JP2010005169A - ミスト噴出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミスト噴出動作の終了後に装置の湯水流路に多くの湯水が長時間にわたって残留することを適切に防止して、衛生に優れたものとすることができ、しかもミスト噴出時にはミスト噴出量の変更を適切に行なうことも可能なミスト噴出装置を提供する。
【解決手段】ミスト噴出装置Aは、湯水供給管2および元バルブV1から第1の湯水流路3Aの上部または上下高さ方向中間部に湯水供給を行うことが可能であるとともに、第1の湯水流路3Aの下部とその下方に位置する第2の湯水流路3Bの上部とは、ミスト量変更用バルブV2によって接続されており、第1の湯水流路3Aへの湯水供給が停止されてミスト噴出が終了するときには、ミスト量変更用バルブV2が開状態とされて、第1の湯水流路3Aの湯水が第2の湯水流路3Bに流入して第2のミスト噴出口40bから外部に排出される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、たとえば浴室に設置されて、入浴者がミストシャワーなどを浴びるのに用いられるミスト噴出装置に関する。
従来のミスト噴出装置の一例として、特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載されたミスト噴出装置は、浴室の側壁に取り付けられるケーシング内に、複数のミストノズルを装着した管体が収容された構成を有している。前記管体内には、この管体の下端に接続された給湯用のホースから湯水が供給されるようになっている。このような構成によれば、前記管体内に湯水が供給されると、この湯水はミスト化されて前記複数のミストノズルから浴室内に噴出する。したがって、入浴者はミストシャワーを浴びることができる。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように、改善すべき点があった。
第1に、ミストシャワー用途などに用いられるミスト噴出装置は、雑菌などの繁殖を抑止して、衛生に優れたものとすることが望ましい。このような観点からすると、ミスト噴出動作を終了した後には、ミストノズルが装着されている管体内の湯水流路に多くの湯水が長時間にわたって残留したままにならないようにすることが要請される。これに対し、前記従来技術においては、管体内部の湯水流路への湯水供給は湯水流路の下端側から行なわれているために、湯水流路への湯水供給を停止してミスト噴出を終了させた際に、この湯水流路に残存する湯水を早期に外部へ排出させることは難しいものとなっていた。すなわち、たとえば湯水流路の下部に給湯用のホースを接続している場合に、このホースから湯水流路への湯水供給を停止させたとしても、前記ホース内には多くの湯水が存在するために、湯水流路の湯水を前記ホース内に流れ落とすことはできず、湯水流路の湯水を早期に外部へ排出させることは困難となっていた。
第2に、ユーザがミストシャワーを浴びる際の快適性あるいは融通性を高める観点からすると、ミストの噴出量を適宜変更できるようにすることが望まれる。これに対し、前記従来技術においては、そのようなことも困難であり、この点においても改善すべき余地があった。なお、特許文献2,3には、ミストシャワー用のミスト噴出部とは別に、浴室の床に向けてミストを噴出するためのミスト噴出部を追加して設けたミスト噴出装置や、ミストの粗さが相違するミスト噴出が可能とされたミスト噴出装置が開示されているが、これらの装置においても、特許文献1と同様に、ミストの噴出量を適宜に切り替えることは困難であり、また湯水流路内の排水性が悪いという不具合がある。
特開2007−159707号公報 特公平6−9596号公報 特開2003−461号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであって、ミスト噴出動作の終了後に装置の湯水流路に多くの湯水が長時間にわたって残留することを適切に防止して、衛生に優れたものとすることができ、しかもミスト噴出時にはミスト噴出量の変更を適切に行なうことも可能なミスト噴出装置を提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供されるミスト噴出装置は、第1の湯水流路と、この第1の湯水流路よりも下方に設けられた第2の湯水流路と、前記第1および第2の湯水流路にそれぞれ連通して設けられ、かつ前記第1および第2の湯水流路に供給