JP2010004387A - 経路計算サーバ、経路計算方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各ドメインが境界ノードによって互いに接続されるネットワークシステムにおいて、各ドメインに対応して設置され、発ノードから着ノードまでの経路を計算する経路計算サーバであって、ドメイン内のトラヒック負荷の大きさを判定する判定手段と、前記経路を計算する経路計算手段と、経路計算要求を行ったノードに、前記経路計算手段により計算された経路計算結果を通知する通知手段と、を備え、前記経路計算手段は、ドメインのトラヒック負荷が大きい場合にはエンドツーエンド経路計算方式で経路を計算し、ドメインのトラヒック負荷が小さい場合にはドメイン毎経路計算方式で経路を計算する。
【選択図】図1
Description
まず、非特許文献1に記載されたエンドツーエンド経路計算方式について図5を参照して説明する。
エンドツーエンド経路計算方式では、パスの始点である発ノードS0が属する発ドメイン(ドメイン(0))からパスの終点である着ノードD0が属する着ドメイン(ドメイン(N))までの各ドメインに対応する経路計算サーバが連携して、発ノードS0から着ノードD0までの最適経路を計算する。そして、発ノードS0から着ノードD0までの最適経路が計算された後に、最適経路に沿って発ノードS0から着ノードD0までのドメイン間パスが設定される。
次に、非特許文献2に記載されたドメイン毎経路計算方式について図6を参照して説明する。
ドメイン毎経路計算方式では、まず、発ノードS0が属する発ドメイン(ドメイン(0))の経路計算サーバが、発ノードS0からドメイン(1)の入側境界ノードまでの最適経路を計算する。そして、計算結果として得られた最適経路に沿ってドメイン(0)からドメイン(1)のドメイン間パスセグメントを設定する。同様に、ドメイン(1)の経路計算サーバは、ドメイン(0)において選択された入側境界ノードからドメイン(2)の入側境界ノードまでの最適経路を計算する。そして、計算結果として得られた最適経路に沿ってドメイン(1)からドメイン(2)のドメイン間パスセグメントを設定する。この処理を着ノードD0が属する着ドメイン(ドメイン(N))まで逐次行うことにより、発ノードS0から着ノードD0までのドメイン間パスが設定される。
また、非特許文献3に記載されたクランクバック処理では、ドメイン毎経路計算方式において、前ドメインにより選択された入側境界ノードからの空きの経路が存在しない場合は、前ドメインに空き経路がない旨を通知して前ドメインとのドメイン間パスを解放する。そして、前ドメインにより異なる入側境界ノードまでのドメイン間パスが新たに設定されると、新たに選択された入側境界ノードから経路計算をやり直す。クランクバック処理に回数制限を設けないことにより、パス設定損失率はエンドツーエンド方式と同程度になる。
JP. Vasseur, ed., "A backward recursive PCE-based computation (BRPC) procedure to compute shortest inter-domain traffic engineering label switched paths," IETF Draft, draft-ietf-pce-brpc-07.txt, Feb. 2008. JP. Vasseur and A. Ayyangar, ed., "A per-domain path computation method for establishing inter-domain traffic engineering (TE) label switched paths (LSPs)," IETF Draft, draft-ietf-ccamp-inter-domain-pd-path-comp-06.txt, Nov. 2007. A Farrel, ed., "Crankback signaling extensions for MPLS and GMPLS RSVP-TE," IETF RFC 4920, July 2007.
