JP2010010732A - 撮像装置、及びフォーカス位置表示方法、フォーカス位置表示プログラム - Google Patents

撮像装置、及びフォーカス位置表示方法、フォーカス位置表示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010010732A
JP2010010732A JP2008163961A JP2008163961A JP2010010732A JP 2010010732 A JP2010010732 A JP 2010010732A JP 2008163961 A JP2008163961 A JP 2008163961A JP 2008163961 A JP2008163961 A JP 2008163961A JP 2010010732 A JP2010010732 A JP 2010010732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
image
subject
distance
subject portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008163961A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5157673B2 (ja
JP2010010732A5 (ja
Inventor
Yoshiki Ishige
善樹 石毛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2008163961A priority Critical patent/JP5157673B2/ja
Publication of JP2010010732A publication Critical patent/JP2010010732A/ja
Publication of JP2010010732A5 publication Critical patent/JP2010010732A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5157673B2 publication Critical patent/JP5157673B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】オートフォーカス機能の使用時に、画角内でピントが合っている被写体部分の位置と同時に、当該被写体部分と他の被写体部分との前後関係を明確に知ることができる撮像装置、及びフォーカス位置方法、フォーカス位置表示プログラムを提供する。
【解決手段】オートフォーカスの対象である画角内の一定範囲に存在する複数の被写体部分A,Bについて、合焦状態が最良の被写体部分Aを特定する。装置から当該被写体部分Aまでの距離に応じた曲率を有する距離表示線112等のように、特定した被写体部分Aにおける装置に対する奥行き方向の位置を3次元的に表現する所定の表示オブジェクトを、電子ビューファインダに表示中のスルー画像に重ねて描画する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、オートフォーカス機能を備えた撮像装置、及びフォーカス位置表示方法、フォーカス位置表示プログラムに関するものである。
従来、オートフォーカス機能を有するデジタルカメラにおいては、スルー画像を表示している液晶モニタ等の電子ファインダ内に、オートフォーカスの対象として選択された被写体部分や自動的にピントを合わせた任意の被写体部分を示すフォーカス枠をスルー画像に重ねて表示する技術が知られている(例えば下記特許文献1参照)。
特開2006−94200号公報
しかしながら、ユーザーにあっては、上記フォーカス枠の位置を確認すれば画角内のどの被写体部分にピントが合ったのかを知ることはできるが、上記フォーカス枠からは、その被写体部分と他の被写体部分と前後関係を明確に知ることができないという問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、オートフォーカス機能の使用時に、画角内でピント合わせの対象となる被写体部分の位置と同時に、当該被写体部分までの距離を容易に知ることができる撮像装置、及びフォーカス位置表示方法、フォーカス位置表示プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1記載の発明に係る撮像装置にあっては、オートフォーカス機能を備えた撮像装置において、撮像した被写体の画像データをスルー画像として表示する表示手段と、オートフォーカス機能によるピント合わせの対象となる被写体部分を特定する特定手段と、この特定手段により特定された被写体部分までの距離を取得する距離取得手段と、この距離取得手段により取得された距離に基づいて、前記特定手段により特定された被写体部分における装置に対する奥行き方向の位置を3次元的に表現するための表示オブジェクトを前記表示手段に前記スルー画像に重ねて表示させる表示処理手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明に係る撮像装置にあっては、撮影記録が指示された際に、前記特定手段により特定された被写体部分を対象としてオートフォーカス機能によるピント合わせを行った後に撮影記録を行う撮影記録手段を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項3記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記特定手段は、撮影記録が指示される前の段階で、オートフォーカス機能によるピント合わせが行われた被写体部分を特定することを特徴とする。
また、請求項4記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記表示処理手段による前記表示オブジェクトの表示が行われた後に、ピント合わせの対象となる被写体部分を変更する変更手段を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項5記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記特定手段は、前記変更手段によりピント合わせの対象となる被写体部分が変更される毎に、オートフォーカス機能によるピント合わせの対象となる被写体部分を逐次特定し、前記表示処理手段は、前記変更手段によりピント合わせの対象となる被写体部分が変更される毎に、新たな被写体部分を対象とする前記表示オブジェクトの表示を行うことを特徴とする。
また、請求項6記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記距離取得手段は、前記オートフォーカス機能によるピント合わせ動作に基づいて被写体部分までの距離を取得することを特徴とする。
また、請求項7記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記表示処理手段は、前記表示オブジェクトとして、前記スルー画像における前記特定手段により特定された被写体部分に対応する第1の位置と予め決められた第2の位置とを結ぶとともに、前記距離取得手段により取得された距離に応じて形状が変化する距離表示線を前記表示手段にスルー画像に重ねて表示させることを特徴とする。
また、請求項8記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記表示処理手段は、前記距離表示線として、前記距離取得手段により取得された距離に応じた曲率を有する放物線を前記表示手段に前記スルー画像に重ねて表示させることを特徴とする。
また、請求項9記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記表示処理手段は、前記距離表示線として、所定の曲率を有する放物線における所定の線分領域であって前記第1の位置の側の領域端が前記距離取得手段により取得された距離に応じた位置である所定の線分領域に相当する曲線を前記表示手段にスルー画像に重ねて表示させることを特徴とする。
