JP2010003074A - カウントデータ記録装置、および、カウントデータ記録方法 - Google Patents
カウントデータ記録装置、および、カウントデータ記録方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】本発明は、記憶部と、データ書込部と、データ読出部と、データ修復部と、を有し、記憶部は、識別子で特定されるカウント記憶部と、カウント記憶部と関連付けされた極性情報データ記憶部とを備え、データ書込部は、循環的にカウント値を書き込むカウント書込部と、極性情報データ記憶部が記憶するデータの内容を反転させる極性情報データ反転部と、を備え、データ修復部は、カウント値の大きさで、識別子を並べるカウントソート部と、並べた識別子の順に沿って隣接するカウント値間の差分値を算出するカウント差分算出部と、識別子の並び方、差分値の並び方、および、極性情報データの並び方、に基づいて、カウント値の破損を検出して当該破損を修復する修復処理実行部と、を備える、カウントデータ記録装置である。
【選択図】図4
Description
図1は、本発明にかかる実施の形態によるカウントデータ記録装置を示す斜視図である。本実施の形態においては、カウントデータ記録装置は、デジタル複合機(MFP)1である。MFP1は、所謂、画像形成装置であり、画像形成のためにトナーカートリッジ3、および、感光体ユニット5を、内部に備える。
図5は、記憶装置7において、1つのアドレスによって指定される記憶領域のデータ構成を示す図である。
図6は、本発明にかかる実施の形態によるカウントデータ記録装置(MFP1)がする、記憶装置7に対するカウントデータの記録の例を示す図である。
≪破損検出の原理≫
図7は、図6における各行(各カウント値)について、カウントデータの値の大きさで降順にアドレスを並べ替えたときのアドレスの並び方を示す図である。なお、インクリメント幅が負の数である場合、アドレスを、カウントデータの大きさの昇順に並べ替えることになる。いずれの場合も、破損検出の原理は、同一である。
[A]→[E]→[D]→[C]→[B]となり、その並び方において、
極性情報データの並び方は、
「0」→「1」→「1」→「1」→「1」となる。
[A]→[E]→[D]→[C]→[B]となるが、その並び方において、
極性情報データの並び方は、
「1」→「0」→「0」→「0」→「0」となる。
[E]→[D]→[C]→[B]→[A]、
[A]→[E]→[D]→[C]→[B]、
[B]→[A]→[E]→[D]→[C]、
[C]→[B]→[A]→[E]→[D]、
[D]→[C]→[B]→[A]→[E]、の5通りが、カウント値順に現れる。
例えば、
[B]→[A]→[E]→[D]→[C]の順にアドレスが並ぶときは(例えば、カウント値「12」やカウント値「17」のときは)、極性情報データの並び方は、
「1」→「1」→「0」→「0」→「0」、または、
「0」→「0」→「1」→「1」→「1」、の2通りが交代的に現れる。
これより、図12、図13、図14AおよびB、図15AおよびB、図16AおよびB、図17AおよびB、図18AおよびBを参照し、破損検出処理および破損修復処理について説明する。
図12は、カウントデータ破損の検出および修復のメインフローのフローチャートである。
図13は、図12においてステップS201としたカウントデータ修復処理選択処理のフローチャートである。
図14AおよびBないし図18AおよびBは、それぞれ、図13において、ステップS301a、ステップS301b、ステップS301c、ステップS301d、ステップS301e、とした、カウントデータ修復処理A、カウントデータ修復処理B、カウントデータ修復処理C、カウントデータ修復処理D、カウントデータ修復処理E、のフローチャートである。
ステップS109において、修復処理実行部27cは、カウントデータ値間差分値が全て1(インクリメント幅S)であり、かつ、ステップS101で並び替えられたアドレスの並び方が、アドレス組み合わせGr.[5](図9参照。)であるか、否か、について判定する。
カウントデータ値間差分値が全て1(インクリメント幅S)であり、かつ、ステップS101で並び替えられたアドレスの並び方が、アドレス組み合わせGr.[5](図9参照。)である場合(ステップS109における「YES」)、処理は、終了する。つまり、データ破損は生じていないと判断され、破損検出処理は終了される。
1(インクリメント幅S)でないカウントデータ値間差分値が存在する場合、および、ステップS101で並び替えられたアドレスの並び方が、アドレス組み合わせGr.[5](図9参照。)でない場合のいずれかに該当する場合(ステップS109における「NO」)、処理は、ステップS301e(カウントデータ修復処理E(詳細は図18AおよびB))へ移行する。
処理は、ステップS201(カウントデータ修復処理選択処理)へ移行する。カウントデータ修復処理選択処理ステップS201については、後で図13を参照して詳述する。
ステップS111において、修復処理実行部27cは、カウントデータ値間差分値が全て1(インクリメント幅S)である場合、ならびに、ステップS101で並び替えられたアドレスの並び方が、アドレス組み合わせGr.[1]、[2]、[3]、[4]、および、[5](図9参照。)のいずれかである場合、のいずれかに該当するか、否か、について判定する。
カウントデータ値間差分値が全て1(インクリメント幅S)である場合、ならびに、ステップS101で並び替えられたアドレスの並び方が、アドレス組み合わせGr.[1]、[2]、[3]、[4]、および、[5](図9参照。)のいずれかである場合、のいずれかに該当する場合(ステップS111における「YES」)、処理は、ステップS201(カウントデータ修復処理選択処理)へ移行する。
1(インクリメント幅S)でないカウントデータ値間差分値が存在し、かつ、ステップS101で並び替えられたアドレスの並び方が、アドレス組み合わせGr.[1]、[2]、[3]、[4]、および、[5](図9参照。)のいずれにも該当しない場合(ステップS111における「NO」)、処理は、ステップS113へ移行する。
