JP2010006799A - 害虫駆除毒餌組成物 - Google Patents

害虫駆除毒餌組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2010006799A
JP2010006799A JP2009125225A JP2009125225A JP2010006799A JP 2010006799 A JP2010006799 A JP 2010006799A JP 2009125225 A JP2009125225 A JP 2009125225A JP 2009125225 A JP2009125225 A JP 2009125225A JP 2010006799 A JP2010006799 A JP 2010006799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
poison bait
weight
pest control
pest
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009125225A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuko Kobayashi
益子 小林
Katsuhisa Fukunaga
克久 福永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP2009125225A priority Critical patent/JP2010006799A/ja
Publication of JP2010006799A publication Critical patent/JP2010006799A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

【課題】衛生害虫に対して忌避効果を示さず、殺虫剤抵抗性害虫にも有効な害虫駆除用毒餌組成物を提供する。
【解決手段】多価イソシアネートと、多官能性アミンの界面重合法によるポリウレア膜マイクロカプセルに、有害生物駆除剤としてプロペタンホスを芯物質として内包せしめたマイクロカプセル化プロペタンホス製剤、及び誘引喫食成分からなる害虫駆除用毒餌組成物、およびこれを用いた害虫駆除用毒餌。当該毒餌組成物による毒餌は、長期残効性を示すとともに、高い安全性を有する毒餌剤を与える。さらに喫食忌避作用がなく、薬剤抵抗性害虫にも有効性を示す毒餌剤を提供できる。
【選択図】なし

Description

本発明は害虫駆除用毒餌組成物に関するものであり、該組成物を用いた害虫駆除用毒餌、及びこれを用いた害虫駆除器に関する。
家屋を徘徊する匍匐害虫を駆除する方法として、有機リン剤やピレスロイド剤、カーバメート系殺虫剤を殺虫活性成分とした乳剤、油剤等の散布剤が用いられてきた。しかし散布剤の処理は、なるべく多くの面積にまんべんなく処理する必要があり、施用場所、施用処理時間が限られ、一般家庭、業務用としての使用には不便であった。そこで新たな駆除剤として、毒餌剤(ベイト剤)と呼ばれる製剤が普及してきた。これは殺虫活性成分と喫食物質を混合して作成した毒餌であり、匍匐害虫が好んで入りそうな場所に設置または塗布、もしくは特殊容器に入れるなどして施用され、これを匍匐害虫に喫食させることにより殺虫活性成分を取り込ませ害虫を死滅駆除するものである。これは施用法が簡易で、設置場所、施用時間の制限がないことから家庭用又は業務用製剤として広く使用されている。毒餌剤の殺虫有効成分としては薬効持続性が長いホウ酸が広く用いられているが、施用量が多い、薬効発現が遅い、人の誤飲による事故の可能性、などの課題がある。これに代わる有機リン剤、ピレスロイド剤、カーバメート系殺虫剤は、設置環境により薬効成分の分解が起こることから薬効持続性が短く、且つ特有の臭いから対象害虫が忌避する傾向がある。またホウ酸と同様に誤飲による安全性の課題を払拭できていない。
この課題を解決すべく、殺虫活性成分をマイクロカプセル化した製剤を毒餌剤に使用することが検討されている。特許文献1には、昆虫幼若ホルモン様化合物および昆虫キチン形成阻害化合物のマイクロカプセル化製剤を、毒餌剤に利用することが開示されている。また特許文献2には有機リン剤、カーバメート系殺虫剤、ピレスロイド類のマイクロカプセル化剤、結晶セルロース、及び穀類粉末を主要成分として打錠した害虫駆除用毒餌剤が開示されている。非特許文献1にはチャバネゴキブリに対する一般的な毒餌剤の薬効試験が報告されており、マイクロカプセル化フェニトロチオンを薬効成分とする毒餌剤の効果が開示されている。なお非特許文献2には、マイクロカプセル化フェニトロチオン製剤のマイクロカプセル膜材はポリウレタン膜であることが記載されている。特許文献3にはマイクロカプセル化した有機リン剤と固体担体からなる粉体が害虫防除剤として、主にシロアリの防除に適することを報告している。これは実施例によるとポリウレタン膜マイクロカプセル化フェニトロチオンを調製し、防除剤を調製することを開示している。特許文献4にはフェニトロチオンマイクロカプセルおよびホウ酸を有効成分として配合し、含水ゲルを基材とするアリ用毒餌組成物が開示されている。