また、請求項10記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記特定手段は、オートフォーカス機能によるピント合わせの対象となる被写体部分として画角内に設定された所定のフォーカス枠内の領域を特定し、前記特定手段により特定された被写体部分のうちでオートフォーカス機能によるピント合わせ後の合焦状態が最も良好である特定の被写体部分を判断する判断手段を更に備え、前記表示処理手段は、前記判断手段により判断された特定の被写体部分に対応する位置を前記第1の位置とする距離表示線を前記表示手段にスルー画像に重ねて表示させることを特徴とする。
また、請求項11記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記表示処理手段は、前記表示オブジェクトとして、前記スルー画像における前記特定手段により特定された被写体部分に対応する位置を示す位置表示用の表示オブジェクトと、透視図法の視線に相当する複数本のパース線とを前記表示手段にスルー画像に重ねて表示させることを特徴とする。
また、請求項12記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記表示処理手段は、位置表示用の表示オブジェクトを、前記複数本のパース線のいずれかのパース線の線上であって前記特定手段により特定された被写体部分と距離が同一の被写体部分に対応する特定位置と対応付けて前記表示手段にスルー画像に重ねて表示させることを特徴とする。
また、請求項13記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記特定手段は、オートフォーカス機能によるピント合わせの対象となる被写体部分として画角内に設定された所定のフォーカス枠内の領域を特定し、前記距離取得手段は、前記特定手段により特定された被写体部分を含む画角内全域の各々の被写体部分までの距離を取得し、前記特定手段により特定された被写体部分のうちでオートフォーカス機能によるピント合わせ後の合焦状態が最も良好である特定の被写体部分を判断する判断手段を更に備え、前記表示処理手段は、前記距離取得手段により取得された画角内全域の各々の被写体部分までの距離に基づき前記複数本のパース線を前記表示手段にスルー画像に重ねて表示させ、かつ前記位置表示用の表示オブジェクトとして、前記判断手段により判断された特定の被写体部分において直交する水平線及び垂直線を前記表示手段にスルー画像に重ねて表示させるとともに、前記水平線の表示に際し、前記水平線と交わるいずれかのパース線における前記水平線との交点であって、当該交点の被写体部分までの距離が前記特定手段により特定された被写体部分までの距離と同一である特定位置を前記水平線の一端とすることを特徴とする。
また、請求項14記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記表示処理手段は、前記表示手段に、前記複数本のパース線を前記特定手段により特定された被写体部分の前記スルー画像内における位置によって規定される所定範囲に表示させるとともに、前記複数本のパース線と共に3次元空間内の特定平面を表現する格子状の線図を構成する複数本の補助線をさらに前記スルー画像に重ねて表示させることを特徴とする。
また、請求項15記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記特定手段は、オートフォーカス機能によるピント合わせの対象となる被写体部分として画角内に設定された所定のフォーカス枠内の領域を特定し、前記特定手段により特定された被写体部分のうちでオートフォーカス機能によるピント合わせ後の合焦状態が最も良好である特定の被写体部分を判断する判断手段を更に備え、前記表示処理手段は、前記複数本のパース線を前記判断手段により判断された特定の被写体部分の前記表示手段にスルー画像内における位置によって規定される所定範囲に表示させることを特徴とする。
また、請求項16記載の発明に係る撮像装置にあっては、装置からの距離が一定以上異なる複数の被写体部分が前記所定範囲に存在するか否かを判別する判別手段を更に備え、前記表示処理手段は、前記判別手段により複数の被写体部分が前記所定範囲に存在すると判断された場合は、前記表示手段に、前記表示オブジェクトをスルー画像に重ねて表示させ、前記判別手段により複数の被写体部分が前記所定範囲に存在しないと判断された場合は、前記所定範囲を2次元的に示す他の表示オブジェクトを前記スルー画像に重ねて表示させることを特徴とする。
また、請求項17記載の発明に係るフォーカス位置表示方法にあっては、オートフォーカス機能を備えた撮像装置において、撮像した被写体の画像データをスルー画像として表示する工程と、オートフォーカス機能によりピント合わせの対象となる被写体部分を特定する工程と、特定した被写体部分までの距離を取得する工程と、取得した距離に基づいて、前記被写体部分における装置に対する奥行き方向の位置を3次元的に表現するための表示オブジェクトを前記スルー画像に重ねて表示する工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項18記載の発明にあっては、オートフォーカス機能を備えた撮像装置が有するコンピュータに、撮像した被写体の画像データをスルー画像として表示する手順と、オートフォーカス機能によりピント合わせの対象となる被写体部分を特定する手順と、特定した被写体部分までの距離を取得する手順と、取得した距離に基づいて、前記被写体部分における装置に対する奥行き方向の位置を3次元的に表現するための表示オブジェクトをスルー画像に重ねて表示する手順とを実行させるためのフォーカス位置表示プログラムとした。
本発明によれば、オートフォーカス機能の使用時に、画角内でピントが合っている被写体部分の位置と同時に、当該被写体部分までの距離を容易に知ることが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。
(実施形態1)
図1は、各実施の形態に共通するデジタルカメラの構成を示すブロック図である。このデジタルカメラは、周知のコントラスト検出方式によるオートフォーカス(AF)機能、自動露出(AE)機能、顔検出機能とを備えたものであって、以下の構成を有している。
すなわちレンズブロック1には、カメラ本体の鏡筒2内に設けられたシャッター3、絞り4、ズームレンズ5及びフォーカスレンズ6を含むレンズ群からなる光学系が設けられている。ズームレンズ5及びフォーカスレンズ6は、鏡筒2内の図示しない駆動機構により機械的に光軸方向に移動可能となっている。
レンズブロック1には、シャッター3を開閉駆動するシャッター用アクチュエータ7と、絞り4を駆動する絞り用アクチュエータ8、前記駆動機構によりズームレンズ5及びフォーカスレンズ6を駆動するズームモータ9及びフォーカスモータ10、ズームレンズ5及びフォーカスレンズ6の移動位置をそれぞれ検出するためのズーム位置検出センサ11及びフォーカス位置検出センサ12が設けられている。
上記の各アクチュエータ7,8及び各モータ9,10は、ドライバーブロック13に設けられた絞り用(Iris)、シャッター用(Shutter)、ズーム用(ZOOM)、フォーカス用(Focus)の各ドライバー14〜17によって駆動される。
また、デジタルカメラは、前述した光学系の光軸後方に配置された撮像手段であるCCD19と、CDS(Correlated Double Sampling)/ADブロック20、TG(Timing Generator)21とからなるCCD撮像系ブロック18を有している。
CCD19は、動作モードが記録モードに設定されているとき、光学系により結像された被写体の光像を光電変換するとともに、TG21によって走査駆動され所定のフレームレートで1画面分の光電変換出力を出力する。CDS/ADブロック20は、CCD19から出力された後、RGBの色成分毎に適宜ゲイン調整されたアナログの出力信号に対する相関二重サンプリングによるノイズ除去、及びデジタル信号への変換を行い、カラープロセス回路22に出力する。
