JP2010003559A - カートリッジヒーターおよびオイルバーナー - Google Patents

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Abstract

【課題】気化した燃料油ガスを加熱し過ぎるのを抑え、容易に最適な温度に維持することができ、燃料油ガスの酸化を防ぐことができるカートリッジヒーターおよびそれを用いたオイルバーナーを提供する。
【解決手段】柱状の耐熱絶縁体の内部に、コイル状の発熱線と、発熱線の両端に接続され前記柱状の耐熱絶縁体の一方の底面から外部に突出した2つの電極とを有しており、前記発熱線が前記柱状の耐熱絶縁体の長手方向の一部に巻回されている。前記発熱線は、前記柱状の耐熱絶縁体の前記一方の底面付近から中央付近まで巻回されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、灯油等の燃料油を燃料とするオイルバーナーおよびこのオイルバーナーに用いられるカートリッジヒーターに関する。
灯油等の燃料油を気化させた燃料油ガスを燃焼させるオイルバーナーとして、強制的な空気の供給が不要で、ノズルの詰まりやヒーターの焼き切れが発生せず、尚且つ、消火後の再点火も容易なオイルバーナーがある(特許文献1)。
このオイルバーナーは、燃料油を火口盤の周囲に巡回させることによって余熱し、この燃料油をヒーターによる加熱によってノズル内で気化させ、その気化による膨張によって、燃料油ガスをノズル先端の吐出部(ノズルヘッド)から混合室へ送り込む構成になっている。この構成により、コンプレッサー等を用いて強制的に空気を供給しなくても燃料油の気化膨張を利用して十分な一次空気を得ることができ、また、燃料油の点火前の予熱を可能にしたことにより赤火が発生しにくく、尚且つ、消火後の再点火も容易である。さらに、給油管中に空気を導入しないため、空気中の湿気に起因する給油管やノズルの詰まりを防止することができ、また、油温センサに基づいてヒーターのオン/オフを制御しているため、無駄なヒーターへの通電を無くすことができるとともに、空焚き等によるヒーターの損傷を防止することができる。
特開2008−116144号公報
しかしながら、上記特許文献1のバーナーは、気化した燃料油ガスがノズル内で過熱してしまい、燃焼に最適な温度に維持するのが困難であった。酸素のないノズルの内部で燃料油ガスが過熱状態になると、空気と混合されても発火しにくくなるという問題があった。
この発明は、気化した燃料油ガスを加熱し過ぎるのを抑え、容易に最適な温度に維持することができ、燃料油ガスの酸化を防ぐことができるオイルバーナーおよびこれに用いられるカートリッジヒーターを提供することを目的とする。
請求項1のカートリッジヒーターは、柱状の耐熱絶縁体の内部に、コイル状の発熱線と、発熱線の両端に接続され前記柱状の耐熱絶縁体の一方の底面から外部に突出した2つの電極とを有しており、前記発熱線が前記柱状の耐熱絶縁体の長手方向の一部に巻回されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記発熱線は、前記柱状の耐熱絶縁体の前記一方の底面付近から中央付近まで巻回されていることを特徴とする。
請求項3のオイルバーナーは、空気と燃料油ガスの混合気を吐出する複数のガス孔を有する火口と、前記火口が載置され、前記ガス孔に連通する混合室を有する基部と、前記混合室の開口部に接続された短管であるエア導入部と、前記エア導入部内に設置され、前記混合室方向に小孔の開いた突出部を有し、その反対側に給油口を有する筒状のノズルと、前記ノズル内に、突出部の反対側に発熱線が位置するように設けられた請求項1または請求項2に記載のヒーターと、前記火口の周囲を周回して前記給油部と前記ノズルの給油口を接続する給油管と、燃料油タンクから燃料油を吸い上げて前記給油管に供給する給油部と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、発熱線をヒーターの長手方向の一部(たとえば一方の底面から中央付近の半分程度)にまで短くしたことにより、気化した燃料油ガスを加熱し過ぎるのを抑え、最適な温度を維持することができ、燃料油ガスが酸化して発火しにくくなるのを防ぐことができる。
