JP2010006533A - フックプロテクタの取付け構造、及びフックプロテクタの取付け方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フック2をトラニオン4との係合のために水平移動させたときのトラニオン4との接触部位に当接され、この接触部位を保護するプロテクタ11と、プロテクタ11の両端からフック2の側面に沿って連設される一対の側板12と、フック2の背面に当接した状態で両端が一対の側板12に溶接される連結部材15とを備える。さらに、フック2の背面に対向する梁部材23を有し、一対の側板12に締結される治具21と、連結部材15を一対の側板12に溶接する前に、フック2の背面に当接させた連結部材15と梁部材23との間に介挿されるジャッキ25とを備える。
【選択図】図2
Description
例えば、図8に示すように、フックに対して、二層構造のプロテクタを溶接することが考えられていた。これは、先ず下層のプロテクタをフックに溶接してから熱処理を施し、この下層のプロテクタに上層のプロテクタを溶接することで、磨耗したり劣化した上層のプロテクタだけを交換する構造になっている。しかしながら、トラニオンとの接触を繰り返しているうちに、上層のプロテクタと下層のプロテクタとの溶接部や、下層のプロテクタとフックとの溶接部に、亀裂が生じたり、一部が剥離することもあった。
図1は、レードルクレーンにおける主巻上吊具の概略構成であり、横行及び昇降可能な状態で天井から垂設されたビーム1には、一対のフック2が平行に配設されており、これら一対のフック2を、溶銑や溶鋼を取扱うレードル3のトラニオン4に係合させることでレードル3を傾転可能に懸吊し運搬することができる。
フック2のトラニオン4との係合部位は、レードル3の垂直荷重を受け、且つレードル3が傾転するときの摺動摩擦を受けるので、フックメタル6が装着されている。このフックメタル6は、フック2の湾曲した内周面に跨座する略三日月状に形成されており、フック2の先端側にボルトを貫通させて締結されている。また、フックメタル6の先端側は、フック2に溶接されたメタルストッパ7によって係止されており、浮き上がりを防止している。
先ず、一対の側板12をフック2の側面に差し入れて、フック2におけるトラニオン4との接触部位にプロテクタ11を対向させる。そして、図7に示すように、フック2の背面で治具21を一対の側板12に外接させながら、枠板22の貫通孔24を側板12の貫通孔13に一致させて、上下の二箇所で、一方の枠板22から他方の枠板22へとボルトを挿通しナットで締結する。
そして、図2に示すように、プロテクタ11が浮き上がらないように、防熱板5との間に、干渉板16とそのフランジ17、及び干渉板17を介在させて、夫々の上端及び下端を溶接したら、取付け完了である。
レードルクレーンのフック2には、高張力鋼が使用されることが多いが、熱影響を受けやすいこともあり、このフック2にプロテクタ11を溶接すると、その溶接部の強度が母材よりも低くなることがある。
本発明によれば、プロテクタ11の両端からフック2の側面に沿って一対の側板12を連接し、この一対の側板12同士をフック2の背面で連結することで、プロテクタ11をフック2に取付けているので、プロテクタ11の取付け構造における耐久性を向上させることができる。すなわち、プロテクタ11をフック2には溶接せずに、一対の側板12を介してフック2に抱き付かせた状態で、フック2の背面で連結部材15を介して一対の側板12を連結することで、プロテクタ11をフック2に溶接するよりも、取付け構造の耐久性を向上させることができる。
そして、フック2の背面に対向する梁部材23を有し、一対の側板12に締結される治具21と、連結部材15を一対の側板12に溶接する前に、フック2の背面に当接させた連結部材15と梁部材23との間に介挿されるジャッキ25とを備えることで、容易に、且つ堅固に、プロテクタ11をフック2に取付けることができる。
なお、上記の実施形態は、本発明を実施するための一例に過ぎず、側板12や連結部材15、また治具21については、他の如何なる形状としてもよい。また、連結部材15については、一つだけでもよいし、三つ以上あってもよい。
3 レードル
4 トラニオン
5 防熱板
6 フックメタル
11 プロテクタ
12 側板
15 連結部材
21 治具
22 枠板
23 梁部材
25 ジャッキ
Claims (4)
- 運搬物のトラニオンと係合し当該運搬物を懸吊可能なフックと、該フックを前記トラニオンとの係合のために水平移動させたときの当該トラニオンとの接触部位に当接され当該接触部位を保護するプロテクタと、該プロテクタの両端から前記フックの側面に沿って連設される一対の側板と、前記フックの背面に当接した状態で両端が前記一対の側板に溶接される連結部材と、を備えることを特徴とするフックプロテクタの取付け構造。
- 前記フックの背面に対向する対向面を有し、前記一対の側板に締結される治具と、前記連結部材を前記一対の側板に溶接する前に、前記フックの背面に当接させた当該連結部材と前記対向面との間に介挿されるジャッキと、を備えることを特徴とする請求項1に記載のフックプロテクタの取付け構造。
- 運搬物を懸吊可能なフックをトラニオンとの係合のために水平移動させたときの、当該トラニオンとの接触部位を保護するために、当該接触部位にプロテクタを取付けるフックプロテクタの取付け方法において、
前記フックの側面に沿う一対の側板を前記プロテクタの両端に形成すると共に、前記フックの背面に対向する対向面を有し、前記一対の側板に締結可能な治具を形成し、
前記プロテクタを前記接触部位に対向させてから前記一対の側板に前記治具を締結し、前記一対の側板同士の間に連結部材を介挿すると共に、当該連結部材と前記対向面との間にジャッキを介挿し、当該ジャッキを伸長させてから前記連結部材を前記一対の側板に溶接することを特徴とするフックプロテクタの取付け方法。 - 前記連結部材を前記一対の側板に溶接してから、前記ジャッキ及び前記治具を撤去することを特徴とする請求項3に記載のフックプロテクタの取付け方法。
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| JP2008167430A JP5251292B2 (ja) | 2008-06-26 | 2008-06-26 | フックプロテクタの取付け構造、及びフックプロテクタの取付け方法 |
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2008
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Patent Citations (3)
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| JP5251292B2 (ja) | 2013-07-31 |
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