特開平1−224307号公報 特開昭63−218605号公報 特開平5−194128号公報 特開平11−217309号公報
ペストロジー学会誌、15巻、1号、5〜10ページ(2000年) ジャーナル オブ ペスチサイド サイエンス12号、1巻、23〜27ページ、(1987年)
しかしながら現在市販されている毒餌剤は繰り返し使用することによって害虫に薬剤抵抗性がつき、薬剤が効かなくなることが知られている。前記マイクロカプセル化製剤を用いた毒餌剤においても、これら薬剤抵抗性害虫に対する害虫駆除効果は十分でない。また同じ剤の長期間の繰り返し使用や、殺虫性薬剤の高濃度使用により、いわゆる食い飽き現象(喫食忌避作用)が見られることから、従来の毒餌剤は長期間にわたり安定した効力を発揮させることはできなかった。
本発明の目的は、薬剤抵抗性害虫に対しても十分な殺虫効果を示し、忌避性を示さず長期にわたり使用し得る害虫駆除用毒餌剤を提供するための毒餌組成物を提供することにある。
本発明者らは上記の課題を解決するため鋭意検討を進めた結果、特定の膜組成によるマイクロカプセル内にプロペタンホスを内包したマイクロカプセル化プロペタンホス製剤と誘引喫食成分との混合組成物が、優れた性能を有する害虫駆除毒餌剤を調製できることを見出し、本発明を完成させた。すなわち本発明は以下の通りである。
(1)多価イソシアネートと、多官能性アミンの界面重合法によるポリウレア膜マイクロカプセルに、殺虫活性成分としてプロペタンホスを芯物質として内包せしめたマイクロカプセル化プロペタンホス製剤、及び誘引喫食成分からなる害虫駆除用毒餌組成物。
(2)誘引喫食成分が穀類粉末、豆類粉末、動物性粉末、糖類及び誘引成分からなる群から選択される1種または2種以上を組み合わせてなる(1)に記載の害虫駆除用毒餌組成物。
(3)殺虫活性成分のプロペタンホスの含有量が0.1〜10重量%であり、誘引喫食成分が 1〜95重量%を含む(1)または(2)に記載の害虫駆除用毒餌組成物。
(4)殺虫活性成分のプロペタンホスの含有量が0.5〜10重量%であり、誘引喫食成分が 10〜80重量%、及び水を2.5〜70重量%を含む(1)〜(3)のいずれか1項に記載の害虫駆除用毒餌組成物。
(5)更に毒餌基材を含む(1)〜(4)のいずれか1項に記載の害虫駆除用毒餌組成物。
(6)毒餌基材が多糖類、木粉、植物性繊維素材、及び鉱物からなる群から選択される1種または2種以上を組み合わせてなる(5)に記載の害虫駆除用毒餌組成物。
(7)(1)〜(6)のいずれか1項に記載の害虫駆除用毒餌組成物を混錬し、成形することにより得られる害虫駆除用毒餌。
(8)害虫がゴキブリ類である(7)の害虫駆除用毒餌。
(9)害虫が殺虫剤抵抗性ゴキブリ類である(7)の害虫駆除用毒餌。
(10)(7)の害虫駆除用毒餌を含む害虫駆除器。
本発明の特定のカプセル膜組成を有するマイクロカプセル化プロペタンホス製剤、及び誘引喫食成分からなる害虫駆除用毒餌剤組成物は、マイクロカプセル化製剤の特性である長期残効性を示すとともに、高い安全性を有する毒餌剤を与える。さらに喫食忌避作用がなく、薬剤抵抗性害虫にも有効性を示す毒餌剤を提供できる。この組成物による毒餌剤は施用が簡便であり、一般家庭用、業務用にも使用できる効力の高い匍匐害虫駆除剤となる。
本発明の匍匐害虫毒餌組成物はマイクロカプセル化プロペタンホス製剤、誘引喫食成分の混合物からなる組成物である。ここに当該組成物を得るための好適な条件を開示する。
本発明の殺虫活性成分であるプロペタンホスは、広範囲の害虫の成虫、幼虫に対して高い致死効果を示す非対称型有機リン剤として知られている。これは合成により入手することができるが、もしくは市販により入手可能である。
本発明で用いるマイクロカプセル化プロペタンホス製剤は、内封薬剤放出速度が適度に制御されたマイクロカプセル化製剤であることが望ましい。この性能を満たすマイクロカプセル調製方法は、多価イソシアネートと多官能性アミンで界面重合法によりポリウレア膜マイクロカプセルを調製する方法であって、該多価イソシアネートが芳香族イソシアネートおよび非芳香族イソシアネートであり、芳香族イソシアネートは単独もしくは非芳香族イソシアネートと混合されて使用することができる。具体的な調製方法は特開平9−249505に記載の方法を参考に行なわれてよく、本発明に好適なマイクロカプセル化したプロペタンホス製剤を得ることができる。すなわち芯物質であるプロペタンホスと多価イソシアネートを混合し、分散剤を添加した水溶液に加え、攪拌により微粒子が懸濁した分散系を作成する。これに多官能性アミンを攪拌下添加し、分散粒子表面にポリウレアのカプセル膜を形成させることにより得ることができる。