まず、図面を参照してこの発明の実施形態であるカートリッジヒーター1について説明する。図1(A)は同ヒーターの外観を表す図、図1(B)は同ヒーターの内部構造を表す図である。
同図(A)に示すように、このヒーターの外観は、金属製またはセラミック製の一端が開口し、他端が封止された円柱状のパイプ4、開口部を塞ぐ封口材5、および、封口材5から突出した2本の電極3a、3bで構成されている。
同図(B)は、同ヒーターの側面から見た内部構造を示しており、上述のパイプ4の内部には、コイル状の発熱線2が埋設され、その発熱線2の両端は電極3a、3bにそれぞれ接続されている。一般的に発熱線2はニクロム線で構成され、棒状のセラミックをコアとして巻回されている。また、パイプ4内部において、コイル状の発熱線2とパイプ4の内壁との間には発熱線2、電極3a、3bを覆うように耐熱性絶縁粉末(酸化マグネシウムMgO等)が充填されている。
発熱線2は、封口材5側からパイプ4の長手方向中央付近まで形成され、パイプ4の封止端側には形成されていない。これにより、発熱線2に通電したとき、ヒーター1の温度分布が封口材5側に偏り、パイプ4の封止端側の温度上昇が抑えられる。
したがって、このヒーター1を後述の灯油バーナーに用いた場合、発熱線2の長さがパイプ4と同じ程度の長さの場合に比べ、気化した灯油の温度が上昇し過ぎるのを防ぐことができ、温度を維持することが容易になる。
なお、後述の灯油バーナーに用いられるヒーター1は、たとえば、パイプ4の全長が120mm、外径が20mmであり、パイプ4の封口材5側の端部から10mmの位置から600mmの位置(中央)までの50mmの幅に発熱線2が形成される。
同ヒーターに通電して発熱させたとき、ヒーターの筐体4表面の各部分の温度分布は、無負荷の場合、どの部分も均一になる。
一方、負荷がある場合、同様にヒーターの筐体4表面の各部分の温度分布は、発熱線2のない部分の温度が低く、発熱線2のある部分で温度が高くなる。このように、発熱線2がない部分は石油ガス等の熱負荷で容易に温度が下がるため、石油ガスが過熱するのを防ぐことが可能になる。
次に、図面を参照してこのヒーターを利用したオイルバーナーについて説明する。図2は同バーナーの側面から見た概略構造図、図3は同バーナーの平面から見た概略構造図である。
このバーナーは、電磁ポンプ20,電磁弁21を含む電磁給油部10、気化管12を含む給油管11、気化した灯油ガスを噴霧状に噴出させるノズル13、灯油ガスと空気の均質な混合気を生成する混合室(基部)15、混合気の燃焼部である火口盤16を有している。
電磁給油部10は、図示しない灯油タンクから灯油を吸引して給油管11に供給する。灯油の供給量は、後述の制御部30によって制御される。給油管11は、より耐熱性が要求される気化管12が真鍮製である点を除き、電磁給油部10からノズル13に至る銅製の管である。給油管は、バーナーのフロントパネル部に設置された電磁給油部10から、外部振動を吸収するためのコイル状配管部を経由し、火口盤16の上面周縁部を一周し、更に外部振動吸収のためのコイル状配管部をもう一度経由したのちノズルに接続されている。尚、給油管11のうち、火口盤16の上面周縁部を一周する部位が気化管12である。給油管11を給送される灯油は、この気化管12を給送されるときにバーナーの燃焼熱によって気化される。なお、ここで、気化管12の内部の一部または全部に、その内壁に沿うように螺旋状構造物(例えば、コイル)を配置することにより、燃料油(ここでは灯油)の逆流が防止される効果が得られる。また、上記螺旋構造物を配置する代わりに、気化管12の内壁自体の凹凸構造により、螺旋状を形成している場合であっても上記と同様の効果がある。