カラープロセス回路22は、入力した撮像信号に対し画素補間処理を含むカラープロセス処理を施し、デジタル値の輝度信号(Y)及び色差信号(Cb,Cr)を生成し、デジタルカメラ全体を制御するCPU23へ出力する。なお、CPU23は、実際には内部メモリや各種の演算処理回路、データの入出力インターフェース等を備えたマイクロプロセッサーである。
CPU23に送られたデジタル信号(画像信号)は、画像データとしてDRAM24に一時保存された後、画像表示部25に送られる。画像表示部25はビデオエンコーダー、VRAM、本発明の表示手段である液晶モニタ及びその駆動回路を含み、CPU23を介して送られたデジタル信号に基づき前記ビデオエンコーダーによりビデオ信号が生成され、それに基づく表示画像、すなわちCCD19に撮像されるとともに所定の画素数に間引きされた後の被写体のスルー画像が前記液晶モニタに表示される。
キー入力部26は電源キー、記録/再生のモード切替スイッチ、シャッターキー、ズームキー、メニューキー等の各種キーにより構成され、ユーザーによるキー操作に応じた操作信号をCPU23に送る。例えば記録モードでシャッターキーが押された撮影操作時には、それを示すトリガー信号をCPU23に出力する。なお、シャッターキーは、半押し操作と全押し操作との2段階操作が可能な所謂ハーフシャッター機能を備えたものであり、半押し操作はAFロックやAEロックに使用され、全押し操作は実際の撮影指示に使用される一般的な構成である。
CPU23はトリガー信号が入力すると、それに応じてCCD19から取り込んだ1画面分の画像データをY,Cb,Crのコンポーネント毎に縦8画素×横8画素の基本ブロックと称する基本単位毎にDRAM24から読み出してJPEG回路27に送り、JPEG回路27によりDCT(離散拡散変換)、符号化によって圧縮された1画像分の圧縮データを画像記録部28に記憶する。
画像記録部28は、具体的にはカードインターフェース、及びそれを介してCPU23に接続され、かつカメラ本体に着脱自在に装着される不揮発性の各種メモリカードから構成される。画像記録部28に記録された画像データは、再生モードにおいてはCPU23により読み出され、JPEG回路27によって伸張された後、画像表示部25の液晶表示モニタに表示される。
また、CPU23は、記録モードにおいては、レンズコントロールブロック29に、前述したドライバーブロック13の各ドライバー14〜17へ送る駆動信号を生成させ、それにより絞り4の開度やズームレンズ5及びフォーカスレンズ6の位置、シャッター3の開閉動作を制御する。また、フォーカスモードとしてオートフォーカス・モードが設定されているときには、コントラスト検出方式によりフォーカスレンズ6を合焦位置へ制御する。また、CPU23には、ズーム位置検出センサ11及びフォーカス位置検出センサ12によって検出された各レンズ5,6の位置検出情報がレンズコントロールブロック29を介して逐次入力される。
フラッシュメモリ30は、記憶内容の書き換えが可能な不揮発性のメモリであり、フラッシュメモリ30には、CPU23によるデジタルカメラの制御、すなわちAF制御、AE制御、AWB制御等に必要なプログラムや、記録モードにおいてCPU23を本発明の特定手段、表示処理手段、距離取得手段、判断手段、判別手段として機能させるためのフォーカス位置表示プログラム、及びそられに付随する各種データと、ユーザーにより設定されたデジタルカメラの各種機能に関する設定情報等も記憶されている。
また、上記各種データには、図2に示したフォーカス位置−距離変換テーブルTを構成する距離変換データが含まれている。フォーカス位置−距離変換テーブルTは、ズームレンズ5がワイド端「1」からテレ端「n」まで複数段階のズーム位置(ズームレンズ5の焦点距離)の各位置にあるときの、フォーカスレンズ6の移動により合焦状態が確保可能な被写体距離と、フォーカス位置(フォーカスレンズ6の位置)との関係を示すテーブルである。なお、被写体距離は無限遠(∞)から最至近(10cm)であり、また、フォーカス位置のデータ(Ftable(1,1)〜Ftable(n,n))は、光学系の特性に応じて予め計算された設計上の理論値であるとともに、ズーム位置によっては、至近側の被写体距離に対応するデータが存在しないものがある。
次に、以上の構成からなるデジタルカメラの本発明に係る動作を説明する。デジタルカメラは、記録モードによる動作中、前述したように所定のフレームレートで撮像動作を行い、被写体のスルー画像を画像表示部25の液晶モニタに表示するととともに、スルー画像を逐次更新しており、いずれかの時点でユーザーによりシャッターキーが半押しされると、CPU23がAF処理を行い画角内の任意の被写体へピントを合わせる。
より具体的には、合焦位置を至近側から無限遠側へ変化させるようにフォーカスレンズ6を移動させる一方、その間に画角内の複数ヶ所に固定して設けられている複数のフォーカス確認域について、画像データの輝度情報に基づきAF評価値(コントラスト値)を個別に取得する。そして、取得したAF評価値の最大値が最も近点側の合焦位置で現れるフォーカス確認域に主たる被写体が存在すると判断し、当該フォーカス確認域をピント合わせの対象範囲であるAFエリアとして設定するとともに、そのAFエリアのAF評価値が最大となる位置へフォーカスレンズ6を移動させる。
そして、CPU23は上記のピント合わせが終了すると、図3に示した後述するフォーカス表示処理を実行する。以下、前記AF処理を行ったとき、図5に示したように、画角内にカメラからの距離が異なる任意の被写体(人物等)A,Bが重なって存在しており、双方の被写体A,Bを含むフォーカス確認域がAFエリア101として設定されている場合を例としてフォーカス表示処理の詳細を説明する。
フォーカス表示処理においては、CPU23は、画角内におけるピント合わせの対象範囲であるAFエリア101を、図6に示したように距離測定が可能な最小単位の複数の区画102、すなわち各々が前述したAF評価値の取得に最低限必要となる面積(画素サイズ)を有する複数の区画102に分割する(ステップSA1)。なお、係る処理では各々の区画102に対応する画像内における領域を示す座標位置を内部メモリに記憶する。
次に、上記AFエリア101における全ての区画102を単位としてステップSA2〜SA7の処理によって、各々の区画102を、互いに隣接するとともに各々の被写体部分までの距離が同一の複数の区画102からなる複数グループに分ける。すなわち図6に塗りつぶしの有無、及び塗りつぶしのパターンの違いにより示したような背景部分のグループG1と、被写体A部分のグループG2と、被写体B部分のグループG3とに分ける。
具体的には、まず、所定の注目区画内における被写体部分までの距離を測定する(ステップSA2)。係る距離測定はフォーカスレンズ6を光軸方向に移動させながら、注目区画のみを対象としてAF評価値を取得し、取得したAF評価値が最大となる位置へフォーカスレンズ6を移動させ、その時点のズーム位置とフォーカ位置とに対応する被写体距離をフォーカス位置−距離変換テーブルT(図2)から取得することによって行う。また、処理開始当初に対象となる注目区画は、AFエリア101内で予め決められた位置(例えば左上)の区画102である。
引き続き、上記の注目区画と隣り合う区画を対象として同様に被写体距離を所得し(ステップSA3)、その被写体距離が注目区画の被写体距離と同一であれば(ステップSA4でYES)、隣り合う区画を注目区画と同一グループであるとして登録する(ステップSA5)。具体的には、予め注目区画にグループ番号を付与しておくとともに、被写体距離が同一であれば隣り合う区画に同一のグループ番号を付与し、それを記憶する。また、グループ番号に対応付けて上記被写体距離も記憶する。
しかる後、注目区画について他に隣り合う区画があれば(ステップSA6でYES)、ステップSA3へ戻り上記とは別の他の隣り合う区画を対象として同様の処理を行う。以後、ステップSA3〜SA6の処理を繰り返す。その間、いずれかの隣り合う区画において、その被写体距離が注目区画の被写体距離と同一でない場合には(ステップSA4でNO)、当該区画の登録処理(グループ番号の付与)をスキップする。
