JP2010003469A - 照明制御システム - Google Patents

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Abstract


【課題】 本発明は、立ち止まっている利用者が進行方向を変更した際に、利用者が存在する空間を含み、利用者の進行方向の照明を点灯および照度調整をし、且つ利用者の進行方向以外の照明を消灯することによって、利用者の安全を確保し、更に省電力化が図れる照明制御システムを提供することである。
【解決手段】 利用者に携帯させる無線ノード21は、第1の制御部22と、第1の無線部23と、第1の記憶部25と、方向検知手段24からなり、方向検知手段24で無線ノード21の進行方向情報を検出して、該当する照明装置と無線通信を行い、照明の点灯、照度調整、及び消灯を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、照明の点灯、照度調整及び消灯を行う照明制御システムに関する。
屋内外で用いられる照明制御システムは、利用者が照明の点灯や照度調整を直接行うものと、赤外線センサなどの人感センサ等を用いて利用者の存在を検知し、利用者が居る空間の照明の点灯および照度調整を自動で行う照明制御システムに大別され、後者は、不要な照明の点灯や照度調整を無くす事ができ、省電力化に大変有効である。
照明の点灯および照度調整を自動で行う照明制御システムは、利用分野によって様々な形態を成し、例えば、通路等に用いられる照明の点灯および照度調整を自動で行う照明制御システムにおいて、赤外線センサなどの人感センサ等を用い、利用者の存在を検知した通路の照明に加え、利用者の視界(例えば、20m以内)に入る通路近傍の照明に対しても、照明の点灯や照度調整を自動で行う照明制御システムが、特許文献1に開示されている。
しかしながら、例えば特許文献1に開示されている従来技術では、赤外線センサなどの人感センサ等を用いている為に、利用者の動きがなくなると利用者の存在を確認できず、消灯してしまうという問題があった。
上記問題に対し、無線通信を行う機能を設けたID(個人認証)カードを利用者に携帯させ、その利用者が携帯するID(個人認証)カードを照明器に設けた無線通信手段で、定期的に検知することによって、利用者の動きがなくなっても消灯せず、常に照明の点灯や照度調整を自動で行う照明制御システムが、特許文献2に開示されている。
特開平8−288072号公報 特開2005−259429号公報
しかしながら、例えば特許文献2に開示されている従来技術では、利用者の有無もしくは位置を検出し、利用者近傍の照明を点灯する照度調整条件にするか、あるいは利用者が存在する空間を含み広い範囲の照明を点灯する照度調整条件にするものであり、利用者が移動した場所で立ち止まり、進行方向を変更した場合、利用者の近傍のみ照明を点灯する照度調整条件では、利用者の進行方向の照明は点灯しておらず、利用者が暗い空間に向かって移動するという安全面での問題があった。また、利用者がいる空間を含み広い範囲の照明を点灯する照度調整条件では、利用者の進行方向以外の照明も点灯させることになり、無駄な電力を消費するという問題があった。
本発明の目的は、利用者が存在する空間を含み、利用者の進行方向の照明を点灯および照度調整をし、且つ利用者の進行方向以外の照明を消灯することによって、利用者の安全を確保し、更に省電力化が図れる照明制御システムを提供することである。
本発明は、無線通信を行う無線部を有する無線ノードを利用者に携帯させ、無線通信を行う無線部を有する照明装置との間で無線通信を行い、無線ノードの位置及び移動を検出し、該当する照明装置の点灯、照度調整及び消灯を行う照明制御システムに関するもので、無線ノードの向きを検出する方向検知手段を無線ノードに設ける事で、無線ノードの進行方向を検出して、無線ノードを携帯した利用者の進行方向を特定し、利用者の進行方向にある照明の点灯及び照度調整を行い、利用者の進行方向以外の照明を消灯する制御を行うものである。
本発明は、無線ノードの進行方向を検知して進行方向情報を得る方向検知手段と、無線ノードを表す固有情報である無線ノード識別情報を記憶する第1の記憶部と、照明装置と無線通信を行う第1の無線部で構成される無線ノードを利用者に携帯させる。
次に、無線ノードと無線通信を行う第2の無線部と、無線ノードから送信され第2の無線部で受信した無線ノードを表す固有情報である無線ノード識別情報と無線ノードの進行方向を示す進行方向情報からなる電波信号を測定して電波強度情報を得る電波強度測定手段と、照明装置を表す固有情報である照明装置識別情報を記憶する第2の記憶部と、照明の点灯、照度調整及び消灯を行う照明手段と、無線ノードを表す固有情報である無線ノード識別情報、無線ノードの進行方向を示す進行方向情報、照明装置を表す固有情報である照明装置識別情報、電波強度測定手段で得た電波強度情報、及び管理サーバが生成する制御情報を送受信する通信手段と、第2の無線部、電波強度測定手段、第2の記憶部、及び通信手段を制御する第2の制御部で構成される照明装置で、利用者に携帯させた無線ノードとの無線通信で得た、無線ノードを表す固有情報である無線ノード識別情報及び無線ノードの進行方向を示す進行方向情報と、電波強度測定手段で得た電波強度情報と、照明装置を表す固有情報である照明装置識別情報を管理サーバ及び複数の照明装置が接続されたネットワークを介して管理サーバに送信する。