ここで、電磁給油部10は、電磁ポンプ20および2系統の電磁弁21(21a,21b)を並列に有している。電磁ポンプ20は、灯油タンクから灯油を吸引し、電磁弁21は、電磁ポンプが吸引した灯油の給油管11への供給量を制御するとともに、供給した灯油の逆流を防止する。電磁ポンプ20の送出側の管は太径の給油管11aと細径の給油管11bに分岐し、太径の給油管11aに電磁弁21aが介挿されており、細径の給油管11bに電磁弁21bが介挿されている。給油管11aと給油管11bは電磁弁21a,bの先で再び合流している。このように、給油管11を径の異なる2系統の給油管11a,bに分岐して、それぞれ独立して電磁弁で開閉制御することにより、きめ細かい給油量の制御が可能である。また、給油量の制御は、径の異なる給油管の開閉で行うほか、短時間で電磁弁を開閉し、その開時間率(ディューティ比)で行うことも可能である。
なお、灯油の流れをスムーズにするため、気化管12をコイル状にしてもよく、また、給油管11又は/及び気化管12内にコイル状の整流リブを設けても良い。ここで、給油管11又は/及び気化管12を渦巻きコイル状に形成することにより、灯油の流れをスムーズにすることができるとともに、給油管11や気化管12の取りまわしを容易にすることができる。
ノズル13は、同図(A)に示すように、略円筒形状を成しており、内部に気化室13aを有している。この気化室13aの一方の端部(先端部)に噴出口を有するノズルヘッド13bが取り付けられている。また、気化室13aの他方の端部(後端部)から、気化室13a内に図1のカートリッジヒーター1(以下単に「ヒーター1」と呼ぶ)が設けられている。このヒーター1は、気化室13の後端部側に発熱線2が位置するように設置されている。また、気化室13aの後端部側に給油管11が取り付けられている。給油管11から供給された灯油(気化管12で気化された灯油)は、気化室13aに流入し、ヒーター1によってさらに加熱される。ヒーター1は、給油管11側(後端部側)発熱線2が配置されているため、給油管11から流入した余熱された灯油は、給油管11付近に位置する発熱線2によって急速に温度を上げ、沸点を超えて一気に気化する。気化により体積が急激に膨張し、この体積膨張による圧力によって、気化した灯油ガスがノズルヘッド13bから噴出する。
ただし、ヒーター1は、ノズルヘッド13b側に発熱線2を有しないため、気化した灯油ガスの温度がそのまま上昇して過熱状態になることはなく、最適な温度が維持されてノズルヘッド13bから噴射される。
なお、気化室先端部のノズルヘッド13bは、霧状に灯油ガスを噴射する噴霧型のノズルヘッドである。
ノズル13は、エア導入口14内に設置されている。エア導入口14は、円錐台状(メガホン状)の短管であり、小径側が混合室15の側面に取り付けられ、大径側が外部に開口している。ノズルはこのエア導入口14の中央部に14に向けて設置されている。
また、エア導入口14における空気の流れをスムーズにするため、エア導入口14にプロペラ形状で固定された空気整流板29を設けてもよい。
ノズル13から灯油ガスが噴出して混合室15に流入すると、ベンチュリー効果(ジェット流による負圧)により、外部の空気がエア導入口14に吸い込まれ、混合室15に流入する。
なお、混合室15への空気の導入は、上記ベンチュリー効果、および、火口盤16上面で混合気が燃焼して激しい上昇気流が発生することによって生じる負圧という自然の物理現象によって行われる。このように、混合室15への空気の導入が自然の物理現象によって行われるため、空気の吸入量の限界が温度上昇の限界となり、限度を超えた燃焼による過熱が防止される。
混合室15は、円筒形の空間を内部に有する鋳物の構造物である。混合室15は、上面および側面の一部が開口しており、上面の開口部には火口盤16が載置され、側面の開口部には上記エア導入口14が接合されている。
混合室15には、ノズル13から噴出した灯油ガスと、上記効果により外部から吸い込まれた空気とが導入される。混合室15内では、気流により、灯油ガスと空気が均一に混合され、均質な混合気が生成される。この混合気は、火口盤16のスリットを通過して火口盤16の上面に排出される。