また、注目区画について、他に隣り合う区画がなくなったら、つまり隣り合う区画の全て(最大で8区画)を順に対象としたステップSA3〜SA5の処理が終了したら(ステップSA6でNO)、全ての区画に前述したグループ登録が行われていない未登録の区画が残っているか否かを確認する。そして、未登録の区画が残っている間はステップSA2へ戻り(ステップSA7でYES)、残っている区画のいずれかを新たな注目区画に設定してステップSA2〜SA6の処理を繰り返す。これにより、先に述べたように、AFエリア101における全ての区画102を、互いに隣接するとともに各々の被写体部分までの距離が同一の複数の区画102からなる複数グループにグループ分けする。
一方、前述したステップSA2〜SA6の処理を繰り返す間に、他に未登録の区画がなくなったら、つまりグループ分けが完了したら(ステップSA7でNO)、図3には省略したが、フォーカスレンズ6の位置をフォーカス表示処理の開始直前の制御位置に戻した後、対応する被写体部分までの距離が無限遠であるグループ(図6でグループG1)を除く各々のグループ(図6でグループG1,G2)に相当する領域部分を、それぞれ1つの被写体(被写体の一部分)と判断し、グループ番号毎に記憶してある被写体距離に基づき各被写体間の距離(図6でD1,D2)を比較する(ステップSA8)。
そして、AFエリア101に距離が異なる複数の被写体が存在する場合には(ステップSA9でYES)、後述する3次元表現によるフォーカス表示処理を行い(ステップSA10)、また、距離が異なる複数の被写体が存在しない場合には(ステップSA9でNO)、2次元表現によるフォーカス表示処理を行い(ステップSA11)、いずれかのフォーカス表示処理の終了に伴いフレーム表示処理を終了する。
ここで2次元表現によるフレーム表示処理においては、前述したAFエリア101を示すAF枠をスルー画像に重ねて表示することによって、画角内のどの被写体部分に対してピント合わせが行われたのかをユーザーに知らせる。
一方、前記3次元表現によるフォーカス表示処理においては、図4のフローチャートに示した処理を行う。まず、距離が異なる前述した複数の被写体のうちから主たる被写体を特定する(ステップSA101)。係る処理では、複数の被写体のうちで、その距離が、その時点のフォーカスレンズ6の位置(フォーカス表示処理の開始直前のAF処理による制御位置)に対応する被写体距離と同一、若しくは最も近い被写体を合焦状態が最も良好である領域と判断し、その領域の被写体を主たる被写体として特定する。
次に、ここで特定した主たる被写体までの距離を取得した後、すなわち内部メモリから読み出した後(ステップSA102)、その距離から曲率を算出する(ステップSA103)。ここで算出する曲率は後述する距離表示曲線の曲率であって、距離が増すに従い曲率が小さくなる所定の演算式を用いて算出する。なお、上記距離表示曲線は「y=ax(aは定数)」で表される放物線であるとともに、前記曲率として定数aを算出する。なお、曲率は演算によらず予め任意の距離と曲線との関係を示す距離−曲線換算データベースをフラッシュメモリ30に記憶しておき、そのデータベースから取得するようにしてもよい。
しかる後、算出した曲率を有する距離表示曲線を、所定の基点と主たる被写体の決められた点(位置)とを結ぶようにスルー画像に重ねて描画(表示)する(ステップSA104)。図7は、上記距離表示曲線112が表示された状態のスルー画像111を示した図5に対応する図であって、図7(a)は、手前側の被写体Aが主たる被写体として特定されていた場合の例、同図(b)は、奥側の被写体Bが主たる被写体として特定されていた場合の例である。また、本実施形態において距離表示曲線112の基点Ps(第2の位置)はスルー画像111の下辺中央であり、かつ主たる被写体側の点Pe(第1の位置)は、各被写体A,Bに対応する前述した各々のグループG1,G2(図6参照)の複数区画により形成される領域の重心位置である。
以上のように本実施形態においては、AFエリア101に距離が異なる複数の被写体が存在する場合であっても、スルー画像111に上記距離表示曲線112が表示されることによって、ユーザーは、距離表示曲線112の被写体側の先端位置(被写体側の引き出し位置)から、複数の被写体のうちのどの被写体(被写体部分)にピントが合っているのかを正確に知ることができる。同時に距離表示曲線112の曲率の違いによって、AFエリア101に存在する他の被写体部分との前後関係を明確に、しかも直感的に知ることができる。
ここで、上述した3次元表現によるフォーカス表示処理においては、ピントが合っている主たる被写体を示す距離表示曲線の曲率を主たる被写体までの距離に応じた変化させるようにしたが、以下のようにしてもよい。例えば距離表示曲線の曲率を固定とし、一定の曲率を有する距離表示曲線の所定の線分領域をスルー画像に重ねて描画するものとし、その線分領域を主たる被写体までの距離に応じた変化させる、具体的には、描画する線分領域の被写体側の領域端を距離が増すに従い距離表示曲線の変曲点(放物線の頂点)に近づけるようにしてもよい。図8は、その場合における距離表示曲線112が表示された状態のスルー画像111を示す図7(b)に対応する図である。
また、3次元表現によるフォーカス表示処理においてスルー画像に重ねて描画する距離表示曲線は、放物線に限らず、ピントが合っている主たる被写体までの距離に応じて変化させる、つまり変形させることによってカメラに対する奥行き方向の位置を表現することができるものであれば、任意の形状の曲線(一部が交差するものも含む)としてもよい。さらにカメラに対する奥行き方向の位置を表現することができるものであれば、上述した距離表示曲線以外にも、向きが異なる複数の直線を連結したような線分(折れ線)等の他の距離表示線をスルー画像に重ねて描画するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、前述したAFエリア101の各々の区画102の被写体部分までの距離をステップSA2,SA3において取得する際、その都度、フォーカスレンズ6を移動させてAF評価値を取得し、それが最大となる位置へフォーカスレンズ6を移動させるものについて説明したが、各々の区画102の被写体部分までの距離は、以下のように取得するようにしてもよい。
すなわちステップSA1の直後に、合焦位置を至近側から無限遠側へ変化させるようにフォーカスレンズ6を1回移動させ、その間におけるフォーカス位置毎のAF評価値を区画102別に予め記憶する処理を行い、前述したステップSA2,SA3では、処理対象の任意の区画102について、予め記憶されているAF評価値が最大であったときのフォーカス位置(及びズーム位置)に対応した被写体距離を取得する処理のみを行うようにしてもよい。その場合は、フォーカスレンズ6の移動回数を最小限とすることによって処理効率を向上させることができる。さらには、上述したフォーカス位置毎のAF評価値を区画102別に記憶する処理を、シャッターキーの半押しに応じたAF処理と並行して行うようにすれば、処理効率を一層向上させることができる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、図1に示した構成において、前記フラッシュメモリ30に、第1の実施形態で既説したフォーカス表示処理中に、第1の実施形態とは異なる図9に示した3次元表現によるフォーカス表示処理をCPU23に行わせるための他のフォーカス位置表示プログラムが記憶されたデジタルカメラに関するものである。以下、本実施形態における3次元表現によるフォーカス表示処理の手順を図9のフローチャートに従い、図10及び図11を参照しつつ説明する。