これより、図13を参照し、カウントデータ修復処理選択処理(図12におけるステップS201)について説明する。カウントデータ修復処理選択処理は、修復処理実行部27cが行うデータ破損検出のための処理の一部である。
ステップS101で並び替えられたアドレスの並び方が、アドレス組み合わせGr.[1]、[2]、[3]、[4]、および、[5](図9参照。)のいずれかに該当する、と判定した場合(ステップS203における「YES」)、処理は、ステップS205へ移行する。
ステップS101で並び替えられたアドレスの並び方が、アドレス組み合わせGr.[1]、[2]、[3]、[4]、および、[5](図9参照。)のいずれにも該当しない、と判定した場合(ステップS203における「NO」)、処理は、ステップS209へ移行する。
カウントデータ値間差分値が全て1(インクリメント幅S)である、と判定した場合(ステップS205における「YES」)、カウントデータ修復処理選択処理は終了し、メインフロー(図12)へ戻る。
1(インクリメント幅S)でないカウントデータ値間差分値が存在する、と判定した場合(ステップS205における「NO」)、処理は、ステップS207へ移行する。
該並び方が、アドレス組み合わせGr.[1](図9参照。)である場合、処理は、ステップS301a(カウントデータ修復処理A)へ移行する。
該並び方が、アドレス組み合わせGr.[2](図9参照。)である場合、処理は、ステップS301b(カウントデータ修復処理B)へ移行する。
該並び方が、アドレス組み合わせGr.[3](図9参照。)である場合、処理は、ステップS301c(カウントデータ修復処理C)へ移行する。
該並び方が、アドレス組み合わせGr.[4](図9参照。)である場合、処理は、ステップS301d(カウントデータ修復処理D)へ移行する。
該並び方が、アドレス組み合わせGr.[5](図9参照。)である場合、処理は、ステップS301e(カウントデータ修復処理E)へ移行する。
カウントデータ修復処理A、B、C、D、E(ステップS301a、b、c、d、e)の詳細については、それぞれ、図14AおよびB、図15AおよびB、図16AおよびB、図17AおよびB、図18AおよびBを参照し、後述する。
該アドレスが、アドレス[A]である場合、処理は、ステップS301a(カウントデータ修復処理A)へ移行する。
該アドレスが、アドレス[B]である場合、処理は、ステップS301b(カウントデータ修復処理B)へ移行する。
該アドレスが、アドレス[C]である場合、処理は、ステップS301c(カウントデータ修復処理C)へ移行する。
該アドレスが、アドレス[D]である場合、処理は、ステップS301d(カウントデータ修復処理D)へ移行する。
該アドレスが、アドレス[E]である場合、処理は、ステップS301e(カウントデータ修復処理E)へ移行する。
カウントデータ修復処理A、B、C、D、E(ステップS301a、b、c、d、e)の詳細については、それぞれ、図14AおよびB、図15AおよびB、図16AおよびB、図17AおよびB、図18AおよびBを参照し、以下に説明する。
図14AおよびBは、カウントデータ修復処理A(図13におけるステップS301a)の処理の詳細を示すフローチャートである。カウントデータ修復処理Aは、主として修復処理実行部27cが行う処理である。ただし、カウントデータの修復(正しいカウントデータの書き込み)は、修復処理実行部27cの出力に基づいてデータ書込部25が行う。
アドレス[A]の極性情報データが、「1」(第1値)である場合(ステップS303aにおける「YES」)、処理は、ステップS305aへ移行する。
アドレス[A]の極性情報データが、「1」(第1値)でない場合(ステップS303aにおける「NO」)、処理は、ステップS331aへ移行する。
修復処理実行部27cは、以下の処理においては、アドレス組み合わせGr.[1](図9)および極性情報組み合わせGr.[1](図10)に従ってカウントデータの修復を行う。
本ステップにおける上記2つの事項に関する判断は、ステップS305aに関する説明の段において述べたように、データが正常であれば、そのデータの並び方は、アドレス組み合わせGr.[1](図9)、および、極性情報組み合わせGr.[1](図10)に従う、との認識にもとづく。
ステップS307aで求めた修復用カウントデータ(アドレス[A]のカウントデータから1を引いた値)と、現在アドレス[E]に記録されているカウントデータの値とが一致し、かつ、アドレス[E]に関連付けられた極性情報データの値が0(第2値)である、と判定された場合(ステップS309aにおける「YES」)、処理は、ステップS313aへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[E]に記録されたカウントデータおよびアドレス[E]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要がないと、判断する。
修復用カウントデータと、現在アドレス[E]に記録されているカウントデータの値とが一致しないか、または、アドレス[E]に関連付けられた極性情報データの値が0(第2値)でない、場合(ステップS309aにおける「NO」)、処理は、ステップS311aへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[E]に記録されたカウントデータおよびアドレス[E]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要があると、判断する。
当該指示にもとづいて、データ書込部25は、カウントデータ書込部25aに、アドレス[E]のカウントデータ記憶部33へ修復用カウントデータの値を書き込ませ、また、極性情報データ反転部25bに、アドレス[E]に関連付けられた極性情報データが「0」になるように、適宜動作させる。
本ステップにおける上記2つの事項に関する判断は、ステップS305aに関する説明の段において述べたように、データが正常であれば、そのデータの並び方は、アドレス組み合わせGr.[1](図9)、および、極性情報組み合わせGr.[1](図10)に従う、との認識にもとづく。