火口盤16は、略円柱形の鋳物であり、内部に下面から上面に貫通するスリット(ガス孔)が、法線状に多数形成されている。混合室15で生成された混合気が高温による上昇気流およびノズル13から噴出した灯油ガスの圧力、および、火口盤16上面での燃焼による上昇気流によってスリットの下面から上面に向けて押し出され、火口盤16の上面から吹き出して燃焼する。
バーナーの最大火力は、ノズル13の大きさと火口盤16のスリットの総面積の相関によって決定される。
前記制御部30はマイコンからなっており、前記ヒーター19や点火プラグ24を駆動する電源回路33、電磁給油部10、温度センサ22,23等を制御するためのインタフェースを有している。また、制御部30には、操作部31が接続されている。操作部31は、バーナーをオン/オフする燃焼ボタン、火力を上下させる上/下ボタン、燃焼運転中か否かを表示する燃焼インジケーター等を備えている。制御部30は、操作部31の操作に応じてバーナーの点火/消火、および、火力調整を自動的に行う。
制御部30には、さらに、前記電磁給油部10の電磁ポンプ20、電磁弁21a,21bが接続されているほか、温度センサ22,23および電源回路33が接続されている。電源回路33には、前記ヒーター19および点火プラグ24が接続されている。温度センサ22は、気化管12で気化された灯油の温度を測定する熱電対であり、ノズル13近傍の給油管11表面に蝋付けされて設けられている。温度センサ23は、ヒーター19の温度を測定する熱電対であり、ノズル13内のヒーター19に接するように設けられている。点火プラグ24は、電源回路33から印加される高電圧によってスパークを発生するものであり、火口盤16上面の近傍に設けられている。この点火プラグ24のスパークによって混合気が点火する。
電源回路33は、制御部30の指示により点火プラグ24に高電圧を印加するとともに、制御部30の指示によりヒーター19に加熱電流を供給する。操作部31は、点火/消火を指示する操作ボタンおよび火力レベルを1(最小)〜4(最大)の4段階に設定する火力調整ボタンを有している。制御部30は、点火操作があったとき、温度センサ23が測定した油温および温度センサ22が測定した炎温を監視しながら供給する油量を制御して実用火力まで火力を制御してゆく。
なお、図3に示すように、電磁弁21は2個並列に設けられており、火力が1、2のときは一方(21b)のみ開閉して供給する油量を調節し、火力の3,4のときは両方を開閉して油量を調節する。すなわち、火口盤16(ノズル13)供給する灯油の量で火力を調整する。
図4は、制御部30の点火動作を示すフローチャートである。このフローチャートを参照しつつ、制御部30の点火動作を説明する。なお、点火時は低火力で燃焼を安定させるため、専ら電磁弁21bの開閉で給油量を制御し、電磁弁21aは閉じたままとする。
操作部31の点火ボタンがオンされると(S1)、まず、ヒーター1をオン(S2)してノズル13を加熱し始める(S2)。その後(たとえばヒーター温度が所定温度に上昇したとき)、電磁給油部10を制御して、灯油がノズル13に到達するまで給油し、そこで給油を停止する(S3)。この状態でヒーターの温度(温度センサ23の検出温度)がt1に到達するまで加熱する。t1は灯油の沸点程度の温度に設定する。
そして、温度センサ23の検出温度がt1に到達すると(S4でYES)、電磁ポンプ20および電磁弁21bをオンして給油を開始する(S5)。そして点火プラグ24への給電を開始してスパークを発生させ、火口盤16から噴出してきた混合ガスに点火する(S6)。このスパークは、混合ガスに確実に点火するため、給油開始から数秒間継続させる。