マイクロカプセル製剤調製において、芯物質であるプロペタンホスはそのまま用いてもよく、難水溶性または非水溶性の有機溶媒を単独もしくは混合させたものに溶解させてもよい。難水溶性有機溶媒および非水溶性の有機溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、パラフィン、イソパラフィン等の炭化水素、トルエン、キシレン、アルキルベンゼン等の芳香族炭化水素、ブチルエーテル、エチルビニルエーテル等のエーテル類、ジクロロメタン、トリクロロエタン等の有機塩素類、マシン油等の鉱油類、植物油類等が挙げられる。
本発明に好適なマイクロカプセル製剤の調製において、多価イソシアネートとしては芳香族イソシアネートと非芳香族イソシアネートの混合物が用いられる他、芳香族イソシアネート単独でも使用できる。芳香族イソシアネートとしては、2,4−トルエンジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネート、メチレン−ビス−(4−フェニルイソシアネート)、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート等が挙げられる。非芳香族イソシアネートとしては、テトラメチレンジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等が挙げられる。多価イソシアネートはそれぞれ単独、あるいは2種類以上を使用しても良い。
プロペタンホスと多価イソシアネート混合液を水中で分散させるための分散剤とは、例えばアクリル酸重合物、(メタ)アクリル酸共重合物、マレイン酸共重合物、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール等の高分子物質、キサンタンガム、アラビアガム、アルギン酸ソーダ等の天然多糖類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルエステル類、ポリオキシエチレンアルキルフェニル縮合物、ソルビダン脂肪酸エステル類等の単独、または2種類以上を組み合わせて使用する。これらは分散系全体に対して0.1〜10重量%、より好ましくは0.1〜5重量%を添加する。
多官能性アミンとしては、例えばテトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、エチレンジアミン、プロピレン−1,3−ジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレントリアミン、テトラエチレンペンタミン、1,3−フェニレンジアミン、2,4−トルイレンジアミン等があり、これら単独あるいは2種類以上を組み合わせて使用しても良い。
更に必要に応じ増粘剤、凍結防止剤、安定化剤、協力剤、防黴剤、着色剤、芳香剤等を添加することもできる。得られるマイクロカプセル化有機リン剤は水中懸濁分散液として得られ、その粒子径は特に限定されないが通常3〜50マイクロメートル、好ましくは5〜40マイクロメートルである。
上記の調製方法により得られた本発明に好適なマイクロカプセル化プロペタンホス製剤は水中懸濁状製剤として得られるが、マイクロカプセル分散系を破壊しない適当な揮発性の水溶性有機溶媒との混合溶媒分散液としても使用できる。好適な有機溶媒としてはメタノール、エタノール、2−プロパノール、アセトン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等が挙げられ、これらは単独もしくは2種類以上の混合溶媒を用いることができる。マイクロカプセル化有機リン剤分散液の含有量は特に限定されない。
当該マイクロカプセル化プロペタンホス製剤は、市販品として入手できるマイクロカプセル化プロペタンホス製剤を水もしくは揮発性水溶性有機溶媒により希釈し使用することも可能である。本発明に好適な特定のマイクロカプセル膜組成による市販品マイクロカプセル化プロペタンホス製剤にはサフロチンMCが挙げられ、三共アグロ(株)またはアリスタライフサイエンス(株)より購入可能である。
本発明で用いる誘引喫食成分とは穀類粉末、豆類粉末、動物性粉末、糖類または誘引成分からなる群から選択される1種、または2種以上を組み合わせてなる害虫誘引喫食物質を示す。