ステップS313aで求めた修復用カウントデータ(アドレス[E]のカウントデータから1を引いた値)と、現在アドレス[D]に記録されているカウントデータの値とが一致し、かつ、アドレス[D]に関連付けられた極性情報データの値が0(第2値)である、と判定された場合(ステップS315aにおける「YES」)、処理は、ステップS313aへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[D]に記録されたカウントデータおよびアドレス[D]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要がないと、判断する。
修復用カウントデータと、現在アドレス[D]に記録されているカウントデータの値とが一致しないか、または、アドレス[D]に関連付けられた極性情報データの値が0(第2値)でない、場合(ステップS315aにおける「NO」)、処理は、ステップS317aへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[D]に記録されたカウントデータおよびアドレス[D]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要があると、判断する。
当該指示にもとづいて、データ書込部25は、カウントデータ書込部25aに、アドレス[D]のカウントデータ記憶部33へ修復用カウントデータの値を書き込ませ、また、極性情報データ反転部25bに、アドレス[D]に関連付けられた極性情報データが「0」になるように、適宜動作させる。
本ステップにおける上記2つの事項に関する判断は、ステップS305aに関する説明の段において述べたように、データが正常であれば、そのデータの並び方は、アドレス組み合わせGr.[1](図9)、および、極性情報組み合わせGr.[1](図10)に従う、との認識にもとづく。
ステップS319aで求めた修復用カウントデータ(アドレス[D]のカウントデータから1を引いた値)と、現在アドレス[C]に記録されているカウントデータの値とが一致し、かつ、アドレス[C]に関連付けられた極性情報データの値が0(第2値)である、と判定された場合(ステップS321aにおける「YES」)、処理は、ステップS313aへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[C]に記録されたカウントデータおよびアドレス[C]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要がないと、判断する。
修復用カウントデータと、現在アドレス[C]に記録されているカウントデータの値とが一致しないか、または、アドレス[C]に関連付けられた極性情報データの値が0(第2値)でない、場合(ステップS321aにおける「NO」)、処理は、ステップS321aへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[C]に記録されたカウントデータおよびアドレス[C]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要があると、判断する。
当該指示にもとづいて、データ書込部25は、カウントデータ書込部25aに、アドレス[C]のカウントデータ記憶部33へ修復用カウントデータの値を書き込ませ、また、極性情報データ反転部25bに、アドレス[C]に関連付けられた極性情報データが「0」になるように、適宜動作させる。
本ステップにおける上記2つの事項に関する判断は、ステップS305aに関する説明の段において述べたように、データが正常であれば、そのデータの並び方は、アドレス組み合わせGr.[1](図9)、および、極性情報組み合わせGr.[1](図10)に従う、との認識にもとづく。
ステップS325aで求めた修復用カウントデータ(アドレス[C]のカウントデータから1を引いた値)と、現在アドレス[B]に記録されているカウントデータの値とが一致し、かつ、アドレス[B]に関連付けられた極性情報データの値が0(第2値)である、と判定された場合(ステップS327aにおける「YES」)、処理は、ステップS313aへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[B]に記録されたカウントデータおよびアドレス[B]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要がないと、判断する。
修復用カウントデータと、現在アドレス[B]に記録されているカウントデータの値とが一致しないか、または、アドレス[B]に関連付けられた極性情報データの値が0(第2値)でない、場合(ステップS327aにおける「NO」)、処理は、ステップS329aへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[B]に記録されたカウントデータおよびアドレス[B]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要があると、判断する。
当該指示にもとづいて、データ書込部25は、カウントデータ書込部25aに、アドレス[B]のカウントデータ記憶部33へ修復用カウントデータの値を書き込ませ、また、極性情報データ反転部25bに、アドレス[B]に関連付けられた極性情報データが「0」になるように、適宜動作させる。
修復処理実行部27cは、以下の処理においては、アドレス組み合わせGr.[1](図9)および極性情報組み合わせGr.[2](図10)に従ってカウントデータの修復を行う。
本ステップにおける上記2つの事項に関する判断は、ステップS331aに関する説明の段において述べたように、データが正常であれば、そのデータの並び方は、アドレス組み合わせGr.[1](図9)、および、極性情報組み合わせGr.[2](図10)に従う、との認識にもとづく。