された湯水をミスト化して噴出することが可能な第1および第2のミスト噴出口と、を備えている、ミスト噴出装置であって、前記第1の湯水流路への外部からの湯水供給を前記第1の湯水流路の上部または上下高さ方向中間部から行なわせることが可能に設けられた湯水供給部と、前記第1の湯水流路の下部と前記第2の湯水流路の上部とを繋ぐように設けられ、かつ前記第1の湯水流路の湯水が前記第2の湯水流路に流入する動作のオン・オフ切り換えが可能なミスト量変更用バルブと、前記第1の湯水流路への湯水供給が停止されてミスト噴出が終了するときに、前記ミスト量変更用バルブを開状態とする制御手段と、をさらに備えており、前記第1の湯水流路への湯水供給が停止された後は、前記第1の湯水流路に残存する湯水が前記第2の湯水流路に流入して前記第2のミスト噴出口から外部に排出されるように構成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
まず、第1の湯水流路への湯水供給が停止されてミスト噴出が終了したときには、ミスト量変更用バルブが開状態となり、第1の湯水流路に残存する湯水は、第1の湯水流路の下方に位置する第2の湯水流路に流入する。すると、この湯水は、第2のミスト噴出口から外部に排出される。もちろん、第2の湯水流路に湯水が元々存在していた場合には、この湯水も第2のミスト噴出口から外部に排出される。このように、本発明においては、湯水流路の下端側から湯水供給を行なわせていた従来技術とは異なり、ミスト噴出の終了後には、湯水流路に残存する湯水を下方に向けて積極的に進行させてから第2のミスト噴出口を利用して外部に排出させ、湯水流路内に多くの湯水が長時間にわたって残存したままにならないようにすることができる。その結果、湯水流路内において雑菌などが繁殖することを抑制し、衛生に優れたものとすることができる。
また、本発明においては、第1の湯水流路に外部から湯水供給を行なわせている際に、ミスト量変更用バルブを閉状態にすると、第1のミスト噴出口のみからミスト噴出がなされる一方、前記ミスト量変更用バルブを開状態にすると、第1および第2のミスト噴出口の双方からミスト噴出がなされる。したがって、ユーザの要望に応じてミスト量が多い場合と少ない場合とを適宜切り換えることが可能であり、ユーザにとって快適なものとすることができる。さらに、本発明においては、ミスト量変更用バルブの開閉動作を繰り返させた場合には、第2のミスト噴出口からミスト噴出が間欠的に行なわれることとなり、入浴者の身体にマッサージ効果を与えるといった態様での使用も可能となる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記湯水供給部は、前記第1の湯水流路の上部または上下高さ方向中間部に一端が接続された元バルブと、この元バルブの他端に接続され、かつこの元バルブに外部からの湯水供給を行なわせるための湯水供給管と、を備えて構成され、前記湯水供給管は、外部からこの湯水供給管の下部に供給されてきた湯水を前記元バルブよりも高い位置まで一旦上昇させてから下向きにUターンさせて前記元バルブに供給するように設けられており、前記制御手段は、前記元バルブを閉状態として外部から前記第1の湯水流路への湯水供給をオフとするときに、前記ミスト量変更用バルブが閉状態にある場合にはこれを開状態に切り換え、かつ前記ミスト量変更用バルブが開状態にある場合にはこの開状態を維持させるように構成されている。
このような構成によれば、湯水供給管から第1の湯水流路への湯水供給のオン・オフ切り換えを元バルブを利用して的確に行なうことができるとともに、第1の湯水流路への湯水供給を停止した際にも、元バルブとの関連においてミスト量変更用バルブを開状態に設定する動作を的確に行なうことができる。また、湯水供給管に外部から湯水を供給するためのホースを接続する場合には、このホースを湯水供給管の下部に接続すればよいこととなり、装置の高い位置へホースを接続する場合とは異なり、前記ホースの接続が容易となり、見栄えなどもよくすることができる。さらに、湯水供給管から元バルブに供給される湯水が元バブルよりも高い位置に一旦上昇してから下向きにUターンされるように構成されていれば、前記湯水供給管に対して元バルブをいわゆる縦置きの姿勢(上下高さ方向に延びる管体の途中に元バルブを取り付けるのと同様な姿勢)に接続することができ、元バルブの弁閉時の排水性をよくすることも可能となる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ミスト量変更用バルブとしては、水圧を利用して弁開動作を行なう開閉バルブが用いられており、前記制御手段は、前記元バルブを閉状態とし、かつ前記ミスト量変更用バルブを開状態とするときには、前記元バルブを閉状態とする前に、前記ミスト量変更用バルブを開状態とするように構成されている。