害虫誘引喫食成分として穀物粉類とは米、大麦、小麦、トウモロコシ等を粉砕したもの、前記穀類の精製時に副生するもみがら、米ぬか、ふすま、酒粕が挙げられる。また当該穀類粉末を含む飼育動物用食品(ペットフード)を粉砕して使用することもできる。豆類粉末とはダイズ、小豆、落花生等を粉砕したものが挙げられる。動物性粉末としてはさなぎ粉、するめ粉、魚粉、煮干粉、かつお節、乾燥酵母エキス、粉ミルク、スキムミルク、脱脂粉乳、粉チーズ、肉エキス等が挙げられる。糖類とはグルコース、果糖、ガラクトースの単糖類、麦芽糖、マルトース、ショ糖などの二糖類、グリコーゲン、セルロース、デンプン等の多糖類が挙げられる。誘引成分としてはタマネギ、ペースト状ピーナッツが挙げられる。特にタマネギ、乾燥酵母エキス、魚粉、煮干粉が誘引喫食成分として好ましい。
本発明の害虫毒餌組成物としては殺虫活性成分のプロペタンホスが0.1〜10重量%を含み、誘引喫食成分が1〜95重量%を含む組成物である。構成成分であるマイクロカプセル化プロペタンホス製剤は水溶液として添加されるため、当該毒餌組成物としては水を0.5〜80重量%を含む。より好ましくはプロペタンホスが0.5〜10重量%を含み、誘引喫食成分が10〜80重量%、水が2.5〜70重量%を含む組成物である。
本発明毒餌組成物には、さらに毒餌基材を加えることもできる。毒餌基材とは多糖類、木粉、植物性繊維素材、及び鉱物からなる群から選択される1種または2種以上を組み合わせてなる毒餌基材を指す。
多糖類とはグリコーゲン、セルロース、デンプン等が挙げられる。木粉とは木材を裁断粉砕したもの、おがくず等が挙げられる。木炭を粉砕した炭粉も含まれる。植物性繊維素材とは再生パルプ、おから等が挙げられる。鉱物とはクレー、シリカ、タルク、ケイソウ土、ベントナイト、ゼオライト、セッコウ、炭酸カルシウム等が挙げられる。
毒餌基材を添加する場合、本発明の害虫毒餌組成物のプロペタンホス含有量が0.1重量%となることを下限として、任意の量を添加することが可能である。好ましい添加量としては0〜70重量%である。より好ましくは0〜50重量%である。
本発明には必要に応じマイクロカプセル化有機リン剤の他に、ホウ酸、有機リン剤、カーバメート系殺虫剤、ピレスロイド系殺虫剤、ネオニコチノイド系殺虫剤、ピロール系殺虫剤、フェニルピラゾール系殺虫剤、ベンゾイルフェニルウレア系殺虫剤、昆虫成長阻害剤等その他の殺虫活性成分を添加することも可能である。
有機リン剤としてはジクロルボス、ダイアジノン、フェニトロチオン、フェナンチオン、テメホス、トリクロルホン、クロルピリホスメチル、ピリダフェンチオン、プロペタンホスなどが挙げられる。カーバメート系殺虫剤としてはオキサミル、ブトキンカルボキシム、メソミル、BPMC、MIPC、MPMC、MTMC、NAC、PHC、XMC、ピリミカーブ、プロポクスルなどが挙げられる。ピレスロイド系殺虫剤としてはペルメトリン、フェノトリン、アレスリン、フタルスリン、d−T80−レストメトリン、ジョチュウギクエキス、アクリナトリン、ビフェントリン等が挙げられ、ネオニコチノイド系殺虫剤としてはチアメトキサム、イミダクロプリド、ジノテフラン、クロチアニジン、ニテンピラム、アセタミプリド等が挙げられ、ピロール系殺虫剤としてはクロルフェナピルが挙げられ、フェニルピラゾール系殺虫剤としてはフィプロニル、エチプロールが挙げられ、ベンゾイルフェニルウレア系殺虫剤としてはビストリフルロン、クロルフルアズロン、ヘキサフルムロンが挙げられ、昆虫成長阻害剤としてはジフルベンズロン、ピリプロキシフェン、メトプレン、クロマフェノジド等が挙げられる。
本発明には必要に応じペースト剤、バインダー剤、増粘剤、ゲル化剤、吸水性高分子、界面活性剤、pH調整剤、防黴剤を1種類、または2種類以上を組合わせて添加しても良い。ペースト剤としてはワセリンが挙げられる。バインダー剤としてはポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリビニルピロリドン等の水溶性高分子が挙げられる。また増粘剤として前記水溶性高分子を用いることもできる。ゲル化剤とは寒天、ゼラチン、馬鈴薯でん粉、コーンスターチ、大豆粉、カラギーナン、ペクチン、キサンタンガム、グアーガム、ジュランガムなどが挙げられる。またゲルアップ@WA、ゲルアップ@WG(三栄源エフ・エフ・アイ(株))など市販されているものをそのまま使用することができる。吸水性高分子とはポリアクリル酸塩、アルギン酸塩等が挙げられる。これらはマイクロカプセル化プロペタンホス製剤の粘度を高め、毒餌剤として効率的に含蓄させ付着させる目的で使用するものである。また毒餌剤の乾燥を防ぐ目的でも使用される。防黴剤としてはデヒドロ酢酸ナトリウムが挙げられる。各添加成分はそれぞれ単独、もしくは2種類以上を組み合わせて使用することができる。これらは当該毒餌組成物100重量%に対して0.1〜10重量%を添加できる。