ステップS333aで求めた修復用カウントデータ(アドレス[A]のカウントデータから1を引いた値)と、現在アドレス[E]に記録されているカウントデータの値とが一致し、かつ、アドレス[E]に関連付けられた極性情報データの値が1(第1値)である、と判定された場合(ステップS335aにおける「YES」)、処理は、ステップS339aへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[E]に記録されたカウントデータおよびアドレス[E]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要がないと、判断する。
修復用カウントデータと、現在アドレス[E]に記録されているカウントデータの値とが一致しないか、または、アドレス[E]に関連付けられた極性情報データの値が1(第1値)でない、場合(ステップS335aにおける「NO」)、処理は、ステップS337aへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[E]に記録されたカウントデータおよびアドレス[E]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要があると、判断する。
当該指示にもとづいて、データ書込部25は、カウントデータ書込部25aに、アドレス[E]のカウントデータ記憶部33へ修復用カウントデータの値を書き込ませ、また、極性情報データ反転部25bに、アドレス[E]に関連付けられた極性情報データが「1」になるように、適宜動作させる。
本ステップにおける上記2つの事項に関する判断は、ステップS331aに関する説明の段において述べたように、データが正常であれば、そのデータの並び方は、アドレス組み合わせGr.[1](図9)、および、極性情報組み合わせGr.[2](図10)に従う、との認識にもとづく。
ステップS339aで求めた修復用カウントデータ(アドレス[E]のカウントデータから1を引いた値)と、現在アドレス[D]に記録されているカウントデータの値とが一致し、かつ、アドレス[D]に関連付けられた極性情報データの値が1(第1値)である、と判定された場合(ステップS341aにおける「YES」)、処理は、ステップS339aへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[D]に記録されたカウントデータおよびアドレス[D]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要がないと、判断する。
修復用カウントデータと、現在アドレス[D]に記録されているカウントデータの値とが一致しないか、または、アドレス[D]に関連付けられた極性情報データの値が1(第1値)でない、場合(ステップS341aにおける「NO」)、処理は、ステップS343aへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[D]に記録されたカウントデータおよびアドレス[D]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要があると、判断する。
当該指示にもとづいて、データ書込部25は、カウントデータ書込部25aに、アドレス[D]のカウントデータ記憶部33へ修復用カウントデータの値を書き込ませ、また、極性情報データ反転部25bに、アドレス[D]に関連付けられた極性情報データが「1」になるように、適宜動作させる。
本ステップにおける上記2つの事項に関する判断は、ステップS331aに関する説明の段において述べたように、データが正常であれば、そのデータの並び方は、アドレス組み合わせGr.[1](図9)、および、極性情報組み合わせGr.[2](図10)に従う、との認識にもとづく。
ステップS345aで求めた修復用カウントデータ(アドレス[D]のカウントデータから1を引いた値)と、現在アドレス[C]に記録されているカウントデータの値とが一致し、かつ、アドレス[C]に関連付けられた極性情報データの値が1(第1値)である、と判定された場合(ステップS347aにおける「YES」)、処理は、ステップS339aへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[C]に記録されたカウントデータおよびアドレス[C]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要がないと、判断する。
修復用カウントデータと、現在アドレス[C]に記録されているカウントデータの値とが一致しないか、または、アドレス[C]に関連付けられた極性情報データの値が1(第1値)でない、場合(ステップS347aにおける「NO」)、処理は、ステップS347aへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[C]に記録されたカウントデータおよびアドレス[C]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要があると、判断する。
当該指示にもとづいて、データ書込部25は、カウントデータ書込部25aに、アドレス[C]のカウントデータ記憶部33へ修復用カウントデータの値を書き込ませ、また、極性情報データ反転部25bに、アドレス[C]に関連付けられた極性情報データが「1」になるように、適宜動作させる。
本ステップにおける上記2つの事項に関する判断は、ステップS331aに関する説明の段において述べたように、データが正常であれば、そのデータの並び方は、アドレス組み合わせGr.[1](図9)、および、極性情報組み合わせGr.[2](図10)に従う、との認識にもとづく。
ステップS351aで求めた修復用カウントデータ(アドレス[C]のカウントデータから1を引いた値)と、現在アドレス[B]に記録されているカウントデータの値とが一致し、かつ、アドレス[B]に関連付けられた極性情報データの値が1(第1値)である、と判定された場合(ステップS353aにおける「YES」)、処理は、ステップS339aへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[B]に記録されたカウントデータおよびアドレス[B]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要がないと、判断する。