次いで、管理サーバで、予め定義した、無線ノードを表す固有情報である無線ノード識別情報、無線ノードの進行方向を示す進行方向情報、電波強度測定手段で得た電波強度情報、及び照明装置を表す固有情報である照明装置識別情報と、無線ノードが照明装置のある空間に入室した時の無線ノードの進行方向である初期進行方向との相対関係に基づき、管理サーバに送信された無線ノードを表す固有情報である無線ノード識別情報及び無線ノードの進行方向を示す進行方向情報と、電波強度測定手段で得た電波強度情報と、照明装置を表す固有情報である照明装置識別情報から、無線ノードの初期進行方向を選定し、選定した無線ノードの初期進行方向と無線ノードの進行方向を示す進行方向情報を一致させる。
引き続き、管理サーバで、予め定義した、無線ノードを表す固有情報である無線ノード識別情報、無線ノードの進行方向を示す進行方向情報、電波強度測定手段で得た電波強度情報、及び照明装置を表す固有情報である照明装置識別情報に対して、該当する照明の点灯、照度調整及び消灯を行う制御条件に基づき、管理サーバに送信された無線ノードを表す固有情報である無線ノード識別情報及び無線ノードの進行方向を示す進行方向情報と、電波強度測定手段で得た電波強度情報と、照明装置を表す固有情報である照明装置識別情報から、該当する照明装置の点灯、照度調整、消灯を制御する制御情報生成し、該当する照明装置に送信し、該当する照明装置の点灯、照度調整、消灯を行うことで、利用者の進行方向にある照明の点灯及び照度調整を行い、利用者の進行方向以外の照明を消灯する制御ができる。
本発明によれば、固有情報である無線ノード識別情報を記憶する第1の記憶部と、進行方向を検出して進行方向情報を得る方向検知手段と、照明装置と無線通信を行う第1の無線部と、前記第1の記憶部及び前記第1の無線部を制御する第1の制御部からなる無線ノードと、前記無線ノードと無線通信して前記無線ノード識別情報及び前記進行方向情報を得る第2の無線部と、前記第2の無線部で受信した電波信号を測定して電波強度情報を得る電波強度測定手段と、固有情報である照明装置識別情報を記憶する第2の記憶部と、照明の点灯、照度調整及び消灯を行う照明手段と、前記無線ノード識別情報、前記進行方向情報、前記照明装置識別情報、前記電波強度情報、及び管理サーバが生成する制御情報を送受信する通信手段と、前記第2の無線部、前記電波強度測定手段、前記第2の記憶部、前記照明手段、及び前記通信手段を制御する第2の制御部からなる照明装置と、前記管理サーバ及び複数の前記照明装置を接続し、前記管理サーバ及び複数の前記照明装置間の通信を行うネットワークと、前記無線ノード識別情報、前記進行方向情報、前記照明装置識別情報、及び前記電波強度情報を得て、複数の前記照明装置における照明の点灯、照度調整及び消灯を制御する制御情報を生成する前記管理サーバで構成される照明制御システムであって、前記方向検知手段が、前記無線ノードの進行方向を検出して進行方向情報を得て、前記進行方向情報を前記照明装置との無線通信を介して前記管理サーバに送信し、前記管理サーバが前記進行方向情報に基づいて前記制御情報を生成し、前記照明手段の照明の点灯、照度調整及び消灯を行うことを特徴とする照明制御システムが得られる。
本発明によれば、前記方向検知手段は、前記照明装置識別情報及び前記電波強度情報より前記管理サーバで算定した前記無線ノードの進行方向と、予め、定めた前記無線ノードの初期進行方向を一致させることを特徴とする照明制御システムが得られる。
本発明によれば、前記方向検知手段は、姿勢角検出装置からなることを特徴とする照明制御システムが得られる。
本発明によれば、前記ネットワークは、前記通信手段が有線通信を行う有線ネットワーク通信部からなる有線ネットワークであることを特徴とする照明制御システムが得られる。
本発明によれば、前記ネットワークは、前記通信手段が前記第2の無線部を用いた無線通信であり、複数の前記照明装置間で無線通信を中継して前記管理サーバとの通信を行うマルチホップ無線ネットワークであることを特徴とする照明制御システムが得られる。
本発明によれば、従来成し得なかった、利用者が移動した場所で立ち止まり、進行方向を変更した場合でも利用者が存在する空間を含み、利用者の進行方向の照明を点灯および照度調整をし、且つ利用者の進行方向以外の照明を消灯することができ、利用者の安全および安心感を確保し、かつ省電力な照明制御システムが得られる。
本発明による照明制御システムは、利用者に携帯させ、利用者の位置及び進行方向を示す情報を生成し、無線通信手段を有する無線ノードと、照明の点灯、照度調整及び消灯を行う制御情報を生成する管理サーバと、無線通信手段を有し、無線ノードと無線通信を行って得た利用者の位置及び進行方向を示す情報を管理サーバに送り、管理サーバから照度調整及び消灯を行う制御情報を得て、照明の点灯、照度調整及び消灯を行う照明装置と、管理サーバ及び複数の照明装置を接続して相互に通信を行うネットワークで構成される。
無線ノードは、位置及び進行方向を示す情報を生成し、無線通信手段を有する装置であれば良く、各機能を有する装置を適宜選択し、組み合わせるのが良い。特に、好ましい形態を以下の図面を参照しながら説明する。
図1は、無線ノードの構成を示す図である。
無線ノード21は、第1の制御部22と、第1の無線部23と、第1の記憶部25と、方向検知手段24からなる。
無線ノード21は、第1の制御部22と、第1の無線部23、第1の記憶部25、及び方向検知手段24を電気的に接続してなる。
無線ノード21は、方向検知手段24で検出して得た進行方向情報を第1の制御部22に入力し、第1の記憶部25で記憶した無線ノード識別情報を第1の制御部22に入力し、第1の制御部22から進行方向情報及び無線ノード識別情報を第1の無線部23に入力し、第1の無線部23から図示しない照明装置に送信するものである。