このような構成によれば、元バルブが閉じられて第1の湯水流路の水圧が低下する前に、その水圧を利用してミスト量変更用バルブを適切に開状態に設定することができる。また、ミスト量変更用バルブが水圧を利用して弁開動作を行なう方式のものであれば、バルブの開閉動作の全てをたとえば電磁力によって行なうものと比較すると、省電力化を図ることが可能であり、バルブ動作用電源として電池類などを利用した場合にはその寿命を長くするのに好適となる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上下方向に延び、かつ上下両端部に前記元バルブおよび前記ミスト量変更用バルブがそれぞれ接続された第1の管体部と、この第1の管体部の下部のうち、前記ミスト量変更用バルブよりも上方部分に接続され、かつこの接続部分から上向きに起立した第2の管体部とを備えており、これら第1および第2の管体部の内部が、前記第1の湯水流路であり、前記第1および第2の管体部のそれぞれには、前記第1のミスト噴出口を個々に有する複数のミストノズルが設けられている。
このような構成によれば、第1および第2の管体部が水平方向に間隔を隔てて並んだ格好となり、これらの上下方向の全長寸法が長くなることを抑制しつつ、第1の湯水流路の実質的な全長寸法を長くし、第1のミスト噴出口の総数を多くすることが可能となる。したがって、全体のコンパクト化を図りつつ、ミスト噴出量を多くするのに好適なものとなる。また、第1および第2の管体部は、それらの下部において互いに接続された簡易な構造とすることができ、複数の継手などを用いることなく、寸法長の長い第1の湯水流路を低コストで形成することもできる。さらに、第1の湯水流路への湯水供給を停止したときには、第1および第2の管体のそれぞれの内部から第2の湯水流路に円滑に湯水を流れ込ませることもでき、排水性も良好なものとなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第2のミスト噴出口は、前記第1のミスト噴出口から噴出されるミストよりも粒径が大きい粗ミストを噴出可能であり、かつミスト噴出終了後における湯水排出が促進されるように、前記第1のミスト噴出口よりも開口径が大きいものとされている。
このような構成によれば、ミスト噴出を終了した後に、第1および第2の湯水流路内の湯水を第2のミスト噴出口から早期に排出させるのにより好ましいものとなる。また、ミスト噴出を行なわせる場合には、第1のミスト噴出口からは粒径が小さい微細なミストが噴出される一方、第2のミスト噴出口からはそれよりも粒径が大きい粗ミストが噴出されることとなり、常に粒径が一定とされたミストが噴出される場合と比較すると、ミストシャワーなどをユーザにとって快適なものとすることもできる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第2のミスト噴出口は、ミスト噴出終了後における湯水排出が促進されるように、前記第2の湯水流路の最下部またはその近傍に連通し、かつ斜め下向きまたは下向きに開口している。
このような構成によれば、ミスト噴出を終了した後に、第2のミスト噴出口から湯水が排出され易く、また第2の湯水流路内に湯水が残存し難くなり、衛生により優れたものとすることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図5は、本発明が適用されたミスト噴出装置の一実施形態を示している。図1および図2によく表われているように、本実施形態のミスト噴出装置Aは、第1および第2のミスト噴出口40a,40bを有するミスト噴出ヘッドH、およびこのミスト噴出ヘッドHを矢印N1で示す上下方向にスライド可能に支持するためのガイドロッド60を備えている。
