面に光の拡散機能を持たせることもできる。しかしながら、この場合、同図(B)の矢印に示すように、第2拡散板92にて光の全反射が生じた場合に、この全反射した光を被読み取り部Hに照射できなくなってしまう。このため、第1拡散板91の第2側面および第2拡散板92の第1側面の少なくとも一方に、凹凸を設けること、即ち光の拡散機能を持たせることが好ましい。
なお、上記第1の実施形態〜第5の実施形態では、プラテンカバー200を設けた構成について説明したが、スキャナ装置100に対し順次原稿を搬送する原稿送り装置が設けられる場合であっても上記と同様の機能を実現できる。また、上記第1の実施形態〜第5の実施形態では、CCDイメージセンサ56が読み取りユニット12に設けられた所謂ユニット走査方式を採用した画像読み取り装置1を一例に説明した。しかしながらこのユニット走査方式に限らず、フルレートキャリッジ、ハーフレートキャリッジを備えた画像読み取り装置に対しても、上記第1の実施形態〜第5の実施形態における構成を適用することができる。さらに、上記第1の実施形態〜第5の実施形態では、第1拡散板91および第2拡散板92の各々に拡散機能を持たせたが、単一の板状部材(基材)を設けるとともに、この板状部材の表裏両面に凹凸を形成することでも、上記と同様の機能を実現できる。
第1の実施形態に係る画像読み取り装置の全体構成を示す図である。 光源および拡散部を説明するための図である。 第2の実施形態における拡散部等を示した図である。 第3の実施形態における拡散部等を示した図である。 第4の実施形態および第5の実施形態における拡散部等を説明するための図である。 第1拡散板および第2拡散板を説明するための図である。
符号の説明
1…画像読み取り装置、56…CCDイメージセンサ、80…光源、81…発光素子、91…第1拡散板、92…第2拡散板、91a…基材、92a…基材、H…被読み取り部

Claims (9)

  1. 複数の発光点が配置され、原稿に対して光を出射する光源と、
    前記光源から出射され前記原稿の被読み取り部から反射された光を受光する受光部と、
    前記光源から前記被読み取り部に至る光路上に配置され、当該光源から出射された光を拡散させる第1の拡散部材と、
    前記第1の拡散部材よりも前記被読み取り部側に配置され、当該第1の拡散部材により拡散された光を拡散させる第2の拡散部材と、
    を含む画像読み取り装置。
  2. 前記第1の拡散部材および前記第2の拡散部材は、一体で形成されていることを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 前記第1の拡散部材および前記第2の拡散部材は、異なる材料により構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読み取り装置。
  4. 前記第1の拡散部材は、耐熱ガラス又は熱線吸収ガラスにより構成され、前記第2の拡散部材は、樹脂材料により構成されていることを特徴とする請求項3記載の画像読み取り装置。
  5. 前記第1の拡散部材および前記第2の拡散部材は、前記光源から前記被読み取り部に至る前記光路上において非接触となるように配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  6. 前記第1の拡散部材および前記第2の拡散部材の各々は、表面に有した凹凸部を用いて前記拡散を行い、
    前記凹凸部は、前記第1の拡散部材の前記第2の拡散部材と対向する面および当該第2の拡散部材の当該第1の拡散部材と対向する面の少なくとも一方の面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  7. 所定方向に沿って配置された複数の発光点を有し、原稿に対して光を出射する光源と、
    前記光源から出射され前記原稿の被読み取り部から反射された光を受光する受光部と、
    前記光源から出射された光を前記所定方向に拡散させる第1の拡散手段と、
    前記第1の拡散手段により拡散された光を前記所定方向に更に拡散させる第2の拡散手段と、
    を含む画像読み取り装置。
  8. 前記第1の拡散手段および前記第2の拡散手段の各々は、基材の表面に形成された凹凸部を用いて前記拡散を行い、
    前記第1の拡散手段が用いる前記凹凸部が形成された箇所の表面粗さと前記第2の拡散手段が用いる前記凹凸部が形成された箇所の表面粗さとが異なることを特徴とする請求項7記載の画像読み取り装置。
  9. 前記複数の発光点は、主走査方向に沿って配置され、
    前記第2の拡散手段は、前記第1の拡散手段により前記主走査方向に拡散された光を当該主走査方向に更に拡散させるとともに、当該第1の拡散手段により副走査方向に拡散された光を前記被読み取り部に集光させることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像読み取り装置。
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