一方、非特許文献2に記載されたドメイン毎経路計算方式では、各ドメインのトラヒック負荷が大きい場合には、クランクバック処理の回数が増加するため、ドメイン間パス設定に要する時間が長くなる、という問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、各ドメインのトラヒック負荷の状況に応じたドメイン間パス設定方式を用いることにより、ドメイン間パス設定に要する時間を短縮することができる経路計算サーバ、経路計算方法及びプログラムを提供することにある。
図1は、本発明の一実施形態によるドメイン間パス設定処理を説明するための概略図である。
この図に示す例では、パスの始点である発ノードSからパスの終点である着ノードDまでの経路設定を行う。発ノードSが属するドメイン(0)から着ノードDが属するドメイン(N)までの経路には複数のドメインが存在する。各ドメインには、ドメイン間パスの経路決定を行う経路計算サーバ1が設置されている。また、各ドメインは、出側境界ノードと入側境界ノードによって接続される。出側境界ノードとは、他のドメインのノードに接続可能なノードである。入側境界ノードとは、他のドメインのノードから接続可能なノードである。なお、本実施形態では、ドメイン(i)のj番目の入側境界ノードをBijと表わす。また、ドメイン(i)の入側境界ノード数をkiと表わす。
本例では、発ノードSが属するドメイン(0)からドメイン(m)までのトラヒック負荷が大きい。また、ドメイン(m+1)からドメイン(n)までのトラヒック負荷は小さい。また、ドメイン(n+1)から着ドメインDの属するドメイン(N)までのトラヒック負荷は大きい。よって、ドメイン(0)からドメイン(m)まで及びドメイン(n+1)からドメイン(N)まではエンドツーエンド経路計算方式でドメイン間パスを設定する。一方、ドメイン(m+1)からドメイン(n)まではドメイン毎経路計算方式を用いてドメイン間パスを設定する。
まず、発ノードSが、ドメイン(0)の経路計算サーバ1に経路計算要求を送信する。経路計算要求は、ドメイン間パスの経路計算を要求するメッセージである。
次に、ドメイン(0)からドメイン(m)までの経路計算サーバ1が、連携してドメイン(0)からドメイン(m+1)までの経路を決定する。そして、決定した経路は、ドメイン(0)の経路計算サーバ1から発ノードSに通知される。これにより、発ノードSからドメイン(m+1)の入側境界ノードB(m+1)0までのドメイン間パスが設定される。
次に、入側境界ノードB(m+1)0が、ドメイン(m+1)の経路計算サーバ1に経路計算要求を送信する。すると、ドメイン(m+1)の経路計算サーバ1は、次ドメインの入側境界ノードまでの経路を計算して入側境界ノードB(m+1)0に通知する。これによりドメイン(m+1)からドメイン(m+2)までのドメイン間パスが設定される。この処理をドメイン(n)まで繰り返す。
次に、ドメイン(n+1)では、入側境界ノードB(n+1)0が、経路計算要求を経路計算サーバ1に送信する。次に、ドメイン(n+1)からドメイン(N)までの経路計算サーバ1が、連携して入側境界ノードB(n+1)0から着ノードDまでの経路を決定する。そして、決定した経路は、ドメイン(n+1)の経路計算サーバ1から入側境界ノードB(n+1)0に通知される。これにより、入側境界ノードB(n+1)0から着ノードDまでのドメイン間パスが設定される。
このような手順により、発ノードSから着ノードDまでのドメイン間パスが設定される。
経路計算サーバ1は、通信部11と、トラヒック測定部12と、トラヒック取得部13と、経路計算処理部14と、を含んで構成される。
通信部11は、自身が管理するドメイン(以下、自ドメインとする)のノード及び他のドメインの経路計算サーバ1と通信する。
経路計算処理部14は、自ドメインとパスの経路上で次にあるドメイン(以下、次ドメインとする)のトラヒック負荷に応じて、経路計算要求のあったドメイン間パスの経路を計算する。
図3は、本実施形態における経路計算処理部14の処理の手順を示すフローチャートである。この図に示す処理は、自ドメインのノードから経路計算要求を受信した際にスタートする。
まず、ステップS1では、自ドメインが着ドメインであるか否かを判定する。着ドメインとは、着ノードDが属するドメインである。図1に示す例ではドメイン(N)が着ドメインである。着ドメインである場合には、ステップS2へ進む。一方、着ドメインでない場合には、ステップS6へ進む。
次に、ステップS3では、ステップS2の経路計算の結果、経路計算要求のあったノードから着ノードまで空き経路があるか否かを判定する。空き経路がある場合には、ステップS4へ進む。一方、空き経路がない場合には、ステップS5へ進む。