修復用カウントデータと、現在アドレス[B]に記録されているカウントデータの値とが一致しないか、または、アドレス[B]に関連付けられた極性情報データの値が1(第1値)でない、場合(ステップS353aにおける「NO」)、処理は、ステップS355aへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[B]に記録されたカウントデータおよびアドレス[B]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要があると、判断する。
当該指示にもとづいて、データ書込部25は、カウントデータ書込部25aに、アドレス[B]のカウントデータ記憶部33へ修復用カウントデータの値を書き込ませ、また、極性情報データ反転部25bに、アドレス[B]に関連付けられた極性情報データが「1」になるように、適宜動作させる。
図15AおよびBは、カウントデータ修復処理B(図13におけるステップS301b)の処理の詳細を示すフローチャートである。カウントデータ修復処理Bは、主として修復処理実行部27cが行う処理である。ただし、カウントデータの修復(正しいカウントデータの書き込み)は、修復処理実行部27cの出力に基づいてデータ書込部25が行う。
アドレス[B]の極性情報データが、「1」(第1値)である場合(ステップS303bにおける「YES」)、処理は、ステップS305bへ移行する。
アドレス[B]の極性情報データが、「1」(第1値)でない場合(ステップS303bにおける「NO」)、処理は、ステップS331bへ移行する。
修復処理実行部27cは、以下の処理においては、アドレス組み合わせGr.[2](図9)および極性情報組み合わせGr.[3](図10)に従ってカウントデータの修復を行う。
本ステップにおける上記2つの事項に関する判断は、ステップS305bに関する説明の段において述べたように、データが正常であれば、そのデータの並び方は、アドレス組み合わせGr.[2](図9)、および、極性情報組み合わせGr.[3](図10)に従う、との認識にもとづく。
ステップS307bで求めた修復用カウントデータ(アドレス[B]のカウントデータから1を引いた値)と、現在アドレス[A]に記録されているカウントデータの値とが一致し、かつ、アドレス[A]に関連付けられた極性情報データの値が1(第1値)である、と判定された場合(ステップS309bにおける「YES」)、処理は、ステップS313bへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[A]に記録されたカウントデータおよびアドレス[A]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要がないと、判断する。
修復用カウントデータと、現在アドレス[A]に記録されているカウントデータの値とが一致しないか、または、アドレス[A]に関連付けられた極性情報データの値が1(第1値)でない、場合(ステップS309bにおける「NO」)、処理は、ステップS311bへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[A]に記録されたカウントデータおよびアドレス[A]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要があると、判断する。
当該指示にもとづいて、データ書込部25は、カウントデータ書込部25bに、アドレス[A]のカウントデータ記憶部33へ修復用カウントデータの値を書き込ませ、また、極性情報データ反転部25bに、アドレス[A]に関連付けられた極性情報データが「1」になるように、適宜動作させる。
本ステップにおける上記2つの事項に関する判断は、ステップS305bに関する説明の段において述べたように、データが正常であれば、そのデータの並び方は、アドレス組み合わせGr.[2](図9)、および、極性情報組み合わせGr.[3](図10)に従う、との認識にもとづく。
ステップS313bで求めた修復用カウントデータ(アドレス[A]のカウントデータから1を引いた値)と、現在アドレス[E]に記録されているカウントデータの値とが一致し、かつ、アドレス[E]に関連付けられた極性情報データの値が0(第2値)である、と判定された場合(ステップS315bにおける「YES」)、処理は、ステップS313bへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[E]に記録されたカウントデータおよびアドレス[E]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要がないと、判断する。
修復用カウントデータと、現在アドレス[E]に記録されているカウントデータの値とが一致しないか、または、アドレス[E]に関連付けられた極性情報データの値が0(第2値)でない、場合(ステップS315bにおける「NO」)、処理は、ステップS317bへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[E]に記録されたカウントデータおよびアドレス[E]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要があると、判断する。
当該指示にもとづいて、データ書込部25は、カウントデータ書込部25bに、アドレス[E]のカウントデータ記憶部33へ修復用カウントデータの値を書き込ませ、また、極性情報データ反転部25bに、アドレス[E]に関連付けられた極性情報データが「0」になるように、適宜動作させる。
本ステップにおける上記2つの事項に関する判断は、ステップS305bに関する説明の段において述べたように、データが正常であれば、そのデータの並び方は、アドレス組み合わせGr.[2](図9)、および、極性情報組み合わせGr.[3](図10)に従う、との認識にもとづく。