第1の制御部22は、一般に周辺装置の制御に用いられる装置であれば良く、適宜選択するのが良い。
第1の無線部23は、一般に無線通信に用いられる装置であれば良く、適宜選択するのが良い。
第1の記憶部25は、一般に情報記憶に用いられる装置であれば良く、適宜選択するのが良い。
方向検知手段24は、一般に方向検知に用いられる装置であれば良く、磁気センサを用いた方位検知装置や、超音波システムを用いた位置検知装置等があるが、ノイズの影響を考慮すれば、ジャイロセンサを用いた姿勢角検出装置を用いることが特に好ましい。
管理サーバは、データを記録保持する記録装置と、データ比較及びデータ演算を行う演算装置を備えたものであれば良く、例えば、パーソナルコンピュータ等が使用でき、適宜選択するのが良い。
ネットワークは、相互に通信を行えるネットワークであれば良く、有線ネットワーク、マルチホップ無線ネットワーク等、使用環境に応じて適宜選択するのが良い。
照明装置は、無線ノードと無線通信する手段と、管理サーバと情報の送受信を行う手段と、照明の点灯、照度調整及び消灯を行える装置であれば良く、適宜選択するのが良い。特に、好ましい形態を以下の図面を参照しながら説明する。
図2は、照明装置の構成を示す図で、有線ネットワークにより管理サーバと情報の送受信を行う照明装置の構成を示す図である。
照明装置Lは、第2の制御部34と、第2の無線部35と、第2の記憶部37と、照明手段32と、電波強度測定手段31と、有線ネットワーク通信部36からなり、第2の制御部34と、第2の無線部35、第2の記憶部37、照明手段32、及び有線ネットワーク通信部36を電気的に接続し、電波強度測定手段31と、第2の制御部34及び第2の無線部35を電気的に接続してなる。
照明装置Lは、図示しない無線ノードから送信された進行方向情報及び無線ノード識別情報を第2の無線部35で受信し、進行方向情報及び無線ノード識別情報を第2の制御部34に入力するとともに、電波強度測定手段31に進行方向情報及び無線ノード識別情報から成る電波信号を入力し、電波強度測定手段31で入力された電波信号の電波強度を測定し電波強度情報を得て第2の制御部34に入力し、第2の制御部34で第2の記憶部37から照明装置識別情報を取り出し、第2の制御部34に入力された進行方向情報、無線ノード識別情報及び電波強度情報と一緒に有線ネットワーク通信部36に入力し、有線ネットワーク通信部36から、進行方向情報、無線ノード識別情報、電波強度情報、及び照明装置識別情報を有線ネットワーク11を介して、図示しない管理サーバに入力する。
更に、照明装置Lは、有線ネットワーク11を介して送られてくる、図示しない管理サーバが生成した制御情報を有線ネットワーク通信部36で受け取り、第2の制御部34に入力し、入力された制御情報に従って照明手段32の点灯、照度調整及び消灯を行うものである。
第2の制御部34は、一般に周辺装置の制御に用いられる装置であれば良く、適宜選択するのが良い。
第2の制御部34は、一般に無線通信に用いられる装置であれば良く、適宜選択するのが良い。
第2の記憶部37は、一般に情報記憶に用いられる装置であれば良く、適宜選択するのが良い。
照明手段32は、一般に照明に用いられる装置であれば良く、適宜選択するのが良い。
電波強度測定手段31は、一般に電波信号の強度を測定できる装置であれば良く、適宜選択するのが良い。
有線ネットワーク通信部36は、一般に有線通信で用いられる通信装置であれば良く、適宜選択するのが良い。
図5は、照明装置の構成を示す図で、マルチホップ無線ネットワークにより管理サーバと情報の送受信を行う照明装置の構成を示す図である。
照明装置LLは、第2の制御部74と、第2の無線部75と、第2の記憶部77と、照明手段72と、電波強度測定手段71からなり、第2の制御部74と、第2の無線部75、第2の記憶部77、照明手段72、及び電波強度測定手段71を電気的に接続し、電波強度測定手段71と第2の無線部75を電気的に接続してなる。
照明装置LLは、図示しない無線ノードから送信された進行方向情報及び無線ノード識別情報を第2の無線部75で受信し、進行方向情報及び無線ノード識別情報を第2の制御部74に入力するとともに、電波強度測定手段71に進行方向情報及び無線ノード識別情報から成る電波信号を入力し、電波強度測定手段71で入力された電波信号の電波強度を測定し電波強度情報を得て第2の制御部74に入力し、第2の制御部74で第2の記憶部77から照明装置識別情報を取り出し、第2の制御部74に入力された進行方向情報、無線ノード識別情報及び電波強度情報と一緒に第2の無線部75に入力し、第2の無線部75から、図示しないマルチホップ無線ネットワークを介して、進行方向情報、無線ノード識別情報、電波強度情報、及び照明装置識別情報を図示しない管理サーバに入力する。
更に、照明装置LLは、図示しないマルチホップ無線ネットワークを介して送られてくる、図示しない管理サーバが生成した制御情報を第2の無線部75で受信して第2の制御部74に入力、入力された制御情報に従って照明手段72の点灯、照度調整及び消灯を行うものである。
第2の制御部74は、一般に周辺装置の制御に用いられる装置であれば良く、適宜選択するのが良い。
第2の制御部74は、一般に無線通信に用いられる装置であれば良く、適宜選択するのが良い。
第2の記憶部77は、一般に情報記憶に用いられる装置であれば良く、適宜選択するのが良い。
照明手段72は、一般に照明に用いられる装置であれば良く、適宜選択するのが良い。