図1および図2において、ガイドロッド60は、たとえばステンレス製パイプを用いて構成されており、上下両端部に取り付けられた一対の固定具61が浴室の側壁90に固定されることにより、側壁90の手前側において上下方向に延びた格好に設置される。図2に示すように、ミスト噴出ヘッドHは、その背面部に設けられた上下一対の凸部18の孔部18aにガイドロッド60が挿通し、このガイドロッド60に沿って昇降可能である。下側の凸部18には、操作部17aを備えた位置決め具17が設けられており、操作部17aを回転操作することによって、ミスト噴出ヘッドHの位置決め固定と、その解除とが可能であり、ミスト噴出ヘッドHを所望の高さに設定できるようになっている。また、ミスト噴出ヘッドHは、図1の矢印N2に示すように、ガイドロッド60周りに回転させてその向きを変更することも可能である。
図3および図4に示すように、ミスト噴出ヘッドHは、合成樹脂製のケース1内に、湯水供給管2、元バルブV1、第1および第2の湯水流路3A,3B、複数の第1および第2のミストノズル4A,4B、ミスト量変更用バルブV2、制御部5、ならびに電源部50が収容された構成を有している。なお、図4は、図3に示されたミスト噴出ヘッドHの内部構造を理解し易くするために、模式的に示したものである。
このミスト噴出装置Aは、たとえば浴室に設置されている混合栓91(図1を参照)と湯水供給管2とが給湯用のホース92を介して接続された状態で使用される。湯水供給管2に湯水が供給されると、この湯水は元バルブV1に供給される。この元バルブV1が開状態であると、前記の湯水は第1の湯水流路3Aに流入して、複数の第1のミスト噴出口40aからミスト化されて噴出される。また、ミスト量変更用バルブV2が開状態にあるときには、第1の湯水流路3Aの湯水の一部が第2の湯水流路3Bに流入し、複数の第2のミスト噴出口40bからミスト化されて噴出されるように構成されている。ミスト噴出ヘッドHのケース1の前面部には、第1および第2のミスト噴出口40bをケース1の外部に臨ませて、ケース1の外部にミストを適切に噴出させるための開口部が設けられている。
湯水供給管2は、給湯用のホース92の接続口を下端部に有しており、ホース92から供給されてきた湯水を元バルブV1と同等高さ、またはそれよりも高い高さまで一旦上昇させてから元バルブV1に流入させるように設けられている。この湯水供給管2と元バルブV1との組み合わせ構造は、本発明でいう湯水供給部の一例に相当する。
元バルブV1およびミスト量変更用バルブV2は、電源部50から供給される電力を利用して開閉動作を行なう開閉電磁弁である。ただし、弁開動作は、バルブ内に流入した湯水の水圧を利用するものである。このように弁開動作に水圧を利用すれば、省エネが図られ、電源部50に電池などを用いた場合にはその消耗を抑制して使用寿命を長くすることができる。なお、水圧を利用して弁開動作を行なうタイプの開閉電磁弁は、既知であり、その詳細な説明は省略する。
第1の湯水流路3Aは、第1および第2の管体部31,32を利用して構成されており、これらの内部が第1の湯水流路3Aであって、略U字状である。第1の管体部31は、上下方向に延び、かつ上下両端部には元バルブV1およびミスト量変更用バルブV2がそれぞれ接続された構成である。第2の管体部32は、第1の管体部31の下部のうち、ミスト量変更用バルブV2よりも上方部分に接続され、かつこの接続部分から上向きに起立している。この第2の管体部32の上端は、湯水が流出しないように非開口状態である。第1および第2の管体部31,32には、複数の第1のミストノズル4Aが適当な間隔で取り付けられて2列に並んでいる。これら第1のミストノズル4Aの先端開口部が、第1のミスト噴出口40aであり、略水平方向を向いている。もちろん、第1のミストノズル4Aを揺動可能とし、ミスト噴出方向を変更できるようにすることもできる。第1のミストノズル4Aは、後述する第2のミストノズル4Bと同様な構造を有しているが、第2のミストノズル4Bは粒径の比較的大きな粗ミストを発生させるのに対し、第1のミストノズル4Aは、それよりも粒径が小さい微細ミストを発生させるものとされている。
第2の湯水流路3Bは、ミスト量変更用バルブV2の下部に第3の管体部33の上部を接続することにより構成されており、この第3の管体部33の内部が第2の湯水流路3Bである。第3の管体部33は、略水平状に延びた姿勢であり、この第3の管体部33には、複数の第2のミストノズル4Bが設けられている。これら第2のミストノズル4Bの先端開口部が、第2のミスト噴出口40bである。