ステップS4では、経路計算要求のあったノードにステップS2で計算した経路を通知する。これにより、経路計算要求のあったノードから着ノードまでのパスが設定される。
一方、ステップS5では、経路計算要求のあったノードに空き経路がない旨を通知する。これにより、経路計算要求のあったノードが入側境界ノードである場合には、パスの経路上で前にあるドメイン(以下、前ドメインとする)にてクランクバック処理が行われる。
ステップS9では、経路計算要求のあったノードに、経路計算要求のあったノードから次ドメインの全ての入側境界ノードまでの経路の内、最もコストの小さい経路を通知する。これにより、自ドメインから次ドメインまでのドメイン間パスが設定される。
ステップS11では、経路計算要求のあったノードから次ドメインの全ての入側境界ノードまでの経路計算を行う。次に、ステップS12では、ステップS11の結果、経路計算要求のあったノードからの空き経路があるか否かを判定する。空き経路がある場合には、ステップS13へ進む。一方、空き経路がない場合には、ステップS5へ進む。
次に、ステップS13では、次ドメインの経路計算サーバ1に、経路計算要求のあったノードから次ドメインの空き経路が存在する全ての入側境界ノードまでの各空き経路の最小コストを通知する。
まず、ステップS101では、自ドメインが着ドメインであるか否かを判定する。着ドメインである場合には、ステップS102へ進む。一方、着ドメインでない場合には、ステップS104へ進む。
ステップS103では、ステップS102で加算した結果、最もコストの小さくなる経路を前ドメインの経路計算サーバ1に通知する。当該経路は、前ドメインの経路計算サーバ1を介して経路計算要求を行ったノードに通知される。これにより、経路計算要求を行ったノードから着ドメインまでのドメイン間パスが設定される。
次に、計算した経路から最適な経路を選択する。最適な経路とは、(1)最も多くの次ドメインの入側境界ノードに至ることができる入側境界ノードを経由する経路であって、(2)経路計算の結果得られたコスト最小の経路である。
これは、クランクバック処理が発生した場合に対応するためである。例えば、図1に示すドメイン(m+1)において、経路計算要求を行う入側境界ノードB(m+1)0からの空き経路がない場合、ドメイン(0)からドメイン(m+1)までドメイン間パスの再設定をしなければならない。これを防ぐために、ドメイン(m)では、最も多くの次ドメインの入側境界ノードに接続できる入側境界ノードを経由する経路に沿ってドメイン間パスを設定しておく。これにより、ドメイン(m−1)以前のドメインでパスを再設定する確率が低くなる。このため、ドメイン(m+1)において、経路計算要求を行う入境界ノードB(m+1)0からの空き経路がない場合であっても、ドメイン(m)からドメイン(m+1)までのドメイン間パスの再設定のみ行えば、クランクバック処理が完了する確率が高くなる。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
Claims (6)
- 各ドメインが境界ノードによって互いに接続されるネットワークシステムにおいて、各ドメインに対応して設置され、発ノードから着ノードまでの経路を計算する経路計算サーバであって、
ドメイン内のトラヒック負荷の大きさを判定する判定手段と、
前記経路を計算する経路計算手段と、
経路計算要求を行ったノードに、前記経路計算手段により計算された経路計算結果を通知する通知手段と、
を備え、
前記経路計算手段は、
着ノードのドメインでは、
自ドメインのノードから経路計算要求を受信するとドメイン毎経路計算方式で着ノードまでの経路を計算し、
前ドメインの経路計算サーバから経路計算結果を受信するとエンドツーエンド経路計算方式で着ノードまでの経路を計算し、
着ノードのドメインでないドメインでは、
自ドメインのノードから経路計算要求を受信すると、自ドメイン及び次ドメインのトラヒック負荷がともに大きい場合には、エンドツーエンド経路計算方式でトラヒック負荷が小さいドメインまでの経路を計算し、そうでない場合には、ドメイン毎経路計算方式で次ドメインまでの経路を計算し、
前ドメインの経路計算サーバから経路計算結果を受信すると、次ドメインのトラヒック負荷が大きい場合には、エンドツーエンド経路計算方式でトラヒック負荷が小さいドメインまでの経路を計算し、そうでない場合には、エンドツーエンド経路計算方式で次ドメインまでの経路を計算する
ことを特徴とする経路計算サーバ。 - 前記経路計算手段は、エンドツーエンド経路計算方式で経路を計算する場合には、次ドメインの最も多くの境界ノードに至ることができる境界ノードを経由する経路を選択することを特徴とする請求項1に記載の経路計算サーバ。