電波強度測定手段71は、一般に電波信号の強度を測定できる装置であれば良く、適宜選択するのが良い。
図示しないマルチホップ無線ネットワークは、複数の照明装置LL及び図示しない管理サーバとの間で相互認識を行い、無線通信における接続、すなわち相互に無線通信が可能な状態にすることで構築する通信路であり、一般に用いられているマルチホップ無線ネットワークが使用でき、適宜選択するのが良い。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(実施例1)
図3は、本発明の実施例を示す図で、有線ネットワークにより管理サーバと情報の送受信を行う照明装置を廊下の天井に設置した状態を示し、廊下天井側から透過して見た図である。図4は、利用者が無線ノードを装着した状態を示す図である。
本発明による照明制御システムは、図1に示した構成を有する無線ノード21、図2に示した照明装置Lと同様の構成を有する照明装置L1、L2、L3、L4、L5、有線ネットワーク11、管理サーバ61からなり、照明装置L1、L2、L3、L4、L5を通路41の天井に2メートル間隔で設置し、照明装置L1、L2、L3、L4、L5を有線ネットワーク11に電気的に接続し、管理サーバ61を有線ネットワーク11に電気的に接続し、情報の伝送を可能にした。
無線ノード21は、図1に示したように、第1の制御部22と、第1の無線部23と、第1の記憶部25と、方向検知手段24からなり、第1の制御部22と、第1の無線部23、第1の記憶部25、及び方向検知手段24を電気的に接続し、信号の伝送を可能にした。尚、方向検知手段24には、ジャイロセンサを用いた姿勢角検出装置を用い、無線ノード21の進行方向Aすなわち、方向検知手段24の進行方向Aを基本軸であるところの0度と規定し、進行方向Aと逆方向を180度と規定し、進行方向Aの変化を角度で表して進行方向情報を得た。
照明装置L1、L2、L3、L4、L5は、図2に示したように、第2の制御部34と、第2の無線部35と、第2の記憶部37と、照明手段32と、電波強度測定手段31と、有線ネットワーク通信部36からなり、第2の制御部34と、第2の無線部35、第2の記憶部37、照明手段32、及び有線ネットワーク通信部36を電気的に接続し、電波強度測定手段31と、第2の制御部34及び第2の無線部35を電気的に接続し、有線ネットワーク通信部36と有線ネットワーク11を電気的に接続し、情報の伝送を可能にした。
表1は、照明が順に照明A、照明B、照明Cと並び、無線ノード21が照明Bの下にある場合に、無線ノード21の進行方向情報による、照明A、照明B、照明Cに対する進行方向を定義したものである。
Figure 2010003469
表2は、照明が順に照明A、照明B、照明Cと並んでいるとした場合に、管理サーバ61に入力される無線ノード21の電波強度情報により、無線ノード21の位置を定義したものである。
Figure 2010003469
表3は、照明Aを入り口とし、順に照明A、照明B、照明C、照明D、照明E、照明F並んでいるとした場合に、管理サーバ61に入力される無線ノード21の電波強度情報及び進行方向情報から、表1及び表2に基づき求められる、無線ノードの位置及び進行方向に対する、各照明の点灯、照度調整及び消灯を制御する制御情報を定義したものである。表3の各照明の制御情報に記載されている「0%」は消灯を意味し、「100%」は減光調整なしの全点灯、「40%」は減光調整し照度40%での点灯、「80%」は減光調整し照度80%での点灯を表している。
Figure 2010003469
本発明による照明制御システムは、利用者51の進行方向Bと無線ノード21進行方向Aが一致するように、無線ノード21を利用者51に携帯させて、廊下入り口の照明装置L1側から入室させ、無線ノード21に設けた第1の記憶部25に記憶した無線ノード識別情報と、方向検知手段24で無線ノード21の進行方向Aを検出し、検出して得た角度0度である進行方向情報を第1の無線部23から照明装置L1、L2、L3、L4、L5に送信し、照明装置L1の無線通信可能範囲42内のみに無線ノード21が位置することから、照明装置L2、L3、L4、L5では無線通信ができず、照明装置L1に設けた第2の無線部35で、無線ノード21の無線ノード識別情報及び進行方向情報を受信した。
次いで、第2の制御部34に入力するとともに、受信した無線ノード21の無線ノード識別情報及び進行方向情報からなる電波信号を電波強度測定手段31に入力し、電波強度測定手段31で、入力された電波信号の電波強度を測定し、照明装置L1と無線ノード21間の最大電波強度である電波強度100%の電波強度情報を得て第2の制御部34に入力し、第2の制御部34で第2の記憶部37から照明装置識別情報を取り出し、第2の制御部34に入力された無線ノード21の無線ノード識別情報、進行方向情報及び電波強度情報とあわせて有線ネットワーク通信部36に入力し、有線ネットワーク通信部36から、進行方向情報、無線ノード識別情報、電波強度情報、及び照明装置識別情報を、有線ネットワーク11を介して管理サーバ61に入力した。