当該毒餌組成物は容易に害虫毒餌剤を調製することができる。その製法は例えば、マイクロカプセル化プロペタンホス分散水溶液50重量部に誘引喫食成分を50重量部添加し、室温で混錬し、成形するという簡易な方法で毒餌剤として用いることができる。毒餌基材を添加する場合も同様に、マイクロカプセル化プロペタンホス製剤分散水溶液、誘引喫食成分と毒餌基材を併せてよく混錬し成形する方法で調製できる。任意成分としてペースト剤、バインダー剤、増粘剤、ゲル化剤、界面活性剤、pH調整剤、防黴剤を1種類、または2種類以上を組み合わせて添加して、よく混錬し成形する方法も可能である。害虫毒餌剤はいかなる大きさや形状に成形しても良いが、対象害虫の大きさや毒餌設置場所を勘案して、重量2g程度に小分け成形することが好ましい。
本発明の害虫駆除毒餌組成物による毒餌剤は、害虫駆除器の害虫誘引成分及び害虫殺虫成分として害虫駆除器の内部に組み込んで使用することもできる。その際は当該毒餌剤の大きさ、形状は害虫駆除器の形状に合わせていかなる形状に成形することも可能である。
本発明の害虫駆除毒餌組成物による毒餌剤は、ゴキブリ、ナンキンムシ、アリ、シロアリ等の匍匐性衛生害虫に適応することができ、特にゴキブリ類の駆除に好適である。ゴキブリ類とはゴキブリ科のクロゴキブリ、ヤマトゴキブリ、ワモンゴキブリ、ウルシゴキブリ、イエゴキブリ、マルバネゴキブリ、トビイロゴキブリ、が挙げられ、チャバネゴキブリ科のチャバネゴキブリ、モリチャバネゴキブリ、が挙げられ、これらゴキブリ類の駆除に好適に適用される。
以下に実施例を挙げて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1、2、3
マイクロカプセル化プロペタンホス製剤(サフロチンMC、日本化薬製、プロペタンホス20重量%含有)を水で各2倍、4倍、10倍に希釈した。それぞれの希釈液49.9重量部を、動物飼育用粉末(商品名:実験動物用飼料MF オリエンタル酵母工業製)を25重量部、小麦粉を5重量部、ふすまを20重量部、デヒドロ酢酸ナトリウムを0.1重量部を均一に混合してペースト状物を得た。これを約2g程度に丸めて成形し、各プロペタンホス含量の害虫駆除毒餌剤(実施例1、2、3)を得た。各実施例の組成を表1に示した。
実施例4、5、6
マイクロカプセル化プロペタンホス製剤(サフロチンMC、日本化薬製、プロペタンホス20重量%含有)を水で各2倍、4倍、10倍に希釈した。それぞれの希釈液49.9重量部を、酵母エキス(FNI LS 65;ラルマン(株))を5重量部、煮干し粉(90g入り;マルシマ)を10重量部、薄力小麦粉(1kg入り;日清フーズ(株))を5重量部、ふすま(20kg入り;日東製粉(株))を30重量部、デヒドロ酢酸ナトリウム(500g入り;東京化成工業(株))0.1重量部を均一に混合してペースト状物を得た。これを約2g程度に丸めて成形し、各プロペタンホス含量の害虫駆除毒餌剤(実施例4、5、6)を得た。各実施例の組成を表2に示した。
実施例7、8、9
マイクロカプセル化プロペタンホス製剤(サフロチンMC、日本化薬製、プロペタンホス20重量%含有)を水で各2倍、4倍、10倍に希釈した。それぞれの希釈液49.9重量部を、酵母エキス(FNI LS 65;ラルマン(株))を5重量部、煮干し粉(90g入り;マルシマ)を10重量部、薄力小麦粉(1kg入り;日清フーズ(株))を5重量部、ふすま(20kg入り;日東製粉(株))を23重量部、デヒドロ酢酸ナトリウム(500g入り;東京化成工業(株))0.1重量部、キサンタンガム(ローデイゲルJ 500g入り:ローデイアジャパン株式会社)2重量部、ワセリン5重量部を均一に混合して固形状物を得た。これを約2g程度に成形し、各プロペタンホス含量の害虫駆除毒餌剤(実施例7、8、9)を得た。各実施例の組成を表2に示した。
比較例1、2、3
プロペタンホスエマルジョン製剤(サフロチン50EW、日本化薬(株)製、プロペタンホス50重量%含有)を水で5倍、10倍、25倍に希釈した。それぞれの希釈液49.9重量部を、動物飼育用粉末(商品名:実験動物用飼料MF オリエンタル酵母工業製)を25重量部、小麦粉を5重量部、ふすまを20重量部、デヒドロ酢酸ナトリウムを0.1重量部を均一に混合してペースト状物を得た。これを約2g程度に丸めて成形し、各プロペタンホス含量の害虫駆除毒餌剤(比較例1、2、3)を得た。各実施例の組成を表1に示した。
比較例4、5、6
マイクロカプセル化フェニトロチオン製剤(スミチオンMC、大阪化成(株)製、フェニトロチオン20重量%含有)を水で各2倍、4倍、10倍に希釈した。それぞれの希釈液49.9重量部を、酵母エキス(FNI LS 65 ラルマン(株)製)を5重量部、煮干し粉10重量部、薄力小麦粉を5重量部、ふすまを30重量部、デヒドロ酢酸ナトリウムを0.1重量部を均一に混合してペースト状物を得た。これを約2g程度に丸めて成形し、各フェニトロチオン含量の害虫駆除毒餌剤(比較例4,5,6)を得た。各比較例の組成を表3に示した。なお、スミチオンMCのマイクロカプセル膜組成は、非特許文献2によるとポリウレタン膜であることが開示されている。
比較例7、8、9