図5に示すように、第2のミストノズル4Bは、第2の湯水流路3Bの最下部またはその近傍に連通するように第3の管体部33に装着されており、第2のミスト噴出口40bは、斜め下向きに開口している。この第2のミスト噴出口40bについても、その向きを変更可能とすることが可能であるが、好ましくは、斜め下向き状態を維持する範囲でその向きを変更可能とされる。第2のミストノズル4Bは、後端部に形成された流入口41から湯水が所定圧以上で流入すると、この第2のミストノズル4B内の中間室42において前記湯水の旋回流を生じさせ、かつこれを第2のミスト噴出口40bから高速で噴射させることにより、湯水のミスト化を図るように構成されたものである。このような第2のミストノズル4Bの構造自体は、従来既知のミストノズルと同様であるが、これとは異なる原理でミストを発生させるようにしてもかまわない。既述したように、第2のミストノズル4Bは、第1のミストノズル4Aよりも粒径が大きいミストを発生させるように構成されており、第2のミスト噴出口40bの開口径D1は、第1のミスト噴出口40aの開口径よりも大径である。このように、開口径D1を大きくすること、および第2のミスト噴出口40bを斜め下向きにすることは、ミスト噴出動作を終了した後に、第2の湯水流路3Bに存在する湯水を第2のミスト噴出口40bから外部に迅速に流出させるのに好ましいものとなる。
制御部5は、たとえばマイクロコンピュータを用いて構成されており、予め記憶された制御プログラム、および別途準備されたリモコンR(図1を参照)からの動作指令に基づいて、元バルブV1およびミスト量変更用バルブV2の開閉動作を制御するように構成されている。なお、リモコンRから制御部5への動作指令は、従来既知の赤外線通信などを利用して行われ、ミスト噴出ヘッドHには赤外線通信用の受光素子(図示略)などが設けられている。
次に、前記したミスト噴出装置Aの作用について説明する。
まず、浴室の混合栓91から給湯用のホース92を介して湯水供給管2に湯水を供給させた状態において、元バルブV1を開状態にすると、既述したように、第1の湯水流路3Aに湯水が流入し、複数の第1のミスト噴出口40aからミストが噴出する。ミスト量変更用バルブV2が閉状態である場合、第2の湯水流路3Bには湯水供給がなされないために、第1のミスト噴出口40aのみからミスト噴出がなされることとなる。この第1のミスト噴出口40aから噴出されるミストは、粒径が小さい微細ミストであるために、ユーザがソフトな感触のミストシャワーを浴びたい場合に適する。第1の湯水流路3Aは、第1および第2の管体部31,32が略U字状に繋げて形成されているために、複数の第1のミスト噴出口40aを縦2列に整然と配置させて、上下高さ方向の全体寸法が嵩張ることを抑制しつつ、第1のミスト噴出口40aの総数を多くし、ミストシャワーに充分に適するミスト噴出量を確保することができる。また、第1および第2の管体部31,32は、一箇所のみで接続された簡素な構成であるために、複数の継手を用いてそれらを連結する場合とは異なり、それらの組み立てコストも廉価にすることができる。
次いで、第1の湯水流路3Aに湯水供給がなされている状態において、ミスト量変更用バルブV2を開状態にすると、第2の湯水流路3Bにも湯水が供給され、複数の第2のミスト噴出口40bからもミスト噴出がなされる。このことにより、ミストの噴出総量が増大し、ユーザがより多くのミストを浴びたい場合に好ましいものとなる。第2のミスト噴出口40bから噴出されるミストは、粒径が大きいために、これが第1のミスト噴出口40aから噴出されるミストとは異なる感触を生じさせ、ユーザに快適なものとなる。ミスト量変更用バルブV2は、比較的短い周期で開閉動作を繰り返させることも可能である。このようにすると、第2のミスト噴出口40bからはミストが断続的に噴射され、ユーザの身体をマッサージする効果も得られる。
ミスト噴出時において、ミスト噴出を終了する旨の操作がリモコンRを利用して行われた場合、制御部5は、元バルブV1を閉じて第1の湯水流路3Aへの湯水供給を停止させるとともに、ミスト量変更用バルブV2を開状態とする。元バルブV1を閉じる際に、ミスト量変更用バルブV2が元々開状態である場合にはその状態が維持されるが、ミスト量変更用バルブV2が閉状態である場合には、このミスト量変更用バルブV2を開状態としてから元バルブV1を閉じる。このように元バルブV1を閉じる前にミスト量変更用バルブV2を開状態にすれば、第1の湯水流路3Aの水圧を利用してミスト量変更用バルブV2を適切に開動作させることができる。
前記したような制御がなされてミスト噴出が終了すると、第2の湯水流路3Bに湯水が存在している場合には、この湯水が第2のミスト噴出口40bからミスト化されることなく外部に流出する。また、第1の湯水流路3Aの湯水は、ミスト量変更用バルブV2を通過して第2の湯水流路3Bに流入した後に、やはり第2のミスト噴出口40bから外部に流出する。第2のミスト噴出口40bは、既述したように、その開口径D1は比較的大きく、しかも斜め下向きに開口しているために、湯水が外部に流出し易い。