図9に示したように3次元表現によるフォーカス表示処理に際してCPU23は、まず画角内における各被写体部分までの距離D(N)を測定する(ステップSB1)。なお、係る処理は、画角内の全域を予め決められている多数の区画に分割するとともに、合焦位置を至近側から無限遠側へ変化させるようにフォーカスレンズ6を1回移動させ、その間における区画毎のAF評価値をフォーカス位置と対応して個別に記憶した後、各々の区画つまり各被写体部分について、AF評価値が最大であったときのフォーカス位置(及びズーム位置)に対応した被写体距離を図2のフォーカスレンズ位置−距離変換テーブルから取得することによって行う。なお、上記処理の終了後には、フォーカスレンズ6の位置をフォーカス表示処理の開始直前の制御位置に戻す。
次に、上記各被写体部分について、距離が定量的に変化するとともに互いに任意の方向に延びるラインに沿って並んだ複数のポイントを探索し、それらをライン毎にグループ化する(ステップSB2)。図10(a)は、上記の複数のポイントPの例を示した図である。さらに、グループ毎に探索した複数のポイントPを全て通る、グループ数分の複数のラインの中から、透視画法における視線、つまり単一の消失点(消点)に向かい延びる仮想線に相当するパース線を判定し、判定した複数のパース線をスルー画像に重ねて描画(表示)する(ステップSB3)。図10(b)は、複数の上記パース線(図中の一点鎖線)202が描画された状態のスルー画像201を示した図である。
引き続き、被写体までの距離DTを取得する。すなわち、その時点のフォーカスレンズ6の位置(フォーカス表示処理の開始直前のAF処理による制御位置)に対応する被写体距離を取得し(ステップSB4)、さらに前記AF処理で設定したAFエリア101内で最もピントが合っている合焦点を確認する(ステップSB5)。ここで、合焦点の確認に際しては、AFエリア101を距離測定が可能な最小単位の複数の区画に分割するとともに、前述したステップSB1と同様の手法により各区画の被写体部分までの距離を取得した後、ステップSB4で取得した距離Dと同一、若しくは最も近い距離の区画と、当該区画に隣接するとともに距離が同一の1又は複数の区画とからなる被写体領域の重心を求め、それを合焦点として判断することにより行う。
しかる後、パース線202を描画した状態のスルー画像211に、さらに上記合焦点で直交する水平線と垂直線を描画(表示)する。その際、図11に示したように、水平線203と交わるパース線202における水平線203との交点のうちに、当該交点の被写体部分までの距離が前記合焦点Oまでの距離DTと同一である特定の交点が存在するとき、その特定の交点Eを水平線203の一端とする(ステップSB6)。
図11は、係る処理によって水平線203と垂直線204とが描画された状態のスルー画像211の例を示す図であって、同図(a)は、人物とは異なる位置に最もピントが合っている(合焦点Oが存在する)とともに、上述した特定の交点Eが上から2本目のパース線202に存在し、その交点Eが垂直線204の右端となっている場合の例、同図(b)は、人物に最もピントが合っているとともに、上述した特定の交点Eが上から3本目のパース線202に存在し、その交点Eが垂直線204の右端となっている場合の例である。なお、図11には、便宜的にAFエリア101を示したが、ステップSB6では表示させない。
以上のように本実施形態においては、AFエリア101に距離が異なる複数の被写体が存在する場合であっても、スルー画像211に上記水平線203と垂直線204とが表示されることによって、ユーザーは、水平線203と垂直線204の交差位置から、複数の被写体のうちのどの被写体(被写体部分)にピントが合っているのかを正確に知ることができる。同時に、水平線203の一端により示されるいずれかのパース線202上の前述した特定の交点Eの位置から、AFエリア101に存在する他の被写体部分、更にそれ以外の他の被写体部分との前後関係を明確に、しかも直感的に知ることができる。
なお、本実施形態においては、本発明における位置表示用の表示オブジェクトとして、合焦点Oで直交する水平線203と垂直線204を複数本のパース線202と共にスルー画像211に重ねて表示するものについて説明したが、これに限らず、合焦点Oと、前記複数本のパース線202のいずれかのパース線上であって合焦点Oと距離が同一の被写体部分に対応する特定位置(本実施形態では特定の交点E)との対応関係を示すことができれば、任意の表示オブジェクトを複数本のパース線202と共にスルー画像211に重ねて表示させても構わない。
(実施形態3)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、図1に示した構成において、前記フラッシュメモリ30に、第1の実施形態で既説したフォーカス表示処理中に、第1及び第2の実施形態とは異なる図12に示した3次元表現によるフォーカス表示処理をCPU23に行わせるための他のフォーカス位置表示プログラムが記憶されたデジタルカメラに関するものである。以下、本実施形態における3次元表現によるフォーカス表示処理の手順を図12のフローチャートに従い、図13を参照しつつ説明する。
図12に示したように3次元表現によるフォーカス表示処理に際してCPU23は、まず画角内において距離が異なる複数の被写体のうちから主たる被写体を特定する(ステップSC1)。係る処理は第1の実施形態で既説した図4のステップSA101と同様であり、複数の被写体のうちで、その距離が、その時点のフォーカスレンズ6の位置(フォーカス表示処理の開始直前のAF処理による制御位置)に対応する被写体距離と同一、若しくは最も近い被写体を合焦状態が最も良好である領域と判断し、その領域の被写体を主たる被写体として特定する。しかる後、図13(a)に示したように、特定した主たる被写体を示す位置表示マーク301をスルー画像311に表示する(ステップSC2)。
次に、図13(b)に示したように、スルー画像311における主たる被写体の位置に水平線Hを描画する(ステップSC3)。本実施形態では、前述した合焦状態が最も良好である領域の重心を通る水平線Hを描画する。
さらに、スルー画像311(モニタ画面上)における主たる被写体(水平線Hの描画位置)の高さhを判定した後(ステップSC4)、それが画面(画像)中心よりも上であるか下であるかを判断する。そして、画面(画像)中心よりも下である場合には(ステップSC5で「下」)、引き続き、図13(c)に示したように、水平線Hの上方に、遠方の位置を示す他の水平線HF(N)を、遠方に行くほど近場の線との幅が狭くなるように描画するとともに(ステップSC6)、係る水平線HF(N)の描画処理を、水平線同士の幅が予め決められている一定距離となるまで繰り返す(ステップSC7でNO)。
その後、新たに描画すべき水平線HF(N)と、直前に描画した水平線との幅が一定距離を下回るようになったら(ステップSC7でYES)、引き続き、図13(d)に示したように、水平線Hの下方に、近場の位置を示す他の水平線HN(N)を、近くに来るほど遠方の線との幅が広くなるように描画するとともに(ステップSC8)、係る水平線HN(N)の描画処理を、水平線同士の幅が予め決められている一定距離となるまで繰り返す(ステップSC9でNO)。
その後、新たに描画すべき近場の水平線HN(N)と、直前に描画した水平線との幅が一定距離を下回るようになったら(ステップSC9でYES)、今度は、図13(e)に示したように、最も手前の水平線から最も奥の水平線との間を結ぶ複数本の縦線V(N)を描画する(ステップSC14)。その際、画面中心の線は前述した各々の水平線と垂直に交わるものとし、かつ画面中心より左側、及び右側の線は、それぞれ透視画法における単一の消失点(消点)に向かうように徐々に角度をつけて描画する。つまりパース線に相当する複数本の縦線V(N)を描画する。これにより、スルー画像311に、3次元空間内の特定平面を表現する格子状の線図302を表示させる。なお、前述した水平線Hと複数本の水平線HF(N)及び水平線HN(N)とが本発明の補助線である。
一方、上記と異なり、前述した主たる被写体(水平線H)が画面(画像)中心よりも上であって場合には(ステップSC5で「上」)、引き続き、水平線Hの下方に、遠方の位置を示す他の水平線HF(N)を、遠方に行くほど近場の線との幅が狭くなるように描画するとともに(ステップSC10)、係る水平線HF(N)の描画処理を、水平線同士の幅が予め決められている一定距離となるまで繰り返す(ステップSC11でNO)。