マイクロカプセル化ダイアジノン製剤(ダイアジノンMC、日本化薬(株)製、ダイアジノン23重量%含有)を水で各2倍、4倍、10倍に希釈した。それぞれの希釈液49.9重量部を、酵母エキス(FNI LS 65 ラルマン(株)製)を5重量部、煮干し粉10重量部、薄力小麦粉を5重量部、ふすまを30重量部、デヒドロ酢酸ナトリウムを0.1重量部を均一に混合してペースト状物を得た。これを約2g程度に丸めて成形し、各ダイアジノン含量の害虫駆除毒餌剤(比較例7,8,9)を得た。各比較例の組成を表4に示した。ダイアジノンMCのマイクロカプセル膜組成は、特開平9−249505に記載のマイクロカプセル化方法により調製されている製剤である。
比較例10、11、12
マイクロカプセル化ダイアジノン製剤(ダイアジノンMC、日本化薬(株)製、ダイアジノン23重量%含有)を水で各2倍、4倍、10倍に希釈した。それぞれの希釈液49.9重量部を、酵母エキス(FNI LS 65 ラルマン(株)製)を5重量部、煮干し粉10重量部、薄力小麦粉を5重量部、ふすまを23重量部、デヒドロ酢酸ナトリウムを0.1重量部、キサンタンガム(ローデイゲルJ 500g入り:ローデイアジャパン株式会社)を2重量部、ワセリンを5重量部を均一に混合して固形状物を得た。これを約2g程度に成形し、各ダイアジノン含量の害虫駆除毒餌剤(比較例10,11,12)を得た。各比較例の組成を表4に示した。ダイアジノンMCのマイクロカプセル膜組成は、特開平9−249505に記載のマイクロカプセル化方法により調製されている製剤である。
表1:実施例1〜3、及び比較例1〜3の処方一覧
プロペタン プロペタン 薬剤 飼育 ふすま 小麦粉 デヒドロ
ホスMC液 ホスEW液 含量 用粉末 酢酸Na
実施例1 49.9 5.0 25 20 5 0.1
実施例2 49.9 2.5 25 20 5 0.1
実施例3 49.9 1.0 25 20 5 0.1
比較例1 49.9 5.0 25 20 5 0.1
比較例2 49.9 2.5 25 20 5 0.1
比較例3 49.9 1.0 25 20 5 0.1
プロペタンホスMC;マイクロカプセル化プロペタンホス製剤
プロペタンホスEW;プロペタンホスエマルジョン製剤
表2:実施例4〜9の処方一覧
プロペタン 薬剤 酵母 煮干 ふす 小麦 デヒドロ キサンタ ワセ
ホスMC液 含量 エキス し粉 ま 粉 酢酸Na ンガム リン
実施例4 49.9 5.0 5 10 30 5 0.1 − −
実施例5 49.9 2.5 5 10 30 5 0.1 − −
実施例6 49.9 1.0 5 10 30 5 0.1 − −
実施例7 49.9 5.0 5 10 23 5 0.1 2 5
実施例8 49.9 2.5 5 10 23 5 0.1 2 5
実施例9 49.9 1.0 5 10 23 5 0.1 2 5
プロペタンホスMC;マイクロカプセル化プロペタンホス製剤
表3:比較例4〜6の処方一覧
スミチ 薬剤 酵母 煮干 ふすま 小麦 デヒドロ
オンMC液 含量 エキス し粉 粉 酢酸Na
比較例4 49.9 5.0 5.0 10 30 5.0 0.1
比較例5 49.9 2.5 5.0 10 30 5.0 0.1
比較例6 49.9 1.0 5.0 10 30 5.0 0.1
スミチオンMC;マイクロカプセル化フェニトロチオン製剤
表4:比較例7〜12の処方一覧
ダイアジ 薬剤 酵母 煮干 ふす 小麦 デヒドロ キサンタ ワセ
ノンMC液 含量 エキス し粉 ま 粉 酢酸Na ンガム リン
比較例7 49.9 6.25 5 10 30 5 0.1 − −
比較例8 49.9 3.12 5 10 30 5 0.1 − −
比較例9 49.9 1.25 5 10 30 5 0.1 − −
比較例10 49.9 6.25 5 10 23 5 0.1 2 5
比較例11 49.9 3.12 5 10 23 5 0.1 2 5
比較例12 49.9 1.25 5 10 23 5 0.1 2 5
ダイアジノンMC;マイクロカプセル化ダイアジノン製剤
試験例1 ゴキブリに対する喫食効果試験
逃亡防止処置を講じたプラスチックケース(28×60×H28cm)内に通常飼育用固形飼料と水、ベニヤ製シェルターとともにチャバネゴキブリ成虫(雌10、雄10)を放虫した。この中にそれぞれ実施例1、2、3、比較例1、2、3による毒餌剤を飼料に併置した。設置7日後の死亡虫数を計数した。結果を表5にまとめた。
試験例2 ゴキブリに対する喫食効果残効性試験
試験例1の試験終了後、使用した餌類及び毒餌剤はそのままケース内に静置し、3ヶ月後にチャバネゴキブリ成虫(雌10、雄10)を再度放虫した。放虫7日後に死亡虫数を計数した。結果を表5にまとめた。
表5:試験例1及び2の結果
放虫7日後死亡率(%)
試験例1 試験例2
調製直後 調製3ヶ月
実施例1 100 100