さらに、第1の湯水流路3Aは、略U字状であるために、この第1の湯水流路3Aの湯水の略全量が円滑に第2の湯水流路3Bに流れ込み、第1の湯水流路3Aに多くの湯水が残留しないようにすることができる。一方、第2のミスト噴出口40bは、第2の湯水流路3Bの最下部またはその近傍に連通しているために、第2の湯水流路3Bの略全量を第2のミスト噴出口40bから外部に流出させることが可能であり、第2の湯水流路3Bに多くの湯水が残留することも防止される。
前記したようなことから、このミスト噴出装置Aにおいては、第1および第2の湯水流路3A,3Bの湯水を第2のミスト噴出口40bから早期に外部に流出させて、それらの部分に多くの湯水が長時間にわたって残留しないようにすることができる。その結果、第1および第2の湯水流路3A,3Bにおける雑菌類の繁殖を抑制し、衛生に優れたものとすることができる。
図6〜図8は、本発明の他の実施形態を示している。これらの図において、前記実施形態と同一または類似の要素には、前記実施形態と同一の符号を付している。
図6に示す実施形態においては、第2の湯水流路3Bの底面部39が、第2のミストノズル4Bの流入口41と同等以上の高さとされている。このような構成によれば、第2の湯水流路3B内の湯水の略全量を流入口41に導いて第2のミスト噴出口40bから外部に排出させるのにより好ましいものとなる。
図7に示す実施形態においては、元バルブV1を中間部に有する湯水供給管2が、第1の湯水流路3Aの上下高さ方向の中間部に接続されている。本実施形態においては、湯水供給管2が第1の湯水流路3Aの最上部には接続されていないが、本実施形態の構成であっても、元バルブV1を閉状態としてミスト噴出動作を終了したときには、第1の湯水流路3Aの略全量を第2の湯水流路3Bに流入させることが可能であり、本発明の目的を達成することが可能である。
図8に示す実施形態においては、第1および第2の湯水流路3A,3Bが、水平方向に対して適当な角度αで傾斜するように設けられている。このような構成であっても、ミスト噴出動作を終了した後には、傾斜を利用して第1の湯水流路3Aの湯水を第2の湯水流路3Bに流入させてから第2のミスト噴出口40bから外部に排出させることが可能である。角度αは、任意の角度に設定することが可能であるが、この角度αをたとえば5°〜10°程度とし、第1および第2の湯水流路が殆ど水平に近い姿勢に見えるように設定した構成とすることもできる。本実施形態から理解されるように、第1および第2の湯水流路は、斜めに傾斜させた構成とすることができる。なお、図8に示すように、第1の湯水流路3Aは、単なる一直線状の形態とすることもできる。もちろん、これ以外の形態とすることもできる。
本発明は、上述した実施形態に限定されない。本発明に係るミスト噴出装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
第1および第2の湯水流路は、ミスト噴出動作の終了後に湯水が残留し難い形状とすることが好ましいものの、それらの具体的な形状は限定されない。また、前記実施形態では、第1および第2のミスト噴出口から噴出されるミストの粗さが相違するように構成されているが、ミストの粗さを略同一に揃えた構成とすることもできる。第1および第2のミスト噴出口のそれぞれは、少なくとも1以上設けられていればよく、それらの具体的な個数も限定されない。第2のミスト噴出口は、湯水の排水性をよくする観点からすると、下向き、または斜め下向きに開口した状態とすることが望まれるが、これに代えて、たとえば略水平方向を向いて開口させた構成とすることもできる。
本発明でいうミスト量変更用バルブは、第1の湯水流路の湯水が第2の湯水流路に流入する動作のオン・オフ切り換えが可能な機能を有すればよく、水圧を利用して弁開動作を行う電磁バルブとは異なるタイプのバルブを用いることもできる。
本発明に係るミスト噴出装置は、浴室の側壁に取り付けて使用されるタイプ以外として、たとえば浴室の床面上に載置して使用されるタイプとして構成することもでき、さらには浴室暖房乾燥機などの浴室空調装置に組み付けられ、または組み込まれた構成とすることもできる。本発明に係るミスト噴出装置は、浴室での使用に好適であるが、浴室以外の場所に設置して使用することも可能である。