その後、新たに描画すべき水平線HF(N)と、直前に描画した水平線との幅が一定距離を下回るようになったら(ステップSC11でYES)、引き続き、水平線Hの上方に、近場の位置を示す他の水平線HN(N)を、近くに来るほど遠方の線との幅が広くなるように描画するとともに(ステップSC12)、係る水平線HN(N)の描画処理を、水平線同士の幅が予め決められている一定距離となるまで繰り返す(ステップSC13でNO)。
その後、新たに描画すべき近場の水平線HN(N)と、直前に描画した水平線との幅が一定距離を下回るようになったら(ステップSC13でYES)、前述した最も手前の水平線から最も奥の水平線との間を結ぶ複数本の縦線V(N)を描画し(ステップSC14)、これにより、3次元空間内の特定平面を表現する格子状の線図302を表示させる。なお、図示しないが、この場合のスルー画像は図13(e)に示したものを上下に反転したものとなる。
以上のように本実施形態においては、スルー画像311に前述した位置表示マーク301が表示されることによって、ユーザーは、画角内でピントが合っている被写体部分(主たる被写体)の位置を正確に知ることができる。同時に、スルー画像311に、図13(e)に示したような格子状の線図302が表示(描画)されるため、画角内でピントが合っている被写体部分と、AFエリア101に存在する他の被写体部分、更にそれ以外の他の被写体部分との前後関係を明確に、しかも直感的に知ることができる。
ここで、以上説明した第1〜第3の実施形態においては、シャッターキーの半押しに伴い、画角内の複数ヶ所に固定して設けられている複数のフォーカス確認域のいずれかを自動的にAFエリアとして設定し、そのAFエリアを対象として被写体へピントを合わせるAF機能を有するデジタルカメラについて説明したが、本発明は、画角内のユーザーにより予め指定された任意の被写体部分にAFエリアを設定してピント合わせを行うAF機能を有するデジタルカメラにも適用することができる。
また、その場合にAFエリアとして設定する領域は、前述した各実施形態とは異なり、例えばAF評価値の取得に最低限必要となる(距離測定が可能な)最小領域であってもよい。その場合であっても、第1の実施形態で説明した距離表示線112(図7)や、第2の実施形態で説明したパース線202と水平線203及び垂直線204(図11)や、第3の実施形態で説明した格子状の線図302(図13)のように被写体部分における装置に対する奥行き方向の位置を3次元的に表現するための表示オブジェクトをスルー画像に重ねて表示することにより、ユーザーに対し、ピントが合っている被写体部分と、それに近接する他の被写体部分との前後関係を明確に、しかも直感的に知らせることができる。
また、第1〜第3の実施形態においては、シャッターキーの半押しに応答して自動的にピント合わせを行ったとき、必要に応じて前述した3次元表現によるフォーカス表示を行うようにしたが、これに限らず、本発明は、スルー画像を表示している撮影待機状態(撮影記録が指示される前の段階)においてシャッターキーの半押し操作の有無に関係なく常に特定の被写体部分を対象としてピント合わせを繰り返し行う間、ピント合わせを行う毎、又は一定の時間毎に、必要に応じて前述した3次元表現によるフォーカス表示を行うようにしてもよい。その場合、ピント合わせの対象とする特定の被写体部分は、例えば固定的に決められている被写体部分(画角内の中央部等)でもよいし、複数の候補の中からユーザーにより予め選択された被写体部分でもよい。
さらに、第2及び第3の実施形態で説明した3次元表現によるフォーカス表示については、第2及び第3の実施形態とは異なり、撮影待機状態においてシャッターキーが半押しされた時点で、ピント合わせの対象とする特定の被写体部分を決定し、その後、シャッターキーが半押しされている間に上記被写体部分を対象としたピント合わせを繰り返すことにより、動いている被写体に連続的にピントを合わせ続けるAF制御(所謂コンティニュアスAF)を行う場合にも適用可能であり、ピント合わせを行う毎、又は一定の時間毎に前述した3次元表現によるフォーカス表示を行うようにしてもよい。
その際、ピント合わせの対象とする特定の被写体部分は、例えばシャッターキーが半押しされた時点で画角内の決められた位置(中央部等)に存在していた被写体部分であってもよいし、さらに人物の顔部分を検出する機能を備えた構成であれば人物の顔部分でもあってもよい。
また、コントラスト検出方式のAF機能を備えたデジタルカメラについて説明したが、例えば画角内における特定の被写体部分までの距離を正確に得ることができれば、測距センサを用いた測距方式によるAF機能を備えたものにも本発明は適用することができる。さらに、本発明はデジタルカメラに限らずデジタルビデオカメラや、カメラ付き携帯電話機等に組み込まれている他の撮像装置にも適用することができる。
本発明の各実施形態に共通するデジタルカメラのブロック図である。 フォーカスレンズ位置−距離変換テーブルを示す概念図である。 各実施形態に共通するフォーカス表示処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態における3次元表現によるフォーカス表示処理を示すフローチャートである。 AF処理を行ったときの画角内に存在する被写体の一例を示した模式図である。 AFエリア101における最小単位の区画、及び各々の区画の被写体距離に応じたグループ分けの状態を示す図5に対応する模式図である。 距離表示曲線が表示された状態のスルー画像を示す図5に対応する模式図である。 距離表示曲線の他の例を示す、図7(b)に対応する模式図である。 第2の実施形態における3次元表現によるフォーカス表示処理を示すフローチャートである。 パース線の描画手順を示す説明図である。 パース線と水平線及び垂直線とが描画された状態のスルー画像の例を示す図である。 第3の実施形態における3次元表現によるフォーカス表示処理を示すフローチャートである。 3次元空間内の特定平面を表現する格子状の線図の描画手順を示す説明図である。
符号の説明
5 ズームレンズ
6 フォーカスレンズ
11 ズーム位置検出センサ
12 フォーカス位置検出センサ
13 ドライバーブロック
19 CCD
23 CPU
24 DRAM
25 画像表示部
29 レンズコントロールブロック
30 フラッシュメモリ
101 AFエリア
102 区画
111 スルー画像
112 距離表示曲線
201 スルー画像
202 パース線
203 水平線
204 垂直線
211 スルー画像
301 位置表示マーク
311 スルー画像
302 格子状の線図
E 特定の交点
H,HF(N),HN(N) 水平線
T フォーカス位置−距離変換テーブル
Ps 距離表示曲線の基点
Pe 距離表示曲線の主たる被写体側の点
V(N) 縦線

Claims (18)

  1. オートフォーカス機能を備えた撮像装置において、
    撮像した被写体の画像データをスルー画像として表示する表示手段と、
    オートフォーカス機能によるピント合わせの対象となる被写体部分を特定する特定手段と、
    この特定手段により特定された被写体部分までの距離を取得する距離取得手段と、
    この距離取得手段により取得された距離に基づいて、前記特定手段により特定された被写体部分における装置に対する奥行き方向の位置を3次元的に表現するための表示オブジェクトを前記表示手段に前記スルー画像に重ねて表示させる表示処理手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 撮影記録が指示された際に、前記特定手段により特定された被写体部分を対象としてオートフォーカス機能によるピント合わせを行った後に撮影記録を行う撮影記録手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記特定手段は、撮影記録が指示される前の段階で、オートフォーカス機能によるピント合わせが行われた被写体部分を特定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記表示処理手段による前記表示オブジェクトの表示が行われた後に、ピント合わせの対象となる被写体部分を変更する変更手段を更に備えたことを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 前記特定手段は、前記変更手段によりピント合わせの対象となる被写体部分が変更される毎に、オートフォーカス機能によるピント合わせの対象となる被写体部分を逐次特定し、