次に、管理サーバ61で、表1、表2、及び表3で定義した各照明に対し、照明Aを照明L1とし、照明Bを照明L2とし、照明Cを照明L3とし、照明Dを照明L4とし、照明Eを照明L5として置き換え、表1に基づき、管理サーバ61に入力された無線ノード21の無線ノード識別情報、進行方向情報及び電波強度情報と照明装置識別情報から、照明L1側から照明L2側を向いている方向を無線ノード21の初期進行方向とし、無線ノード21の進行方向情報である角度0度と一致させ、すなわち、無線ノード21の進行方向情報が角度0度である場合、無線ノード21の進行方向Aは、照明L1側から照明L2側を向いている方向であると設定し、更に、表2及び表3の条件に基づき、照明装置L1の照明手段32を100%の照度で点灯し、照明装置L2の照明手段32を40%の照度で点灯し、照明装置L3の照明手段32を80%の照度で点灯し、照明装置L4の照明手段32と照明装置L5の照明手段32を消灯する制御情報を生成した。
その後、管理サーバ61から、有線ネットワーク11を介して照明装置L1、L2、L3、L4、L5の各々に制御情報を送信し、照明装置L1の照明手段32を100%の照度で点灯し、照明装置L2の照明手段32を40%の照度での点灯し、照明装置L3の照明手段32を80%の照度での点灯し、照明装置L4の照明手段32と照明装置L5の照明手段32を消灯した。
引き続き、利用者51を照明装置L1の下から、照明装置L2に向かって照明装置L1と照明装置L2の中間地点に移動させ、照明装置L1の無線通信可能範囲42と照明装置L2の無線通信可能範囲43の重なる領域である、無線通信可能範囲44に入り、無線ノード21に設けた第1の記憶部25に記憶した無線ノード識別情報と、方向検知手段24で無線ノード21の進行方向Aを検出し、検出して得た角度0度である進行方向情報を第1の無線部23から照明装置L1、L2、L3、L4、L5に送信し、照明装置L1の無線通信可能範囲42と照明装置L2の無線通信可能範囲43の重なる領域である、無線通信可能範囲44に無線ノード21が位置することから、照明装置L3、L4、L5では無線通信ができず、照明装置L1及び照明装置L2に設けた第2の無線部35で、照明装置L1及び照明装置L2とも同一の情報及び電波強度である、無線ノード21の無線ノード識別情報及び進行方向情報を受信した。
次いで、照明装置L1で、第2の制御部34に入力するとともに、受信した無線ノード21の無線ノード識別情報及び進行方向情報からなる電波信号を電波強度測定手段31に入力し、電波強度測定手段31で、入力された電波信号の電波強度を測定し、照明装置L1と無線ノード21間の最大電波強度に対して電波強度の50%の電波強度情報を得て第2の制御部34に入力し、第2の制御部34で第2の記憶部37から照明装置識別情報を取り出し、第2の制御部34に入力された無線ノード21の無線ノード識別情報、進行方向情報及び電波強度情報を有線ネットワーク通信部36に入力し、有線ネットワーク通信部36から、進行方向情報、無線ノード識別情報、電波強度情報、及び照明装置識別情報を、有線ネットワーク11を介して管理サーバ61に入力した。
同様に、照明装置L2で、第2の制御部34に入力するとともに、受信した無線ノード21の無線ノード識別情報及び進行方向情報からなる電波信号を電波強度測定手段31に入力し、電波強度測定手段31で、入力された電波信号の電波強度を測定し、照明装置L1と無線ノード21間の最大電波強度に対して電波強度の50%の電波強度情報を得て第2の制御部34に入力し、第2の制御部34で第2の記憶部37から照明装置識別情報を取り出し、第2の制御部34に入力された無線ノード21の無線ノード識別情報、進行方向情報及び電波強度情報を有線ネットワーク通信部36に入力し、有線ネットワーク通信部36から、進行方向情報、無線ノード識別情報、電波強度情報、及び照明装置識別情報を、有線ネットワーク11を介して管理サーバ61に入力した。
次に、管理サーバ61で、表1、表2及び表3の条件に基づき、管理サーバ61に入力された無線ノード21の無線ノード識別情報、進行方向情報及び電波強度情報と照明装置識別情報から、照明装置L1の照明手段32を40%の照度で点灯し、照明装置L2の照明手段32を100%の照度で点灯し、照明装置L3の照明手段32を40%の照度で点灯し、照明装置L4の照明手段32を80%の照度で点灯し、照明装置L5を消灯する制御情報を生成した。
その後、管理サーバ61から、有線ネットワーク11を介して照明装置L1、L2、L3、L4、L5の各々に制御情報を送信し、照明装置L1の照明手段32を40%の照度で点灯し、照明装置L2の照明手段32を100%の照度で点灯し、照明装置L3の照明手段32を40%の照度で点灯し、照明装置L4の照明手段32を80%の照度で点灯し、照明装置L5の照明手段32を消灯した。
以降、利用者51を、照明装置L2に向かって照明装置L1と照明装置L2の中間地点から照明装置L2の下に移動し、更に、照明装置L3に向かって照明装置L2の下から照明装置L2と照明装置L3の中間地点に移動し、次に、照明装置L3に向かって照明装置L2と照明装置L3の中間地点から照明装置L3の下に移動し、最後に照明装置L3の下で進行方向を照明装置L4側から照明装置L2側に変更し、無線ノード21と照明装置L1、L2、L3、L4、L5、有線ネットワーク11、及び管理サーバ61の各部で、上述した利用者51が照明装置L1の下にいる場合、及び利用者51が照明装置L1の下から、照明装置L2に向かって照明装置L1と照明装置L2の中間地点に移動した場合と同様の動作をして制御情報を得て、照明装置L1、L2、L3、L4、L5に設けた照明手段32の点灯、照度調整及び消灯を行った。