本発明に係るミスト噴出装置の一例を示す外観斜視図である。 図1の概略側面図である。 図1に示すミスト噴出装置の要部正面断面図である。 図3に示す構造を模式的に示した説明図である。 図3のV−V断面図である。 本発明の他の実施形態を示す要部断面図である。 本発明の他の実施形態を模式的に示す図である。 本発明の他の実施形態を模式的に示す図である。
符号の説明
A ミスト噴出装置
V1 元バルブ(湯水供給部)
V2 ミスト量変更用バルブ
2 湯水供給管(湯水供給部)
3A,3B 第1および第2の湯水流路
4A,4B 第1および第2のミストノズル
5 制御部(制御手段)
31,32 第1および第2の管体部
40a,40b 第1および第2のミスト噴出口

Claims (6)

  1. 第1の湯水流路と、
    この第1の湯水流路よりも下方に設けられた第2の湯水流路と、
    前記第1および第2の湯水流路にそれぞれ連通して設けられ、かつ前記第1および第2の湯水流路に供給された湯水をミスト化して噴出することが可能な第1および第2のミスト噴出口と、
    を備えている、ミスト噴出装置であって、
    前記第1の湯水流路への外部からの湯水供給を前記第1の湯水流路の上部または上下高さ方向中間部から行なわせることが可能に設けられた湯水供給部と、
    前記第1の湯水流路の下部と前記第2の湯水流路の上部とを繋ぐように設けられ、かつ前記第1の湯水流路の湯水が前記第2の湯水流路に流入する動作のオン・オフ切り換えが可能なミスト量変更用バルブと、
    前記第1の湯水流路への湯水供給が停止されてミスト噴出が終了するときに、前記ミスト量変更用バルブを開状態とする制御手段と、をさらに備えており、
    前記第1の湯水流路への湯水供給が停止された後は、前記第1の湯水流路に残存する湯水が前記第2の湯水流路に流入して前記第2のミスト噴出口から外部に排出されるように構成されていることを特徴とする、ミスト噴出装置。
  2. 前記湯水供給部は、前記第1の湯水流路の上部または上下高さ方向中間部に一端が接続された元バルブと、この元バルブの他端に接続され、かつこの元バルブに外部からの湯水供給を行なわせるための湯水供給管と、を備えて構成され、
    前記湯水供給管は、外部からこの湯水供給管の下部に供給されてきた湯水を前記元バルブよりも高い位置まで一旦上昇させてから下向きにUターンさせて前記元バルブに供給するように設けられており、
    前記制御手段は、前記元バルブを閉状態として外部から前記第1の湯水流路への湯水供給をオフとするときに、前記ミスト量変更用バルブが閉状態にある場合にはこれを開状態に切り換え、かつ前記ミスト量変更用バルブが開状態にある場合にはこの開状態を維持させるように構成されている、請求項1に記載のミスト噴出装置。
  3. 前記ミスト量変更用バルブとしては、水圧を利用して弁開動作を行なう開閉バルブが用いられており、
    前記制御手段は、前記元バルブを閉状態とし、かつ前記ミスト量変更用バルブを開状態とするときには、前記元バルブを閉状態とする前に、前記ミスト量変更用バルブを開状態とするように構成されている、請求項2に記載のミスト噴出装置。
  4. 上下方向に延び、かつ上下両端部に前記元バルブおよび前記ミスト量変更用バルブがそれぞれ接続された第1の管体部と、
    この第1の管体部の下部のうち、前記ミスト量変更用バルブよりも上方部分に接続され、かつこの接続部分から上向きに起立した第2の管体部とを備えており、
    これら第1および第2の管体部の内部が、前記第1の湯水流路であり、
    前記第1および第2の管体部のそれぞれには、前記第1のミスト噴出口を個々に有する複数のミストノズルが設けられている、請求項2または3に記載のミスト噴出装置。
  5. 前記第2のミスト噴出口は、前記第1のミスト噴出口から噴出されるミストよりも粒径が大きい粗ミストを噴出可能であり、かつミスト噴出終了後における湯水排出が促進されるように、前記第1のミスト噴出口よりも開口径が大きいものとされている、請求項1ないし4のいずれかに記載のミスト噴出装置。
  6. 前記第2のミスト噴出口は、ミスト噴出終了後における湯水排出が促進されるように、前記第2の湯水流路の最下部またはその近傍に連通し、かつ斜め下向きまたは下向きに開口している、請求項1ないし5のいずれかに記載のミスト噴出装置。
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