    前記表示処理手段は、前記変更手段によりピント合わせの対象となる被写体部分が変更される毎に、新たな被写体部分を対象とする前記表示オブジェクトの表示を行うことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記距離取得手段は、前記オートフォーカス機能によるピント合わせ動作に基づいて被写体部分までの距離を取得することを特徴とする請求項3乃至5いずれか記載の撮像装置。
  7. 前記表示処理手段は、前記表示オブジェクトとして、前記スルー画像における前記特定手段により特定された被写体部分に対応する第1の位置と予め決められた第2の位置とを結ぶとともに、前記距離取得手段により取得された距離に応じて形状が変化する距離表示線を前記表示手段にスルー画像に重ねて表示させる
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  8. 前記表示処理手段は、前記距離表示線として、前記距離取得手段により取得された距離に応じた曲率を有する放物線を前記表示手段に前記スルー画像に重ねて表示させることを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  9. 前記表示処理手段は、前記距離表示線として、所定の曲率を有する放物線における所定の線分領域であって前記第1の位置の側の領域端が前記距離取得手段により取得された距離に応じた位置である所定の線分領域に相当する曲線を前記表示手段にスルー画像に重ねて表示させることを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  10. 前記特定手段は、オートフォーカス機能によるピント合わせの対象となる被写体部分として画角内に設定された所定のフォーカス枠内の領域を特定し、
    前記特定手段により特定された被写体部分のうちでオートフォーカス機能によるピント合わせ後の合焦状態が最も良好である特定の被写体部分を判断する判断手段を更に備え、
    前記表示処理手段は、前記判断手段により判断された特定の被写体部分に対応する位置を前記第1の位置とする距離表示線を前記表示手段にスルー画像に重ねて表示させる
    ことを特徴とする請求項7又は8,9記載の撮像装置。
  11. 前記表示処理手段は、前記表示オブジェクトとして、前記スルー画像における前記特定手段により特定された被写体部分に対応する位置を示す位置表示用の表示オブジェクトと、透視図法の視線に相当する複数本のパース線とを前記表示手段にスルー画像に重ねて表示させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  12. 前記表示処理手段は、位置表示用の表示オブジェクトを、前記複数本のパース線のいずれかのパース線の線上であって前記特定手段により特定された被写体部分と距離が同一の被写体部分に対応する特定位置と対応付けて前記表示手段にスルー画像に重ねて表示させることを特徴とする請求項11記載の撮像装置。
  13. 前記特定手段は、オートフォーカス機能によるピント合わせの対象となる被写体部分として画角内に設定された所定のフォーカス枠内の領域を特定し、
    前記距離取得手段は、前記特定手段により特定された被写体部分を含む画角内全域の各々の被写体部分までの距離を取得し、
    前記特定手段により特定された被写体部分のうちでオートフォーカス機能によるピント合わせ後の合焦状態が最も良好である特定の被写体部分を判断する判断手段を更に備え、
    前記表示処理手段は、前記距離取得手段により取得された画角内全域の各々の被写体部分までの距離に基づき前記複数本のパース線を前記表示手段にスルー画像に重ねて表示させ、かつ前記位置表示用の表示オブジェクトとして、前記判断手段により判断された特定の被写体部分において直交する水平線及び垂直線を前記表示手段にスルー画像に重ねて表示させるとともに、前記水平線の表示に際し、前記水平線と交わるいずれかのパース線における前記水平線との交点であって、当該交点の被写体部分までの距離が前記特定手段により特定された被写体部分までの距離と同一である特定位置を前記水平線の一端とする
    ことを特徴とする請求項12記載の撮像装置。
  14. 前記表示処理手段は、前記表示手段に、前記複数本のパース線を前記特定手段により特定された被写体部分の前記スルー画像内における位置によって規定される所定範囲に表示させるとともに、前記複数本のパース線と共に3次元空間内の特定平面を表現する格子状の線図を構成する複数本の補助線をさらに前記スルー画像に重ねて表示させることを特徴とする請求項11記載の撮像装置。
  15. 前記特定手段は、オートフォーカス機能によるピント合わせの対象となる被写体部分として画角内に設定された所定のフォーカス枠内の領域を特定し、
    前記特定手段により特定された被写体部分のうちでオートフォーカス機能によるピント合わせ後の合焦状態が最も良好である特定の被写体部分を判断する判断手段を更に備え、
    前記表示処理手段は、前記複数本のパース線を前記判断手段により判断された特定の被写体部分の前記表示手段にスルー画像内における位置によって規定される所定範囲に表示させることを特徴とする請求項14記載の撮像装置。
  16. 装置からの距離が一定以上異なる複数の被写体部分が前記所定範囲に存在するか否かを判別する判別手段を更に備え、
    前記表示処理手段は、前記判別手段により複数の被写体部分が前記所定範囲に存在すると判断された場合は、前記表示手段に、前記表示オブジェクトをスルー画像に重ねて表示させ、前記判別手段により複数の被写体部分が前記所定範囲に存在しないと判断された場合は、前記所定範囲を2次元的に示す他の表示オブジェクトを前記スルー画像に重ねて表示させる
    ことを特徴とする請求項14又は15,16記載の撮像装置。
  17. オートフォーカス機能を備えた撮像装置において、
    撮像した被写体の画像データをスルー画像として表示する工程と、
    オートフォーカス機能によりピント合わせの対象となる被写体部分を特定する工程と、
    特定した被写体部分までの距離を取得する工程と、
    取得した距離に基づいて、前記被写体部分における装置に対する奥行き方向の位置を3次元的に表現するための表示オブジェクトを前記スルー画像に重ねて表示する工程と
    を含むことを特徴とするフォーカス位置表示方法。
  18. オートフォーカス機能を備えた撮像装置が有するコンピュータに、
    撮像した被写体の画像データをスルー画像として表示する手順と、
    オートフォーカス機能によりピント合わせの対象となる被写体部分を特定する手順と、
    特定した被写体部分までの距離を取得する手順と、
    取得した距離に基づいて、前記被写体部分における装置に対する奥行き方向の位置を3次元的に表現するための表示オブジェクトをスルー画像に重ねて表示する手順と
    を実行させるためのフォーカス位置表示プログラム。