表4は、無線ノード21、照明装置L1、L2、L3、L4、L5、有線ネットワーク11、管理サーバ61で構成される、本発明の照明制御システムの実施例における実験結果を表したものである。実験の結果から、利用者51が照明装置L3の下で照明装置L4側を進行方向とした場合、照明装置L1の照明手段32と照明装置L2の照明手段32を消灯し、照明装置L3の照明手段32を100%の照度で点灯し、照明装置L4の照明手段32を40%の照度で点灯し、照明装置L5の照明手段32を80%の照度で点灯し、引き続き、利用者51が照明装置L3の下で照明装置L2側を進行方向と変更した場合、照明装置L1の照明手段32を80%の照度で点灯し、照明装置L2の照明手段32を40%の照度で点灯し、照明装置L3の照明手段32を100%の照度で点灯し、照明装置L4の照明手段32と照明装置L5の照明手段32を消灯できた。
Figure 2010003469
以上、本発明の照明制御システムの実施例における実験結果より、従来技術では成し得なかった、利用者51が照明装置L3の下で進行方向を照明装置L4側から照明装置L2側に変更する挙動に対し、利用者51の進行方向の変化にあわせ、該当する照明装置に設けた照明手段32の点灯、照度調整及び消灯が行えることを確認した。
(実施例2)
図5は、照明装置の構成を示す図で、マルチホップ無線ネットワークにより管理サーバと情報の送受信を行う照明装置の構成を示す図である。図6は、本発明の実施例を示す図で、マルチホップ無線ネットワークにより管理サーバと情報の送受信を行う照明装置を廊下の天井に設置した状態を示し、廊下天井側から透過して見た図である。図4は、利用者が無線ノードを装着した状態を示す図である。
本発明による照明制御システムは、図1に示した構成を有する無線ノード21、図5に示した照明装置LLと同様の構成を有する照明装置LL1、LL2、LL3、LL4、LL5、マルチホップ無線ネットワーク12、管理サーバ62からなり、照明装置LL1、LL2、LL3、LL4、LL5を通路41の天井に2メートル間隔で設置し、無線ノード21、照明装置LL1、LL2、LL3、LL4、LL5、及び管理サーバ62の各々の間で相互認識を行い、相互に無線通信が可能な通信路を確保してマルチホップ無線ネットワーク12を得て、情報の伝送を可能にした。
無線ノード21は、実施例1で用いた無線ノードと同一の装置を使用した。
照明装置LL1、LL2、LL3、LL4、LL5は、図5に示したように、第2の制御部74と、第2の無線部75と、第2の記憶部77と、照明手段72と、電波強度測定手段71からなり、第2の制御部74と、第2の無線部75、第2の記憶部77、照明手段72、及び電波強度測定手段71を電気的に接続し、電波強度測定手段71と第2の無線部75を電気的に接続し、情報の伝送を可能にした。
管理サーバ62に入力される無線ノード21の進行方向情報により、無線ノード21の各照明に対する進行方向を特定する定義は、実施例1で用いた表1の定義を使用した。
管理サーバ62に入力される無線ノード21の電波強度情報に対する無線ノード21の位置を特定する定義は、実施例1で用いた表2の定義を使用した。
管理サーバ62に入力される無線ノード21の電波強度情報及び進行方向情報から、表1及び表2に基づき求められる、無線ノードの位置及び進行方向に対する、各照明の点灯、照度調整及び消灯を制御する制御情報を得る定義は、実施例1で用いた表3の定義を使用した。
本発明による照明制御システムは、利用者51の進行方向Bと無線ノード21進行方向Aが一致するように、無線ノード21を利用者51に携帯させて、廊下入り口の照明装置LL1側から入室させ、無線ノード21に設けた第1の記憶部25に記憶した無線ノード識別情報と、方向検知手段24で無線ノード21の進行方向Aを検出し、検出して得た角度0度である進行方向情報を第1の無線部23から照明装置LL1、LL2、LL3、LL4、LL5に送信し、照明装置LL1の無線通信可能範囲45内のみに無線ノード21が位置することから、照明装置LL2、LL3、LL4、LL5では無線通信ができず、照明装置LL1に設けた第2の無線部75で、無線ノード21の無線ノード識別情報及び進行方向情報を受信した。
次いで、第2の制御部74に入力するとともに、受信した無線ノード21の無線ノード識別情報及び進行方向情報からなる電波信号を電波強度測定手段71に入力し、電波強度測定手段71で、入力された電波信号の電波強度を測定し、照明装置LL1と無線ノード21間の最大電波強度である電波強度100%の電波強度情報を得て第2の制御部74に入力し、第2の制御部74で第2の記憶部77から照明装置識別情報を取り出し、第2の制御部74に入力された無線ノード21の無線ノード識別情報、進行方向情報及び電波強度情報を第2の無線部75に入力し、入力された第2の無線部75から、進行方向情報、無線ノード識別情報、電波強度情報、及び照明装置識別情報を、マルチホップ無線ネットワーク12を介して、順に照明装置LL2、照明装置LL3、照明装置LL4、照明装置LL5と中継して伝達し、管理サーバ62に入力した。
次に、管理サーバ62で、表1、表2、及び表3で定義した各照明に対し、照明Aを照明LL1とし、照明Bを照明LL2とし、照明Cを照明LL3とし、照明Dを照明LL4とし、照明Eを照明LL5として置き換え、表1に基づき、管理サーバ62に入力された無線ノード21の無線ノード識別情報、進行方向情報及び電波強度情報と照明装置識別情報から、照明LL1側から照明LL2側を向いている方向を無線ノード21の初期進行方向とし、無線ノード21の進行方向情報である角度0度と一致させ、すなわち、無線ノード21の進行方向情報が角度0度である場合、無線ノード21の進行方向Aは、照明LL1側から照明LL2側を向いている方向であると設定し、更に、表2及び表3の条件に基づき、照明装置LL1の照明手段72を100%の照度で点灯し、照明装置LL2の照明手段72を40%の照度で点灯し、照明装置LL3の照明手段72を80%の照度で点灯し、照明装置LL4の照明手段72と照明装置LL5の照明手段72を消灯する制御情報を生成した。