実施例2 100 100
実施例3 100 70
比較例1 100 40
比較例2 100 20
比較例3 100 0
調製直後の毒餌剤を用いた試験例1では、実施例、比較例ともに高い殺虫効果を示した。また薬効成分を高濃度に含む毒餌剤においても、喫食忌避性は見られなかった。一方、調製後3ヶ月経過した毒餌剤を用いた試験例2においては、比較例は殺虫効果の低下が見られたのに対し、実施例では高い殺虫効果が維持されていることが確認された。本発明による毒餌剤の高い残効性が確認された。また実施例毒餌剤の喫食忌避性は確認されなかった。
試験例3 殺虫剤抵抗性ゴキブリに対する喫食効果試験
逃亡防止処置を講じたプラスチックケース(28×60×H28cm)内に通常飼育用固形飼料と水、ベニヤ製シェルターとともに殺虫剤抵抗性チャバネゴキブリ成虫(雌30、雄30)を放虫した。この中にそれぞれ実施例4,5,6,7,8,9、比較例4,5,6,7,8,9,10,11,12による毒餌剤を飼料に併置した。毒餌剤設置後の死亡虫数を経日的に計数した。なお、供試したチャバネゴキブリは千葉市の飲食店より捕獲したもので、有機リン系殺虫剤に対する抵抗性を獲得している系統である。結果を表6にまとめた。
表6:試験例3の結果
放虫後死亡率(%)
1日後 2日後 7日後
実施例4 100 − −
実施例5 60 100 −
実施例6 20 100 −
実施例7 100 − −
実施例8 60 100 −
実施例9 20 100 −
比較例4 0 20 40
比較例5 0 0 10
比較例6 0 0 0
比較例7 40 100 −
比較例8 20 40 60
比較例9 0 0 20
比較例10 40 40 60
比較例11 20 20 40
比較例12 0 0 20
調製直後の毒餌剤を用いた試験例3では、実施例4、5、6、7、8、9においては放虫2日後までに100%の死亡率を示し、高い殺虫効果が認められた。特に実施例4及び実施例7は高濃度処理区にもかかわらず即効的であり、本毒餌剤に対する忌避効果を示さなかった。比較例群においては、スミチオンMCを殺虫活性成分とした比較例4、5、6は効果が低く、殺虫剤抵抗性ゴキブリに対して有効性は得られなかった。ダイアジノンMCを殺虫活性成分とした比較例7〜12は、薬剤高濃度毒餌剤である比較例7は本願実施例同等の効果を示したが、全体として本願実施例より殺虫効果で劣るものであった。殺虫剤抵抗性害虫に対する本発明による毒餌剤の高い効果が確認された。なお、比較例4〜6で用いたスミチオンMCのマイクロカプセル膜組成は、非特許文献2によるとポリウレタン膜であることが開示されている。また比較例7〜12で用いたダイアジノンMCのマイクロカプセル膜組成は、本発明に係るポリウレア膜マイクロカプセル製剤である。
試験例1および2の結果から、本発明による特定の組成によるポリウレア膜マイクロカプセルにプロペタンホスを芯物質として内包せしめた製剤を活性成分として用いた害虫毒餌剤は、ゴキブリに対し殺虫効果に優れ、なおかつ長期残効性を示した。また有機リン剤抵抗性ゴキブリに対しても高い殺虫効果が示された。この殺虫効果は他の有機リン剤を活性成分とする比較例毒餌剤に確認されず、本発明による毒餌剤の優れた特性が明確になった。

Claims (10)

  1. 多価イソシアネートと、多官能性アミンの界面重合法によるポリウレア膜マイクロカプセルに、殺虫活性成分としてプロペタンホスを芯物質として内包せしめたマイクロカプセル化プロペタンホス製剤、及び誘引喫食成分からなる害虫駆除用毒餌組成物。
  2. 誘引喫食成分が穀類粉末、豆類粉末、動物性粉末、糖類及び誘引成分からなる群から選択される1種または2種以上を組み合わせてなる請求項1に記載の害虫駆除用毒餌組成物。
  3. 殺虫活性成分のプロペタンホスの含有量が0.1〜10重量%であり、誘引喫食成分が 1〜95重量%を含む請求項1または2に記載の害虫駆除用毒餌組成物。
  4. 殺虫活性成分のプロペタンホスの含有量が0.5〜10重量%であり、誘引喫食成分が 10〜80重量%、及び水を2.5〜70重量%を含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の害虫駆除用毒餌組成物。
  5. 更に毒餌基材を含む請求項1〜4のいずれか1項に記載の害虫駆除用毒餌組成物。
  6. 毒餌基材が多糖類、木粉、植物性繊維素材、及び鉱物からなる群から選択される1種または2種以上を組み合わせてなる請求項5に記載の害虫駆除用毒餌組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の害虫駆除用毒餌組成物を混錬し、成形することにより得られる害虫駆除用毒餌。
  8. 害虫がゴキブリ類である請求項7の害虫駆除用毒餌。
  9. 害虫が殺虫剤抵抗性ゴキブリ類である請求項7の害虫駆除用毒餌。