JP2008163961A 2008-06-24 2008-06-24 撮像装置、及びフォーカス位置表示方法、フォーカス位置表示プログラム Active JP5157673B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008163961A JP5157673B2 (ja) 2008-06-24 2008-06-24 撮像装置、及びフォーカス位置表示方法、フォーカス位置表示プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008163961A JP5157673B2 (ja) 2008-06-24 2008-06-24 撮像装置、及びフォーカス位置表示方法、フォーカス位置表示プログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010010732A true JP2010010732A (ja) 2010-01-14
JP2010010732A5 JP2010010732A5 (ja) 2011-05-06
JP5157673B2 JP5157673B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=41590767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008163961A Active JP5157673B2 (ja) 2008-06-24 2008-06-24 撮像装置、及びフォーカス位置表示方法、フォーカス位置表示プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5157673B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015194130A1 (en) 2014-06-17 2015-12-23 Sony Corporation Control device, control method, and program
CN113329172A (zh) * 2021-05-11 2021-08-31 维沃移动通信(杭州)有限公司 拍摄方法、装置及电子设备

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007214845A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Casio Comput Co Ltd 電子カメラ、多数ポイント同時合焦枠表示方法、及びプログラム
JP2007329784A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Sony Corp 撮像装置、および撮像装置制御方法、並びにコンピュータ・プログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007214845A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Casio Comput Co Ltd 電子カメラ、多数ポイント同時合焦枠表示方法、及びプログラム
JP2007329784A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Sony Corp 撮像装置、および撮像装置制御方法、並びにコンピュータ・プログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015194130A1 (en) 2014-06-17 2015-12-23 Sony Corporation Control device, control method, and program
JP2016004163A (ja) * 2014-06-17 2016-01-12 ソニー株式会社 制御装置、制御方法及びプログラム
CN106464810A (zh) * 2014-06-17 2017-02-22 索尼公司 控制装置、控制方法及程序
US10178299B2 (en) 2014-06-17 2019-01-08 Sony Corporation Control device and control method
CN113329172A (zh) * 2021-05-11 2021-08-31 维沃移动通信(杭州)有限公司 拍摄方法、装置及电子设备
WO2022237839A1 (zh) * 2021-05-11 2022-11-17 维沃移动通信(杭州)有限公司 拍摄方法、装置及电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP5157673B2 (ja) 2013-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5178553B2 (ja) 撮像装置
JP4894939B2 (ja) 撮像装置、表示方法、および、プログラム
US9076214B2 (en) Image acquisition apparatus and image processing apparatus using selected in-focus image data
JP5960286B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP5931206B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、プログラム及び画像処理方法
KR20130083853A (ko) 화상처리장치, 촬상장치, 제어 방법 및 기록 매체
JP5901781B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP5889441B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP5901782B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP5833254B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP6000446B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP5336285B2 (ja) 立体画像表示装置、方法およびプログラムならびに撮像装置
WO2012002069A1 (ja) 形状抽出方法及び装置、並びに寸法測定装置及び距離測定装置
JP6234016B2 (ja) 焦点調節装置、撮像装置及びその制御方法
JP2019168479A (ja) 制御装置、撮像装置、制御方法、プログラム、および、記憶媒体
JP5157673B2 (ja) 撮像装置、及びフォーカス位置表示方法、フォーカス位置表示プログラム
JP2016142924A (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP2010200084A (ja) 撮像装置
US20130076868A1 (en) Stereoscopic imaging apparatus, face detection apparatus and methods of controlling operation of same
JP2018074362A (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP6723853B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP5769534B2 (ja) 撮像装置、撮像方法、およびプログラム
JP2020181401A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP5934844B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP6827778B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110323

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5157673

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3