その後、管理サーバ62から、マルチホップ無線ネットワーク12を介して、該当する制御情報を取り込みつつ、管理サーバ62から送信された制御情報を、順に照明装置LL5、照明装置LL4、照明装置LL3、照明装置LL2、照明装置LL1と中継して伝達し、照明装置LL1の照明手段72を100%の照度で点灯し、照明装置LL2の照明手段72を40%の照度での点灯し、照明装置LL3の照明手段72を80%の照度での点灯し、照明装置LL4の照明手段72と照明装置LL5の照明手段72を消灯した。
引き続き、利用者51を照明装置LL1の下から、照明装置LL2に向かって照明装置LL1と照明装置LL2の中間地点に移動させ、照明装置LL1の無線通信可能範囲45と照明装置LL2の無線通信可能範囲46の重なる領域である、無線通信可能範囲47に入り、無線ノード21に設けた第1の記憶部25に記憶した無線ノード識別情報と、方向検知手段24で無線ノード21の進行方向Aを検出し、検出して得た角度0度である進行方向情報を第1の無線部23から照明装置LL1、LL2、LL3、LL4、LL5に送信し、照明装置LL1の無線通信可能範囲45と照明装置LL2の無線通信可能範囲46の重なる領域である、無線通信可能範囲47に無線ノード21が位置することから、照明装置LL3、LL4、LL5では無線通信ができず、照明装置LL1及び照明装置LL2に設けた第2の無線部75で、照明装置LL1及び照明装置LL2とも同一の情報及び電波強度である、無線ノード21の無線ノード識別情報及び進行方向情報を受信した。
次いで、照明装置LL1で、第2の制御部74に入力するとともに、受信した無線ノード21の無線ノード識別情報及び進行方向情報からなる電波信号を電波強度測定手段71に入力し、電波強度測定手段71で、入力された電波信号の電波強度を測定し、照明装置LL1と無線ノード21間の最大電波強度に対して電波強度の50%の電波強度情報を得て第2の制御部74に入力し、第2の制御部74で第2の記憶部77から照明装置識別情報を取り出し、第2の制御部74に入力された無線ノード21の無線ノード識別情報、進行方向情報及び電波強度情報を第2の無線部75に入力し、入力された第2の無線部75から、進行方向情報、無線ノード識別情報、電波強度情報、及び照明装置識別情報を、マルチホップ無線ネットワーク12を介して、順に照明装置LL2、照明装置LL3、照明装置LL4、照明装置LL5と中継して伝達し、管理サーバ62に入力した。
同様に、照明装置LL2で、第2の制御部74に入力するとともに、受信した無線ノード21の無線ノード識別情報及び進行方向情報からなる電波信号を電波強度測定手段71に入力し、電波強度測定手段71で、入力された電波信号の電波強度を測定し、照明装置LL1と無線ノード21間の最大電波強度に対して電波強度の50%の電波強度情報を得て第2の制御部74に入力し、第2の制御部74で第2の記憶部77から照明装置識別情報を取り出し、第2の制御部74に入力された無線ノード21の無線ノード識別情報、進行方向情報及び電波強度情報を第2の無線部75に入力し、入力された第2の無線部75から、進行方向情報、無線ノード識別情報、電波強度情報、及び照明装置識別情報を、マルチホップ無線ネットワーク12を介して、順に照明装置LL3、照明装置LL4、照明装置LL5と中継して伝達し、管理サーバ62に入力した。
次に、管理サーバ62で、表1、表2及び表3の条件に基づき、管理サーバ62に入力された無線ノード21の無線ノード識別情報、進行方向情報及び電波強度情報と照明装置識別情報から、照明装置LL1の照明手段72を40%の照度で点灯し、照明装置LL2の照明手段72を100%の照度で点灯し、照明装置LL3の照明手段72を40%の照度で点灯し、照明装置LL4の照明手段72を80%の照度で点灯し、照明装置LL5の照明手段72を消灯する制御情報を生成した。
その後、管理サーバ62から、マルチホップ無線ネットワーク12を介して、該当する制御情報を取り込みつつ、管理サーバ62から送信された制御情報を、順に照明装置LL5、照明装置LL4、照明装置LL3、照明装置LL2、照明装置LL1と中継して伝達し、照明装置LL1の照明手段72を40%の照度で点灯し、照明装置LL2の照明手段72を100%の照度で点灯し、照明装置LL3の照明手段72を40%の照度で点灯し、照明装置LL4の照明手段72を80%の照度で点灯し、照明装置LL5の照明手段72を消灯した。
以降、利用者51を、照明装置LL2に向かって照明装置LL1と照明装置LL2の中間地点から照明装置LL2の下に移動し、更に、照明装置LL3に向かって照明装置LL2の下から照明装置LL2と照明装置LL3の中間地点に移動し、次に、照明装置LL3に向かって照明装置LL2と照明装置LL3の中間地点から照明装置LL3の下に移動し、最後に照明装置LL3の下で進行方向を照明装置LL4側から照明装置LL2側に変更し、無線ノード21と照明装置LL1、LL2、LL3、LL4、LL5、マルチホップ無線ネットワーク12、及び管理サーバ62の各部で、上述した利用者51が照明装置LL1の下にいる場合、及び利用者51が照明装置LL1の下から、照明装置LL2に向かって照明装置LL1と照明装置LL2の中間地点に移動した場合と同様の動作をして制御情報を得て、照明装置LL1、LL2、LL3、LL4、LL5に設けた照明手段72の点灯、照度調整及び消灯を行った。