- 各ドメインが境界ノードによって互いに接続されるネットワークシステムにおいて、各ドメインに対応して設置される経路計算サーバにおける発ノードから着ノードまでの経路を計算する経路計算方法であって、
ドメイン内のトラヒック負荷の大きさを判定するステップと、
前記経路を計算するステップと、
経路計算要求を行ったノードに、前記経路計算手段により計算された経路計算結果を通知するステップと、
を有し、
着ノードのドメインでは、
自ドメインのノードから経路計算要求を受信するとドメイン毎経路計算方式で着ノードまでの経路を計算し、
前ドメインの経路計算サーバから経路計算結果を受信するとエンドツーエンド経路計算方式で着ノードまでの経路を計算し、
着ノードのドメインでないドメインでは、
自ドメインのノードから経路計算要求を受信すると、自ドメイン及び次ドメインのトラヒック負荷がともに大きい場合には、エンドツーエンド経路計算方式でトラヒック負荷が小さいドメインまでの経路を計算し、そうでない場合には、ドメイン毎経路計算方式で次ドメインまでの経路を計算し、
前ドメインの経路計算サーバから経路計算結果を受信すると、次ドメインのトラヒック負荷が大きい場合には、エンドツーエンド経路計算方式でトラヒック負荷が小さいドメインまでの経路を計算し、そうでない場合には、エンドツーエンド経路計算方式で次ドメインまでの経路を計算する
ことを特徴とする経路計算方法。 - エンドツーエンド経路計算方式で経路を計算する場合には、次ドメインの最も多くの境界ノードに至ることができる境界ノードを経由する経路を選択することを特徴とする請求項3に記載の経路計算方法。
- 各ドメインが境界ノードによって互いに接続されるネットワークシステムにおいて、各ドメインに対応して設置され、発ノードから着ノードまでの経路を計算するためのコンピュータに、
ドメイン内のトラヒック負荷の大きさを判定するステップと、
前記経路を計算するステップと、
経路計算要求を行ったノードに、前記経路計算手段により計算された経路計算結果を通知するステップと、
を実行させるものであり、
着ノードのドメインでは、
自ドメインのノードから経路計算要求を受信するとドメイン毎経路計算方式で着ノードまでの経路を計算し、
前ドメインの経路計算サーバから経路計算結果を受信するとエンドツーエンド経路計算方式で着ノードまでの経路を計算し、
着ノードのドメインでないドメインでは、
自ドメインのノードから経路計算要求を受信すると、自ドメイン及び次ドメインのトラヒック負荷がともに大きい場合には、エンドツーエンド経路計算方式でトラヒック負荷が小さいドメインまでの経路を計算し、そうでない場合には、ドメイン毎経路計算方式で次ドメインまでの経路を計算し、
前ドメインの経路計算サーバから経路計算結果を受信すると、次ドメインのトラヒック負荷が大きい場合には、エンドツーエンド経路計算方式でトラヒック負荷が小さいドメインまでの経路を計算し、そうでない場合には、エンドツーエンド経路計算方式で次ドメインまでの経路を計算する
ことを特徴とするプログラム。 - エンドツーエンド経路計算方式で経路を計算する場合には、次ドメインの最も多くの境界ノードに至ることができる境界ノードを経由する経路を選択することを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
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| JP2008162249A JP4937197B2 (ja) | 2008-06-20 | 2008-06-20 | 経路計算サーバ、経路計算方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|---|
| JP2005252368A (ja) * | 2004-03-01 | 2005-09-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 経路計算システム、経路計算方法、及び通信ノード |
| JP2006324910A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Fujitsu Ltd | 情報処理方法及びルータ |
| JP2007228087A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | パス設定システムおよびパス設定方法 |
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