ステップS319bで求めた修復用カウントデータ(アドレス[E]のカウントデータから1を引いた値)と、現在アドレス[D]に記録されているカウントデータの値とが一致し、かつ、アドレス[D]に関連付けられた極性情報データの値が0(第2値)である、と判定された場合(ステップS321bにおける「YES」)、処理は、ステップS313bへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[D]に記録されたカウントデータおよびアドレス[D]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要がないと、判断する。
修復用カウントデータと、現在アドレス[D]に記録されているカウントデータの値とが一致しないか、または、アドレス[D]に関連付けられた極性情報データの値が0(第2値)でない、場合(ステップS321bにおける「NO」)、処理は、ステップS321bへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[D]に記録されたカウントデータおよびアドレス[D]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要があると、判断する。
当該指示にもとづいて、データ書込部25は、カウントデータ書込部25bに、アドレス[D]のカウントデータ記憶部33へ修復用カウントデータの値を書き込ませ、また、極性情報データ反転部25bに、アドレス[D]に関連付けられた極性情報データが「0」になるように、適宜動作させる。
本ステップにおける上記2つの事項に関する判断は、ステップS305bに関する説明の段において述べたように、データが正常であれば、そのデータの並び方は、アドレス組み合わせGr.[2](図9)、および、極性情報組み合わせGr.[3](図10)に従う、との認識にもとづく。
ステップS325bで求めた修復用カウントデータ(アドレス[D]のカウントデータから1を引いた値)と、現在アドレス[C]に記録されているカウントデータの値とが一致し、かつ、アドレス[C]に関連付けられた極性情報データの値が0(第2値)である、と判定された場合(ステップS327bにおける「YES」)、処理は、ステップS313bへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[C]に記録されたカウントデータおよびアドレス[C]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要がないと、判断する。
修復用カウントデータと、現在アドレス[C]に記録されているカウントデータの値とが一致しないか、または、アドレス[C]に関連付けられた極性情報データの値が0(第2値)でない、場合(ステップS327bにおける「NO」)、処理は、ステップS329bへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[C]に記録されたカウントデータおよびアドレス[C]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要があると、判断する。
当該指示にもとづいて、データ書込部25は、カウントデータ書込部25bに、アドレス[C]のカウントデータ記憶部33へ修復用カウントデータの値を書き込ませ、また、極性情報データ反転部25bに、アドレス[C]に関連付けられた極性情報データが「0」になるように、適宜動作させる。
修復処理実行部27cは、以下の処理においては、アドレス組み合わせGr.[2](図9)および極性情報組み合わせGr.[4](図10)に従ってカウントデータの修復を行う。
本ステップにおける上記2つの事項に関する判断は、ステップS331bに関する説明の段において述べたように、データが正常であれば、そのデータの並び方は、アドレス組み合わせGr.[2](図9)、および、極性情報組み合わせGr.[4](図10)に従う、との認識にもとづく。
ステップS333bで求めた修復用カウントデータ(アドレス[B]のカウントデータから1を引いた値)と、現在アドレス[A]に記録されているカウントデータの値とが一致し、かつ、アドレス[A]に関連付けられた極性情報データの値が0(第2値)である、と判定された場合(ステップS335bにおける「YES」)、処理は、ステップS339bへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[A]に記録されたカウントデータおよびアドレス[A]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要がないと、判断する。
修復用カウントデータと、現在アドレス[A]に記録されているカウントデータの値とが一致しないか、または、アドレス[A]に関連付けられた極性情報データの値が0(第2値)でない、場合(ステップS335bにおける「NO」)、処理は、ステップS337bへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[A]に記録されたカウントデータおよびアドレス[A]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要があると、判断する。
当該指示にもとづいて、データ書込部25は、カウントデータ書込部25bに、アドレス[A]のカウントデータ記憶部33へ修復用カウントデータの値を書き込ませ、また、極性情報データ反転部25bに、アドレス[A]に関連付けられた極性情報データが「0」になるように、適宜動作させる。
本ステップにおける上記2つの事項に関する判断は、ステップS331bに関する説明の段において述べたように、データが正常であれば、そのデータの並び方は、アドレス組み合わせGr.[2](図9)、および、極性情報組み合わせGr.[4](図10)に従う、との認識にもとづく。