点火後、燃焼を安定させるために給油調整を行う(S7)。この給油調整は、給油時間および/または油温を監視しながら、給油のオン/オフを繰り返す制御である。この制御では、まだバーナー(気化管12)が十分に加熱されていないため、灯油の供給を燃焼を継続できる最小限に制限して、赤火を防止する。この状態でヒーター温度がt2になるまで待機する(S8)。このt2は灯油が完全に気化する程度の高温に設定される。
ヒーター温度がt2に達するとノズル部の加熱は完了し燃焼が安定したとして、通常の燃料供給を開始し(S9)、ヒーターをオフする(S10)。こののち油温(温度センサ22の測定温度)がt3に達したとき(S11)、点火動作が完了したとして、設定された火力レベルへ火力の調整を行う(S12)。この設定レベルへの火力調整は、電磁弁21a,21bの両方を用いて給油量を調整して火力を制御する。
また、燃焼ボタンを再度オンすると、電磁ポンプ20が停止し給油が停止されて消火状態となるが、そのとき所定時間(約30秒程度)点火プラグ24に継続してスパークを発生させる。これにより、給油停止後もバーナー中に残った灯油ガスを最後まで燃焼させることができ、灯油ガスが未燃焼のまま空気中に拡散して、いわゆる「灯油臭い」状態になることを防止することができる。
以上のように、操作者はボタン操作のみで安全且つ確実にバーナーを点火/消火することがきるうえ、一旦消火したのち再点火する場合でも、(空気の混ざらない)燃料油のみを給油管に供給する構成であるため逆火が生じる危険性がなく安全に短時間のインターバルで再点火することができる。したがって、操作ボタンをバーナーの操作パネルに設けるのみでなく、リモコン等に設けて遠隔操作をすることも安全上問題がなく可能である。
なお、上記実施形態では、燃料油として灯油を用いる灯油バーナーについて説明したが、本願発明は、灯油を燃料とするバーナーに限定されず、気化管12およびヒーター19による加熱によって気化する液体油であれば、種々のものを用いることが可能である。たとえば、軽油,植物油,化学合成油等を用いることが可能である。その場合には、制御部30の温度設定,時間設定等を燃料油にあわせたものに設定変更すればよい。
この発明の実施形態であるカートリッジヒーターの外観図および内部構造図 この発明の他の実施形態であるオイルバーナーの構造図 同オイルバーナーの給油系統図 同オイルバーナーの制御部の点火時の制御動作を示すフローチャート
符号の説明
1 カートリッジヒーター
2 発熱線
3 電極
4 パイプ
5 封口材
10 電磁給油部
11 給油管
12 気化管
13 ノズル
13a 気化室
13b ノズルヘッド
14 エア導入口
15 混合室(基部)
16 火口盤
20 電磁ポンプ
21(21a,21b) 電磁弁
22,23 温度センサ
24 点火プラグ
30 制御部
31 操作部
32 表示部
33 電源回路

Claims (3)

  1. 柱状の耐熱絶縁体の内部に、コイル状の発熱線と、発熱線の両端に接続され前記柱状の耐熱絶縁体の一方の底面から外部に突出した2つの電極とを有しており、
    前記発熱線が前記柱状の耐熱絶縁体の長手方向の一部に巻回されていることを特徴とするカートリッジヒーター。
  2. 前記発熱線は、前記柱状の耐熱絶縁体の前記一方の底面付近から中央付近まで巻回されている請求項1に記載のカートリッジヒーター。
  3. 空気と燃料油ガスの混合気を吐出する複数のガス孔を有する火口と、
    前記火口が載置され、前記ガス孔に連通する混合室を有する基部と、
    前記混合室の開口部に接続された短管であるエア導入部と、
    前記エア導入部内に設置され、前記混合室方向に小孔の開いた突出部を有し、その反対側に給油口を有する筒状のノズルと、
    前記ノズル内に、突出部の反対側に発熱線が位置するように設けられた請求項1または請求項2に記載のヒーターと、
    前記火口の周囲を周回して前記給油部と前記ノズルの給油口を接続する給油管と、
    燃料油タンクから燃料油を吸い上げて前記給油管に供給する給油部と、
    を備えたオイルバーナー。
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