表5は、無線ノード21、照明装置LL1、LL2、LL3、LL4、LL5、マルチホップ無線ネットワーク12、管理サーバ62で構成される、本発明の照明制御システムの実施例における実験結果を表したものである。実験の結果から、利用者51が照明装置LL3の下で照明装置LL4側を進行方向とした場合、照明装置LL1の照明手段72と照明装置LL2の照明手段72を消灯し、照明装置LL3の照明手段72を100%の照度で点灯し、照明装置LL4の照明手段72を40%の照度で点灯し、照明装置LL5の照明手段72を80%の照度で点灯し、引き続き、利用者51が照明装置LL3の下で照明装置LL2側を進行方向と変更した場合、照明装置LL1の照明手段72を80%の照度で点灯し、照明装置LL2の照明手段72を40%の照度で点灯し、照明装置LL3の照明手段72を100%の照度で点灯し、照明装置LL4の照明手段72と照明装置LL5の照明手段72を消灯できた。
Figure 2010003469
以上、本発明の照明制御システムの実施例における実験結果より、従来技術では成し得なかった、利用者51が照明装置LL3の下で進行方向を照明装置LL4側から照明装置LL2側に変更する挙動に対し、利用者51の進行方向の変化にあわせ、該当する照明装置の点灯、照度調整及び消灯が行えることを確認した。
以上の実施例における実験結果より、本発明の照明制御システムによれば、利用者が移動した場所で立ち止まり進行方向を変更した場合に、利用者が存在する空間を含み、利用者の進行方向の照明を点灯および照度調整をし、且つ利用者の進行方向以外の照明を消灯することができ、利用者の安全を確保し、更に省電力化を図ることができた。
以上、実施例を用いて、この発明の実施形態を説明したが、この実施例に限られるものでなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。すなわち、当事者であれば、当然なしえるであろう各種変形、修正もまた本発明に含まれることは勿論である。
本発明の照明制御システムを用いることにより、屋内あるいは屋外に設置する照明制御システムで、利用者の動きに対してより的確な照明制御を行うことができ、より安全で省電力な照明制御システムを構築することができる。
無線ノードの構成を示す図。 照明器具の構成を示す図。 本発明の実施例を説明する図。 利用者が無線ノードを携帯した状態を示す図。 照明器具の構成を示す図。 本発明の実施例を説明する図。
符号の説明
11 有線ネットワーク
12 マルチホップ無線ネットワーク
21 無線ノード
22、34、74 制御部
23、35、75 無線部
24 方向検知手段
25、37、77 記憶部
31、71 電波強度測定手段
32、72 照明手段
36 有線ネットワーク通信部
41 通路
42、43、44、45、46、47 無線通信可能範囲
51 利用者
61、62 管理サーバ
A、B 進行方向
L、L1、L2、L3、L4、L5、LL 照明装置
LL1、LL2、LL3、LL4、LL5 照明装置

Claims (5)

  1. 固有情報である無線ノード識別情報を記憶する第1の記憶部と、進行方向を検出して進行方向情報を得る方向検知手段と、照明装置と無線通信を行う第1の無線部と、前記第1の記憶部及び前記第1の無線部を制御する第1の制御部からなる無線ノードと、前記無線ノードと無線通信して前記無線ノード識別情報及び前記進行方向情報を得る第2の無線部と、前記第2の無線部で受信した電波信号を測定して電波強度情報を得る電波強度測定手段と、固有情報である照明装置識別情報を記憶する第2の記憶部と、照明の点灯、照度調整及び消灯を行う照明手段と、前記無線ノード識別情報、前記進行方向情報、前記照明装置識別情報、前記電波強度情報、及び管理サーバが生成する制御情報を送受信する通信手段と、前記第2の無線部、前記電波強度測定手段、前記第2の記憶部、前記照明手段、及び前記通信手段を制御する第2の制御部からなる照明装置と、前記管理サーバ及び複数の前記照明装置を接続し、前記管理サーバ及び複数の前記照明装置間の通信を行うネットワークと、前記無線ノード識別情報、前記進行方向情報、前記照明装置識別情報、及び前記電波強度情報を得て、複数の前記照明装置における照明の点灯、照度調整及び消灯を制御する制御情報を生成する前記管理サーバで構成される照明制御システムにおいて、前記方向検知手段が、前記無線ノードの進行方向を検出して進行方向情報を得て、前記進行方向情報を前記照明装置との無線通信を介して前記管理サーバに送信し、前記管理サーバが前記進行方向情報に基づいて前記制御情報を生成し、前記照明手段の照明の点灯、照度調整及び消灯を行うことを特徴とする照明制御システム。
  2. 前記方向検知手段は、前記照明装置識別情報及び前記電波強度情報より前記管理サーバで算定した前記無線ノードの進行方向と、予め、定めた前記無線ノードの初期進行方向を一致させることを特徴とする請求項1記載の照明制御システム。
  3. 前記方向検知手段は、姿勢角検出装置からなることを特徴とする請求項1乃至2記載の照明制御システム。
  4. 前記ネットワークは、前記通信手段が有線通信を行うネット有線ワーク通信部からなる有線ネットワークであることを特徴とする請求項1乃至3記載の照明制御システム。
  5. 前記ネットワークは、前記通信手段が前記第2の無線部を用いた無線通信であり、複数の前記照明装置間で無線通信を中継して前記管理サーバとの通信を行うマルチホップ無線ネットワークであることを特徴とする請求項1乃至3記載の照明制御システム。
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