ステップS339bで求めた修復用カウントデータ(アドレス[A]のカウントデータから1を引いた値)と、現在アドレス[E]に記録されているカウントデータの値とが一致し、かつ、アドレス[E]に関連付けられた極性情報データの値が1(第1値)である、と判定された場合(ステップS341bにおける「YES」)、処理は、ステップS339bへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[E]に記録されたカウントデータおよびアドレス[E]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要がないと、判断する。
修復用カウントデータと、現在アドレス[E]に記録されているカウントデータの値とが一致しないか、または、アドレス[E]に関連付けられた極性情報データの値が1(第1値)でない、場合(ステップS341bにおける「NO」)、処理は、ステップS343bへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[E]に記録されたカウントデータおよびアドレス[E]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要があると、判断する。
当該指示にもとづいて、データ書込部25は、カウントデータ書込部25bに、アドレス[E]のカウントデータ記憶部33へ修復用カウントデータの値を書き込ませ、また、極性情報データ反転部25bに、アドレス[E]に関連付けられた極性情報データが「1」になるように、適宜動作させる。
本ステップにおける上記2つの事項に関する判断は、ステップS331bに関する説明の段において述べたように、データが正常であれば、そのデータの並び方は、アドレス組み合わせGr.[2](図9)、および、極性情報組み合わせGr.[4](図10)に従う、との認識にもとづく。
ステップS345bで求めた修復用カウントデータ(アドレス[E]のカウントデータから1を引いた値)と、現在アドレス[D]に記録されているカウントデータの値とが一致し、かつ、アドレス[D]に関連付けられた極性情報データの値が1(第1値)である、と判定された場合(ステップS347bにおける「YES」)、処理は、ステップS339bへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[D]に記録されたカウントデータおよびアドレス[D]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要がないと、判断する。
修復用カウントデータと、現在アドレス[D]に記録されているカウントデータの値とが一致しないか、または、アドレス[D]に関連付けられた極性情報データの値が1(第1値)でない、場合(ステップS347bにおける「NO」)、処理は、ステップS347bへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[D]に記録されたカウントデータおよびアドレス[D]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要があると、判断する。
当該指示にもとづいて、データ書込部25は、カウントデータ書込部25bに、アドレス[D]のカウントデータ記憶部33へ修復用カウントデータの値を書き込ませ、また、極性情報データ反転部25bに、アドレス[D]に関連付けられた極性情報データが「1」になるように、適宜動作させる。
本ステップにおける上記2つの事項に関する判断は、ステップS331bに関する説明の段において述べたように、データが正常であれば、そのデータの並び方は、アドレス組み合わせGr.[2](図9)、および、極性情報組み合わせGr.[4](図10)に従う、との認識にもとづく。
ステップS351bで求めた修復用カウントデータ(アドレス[D]のカウントデータから1を引いた値)と、現在アドレス[C]に記録されているカウントデータの値とが一致し、かつ、アドレス[C]に関連付けられた極性情報データの値が1(第1値)である、と判定された場合(ステップS353bにおける「YES」)、処理は、ステップS339bへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[C]に記録されたカウントデータおよびアドレス[C]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要がないと、判断する。
修復用カウントデータと、現在アドレス[C]に記録されているカウントデータの値とが一致しないか、または、アドレス[C]に関連付けられた極性情報データの値が1(第1値)でない、場合(ステップS353bにおける「NO」)、処理は、ステップS355bへ移行する。つまり、この場合に修復処理実行部27cは、アドレス[C]に記録されたカウントデータおよびアドレス[C]に関連付けられた極性情報データは、修復する必要があると、判断する。
当該指示にもとづいて、データ書込部25は、カウントデータ書込部25bに、アドレス[C]のカウントデータ記憶部33へ修復用カウントデータの値を書き込ませ、また、極性情報データ反転部25bに、アドレス[C]に関連付けられた極性情報データが「1」になるように、適宜動作させる。
図16AおよびBは、カウントデータ修復処理C(図13におけるステップS301c)の処理の詳細を示すフローチャートである。カウントデータ修復処理Cは、主として修復処理実行部27cが行う処理である。ただし、カウントデータの修復(正しいカウントデータの書き込み)は、修復処理実行部27cの出力に基づいてデータ書込部25が行う。
図17は、カウントデータ修復処理D(図13におけるステップS301d)の処理の詳細を示すフローチャートである。カウントデータ修復処理Dは、主として修復処理実行部27cが行う処理である。ただし、カウントデータの修復(正しいカウントデータの書き込み)は、修復処理実行部27cの出力に基づいてデータ書込部25が行う。
図18AおよびBは、カウントデータ修復処理E(図13におけるステップS301e)の処理の詳細を示すフローチャートである。カウントデータ修復処理Eは、主として修復処理実行部27cが行う処理である。ただし、カウントデータの修復(正しいカウントデータの書き込み)は、修復処理実行部27cの出力に基づいてデータ書込部25が行う。