  10. 請求項7の害虫駆除用毒餌を含む害虫駆除器。
JP2009125225A 2008-05-29 2009-05-25 害虫駆除毒餌組成物 Pending JP2010006799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009125225A JP2010006799A (ja) 2008-05-29 2009-05-25 害虫駆除毒餌組成物

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008140773 2008-05-29
JP2009125225A JP2010006799A (ja) 2008-05-29 2009-05-25 害虫駆除毒餌組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010006799A true JP2010006799A (ja) 2010-01-14

Family

ID=41587690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009125225A Pending JP2010006799A (ja) 2008-05-29 2009-05-25 害虫駆除毒餌組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010006799A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023112988A1 (ja) * 2021-12-16 2023-06-22 住友化学株式会社 有害節足動物の防除方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023112988A1 (ja) * 2021-12-16 2023-06-22 住友化学株式会社 有害節足動物の防除方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101461364B (zh) 一种杀灭红火蚁的毒饵
KR101019652B1 (ko) 살서성 미끼 시스템
AU2006297348B2 (en) Feed-through lignin-pesticide compositions
JP2974373B2 (ja) 害虫駆除用毒餌剤
BG102463A (bg) Микрокапсулиран инсектициден продукт и метод за получаването му
JP2939302B2 (ja) 害虫駆除用毒餌剤
JPS63218605A (ja) 害虫駆除用毒餌剤
JP2018095636A (ja) 害虫防除剤
US20110262382A1 (en) Dual-Action Pest Control Formulation and Method
JP2018503694A (ja) 高効力活性薬剤の封入
WO2013055773A1 (en) Liquid insecticide including diatomaceous earth
JPH0267202A (ja) 防虫用成型物
JP5361549B2 (ja) 害虫防除用固形毒餌剤
JP5901999B2 (ja) 匍匐性衛生害虫防除用水性ベイト剤
AU2011384165B2 (en) A consumable aqueous gel for use in pest control, a pest control device comprising an aqueous gel, and the use of an aqueous gel in a pest control device and in a method of controlling pests
KR101953984B1 (ko) 비스트리플루론 및 인독사카브를 유효성분으로 포함하는 해충 방제용 조성물
JP2010006799A (ja) 害虫駆除毒餌組成物
JPH0267204A (ja) 害虫駆除用毒餌剤
JP5093947B2 (ja) シロアリ嗜好物
RU2811951C2 (ru) Инсектицидная композиция, инсектицидное средство, ловушка для борьбы с синатропными вредными насекомыми, способ борьбы с синатропными вредными насекомыми
JP2019064982A (ja) アリ類防除剤
JPH0560441B2 (ja)
JP2007070351A (ja) シロアリ防除剤
JPH03232804A (ja) 害虫防除用毒餌組成物
JP2004143077A (ja) 害虫駆除用毒餌剤