これより、上で述べたカウントデータ破損の検出および修復について、具体例を示す。
図19は、具体例1におけるカウントデータの値、および、極性情報データの値の一覧である。
図26は、具体例2におけるカウントデータの値、および、極性情報データの値の一覧である。
具体例3は、2つのアドレスで指定される記憶領域を用いてカウントデータを記録するカウントデータの記録形態について、説明する。
図42は、具体例4におけるカウントデータの値、および、極性情報データの値の一覧である。本具体例4は、カウントデータの破損が、修復不可能な場合の例である。この場合、修復処理実行部27cは、修復処理を実行せずに、カウントデータの異常を通知する出力を行って、処理を終了する。
以上、本発明にかかるカウントデータ記録装置について、カウントデータの記録に用いるアドレスを5個として説明した。だが、本発明は、5個以外の個数のアドレスをもちいてカウントデータを記録することも可能である。その場合も、カウントデータの記録の方法、カウントデータの破損の検出の方法、カウントデータの破損の修復の方法は、上で述べた方法と同様にすればよい。当業者にとってその具体的態様は、上で述べた5個のアドレスをもちいた場合の説明から明らかであろう。
マスクエリアとは、カウントデータを記憶するための記憶領域とは別の記憶領域であって、極性情報データと関連付けされない記憶領域を指す。
記憶装置のマスクエリアにおいては、極性情報データの反転を伴わない、データの書き込みがなされる。このように、本発明においては、記憶装置は、カウントデータを、極性情報データと関連付けて記憶するための記憶領域と、通常のデータの読み出しおよび書き込みのための記憶領域を備えることができ、記憶装置内の記憶領域を余すところなしに、効率的に利用することも可能である。本発明においては、マスクエリアは、記憶装置内にアドレスを単位として設定可能である。
3・・・ トナーカートリッジ
5・・・ 感光体ユニット
7・・・ 記憶装置
11・・・ 中央処理装置
13・・・ ランダム・アクセス・メモリ
15・・・ リード・オンリ・メモリ
17・・・ I/O LSI
19o・・ 出力デバイス
19i・・ 入力デバイス
21・・・ コンピュータ
23・・・ 制御部
25・・・ データ書込部
25a・・ カウントデータ書込部
25b・・ 極性情報データ反転部
27・・・ データ修復部
27a・・ カウントデータソート部
27b・・ カウントデータ差分算出部
27c・・ 修復処理実行部
29・・・ データ読出部
31・・・ 設定データ保持部
33・・・ カウントデータ記憶部
33l・・ カウントデータ下位部分記憶部
33p・・ 極性情報データ記憶部
33u・・ カウントデータ上位部分記憶部
Claims (7)
- 所定値から所定幅で単調に変化するカウント値をカウントデータとして記録装置に記録するカウントデータ記録装置であって、
前記カウントデータを記憶する記憶部と、
前記カウントデータを前記記憶部に書き込むデータ書込部と、
前記カウントデータを前記記憶部から読み出すデータ読出部と、
前記記憶部に記憶されたカウントデータの破損を検出し、該破損を修復するデータ修復部と、を有し、
前記記憶部は、
位置特定識別子によって特定され、カウントデータを記憶するカウントデータ記憶部を複数個と、前記カウントデータ記憶部のそれぞれと関連付けされ、第1値および第2値を示す2種類のデータから1つを択一的に記憶する極性情報データ記憶部を前記カウントデータ記憶部の個数と同数だけ備え、
前記データ書込部は、
前記複数個のカウントデータ記憶部のうちから所定の順序で循環的に1つのカウントデータ記憶部に対して前記カウントデータを書き込むカウントデータ書込部と、前記カウントデータ書込部がカウントデータを書き込んだカウントデータ記憶部と関連付けされた極性情報データ記憶部が記憶するデータの内容を、前記第1値と第2値との間で反転させる極性情報データ反転部と、を備え、
前記データ修復部は、
前記データ読出部が前記記憶部から読み出した、前記複数個のカウントデータ記憶部に記憶された複数のカウントデータについて、カウントデータの大きさで、カウントデータ記憶部の位置特定識別子を並べるカウントデータソート部と、
前記カウントデータソート部が並べた位置特定識別子の順に沿って、互いに隣接するカウントデータ間の差分値を算出するカウントデータ差分算出部と、
前記カウントデータソート部が並べた順に沿った位置特定識別子の並び方、前記カウントデータソート部が並べた順に沿った前記カウントデータ間の差分値の並び方、および、前記カウントデータソート部が並べた順に沿った前記極性情報データの並び方、に基づいて、前記記憶部に記憶された複数のカウントデータの破損を検出して当該破損を修復する修復処理実行部と、を備える、カウントデータ記録装置。 - 1つの前記位置特定識別子が特定する前記カウントデータ記憶部は、2つのメモリアドレスによって特定される2つの記憶領域を有し、前記カウントデータは、前記2つの記憶領域へ分割して記憶される、請求項1に記載のカウントデータ記録装置。
- 前記所定値は、ゼロであり、前記所定幅は、プラス1である、請求項2に記載のカウントデータ記録装置。
- 前記所定値は、ゼロを含まない自然数であり、前記所定幅は、マイナス1である、請求項2に記載のカウントデータ記録装置。
- 前記カウントデータソート部は、カウントデータの大きさの降順で、カウントデータ記憶部の位置特定識別子を並べる、請求項3に記載のカウントデータ記録装置。
- 前記カウントデータソート部は、カウントデータの大きさの昇順で、カウントデータ記憶部の位置特定識別子を並べる、請求項4に記載のカウントデータ記録装置。
- 前記修復処理実行部は、前記カウントデータソート部が並べた順に沿って並べた前記極性情報データにおいて、極性情報データの値が変化する箇所の数を求め、求めた変化する箇所の数に基づいて、前記記憶部に記憶された複数のカウントデータの破損を検出して当該破損を修復する、請求項1に記載のカウントデータ記録装置。
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